『不死兎』 ニアは、メモを貼った。 (c24) 2021/10/10(Sun) 5:07:31 |
【秘】 『不死兎』 ニア → 叛逆者 ミズガネ/*(と思ったのですが、蘇生して直ぐにミズガネさんの所に駆け込みたいので、 今はいい感じに……畳んでおこうかな! 先輩が訪問しちゃうぞ〜!) 「――――、!」 あなたへの質問を投げかけたその直後。通知の音が鳴る。 部屋にある端末、バンのメンテナンスを申請していた物だ。 「…………、ああ、なんだ、本当にタイミングが悪いな」 「ミズガネ、済まない……、話の途中だけれど、 どうやら、バンのメンテナンスを担当する人間が新人なんだと」 「…………、この部屋に来て、 聴取をしながら……、作業を進めるらしいんだ」 はあ、と大きなため息をひとつ。 「また時間を見つけて……、 今度は"ニア"が。……キミの所へと訪問するよ」 そして、"次"の約束もひとつ。 (-122) 2021/10/10(Sun) 5:23:44 |
【秘】 『不死兎』 ニア → 叛逆者 ミズガネこの少女は。もう、この時には。 自分が次に処刑されると予測している。 それをあなたへと伝える事はしない。 ……"だいじな探しもの"の途中に。 カウンセリング室の中から、あなたの壊れたような笑い声を聞いた。 繊細で優しいキミは、この兎の死には耐えられないだろう? あなたとの話の続きはきっと。 この少女の処刑が終わった、その後に。 今はただ、絶対に会いに行くよという意思を。 いつもと違う少女のままの顔で、優しい微笑みに変えて。 それを、ひと時の別れの挨拶としました。 (-137) 2021/10/10(Sun) 6:44:35 |
【独】 『不死兎』 ニア/*眠気が来てくれないのでよその子の考察でもしましょうかね。 ダビーくん。 楽しいかい?への丁寧な秘話返しをありがとう。 キミと話した事が一切なくって掴みかねていて…… そして票先の誘導、あれもすっごい疑問だったんですよね。 でもなんとなく理解した。 兎を処刑へ誘導したの、 ミズガネくんが目的ですか? 人の感情的苦痛に喘ぐ表情、動き、歪み、そういった部分に 何かこう……ね、って感じなのかな。 予想が正しけりゃかわいい後輩がヤベーのに目付けられとるわ。 あとは処刑時に口を隠すやつ。あれも疑問だったんですけどォ 嗤う口元が抑えられないから、隠していますか? ウサチャン視点、キミを疑問に思う部分がたっくさん!なので、 目が覚めたら『楽しいかい?』の答え、聞きに行くね……♡ (-143) 2021/10/10(Sun) 7:03:14 |
【秘】 叛逆者 ミズガネ → 『不死兎』 ニア通知の音に、青年もそちらの方を見るだろうか。 「あー……、完了したのかと思った。 了解。んじゃ一旦失礼するわ」 そう言って席を立つ。 少し名残惜しそうにしつつ、心配そうにしつつ。あなたの方を見て 「"また"、な」 別れの言葉。そして、再開の言葉。 あなたが処刑される、そんな予感は彼もまた感じ取っていた。 けれど、今はそれを見ない様にして。 ……結局完全に見ない振りは出来なかったのだが、それはまた先の話だ。 この場は一度、部屋を後にする。 微笑んだあなたに、ひらひらと手を振りながら。 (-151) 2021/10/10(Sun) 7:54:23 |
【秘】 叛逆者 ミズガネ → 『不死兎』 ニア/* という感じでこちらも一旦〆ますね!ありがとうございました……! ニアたん……ニアたん先輩つらい……PLもミズガネも限界になってますが、またお話しできるの楽しみにしてますね!ニコチンホームズより愛を込めて。Thanks……!! (-152) 2021/10/10(Sun) 7:56:57 |
ニアは、蘇生室で目が覚めた。 (c27) 2021/10/10(Sun) 19:04:05 |
ニアは、炎以外で蘇りを果たすのは、これが初めてだ。 (c28) 2021/10/10(Sun) 19:04:36 |
ニアは、傍らにあったバンを抱える。今日からまた、漂う。 (c29) 2021/10/10(Sun) 19:05:26 |
【秘】 『不死兎』 ニア → 新人看守 ダビー「…………、」 蘇生から目覚めた身体が漂う。 探しものをするために、キョロキョロと辺りを見渡して。 新人看守……あなたの姿を探している。 あなたの姿はどこに在るのだろうか? この少女は見つける事が出来るかな? (-222) 2021/10/10(Sun) 19:08:50 |
【秘】 新人看守 ダビー → 『不死兎』 ニア 貴方が恐らく目が覚めてから、うんと時間が過ぎた後。きっと探しものは見つかることだろう。 今肉体がおしまいになっている予定のレスがある為、どこの時間軸なのかはちょっとふにゃっとした曖昧な感じになるのはどうかお許しください。 貴方の姿を認めると、新人看守はおもむろに口を開いた。 「B-128か。蘇生は無事済んだようだな。問題はないか」 看守として管理する囚人の安否確認らしい。男の顔、態度は貴方が見かけたことのあるものと何ら変わりない。 (-226) 2021/10/10(Sun) 19:28:47 |
【独】 『不死兎』 ニア「やるべき事があるな、やはり」 その 不死兎 「軽く尋問と行こうじゃないか、なに……」 「キミという"人"を見たいだけだよ、 ダビー 」今までの行動、その目的、理由、違和感、その全ての答えを。 見定めたい。 (-228) 2021/10/10(Sun) 19:31:06 |
【秘】 『不死兎』 ニア → 新人看守 ダビー/*(ふにゃっと時間、了解いたしました!) 「…………、嗚呼、身体は問題ないよ」 少女もまた、普段通りだ。 あなたが表で見かけていたとの何ら変わりない姿と態度。 「……、少しだけ、聞きたい事があるんだ。 いや、なんだ、看守と雑談、なんて普段はできないから……」 「…………、時間、いいかな?」 (-230) 2021/10/10(Sun) 19:35:56 |
【秘】 新人看守 ダビー → 『不死兎』 ニア「そうか。問題がないのなら何より」 端的に返答した。続いて時間があるか尋ねられれば、小さな頷きとともにこれまた淡々とした声が返ってくる。 「そうか。それなら応じよう。時間ならあるからな。 ……場所の指定は貴様に任せる。このまま立ち話でも構わないし、重要な話であれば人目つかない場所への移動を勧める。俺が貴様と話しているのを見たら慌てそうな奴がいるかもしれないのでな。落ち着いて話が出来ないだろう」 貴方に最期を送った後輩の姿を思い描きながらそう提案した。その話に他意は特になく、そのまま言葉通りの意味だ。 (-232) 2021/10/10(Sun) 19:43:05 |
【秘】 『不死兎』 ニア → 新人看守 ダビー「…………、やったあ」 やったあ。 「うーん、いくつか……話したい事があるから。 長引く可能性も考慮して……、 座れそうな場所が、良いだろうか……?」 ああ、そうだ、と思い出す。 「……、カウンセリング室。 カウンセリングを必要としない代わりに、 …………、部屋の貸し出しをね、頼んだんだ」 そこにしようか、と。 漂う身体はカウンセリング室まで移動を始めるだろう。 (-238) 2021/10/10(Sun) 19:55:24 |
【秘】 新人看守 ダビー → 『不死兎』 ニア「カウンセリングを受けなかった?……そうか。俺も問題はないから、その指定を呑もう」 無表情ながらも僅かに疑問に思ったのか、視線が貴方の頭から爪先をゆらゆら。それから勝手に納得したかのように頷いた。 目の前の少女は、息絶えるその瞬間まで普段通りでいた。そう考えると、カウンセリングも必要ないかもしれない。そんな結論だ。貴方が内心何を思っているかはともかくとして。 男は貴方に従い、大人しく漂う後ろ姿を追いかけるのだった。 (-242) 2021/10/10(Sun) 20:07:33 |
【独】 『不死兎』 ニア/*なるほどね? そしたらミズガネの所に先に行っても良い気はするけど 相手はミズガネではない……よな?わからん。 でもミズガネ、無能力って言ってたから 殺せるのかは……わからん。殺しはしなさそう。 一応PL連絡で聞くか……? (-245) 2021/10/10(Sun) 20:09:40 |
【秘】 『不死兎』 ニア → 新人看守 ダビー「…………、さて」 カウンセリング室、その一室。 砂の箱庭へ……兎の人形ひとつ、男性の人形をひとつ。 向かい合わせで置いて、砂を撫でる。 気が済めば手遊びを止め、空いている椅子へと座るだろう。 場所は……出来れば、あなたの正面が好ましいが。 「先ずは…………、先の兎の処刑、その時の話だ」 「あの時の答えを兎は……聞けていないからね」 『楽しいかい?』と唇を動かした、その瞬間の話だ。 改めてあなたに。楽しかったかい?と問う事だろう。 (-251) 2021/10/10(Sun) 20:19:49 |
ニアは、トレーニングルームの中継が見れるなら見たい。トラヴィスは元気出して……と思った。 (c31) 2021/10/10(Sun) 20:22:12 |
【秘】 新人看守 ダビー → 『不死兎』 ニア 男は大人しく貴方の向かいに座っていただろう。 律儀に人形遊びから始まり、椅子へ座るまでの動作を見守る。 「ああ、あの時か。俺が答えた時は、もう既に貴様は事切れていたものな」 「楽しかったよ。俺が殺した瞬間ではなく、その後に楽しみを見出していたがな」 たいして間もおかずに答えは放たれた。心の底からたまらないとでも言うように、笑みを先ほどまで無機質めいていた顔に乗せて。 (-252) 2021/10/10(Sun) 20:28:40 |
