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【秘】 よろず屋 シラサワ → 書生 シキ/* 蘇生入ったので、三日目ロールは秘話で続けつつ、 表出れそうな布石打っておきました。 シラサワ煽動者騙ってたのでまぁ、 告発も面白いんじゃないですかねこれね。 (-10) 2021/07/24(Sat) 22:12:19 |
【秘】 書生 シキ → 呪術師 リェン/* ロール&蘇生確認しました! 貴重な機会、是非モノにしたい……! そちらからの"声"についてのロールですが @「祠から村に戻るまで」 A「この島の外へと生還できるまで」 このどちらで解釈した方がよろしいでしょうか? (-17) 2021/07/25(Sun) 1:54:05 |
【秘】 呪術師 リェン → 書生 シキ/* 祠から村に戻るまで、にしておきましょう! シキ君を継続的にどうこうする、というよりは 印からも祠という空間からも隠すことで無理やり印に干渉して引っ剥がせるようにするための物、といった感じですので。 極短時間に効果を制限する代わりに本来干渉できない上位の儀式に対抗するとかそういうのアツくないですか……(メチャクチャ早口) (-19) 2021/07/25(Sun) 3:34:11 |
【秘】 忘れ屋 沙華 → 書生 シキ「もう一度もらった機会。今度はどうするのかな。」 /* ご復活おめでとう...また仲良くできるね 蘇り後の書生君がお過ごしになりやすいよう、 祠でのことは全部覚えているとも、部分の記憶を眩ませてあげるとも 忘れ屋という体で都合に調整してもいいから うまく使っとくれ。 (-23) 2021/07/25(Sun) 4:55:38 |
【秘】 書生 シキ → よろず屋 シラサワ爛れた暗闇へと己を誘う狼の声。 それに掻きだされるようにして 青年の曖昧な開かれた口元からは 幾度と無く、跳ねるような喘ぎが転び落ちる。 「――ぁ、は、ぅく……ぁ…ッ」 ――傷だらけの躰を持つ、この男の成すことが、 ただの慈悲や戯れで無いことは知っている。 それは、青年が現実から目を逸らす為の幻惑。 それなら尚、この男との茹る熱気の中で 与えられる快楽を、己が身へと宿してしまえば。 「くっ、ぅ、あ、ぁ―――!」 縛れるような刺激が細い背筋を迸る。 躰を寄せ合い、触れ合う感触は 遂に、青年の理性へとも撫で往く―― (-26) 2021/07/25(Sun) 18:37:15 |
【人】 書生 シキ「―――。」 その青年は、ゆらり影のように"そこ"に居た。 暗い獣の胎の如き穴倉から歩み戻ったその姿は あの時見せていた訝し気な佇まいそのままに しかし、浮かぶ瞳の色には、"曖昧さ"を増している。 「………。」 まるで、皮を裂き肉を喰らう獣たちの姿を 遠目でのみ見眺めて来たかというように。 己の記憶に空いた虫食いを覗き込むその目は どこか虚ろで、心ここに有らずとすら思えるような 生気に欠いた様を、顔に貼り付かせていることだろう。 (9) 2021/07/25(Sun) 18:44:55 |
【秘】 書生 シキ → 忘れ屋 沙華/* ご配慮痛み要ります。 それでは沙華さん以外の背景モブに狼藉された部分は なんとなく曖昧にしか覚えていないという体で 行かせて頂こうと思います。 実は同タイミングでシラサワさんにも *だいぶ可愛がられて*ましたので そっちとの設定合わせをやんわり頑張りたいです(邪悪) (-27) 2021/07/25(Sun) 18:49:40 |
【秘】 書生 シキ → よろず屋 シラサワ/* ご配慮痛み入ります……諸々申し訳ありません。 実は同タイミングで沙華さんにも *かなーり可愛がられて*ましたので そっちとの帳尻合わせも頑張りますネ.........♥ (-28) 2021/07/25(Sun) 18:52:55 |
【秘】 書生 シキ → 呪術師 リェン/*了解しました! それでは別PCさんとのロールの中でも そのような形で進行したいと思います。 うーむ皆さんとロール時間が あんまり合わないのがなんとも悔しい! ほんと、ギリギリまで頂けた見せ場を活用したい.... (-29) 2021/07/25(Sun) 18:56:16 |
