情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新
【独】 中隊長 アーサー/* ごめんごめん、 触れて貰えるだけでにこにこしてしまう。 帝王学では良い部下を持て、と提唱されているんだ。 ………なあ? (-56) 2021/04/15(Thu) 22:23:13 |
【人】 中隊長 アーサー[棋譜 雑学書 東の国の詩集 戦術書 歴史書 □□□ 随分な荷物を得てしまったものだ、と 内心何処か苦笑しつつも気分は晴れやかであった。 何分良い手土産を見繕えたのだから道理ではある。 手渡した時にどんな顔をするだろうか。 想像するだけで楽しく。] (100) 2021/04/15(Thu) 23:18:17 |
【人】 中隊長 アーサー[紐で結わえた本束を提げ王宮書庫を発つ。 気付けば陽はすっかり頂点へと辿り着き 庇の無いがら空きの外苑を照らし尽くしていた。 木陰を歩けばまだ直射は避けられそうだが 景観を整える為淑やかに切り揃えられた木々の 細やかな枝垂れは短く、薄く。 色素の薄い目にはどうにも酷な道に映った。] 市場の方に行くには 此処を抜けた方が早い、が [肩を竦ませ踵を返す。 仕方が無い、と遠回りの道を選び、] (101) 2021/04/15(Thu) 23:19:23 |
【人】 中隊長 アーサー[ついでに大隊長殿にでも いいや、旅団長殿にでも挨拶に行っておこうか。 手土産が無いな。ならば、 参謀室の方にでも……… と、 思い出して、 先程受け取った封書を取り出した。 周囲に人が居ない事など把握済みで、 人目も憚らず三つ折りの紙を 取り出し広げる。] (102) 2021/04/15(Thu) 23:20:07 |
【人】 中隊長 アーサー[概ね予想通りの文面が認められた それにふ、と一笑すれば、 悩ませていた歩先を定め、 王宮の或る一区画へと向かい始めた。 ―――― 数刻の用事を済ませたならば 昼餉を求め、気に入りの店の方面へと]* (103) 2021/04/15(Thu) 23:20:42 |
【秘】 中隊長 アーサー → 傭兵団長 ダイゴ―――― 剣ばかり揮う様な奴だろう、と 思っていたが。 お前も本を読むんだな。 [それはいつかの昼下がり。 酷暑の過ぎた頃、些か昼間でも 外で過ごしやすくなってきた頃の噺。 大河の裾、川縁に揺れる緑葉樹の下、 普段は敵に向けるであろう真剣な眼差しを その手に収まる程の小さな本に注ぐ青年に向けて。 赤眼の青年は不意打ち気味に 背後の方から声を掛けていた。]* (-59) 2021/04/16(Fri) 0:00:25 |
【秘】 中隊長 アーサー → 傭兵団長 ダイゴ[そこまで驚かせるつもりも無かったが 想定よりも跳ねる肩に目を開いて。 けれど次にはいつもの笑みを湛えて 遅ればせながらの挨拶を青年へと向けた。 思わぬ来訪に返すぎこちない挨拶と 続く気心の知り切れていない硬さの残る口調には 楽しそうに口許を緩ませて。 その不遜を隠さずながらもしかし、 青年の話を深く聞き入り遂げた。 かの洞窟での一件で 一切緊張を緩めなかった青年が ふ、と表情を蕩かす様は仄か面白く。 また人間としての奥深さを感じられるな、 等と外れた事を過らせながらも 問われた言葉に記憶を 巡らせて。 左に目線だけ泳がせ口許に親指を添え、 そうだな、と] (-90) 2021/04/16(Fri) 23:07:10 |
【秘】 中隊長 アーサー → 傭兵団長 ダイゴ Life’s but a walking shadow, a poor player that struts and frets his hour upon the stage, and then is heard no more. It is a tale told by an idiot, full of sound and fury, signifying nothing. (-91) 2021/04/16(Fri) 23:08:41 |
【秘】 中隊長 アーサー → 傭兵団長 ダイゴこういう歌謳う様な物語が存在しているかな。 他にも流麗な叙情詩や子が口遊み楽しむ様な 物語だけでなく、韻すらも楽しむ 物語が残されている。 他にも戦記物や冒険譚等もあるが、 何処か皮肉交じりの結末が多い特徴がある。 幸福を纏っていた筈の像が 最後には丸裸になり 哀れに朽ちていく物語や やっとの思いで最終盤まで 辿り着き女王になった少女が、 実は誰かの夢の中だけの 存在であった、などと (-92) 2021/04/16(Fri) 23:09:53 |
【秘】 中隊長 アーサー → 傭兵団長 ダイゴ楽しめるかは読み人次第だろうが 入り込めばそれなりに面白い物語が多かったな。 [ある物語の一節を一つ暗唱し、 続けて覚えている限りの国の本の内容を 頭の中で並べ特徴を一纏めに捉えてはそう伝えた。 並べられた内容は些か童謡ばかりだったが 幼年期を過ぎた後に読まされた本は専ら 物語等と柔らかい著作では無かった為で 聞き慣れないだろう言語の音に驚いただろうか。 説いた言葉の何かの単語に反応しただろうか。 興味を惹かれた素振りの一つでも 見留めれば円やかに笑み、] 何か持って来てやろうか? [なんて提案したかもしれない。]* (-93) 2021/04/16(Fri) 23:11:54 |
