ユスは、耳打ちされた内容に頷いた。 (c6) 2022/03/01(Tue) 23:56:44 |
【秘】 規律 ユス → 奇形 メイサイ『嫌という程か。よかったな。 事件の発端はまだ分かっていないが、お前も人を上手く殺せるといいな』 何の感慨もなく静かに答えた。 (-25) 2022/03/01(Tue) 23:56:51 |
【墓】 規律 ユス>>医務室 「? メイサイはおばけではない」 すり抜けるし透明になるけど……。 「たまたま本で見ただけだ。これ以上どうしたらいいかは俺も分からない。 指示があればそれを助けるための動きは出来るが、あとはエノさん自身でなんとか回復してもらうしかないな」 時折手帳を確認しながら返事をする。 手の中の裁判場の様子を見るに、今回は早めの解散になりそうだ。話を聞くのは嫌いではないから例えどれだけ空気が悪くなろうといくらでも聞けるが、それどころではないなら仕方ない。体調が悪い時何かするどころではないというのはよく知っている。 (+5) 2022/03/01(Tue) 23:58:17 |
ユスは、ナツメに端末の使い方を教えた。 (c7) 2022/03/02(Wed) 0:16:15 |
【墓】 規律 ユス>>医務室 「そうだな。アクタと同じくらい感情の起伏は激しいが医者になる為に相当努力しているらしい。 もし来てくれるなら有難いが、誰がどこに行くかなど自由だしな。俺もそのうち他の場所に行くだろうし」 メイサイが出て行く時はいつも通りの調子で見送るだろう。 「安静か。そうだろうな」 (+7) 2022/03/02(Wed) 0:46:18 |
【秘】 剣道 ツルギ → 規律 ユス『わかった。今回はこっちも早めに切り上げる流れになってる。迎えにいくから待ってて。』 目の前にいる人間の顔色を窺いながら、テキストを作る。二つのことを同時にするのもかなり慣れた。 『ついでではあるけど、医務室の出入り口、しばらく立ってようかなって。 ヤバそうなやつが来たら部屋ごと守るつもり。 俺がそっちに行くとマズイなら、別の場所にする。』 自分があまり温厚な参加者から好まれていないのは知っている。 きっとあの投票先の決め方は、歓迎されるものじゃない。 『無理はしてないし俺は大丈夫。ありがとな。むしろみんなが大丈夫じゃなさそうでさ…』 (-32) 2022/03/02(Wed) 0:47:54 |
【秘】 規律 ユス → 剣道 ツルギ『分かった。こちらは特に急ぎの用事など何もないから、焦らず来てくれ』 ナツメに端末の使い方を教えてから、隙を見て連絡を返す。 『一人でか? ……とはいえ、俺は護身術も武道も何も学んでいないから力になれるか分からないが。お前が部屋の外に立つなら俺も行く。 提供者に選ばれるならともかく、直接お前の身に何かあった時暴れるかもしれないのは俺も同じだ』 『正直な話、今回事件の発端はまだ知らないが、もし── |』 『』 『いや、なんでもない』 エノをちらりと一瞥してから、話を続けた。 『見る限りこちらの部屋に来ても大丈夫な気はするがな。お前と他の参加者の関係性は知らないが』 確かにあの投票先の決め方によって昨日空気が一変したくらいには歓迎されたものではないことくらい此方も察している。 ただそれだけで嫌われるものだろうか、と機微に疎い青年はぼんやり思っていた。世間一般の事なんてやはり難しい。 『そうか。お前が大丈夫ならいい。 確かに周囲の様子は気になる部分があるな。合議はまだ続くし、それとは関係のない場所で刀傷沙汰も起きた。疲れたり、考えの変わったりした者たちが何かの弾みで取り返しのつかないことをするとも限らないしな』 (-34) 2022/03/02(Wed) 1:15:05 |
【秘】 剣道 ツルギ → 規律 ユス『こういうのはなんていうか、誘惑なんだよ。できそうだから、やっちゃうんだ。 だからできそうにない¥況を整えれば間違えないもんだよ。』 間違いを犯す約束を交わした君と、他人が間違いを犯さないように話し合う。他者からすれば違和感しかないやり取りも、君と俺なら普通の会話になってしまう。 『あれ、ヒメノとカミクズさんだけじゃなくて?ああいや、じゃあエノさんは………あー、会って話した方が早いか。』 普段はここまでじゃないけど、君の身に関わるかもしれないことだから。 父親ごっこはこういう時にこそしなきゃ。 『………じゃ、決まりだな。医務室に人が集まりそうなら安全だろうし移動しよう。寄り道しつつ行くよ。』 そうしてメッセージが閉じられ、 (-35) 2022/03/02(Wed) 1:41:29 |
【秘】 剣道 ツルギ → 規律 ユス…る前に追加で二件。 『なんでもないって言うの、やだ。』 口調はなんだか少年のようで。 『ちゃんと話してくれなきゃ、もっと不安になる。ただでさえお前と今離れてるんだし。』 たった今医務室で新たな血が流れても、君を守れないのだから。 誰かに殺されるくらいならって思っちゃうから (-36) 2022/03/02(Wed) 1:42:16 |
【墓】 規律 ユス 解散に向かいつつある合議を静かに眺めている。注目すべき点は今回さほど無いだろうなと思った矢先、ツルギが一つの提案をした。 個人的に、注視するべき点が見つかったと感じる。 この提案はW誰かに隠れて何かしたい者Wにとって、あまりに都合の悪いものだろう。……ただ純粋に一人で静かに過ごしたい者にとっても同じ事が言えるが。 勿論仮に何かを画策していたとして、この場で馬鹿正直に反応する者などいない筈。それでも、この提案を聞いた周囲の様子は見ておくに越した事はないと思った。 無機質な視線が、手帳の中にある裁判場を静かに見つめていた。 (+9) 2022/03/02(Wed) 1:45:54 |