【秘】 よろず屋 シラサワ → 書生 シキぐずぐずとシキを苛めれば、 男の腹奥にも熱が宿り、外へ出たいと訴える。 果てて溢れた熱で濡れた箇所に 男の熱が触れ合えば、 確かにそれはシキの痴態に反応している事が分かる。 男とて、この爛れた空気に 完全に抗えている訳ではない。 「は…… ァ 、く……んン …ッ」掠れた喘ぎ声が、男の口から零れる。 じっとりと汗で湿る互いを抱き、 押し付けるようにして擦り付けて、 時折手で二人を扱き、印を甘噛みし、高めていく。 始めから性急に繋がる必要などない。 強引さを用いれば、弱い己はあっけなく拒絶される。 故に、ゆっくりと、彼を熔かしていく。 (-31) 2021/07/25(Sun) 18:58:27 |
【秘】 よろず屋 シラサワ → 書生 シキ/* あらぁ〜いいですね…(いいね… こちらは狂人だから実際に印刻む作業が無いから… いろいろとがんばってください…♡ (-32) 2021/07/25(Sun) 19:00:52 |
【秘】 書生 シキ → よろず屋 シラサワ音を立てて、声を奏でて互いを重ね合えば 幾度も高みへと昇らんとする青年の感覚が 汗ばむ細い躰を揺らし、あなたを抱く。 込み上げる熱に抗う意志は無く 最早、自身の乱れる様を忘れように 青年は、ただあなたの行為に溶けるばかりで。 「う、っ…… シラ、サ、ワ…さ、ん ……っ」細く呆けた目線で、あなたの名を小さく呼ぶ。 溺れ往く意識の中で、あなたの海の色を離さぬようにと 震える顔を寄せて、息を絶やして―― 「――っあぁ、あ………く、ぅ…ぁ…ッ!」 刻まれた印に染み込む"それ"は やがて、青年の僅かに残った心のしこりを 突き崩していくことだろう。 (-33) 2021/07/25(Sun) 19:52:37 |
【秘】 よろず屋 シラサワ → 書生 シキ「ッぁ、は、……っ ィ 、あ……っ!」男もまた、熱に溺れていく。 抱かれて傷痕に響く痛みすら、今は快いと。 名を呼ばれれば、譫言のように呼び返す。 シキ、 しき 、と、舌足らずに。水音と嬌声が互いに響く。 爛れた獣の胎の一部となっていく。 「ン………ッぅ…!!」 やがて訪れる男の僅かな絶頂に、 青年の青白い肌が、汚される。 追うようにべろりと印を舐め上げて顔を上げ、 最早理性を無くしただろう青年へと問う。 「は……君は 男 のままが良いか…?それとも… 女 になるか…?」行為は止まらず。 しかし選ぶ権利はあるとばかりに。 (-34) 2021/07/25(Sun) 20:11:25 |
【秘】 書生 シキ → よろず屋 シラサワ「ぅ、く、ッ―――!」 ――共に吐き出される熱の感触。 互いの名を囁く中で放たれたそれは ひどく熱の籠った粘り気に溢れたもので。 「……は……はっ…」 ぼんやりと、虚ろな目付きで躰を見つめる。 止まぬ熱、互いの息に混ざる味は 享楽の海に沈みきった青年を、更なる深みへと。 「……お、れは……は、……」 問われる。 その言葉は、青年の心を強く揺らぐ。 自身にとっては、"どちらがよい"か、 そして、"あなた"にとっても、と。 「俺は……、……。 … 女 が良いです…シラサワさん……。」そうして囁かれた答えは、ひどく不器用に。 あなたからの快楽を、更に求めるように、 (-35) 2021/07/25(Sun) 20:31:41 |
【人】 書生 シキ人目に付かぬ影の中で、青年は目を開ける。 己の意識へ、古錆の如く張り付いた曖昧な記憶。 おぼろげな"狼たち"の様を追憶する青年は それと共に、別のものへとも意識を向ける。 「………、さん……」 まるで、寝言のように小さく曖昧な呟き。 手にした本を開くことなく座り込む青年の口からは そうやって時おり、誰かの名が零れ落ちていたことだろう。 (10) 2021/07/25(Sun) 20:36:03 |
【秘】 よろず屋 シラサワ → 書生 シキ小さな聲 罪悪感が背を這い上がり、 そうか 、と返事を返す。「…辛かったら、俺が女になるから。」 夜色の髪を撫で、 口付けを落とし、そう告げる。 脱ぎ捨てた服から一つ、小さな軟膏の容器を取り出す。 「…リェンの、よりは…弱いけど…。」 薬を指に絡め、出された白濁を混ぜるよう、 青年の自身へ塗りたくり、 ぬめりのまま、その下へ、下へ。 薬の塗られた自身は、そういう薬なのだろう。 印を刺激した時のように、熱を集め煽り、 他者の肌が欲しいと訴え始める。 そちらに気を取られれば、 ゆっくりと、繋がるための箇所へ、 後孔へ、まずは小指が入り込もうと。 (-36) 2021/07/25(Sun) 20:57:11 |