【秘】 『不死兎』 ニア → 新人看守 ダビー「嗚呼、…………なるほどね」 返事は軽いものだった。 いつも通り、怯える様子も驚く様子もなく。 「キミはやはり、最初から兎を……、見てはいないな?」 疑問が確信に、近くなっていく感覚があったから。 「もう一つ、質問しよう……票先の誘導についてだ。 あの"処刑という舞台"を楽しくするには。 …………、兎意外に、適任がいた筈だ」 無抵抗な少女を殴った所で楽しい画が出来るとは想像し難い。 そして少なからず、この少女の死を"悲しむ者"がいる。 では何故、この少女を指名したのか? 「処刑自体が……、楽しむ目的では、ないんだよね? なあ」 「――――キミは一体、 誰の何を見ている? 」 (-255) 2021/10/10(Sun) 20:43:10 |
【秘】 『不死兎』 ニア → 叛逆者 ミズガネ/* はろー、ニコチンホームズ様。ゴンゴゴです。 時間軸の確認に参りました! 蘇生後すぐにミズガネさんの所へ行きたいのですが、 現在、某ニアの処刑の後から長時間姿を見せていない彼と ちょみっとだけ秘話をさせて頂いてて…… これにミズガネさんが関わっていたら時間軸めちゃくちゃになるな、と思い 確認しに……来ちゃいました! 蘇生後すぐのタイミングでも問題なさそうならば訪問させていただきますし、 このタイミングがいい、などあればご希望に添うつもりでいるので、 ご検討のほどよろしくお願いいたします。 PLさんも限界って言ってたし無理はせずにね……! ゴンゴゴでした! (-256) 2021/10/10(Sun) 20:55:23 |
ニアは、中継はじまったあ! (c32) 2021/10/10(Sun) 20:57:34 |
【秘】 叛逆者 ミズガネ → 『不死兎』 ニア/* お疲れ様です、ゴンゴゴさん。ニコチンホームズです。 ぶっちゃけますと ご名答 ですね……なので、直ぐになると時間軸がしっちゃかめっちゃかになる感じだったりします。ただ、6日目に突入してしまうと今度はジャックイベントでエライコッチャになる可能性があるので、よろしければ5日目中盤〜終盤ぐらいの時間軸という形でいかがでしょうか……? お手数をお掛けして申し訳ありません、限界ではありますが元気です。ニコチンホームズでした! (-259) 2021/10/10(Sun) 21:02:06 |
ニアは、えっ…… (c33) 2021/10/10(Sun) 21:05:19 |
【秘】 『不死兎』 ニア → 叛逆者 ミズガネ/* わあ……可能性の予想が当たってるぅ……!後輩……!!ドウシテ……!!!! そしたら某ダビーくんとの会話はミズガネさんとの諸々が終わって、 彼が表に出れるようになってから、の時間軸になるのかな……? そしたらミズガネさんとの会話が先に……なる!?わからん。 とりあえず話す順番が把握できればゴンゴゴの方はOKなので、 5日目〜終盤ぐらいの時間軸で大丈夫そうならば突撃……します! こちらこそ検討とお返事ありがとうございます。ラヴ! (-265) 2021/10/10(Sun) 21:18:19 |
【秘】 新人看守 ダビー → 『不死兎』 ニア 沈黙。そして、思案。 貴方の言葉を聞いているのかいないのか、眉一つ動かさず空白を置いて。 長いようで短い時間が過ぎたのち、ゆっくりと唇を開いた。 「B-128、なかなか鋭い目を持っているんだな。 さて、それでは答えようか。 一つ目の質問。そうだな、貴様を見ているわけじゃない。俺の興味が湧けばきちんと見ていたかもしれないが、今の貴様にそれは無い」 気遣いの欠片もなく、すっぱりと男は言い切った。 → (-269) 2021/10/10(Sun) 21:28:03 |
【秘】 新人看守 ダビー → 『不死兎』 ニア「二つ目の質問。投票先の誘導については、半分は先日議論の場で発言した通りだ。 貴様が最もこの催しに反応を示していない。たいして反応のないものをずっと生きながらえさせていても後半の議論がつまらないだろう? 何もする気がないのなら、せめて人々に殺されて少しでもこの宴を彩ってほしいものだ」 確かめようもなく、出せる証拠もないが、この言葉は本物だった。最初貴方の名前を挙げては話を来た時は、この理由しかなかった。 「ああ、でも。後になって考えて、貴様に票が集まるよう誘導したのは悪くなかったと結論に至った。俺は俺で処刑が見たかった者が他にいたから、そちらに入れたが……。 ……さて、最後の質問の問いだ」 → (-270) 2021/10/10(Sun) 21:28:35 |
【秘】 新人看守 ダビー → 『不死兎』 ニア「処刑自体を楽しんでいるわけじゃない。 俺が見たいのは人だ。それも、きちんと痛みを感じ素直に曝け出す者。剥き出しの感情を見せてくれる者。 ──俺が望むのは愛おしいと感じる者達の、愛おしいと思える感情が生み出す物だ。 表情、言葉、行動……それら全てを、俺は見て愛したい」 (-272) 2021/10/10(Sun) 21:29:07 |
【秘】 叛逆者 ミズガネ → 『不死兎』 ニア/* どうしてこうなったんだろう……(遠い目) 諸々が終わった直後だと何か限界状態になっている気がするので、それから暫くして落ち着いた頃合いみたいな感じだと嬉しいですかね!! 順番はニアたん先輩及びゴンゴゴさんの都合の宜しい順番で大丈夫です!待ってますね……Love…… (-274) 2021/10/10(Sun) 21:49:51 |
【秘】 『不死兎』 ニア → 新人看守 ダビー淡々と流れていくような、あなたの声を聞く。 その言葉を、一瞬たりとも逃さぬように、兎は耳を立てて。 「……、なるほど」と。再び軽い返事をひとつ。 「"人"を見たいのは兎もそうだ。 …………、故に、キミの元へとやって来た訳だが」 「……、正解だったようだな。普段の立ち振る舞いからじゃあ、 その思想を全て汲み取る事は難しい……、努力が感じられる」 ただの分析でしかない。 が、あなたに直接話を聞けた事で鮮明になってきた。 あなたの"歪み"が。 「人のマイナス面での感情の露呈、 キミはそれに…………、特別な感情を抱く人間だと」 「嗚呼、あともう一つ…………、なに、これは純粋な疑問だ」▽ (-275) 2021/10/10(Sun) 21:54:29 |
【秘】 『不死兎』 ニア → 新人看守 ダビー赤 ただの防衛、威嚇。 視線をあなたに合わせる事はしないだろう。 その 兎 「処刑の時……、口元を抑える動作を良く、していただろう?」 参加していない処刑も、中継を通して見ていた。 全員の立ち振る舞いを。 「あれは…………、」 そう、純粋な疑問、質問。看守、囚人、関係なく。 この兎は、あなたという"人"に興味がある。 「―――― 隠していたのかい? 嗤う、口元を 」人の痛々しい姿や死そのものに、抵抗を感じているとは思えない。 ならば、自己防衛や驚きの類から来る動作では無い、と。 ……思考した。 (-276) 2021/10/10(Sun) 21:57:57 |
【独】 『不死兎』 ニア/*それじゃあ予定通りに、 ダビーくんからミズガネくん、という経由で行きましょうかね。 いやなんだ、後輩が目付けられてるんじゃないかってのは、 聡い兎なら多分、この秘話で分かるだろうから…… 守りに行く態勢になるだろうな。 普通を与えてくれる特別で大事な子だし、ミズガネくん。 (-279) 2021/10/10(Sun) 22:04:11 |
【独】 『不死兎』 ニア/*そして脱字侍でごめんね、ニコチンホームズ様。 5日目中盤〜終盤です。中盤が抜けてるけど把握しております。 ごめんねェ!!!!!!!!! (-281) 2021/10/10(Sun) 22:06:03 |
【秘】 新人看守 ダビー → 『不死兎』 ニア「そうか。何にも興味を持たないと思っていた貴様が、人を見たがるのか。こうして話さなければ知らないままだったな」 "普段の立ち振る舞い"のまま男は答える。 男は処刑時に燃えるような感覚を抱いた。その熱さは知っていたはずなのに、それでも 赤 を一度だけ見る。その行動の中に含まれた心情が知りたくて、炎の中に手を入れたのだ。 「…………ああ。どうしても、その癖は直らなくてな。 ──正解だ。 俺が愛するものは人々に忌み嫌われる日陰の存在だ。そして、俺のこの感覚も例に漏れず拒まれる。人に紛れて生きていくには、隠し通すしかないだろう?」 心臓を押さえながら男は嗤った。手で口元を覆うことはしない。 だって、もう隠す必要がないから。 (-282) 2021/10/10(Sun) 22:17:15 |
【秘】 『不死兎』 ニア → 新人看守 ダビー「この無礼講の間ならば……、立場関係なく、 "人"に興味を示しても良いのではと……、思ったんだ」 故に、よく見えるし聞こえるよ、人々の本質が。 ただの防衛、威嚇。あなたの出方を伺うための……起爆剤。 そんな 赤 「キミは実に素直な子だね。 もう少し、…………誤魔化しを入れられると、 …………、思っていたんだけれどな」 新たな疑問が、ひとつ。 「…………、本当は、隠したくないんじゃないのか?」 (-286) 2021/10/10(Sun) 22:33:13 |
【秘】 新人看守 ダビー → 『不死兎』 ニア「そうだな。『無礼講』だからな」 煌々と燃える 赤 を見て答える。心臓の痛みなど気にも留めない。「そこまで推測し、見抜いている者に誤魔化しても意味などないだろう。ああ、なんだ……暫く騙し通していたのだから、もう少し誤魔化してほしかったのか?」 貴方がそんな期待や望みなど、こちらに抱いているとは思えないけれど。 「……本当はな。誰だってとめどなく溢れるものを好き好んで押さえつけたいと思うものか。 でもな、隠す必要がある限り隠し続けるしかない。人に紛れて生きるのであれば、人が忌むべきものを隠すしかないんだ」 (-287) 2021/10/10(Sun) 22:48:43 |
【秘】 『不死兎』 ニア → 墓守 トラヴィスふよふよと、漂う身体がひとつ。 辺りをキョロキョロと見渡している。 少女は、探しもの中。 "墓守"の姿、あなたの姿を探しているのだ。 廊下を当てもなく歩いてるあなたと出会っても良いし、 都合が悪ければ他の場所、時間でもいい。 「…………、墓守、どこ?」 この兎は、あなたを探している事だろう。 (-288) 2021/10/10(Sun) 22:48:54 |