【秘】 規律 ユス → 剣道 ツルギ『成る程。確かに、難しい状況なら諦める者も出てくるだろうな』 納得したように返した。人の命を奪う約束を交わしておきながら、人の命を守る為に動こうとする。他者からすれば違和感しかないやり取りも、お前と俺なら普通の会話になってしまう。 『? カミクズさん? 何故そこで彼が? ああ、これも後ほど一緒に調べながら話のすり合わせをしたほうが楽だな』 『分かった。 ……分かったが、誰かを部屋まで送るなどの用事ならくれぐれも気をつけてくれ。 お前と相手の一対一の状況になるということだろう? もし相手がツルギを殺す気で襲って、お前が斃れでもしたら。助けに行けない』 『そんなことになってしまったら』 がり、と文字を走らせるボールペンに力がこもる。 『俺が困る』 『俺が、嫌だ』 明確に、自分の意思を示した。 俺が見ているのは紛れもないツルギで、父親ごっこで無理するお前じゃないのだから。 ▼ (-38) 2022/03/02(Wed) 2:06:00 |
【秘】 規律 ユス → 剣道 ツルギ 追加のメッセージには、きょとんと瞬きをしてから返事をした。 『それなら話そう。嫌われたり怖がられたりすると思って、やめようと思ったのだが』 なんとなく、この時の顔が見れなくて残念だなと思った。 『嫌がられたり怖がられたりするのも不本意だが、不安にもさせたくない。 合議が終わったら会って話そう。不安が取り除けるまで、いくらでも傍にいる』 命もあげると、全てをあげると言った。だから、もし、誰かに殺されるくらいなら、その時は (-39) 2022/03/02(Wed) 2:06:29 |
ユスは、そういや自分はどこに印付いているのだろう。鎖骨らしい。 (c8) 2022/03/02(Wed) 2:13:59 |
ユスは、暫く印がどこにあるのか気付かない。 (c9) 2022/03/02(Wed) 2:14:26 |
【独】 規律 ユス俺のツルギ、かわいさコンテスト出したら優勝間違いなしじゃないですか? まあかっこよさもたくましさもうつくしさも総なめマスターランク優勝しますけど (-43) 2022/03/02(Wed) 2:22:33 |
【秘】 剣道 ツルギ → 規律 ユス『』 『』 『うん』 示された意思に何度か瞬きをして、何だか少しむず痒い気持ちになって、照れ隠しみたいに短く返して。 きっと変な顔をしていたから、見られなくて良かった。 『帯刀した人間に向かってくる奴もいないと思うけど、まあ、気を付けとく。 現実なら負けないのになあ………』 そういえばどれくらいの身体能力なんだろう。見舞いの品を出すついでに試してみようかな、なんて頭の片隅で考えた。 「………、……」 それ、際限なく一緒にいることになるけど。 追伸に心の中だけで返事をして。 『じゃあ×印見てみたい。カミクズさんは着込んでるし、ヒメノには初日しか会ってないから見たことないんだ。』 適度なところで我慢しなきゃな、と思った。 (-67) 2022/03/02(Wed) 9:44:53 |
【秘】 規律 ユス → 剣道 ツルギ『エノさんとヒメノさんの諍いでは銃が使われたらしい。真剣を所持しているとはいえ、用心するに越した事はない』 とはいえ、しっかりしている貴方のことだから滅多な事はそう起きないだろうと踏んではいるけど。 『印? ああ、そういえば俺もどこにあるのか確認していなかった。分かった、合流したら話すついでに見せよう』 貴方の考えなどつゆ知らず、メッセージはそこで閉じられた。 (-76) 2022/03/02(Wed) 11:34:31 |
【秘】 規律 ユス → 落涙 ユメスケ『コタ。まず先に、エノさんやヒメノさんの諍いの現場での連携助かった。迅速に俺たちが救護を行えたのはお前の力のお陰もあるだろう。ありがとう』 それが送られて来たのはようやく穏やかな時間が戻って来た頃。 『俺が言われた三つのことを、お前自身に返されることを想定していなかったのか? 言葉を投げられて、最も返しやすいのはその言葉を投げて来た向かいの相手だと思うがな。 そうか、言われたくなかったのか。悪いと思わないから謝りはしないが』 『ああ、選べるくらいにはなれた。 ありがとう』 ▼ (-78) 2022/03/02(Wed) 12:01:06 |
【秘】 規律 ユス → 落涙 ユメスケ『答えを出す過程は不可逆。成る程な。記憶を失いでもしない限りは確かにそうだ。 忘れたくても忘れられない。逃げられる望みはほぼほぼ薄いのに、夢を抱いてしまったお前がその例か』 『ようやく主目的を知る事ができたな。 喋る事自体が目的でも、そうして自己満足できているなら副次的にお前も少なからず救われているところがあるのかもしれないな。いい事だ』 『今はそうではないか。まあ、昔はと付ける時点でそうなのだろうな』 入力中。それから、少し時間が空く。 好きでも嫌いでもない相手を救おうなどとは思わない。最初はどこか近しい者だと感じたが故にお節介のような話もしたが、今はもうそうするつもりもない。 ただ、貴方と話をするのは嫌いじゃない。自分には無い視野が得られる。 故に、貴方が何を言おうと、何を思おうと、こちらが返すのはいつだって一つの気持ち。 ▼ (-79) 2022/03/02(Wed) 12:01:30 |
【秘】 剣道 ツルギ → 規律 ユス『ヒメノさあ、』 『もしかして死んだ?』 なんとなくナツメの前で言いにくかったので、目の前の君にテキストで問いかけた。 (-96) 2022/03/02(Wed) 14:12:55 |
【秘】 モノノ怪 ユメスケ → 規律 ユス『いやさ、自分に返るのが嫌だから 俺に答えを返すなって一緒に言ったんですよ』 『柚須お兄さんが一番最初に思っていたよりも お人形さんじゃなくて結構頑固な理屈屋だったから さっきのに戻る。俺以外の誰かって言っておけば良かった』 『どういたしまして。どういたしまして。 いい事だと言ってくれてありがとう』 『俺、柚須お兄さんがどうなっても、鯨の夢を見るよ』 『まぁきっと、言った通りもっと嫌いになるだろうさ』 『おやすみ』 送られ始めてから、止まることなくすらすらと文字は流れていった。 (-98) 2022/03/02(Wed) 14:32:51 |
ユスは、マップを出したことと、不思議そうな声でやろうとした事を察した。 (c13) 2022/03/02(Wed) 14:40:57 |
【秘】 規律 ユス → 剣道 ツルギ『ああ』 『俺たちが来た時には、既に』 テキストメッセージで問いかけたられた意図を察すると、手帳型端末を使う代わりに声は出さずとも分かりやすくはっきりと唇を動かして貴方に応じた。 (-100) 2022/03/02(Wed) 14:41:45 |