【秘】 書生 シキ → 左方舞 五十鈴「……ッ…」 あなたの声が聞こえれば 青年は目を見開き、顔を強張らせる。 「五十鈴……相変わらずだな……」 その口調に、当初の物腰柔らかさは無い。 「……"君じゃない"と言ったら傷付くか?」 されど、青年の物言いは棘を持ったままに。 (-39) 2021/07/25(Sun) 21:11:57 |
【秘】 左方舞 五十鈴 → 書生 シキ「うん、傷つくなぁ〜〜〜??」 わざとらしい節回し。 「……シキ、軟膏あげようか? どーせ、お尻痛いでしょ??」 にやにや、にやにや。 (-40) 2021/07/25(Sun) 21:16:55 |
【秘】 書生 シキ → よろず屋 シラサワ「……はい。」 自身と相反するかのような、暗闇の中に在って その姿を凛と輝かせるあなたの色を見つめ 青年は、あなたの口付けに小さく頷く。 「ッう……は…、ぅ……」 不安と関心に塗れ、力無く震える体が 浸み込む薬の効能によって、更に湿り気を増していく。 ……そうして。 「――ん、ッう……!」 青年のそれは、あなたの小さな形を 徐々に、徐々に受け入れていくだろう。 (-41) 2021/07/25(Sun) 21:21:39 |
【秘】 書生 シキ → 左方舞 五十鈴「っ……ふざけるなよ……」 吐き出す言葉の重みは、あなたを突き放すようで しかし必要以上の毒を持たすぬようにと どこか抑え気のある、複雑なものだった。 「……君だって、いつか"そうなる"んだ。 望んでるんだろ、君は"それ"を あの暗い処にいる化け物たちの……」 あなたの笑みに青年は小さく呟いた。 (-43) 2021/07/25(Sun) 21:25:29 |
【秘】 左方舞 五十鈴 → 書生 シキ「うん、そう。 ……僕は、 神狼をブッ殺す。 神狼を殺して、僕が新しい神になる。 生贄のいらない島を作る。 でももし僕が失敗した時のために…… 血を繋ぎたいから、僕を孕ませてくれるか僕の子を孕んでくれる人は探してるよ」 落ち着いた声色で、大真面目であることが伝わるだろうか。 (-44) 2021/07/25(Sun) 21:37:15 |
【秘】 よろず屋 シラサワ → 書生 シキ大丈夫、大丈夫 と。言い聞かせる男の声にも艶が生まれていて。 侵入した指をぐるりと回し、 徐々に広げてやり、指を変え、繰り返す。 滑らかさを求めて、空いた手で彼の自身を扱く。 快楽に溺れてしまえと、何も考えなくて良いと。 「…指、増やすよ…。」 耳に響く嬌声と水音の中、 そう告げやると、男はずるりと下肢へと下がり、 青年の熱を口へと含んでやる。 そうして、後孔の指が増え、 良い所を探るようにぐぽぐぽと動き始めた。 (-45) 2021/07/25(Sun) 21:40:01 |
【秘】 書生 シキ → よろず屋 シラサワあなたの指が青年の内を弄る度に 深く喉を鳴らして響く小さな声が どろりと、重みをもって口から溢れだす。 「っあ、うぁ……く、ぅ……ッ」 苦しそうに呻く青年の肉体は それでもしっかりと、慣れぬ感触を 感じ得ようと身を捩り続ける。 「は、あ…っ…ぃ……。」 自然と紡がれた返事……解かれきった己の理性は ただ、目の前の快楽を呑み込むことを望むばかりで。 「ッう……そ、こ、ぁ――!」 音を立てて探られる己の内側。 そそりたつ背筋に、張りつめた男としてのそれ。 ぬめる音が響き渡れば 青年の声もまた、淫らな色を増して行く。 (-46) 2021/07/25(Sun) 22:13:11 |
【秘】 書生 シキ → 左方舞 五十鈴「そん、な……っ……」 "そんなことなど在り得ない"と。 そう呟こうと震えた己の唇は 刹那、己の内を満たす昏い海の底へと堕ち往く。 その声の色は、青年があなたの佇まいに感じていた "狂えるもの"とは違う、確固たる意志を垣間見る。 「子々孫々、この村が消えてなくなるまで……」 まるで、あなたの弁に注釈するかのようなそれ。 無意識に転び出たそれを噤めば、別の言葉を。 「……この島から出られるかは分からない。 ましてや、この"印"がある間は……」 諦め深い念が、その言葉を彩っていた。 (-47) 2021/07/25(Sun) 22:18:48 |
