81 【身内】三途病院連続殺人事件【R18G】
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| 「……」
女の表情は暗い。
残された食糧。汲み置きの水。 救助が来るまでの日数。 全員で生き延びることは不可能だ。
そう知っていながら、告げることができずにいた。 (0) 2021/06/27(Sun) 21:44:23 |
| >>17 セナハラ、ミロク 忙しなく動いていた女が立ち止まる。 セナハラを見た後、ミロクに視線を移す。 「責任の所在が必要なら、私にしてください。 彼、まだインターン中ですので」 周囲を見やる。子供達に聞かれないような声量で呟いた。 「あまり対価は気になさらないでください。 小さな村の病院ですから、印象が大事なんですよ。 ……こういう時に気前の良さを出さないと、たちまち噂になってしまいますから」 そう言い残すと、幾つかの薬を抱えて二人の元を離れた。 (18) 2021/06/28(Mon) 11:07:38 |
| >> フジノ
「フジノちゃん、ちょっと良いかしら」
貴方が一人になったタイミングを見計らい、声をかける。 手には痒み止めや消毒液がある。 それらを渡せば微笑んだ。
「湿気が多いし、かぶれるかもしれないわ。 その前にこれを使ってちょうだい。 ……もし背中の方に塗りたい時は、私を呼んでね」
避難してきた人間も男が多い。 唯一の成人女性として、医者として、貴方を気遣っている。 (19) 2021/06/28(Mon) 11:15:03 |
| >>23 ニエカワ 貴方に心配させてしまったことに気付き、顔を上げる。 「ごめんね、大丈夫よ。気を遣わせちゃったわね」 慣れた手つきで首元に触れる。 ただの触診だ。しかしその手は、いつもより冷たい。 「ん、急な変化は無し。 何か変わったことがあったら、私やセナハラさんに言ってね? 些細なことでもいいから」 この環境で容態が急変すれば、まず助からない。 それを危惧していた。 (26) 2021/06/28(Mon) 13:11:00 |
| >>27 ニエカワ 「……病院だもの。ここは人を助ける場所だわ。 それに、無理なんてしてないのよ」 防空壕はいつも人でいっぱいだった。 入りきれず、外で焼け死んだ遺体を見たこともある。 自分たち家族は優先的に入れた為、そんなことにはならなかったが。 「私はお医者さまだもの。人を助けるのが役目よ?」 安心させるように、小さく微笑みかけた。 もうあんな時代ではない。 本当は、ただそう信じたいだけだ。 (30) 2021/06/28(Mon) 14:07:57 |
| >>@3「……この音、水漏れしていないか?」 浮き上がった彼は天井を抜けようとする。 (-74) 2021/06/28(Mon) 14:16:29 |
| (-77) 2021/06/28(Mon) 14:29:04 |
| >>30 ニエカワ 目を細めて笑う。 貴方程大きくはないが、実家で暮らす息子と娘を思い出した。 「……ふふ。そうね、私アトムみたいになりたいの」 自己犠牲も厭わない、優しい正義の味方。 もう怯えるだけの子供ではない。守る立場になれたのだ。 「もう背は抜かれちゃったけど、 これでもリョウくんより大人だもの。安心して?」 (35) 2021/06/28(Mon) 14:59:31 |
| >>36 ニエカワ 「確かにそうねぇ、ふふ……」 貴方の言うことはもっともだ。 しかしそれを指摘されても、どこか楽しそうに笑う。 強張っている肩の力が抜けた気がした。 「ありがとう、リョウくん。何だか元気出ちゃった」 (38) 2021/06/28(Mon) 15:45:25 |
| >>39 ニエカワ 微笑ましく見つめている。 息子も大きくなれば、貴方のようになるだろうか。 そんな胸中に、一滴の水が滴った。 「……食べ物を?」 食糧の在庫は二人で確認した。 今更探した所で、徒労に終わることは知っているはずだ。 「教えてくれてありがとう、リョウくん。 ……私もひと段落着いたら、一緒に探してくるわ」 (43) 2021/06/28(Mon) 20:07:22 |
| 「……」