ユスは、ツルギに視線を送る。 (c14) 2022/03/02(Wed) 14:42:03 |
ユスは、ナツメの遠慮が急激になくなりつつあることを気にしていない。気楽でいいと思う。 (c15) 2022/03/02(Wed) 15:00:10 |
ユスは、試しに腕まくりをした。印、ない……。 (c16) 2022/03/02(Wed) 15:31:04 |
【秘】 不運 フカワ → 規律 ユス『実は目標があります。 もし、自分自身が変われるのなら』 『もう少し女性に 怖がられない言動になりたいんです』 もしかしたらデリカシー欠如と言われ続けた男にとっては難関の感情と情緒。 顔は怖がられないがゆえの、真面目な彼の悩みだった。 貴方と似て非なる感覚に、合議への関心が最も近しいと思ったのは間違いではなかった。 後にツルギから聞くことになる幾らかのこともなにも疑問に思うことなく、すんなりと入ってきたらしい。 どうか、彼らの享受に祝福と幸福が訪れんことを。 自分に関係ない他人事の物語も報われてほしいと思えたのは、紛れもない皆のお陰。 まるで夢物語、そんなものがこの先にあるのだろうか。 『その無責任さ、有りがたく受けとりますね』 本当に君たちは無責任に与えて、あとは傍観だ。 少なくとも得てしまった気づきと、この感情の調理は簡単にできそうにない。 そうして幾つかの話のあと通信は切れるだろう。 まだ先日の騒ぎが大きくなる前の話だった。 (-106) 2022/03/02(Wed) 15:41:30 |
ユスは、あっ。 (c17) 2022/03/02(Wed) 15:48:07 |
【秘】 規律 ユス → 剣道 ツルギ「それで」 「何から話すべきだろうか。ヒメノが死亡した件か? 恐らく俺とツルギとで聞いている諍いの情報が異なっているだろうし」 医務室を去り、歩きながら簡潔に話す。目的地は貴方に委ねることにした。 (-129) 2022/03/02(Wed) 19:27:57 |
【秘】 規律 ユス → 普通 ナツメ「ナツメへ。部屋を追い出したようですまないな。一度俺とツルギは部屋の方に戻るから、医務室に戻って寛いでくれて構わない」 貴方が世界新記録を叩き出しながら退室した後、少ししてそんな連絡が飛んでくる。 ただ連絡してみたかっただけともいう。レスに深い意味はないので、よきようにしてほしい。 (-130) 2022/03/02(Wed) 19:40:25 |
【秘】 剣道 ツルギ → 規律 ユス「んー、多分時系列的には俺が見たログの方が前だな。だから俺から話すよ。 …カフェでカミクズさんとヒメノが揉めたログを見た。 カミクズさんは自力で逃げたみたいだし、多分まだ生きてる。」 何となく君の部屋へ向かう。服を脱ぐなら自分の部屋かなと思って。 「その後ヒメノがどっかしらで死んだんだろ?」 (-132) 2022/03/02(Wed) 19:44:23 |
【秘】 規律 ユス → 剣道 ツルギ「ふむ。カミクズさんに人を襲う理由など俺が聞く限りでは浮かばないし、時系列的に後に怪我をしたエノさんが背中に大きな切創を負っていた様子からどちらの件もヒメノさん側から仕掛けたと見ていいのか。不意打ちでないと背中にあんな切り傷はつかないだろうから。 そうなるとヒメノさんはカミクズさんをカフェで襲ったが逃げられ、次に薬局にいたエノさんを新たな標的にしたということだろうか。他に移動した場所、襲った相手がいないのなら」 部屋は前回貴方が来た時とまるで変わりない。殆ど初期設定のままではあるが、貴方が来た時に出した椅子がそのまま残っている。 それを勧めながら別のスペースに姿見を出す。 「俺とナツメが薬局に駆けつけた時は既にヒメノさんが亡くなっていて、エノさんは満身創痍だった。先に騒ぎを聞きつけたらしいアクタとコタが現場にいて、二人に応急処置を施していたようだ。 ナツメが貰った連絡によれば『銃と刃物を使って二人が争っていた』らしい。確かに、俺も発砲音らしき音を聞いた。 ただ、エノさんの体には弾痕が無く、切創のみ。上手く避けただけかもしれないが、撃たれたのはヒメノさんの可能性が高いだろうな。二人を運ぶのを優先していたから、彼女の遺体は調べなかった。 ……俺からはこんなところだろうか。 持っている情報だけでいえばヒメノさんはエノさんを襲い、返り討ちにあって死んだことになる」 騒ぎとなっていた話をそうつらつらと説明した。 (-134) 2022/03/02(Wed) 20:14:39 |
【秘】 普通 ナツメ → 規律 ユス『あ、お見舞いはよかった?』 『じゃあ戻るね。ありがとう。』 通常速度の返信。ぺこりとするうさぎスタンプ。 『あ、落ち着いたらまたどこかで会おう? 結局、話できてないし…』 (-136) 2022/03/02(Wed) 20:27:35 |
【秘】 剣道 ツルギ → 規律 ユスあれはやはり空砲じゃなかった。新たな諍いはしばらく起きなさそうだ。 とはいえ、銃という発想をほぼ全員に与えてしまったことになる。そこは心配だった。 「アクタと…見学の子か。 じゃあ銃を使ったのはエノさんだけど…正当防衛ってことになるな。まあ、エノさんが進んで人殺すとは思えないし。」 ではヒメノの居場所はアクタに聞いた方がいいか、と思いつつ。 椅子を片手に姿見の近くまで移動して軽く腰掛けた。 「………」 君を見ている。 (-137) 2022/03/02(Wed) 20:29:42 |
【秘】 規律 ユス → 普通 ナツメ『ああ。結局話ができてないしな。落ち着いたらまた会って話そう』 そしてうさぎのスタンプと暫しにらめっこ。前のうさぎのスタンプとは違うものだ。種類、いったいいくつあるんだ……? それなりに時間をかけて考えた後、🙆の絵文字だけを送って返事をした。 (-139) 2022/03/02(Wed) 20:31:41 |