【秘】 よろず屋 シラサワ → 書生 シキ「ン、んぶ、ふ…ッんく、ンッ」 じゅるりと音を立てて熱から滴る涎を呑み下す。 塗りたくった薬も摂取するのも厭わない。 それで、己もまた熱を煽られる。 どろどろに快楽に熔けて、深く深く沈んでいく。 後孔の快い所を捉えれば、 ぐじゅりと3本指を挿れたままに、 指の腹でバラバラに擦り始めた。 自身へ迫る熱ではない、強烈な快楽を。 "女"にされてしまうような悶えを。 「んんンッ──…!」 そうして達してしまえとばかり、 自身を強く強く、吸い上げた。 (-50) 2021/07/25(Sun) 22:28:03 |
【秘】 書生 シキ → よろず屋 シラサワ「あッ…ぅ……ッ!」 ビクリと、青年の背が跳ね上がる。 手慣れきった激しい様に翻弄される肉体は 全身を以てその快感を味わうばかり。 腹の内でうごめく指が、狭い感触を貪る。 強く撫で付けられるれば、その度に 汗の滴る顔が、だらしの無い表情に染められる。 「っは、は、……あ、うっくぅっ…あ……!」 曝け出された剥き出しの感覚で全身を揺らす青年の 声を絶やさぬその口は、だらりと快楽に蕩けきる。 「ッあ、ぁ―――……!!」 ――そうして青年は。 がくがくと脚を震わせ、細い背を小さく丸め、 三度、あなたの成す爛れた"高み"へと導かれた。 (-52) 2021/07/25(Sun) 22:58:39 |
【秘】 よろず屋 シラサワ → 書生 シキ「んッ──…………く、ぅ」 なるべく海眼を閉じずにいたが、 流石に咥内に精が放たれると、 眼をきつく閉じて、じゅるると嚥下する。 慣れたモノではないが、知らぬモノでもない。 ふは、と唇を自身から放し、快楽で締め付けられる指を蠢かせ、 後ろの熱をずっと煽りつけながら、 顔を上げて口付けしそうなほどに近づく。 先程に、その口で散々に青年を苛めていたのに。 「……君を、── 狼 が食べてしまうよ」その唇は最後の最後の警告を。 深海の底 に来たというのに、もう遅いだろうに。青年を貫こうとする杭が、 果てたばかりの熱に擦りつけられる。 (-53) 2021/07/25(Sun) 23:15:34 |
【秘】 左方舞 五十鈴 → 書生 シキ「だからそれごと壊そうっていうんじゃないか。 ”シキ”なら僕が”どういう立場”か解るでしょ? 僕は崇拝派じゃない。 ……ふふっ、僕は本気だよ」 (-54) 2021/07/25(Sun) 23:37:38 |
【秘】 書生 シキ → よろず屋 シラサワ暫しの間、激しい快楽から解放される青年は しかしすぐにあなたと顔を合わせ 細めきった目を、垂れ落すように向けるだろう。 「……、です……。 ほかの、やつらは、いやだ……。 あなた、なら…… シラサワさんなら ……」譫言の如く呟かれるそれは 何処を見ているかも定かでない、虚ろな瞳と共に。 初めから、ずっと内に思っていたことだ。 狼の餌食になどなりたくはない、この村の掟など知りはしない。 自分はただ、『先生』の思惑でここに居るに過ぎない。 自らの意志も曖昧に、ただ一つの"本"を片手に下げて。 それでも、この蒸せ返る欲情の穴倉の中で せめてもの慈悲を己に与えてくれた 目の前の海を湛える男にならば、と。 それもまた、ただの 諦めの一つでしか無いのかもしれないが。 それでも、青年は熱を帯びた声で あなたのそれを、強く求めた。 (-55) 2021/07/25(Sun) 23:39:32 |
【秘】 書生 シキ → 左方舞 五十鈴「――ああ。 俺もこんな島はうんざりだ。 俺はただ『先生』の言い付けでここにだけだ。 あの穴倉の中は、君が考えている以上に狂っている。 この島も、ここに居るヤツらも、何もかも。 俺だって、こんな島……」 そうして遂に、青年はそれを口にする。 あなたの内に渦巻く執念と狂気を その目で、耳で具に感じる為に―― 「……そして君は、何が言いたい。」 「君は、俺に何かして欲しいのか?」 (-56) 2021/07/25(Sun) 23:51:32 |
