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【人】 ワンコ系絵描き 要ドアのスライドする音に、 ぱっと後ろを見る。 同じ制服を身にまとった女性がこちらをみて、おずおずと顔を覗かせた。 「失礼……します……」 どうも、声が、今朝、僕が追い払ってしまった?女性のものに瓜二つである。というか同じ人物なのでは……? この時ばかりは顔が認識できないことで、声を聞き分けられる自分に感謝した。 とりあえず、謝りたい。 「あ、ああ、あの、今朝、もしかして覗いて下さった方ですかね?それならほんと、申し訳なかったです、驚かせたようで……」 そして、彼女はどうやらこの喫茶店のお客さんとして来たらしい。しかも小さな友達も一緒のようだ>>160 「あ、ごめんなさい!ハムスター連れで!」 その言い方が少し、ラーメン一丁!チャーシューを添えて!みたいな感じに聞こえてくすり、と笑ってしまった。 「勿論、歓迎しますよ。お飲み物は何になさいますか?」 三度目ともなると、台詞はスラスラと口から出てくる。もしかしたら自分は接客に向いているのかもしれない。 「あ、ハムスターも水、いりますかね?」 なんていって綺麗なシャーレに水を入れてみる* (161) 2020/06/24(Wed) 21:50:49 |
【人】 ワンコ系絵描き 要どう考えてもこちらが悪かったのに、 ごめんなさい、と口にする彼女。 なんて、心根の良い子なのだろう……と思ったが、口にはしないでおく。こういうことは心に留めておくのが、きっといい。 なんだか、平行線になりそうな予感もするし。 彼女が席に着くのを確認すると、コーヒーが欲しいと言われ とりあえず、ガスバーナーに火をつけ、水を火にかける。 「アイスかホットか、どちらが良いですか?」 まあこの気温だとアイスだろうな、と思いつつも一応聞いてみる。何せ僕自身がどんなに暑くても、ホットを頼む変な奴、だからなあ……。 水を入れたシャーレを置くと、彼女は礼を言って、ハムスターを外に放った。 鳴き声をあげる姿は怒っているようにも思うが……? あ、水、飲む……? ……あっ。 ハムスターは水の中に落ちてしまった。 しまった。器の選択ミスだろうか……?ハムスターには詳しくない……から……あぁ……。 慌てて、そこから助け出そうと手を出すが、手を止め、引っ込める。 これ、触っていいのかな……?潰れたりしない……? むう。 救いを求めるように、彼女の方を見る きっと彼女には慌てている僕がさぞかし格好悪くうつってるんだろうな、なんて思いながら* (165) 2020/06/24(Wed) 22:39:18 |
【人】 ワンコ系絵描き 要結論から言うと彼女はハムスターを助けようとしなかった。 その事に少し違和感を覚えながらも、もう一度、手を差し出そうとすると、その時には、ハムスターはシャーレから抜け出していた。 なんということだ。 こんな小さな体を持ちながらも、自力で助かるだけの力はある、とそういうこと? 彼女はよしよしとハムスターを撫でる。 自力で帰還した彼を褒めているのだろうか? こんな小さな命でも、いや、小さかろうと、きっと、関係ない。彼らも僕達と同じように生きて、動いて、怒って、考えている。助け出そうとした己はそんな、彼?彼女?を軽んじていたように、思えて、なんとなく恥ずかしくなった。 いくら恥ずかしくても注文は聞き逃さない。 ホットで、と言った彼女は、僕と同じなのか、と、少し嬉しくなる。聞いてよかった。とも。 カップにフィルターと粉を設置しながら、 なんとなく、彼女から話してほしそうな雰囲気を感じて、言葉を紡ぐ。 「僕、二年の須藤要と言うんですが、貴方は?」* (170) 2020/06/24(Wed) 23:08:14 |
【独】 ワンコ系絵描き 要/* そんな意味が…… ポムペッシュって見る度に なんでそんなふざけた名前なんだ?って思ってしまってごめんなさい……響きがファンシーだから……*/ (-961) 2020/06/24(Wed) 23:18:39 |
【人】 ワンコ系絵描き 要……あー。そっか。二年生か。 それは彼女に悪いことをしたな、と思いながらも 沸騰したお湯をコーヒーの粉にかける。 ぶわっとコーヒーの香りが辺りに広まった。 そうすると彼女は唐突に いや、唐突じゃないかもしれないけれど、質問を投げかけてきた。 「ハムスター、飼ってみませんか?」 と。 えっ?えぇ? うーん。ハムスター。たしかに可愛いけれど。 「ええと?なぜ唐突に?飼ってはみたい、ですけど、うーん。そう、なんというか、ひとつの生命を育てられる、自信、はあんまりないです……ね?」 おしとやかな雰囲気だと思っていた彼女はなかなか、それだけではなかったようで、僕は少し戸惑った。 「えと、とりあえず、ホットのコーヒーです」* (177) 2020/06/24(Wed) 23:34:09 |
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