【秘】 規律 ユス → 剣道 ツルギ 帯刀している貴方を酷く心配しているのはそのせいでもあった。いくら貴方が武道を修めた者であっても、離れていながらも相手を攻撃できる銃相手では渡り合うのも難しいだろうと危惧していたのだ。 「そうだな。正当防衛。ヒメノさんが死んでしまったのも致し方のない事だろう。 そうでなければ俺が困る。 」上着を脱いでベッドに放り、シャツのボタンを二つ、三つと外していく。 「……ああ見つけた。ほらツルギ、印は多分これの事だろう」 自分の分の椅子を引き寄せてから貴方の前に座った。 片手でシャツをぐいとずらせば、左の浮き出た鎖骨のすぐ下にバツ印がはっきりと付いていた。何も知らない者からすればマジックペンで書いたような落書きのよう。 (-142) 2022/03/02(Wed) 20:44:15 |
【秘】 普通 ナツメ → 規律 ユス(なんで、絵文字だけちょっと時間差……?) メッセージ終了後。少女は不思議がっている。 スタンプが原因だとは、露ほども思っていないのだった。 (-143) 2022/03/02(Wed) 20:47:06 |
【秘】 剣道 ツルギ → 規律 ユス「………うん。俺も困る。」 声で改めて言われれば、念を押されているような気がして。 君が努めて自分に伝えようとしているという配慮が、何だか嬉しかった。 「へ〜、これかあ……制度については授業でやるけどさ。 実際参加してから必要になる知識って、教科書にあんまりないよな…」 もしかすると情報の授業で習う範囲なのかもしれないけど。 抵抗もなくバツ印に手を伸ばす。痛むかもしれないから、そっと指の腹でなぞっていく。 「………」 ペンで落書きしたみたいだけど、実際どうなんだろう。インクかな。 「………」 刺青みたいな感じかな。そういや職場にいるなあ、すごい刺青の人。あんまりよく見たことはないけど。 「………」 君が痛がらないなら爪で軽く引っ掻いたり、軽く皮膚を摘んでみたり。 君の印を間近で見ようと、いつのまにか椅子から立っていた。 (-148) 2022/03/02(Wed) 21:09:20 |
【秘】 規律 ユス → 剣道 ツルギ「教科書で得る知識なんてそんなものだろう」 かといって経験者に聞こうにも誰かの臓器になっているか、守秘義務で何も話せない状態になっているから困りものだ。 「…………」 肌を撫ぜる指に、貴方の行動に思わずほんのかすかに目を丸くする。 あれだけ人に触れる事が苦手だと語っていた彼が自発的に触ってくるとは思わなくて、驚きと同時に言い表し難いむず痒さが込み上げる。 「…………」 痛くはないので好きにさせている。青年の爪が引っ掻こうと指が摘もうと、黒々としたチープな候補者の証は肌に張り付いたまま。 人に触れるのが苦手な貴方がこうも手を伸ばしてくれているのだから、極力好きにさせたい。 「……ツルギ? やはり気になるか?」 なんだか新しい玩具を見つけた少年のようだと、様子を観察しながらふ、と息をかすかに零した。 立ち上がる貴方を見上げる顔はいつも通りだが、普段硝子のような無機質めいた視線はちょっとだけ興味深そうに貴方を捉えていた。 (-150) 2022/03/02(Wed) 21:25:13 |
【秘】 剣道 ツルギ → 規律 ユス「……え?あ、うん、ありがと。満足した。」 花弁や虫の足を数えるような目付きだった青年が、君の声で我に返った。 君相手なら多少は平気なのかな、と他人事のように触れた事実を思い返す。 椅子に座り直して、炭酸ジュースが入ったペットボトルを2本呼び出した。君がボタンを直したら渡そう。 「そういやさ、なんでもない…ってあれ、何言いかけたの。 別にお前の…… 義徳 のこと今更嫌いになったり怖くなったりしないから。」君が名前で呼んでくれたから、呼び返したいとは思ってて。 でも何となく気恥ずかしかったから、人前では呼べなかった。 (-155) 2022/03/02(Wed) 21:44:48 |
【秘】 規律 ユス → 剣道 ツルギ「そうか」 一度だけ自分の指をシャツの下に潜り込ませ、同じように証を指で擦った。そんなに面白いものだったのだろうか。 「ああ、あれか。あれは……、 …………え」 床に視線を落としながらボタンを直していたが、手が止まって視線が持ち上がる。名前を呼ばれて先ほどよりも目が丸くなった。 数秒固まったのち我に返ったように全てのボタンを留める。 「……んん、あれはだな。今回のヒメノさんによる騒ぎと関連している」 そこは先日のメッセージからも読み取れる。それでも回りくどく切り出した上に貴方をいつも真っ直ぐ見ていた目が数度泳いだのは、名前を呼ばれた驚きを誤魔化そうとしたからかもしれない。 「あの時続けて言おうとしたのは、Wヒメノさんが騒ぎの元凶で、かつもし生きていたらW、という言葉だ。 結局、ヒメノさんが元凶だった。だから、もし生きていたならば──」 ▼ (-159) 2022/03/02(Wed) 22:09:49 |
【秘】 剣道 ツルギ → 規律 ユス「え?」 目を丸くした君に、こちらも目を丸くした。 嫌だったのかな、と思って。君はそんなこと気にしないはずだし、と思い直す。 珍しく泳いでいる視線を見て、君が動揺していることをやっと理解できた。 人が死んでも淡々としている君が、俺が名前を呼ぶだけで狼狽えるなんて。 優越感という言葉を青年が知っていたら、きっと今の気持ちをそう認めただろう。 「…ヒメノだって悪意があったわけじゃないんだ。生きたかったってだけでさ。 きっと俺だって、もしヒメノが生きてたら、手首を切り落とすくらいのことはした。」 青年は包丁を持っているヒメノの方が、以前よりも好ましいと思う。きっと今の彼女となら話せることがたくさんあるはずだから。 彼女が死んでしまって、残念には思っていた。 だけど、それ以上に。 (-163) 2022/03/02(Wed) 22:47:26 |
【秘】 ツルギ → 規律 ユス「──でも、 そう思ってくれて嬉しいよ 。ありがとう。」その瞬間だけ、確かに青年は微笑んだ。愛おしいものを見つめるように。 ……その表情に子供らしさはなく、濁った眼は君しか映していなかったけれど。 (-164) 2022/03/02(Wed) 22:48:22 |