【秘】 よろず屋 シラサワ → 書生 シキ「……ん──。」 聲をひとつひとつ、拾い上げて、頷く。 己はつくづくずるい男だと思う。 言葉を装って、傷を隠して、 逃げ場の無いこの場所で、肉を喰らう。 謝罪はもう、口にはしなかった。 代わりに 「…… ありがとう 、シキ 。」そう告げられる言葉と共に、 後ろで蠢いていた指がずるりと抜けていき、 男の熱の先端が、そこへと押し付けられる。 口を開き、牙を突き立てるように、 "印"へと甘噛みを落とし、快楽を煽る熱を巡らせ そうして青年を、男の熱が貫き始めた。 「ン………っぅ、う…ッ!」 どれだけ解しても、痛みは少なからずあるだろう。 印と自身へ与える快楽で、それを鈍らせようとする。 (-57) 2021/07/25(Sun) 23:54:14 |
【秘】 書生 シキ → よろず屋 シラサワ「………、ぁ……」 囁かれた小さな返事に。 青年は、何かを紡ごうと唇を震わせ 言葉にならない、安堵にも似た声を漏らした。 「――――ッ!!」 刹那、青年の白い額の上で 味気の違う汗がじわりと浮かぶ。 何物も、ましてや、男の火照りきった滾りなど 一度たりとも受け入れたことの無かったそこが あなたに抱かれる中、大きく埋め込まれる。 「――ふ、くッ、ぅ……!」 溺れそうになる息を必死に抑え付け 徐々にやってくる濡れた感触に身を浸せば 次第にその痛みは、別のものへと置換されて行く。 「っあ、ぁ……ッあ……!」 じわりと広がる痛みと息苦しさは、 徐々に、"印"が持つ淫らな衝動と 薬が染み込ませた熱き感覚と そして、あなたの術によって、消え失せていく。 (-59) 2021/07/26(Mon) 0:12:18 |
【秘】 左方舞 五十鈴 → 書生 シキ「そう、シキは島ソトのもんだ。 こんな祭りに巻き込まれなくたっていいんだよ。 でもなんでまた『先生』はシキをこんな所にやったんだろうねぇ? 口減らし? しつけにしては物騒だよね。 ……僕がシキに願うのはね、僕が選ばれるように祈って欲しい。 それと、もし今回失敗した時のために子種が欲しい、孕ませて欲しいってことかな。 僕のママがそうしたように、この血を伝えていって……いつか必ず、神狼を殺す。 シキは余所者なんだから、祭りが終わったら帰ればいいよ」 (-60) 2021/07/26(Mon) 0:24:42 |
【秘】 よろず屋 シラサワ → 書生 シキ隻手で腿を抱え、口で印を愛撫し、 自身を扱いて快楽で痛みを逃がしてやりながら、 徐々に、徐々に、青年を喰らっていく。 男も歯を食いしばる。 情欲に濡れる海が、シキを見つめている。 「ン、ぅ……んん…ッ」 締め付けに肩を竦め、薄暗い灯に傷痕が照らされる。 根元までとはいかず、 途中で止めて、様子を伺い、 傷が引き攣れるのも気にせず、 青年の両腕を、己の背に回させるように。 肌を密着させ、 互いは此処に在る のだと。「だい、ッじょうぶ……大丈夫、だから…。」 耳元で何の保証もない言葉を呻くように呟く。 少しでも相手の力が緩めば、深く深く繋がろうと。 (-61) 2021/07/26(Mon) 0:27:27 |
【秘】 書生 シキ → よろず屋 シラサワ込み上げる快楽の中で喘ぎ続ける。 狼の欲が、己の細い肉体を蹂躙していく。 「っあ、あく、うぅ――ッ!!」 くすんだ暗色に満ちた瞳から、小さな光が滴り落ちる。 汗に紛れたその色は、青年の頬を伝いながら やがて、あなたの躰へとも染みていくだろうか。 「は、ぁ……っう、ぅ……っ」 形だけの言葉、意味の無い言葉。 それは、青年が流す感情の灰汁とも同じもので それでも、この穴倉に蔓延る邪な気から ずっと遠く、清純なものに感じられた。 あなたが成せば、青年はそれに応える。 その抱擁に、青年もまた両腕を広げて。 「シ、ら、ぁ……さ…ん……ッ」 肉欲に溢れた繰り返しが、延々と。 この泥濘の中で、最後の果てを迎えるまで 青年の言葉にならない求めは、続く―― (-64) 2021/07/26(Mon) 1:12:02 |
【秘】 書生 シキ → 左方舞 五十鈴「――ック、フ、ふふ……」 青年は、嗤う。 「……最初から言われてたことだったけどね。 正直、本気にする方がどうかと思ってたんだよ。 でも、俺があの"穴倉"で味わったものと比べれば 君の"それ"の方が、寧ろ現実味があるくらいだ」 そうして、嗤う。 「俺は、この島が憎くてたまらない。 この島も、この島の掟も全て最悪だ。 今すぐ逃げ出してやりたいくらいだ。 ここを出たら、俺をこんなとこにやった『先生』に この恨みつらみを全てブチ撒けてやるよ。 ……でも、それはまだできない。 俺を"自由"にしてくれた人が言っていた。 だから、俺は島でできることを探さなきゃならない」 幾度も、幾度も、嗤う。 「――それで、改めて思ったんだが。 この俺は、いまの君にとって "必要なもの"を全て持ってると思わないか? ああそうさ、 "お誂え" ってやつじゃないか。俺みたいな、この島に恨みたっぷりな男ってのはな 」 (-65) 2021/07/26(Mon) 1:33:56 |