【秘】 『不死兎』 ニア → 新人看守 ダビー視線を下げる。赤が消える。 ただの防衛、威嚇。……それも、必要がないと感じたからだ。 「キミの言う事も、…………最も、だね」 バンを抱え直す。浮遊する身体は、再び砂の箱庭へ。 ミニチュア、人形を足していく。 この無礼講に参加している人数分を…… 「兎はね、…………隠すのが上手いなあ、と思ったよ? そして、それの意味する事は…………、 それを隠し、普通を演じる時間が長いから成せる事だとも」 男の人形とは対極。兎の置いてある場所、その横へと並べて。 並ばれた人形たちは、たった一人、男の人形の方を向いている。 「きっと今、こうなっているだろう…………、? えいっ」 そして兎の人形を……人差し指でぴんっ!と弾き飛ばした。 「…………、意味は、分かるかな?」 (-292) 2021/10/10(Sun) 22:58:48 |
【秘】 墓守 トラヴィス → 『不死兎』 ニアあなたの呟きを聞いたそのへんの清掃ロボットは、『墓守』にそれを伝えるだろう。円柱形でも仕事はできる。気が効くのだ。 ややしばらくすると、表情を取り繕うことなく不機嫌な様子の墓守が歩いてくる…………貴方の姿を認めれば、ぽかん、と口を開けて瞬きひとつ。 「………………え。貴様が呼んだのか?間違いでなく? どういった風の吹き回しだ?」 意外な人物の姿に、ふつうに驚いている墓守、であった。 (-293) 2021/10/10(Sun) 22:58:54 |
【秘】 『不死兎』 ニア → 墓守 トラヴィス「あっ!」 >あっ!< あなたの姿を見つければ、ふよよ〜……と近寄っていく。 「…………、え? そうだぞ? ……ダメだったか?」 驚かれてしまった。首を傾げた。具合でも悪かった……? 「いやなんだ、…………暇だから話でも、しようかと。 キミに……少し、興味があってね?」 (-295) 2021/10/10(Sun) 23:03:04 |
【秘】 墓守 トラヴィス → 『不死兎』 ニア「……そう。それ。興味。 それがどうも意外でね。別に構いはしないけど」 肩をすくめた。何に対しても興味はないと思っていた──── 「特に、私に対してっていうのがね。 わりと違和感があるというか。経歴とか見ても」 なんだろ、美しいからかな。 キューティクル維持の方法とかなら、教えてやらんでもない、の顔した。 (-298) 2021/10/10(Sun) 23:13:51 |
【秘】 『不死兎』 ニア → 墓守 トラヴィスキューティクル維持の方法は別に興味ないかな、の顔をした。 「…………、無礼講の間は、看守も囚人も関係ない。 "人"を……、見れると思ったんだ」 故に、看守側にも興味を示して良いのではないか?と思考した。 「意外?兎は一つだけ、親近感を覚えたけれど…… 構わないならば、……えっと、? 何処か座れる場所にでも……行くかい?」 雑談のお誘い。お茶会へのお誘いかもしれない。 実はずっと話してみたかったのでちょっとソワ……としている。 (-301) 2021/10/10(Sun) 23:24:07 |
【秘】 新人看守 ダビー → 『不死兎』 ニア 箱庭へ視線を移す。 丁寧に並べられた人形の数を見て意図を汲み取りつつも、貴方の話に耳を傾ける。 「そうか。でももう、何人にも俺の内側を明かしてしまったからな。完全に元の日常に戻ることは不可能だろうよ」 少女の指が兎の人形を弾き出した。対極にある人形に視覚が備わっていたならば、きっとその外側へと放り出されてしまったことだろう。 「……。兎は貴様か。そして向かいに立つのは俺。指で弾いたのは……恐らくは、俺が貴様に興味が無いと言ったことの暗喩か?」 観察して、一つずつ丁寧に答えを組み立てた。 (-303) 2021/10/10(Sun) 23:35:14 |
【秘】 墓守 トラヴィス → 『不死兎』 ニア「……?いいけど。 好みのお茶はあるかい?いいブランドを知っているから…… そこから頼もう。フレーバーつき?シンプルなもの?」 言いながら、談話室の一つへと招いた。 彼女の人生を資料から見るに、あまりお茶を飲み慣れているとは考えにくい。苦いのがダメだとか、味の濃いのは苦手だとか、好みの方向性はあったかな、と食事担当の資料を手元に呼び出した。 「ソファでいいかな。私は木製の椅子があまり好きではなくてね」 体型が崩れそうでイヤなのだ。 対面型のソファ室の片面に先に腰掛け、あなたを向かい側に招いた。 (-304) 2021/10/10(Sun) 23:35:16 |
【秘】 『不死兎』 ニア → 新人看守 ダビー「皆の動向や反応を見れば…………、 それも何となく、予想が……、つくよ」 あなたの答えを聞く。兎はこの少女、頷きをひとつ。 向かいにいたのはあなた、頷きをふたつ。 最後の答えには、首を横にも縦にも振らなかった。 「箱庭に答えなど無いからね……、逆を言うと、 『俺が貴様に興味が無いと言ったことの暗喩』 ……という解を導き出した事が答え、だとも言えるが」 少し考える素振り。そうだね、と呟きながら。 「兎が、どういう意図で動かしたか、の説明はしようか」▽ (-306) 2021/10/10(Sun) 23:47:03 |
【秘】 『不死兎』 ニア → 新人看守 ダビー「兎は…………、」 「 誰の敵でもない。誰の味方でもない 」「兎は、」 「 此処に居る全員が"同じ"に見える 」「みんな同じ "人間" に見える」「…………、という事の表明、だね」 並べていた人形を、人差し指で一つずつ、優しく弾く。 倒す、倒す、倒す、倒す、やがてそれは全部、砂の中へ埋もれて。 「兎は、キミの一部、その人間性、特性を把握した。 肯定も、否定もしない……」 「キミがそういう"人間"だという事実を、受け取った」 それだけの話、その表れだ、と。 バンを抱え直す。……浮遊する身体は、椅子には戻らずに。 (-309) 2021/10/10(Sun) 23:52:05 |
【秘】 『不死兎』 ニア → 墓守 トラヴィス「おお…………、兎は何でもいいが…… キミのお気に入りとかがあれば、それがいいかな」 お察しの通り、どういう物が存在するのか……知識は浅い。 故に、あなたが普段どういう物を好んでるのかを知れるのが良い。 招かれれば、浮遊する身体はあなたの正面へと座る。 「おお……、」 辺りをキョロキョロ。ちょっと楽しそう。 「…………、早速ひとつ、質問してもいいかい?」 (-311) 2021/10/10(Sun) 23:59:57 |
【秘】 墓守 トラヴィス → 『不死兎』 ニア「いいよ。答えられるかは別だが…… 出来るだけ譲歩はするとも」 好みの分析をAIにさせてみたところ、蜂蜜オレンジティー……あたりがよさそうだ。さっそく配膳ロボットに命じ、彼女の質問には鷹揚に頷く。 一線を引いておくのは、この『入り』で、なんか哲学書の前提知識を求めた最新の学問についての質問が飛んできたりするのがこの監獄だからである。答えられんわ。 (-313) 2021/10/11(Mon) 0:06:23 |
【秘】 新人看守 ダビー → 『不死兎』 ニア「……」 男は表情を変えない。ただ、食えない兎だなとは思ったが。 全てが無に帰っていく箱庭と、それから話はおしまいだと言わんばかりに浮遊する貴方を見ながら男は口を開く。今度はこちらが問いかける番だ。 「……B-128。貴様が人を知りたがり、そして等しく扱っていることは分かった。 ……その内側にあるものはなんだ? 貴様は人となりを知ってどうしたい? 人間性、特性を知って尚"同じ"と断じるならば、貴様が記憶したその情報に意味はあるのか?」 (-314) 2021/10/11(Mon) 0:06:59 |
【秘】 『不死兎』 ニア → 墓守 トラヴィス「…………、やったあ」 やったあ! 分析されている事は露知らず。ロボットの挙動をじ……と見て。 きっとこの少女は変な質問はしないだろう。しない筈。 純粋に疑問に思った事を聞きたいだけ。なので、 「……、先の、メレフ処刑時の話だ。 墓守が使っていた剣……灼熱の物が、あっただろう?」 興味その一。 「同じ熱を扱う者同士、興味がある。 …………、キミは何を想ってその熱を……操る?」 (-317) 2021/10/11(Mon) 0:13:24 |
【秘】 墓守 トラヴィス → 『不死兎』 ニアややしばらくすれば、蜂蜜オレンジティー(アイス)が運ばれてくる。ストロー付き。 ホットも考えたのだが、彼女には熱耐性があるらしい。ならば同じ速度で飲めそうなこちらを選んだというわけだ。アイスティーに合う味でもあったし。 「…………ああ。確かに。熱使い、……共通点が無いわけではないのだな……」 言われてみれば。 剣を眺めやって、頷いた。 「……先程の、話を。聞いていただろうか…………なんと言うかね。憎悪とか。怒りとか。悔しさとか。そういったものが、内臓を焼きそうだと思う……瞬間が、たびたびあってね。度数だけが高い酒を飲んだような……」 覚えがあるだろうか、と、探りを入れながら語る。 アイスティーは、……うん、おいしい。 (-320) 2021/10/11(Mon) 0:21:04 |
【秘】 『不死兎』 ニア → 新人看守 ダビー首を傾げる。「これは想定外、」と。 興味が無いのならば、問われる事は無いと思っていたからだ。 浮遊する身体はあなたの正面、椅子まで戻る。座りはしないが。 「その質問には答えられないな」 「…………、というのも、 人となりを知っても、 どうもしない からだ」純粋だ。 「ただ事実を知りたい、知った上で、定義し直したい」 それだけの話だ。 「だから、情報を得る事に意味はある。 …………、兎は性格上、 知らない物を定義したくない 」「キミに関しては、人間性が何処か感じられなかったからな」 それは、今までのあなたの言動、態度。 機械的なその姿には、人間性を感じ取れなかったという話。 「でも、…………演じていたのだろう? その本質が分かった今、兎は……、 キミを"人間らしい"と思えるようになった」 その事実を確認したかっただけだ、と。 それ以上もそれ以下でもなく。自分が納得の出来る形で。 (-324) 2021/10/11(Mon) 0:27:09 |