【秘】 規律 ユス → 剣道 ツルギ 与えることに躊躇いがない。取り上げられるだけの人生で、楽に怠惰に生きるために多くを放棄し捨ててきた毎日だったから、貴方から与えられることに慣れていなかった。 今はもうすっかり戻っている。けれど数秒。確かに、貴方のおかげで心の水面がぐらんと揺れた。 「そうだな。俺は彼女のことを知らないが、悪意は無かったのだろう。ただ生きたかった。それだけだ。 でも、だ。 お前が襲われる可能性があった。お前が殺される可能性があった。そんなこと起きない可能性だってあったが、あったかもしれないは考えだしたらキリが無い。 この元凶が投票権を持つエノさんだったら手出しはしなかった。ヒメノさんが投票権を持っていたら、違っていた。彼らを殺すことは確率を乱してしまいかねなかったから。 俺は、俺とお前以外の存在は全て平等だ。平等に、どうなろうと構わない。 ……が、俺の生きる理由を取り上げられるのは心底嫌だ。それが些細な可能性の芽であっても、俺は残すことなど許容できない」 その声は、沸々と。確かに少しずつ、熱が込められて。 その視線は、無色透明だった、氷にも似た眼差しは── ▼ (-168) 2022/03/02(Wed) 23:12:54 |
【秘】 ユス → 剣道 ツルギ「どういたしまして。 俺とお前が同じ景色を見るためなら、喜んでこの手をいくらでも穢そう」 ──誰かと同じ、濁った色をしていた。 (-169) 2022/03/02(Wed) 23:14:00 |
【秘】 規律 ユス → 奇形 メイサイ『そうか』 『お前がそうしたいのならそうするといい。何を選択するかはメイサイの自由だ』 こちらも簡潔なメッセージ。ただ、程なくして追加で何件かさらに貴方の元に届く。 『これは話せるなら話せばいいし、話したくないなら話さなくてもいいが』 『WやめたいWといってやめられるものなのか? それならばやめるに越したことはないが、環境や状況によってそうせざるを得ないよう誘導されていたりするのだろうか』 『そもそも、何故お前は人殺しを?』 (-189) 2022/03/03(Thu) 10:23:25 |
【秘】 奇形 メイサイ → 規律 ユス 少し長い文章を打って、一旦削除した。 だから、こんな短文を打つのにやたらと間が空いてしまった。 『内緒です』 『それより』 『あ〜って思いながら今日の結果見ました』 『先輩も選ばれちゃいましたね』 (-195) 2022/03/03(Thu) 11:35:38 |
【秘】 規律 ユス → 奇形 メイサイ『そうか。それもまた選択だ。 選ぶ意思を取り上げられていないのならそれでいい。それが一番だ』 メッセージでやりとりをしている貴方には知る由もないが、もし声を使っていたなら珍しく僅かに熱がこもったものになっていただろう。 『内緒か。分かった。では聞かない。お前の内に秘めておくといい。俺も話さないから』 次の内容が間が空いても青年は気にしなかった。 『ああ、選ばれてしまったな。てっきり恨みを買って皆の投票で選ばれるものかと思ったが……二回目の者は何を思って選んだのだろう。 まあそういう時もある。だが選ばれても提供者が確定したわけじゃないから、まだ助かる可能性がある。 俺たちはそれに賭けているし、勝てると信じて疑わない』 『だから何も問題はない』 宝くじを買って自分は当たると思い込んでいるようなものだ。根拠も何もない。問題はありまくりだ。 それでも、青年は眉一つ動かさずいつもの調子で貴方に返事を送った。 (-212) 2022/03/03(Thu) 13:02:29 |
【秘】 剣道 ツルギ → 規律 ユス与えることに躊躇いがある。自分に与えられてきたものはすべて気味が悪かったから。 だから与えられるという行為は気持ち悪いことだ、って漠然と考えていた。ついこの間までは。 「………そうだなぁ。俺も、俺とお前以外はどうなってもいいや。だから不安になるんだろうし。」 きっと以前なら自分の命だって、どうでも良かった。 でもこの命は、大事な大事な可能性である君の物なので。 大切にされて、執着されて、生きる理由にされて、昔は苦しかった。 重い感情のはずなのに。 それが君の想いだというだけで、こんなに嬉しい! 「ヒメノの顔見てくるよ。フカワさんが温室作ってくれたみたいだから、花調達して行ってくる。 勿論、背後には気を付けとくからさ。」 立ち上がって、ジュースの入ったボトルを君に差し出した。 怪我人の様子は見ようともしなかったくせに、死者の様子は見に行こうとする。 だけどそれは別に、生死が関係しているわけじゃない。 (-219) 2022/03/03(Thu) 13:50:51 |
【秘】 奇形 メイサイ → 規律 ユス 返信を見て、少し変な顔をしてしまった。 これがメッセージでのやりとりで良かったと思います。 いや。問題はない、って。 どこがどう問題ないんだ。 『どうしてそう言い切れるんですかあ……。 めちゃくちゃ確信持ってるじゃないですか。 いや、そりゃ慌てても何にもならないのはそうですけど。 全然怖くないんですか』 純粋に疑問だったから訊いたけれど。 ああ。でも少し、野暮だったかもしれないな、と思う。 『すいません、野暮でした。 確定という訳じゃないですからねえ』 『僕も、勝てる方に賭けちゃおうかな』 だって、僕も先輩が生きて帰って欲しいから。 (-224) 2022/03/03(Thu) 14:55:13 |
【秘】 規律 ユス → 剣道 ツルギ 以前なら自分の命だって、どうでも良かった。 自分の命は、俺だけのものではないらしいから。 だから、命を返しにきた。 でもこの命は、もう俺だけのものではないから。 だから、命を落とせない。 大切にしたい。執着している。生きる理由だ。誰かにそう思うなどもう無いと思っていた。 痺れが少しずつ薄れて、少しずつ想いが滲み出していく。……もしかすれば、孤独も、寂しさも、恐怖も、いずれは。 「分かった。気をつけてくれ。 俺もカミクズさんに話があるから、少し離れるかもしれない。単独で行動しないようにこちらも用心しておく」 ボトルを受け取って貴方を見送った。 貴方がどのような理由で何処へ行くか気にしない。貴方が貴方の為に動けるのなら、それだけで。 見送ってから飲んだジュースはやっぱり慣れなくて、でも悪くなかった。 (-230) 2022/03/03(Thu) 16:05:31 |