【秘】 よろず屋 シラサワ → 書生 シキ「シキ、ン、ッくぅ……!!」 名に名を、抱擁に抱擁を、熱に熱を。 互いに求め、返す。応えが返ってくれば、 相手を弱いながらも男の精一杯で抱き締め、 ずんと根元まで、男の身体相応の熱が青年を貫いた。 零れる涙を男の舌先が舐めとる。 まるで、犬科の獣のように。 「はぁ、……は… んンッ 」奥まで挿入したまま、回すように内部を抉る。 先程指で捉えた箇所に擦りつけるように、 青年に苦痛ではなく快楽を与えようと、 己の快楽は後回しにして、動く。 初めてのその場所を、ゆるゆると熱で開拓する。 時折ずるずると引き抜き、再び入る。 熱のひっかかりが、ナカを擦り上げる。 その時に、かぷりと印に飴のような甘い牙を突き立てた。 (-67) 2021/07/26(Mon) 10:43:11 |
【秘】 書生 シキ → よろず屋 シラサワ音を交え、色を交え、ただ只管に。 どこまでも、目前の男から与えられるがままに。 青年は底無しの深みへと身を投げ打つ。 この暗闇に蔓延る全ての爛れを忘れる為に、 自らの身を、別の爛れへと落としながら。 「う、はっ……あぁっ、ぁ……ッ!」 口を衝いて出そうになる言葉の波は 込み上げる快楽に混ざり合い、蕩け合い その全てが、曖昧な音として零れ落ちる。 『う―――ぁ―――!!』 "印"に突き立てられた牙は 甘い一筋の火花を青年の意識へと迸らせ。 度重なる到達によって乱れた意識を いま一度、その迸りへと導いていった―― (-69) 2021/07/26(Mon) 18:06:16 |
【秘】 よろず屋 シラサワ → 書生 シキシキがおんなになること選んだ故に、 このまぐわいは、長く続くことだろう。 「ん、ぁッく……ぁ、はぁッ」 シキが痛みではなく快楽に染まっているのを理解し、 唇を重ね、はしたなく舌を絡め、二人とも堕ちていく。 枷をした弱き獣は、その枷に引っ張られ、 激しく動くことが出来ず、 故に、ゆっくりと、ずっとずっと、抜き差しが続く。 此処まで来れば、男とて果てたいという欲求が、 この爛れた空間に呑まれて行き、 ぬちぬちと、ぐぷぐぷと、いやらしく乱れた音が響き渡る。 刺激が足りないと、印を甘噛みし、 シキの自身へと指を絡め、飽くなき快楽を与える。 青年が何度果てようと、止められない。 「し、き、……っァ、ッシキ……ッ」 最早二人の有様は、この獣の胎の一部。 獣のように、互いを求め、肉を食い合おう。 甘い甘い赤い果実の、禁断の林檎の飴を。 (-70) 2021/07/26(Mon) 19:23:17 |
【秘】 左方舞 五十鈴 → 書生 シキ「なぁんだ、よっぽど酷い目にあったんだねえ。 すっかり島に染まってるじゃない。 んー、そうだね、できれば僕、シキとは”仲良く”したいなぁ。 恨む なら、その分僕を愛して みない?」 (-71) 2021/07/26(Mon) 21:44:16 |
【秘】 書生 シキ → よろず屋 シラサワ――果てきったばかりの朦朧とした意識を 飢えた獣が為す、止め処ない攻め立てが刺激する。 鈍く響いていた痛みはとうに消え去り 今はただ、その昏い欲情の中へと ただ只管に、溺れ落ち、溶けていく。 「あっ…っ……ん…ぅ……ッ」 本能のまま貪る仕草、しかし 決して激しいとも言えぬ行為の波打ちは 青年の躰の内へと、絶妙な感触を伝えていく。 「くッ、ぁ…あ…っ、め……ッ!」 何を口走ろうとも。 最早、青年に抗う術は何も無い。 交ざり合う意識は、この身を浸す欲情に身を攫われて 己の意識すらも全て消し去ってしまう程に 延々と、あなたとの快楽に狂って行く―― (-73) 2021/07/27(Tue) 16:04:47 |