【秘】 『不死兎』 ニア → 墓守 トラヴィス運ばれる蜂蜜オレンジティー(アイス)をじ……と見つめる。 「おお…………、橙色、綺麗だな」 恐る恐る手に取って、ちう、と一口。目が少し見開いた。オイシイ! 視線が動くのを感じれば、少女も釣られるように剣を見やって。 「憎悪、怒り、悔しさ、…………、嗚呼、」 先程の話以外でも。 この少女は周りの人間が想定するより、周りを見ている。 「身を焦がすような感情、その心の揺れ……、 焦燥感というモノは…………、キミからはよく、感じるよ」 (-327) 2021/10/11(Mon) 0:41:48 |
【秘】 墓守 トラヴィス → 『不死兎』 ニア「……そう。……だからね。だからだ。 その憎悪が。怒りが。私の持つ全てが、罪人たちには『関わりのないこと』だ。身を焦すほどの情を持つのは私だけ……」 構わない。 今更自分にそれが向けられることなど望んではいない。 今は熱を帯びていない剣の柄を握り、ぱ、と手のひらを開いた。 「だから、物理的にでもそんな熱を刻んでやれたら、幾らか気が晴れるような気がしてね。どうせこんな時代に、『永劫に残る火傷』なんて残せない。だから気分でしかないのだけど……」 柄から離れた指先は、戯れにアイスティーのグラスの水滴を掬った。 「こんなところかな。答えとしては。……誠実に答えたつもりだよ?」 (-330) 2021/10/11(Mon) 0:52:52 |
【秘】 『不死兎』 ニア → 墓守 トラヴィス「…………、関わりのないこと……、永劫に残る火傷……、」 復唱、小さく音にする。首を傾げる。 「キミが熱を操る理由は……、キミの思想、感情が起源だと」 「…………、興味深い話を、有難う」 おもむろに人差し指を口元に当てる。 「そしてこれは……兎の戯言、純粋な疑問なのだが、」 答えたくなければ、答えなくても良い物だ。 「関わりのないこと、と言っていたね? キミはそれらに……、 自分から関わりに行った事はあるかい? 」 (-333) 2021/10/11(Mon) 1:11:42 |
【秘】 墓守 トラヴィス → 『不死兎』 ニア「……その答えには、前提が幾つか足りない」 問いを聞いた時。確かに、彼は何かに怯えた。 しかし、……それは、図星を突かれたから、というよりは。 「 関わりの閾値が異なる場合、二者の意識はズレるんだ 。……例えば共に茶を飲むことだけを関わりと認識しているものであるならば、私は君とだけ関わったと言える。……私は、……、言葉を届けるには少し平和すぎる し、言葉選びも得意ではない、のだろうね。私の、関わり方では……」もっと根本的なところが『だめ』なのだと、認める言葉を吐きたくなかったからだ。 それでも、誠実に答える。 それしか手段がないのだ。トラヴィスという男は。 (-335) 2021/10/11(Mon) 1:22:56 |
【秘】 新人看守 ダビー → 『不死兎』 ニア「……そうか」 普段よく見る時と同じように、淡々と返した。 「俺もまた貴様への認識を改めよう。貴様は全てに無関心な訳ではなかった。むしろ、俺よりも広い視界を持って世界を見つめていた。 だからといって何かするという訳ではないが。ただ、そう……ああ、この認識を改めるという行いは。定義し直す事を望む貴様と似たものだろうか」 きっと話さないままだったとしたら、何一つ分からないままだったから。 「……人間らしい、か。他者に求めていた訳ではないが。欲していた言葉をここで聞くなんてな」 ブーツが鳴る。傍まで戻ってきた貴方とは反対に、今度は男が椅子から離れた。そのまま出入り口へ。 (-336) 2021/10/11(Mon) 1:25:30 |
【秘】 『不死兎』 ニア → 墓守 トラヴィスあなたの言葉を聞く。 前提が足りない、それは自身も感じていた。頷きをひとつ。 「閾値……成程な。…………じゃあキミは、 どういう関わりを……、他人へと求めているのだろうか?」 指を下げる。アイスティーへとその手を伸ばす。 ストローをつまんで、くるくると。氷がグラスに当たる音が響く。 「これは兎の推測だから、気分を害したら……済まないね」 「キミは何処か…………、臆病に、見える。 一線を引いている、というか……保守的というか?」 それが悪い、とは言わない。けれど…… その部分がどうも、何かの足を引っ張っているのではないか、と。 ……思考した。 (-339) 2021/10/11(Mon) 1:34:56 |
【秘】 墓守 トラヴィス → 『不死兎』 ニア「……憎まれたい。憎悪によって殺されたい。」 はっきりと口にした。 「……だけどね。普通はそんな風には生きられない。人を傷つけたくはないし、悲しい顔をされたら、悲しく感じる。解決してやりたいと思うし…… 幸せを手にしようという人間の邪魔はしたくない。……だけど、『そう』すれば、殺してもらえるのかな、と、いつでも思ってる。だから……」 溜息をついた。 ストローをくるりと一回転。氷が涼やかな音を立てる。 「……すまないね。優柔不断な、どちらにも進めない男の戯言だ。気にしなくていい。私は踏み越えるほど度胸はないから。君がもし壊されたくないものを持っていても、私はそれを奪う度胸も、力もないよ」 (-342) 2021/10/11(Mon) 1:50:11 |
【秘】 『不死兎』 ニア → 新人看守 ダビー「…………、嗚呼」 こちらも普段と同じ、淡々とした返事をして。 「キミにも何か得るものがあったのならば。 兎は…………、キミと話せた事を、嬉しく思うよ」 長く話に付き合ってくれて有難う、とお礼を一つ。 「そういう訳だから、兎の前では無理に取り繕う事なんて事も、 しなくていいからね、……ダビー」 なんて、これは決して強制する言葉ではない。 隠すのが面倒なら隠さなくても良い、というだけの話だ。 あなたの話を聞けて。あなたの事が少し知れて満足したらしい。 あなたが部屋から出ていく事を止めたりはしない。 「またね、」とだけ挨拶の言葉を零して。 あなたの姿を見届けてから、部屋の片付けを始めるのだろう。 (-343) 2021/10/11(Mon) 1:50:47 |
【秘】 『不死兎』 ニア → 墓守 トラヴィス「憎悪によって殺されたい、か……」 復唱。頷きをひとつ。 「キミは臆病で、繊細で、優しいんだな、きっと。 そしてその部分が足を引っ張り……、本来の、 "憎まれたい"という願望が叶わずに居る、と……、」 そうして生まれる疑問が新たにひとつ。 「…………、もう一つ、聞いてもいいかい? どうしてキミは……、 憎悪によって殺されたいんだ? 」聞いて直ぐに「答えたくないならばいい」と伝える。 同時に「ここで聞いた話を、他言したりはしない」とも。 この空間で終わる内緒話なのだ。人差し指を再び口元へ当てた。 (-347) 2021/10/11(Mon) 2:02:44 |
【秘】 新人看守 ダビー → 『不死兎』 ニア ぴたりと。扉に手をかける男の動きが止まった。 「……」 肯定もしない、否定もしない。敵でもなく、味方でもない。世界に公平な貴方。 貴方がもし少しでも何処かに傾いていたとしたら、男は普段通りぶっきらぼうに返事をしてそのまま立ち去っていた事だろう。 「…………ああ」 男は救いを求めている訳ではない。例え仮面を捨てて思うままに過ごした結果、一人になってしまったとしても。男はまるで意に介さない。男はただ己の思想のままに動くだけだ。 敵意があればそれは途端に愛でる対象になる。好意は苦痛を感じて素直に受け取れない。 歪んだ男にとって貴方の距離感は、一番息がしやすいものだった。 「…………………………ありがとう、ニア」 一度だけ振り向いて、それだけを呟き男は去っていった。 (-349) 2021/10/11(Mon) 2:04:56 |
【秘】 『不死兎』 ニア → 叛逆者 ミズガネこれは、諸々から暫くして落ち着いた頃合いのお話。 ふよよ〜と浮遊する身体が漂う。 キョロキョロと辺りを見渡すそれは、"だいじな探しもの"。 後輩の姿を探している。 「…………、ミズガネ」 約束通り、一先ずはあなたの部屋。扉の前まで来てみた。 コンコン、とノックの音。あなたは此処に居るだろうか? (-350) 2021/10/11(Mon) 2:06:25 |
【秘】 墓守 トラヴィス → 『不死兎』 ニア「……どうして、だろうな。隠したい、……わけではなくて」 首を傾げる。 きっかけは、わかっていた。 「家族が、見ないそういう死に方をしたんだ。憎まれて、憎悪によって、邪魔だと……言われたかどうかは知らないけど。壁に書いてあったから多分言われたのかな。私は……知らなかったけど、家族には必要とされた人間ではなくて。だから、そうして初めて一人前になれると、感じたのかな」 今や自分の奥底に癒着して離れない願望は、はっきりと己から剥がしとることは難しい。 「殺した犯人のことも、それなりには憎んでる。でもそいつは私を殺さなかった。憎んだ人間に、邪魔にすら思われなかった……というのは、なんだかね、虚しくて」 その感覚はずっと続いている。 人殺したちを殺したいほど憎んでいて、……しかし、憎まれるほどには、何もできていない、のだ。 「難しいね。望んだ姿になるというのは」 (-352) 2021/10/11(Mon) 2:16:20 |
【独】 『不死兎』 ニア「…………、本当に素直で、律儀な子だ」 去っていく男を見届け、小さく音にする。 浮遊する身体は砂の箱庭の前。 人形を取り出す。全てを戻していく。 棚に綺麗に、一列に並べて。 「みんな、同じだね」 これは、答えのない表明だ―――― (-353) 2021/10/11(Mon) 2:19:30 |