【秘】 規律 ユス → 清掃員 カミクズ 貴方に一件の連絡が届く。 『カミクズさん。突然すみません。 話がしたくて連絡を入れました。掃除の仕方を教えてほしくて』 『もし可能なら薬局まで同行してくれたらと思うのですが、如何でしょうか。 ただ当時のログを調べたツルギから、カミクズさんがヒメノさんに襲われたと聞いています。怪我が酷いようであれば無理せず安静にしてもらえたらと』 (-231) 2022/03/03(Thu) 16:08:40 |
【秘】 清掃員 カミクズ → 規律 ユス夕暮れ時。 いくつかメッセージをやり取りして、 頼まれごとの為に身支度をしていた頃。 不意に届いた連絡を見て、差出人に少しだけ意外そうな顔をした。 『いいですよ。 ちょうど薬局の掃除を頼まれたところでした』 『現地集合にしますか?それともどこかで落ち合いましょうか』 (-232) 2022/03/03(Thu) 16:15:37 |
【秘】 規律 ユス → 奇形 メイサイ『どうして、か。ふむ』 少し間が空く。 『それ以外の結果に意味は無いから』 ややあってそう返ってきた。 『俺だけ生き残っても、ツルギだけが生き残っても、二人が死んでも、それらは全て意味が無い。無価値だ。だから確信しているというわけではなく、たった一つの結果を見据えるしかやることがなくてな。 怖い? ……状況が変われば思うこともあるかもしれないが、少なくとも今はそう感じたことはないな」 もともと命を返すつもりで来たから。死ぬことに関しては怖くない。 『別に俺は何とも思わないから謝ることはない。気にするな。 ……そうか、お前も賭けるか。それもまた気にしない』 『気にしない……が、メイサイはそうやって他の参加者の生存も望んでいるのか?』 ふと疑問に思った。何故貴方はこちらに対して色々考えてくれるのかと。 (-233) 2022/03/03(Thu) 16:16:30 |
【秘】 規律 ユス → 清掃員 カミクズ 一方、こちらは相変わらず眉一つ動かさない。淡々とメッセージを送り続ける。 『それは何より。ありがとうございます』 『出来れば単独で動く時間を減らしたいので、カミクズさんがお嫌でなければ部屋まで迎えに行きます。 そこから薬局へ向かいたいのですが、大丈夫ですか?』 今回の合議の中で出た意見に賛成の身であった為か、なるべく一人でいるのはやめようと判断したらしい。自分も、相手も。 (-234) 2022/03/03(Thu) 16:20:37 |
【秘】 清掃員 カミクズ → 規律 ユス『わかりました。多分、その方がいいですよね』 『じゃあ、待ってますね』 そう返信を送ってから、先日あった事をふと思い出して 部屋の前で待っていようと思ったとか、ないとか。 多分、あなたも気にする方の人ではないとは、思うのだけど。 (-235) 2022/03/03(Thu) 16:30:18 |
ユスは、チップ非準拠になった。ツナギスタイルだ。 (c21) 2022/03/03(Thu) 16:41:20 |
ユスは、カミクズの部屋へ向かった。多分、夕暮れ時の事。 (c22) 2022/03/03(Thu) 16:41:48 |
【秘】 規律 ユス → 清掃員 カミクズ『分かりました。すぐに行きます』 簡潔なメッセージで締めくくって、それから暫くした後。 動きやすい服装になった青年が貴方の元を訪れる。最初に会って会話をした時から変わらない無愛想のままだ。 「カミクズさん、お待たせしました。頼みを聞いてくださりありがとうございます」 小さく頭を下げてお礼を述べる。 (-238) 2022/03/03(Thu) 16:42:11 |
【秘】 清掃員 カミクズ → 規律 ユス所変わって部屋の前。 対する清掃員はといえば、いつも通りの作業着だった。 これからしに行く事を思えば当然ではあるのだけど。 「…あ、ユスさん。 いえ、お気になさらず。本当に今行くところだったので…」 掛けられた声に、ぱ、と顔を上げて。 相変わらず無愛想な事には大して気にしたふうでもなく、 そんなに待ってもないですよ、と続けた後に。 「……エノさん、大丈夫そうでしたか? 一応…連絡ができる状態なのは、わかってるんですけど」 ぽつり、気掛かりそうに零した。 口ぶりからするに、清掃員に掃除を頼んだのは彼なのだろう。 (-240) 2022/03/03(Thu) 16:51:41 |
【秘】 規律 ユス → 清掃員 カミクズ「よかった。折角の機会を逃さずに済みました」 もしバケツやら何か荷物があるなら代わりに持とうと進言したことだろう。 「俺が最後に見た時はまだ寝て休んでいましたが、その様子を見るに連絡を取れる程度には回復したようですね。 出来る限りの応急手当はしましたし、ナツメに頼んだりツルギが見舞いに来てくれる人を呼んだりしていましたから、もし何かあっても力になってくれる人は彼の傍にいると思います。大丈夫だと思いましょう」 付きっきりで見ていたわけではないし、医師でもないので正確な判断はできない。 救護に携わった者として無責任な発言はしたくなかったので、大丈夫とは言い切れなかった。けれど何かあってもすぐに対応できると、懸念要素を払拭できそうなことは提示しておく。 (-242) 2022/03/03(Thu) 17:02:52 |
【秘】 清掃員 カミクズ → 規律 ユス「そうですか…少しだけ、安心しました。 あの人が寂しくないといいなって、それがずっと心配で…」 その答えに、笑みの形の表情にほんの少し安堵の色が滲んだ。 怪我の具合もそうだけれど、それ以上に、多分。 ただ、寂しい思いをしていないかが、清掃員は気掛かりだった。 寂しがり屋な人だと知っているから。 「…そういえば、ユスさんはどうして掃除を? いえ、誰かがやらなければならない事ですから… ユスさんがやろうと思う事は、あまり不思議じゃないですけど」 あなたはそういう事を率先してやる人、だと認識してはいて。 でも何となく、聞きたくなったから。 立ち話も何だから、と歩き出しながらそんな問いを投げ掛けた。 今は特に手荷物は無い様子。 現場に着いてから用意してしまうという事がここではできるから。 (-245) 2022/03/03(Thu) 17:16:19 |
