人狼物語 三日月国


145 【R18G】星仰ぎのギムナジウム2【身内】

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【秘】 月鏡 アオツキ → 神経質 フィウクス

「はい、勝手にします。
 まったく……なんといいますか。

 私の方が歳上なのに、君は食えないこというんですね〜。
 立場ならこちらの方が優位なんですよ、
 どれだけこの体で生きてきたか」

君の病気を知って、差し伸べる手段を変えなかったのは
このギムナジウムに君《不幸な子供》という存在が必要だからだ。

主観はそれこそ、彼らで良いのだろう。
この計画に幾つかの問題があるとするのなら、すべての人間が幸福になると病を原因とした何らかの施設のもくろみを壊してしまう。バランスが必要なのだ。
きっとそのバランスに、私たち《不幸な子》も入るのだろう。

この身体が治されることは、暫く無さそうだ。

「……何も言っていないのに協力させるなんて他の大人と同じ。
 
私はそう思っていませんけど〜?
 
確かにそう感じるな


あなたの頬を撫でていた手をゆっくり退けて踵を返す。
背を向けた男から聞こえてくる声はひとつだ。

「教えてあげられることなんてまだまだない、先生未満です。
 まあ? 私の事をフィウクスくんがどうしても知りたいっていうなら?
 タイマンでしっかり教えてあげますから〜、楽しみにしていてくださいね? 
 もうっ二人っきりになりたなら早く……結構はやくから言われてましたね、おねだりしてくださいよ」

軽口をたたく表情は相変わらずだが、
どこか力が抜けて憑き物が剥げたよう。
(-81) 2022/05/07(Sat) 17:39:59

【秘】 月鏡 アオツキ → 神経質 フィウクス

「でもひとつも知らないのはフェアではありませんから。
 聞かれていたことをお教えします。
 ショックな内容であることと、
 仕事に関係なかったので言わなかったんですよ〜」

触れなかった、おかしくはないから。
触れなかった、私にとって違和感でもないから。
誰かにとっておかしい話は、この体では正当化されていた。

君の知るクロツキは死にました。

 今は彼は
のものです。
 
『みんなが幸せになるための学校作り』

 
『辛そうな子を放っておくなんてできません』

 
『一人になんてさせられませんから』


誰かの言葉をなぞって己を殺す。
否、今まで男の口ぶりからすると、そうでなければいけなかった。
先生
で居続けなければいけないと
この男
は患い続けている。
それが何よりも自分達のためになると、そうしたいからし続けている。

「だから
先生の時間
は、
先生
をするんですよ。
 これからも、ずっとです」

僕が生きていなければよかった。
彼が生きていればよかったのに。
僕がいなければ、彼は生きていられたのに。
ああ、そうか、そうだった。彼を生かせるのは。
先生でいさせられるのは、この僕だけだった、ならば。

この人生はすべて捧げてしまおう、先生になるんだ、僕は。
(-82) 2022/05/07(Sat) 17:48:18

【人】 月鏡 アオツキ

「良いんですか〜?
 有難う御座います、イシュカもやっていましたからね〜。
 生徒たちも使うかもしれないので暫くかしきりにしても?
 こっちの区域なら片付けも要らないって、嬉しいです〜」

両手を合わせて喜んでいるように見える実習生。
その日の放課後は厨房を借りていた。

朝には機嫌が良さそうな口調で。
夕方辺りには気晴らしのように誰かと話す彼は、
いつもより髪がなんだか短くなっている。

「パン、捏ねますか〜。学生の頃ぶりですね〜。
 食べきれなかったらイシュカやバットくんの口に
 全部突っ込んでやりましょう」

一品目のパンは54%の出来だったらしく、香ばしい香りが廊下まで漂っていた。

メモがおいてある。
『パン作り開催中。好きな形を捏ねて持って帰って下さいね』
(8) 2022/05/07(Sat) 19:12:32

【人】 月鏡 アオツキ

「あらあら〜 ほどほどに固そうなパン。
 わたしのこれはなんでしょう。動物には見えますね。
 何かの動物に見えるパンです」

54%ぐらい動物に見えるパンを見せながらまた何かこねている。

「ラピスさんは自分用ですか?
 誰かにあげたりするんですか〜?
 私はせっかくですから食べて貰おうと思ってます」

たわいない話をしながら、もう少し食感あ良い物をと。
まじまじとレシピを見ながら、もう一度こねるのであった。
94%。
(11) 2022/05/07(Sat) 20:05:28
アオツキは、しっかりレシピを見ながらお店に出せそうなパンを作り上げた。
(a19) 2022/05/07(Sat) 20:06:17

【秘】 王 リアン → 月鏡 アオツキ

「善処はするがな」

なんとか、数日後には手を取り合えるようになるのだから やればできるものである。
君の人間関係については 話を切られれば、それ以上追及はしない。
気になりはするが、あまり触れられたくない部分に積極的に触れようとは思わない。