【秘】 『不死兎』 ニア → 墓守 トラヴィス一緒に首を傾げる。 明確な答えは未だ導き出せていないのかな、と。 それならば……新しい解もあるのではないのかな?とも。 「…………、嗚呼、」 そしてあなたの話を聞き、想うもの。それは…… 「独りぼっちだったのに……、 本当に独りに、……なってしまったんだな」 孤独。寂しさを感じた。 「そしてキミは……、それらと同じになりたい、と。 ? でも、それは……、憎まれる事が、果たして …………、本当にキミの望む姿、なのだろうか?」 そして再び、純粋な疑問をひとつ。 「キミは、誰かに"自分"を認めて欲しいだけじゃないのか? それこそ…………、舞台に立つ一人、として」 (-356) 2021/10/11(Mon) 2:39:09 |
ニアは、みんなの真似をしてお菓子を貰いに行ってみた。パンプキンパイvilをひとつ。 (c37) 2021/10/11(Mon) 2:44:42 |
ニアは、まっておっきいのは兎、胃袋のデカさ的にちょっと無理…… (c38) 2021/10/11(Mon) 2:45:14 |
ニアは、アマノに目を向けた。交換する……? (c39) 2021/10/11(Mon) 2:45:56 |
ニアは、やったあ!アマノのロリポップと、自分のパンプキンパイを交換した。 (c40) 2021/10/11(Mon) 2:48:42 |
ニアは、ポケ○ンだったら進化してたかもしれない、と思った。思うだけで口にはしてない。 (c41) 2021/10/11(Mon) 2:49:29 |
ニアは、もロリポップをぺろりながら頭を下げた。有難う。 (c42) 2021/10/11(Mon) 2:51:04 |
ニアは、は、も になっちゃった……日本語破綻してかなしい…… (c43) 2021/10/11(Mon) 2:51:37 |
【秘】 叛逆者 ミズガネ → 『不死兎』 ニア扉をノックすれば、暫くの間の後。 ごそごそと、室内から何かしら音を立て。その後部屋の扉が開かれる。 「……、ニアか」 歓迎はしている様であるが。 少し、いやかなり、ぼんやりとした様子で、あなたに応じるだろうか。 (-360) 2021/10/11(Mon) 2:52:33 |
【秘】 『不死兎』 ニア → 叛逆者 ミズガネ「…………、おお」 あなたの姿を見て…… 「大丈夫?……、そうでは、ないな」 心配した様子で首を傾げた。 「…………、どうやら、お疲れの様子だね? 先輩、後輩と喋る気満々で訪問しちゃったよ。 日を改めた方が…………、良いかい?」 (-362) 2021/10/11(Mon) 2:56:34 |
ニアは、横向きになって浮遊し始めた。ハモの真似のつもりらしい。ふよよ〜…… (c44) 2021/10/11(Mon) 3:08:04 |
ニアは、うねうねした動きができなくてやめた。別に見られて恥ずかしかった訳ではない。決して。 (c45) 2021/10/11(Mon) 3:13:21 |
ニアは、うねうねしてる……!ハモだ! (c47) 2021/10/11(Mon) 3:19:34 |
ニアは、フォークがだめそうな現場を目撃してしまった。だめそう。 (c48) 2021/10/11(Mon) 3:20:23 |
ニアは、キミらしくていいと思う、と思った。思うだけで口にはしてない。 (c49) 2021/10/11(Mon) 3:24:17 |
ニアは、新顔だ!囲え!……ルヴァの近くを漂い始めた。 (c50) 2021/10/11(Mon) 3:27:19 |
ニアは、雨水はだめそうというよりだめだ。 (c51) 2021/10/11(Mon) 3:29:35 |
ニアは、新顔だ!囲え!……チャンドラの近くを漂い始めた。 (c53) 2021/10/11(Mon) 3:30:32 |
ニアは、チャンドラに手を振り返した。ご機嫌、いい。 (c55) 2021/10/11(Mon) 3:33:12 |
ニアは、うわ、でた…… (c60) 2021/10/11(Mon) 3:42:29 |
ニアは、そもそも輸血パックって飲むものじゃなくない? (c61) 2021/10/11(Mon) 3:44:41 |
ニアは、思わずマジレスしてしまった。 (c62) 2021/10/11(Mon) 3:44:59 |
ニアは、結局血じゃないか!!!!!!!! (c63) 2021/10/11(Mon) 3:45:52 |
ニアは、ダビー……元気じゃなさそうだけど元気だね…… (c68) 2021/10/11(Mon) 3:52:17 |
ニアは、イマジナリーダビーに想いを馳せた。 (c69) 2021/10/11(Mon) 3:56:50 |
ニアは、みんなめちゃくちゃ止めるじゃん…… (c70) 2021/10/11(Mon) 3:58:56 |
ニアは、実は自分もちょっと興味あった。好奇心。 (c71) 2021/10/11(Mon) 3:59:19 |
【独】 『不死兎』 ニア/*今見返してて思ったけど 『無理に取り繕う"事"なんて事も』っておもしろ誤字してるな。 削り忘れた"事"をぶん殴るの歌^〜〜〜〜〜〜!!!! はずかしい。燃やしたい。 (-368) 2021/10/11(Mon) 4:06:04 |
ニアは、ルヴァに、良かったね……となった。 (c72) 2021/10/11(Mon) 4:19:08 |
ニアは、墓守だ!囲え!……トラヴィスのの近くを漂い始めた。 (c74) 2021/10/11(Mon) 4:28:01 |
ニアは、のが重複しててかなしいになった。 (c75) 2021/10/11(Mon) 4:28:19 |
【独】 『不死兎』 ニア/*そして、先の独り言にも訂正を入れておこうかね。 ミズガネを守りに行く態勢、という部分ね。 ミズガネの心は守りたいとは思っているので、 "壊れないように"のサポートはすると思います。 それがダビーくん視点、向こうの味方に付いた、と 捉えられちゃうかどうかは、ワカランのだけれど…… 完全に壊れちゃうの、多分誰しもが望んでないと思うので。 ? ……いや、わからん。 壊れた人間から出る感情でも愛を感じるのか? その答えは聞けてはいないし、兎を噓つきにしたくもないので、 余計は事はマジでできないのだけれどね。 でもダビーくんの事、マジで肯定も否定もできないな…… 自分の好きが他人に受け入れられないのも、 その好きから直接否定を食らうのもキッツくない? 嫌がるキミがすき♡はまあ分かるんだが拒絶となると話違うし。 (-369) 2021/10/11(Mon) 4:34:44 |
ニアは、アンタレスに手を振った。またね。 (c76) 2021/10/11(Mon) 4:35:14 |
ニアは、トラヴィスはフライパン食べるか? (c77) 2021/10/11(Mon) 4:37:03 |
【秘】 『不死兎』 ニア → 模範囚 メサこれはきっと、処刑が終わって。 少女が蘇生をした後のお話。 ふよふよ、キョロキョロと。 トレーニングルームへ、娯楽室へ。漂って、見渡して。 探しもの……あなたの姿を探しているのだ。 「…………、メサ、」 あなたはどこに居るだろうか? この少女は、あなたを見つける事ができるかな……? (-370) 2021/10/11(Mon) 4:41:16 |
ニアは、いけるのか……となった。 (c78) 2021/10/11(Mon) 4:41:39 |
【秘】 墓守 トラヴィス → 『不死兎』 ニア少女の、口にする言葉は。 あんまりにもまっすぐで。正しい形のようで。 息を飲んだ。長い時間を過ごすうちに、歪んでしまったかたちに、恥すら覚えるような。 「…………。」 「…………そう、なのかな」 それは、難しい望みを抱いたものだね、と、つぶやいて、目を瞑った。昔の己が瞼の裏に浮かぶ。 「幼い頃に君に会えたら、今の私は変わっていたかな……」 『彼』は、そんな大それた願いを抱えていたのだろうか。あの屋敷にいた頃からずっと、自分にも見えないように隠して育ててきたのだろうか。 「私自身、なんて」 鏡をみたって、見えた試しがない、のに。 (-373) 2021/10/11(Mon) 4:59:34 |
【独】 『不死兎』 ニア/*で、兎的にはなんか、目の敵にされてるなあ、というのは 周囲の様子を見て察してはいると思うんですね。 だからこそダビー、キミを見定めたかった。 周りから敵視されている。キミは一体何をしたんだい?と。 もし本当に"危険"な存在ならば、自分の身も守らなきゃなので。 話を聞いてそれが鮮明になった。 加虐性愛…… ん? 調べたけどそれとは違う? なんだろうな……やっぱまだちゃんと全容の理解は できていないや、ゴメンね。でも否定はしないよ。 そも、それを危険視する人の存在も理解ができるし、納得した。 危害を与えられる前に、という行動そのものも理解できる。 理解した上で出た結論としてはやっぱ…… どっちかに味方するとかはマジで……無いですね、うん! 誰の敵でも味方でもないよ。 結局は趣味嗜好、思想、感情、それぞれが上手く 噛み合わなった事から生まれた"過程"でしかないから。 それ以上でもそれ以下でもない。 みんな葛藤を抱え何かと戦っている人間なんだなあ、と。 私も兎も思いました。まる。 (-376) 2021/10/11(Mon) 5:08:08 |
ニアは、ナフに手を振った。またね。 (c81) 2021/10/11(Mon) 5:09:14 |
【秘】 『不死兎』 ニア → 墓守 トラヴィス「……、どうだろう?純粋な疑問を口にしただけだよ」 過去は、その人を構築する部品で溢れている。 決まった形、思想がいっぱいくっついて、その人になるのだ。 だから、一つの考えを抱き続ける事を、おかしいとは思わない。 「変わっていたかもしれないし、変わらないかもしれない」 そして変われるか変われないか、その問題は…… さほど難しい物でもない。 「…………、キミは、自分を見れなかったんじゃない。 誰もキミを見なかったから、自分でも分からなかったんだ」 「だって、見えないならば…………、 存在していないのと、同じなのだから!」 でも、それが分かってしまえば、答えは簡単だよ、と。 道のりはきっと険しくはあるけれど、希望はあるんだと。 紅水晶の瞳で、しっかりと。あなたを見据えて。 (-380) 2021/10/11(Mon) 5:19:09 |