ひょっこり、屋上に頭を出してみた。土砂降りの雨が滅茶苦茶にすり抜けていく。全く回復しそうにない空を呑気に見上げた。 (-121) 2021/06/29(Tue) 0:56:35 |
| 降り注ぐ矢の如き雨粒に見舞われた時のことを想像し、それから頭を引っ込める。何事もなかったかのように点検へ戻った。 (-122) 2021/06/29(Tue) 1:03:04 |
| 「……数刻後にはこちらもか」
天井をよく観察し、力及ばず直せなかった雨漏り箇所を思い出す。ここ鍵かかってるし、後で部屋の前にバケツ置いておこ……。 (-132) 2021/06/29(Tue) 11:46:26 |
| >>46 ニエカワ 「嬉しいけど、まずは熱を下げなきゃ。 ちゃんと治ったらお願いするわね」 貴方の額に手の甲を当てる。平熱でないことは明らかだ。 そうして僅かな違和感を抱きながら、どこかへ歩き出した。 (52) 2021/06/29(Tue) 12:17:14 |
| >>48 フジノ 「ふふ、ありがと。 子供は二人とも実家にいるから大丈夫よ。 あの家なら位置的に沈むことはないし、何なら近くの人が避難しに行くもの」 どんな外見であろうと、親からすれば愛しい我が子だ。 その視点を持っているが故に、貴方へ向けられる周囲の眼差しに憤りさえ覚えたこともある。 「それに、あの子達からすればおじいちゃんもおばあちゃんも、近所の子たちも側にいる。 今頃はしゃいでいるかもしれないわね」 まだ災害というものを理解できているか、微妙な年頃だ。 特に下の子は、友達と寝泊まりできて喜んでいるだろう。 (53) 2021/06/29(Tue) 12:28:11 |
| タマオは思考した。己は幽霊である。何となくの習慣で行いはするが、食事も睡眠も必要なものではない。この逼迫した状況の中、己の分の食料は明らかに不要だ。しかしどう言ったものか。
「己は食わずとも問題ない」と言えば、きっと無理をしているのだと思われる。こう述べるのは己だけに限らないだろう。献身の精神を掲げる者は少なくない。余計な問答をしている暇は彼らにはないはずだ。
かと言って「己は生者でない」と言えば、余計な混乱を招くだけだ。あまりに当たり前のように、己はこの村に在った。己がそう、住民達に記憶させている。普段は「いつの間にか見なくなった」程度で収めるのだが。
己は矛盾を孕んだ存在だ。生者と関わるべきでないという思想はあれど、心を支配する寂寥の念がそうさせてくれない。死者としての自覚を持ってから、人に紛れ離れを何度も何度も繰り返してきた。
今回も常と変わらず、近い内に離れる予定だったのだが、その前にこの騒ぎだ。下手に見えなくなれば「探す」という体力を余計に消耗する行為をされかねない。居れば彼らに分配されるべき食料を無駄にしかねない。
ではどうするべきか。答えはまだ出ない。 (-154) 2021/06/29(Tue) 17:43:12 |
| >>60 フジノ 困った様に笑ってみせた。 優しい貴方はきっと、心配している気がしたから。 「母さんも父さんも、孫には甘いからそこが心配ね〜……。 まあ、少しの辛抱よ。みんなでね」 髪を編み直そうかと言いかけた、その時だった。 白衣の男を視界の端に映る。食べ物を探すと言っていたらしいが……。 「また後でね、フジノちゃん。 櫛を持っていくから、その時髪を整えましょうか」 (66) 2021/06/30(Wed) 12:23:47 |
| 「……セナハラくん、ちょっといい?」 白衣の背中を呼び止める。 ニエカワから聞いた食糧について、どうしても尋ねたかったのだ。 「さっきあなたが食糧を探してるって聞いたの。 もうあれ以上は無い筈よ?」 (70) 2021/06/30(Wed) 17:48:48 |
| >>71「ま、良いわ。予定通り準備しに行きましょう。 非常事態だもの、いざとなったら貴方が執刀するのよ?」 踵を返し、手術室へ向かう。 いつでも手術ができるように、支度をしに行くのである。 その背中を癖毛の男が追いかけた。 「本当に僕なんですか…?」 「麻酔はやってあげるから、観念なさい」 ………… …… (72) 2021/06/30(Wed) 17:52:36 |
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