【秘】 奇形 メイサイ → 規律 ユス『意味ない、ですか』 『いいですね。参考になります』 他の可能性を切り捨てる。そういう考え方もあるか。 『景色を一緒に見に行きたい人って、ツルギさんの事だったんですね』 短髪の剣道強そうなあの人を思い。 この2人少し雰囲気似てるよな。って思って少し笑った。 けど。 『は? 別に望んでませんけど?』 すいませんユス先輩。反射的にカドが立ってしまった。 文面だと冷たく見えちゃうなー。 『見学なんで。この合議、僕には関係ないですし。 僕が全員の生存祈ったところでどうにもなりませんし』 『別に望んでませんけど、この合議が皆さんの納得行く結果になればいいとは思ってます』 (-247) 2022/03/03(Thu) 17:29:16 |
【秘】 規律 ユス → 清掃員 カミクズ 合議が始まる前。顔合わせの時点で彼は確か、独りで死ぬのは寂しいと言っていた。 「……一人が苦手な方でしたか、エノさんは」 問うというより独り言に近かった。 「……そちらの懸念ならば、怪我よりも大丈夫だろうと言えます。きっと放っておけない人たちが来ますよ」 貴方だって、その一人だろうから。 約束をしたかしていないかは知らないが、きっとそうかもしれないと密かに胸の内で予想した。 続く掃除の話については。 「俺ですか? ……。 こういった掃除のやり方を覚えた方が役に立つかなと。終わるまで何も起きないという保証はありませんし、カミクズさん一人に頼りっぱなしもどうかと思いまして。 そもそも、ヒメノさんに襲われたのなら貴方ももう少し休むべきだと俺は考えますが」 少し頭の中で返答をまとめる為に閉口したのち、そう答えた。 (-278) 2022/03/03(Thu) 21:58:19 |
【独】 規律 ユス「……本来の目的は」 「死体や血の処理を覚えた方が、これから役に立つからなのだが」 「貴方に正直に言う理由などないからな」 (-279) 2022/03/03(Thu) 21:59:29 |
【秘】 規律 ユス → 奇形 メイサイ『うん? ああそうか、見学者は裁判場には入れないのだったか。 そうだな。ツルギと生きて帰って見に行くつもりだ。あいつがいないと作れない景色だから』 当然のようにそう返ってきた。 『そうか。望んでいないのか。認識を間違えたな。悪いとは思っていないから謝らないが』 馬鹿正直に答える。それから暫くして、続きのメッセージ。 『揚げ足を取るようだが、それもある種の祈りだな。祈りと望みの違いはよく分からないが。 ……いや、そこはあまり重要なポイントではないな』 『メイサイ。お前はヒメノさんがエノさんを襲った時も、ナツメに連絡を入れただろう。 それなのにその後は干渉しなかった。同じ見学者でありながら、アクタに付き添ったコタと違って』 『その距離感がどうにも不思議に感じられてな。関係者ではないが、決して無関係でいられない。 上手く言語化できないが、付かず離れず、俺たちといるようで。 ただの勘違いなら別にいいのだが』 (-280) 2022/03/03(Thu) 22:11:20 |
【秘】 清掃員 カミクズ → 規律 ユス「あはは…あの人はそんなに難しい人じゃありませんよ、きっと うん、でも…なら、よかったです。」 殆ど独り言に近い呟きに少し困ったように笑って、 それから、続く言葉に一つ頷いた。 自分も会いに行くとは約束したけれど、すぐには行けないから。 だからそれだけが少しばかり気掛かりだった。 「……うぐ、それはそう、なんですけど… あんまりじっとしているのも、何というか、気が塞ぐんです。 だから少しくらいやる事があった方がちょうどよくて…」 暫しの沈黙の後の返答、正論にやや痛いところを突かれて。 ほんの少し言葉に詰まった後、言い訳じみた…言い訳をした。 そんな薬局への道すがら。 「…自分の仕事は…役に立つこと、無い方がいいんですけどね」 僅かに目を伏せて、物憂げにそう零したのは 聞こえたかもしれないし、聞き取れなかったかも。そんな声量。 (-288) 2022/03/03(Thu) 22:25:21 |
【秘】 清掃員 カミクズ → 規律 ユス/* こちらメロンパン入れとなっております。 薬局着いたら白移行でもこのまま秘話進行でも大丈夫です! 以上です!どうぞ! (-289) 2022/03/03(Thu) 22:27:14 |
【秘】 奇形 メイサイ → 規律 ユス「…………」 『別に、納得行かない結果になったって』 「あはは」 ──誤魔化しきれない。 『関係者じゃないけれど。 無関係でもないのは、その通りです』 ▽ (-296) 2022/03/03(Thu) 23:21:46 |
【秘】 奇形 メイサイ → 規律 ユス『知りたかったんです。 提供者がどう決められるのか』 『皆さんの生きたい≠見に来ました』 ナツメ先輩の死ぬのは怖い≠聞いた。 ハナサキさんの死にたくない≠聞いた。 カミクズさんの死ぬのは怖い≠聞いた。 ヒメノさんの死にたくない≠聞いた。 カイさんの死にたくない≠聞いた アクタさんの死にたくない≠聞いた。 ユス先輩の生きて帰りたい≠聞いた。 『その上で、自分がそれを背負えるのかを確認しに来ました』 自分にはとても背負いきれないと思いました。 『それが。 この場所で、この機会で、したかった事です』 (-297) 2022/03/03(Thu) 23:22:57 |
【独】 規律 ユスメイサイ、法廷スケッチ のこと知らなさそうだし鯖にいない人だと思ってて、臓器ジョークからいちかわさんかな?と最初は思いつつ 色んな人に秘話飛ばしてるみたいだしフットワーク軽いからきぬくろさんかと思ったけど臓器くじの鍋パえげつねえセンスしてるしやっぱりいちかわさんかな (-325) 2022/03/04(Fri) 3:56:18 |