【秘】 よろず屋 シラサワ → 書生 シキ押して、引いて、熔けて、混ざる。 下肢は最早互いの熱でぐちゃぐちゃになり、 涙が伝い、獣の食事のように涎を零し、 どちらのものともつかず、獣の胎へと滴り堕ちていく。 「はぁ、は……ン、くッ」 長い長い接合の先、 男の掠れた喘ぎ声が引き攣る。 散々に熱で突き崩した孔に、 漸く吐き出したいと思える程の昂りに至ったのか。 ぐい、と、初めて、男らしい力を出し動いた。 シキの身体を繋がったままに持ち上げ、 体勢を変えてしまうと──。 その身体を己の上へと持ち上げて跨らせ、 予想をさせる間もなく腰を掴み、 重力ごと一気に下へと自身を呑み込ませる。 「んぅ、ぅ──ッ!!」 男の自身で内壁の全てを擦り上げ、 最奥を目指し、熱が勢いよく、青年を満たしていく。 (-74) 2021/07/27(Tue) 16:47:57 |
【秘】 書生 シキ → 左方舞 五十鈴「――あぁ、本当に酷かったよ。 昨日のことだってのに、本当に最悪過ぎて、 あそこにいた時の記憶が曖昧になってる くらいだ」青年の視点は、何処とも知らぬ処を見つめて。 「 ……仲良く、ね 」自らの投げかけた言葉に対する返事に わざとらしく、思わせ振りなものを紡ぎ。 (-75) 2021/07/27(Tue) 17:06:34 |
【秘】 左方舞 五十鈴 → 書生 シキ「そう、 仲良く 、ね。……僕は神狼を殺して、島に本物の神を作ることを願う一族さ。 今年こそ、本当に生贄が出る。 神狼が降りてくる。 ……その時を見計らって神狼を殺して心臓を食べて、僕がこの島の神になる。 生贄がいらない、本物の善神になる。 ……でもさ、もしも失敗したら、その時は僕と結婚して欲しいな。 男女両方の機能があるけどさ、生まれた時は女だよ。 この血を絶やすわけにいかない。 一緒にさ、この島を……神狼と崇拝派と悪趣味な祭りを呪ってさ、楽しく生きようよ」 (-76) 2021/07/27(Tue) 17:27:01 |
【秘】 書生 シキ → よろず屋 シラサワ「っは……ぅは……っ」 事切れそうになる寸前まで繋がっていた唇は やがて音を立てて離れ、息苦しさと、溢れる熱で しっかりと濡れた息遣いが、青年の口から溢れ出る。 『あっ、ぅ、ぁ―――……ッ!!』 攪拌されていた意識に、その滾りが押し込まれ。 弾ける快感が、青年の細い躰を染め上げて。 「っく、ぅ……あッ、ラ、サワ…さ、ん……ッ!」 激しい交じり合いの中で、あなたを名を呼ぶ。 "それ"を見失わぬようにと、己の爛れた本能のままに。 自らを喰らう"狼"の名へと、 真っ直ぐ手を伸ばすかのように、呟く。 (-78) 2021/07/27(Tue) 17:40:48 |
【秘】 書生 シキ → 左方舞 五十鈴「――ハ、ッハ、クハ……っ」 何もかもが、可笑しい。 ここに自分がいるという現実すら。 「俺は『先生』に、夢でも見させられてるのか? この最悪の島も、最悪な大人たちも 君が男で女で、神を食い殺そうってのも 何もかも嘘みたいだが、本当のことなんだな」 嗚呼、それとも。 いま己が感じていること全てが"幻"だとするなら むしろ、いっそのこと"人"としての皮など 今この場で捨てて、夢のままに狂うべきなのか。 「――ああ。 いいよ、五十鈴。 お前がしくじったら、お前は俺の子を孕め。 この島の神を食い殺すための 忌み子 を宿してくれ。俺が感じたこの島の 憎悪 を、お前の子に宿させてくれ。そうして、この島を乗っ取るんだ――お前と俺とで」 (-80) 2021/07/27(Tue) 17:53:46 |
【秘】 よろず屋 シラサワ → 書生 シキ「は……ァ、…し、き……ッ」 漸く至った欲を吐き出し、 余韻に浸るように青年のナカをゆるゆると擦り、 鈍く粘った水音が、接合部から聞こえる。 己の上に跨る彼の腰を撫でやり、名前を呼ぶ。 例え後にシキから今日が消し去られるとしても。 この弱き獣は、覚えているだろう。 自らの身体に刻まれた傷と同じように。 夜の下で、海が輝いていた光景を。 腕を伸ばし、己に覆いかぶさるようにさせ、 唇を重ね、愛おしいモノを愛するように。 舌先を触れ合わせ、 爛れて蕩けた互いの熱を交換する。 「………ッは……。」 (-81) 2021/07/27(Tue) 17:57:33 |
【秘】 書生 シキ → よろず屋 シラサワ「……っは…ぁ……、……ぁ……」 ――腹の中へと注がれる熱は 青年の蕩けきった曖昧な意識を、今一度だけ その汗ばむ躰の内へと寄り戻す。 「……ら、サワ……さん……っ……」 あなたの声が聞こえれば、青年もまたそれを。 そのまま、熱く煮立つ感覚に揺れながら あなたに抱かれ、溺れさせられたその意識を 深い、深い、水底へと沈めさせていくように。 「――、――………。」 そうして、あなた以外の全てを忘れる為に。 己が瞳を染め上げた海の色を、決して忘れぬように。 青年は、もう少しだけ。 あなたのくれた熱と共に在る。 (-84) 2021/07/27(Tue) 18:46:39 |