ニアは、ルヴァと人形に手を振った。またね。 (c82) 2021/10/11(Mon) 5:19:33 |
ニアは、去っていく人々に手を振った。またね。 (c83) 2021/10/11(Mon) 5:22:20 |
【墓】 『不死兎』 ニア人々が去っても変わらずに、小さな身体は漂う。 鼓動も、熱も無いロビーをぼんやりと一瞥して。 「…………、」 ただただ、何もない空間を受け入れた。 初めての、何もない静かな空間を。 "理解"した―――― (+40) 2021/10/11(Mon) 5:31:29 |
【秘】 墓守 トラヴィス → 『不死兎』 ニア「……難しいと、思うのだけど、なあ」 だってそれは、私を見てくれる人がいないから私には私がみえなくて、……私がわからないから、見てもらえるような人間になれない……堂々巡りじゃないか? 弱ったような声をあげて、トラヴィスはあなたをちらと視界に入れた。 ────こんなにも健康的な考えを持てる人物が、なぜ人を殺すのだろう。 「…………君は。どうして」 それを問うことは、彼女を傷つけるだろうか? 彼女はなぜ藁束のように燃えゆくのか。奇妙だった。彼女は前向きで、暖かい暖炉の炎を抱いたような目をしていた。 ならばなぜ?その暖炉は全てを燃やした? 「なぜ、……私を燃やさない?」 『憎んで殺して欲しい』のとは別に、それは単純な疑問だった。 それをすべき相手を、どう、分けているのだろう? なぜ……自分を導くような真似と凶行が、その人物のなかで両立し得るのだろう? (-383) 2021/10/11(Mon) 5:34:50 |
【墓】 『不死兎』 ニア「…………、うん、わかった」 頷きをひとつ。 「…………、ニアも、お部屋もどろう」 いつもとは違う。少女のような振る舞いを。 一瞬だけこの空間へと浮かべて。 いつも通り。ふよふよと自分の檻へと戻っていった。 (+41) 2021/10/11(Mon) 5:36:03 |
【秘】 『不死兎』 ニア → 墓守 トラヴィス「そう? キミはこれから…………、 何にでもなれるって事だと、兎は認識したのだけれど」 首を傾げる。目線を向けられたのを察知すれば、 「どうしたんだい?」と音にせず唇を動かして。 「…………嗚呼、」 その疑問、答えは決まっている。簡単な話だ。 「今キミを燃やした所で、兎の"糧"にしかならないからだよ」 これじゃあ答えになっていない、解らないだろう。 だから、言葉を続ける。 「兎はね…………この世界の 全て 「全てを、平等に、 燃やしたい 「今ここで誰かを燃やしても…………、 この船丸ごとが消えて、無くなってくれる訳じゃないだろう?」 「…………、だから燃やさない。燃やすとしたら、 ―――― 全てを燃やせる舞台を兎が作り上げてからだ (-384) 2021/10/11(Mon) 5:46:55 |
【秘】 墓守 トラヴィス → 『不死兎』 ニア「…… …… …… そう。大きなものを、見ているのだね」 藁束が足りない。ただそれだけのことなのだと知れば、なるほど、と頷いた。それほどの攻撃性を保つのに、どれだけのエネルギーを用いているのやら。この小さな体にどれだけの絶望が訪れれば、そういう世界を見るのだろう。 それは、なんだか。とても。 「……寂しい、かな」 わたしが。 追いつけないような舞台の中心へ、向かうつもりなのだろう。 「私も、君に与えられるものがあれば良かったのだがね。 私の人生経験で、君に与えられそうなものは、中々」 その熱は、自分のそれを容易に凌ぐ。 与えられるのは、精々が、アイスティーくらいか。 からん、と、溶けた氷がまた鳴いた。 「与えられるように、与えたいのだけど。 君の受けてきた理不尽は、わたしにも、飲み下すのは難しい」 収監時の調査歴は頭に入っている。 けれど、……その経験が与えた絶望を生半可な言葉で解せるようなら、とっくに────彼女はどこかで幸せになれていたのじゃないか?こんなところで、自由を奪われる前に。 (-386) 2021/10/11(Mon) 6:13:23 |
【秘】 『不死兎』 ニア → 墓守 トラヴィス寂しい。……それは、予想外な言葉だった。 恐れられたり、罵倒されたり、されるものだと思っていたから。 「…………、ふふ」 思わず、穏やかな笑みが溢れてしまった。 「キミはやっぱり…………、繊細で、優しいんだな?」 アイスティーを手に取る。小さくちう、と吸う。 氷が溶けて少し味が薄まったそれを、ただただ受け入れる。 「兎の理不尽を、他人に飲み下して欲しくはない。 辛いだろう?……他人の思想を背負うのは。 自分を見つめるのに精一杯なら、……尚更だ」 「兎を満たせるのはもうきっと……、炎しか、無いから」 曖昧に笑う。震える身体、それも。 疑似的に 寒さ を覚え、炎 を求め続けている。「…………、でも」 「キミのその気持ちも、何処か……、暖かいな」 この無礼講の中で、この兎は。 炎ではない暖かさに少しだけ。 ……触れられたような、気がしているよ。 (-388) 2021/10/11(Mon) 6:31:32 |
【秘】 墓守 トラヴィス → 『不死兎』 ニア「背負えるなら、まだマシだ。 背負えない、のが…………私には。苦痛だ」 理解が及ばない。それは当然ともいえた。同じ環境にあったことはなく、同じ人生を歩んだこともない。そう過酷な道はなかなか無いし、仮に同じ道のりを歩んだとして、耐えられる魂というのは世界にどれだけあるだろうか? そんな、自分が。半端に理解を示したとて、それは。 「不理解を示す言葉は……心を傷つける。それは私にもわかる、簡単な道理だ。与えられたように与えたい、ただそれだけのことが、私には、……」 トラヴィスは己を呪う。 己の無能を呪う。 「……炎に、足りぬ男で、すまない。 ああ。世界はどうしてこんなにも、」 与えられるように与えたい。 対等になろうという願いが、こんなにも、 「難しいものなんだろうな」 (-390) 2021/10/11(Mon) 7:16:14 |
【秘】 叛逆者 ミズガネ → 『不死兎』 ニア「……あー……いや、構わねえよ。こんな状態だけど、あんたがそれでもいいなら……」 実際あまり大丈夫では無さそうだ。 そのぼんやりとした様子は、鎮静剤を投与された結果だと分かるかもしれない。 「そっちこそ、蘇生してそんな経ってないと思うけど。大丈夫なのか」 (-391) 2021/10/11(Mon) 7:26:24 |
【秘】 『不死兎』 ニア → 墓守 トラヴィス背負えないのが苦痛、今までの話、追想。頷く。 「キミは……、"平等"で、在りたかったのだったな」 一人の人間として、この世界に相応しい存在で在りたいと、 願っていたのだろうか?世界を嫌う自分とは……正反対だ。 「兎も、キミにとって心無い事を…………、 言ってしまったのかもしれない。……すまないね」 でも、それでも、何も与えられていない、だなんて。 「…………、ねえ、トラヴィス。 キミのその繊細な優しさは……、キミだけの物だ」 「優しい言葉を、暖かい気持ちを、くれたキミが。 キミ自身を傷付けるのは…………、」 「それこそ、寂しいと、……兎は、感じてしまうよ」 こうして一人の人間と向き合おうとしてくれた"事実"がある。 その事実に兎はどこか、暖かい気持ちを、確かに覚えたのだ。 だからきっと、何も与えられてない、だなんて事は無いんだと。 これだけはどうしても、伝えなくちゃ、と。全てを、言葉にした。 (-395) 2021/10/11(Mon) 7:40:35 |
【秘】 『不死兎』 ニア → 叛逆者 ミズガネこの兎は聡い。きっと、なんとなく、察した事だろう。 「…………ん? 嗚呼、兎は……大丈夫、」 「ほらこの通り」と。バンを抱えくるりと回る。 死んで生き返る事はもう、慣れ切っているから。 「うーん、……とりあえずお邪魔してもいいかい? 今のキミに立ち話をさせるのは……、心が痛む」 (-398) 2021/10/11(Mon) 7:45:28 |
【秘】 叛逆者 ミズガネ → 『不死兎』 ニア「そっか。……そんなら、いいんだけど」 告げて、邪魔してもいいか尋ねられれば、少し迷ってから頷いて。 きちんと扉を開き、あなたを部屋に招き入れる。 部屋の中は、多くのゲーム用エリアの独房とそう変わりはない。 二つある椅子の一つに座る様に促すと、彼はそちらとは別の椅子の方に腰掛ける。 部屋の中は微かに、煙草の香りがする。 (-399) 2021/10/11(Mon) 7:58:44 |
【秘】 『不死兎』 ニア → 叛逆者 ミズガネ「うん……、有難う」 招き入れられれば、その少女はふよふよと入っていく。 その際に、あなたの頭へ、帽子があるのならその上から。 手を伸ばして……優しくぽんぽん、する事だろう。 促された椅子へ座って。きょろり、見渡して。 煙草の香りは……あなたの物だろうか? 「…………、あー、その……なんだ…………、 改まって言うとなるとなんだか……、 気恥ずかしいな 」話したい事は……沢山、あるのだが…… (-401) 2021/10/11(Mon) 8:14:13 |
【秘】 叛逆者 ミズガネ → 『不死兎』 ニア手を伸ばされて少しだけ目を閉じる。 ぽんぽん、と優しく叩かれ、小さく「悪い」と謝罪の意志を示した。 「……。そうかもしれない。 何だっけな、何か言いかけてたんだが……あ、そうだ。音楽。 ……聞くのも好きだけど、自分でも弾いてたり、した。まあ、今じゃすっかり忘れたけど……」 ゆるゆると思い出しながら、その様に話す。 (-402) 2021/10/11(Mon) 8:27:56 |
