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【秘】 竹村茜 → 笹原絵莉「ひどい顔してる」 扉を開けて入ったあなたの姿を見て肩を竦めた。 こうした元凶の顔は、口の端からだらしなく血で汚した状態でへたり込んでいた。 「……ほんのすこしだけマシになったかも。味も悪くなかった」 (-243) 2021/10/30(Sat) 16:37:50 |
【秘】 笹原絵莉 → 苧環のつぼみ 御旗栄悠「例のうわさについてはほどほどだけど、別んとこでも色々起こってるし、強化された異能ってのもヤバいし、てんやわんやよもう」 「 そっちが妙な縁に巻き込まれてんのも知ってんじゃんね 」 (-246) 2021/10/30(Sat) 16:44:53 |
【秘】 笹原絵莉 → 竹村茜「お互い様じゃん。あたしら今女の子の見せていい顔じゃないでしょ。ヤバ……」 隣に座りこんで、腕を身体に回す。安心させたかったが、不安が伝わってしまわないだろうか。自分の腕は震えていないか? (-247) 2021/10/30(Sat) 16:48:56 |
【秘】 竹村茜 → 笹原絵莉「見知った顔が相手だから……まあ、相対的にマシ」 ほんの少し震えているように見えた。それが血を吸ったことによる急性の貧血が影響なのか、不安がっているのかは分からなかった。 分からないから、むしろ気にしないでいられる。ここで何でもない風に振舞われたらそれこそ不気味だ。 恐る恐るあなたに抱き着く形で、深く息をついた。 「ヤバヤバ。もう少しこうしてたら落ち着ける……。 傷、痛いでしょ。午後には塞がるだろうけど。 ……普通さ、こんなことまでしてくれる人いないよ」 (-252) 2021/10/30(Sat) 17:08:18 |
【秘】 笹原絵莉 → 竹村茜「同じ部屋なんだから、一度や二度じゃないもんね」 こんな状況で顔を合わせる状況は、相部屋でもそうないだろうけど。 「好きなだけ頼ってよ。迷惑かけるだけじゃなかったじゃんね」 元気になってくれるだけでうれしい。 「かも、でもそれわかっててほしいって言ったんでしょ?」 (-257) 2021/10/30(Sat) 17:18:26 |
【秘】 苧環のつぼみ 御旗栄悠 → 笹原絵莉「──全く。最近はどうしてこうも、俺のプライバシーは筒抜けなんだか。柄にもなく色んな人と話してるからかあ」 重ねて嘆息。 ほんとに、どうして俺まで。 「異能騒ぎのおかげで、って言い方も変だけど、 体育祭前の相乗効果もあって、 みんな積極的に何かをしようとしてるんだろうな」 (-263) 2021/10/30(Sat) 17:50:30 |
【秘】 竹村茜 → 笹原絵莉「こういう状況にはなってほしくなかったけど。 ……絵莉なら物分かり良いだろうから、大丈夫そうかなとは思った。 私の異能、血を飲まないと体調悪くなるくせに血を飲んだら異能が発動するから融通利かなくて。 見知った人の血を吸うのは禍根が残りそうだから吸いたくなかったんだけどなー……あー、めんど」 少なくとも、相手が自分に悪感情を抱いているようには見えなかった。それを感じ取れただけでも、まだ収穫はあった。 だからようやく、普段のように怠そうな調子に戻れた。 (-274) 2021/10/30(Sat) 18:19:48 |
【秘】 笹原絵莉 → 苧環のつぼみ 御旗栄悠「付き合う側は大変じゃんね。 でも何とかなんない訳じゃないし。って思うのはちょい楽観的かな?」 「御旗は楽しんでる?」 (-277) 2021/10/30(Sat) 18:47:36 |
【秘】 笹原絵莉 → 竹村茜「うん。だいじょぶ。あたしらの仲じゃんね」 「あのビリってなったやつ? 確かにヤバいかも。茜、あたしに来てっつったの顔見たかったから? それとも もっと欲しかったから? 」なるべく不安を煽るような言葉を口にしたくはなかったけれど、ただしく理解したかった。 (-280) 2021/10/30(Sat) 18:54:31 |