【秘】 よろず屋 シラサワ → 書生 シキ接合部が音を立てるのも気にせず、 名を呼んでくれる青年を抱く。 憐憫で爛れに堕としたというのに、 健気に己の名を呼ぶこの青年を優しく抱く。 「……シキ……し、き…。」 最早何も聞こえはしない。 互いの熱だけを、互いの身体だけを感じるままに。 ああ、けれども刻は過ぎていく。 リェンが印を消してしまう。 沙華が記憶を消してしまう。 青年を呼ぶ海からの声、今日この時限りの契を。 不器用で傷付いた弱き獣の道化の舞を。 …欠片でも残るなら、 その "本" に小さな折り目を付けて。全ての悲しい思い出と共に、彼岸花の名を抱いて。 それで十分だと、笑って狂人は首に縄をかけられよう。 ああ…それでも、助けてくれる誰かがいるならば。 (-85) 2021/07/27(Tue) 19:07:51 |
【秘】 左方舞 五十鈴 → 書生 シキ「……っふ、あははははは!!! いいねえいい顔だねえシキ! そう来なきゃね。 僕はずっと本気だよ、そのために踊りも覚えたし、そのためにママからこの血を継いでる。 ……だからさ、もし失敗した時はさ、一緒にうーんと恨もう? この島も、祭りも、髪狼も全部恨んでさ。 この島の全てを恨む 忌み子 を産んでさ……この島を、乗っ取ろうね 」五十鈴は嬉しそうに、心底安心したように微笑んだ。 あとは……待つのみ。 今夜が、勝負だ。 (-86) 2021/07/27(Tue) 19:35:38 |
【秘】 書生 シキ → よろず屋 シラサワ「…、………。」 青年は、何もかもを その輝かしき深みへと沈みこませた。 何も知らぬ、何も見えぬ青年の昏き瞳。 飢え爛れた獣の巣で、己に刻まれる筈だった傷痕は 自らを抱き、そして沈み往かせた海の色に満ちている。 それもきっと、束の間の安息でしか無いのだと 僅かに残った己の理性が顔を下ろし、己を嗤う。 この男から与えられた、全ての熱と安堵は この島から与えられた、全ての恐怖と共にある。 故に、全ては幻と消え、いずれ己もまた消え往くのだと。 そうであっても、今はただ その熱の中に抱かれてさえいれば。 はらりと垂れた、 赤 い栞紐。それが示していたものも、きっと、 この夜が明ければ、共に霞んでいくだろう―― (-87) 2021/07/27(Tue) 20:12:13 |
【秘】 よろず屋 シラサワ → 書生 シキ/* 〆が綺麗なので三日目これにて! お相手ありがとうございました…! シキ君可愛かった…。 ついでに四日目二回目で吊られてくる予定です… (-89) 2021/07/27(Tue) 20:21:03 |
【人】 書生 シキ――曖昧に残っている心の"痕"。 目を凝らし、その継ぎ接ぎへと意識をやる。 最早、大人たちの言葉紡ぎなど興味は無い。 何者の視線も掻い潜るかのように ひっそりと、流れ往く足取りのまま 青年は、三度その姿を隠すだろう。 (17) 2021/07/27(Tue) 20:21:46 |
【秘】 書生 シキ → よろず屋 シラサワ/* こちらこそお相手頂き感謝です! 終始圧倒されてしまった、初BLでこれは大変貴重な思い出です…… 遅筆が祟ってだいぶ遅々としてしまい 改めて申し訳ありません、本当にお世話になりしました。 えっ吊られるんですか????? えっえっヤバ……………………どうしよう…………………(悶) (-90) 2021/07/27(Tue) 20:27:31 |
【秘】 よろず屋 シラサワ → 書生 シキ/* これがBL本職パワーって奴です。 初経験が良いものになっていれば幸い…。 いえいえ、とてもかわいかったです。 自分だけ盛り上がってないかな? とは思いつつ好き勝手しました( 少なくとも皇狼と自己票で2票確保してるので。 良かったら二回目の投票をシラサワにお願いします。 ……まぁ、…思い出して来るなら……? シラサワは最後まで笑っていますので。 (-91) 2021/07/27(Tue) 20:33:13 |
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