【秘】 墓守 トラヴィス → 『不死兎』 ニア「……いいや。君は甘かったよ、私に。徹頭徹尾。 隠してもよかったんだ、触れられれば痛むだろう傷跡など」 動機は傷だ。トラヴィスが殺されたいと願うのが傷であるように、彼女が熱を求めるのも、また違う傷の形なのだろう。 それは膿んで、張り付いて、未だに芯まで彼女を苛んでいる。 でなくば、殺される前にあれほど強い意志を保てるものか。 だというのに。 この後に及んで、言葉を用いて、人と交わろうというのだ。 「…………だから本当に。とんでもないね、君は」 『君は特別強い』などとは、口が裂けても言えない。 『強いから耐えられたのだ』────そのように解釈されかねないそれは、確実に彼女の傷に触れるだろう。耐えたかったわけではないはずだ。誰も苦痛を望んではいない。断絶がそこにあれば、『この言葉は届かない』と確信していれば言えたかもしれないけれど。 受け取られたと感じる。感じてしまった。 だから、距離は近いのだと、思えば、 「…………なるべく。心がけるよ。言葉の、自傷は……」 認めるほかなかった。 …………自傷だなあ、これは。 (-405) 2021/10/11(Mon) 8:34:45 |
【秘】 『不死兎』 ニア → 叛逆者 ミズガネ「…………、嗚呼、やっぱり?」 「キミは手先が器用だからね……、弾く、というと …………、弦の楽器?」 話が始まれば興味深そうにあなたを見据えて。 今じゃあの 欲 も冷めたのか、紅水晶の瞳を向ける。伝えようとしていた話があるのを、すっかり忘れている先輩である。 (-408) 2021/10/11(Mon) 8:42:59 |
【秘】 『不死兎』 ニア → 墓守 トラヴィス『とんでもないね』、その言葉には首を傾げる。 その言葉の真意は、正しくは汲み取れない。 けれども、どこか悪い気はしなかった。 ……だから再び、微笑んで。 「…………、心掛けてくれるのかい? 兎のために?…………ふふ、……有難うね」 この兎の熱は、冷める事はない。 動機は信念だ。己が存在するための理由だ。 薪を焚べ続けないと、この光は、熱は。 命 と共に潰える。そしてあなたの熱は、氷を溶かすようなそんな熱だ。 繊細で、程よく暖かくて。ゆっくりと、広がっていくような。 「でも……、自己を否定するのが落ち着く、 という場合も、あるかもしれない…………。 その場合、兎は。……その気持ちを、否定しないよ」 その熱を在りのまま、受け取りたいと思えたんだ。 (-412) 2021/10/11(Mon) 9:06:11 |
【独】 『不死兎』 ニア/*お、決着ついたか……お疲れ様、ミズガネ。 ダビーくんからするとご褒美だったやろなあ……。 まあ、兎はこれを知ってても知らなくても、 ダビーくんへかける言葉は変わらないんだろう。 もちろん、ミズガネに対しても、ね。 キミたちの物語に兎はきっと、傍から見る事はあれど、 深く関わりはしないのだろうな…… それならば、最後まで。 傍観者は傍観者としての役割を果たそうか。 (-415) 2021/10/11(Mon) 10:36:22 |
【独】 『不死兎』 ニア/*今、ふと思ったのは…… この兎、誰かの不幸を望んでる訳じゃないんだよな。 ……って事。 感情はあるよ、ただそれを表に出す手段を知らないので、 世界には無表情を向け続けるんだろうけれど。 だから、トラヴィスと同じく 『人を傷つけたくはないし、悲しい顔をされたら、悲しく感じる』 ……んだと思うのね? 燃やしてるから傷付けてる!?それは……そう!! ただ、その傷付けたくない、という部分に関しては…… 『人の心を傷付けたくはない』になるんだな、兎の場合。 だから落ち込んでたらよしよし、てするし、 嬉しいな、と思ったら心は暖かくなるし、まあそういう事です。 (-418) 2021/10/11(Mon) 10:59:42 |
【秘】 叛逆者 ミズガネ → 『不死兎』 ニア「ああ、琴なんだけど。……何か今思うと、柄じゃねえなあ……。」 その様に言いつつも、少し懐かしむような様子で。 「……後何か話せる事あったっけな。 むしろあんたは何かないのか?話したい事とか、聞きたい事とか。まさかこれを聞きに来ただけって訳じゃねえだろ」 (-419) 2021/10/11(Mon) 11:03:54 |
【秘】 『不死兎』 ニア → 叛逆者 ミズガネ「…………、柄じゃない? そうかなあ」 懐かしむ様子を見る。楽器を弾くあなたを想像する。 どこか幻想的で、似合うと、思うのだけれど。 「兎も聞きたかったなあ」と、小さく音にして。 「あっ」 >あっ< 言われてハッとする。思い出す。 あなたへと向き直って、ソワ…… 「いやなんだ、兎の話なんて、こう…… 別に興味ないかな、とか思ったり、して、こう……その、」 嫌な事を思い出させるかもしれない、という懸念を抱いている事は、口にはせずに。 「兎のさ、…………、処刑の時の、 話、なんだけれど…… 」 (-420) 2021/10/11(Mon) 11:15:14 |
【秘】 叛逆者 ミズガネ → 『不死兎』 ニア「そうか?……うーん。」 自分では似合ってないと思っている。僕粗暴だし……とか何とか。 聞きたかったと小さく聞こえれば「忘れてなけりゃ聞かせられたのになあ」と、呟くように。 改めて向き直られ、ソワ……するあなたに何だ何だとする。 「んなこたねえよ。今までは、確かになんか……こうしてお互いの事話すの、無意識に避けてたけどさ…… それは別に興味ねえって訳じゃなくて、その。こう。あるだろ?」 と、ずい、とそちらを見て。告げられた言葉に。 「……。ああ」 頷いて、その続きを促す。 (-421) 2021/10/11(Mon) 11:38:26 |
【秘】 『不死兎』 ニア → 叛逆者 ミズガネ案外感覚が覚えてるとかない?どう?という顔をした。 どうしても聞きたいらしい。 今度、いい感じに申請しようかな、琴……と企みつつ。 「う…………、そう、だね…………、 決めつけるのは、良くなかったかもしれない……」 否、決めつけていた訳ではなかった。 きっと自分から、自分を曝け出す事を拒絶していただけなのだから。 あなたの言葉に、安堵を零して、 頷いたをの見て、再び安堵を零して、 「先ず、キミに…………、赤を向けてしまった事を。 …………謝り、たくて」 ああしていないと、耐えられなかった。 全てを憎み、嫌い、燃やしたいという信念……その熱を。 胸に抱き続けていないと、きっと"壊れて"いた。 「…………、でも、ね」▽ (-423) 2021/10/11(Mon) 12:00:02 |
【秘】 『不死兎』 ニア → 叛逆者 ミズガネ「―――― キミが来てくれるって、信じてたよ 」心の何処かで、信じていたんだ。 兎を恐れても尚、傍に居る事を許してくれたキミ。 何処までも"普通"で、臆病なキミが。 あの舞台の上まで駆けて、足を踏み入れてくれた事。 「…………、ニアはね、嬉しかったよ」 「最期を、キミに飾って貰えて」 「"特別な死"は、きっとこれが…………、初めてだなぁ」 少女のままの、素直な顔で、笑顔を。 浮かべた。 (-424) 2021/10/11(Mon) 12:02:36 |
【秘】 叛逆者 ミズガネ → 『不死兎』 ニア自信ねえ〜〜という顔をしている。覚えてるといいな。 本当に飛んできた場合はtune.するかもしれません。 続けられた言葉を、黙って聞いている。 自らの毒をあなたに曝け出したくなかったのは、彼も同じだ。 謝られて、それは状況が状況だし、と言いかけたものの。 その後紡がれた言葉に、暫くの沈黙。 「……、」 あなたが抵抗もせず、表情も歪めず、それでも嬲り殺しにされているのをモニターで見て。何時の間にやら、無意識に脚が勝手に動いていた。 周りで何が起きていたのも対して見ておらず、故に覚えていない。 ただただ、こんな事を早く終わらせたくて、引き金を引いていた。 「……そう、かよ。」 表情を隠す。……少し照れくさそうにしているのが、分かるかもしれない。 (-426) 2021/10/11(Mon) 13:07:14 |
【秘】 叛逆者 ミズガネ → 『不死兎』 ニア/* ふぉーちゅん.と言いたかったんですがf or tune.にされてしまいました。ホームズでした。 (-427) 2021/10/11(Mon) 13:08:55 |
【秘】 墓守 トラヴィス → 『不死兎』 ニア「まあ、ね。落ち着きはするさ。 ……だけど、……まあ、心掛けるくらいは、してみてもいいのかなって」 だって、……初めて、同じ視点まで合わせてもらったような気がしたのだ。もしかしたら幻覚かもしれないけど、それでも。 「ちょっと嬉しかったからね。ナイショだよ」 仮面を口元に当てて。 あんまりチョロい看守だとバレたら、仕事的にはけっこう困りものなのだ。内緒にされなくても、まあ、もしかしたらバレている可能性は否定できないけど。 「……難しい話は、これくらいにしておこうか。 お茶のお代わりはどう?温かいものは?」 りん、と鈴の音を鳴らし、配膳ロボットに発注する。 ベリーリーフあたりなら美味しく飲めるかな、と、手慣れた様子……このくらいしか出来なくとも、やらないよりはきっと良いと思う、ので。 (-429) 2021/10/11(Mon) 13:21:38 |
【独】 『不死兎』 ニア/*おっと。先にトラヴィスの方を〆ようか。 かわいい後輩、待っててね。 f or tune.にはめっちゃ笑いました。 (-432) 2021/10/11(Mon) 13:27:29 |
【秘】 『不死兎』 ニア → 墓守 トラヴィスあなたの本心が、少しだけ垣間見えた気がする。 だから、この兎も。在りのままの少女の姿で、 「…………、本当? やったあ」 口元に手を当てる。ナイショ、のポーズをした後は…… 無邪気に笑って、はしゃいで見せた。 氷の融け切ったアイスティーを飲み干す。 味が薄れる前も、その後も。 この兎は平等に……どちらも美味しいと、感じるのだ。 「あー……、兎、胃袋が貧弱だからなあ 結構、お腹いっぱい……、かも? …………、用意してくれるなら、飲むけれど」 ああでも、そうだな……と考える素振り。 「お代わりは"次"に、取っておこうか。 キミが良ければだけれど……、また暇な時に。お話ししよう」 ナイショのお茶会、その"次"の約束をしたいのだ。 (-435) 2021/10/11(Mon) 13:38:13 |