【秘】 規律 ユス → 清掃員 カミクズ「成る程。万全じゃない状態でじっとしていると気が滅入ることもありそうですね。襲われたのなら尚更。 分かりました。それならこれ以上休めとかは言いません。ただ、もし体に負荷が掛かりそうな作業をする場合は俺に言ってください」 提案をしながら、さくさくと歩いていく。 「……」 ぽつり、こぼれ落ちた想いと声。 ちらりと物憂げな貴方を一瞥して思案する。 青年は貴方と美大生、W二回目の人間Wの通信を知らない。貴方の主な清掃先を知らない。 ……けれど。 「……人が人として生きる限り、必要とされ続けると思いますよ」 ただの清掃員が言う台詞にしては異質めいたそれを拾い上げめ推測し、辿り着いてしまった。 「俺にとっては都合が良くて助かります。 その可能性に賭けて話しかけたが、予想は当たったかもしれないな。よかった」 貴方の声よりも更に小さな声で放たれたそれは、薬局へ向かう足音に踏み潰されて消えていった。 (-326) 2022/03/04(Fri) 4:41:39 |
【秘】 規律 ユス → 清掃員 カミクズ /* 失血死が好きです。(名乗り) 血とか色々流れ出るのが好きなので、是非白に流れさせていただけたらなと思います。素敵な提案ありがとうございます。 (-327) 2022/03/04(Fri) 4:42:16 |
【墓】 規律 ユス>>薬局 ただ生きたいという鮮烈な少女の願いも。 ただ理解したいという青年の唯一の欲も。 そして彼らに手を伸ばした者達の意思も。 それら全てがいなくなってしまえばそこにあるのは、彼らが「そこにいた」と言う僅かな名残のみ。 倒れた陳列棚。乾いた血溜まり。散らばった商品の数々。多くの残滓が留まった場所に二人は到着した。 「当然と言えば当然ですが、殆どそのままですね」 前回駆けつけた青年は今は学生服ではなく動きやすいツナギを着ていた。人を助け運ぶ緊急の用事ではなく、人々の名残りを丁寧に掃除するのだから。 (+22) 2022/03/04(Fri) 4:43:41 |
【秘】 規律 ユス → 奇形 メイサイ『生きたい=x 『そうか』 空白。沈黙。思考。 『俺なら他人事だと全て放り投げるのだがな』 ぽつり、そんな独り言めいたものが送られてくる。 『こので参加者がどれほど死のうが、どれほど生きようが、見学のお前は確実に生きる。 明日死ぬ予定でもない限り必ず明日がある。生きたい≠ニ叫ぶ人間の命が積み重ねられた明日が』 『メイサイ。参加者の誰もが生きたい≠望んでも、終わらない限り誰かが選ばれる。本当にW提供者Wになる者だっているだろう。 蹴落とし合い。生存競争。そういうものに見えるかもしれない。 納得のいかない結果になる者が出るかもしれないことは、きっとお前も予想できる筈だ。それが一人では済まされない可能性があることも』 ▼ (-347) 2022/03/04(Fri) 11:53:00 |
【秘】 規律 ユス → 奇形 メイサイ『それでも、背負おうとするのか?』 『無関係ではなくとも、関係者でもないお前が』 声や仕草など、言外から心情を伝えられるツールがないことに気付いた。 『ああ、責めているわけではない。ただ、純粋な疑問だ』 『他人の想いを背負うなど潰れてしまいかねないものだと思うのに、と考えてな』 (-348) 2022/03/04(Fri) 11:53:56 |
【秘】 奇形 メイサイ → 規律 ユス『あ。勿論、ここの皆さんの生きたい≠ワで背負う気は全くないですからね!』 『さすがにそんな事やってられませんよ』 そこまでのお人好しじゃないよ僕は。 『今回の合議はあなた方候補者の皆さんのものだから。 僕が介入する余地はありません。 どんなに納得行かない結果になろうとも、僕はただ見ているだけです』 『ただ。僕が当初、命を奪おうとしていた誰かさんにも生きたい≠ェあったとしたらですよ。多分ありますよね。 それを背負って生きる事はできないなって事が確認できたんですよ』 『だから、良かったです』 『僕はユス先輩のようにはなれませんでした』 でも、先輩のように放り投げてしまう事もできなかったんだ。 『そんな感じです』 (-350) 2022/03/04(Fri) 13:37:33 |
【秘】 規律 ユス → 奇形 メイサイ『そうか。俺たちの分を背負っても背負わなくても俺には関係のないことだが、一生理解できないだろうなとは思ったかもしれん』 『……それでも、背負わなくとも、きちんと見守ってくれるのだなとは思ったが』 お人好しが一番理解できない人種だろうなと思った。 『……ああ。だから殺すことをやめたいと言ったのだろうか。 そもそも、自分で殺そうと思って殺した相手の生きたい≠背負おうとすること自体気持ちが分からないな。律儀なのか? メイサイは」 そんな、呑気そうな感想を述べた。 (-355) 2022/03/04(Fri) 15:04:24 |
【墓】 規律 ユス>>+25 薬局 「そうですね」 端的に答えてモップを受け取る。 移動する前に、眼前で揺れたスプレーを捉えた。じぃ、と焼き付けるように視線を注ぐ。 「てっきり特殊な薬剤か何かを使うものだと思っていました。それなら薬局でも普通に買えそうでいいですね。 使う機会が無いに越したことはありませんが、覚えておきます」 小さくお礼を述べて指示通り離れた場所からモップがけを始めようと、 「カミクズさん」 して、立ち止まって振り向いた。 「W誰かがそこで生きていた事の名残を感じていたいW。 海でそう話していましたよね。誰かが居たんだなと安心すると。 ……こんな痕跡でも?」 乾いた赤を感慨もなくモップで叩いた。 (+26) 2022/03/04(Fri) 16:08:27 |
【秘】 奇形 メイサイ → 規律 ユス『そういう事ですねえ』 『え?』 「僕、律儀なのか……」 『そう言われると律儀だったかもしれないです……』 そんな気がしてきた。 新しい自分を発見しちゃったな。 『この合議は最後まで見守ってますから。 頑張ってください、先輩』 『それじゃあ、話聞いてくれてありがとうございました』 返信。そうして、先輩との会話を締め括った。 (-375) 2022/03/04(Fri) 19:16:55 |
[1] [2] [3] [4] [メモ 匿名メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新