【秘】 苧環のつぼみ 御旗栄悠 → 笹原絵莉「えー」 楽観的にあるのが正しいかは置いといて、 自分もあまり深刻な話にならなければいいと思う。 それはそれとして、今楽しいかって聞かれたら…… 「いやあんまり…… つまらないとは全く思わないけど。 流石に全部ひっくるめて楽しめるほど、 肝っ玉なわけでもないや。 どうせなら楽しめた方が得な気もするけどね」 (-288) 2021/10/30(Sat) 20:11:01 |
【秘】 笹原絵莉 → 苧環のつぼみ 御旗栄悠「そんなもんだよね。あたしみたいに何でも楽しめるのはやっぱ変なヤツじゃん。あはは」 笑みをこぼして。 「今はやれるだけ馬鹿やってれば、あたしは満足なんだよね」 (-293) 2021/10/30(Sat) 20:31:41 |
【秘】 竹村茜 → 笹原絵莉「…………それは、そう」 あまり核心を突かれたくなかった。 ただ一緒にいて安心したいからというわけでもない。 そんか殊勝な考え、持ち合わせてはいない。 自分のため、自分が楽をするため。そのためなら……。 「もっと欲しくて……足りなくて……。 くれたりするの、血」 (-294) 2021/10/30(Sat) 20:33:11 |
【秘】 笹原絵莉 → 竹村茜「できるでしょ? あたし、ここまで来ちゃったんだから」 万全の状態なら分からないけれど、こっちは弱っていて、そちらは満たされて。言葉による支配もある。あまりにたやすいこと。 もうちょいくらいなら立ってられるかな……。 目を閉じて身体を強張らせた。 (-295) 2021/10/30(Sat) 20:44:47 |
【秘】 竹村茜 → 笹原絵莉「……なら、分かった」 保健室の扉を閉めて鍵をかける。両手であなたの肩を掴み、先ほどと同じように首筋に顔を寄せる。 誰も来てはならない、誰も来させてはならない。 最近の異能強化の騒ぎでけが人がこちらに来るかもしれないけど――この時ばかりは誰も来ないことを祈って。 衰弱したあなたに更に追撃する真似をするのも気が引けたけど。 さっきと違って、直に体温が伝わる。触れている実感が湧いてくる。 こんなことをして、まるで吸血鬼のようだ。 「――優しくするから」 まるで睦言のようにそう添えて、あなたにしなだれかかり、押し倒すように。 ゆっくりと舌で舐り、強張る体に向けて。 あなたに牙を突き立てた。 (-296) 2021/10/30(Sat) 21:11:27 |
【秘】 苧環のつぼみ 御旗栄悠 → 笹原絵莉「それもいいことなんじゃないの? 馬鹿なこと馬鹿らしく笑い飛ばすことだって才能だよ」 少なくとも俺にはなかなかできたもんじゃないし。 「はたからみれば変なやつ扱いされるかもしれないけど。 本人が楽しくて、迷惑かけてるわけじゃなきゃ、 怒られるようなことは決してないと思うしな」 (-299) 2021/10/30(Sat) 21:24:36 |
【秘】 笹原絵莉 → 竹村茜 鍵が閉まれば身体がすくむ。外界と遮断されて、二人きり、押さえつけられて身動きも取れない。捕らえられた獲物のよう。 友達だし、こうしたいと思ったのはあたしなんだから。 「好きにすればいいじゃん」 言い訳で自分を奮い立たせて、身体を明け渡した。 (-301) 2021/10/30(Sat) 21:37:03 |
【秘】 竹村茜 → 笹原絵莉――そんなに急ぐ必要はなかった。 別に恥も外聞も気にする性質じゃなかったのに。 ましてや気心知れた友達。これからするのはイジメでもなく、同意の上でのこと。 「そうさせてもらう」 奢りのジュースはダブルがいいかな―― 場違いなことを考えながら、あなたに覆いかぶさる。 逃がさないよう、寵愛するように、優しく肩を抱いたまま。 先ほどよりも強くあなたを求めて、鮮血を貪っていた。 (-302) 2021/10/30(Sat) 21:47:09 |
【秘】 笹原絵莉 → 苧環のつぼみ 御旗栄悠「才能か。うちは結構いいもん持って生まれたかんね。 全部が全部活かそうなんて思わないけど、色々できるのはいいじゃんね」 「そゆこと。これからしばらく大変だろうけど、あたしはいつもどおり行くんで。アハハ」 (-304) 2021/10/30(Sat) 21:51:43 |
