【人】 大守 志麻気にしなくてもいいって、 オレたちも好きでやってんだから。 威優は心配性だからな。 輝は自分で決めたいって言っただろうから 結局どっちが折れたんだか。 [そんな親子のやりとりも、見ていて楽しいのだが。 夫の心配性の部分は息子にも引き継がれている。 大学入学を機に新しい新居を構えることになった 二人は今日、引っ越しの日を迎えているが──。] (1) 2024/10/11(Fri) 21:55:44 |
【人】 大守 威優……っくしゅ! 風邪か?……いや、誰かに噂でもされたかもしれないな。 [咄嗟に顔を避けたので書類はくしゃみの影響を受けず無事だ。 仕事の続きをしよう。**] (2) 2024/10/11(Fri) 22:05:54 |
【人】 大守 輝[生徒会長が全校を巻き込んで寮内同棲の解禁を訴えた件は、 学園側との折衝半ばで卒業することになり、後輩に引き継がれた。 つまりは期限が決められていない本格的な「二人暮らし」は これが初めてである。 荷物は業者に粗方運んで貰っているので、身軽なまま マンションを見上げる。 実家程あからさまに高級そうではないが、 どの物件だろうと学生の内は自分達で払えないのだからと 父親に押し切られて駅近のオートロック高層マンションに 住むことになった。 早く稼いでもっと自分の好みを追求した家に住みたい。**] (3) 2024/10/11(Fri) 22:16:47 |
【人】 田臥 瑛音わぁ……改めて見るとおっきいー……。 [初めて見た新居の感想は、その一言に尽きた。 自分の家よりも随分と高く聳え立つ高層マンションは、 輝の実家のマンションを思い出させる。 粗方の大きな荷物は運び終え、最後に届いたのは 住人として暮らす僕と輝を残すのみ。 新生活に足りないものはまだまだたくさんあるけれど。] (4) 2024/10/11(Fri) 23:44:39 |
【人】 田臥 瑛音[引っ越しするのはこれで約半年ぶり程だろうか。 大守学園に入学した後、卒業を控える最後の夏に すっかり馴染んでいたβ寮からΩ寮へと引っ越した。 その時は寮に備え付けの家具などがほとんどだったから 大きな荷物の移動はそれこそなかったけれど。 今回は前々から、二人で選んだりした家具たちが 部屋で待っていることだろう。] 今日からここで暮らすんだ。 楽しみ、だね。 [輝の家や寮の部屋に遊びに行ってお泊りすることは 今までも数え切れない程あったけれど 輝と『同じ住所』に棲むことになるのは 今日からが初めてになる。 建物の中に入れば、まだ新しく建ったばかりの 真新しさと静謐な香りがしていた。**] (5) 2024/10/11(Fri) 23:45:36 |
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