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【鳴】 助っ人担当 小鳥遊 大地[……『それ』を受け取った時、 俺はまだ、学校にいた。] To.慎ちゃん 今、逢いに行きます(。・ω´・。) [メッセージに脈絡があったかどうかは……?] (=30) 2022/10/24(Mon) 20:34:24 |
【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地[どうにかして慎ちゃんと合流し、 俺は早々にしゃがみ込む。] 慎ちゃぁん、俺、胃が痛い。 [いつもより低い位置から見上げて、 はは、と笑う。] 慎ちゃん、結局願い事どうしたん? 俺はね…… [手持無沙汰に、俺の話を語ろうか。 君はやっぱり苦笑するのかな。>>136 俺、君のその反応好きだよ。 なんだか、安心するんだ。] (697) 2022/10/24(Mon) 20:34:37 |
【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地[君は知らない、25%の意味 知るわけがない、語っていないのだから 俺の『運』とかそういうヤツは、 『25%』の上に成り立っているもの ……つまりね、 増えても減ってもいけないんだ まぁ、裏を返せば そうそう増えたり減ったりするもんでもないので 君の気持ちだけは、喜んで受け取るよ ところで昆布って定番じゃないの?うっそーん。 (699) 2022/10/24(Mon) 20:35:07 |
【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地[降り注ぐ光に、手を伸ばした。 君のくれた『幸運』は、当たり前だけど、 君の姿をしていたよ。 それから、君の返してくれた答えも。 『ありがとう、また明日』 ぐわっと胸の内から膨れた何かが、 そのまま熱いしずくになって、眦からあふれ出す。] 慎ちゃぁん、 そーまたち、帰ってくるってぇ、 [低い位置から傍らの慎ちゃんを、 泣きべそかいたまんま見上げて、 その袖を引いた。 声をあげて泣くことはもうないけれど、 この涙を飛べる術を、俺はまだ知らないんだ。*] (700) 2022/10/24(Mon) 20:35:23 |
【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地── 夜 ── ただいま、兄ちゃん。 [帰宅して俺は、仏壇に手を合わせる。 深夜に帰宅しても、両親は何も言わない。 俺が帰ったのを確認したら、就寝する。 交わす言葉は最小限。 ただいま。おかえり。 それだけ。] (701) 2022/10/24(Mon) 20:35:36 |
【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地[誰に話すことでもない、秘密がある。 両親は俺に対して、寛容なんじゃない。 興味がないってコト。 別に、問題はない。 ただ……例えば、もうしばらく、 母さんから名前呼ばれてないなぁ、とか、 そんなこと。 最後に聞いたのは、中学生の時。 間違えて、大空って呼ばれて俺、 一瞬ポカンとしてしまった。 俺が反応するより先に、 ショックを受けた顔したのは、母さん。 反射的に、そんなに似てる?って、笑ったら。 母さんが泣いた。 父さんは俺を責める顔したけどさ。 じゃあ俺、どうしたらよかった?って。 聞く相手なんか、どこにもいない。] (702) 2022/10/24(Mon) 20:35:51 |
【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地 やっぱりさ。 幽霊に、叶えられる願いなんて、 ないよね。 [誰もいない仏間で、俺はポツリ。 最初の結論に辿り着く。>>0:64 結局俺は、『願い事』を口にしなかった。 理由は簡単。 本当の願いは、俺自身わからなかったから。 中途半端な願いを口にするくらいなら…… 選んだのは、俺自身。] (703) 2022/10/24(Mon) 20:36:09 |
【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地 兄ちゃん。 [仏壇の中の四角いフレームの縁を、指先で撫でる。 遺影の中の君は、 俺とおんなじ顔で笑っている。] 三日間はさ。短いよ。 短かったよ。何にもできないくらい。 [俺は、きっと彼らなら、 俺が何もしなくても、正しい未来を選べたこと、 知っていた。 俺の手助けなんか、きっといらなかった。 違う。 ]選んだ道が何であれ、それが正解だった。 他人が口挟むことじゃない。 (704) 2022/10/24(Mon) 20:36:25 |
【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地[自分の幸せが見つからないなら、 せめて大切な人には幸せであって欲しい。 そこに、自分が存在していなくても…… それってそんなに、おかしなことだろうか?] (705) 2022/10/24(Mon) 20:36:41 |
【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地── 数日後、病院 ── [人伝に、噂を聞いて。 行くのが少し遅くなってしまったのは、 なんとなく、 他のお見舞いと、鉢合わせないように。>>679] や。 迎えにきたよ。なんてね。 [俺は、いつもの顔して笑う。 笑いながら、君に飴を差し出した。 もう退院するって君に、 大仰なお見舞い持ってきても、仕方ない。 渡すなら、日常への片道切符を。] (706) 2022/10/24(Mon) 20:36:55 |