【秘】 『不死兎』 ニア → 叛逆者 ミズガネあなたが何を想ってあの場へと来てくれたのか。 あなたが何を想って引き金を引いたのか。 聡い兎でも、全てを汲み取る事はできないけれど。 "嬉しかった"……そう思った"事実"だけは。 この兎の中に、確かに、存在するのだ。 「…………、なに? ……照れてる?」 そして残念ながら、聡い兎はそういうのには目ざといようだ。 バンを抱え浮遊する。あなたの元、その正面へと。 ……流石に拒まれるかな?顔を覗き込む姿勢だ。 (-436) 2021/10/11(Mon) 13:48:27 |
【秘】 墓守 トラヴィス → 『不死兎』 ニア「……む。そうか。……食事制限、そういうところにも影響があるか……」 当たり前といえば、そうなのだけど。 『楽しみが必要のない、栄養だけの食事』を突き詰めれば、食事の体積というのは減っていく。……そりゃあ、囚人の胃袋は小さめになるし、『褒美』を食事で得ていなければお茶でも充分いっぱいになってしまうのだろう。 哀れむのも失礼だが、覚えておく必要はあるな、と、脳裏に刻む。 「わかった。次回までには、君の好みにより近い味を探しておくことにするよ。それでどう?」 ウン、とひとつ頷いた。これでいて、この男はけっこう真面目だ。中継で薔薇は散らすけど。 (-437) 2021/10/11(Mon) 13:55:13 |
ニアは、また血液の話してる…… (c93) 2021/10/11(Mon) 13:55:28 |
【秘】 『不死兎』 ニア → 墓守 トラヴィス元々が奴隷だった少女だ。 幼い頃から、まともな食事をしない事には慣れてしまった。 「おお…………、」 「今日のも、綺麗で……、美味しかったけれど。 あれより美味しいのも、あると……?」 それは楽しみだな、と関心を示す。 そしてあなたはお茶に詳しい…… また一つ、あなたについて賢くなった! 「良い……、絶対にまた来る…………、」 バンを抱え直す。浮遊する身体。扉の先まで移動…… する前に「有難う、」と、お辞儀と共にお礼を一つ。 「…………、キミとお話し出来て、良かったよ」 (-440) 2021/10/11(Mon) 14:05:09 |
【秘】 墓守 トラヴィス → 『不死兎』 ニア「うん。あるよ。……その様子じゃあ、あんまりフルーツティーなんかは飲んだことなさそうだね。じゃあ、そういう方向性でいこうかな」 栄養もあるし。と、だいたいの計画を立てて。 ふわふわと浮いた体を見上げて、椅子の上から手を振った。 「私も。とても、いい時間を過ごせたと思う。 ありがとう、ニア。 また次の機会を楽しみにしているよ」 皮肉でなくそう言えたのは、いつぶりだろうな、と思った。 去っていく少女を見送った後も、彼はしばらく、穏やかな表情を崩さずにそこでじっとしていただろう。 ……ほんとうに。 ここで死ねたら幸せだろうなあ、とか、口にしないのって案外大変みたいだ。練習が、必要だな…… (-443) 2021/10/11(Mon) 14:15:23 |
【秘】 『不死兎』 ニア → 看護生 ミンふよふよと、浮遊する身体が漂う。 辺りを見渡して……、 「…………、えっと、」 あなたの部屋の扉の前で、漂う身体は止まった。 コンコン、とノックの音。 「ミン、居るかい?…………、B-128、ニアだ」 あなたの名前を呼んでみる。あなたは此処に居るだろうか? 居たとして、部屋から出てきてくれるのだろうか? (-444) 2021/10/11(Mon) 14:18:26 |
【秘】 叛逆者 ミズガネ → 『不死兎』 ニア嬉しかった。"特別な死"だった。 あなたのその思いが、事実として存在するなら。 自分勝手な行動も、あの時浮かんだ己の中の酷く澱んだ感情も。決して無意味では無かったのだと。 ……色々とあり酷く燻っていた青年は、確かにその言葉に救われていた。 顔を覗き込む事を拒むことは、しない。 「……な、なんだよ!悪いか!!」 が、照れてる!ぷんすこはした。 (-447) 2021/10/11(Mon) 14:50:49 |
【秘】 『不死兎』 ニア → 叛逆者 ミズガネ「…………、いや?」 体制を変える。ぴょんぴょん、と。 後ろへと飛び乗る形でバンに座って。 「かわいい後輩だなあ、と思ってね」 なんて、からかってはいるが、どれも本心で。 両の手を伸ばす。拒まれなければそれは、あなたの両の頬へ。 ゆるく撫でる。動物とじゃれるみたいな、でも優しい手付きで。 「…………、ねえ、ミズガネ」 (-448) 2021/10/11(Mon) 14:59:22 |
【秘】 叛逆者 ミズガネ → 『不死兎』 ニアかわいいと言われると余計ぷんすこになる。 とはいえあなたが両手を伸ばす事を、決して拒みはしない。 「……僕は犬でも猫でも兎でもねえんだぞ……」 等と言ってはいるのだが、別に嫌がっている訳では無さそうだ。 「なんだよ……」 名前を呼ばれれば、ぶっきらぼうに。 それでもあなたの目はしっかり見つつ、返事をする。 (-454) 2021/10/11(Mon) 15:22:53 |
【秘】 『不死兎』 ニア → 叛逆者 ミズガネ「…………、嗚呼、分かってるよ?」 くすり、どこか楽しげに声を零す。 返事に頷く。 撫でる手はそのままに。見つめる紅水晶も、そのままに。 そろそろ、ちゃんと……あなたと向き合おうか。 「兎はね……やっぱり、キミの事がちゃんと知りたい」 「兎は…………、キミという"人"に、興味があるんだ」 それは、あなたの心に渦巻く"内面"の話。 「人って案外……素直な生き物だと思ったんだ。 疑問を投げかければ、答えられる物は、答えてくれる」 それをこの無礼講で学んだんだ、と。 人に興味を持つことが許されると感じたのも。 この無礼講だからこそ、なのかもしれないが。 あなたはこの兎の "人"を知りたい という思想を。……どう思うだろうか? (-459) 2021/10/11(Mon) 15:52:24 |
【秘】 叛逆者 ミズガネ → 『不死兎』 ニアじっと、見透かされる様なあなたの紅水晶が。 自身の緑青を射抜いている。 「……う。」 あなたにこの 汞 を知られる事を……否。これを知る事であなたとの関係が変化する事を、青年は恐れている。 けれど、あなたが今までずっと踏み込まなかった領域に、興味を抱いている事は。それは"いい事"なのではないか、と考える自分も、確かに居て。 「……その。僕の内面、っていうか、考え方っていうか。 我ながら、クソが付くレベルでネガティブで自分勝手なんだけどよ……引いたりしねえ……?」 恐る恐る尋ねてくる。 (-462) 2021/10/11(Mon) 16:06:10 |
【秘】 『不死兎』 ニア → 叛逆者 ミズガネ撫でていた片方の手を、あなたの頬から放して…… つん、とおでこを一突き。優しくね。 そしてその手を口元へと当てる。 「なぜ、引いたりする必要があるんだい? キミが卑屈っぽいのは……、兎は理解している」 「そのネガティブで自分勝手な部分、その本質。 …………その解を知りたい、と。兎は望んだんだ」 「否定や肯定をしたいが為に、話を聞くんじゃない。 キミを知りたいだけ なんだ。先輩を舐めて貰っちゃあ……困るね?」 なんて冗談ぽく言うが、余裕綽々……といった所だろうか。 この兎は、本音を口にしない事はあれど。 それを偽ったりはしない。 ただ純粋にあなたを知りたい。 知れる事が、嬉しいと思えるから。 (-469) 2021/10/11(Mon) 16:25:35 |
【秘】 叛逆者 ミズガネ → 『不死兎』 ニア人差し指でおでこをつん、とされれば、何すんだよと言いたげな目でそちらを見るが。 帰ってきた余裕のある先輩としての言葉に、何も反論することは出来ずすごすごとする。 「……。分かったよ。そこまで言うんなら」 漸く観念したのか、彼は話し出すだろう。 雇われた先で、無能力者である事が理由で何度も暴力や殺害を受けた事。 似た様な事例が決して珍しくはないと知った事。 宇宙船へのテロは上手くいったものの、立場が立場なのでスペアを持ってる者も多くいた事。 自分は首謀者として捕まったが、雇人達を訴えるには証拠を抑えておらず出来なかった事。 自分が此処に居る事で奴らの糧となるのが納得いかなかった事。 もう一度計画をしたいものの、逃げ出す事も反抗する事も上手くいかなかった事。 死んだまま、二度と起き上がりたくないと思っている事。 それが叶わないなら何も分からない程に狂いたいと思っている事。 そのどれもが叶わず苦しんでいる事。 ――こんな世界が憎らしいと。 壊してしまいたいと思っている事。 そんな己の濁りを、澱みを、毒の様な感情を。 今度こそ包み隠さずに。 (-474) 2021/10/11(Mon) 17:46:42 |
【秘】 『不死兎』 ニア → 叛逆者 ミズガネ「有難う、」とはまだ口にはしない。 あなたの決意に、頷きをひとつ。 あなたの聞き慣れた声と、あなたから聞き慣れない言葉を聞く。 取りこぼさぬように、兎はしっかりと耳を立てて。 聞いてるよの合図。頷きを、丁寧に落としていく。 話を全て聞き終えた暁には…… あなたへと再び、近寄って。 あなたへと再び、両の手を伸ばして。 あなたの身体へと、腕を回しました。 片方の手は、あなたの頭へと添えて。 「…………、よしよし」 何処か子供をあやすような、そんな声と動き。 「嗚呼、…………、やっぱり兎とキミは…………、 案外、似た者同士なのかも、しれないね?」 そして素直な感想を一つ。……いや、むしろ、 「キミが遠い存在じゃなくて良かったなと……思ってしまったよ」 (-488) 2021/10/11(Mon) 19:50:22 |
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [メモ 匿名メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 8日目 エピローグ 終了 / 最新