【人】 中隊長 アーサー[陽によって煌めく大河。 数多くの星が手も届きそうな間近で犇めき動いている。 そんな事を誰かが言っていたかもしれないな、と 時折跳ねるその潺を眺め歩いていた。] (183) 2021/04/17(Sat) 5:57:18 |
【人】 中隊長 アーサー相変わらずの仏頂面だな。 そんな顔では民衆を怖がらせてしまうぞ? [目の前から歩いて来た 金糸雀色の軍服に向けそう投げかける。 此方に気付いていたか、気付いていなければ 声を掛け顔を上げた際にでも 笑んでみせて ] 暫く振りだな、ダイゴ。 良くやっているか? [そう挨拶を重ねるだろう。 薄らと、いつもより ]**憂いて見えるのには気が付きながら。 (185) 2021/04/17(Sat) 5:59:24 |
中隊長 アーサーは、メモを貼った。 (a23) 2021/04/17(Sat) 6:15:22 |
【独】 中隊長 アーサー[参謀室の一画、 入り浸り馴染んでしまったその観葉植物の傍らは 同じく馴染んでしまった強面の彼女の 特等席のすぐ傍であった。] やっと来たか 手紙を渡して何日経ったと思っている。 [不機嫌さを隠さないその様子は相変わらずで、 だからこそその扱いには 互いに 慣れていて。]一日も経っていないだろう? 最新だと思われる手紙の情報は 本日此方に来てから尋ね聞いた 使用人からの話と概ね内容が一致している。 ………逆に真新しいものが無いようだが? 仕事をサボっていたのか、 ニルレム。 (-107) 2021/04/17(Sat) 6:50:32 |
【独】 中隊長 アーサー[なんて返すのだった。 目の前の女史に言い終われば否や 彼女のその翠眼はきつく此方を睨みつけて来て。 …が、次には薄く口元を緩ませて。 本の隙間から一枚の封書を取り出しては ひらひらと眼前で扇ぎ始めた。 新しい情報だろうか、と此方が口を開く前に 彼女の薄い唇は閃いて。] 第※皇子が動くぞ。 □番目より早かったが、 準備の形跡は認められていたからな、 さして不思議ではない。 [そう自慢げに情報を語り尽くした。] (-108) 2021/04/17(Sat) 6:51:30 |
【独】 中隊長 アーサー………封書で伝えなくて良いのか? そんな情報。 [思わず表情を失くし 更には肩を竦め乍らそう訊ねる。 この参謀室には決して人数は少なく無く、 いくら彼女の特等席である参謀室の隅の この席であろうと、三メートルも離れない 別席には人が座っているのだが。 しかし彼女はそんな事など まるで意にも介さないように言葉を続けて、] コッチに書いてあるのは別の情報だからな。 それに、今伝えた事が真実とは 限らないだろう? [などといけしゃあしゃあと言い退けて。] (-109) 2021/04/17(Sat) 6:52:35 |
【独】 中隊長 アーサー[相変わらず奇天烈な女だな。 そう、いつも通りの感想を抱いてしまったのだった。 そうしてまた追加で嘘か実か分からない情報を 2、3、……10と言い終わらせれば、 彼女は扇いでいた封書を此方へと 差し出した。] (-110) 2021/04/17(Sat) 6:53:23 |
【独】 中隊長 アーサー次は誰の椅子を狙っているのか知らないけれど 精々無様な棋譜を書くなよ? アーサー・ルイス [受け取る前に封書は飛び、 くるりと宙を舞っては独りでに 此方の懐へと入り込んでくる。 手紙の後を追っていた視線を元に戻せば 先程まで五月雨の様に語り続けていた彼女は 席に座り直しており。 此方の存在など忘れたかの様に 執務へと戻っていたのであった。 本当に、相変わらず。 つくづく、と 呆れた様に一笑しては。 仕方なしにと此方も 参謀室の外の静かな廊下へと歩いていくのであった。] (-111) 2021/04/17(Sat) 6:54:46 |
【独】 中隊長 アーサー[彼女は相棒≠ナあった。 貴重な情報源、と云うには 互いに利用され過ぎており関係を表すに欠けていて。 なので相棒≠ニ呼んでいるのだが。 先にはサボっているだの 奇天烈だのと揶揄した相手だが 持ってくる情報は質も速度も確かな物で。 第二、第四皇子の共謀の報せや 王族近衛騎士団の再編成という名の 各皇子への騎士分配とその内約全体図の報せなど、 その有益な情報を何度も利用させて貰っては、 その度礼にと此方も彼女の私用に付き合い 護衛や闇討ちをと手伝っていて、と。 そんな間柄の彼女から得られた情報は今回もまた、 中々に有意義なものであった。 人気の無い通路で先程の封書を 一通り見終わればふ、と 笑いやって ] (-112) 2021/04/17(Sat) 6:55:51 |
【独】 中隊長 アーサー[そう、愉しそうに独り言ちた。 この国の近状はどうにも面白い。 たかが一人の死によって此処まで混乱するとは。 …数多くの皇子を創っていた時点で 今までが平和過ぎた、とも 言えなくは無いのだが。 そんな情勢だからこそ こうした悪徳は嬉々とし駒を躍らせるのであって。 昇格の棋譜≠ェまた一つ仕上がるな 嫌な笑いを浮かべながら、今度は口にはせずに そう己が目論見を言葉にしては 更に愉しんで。] (-115) 2021/04/17(Sat) 7:12:47 |
【独】 中隊長 アーサー[さて、と 用事を終えた足は 次の目的へと進み出したのだった。 足取りは何処か軽やかに。 いつもとなった食事処。 市場の端、川沿いの方角へと。 ] (-116) 2021/04/17(Sat) 7:15:07 |
情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新