【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地[君は記憶喪失。 それも、『あの』三日間だけ。 それはつまり…… 君は誰かの願いか、その代償に、 記憶を手放した、と考えるのが容易い。 ……存在ごと消えるよりは、随分平和だ。 君の語る顛末と照らし合わせれば、 ますますその事実は浮き彫りになる。>>681] ま……大変なやつも、いたかな。 [君が他人事みたいに言う、 いや、今の君にとっては他人事なのだから、 それが当たり前とばかりに、 俺もさらっと返した。 三日間。 長かった?と、君が問う。>>682] (707) 2022/10/24(Mon) 20:37:09 |
【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地[何かを決めるには、あまりにも。 何かを変えるにも、あまりにも。 短くて、短い三日間だった。 必死に足掻いた三日間。 きっと、君もそうだった。 君は俺に、魂を投げ出すなと言ったね。 投げ出さなかったよ。 投げ出すつもりもなかったけど。 俺も、言えばよかったかな。 君を一つも投げ出すなって? 無理だよ、エスパーじゃないもん。 予測なんかできるわけないだろ。 君の手放したあの三日間の、ほんの数分を、 俺はなんだかひどく惜しく感じて。 いつもの笑みを、ほんの少しだけ歪めたんだ。**] (710) 2022/10/24(Mon) 20:38:19 |
【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地―― 4d朝 ―― [いつも通りの朝。 いつも通り、仏壇に手を合わせる。 両手の親指で、口角を揉む。 “正しい”角度を描いた唇を、 己の指でつっと撫で。よし。] 行ってきます! [いつも通り、家を出た。] (819) 2022/10/24(Mon) 23:08:39 |
【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地[朝早くの学校は、人気もまばら。 運動部も朝練を始める前の時間だ。 俺は、独り屋上で、大空の下、 深呼吸をした。 程なくして、壮真は、それからきっと、健人も、 やって来るだろう。 やって来たら俺は———— おかえり!!! って、二人を迎えるんだ。 ダブルラリアットで。 * ] (820) 2022/10/24(Mon) 23:08:47 |
【独】 助っ人担当 小鳥遊 大地/* だから俺の25%は当たるんだよ… (二人それぞれ当たる当たらないで50%としたときの両方当たる確率ね (-1251) 2022/10/24(Mon) 23:43:11 |
【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地―― 昼休み ―― いいよ! [昼に誘う慎ちゃんの下心(あったかどうか)は もちろん知らないが、 誘われて断るような大地君ではない。 俺の弁当は、コンビニ飯。 おにぎりとか、パンとか。 そういえば、この4人で集まってたことなかったね、 なんて、 今更ながらに笑うんだ。*] (884) 2022/10/24(Mon) 23:52:25 |
【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地[“あの”三日間を超えて ほんの少しだけ変わった何か。 でもそれって、 別段事件って言うほどのものじゃない。 大事なものは、何一つ変わっちゃいないんだ。 良くも……悪くも。] (886) 2022/10/24(Mon) 23:52:34 |
【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地[変化をつかみ取れたのは、 勇気をもって一歩を踏み出せた人たちだけ。 その一歩をもってしても、 本当に欲しいものが掴みとれたかどうかは、 運次第……だったんじゃないかな。] (887) 2022/10/24(Mon) 23:52:42 |
【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地 でも、まぁ。 いいんじゃない? 願い事なんかに、頼らなくってもさ。 幽霊に叶えてもらえるような願いがあって、 幽霊に出会えたならラッキーだけど。 願い事をして、叶わないことだって、 あって当たり前なんだよ。 そもそも、叶う方が、おかしいんだから。 [そう言って笑った相手は————] (888) 2022/10/24(Mon) 23:52:50 |
【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地 願い事を前にして、一生懸命悩んでさ。 その結果として、今がある。 結論が出たかどうかも、 それが正しかったかどうかも。 どんな結果になったかさえ、 多分どうでも良くってさ。 でも…… ……悩んだことに、意味があったんだよ。 きっと。 [叶わぬ願いに絶望したくなくて、 願いをかけることをしなかった俺。 君は少なくとも、俺とは違ったはずだ。 君は、どんな顔をしたろうね?] (889) 2022/10/24(Mon) 23:52:59 |
【独】 助っ人担当 小鳥遊 大地/* だいちでした、お疲れ様です! なんか色々間に合わないので、いずれ青い鳥に放流します、多分。 ほしねさんは、素敵な村をありがとうございました! そしてご同村の皆様ありがとう。 RP村にこそこそ出没したり建てたりしておりますので、またご縁があれば、ぜひ。 3年生男子4兄弟、大好きだよ!! (-1269) 2022/10/24(Mon) 23:58:03 |
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