【秘】 笹原絵莉 → 竹村茜「ぐいぐい来るじゃん……あたしそんな美味しい?」 口はふさがっているのだから返事があるわけがないが、それでも喋っていたかった。 赤ちゃん育てるときってこんな感じなのかな。失礼な冗談。 けれど懸命に自分の身を貪る姿を恐れる反面、どこかで魅入られていた。痛みに耐えかねて、時々小さな悲鳴が漏れる。 (-307) 2021/10/30(Sat) 22:01:54 |
【秘】 竹村茜 → 笹原絵莉「ん……」 ニュアンスとして、『うん』に相当する音だった。 『食事中』は静かにするのが礼儀だが、親しい友人との間なら無礼講も許されよう。 時折上がる小さな悲鳴に視線のみ誘導するが、こくこくと喉を鳴らして飲む動作は止まらない。 乳飲み子を育てるにしては大仰な冗談だが、欲望のまま食らいたがるのは似ているのかもしれない。 献血は針を刺すのが一番痛くて、血が流れる部分はそう大きな痛みがあるわけでもないが、これは肌に合わない牙と、スムージーを啜るような不均一な吸出しによる捕食だ。 先ほどの吸血よりも長くたくさんの血を吸い続けて、やっと唇を離した。 「ごちそうさま。これで暫くは持ちそう」 止血しつつ、あなたの顔色を伺うために覗き込んだ。 (-311) 2021/10/30(Sat) 22:13:11 |
【秘】 笹原絵莉 → 竹村茜「そか。それなりに健康にしててよかったし」 痛みによって覚醒し続けていたが、意識が朦朧としてきた。頬は勿論、唇すら陶器のように白く、衰弱している。 「このまま保健室のお世話なろっかな……」 揺れる視界が辛うじて、友人の姿を捉えている。 (-313) 2021/10/30(Sat) 22:23:07 |
【秘】 竹村茜 → 笹原絵莉「…………」 あなたを保健室のベッドへと運び込むために抱き上げる。 ベッドへと移動することが出来たなら、深く息を吐く。衰弱するあなたに寄り添う。額を撫でて、その手を握る。 「……ごめん、絵莉。さすがに……悪かった。 今日は保健室に居続けるつもりだったから……看病していくよ。必要なものとかほしいものがあればなんでも言って」 (-320) 2021/10/30(Sat) 22:56:34 |
【秘】 笹原絵莉 → 竹村茜「立場逆転してんじゃん……」 ぐったりとして身体が動かないから、重く感じたかも。 額から汗がにじむ、握りかえすほどの力はない。 「食欲ないけど、なんかお腹入れなきゃヤバいし」 ああ。そうだ。 「スムージー頂戴……」 (-322) 2021/10/30(Sat) 23:24:16 |
笹原絵莉は、半日くらい、保健室で寝ていた (a64) 2021/10/30(Sat) 23:29:14 |
【秘】 竹村茜 → 笹原絵莉「お陰で元気になったから」 その恩返し……というほど大層なものではないけど。いつも自分が愛飲しているトマトベースのスムージーを渡したのだった。 (-334) 2021/10/31(Sun) 0:10:38 |
【秘】 竹村茜 → 笹原絵莉「……まあね」 ストローを差して、だらんと空いた口許に運ぶ。カップを固定しながら飲ませる。 トマトの他にリンゴやクラッシュされたナッツも入った甘酸っぱいスムージーである。 (-347) 2021/10/31(Sun) 0:38:16 |
【秘】 竹村茜 → 笹原絵莉「おきるまではこうしているから、しっかり寝ておいて。 血の欠乏で死なれたら困るから見張ってるし」 おざなりに、あなたの頭を撫でながらベッドにもたれ掛かった。 (-354) 2021/10/31(Sun) 1:02:14 |
【秘】 竹村茜 → 笹原絵莉「……おやすみ、絵莉」 顔色や呼吸を気にしながら、あなたがしっかりと眠れるように寝顔を観察していた。 起きるまで、ずっと。 (-372) 2021/10/31(Sun) 1:49:27 |
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