「そのための閉鎖空間なのだろう。
 本来であれば、こんなことを考えさせないようにすることも仕事のうちのはずなのだが―――そうされていないのも、わざとなのだろうか。雑な仕事をしているのかは、分からないが」

「さあ、どうだろうな。
 僕は相手に与えた感情の種類で変わると思っているが……そうであるのなら、変えられるところは―――」

ないんじゃないか、という声は出てこなかった。
君の触れる指先が優しかったからだろうか。
少し驚いたくらいで、顔を顰めたりはしなかった。見た目がひどくなるばかりで、痛みはないのかもしれない。
(-88) 2022/05/07(Sat) 20:09:12

【秘】 王 リアン → 月鏡 アオツキ

「―――はは。それは、面白いかもしれないな。
 誰にも迷惑をかけない悪いことであれば、王の立場を揺るがすこともないだろう」

目を細めて、楽しそうに笑う。
実習生である君が、"悪いこと"を勧めてくれる事自体も含めて。

「最悪、治療を受ける事も考えるさ。
 僕はその立場上―――特権を持っている。必要になるまでは使わないつもりだが」

「あまり周りを不安にさせたくないからな、出来る事はやってみよう。
 アオツキ先輩と話せてよかった。感謝する」

機会が貰えなかったら、君が味方してくれることも 学園に疑問を持っている事も知らないままだっただろうから。
(-89) 2022/05/07(Sat) 20:11:21

【秘】 月鏡 アオツキ → 雷鳴 バット

・・・・・・・・・・
・・・・・・・
・・・


たったその短い時間でも休まったのか。
目を覚ましたアオツキは体を起こせば、寝ぼけ眼で君の額へと口づけをまた落とした。
特別でもなく挨拶程度にも交わされるだろうその仕草も、これまでにはなかったものだ。

共に食卓へ向かい授業の為に別れる時には、何処か普段よりも表情が豊かになっているように思えた。
彼はまだ、誰か過去の亡霊の振りをし続けている。
(-90) 2022/05/07(Sat) 20:13:53

【秘】 月鏡 アオツキ → 雷鳴 バット


それは一人でいるとき。それは先生でいられる時間。
隠しきれず出てきた自我は君のことを考えた。

「(ミゲルくんが幼いのは何故だろう。
 十分な教育を受けていなかったからだろうか?
 先生達に聞いて、詳細を教えてもらえないか。
 ……ただのネグレクトでなるとも思えないのだけれど)」

頭がはっきりしている今ならわかる。
彼には負の感情が酷く欠落しているようにみえる。

悲しいことが悪いことと……思わせてしまった節があることから、
知識としては入っているのだろう、と、アオツキは判断して、また頭を悩ませる。

「(――駄目だなあ)」

ぞくりと感じた所有欲は、実に不誠実で。
自分を心地よくさせる素直で従順な子が可愛いだけ、に思える。

彼も自分に執着しているのではなく、自分が可哀想なのだろう。
其れは少し寂しいが、情けない姿ばかり見せているの自分が悪いのだ。

「(本当に天使みたいな子だ)」

自分の病は、きっと治されない。彼らのそれに触れることも叶わない。
過ごし方は変わらない、それなら一番聞かなければいけないのは未来のこと。

(-91) 2022/05/07(Sat) 20:15:47

【秘】 月鏡 アオツキ → 雷鳴 バット

・・・・・・・
・・・・


「パンを焼いたんですが、食べますか?」

お茶の香りの中で珍しく普通に起きていたアオツキは、
変な形をしたパンが入ったバスケットを置いた。
お店に出せそうな出来のものもある、食べなくとも彼は問題ないのだろう。

「あの、」

「卒業したらどうするか、あの時聞きそびれていまして。
 保護者の元に返ってしまうのでしょうか……よかったら教えてくれますか?

 私はずっとこの学園で先生をし続けると決めましたから、外へはあまりでなくなってしまいます。
 そう考えると、会えなくなるのが寂しくなるな、と」
(-92) 2022/05/07(Sat) 20:16:35

【秘】 ライアー イシュカ → 月鏡 アオツキ

「……お前にこのまま来ないかの保証もないけどな。
 僕だって、この期に及んで来るわけないと思ってたし」

「……された事は最悪だし今も思い出しても吐きそうになるし正直食堂でお前に手を掴まれた時一瞬それが過ぎって気持ち悪くて手を振り払いかけたけど……
 ……それ以上に、僕が一番嫌いな"嘘つき"に、させられたこと、が……本当に嫌で嫌で、仕方、ない……」

それらを一気に吐き出してから、逆に失われた色々を取り返すように注がれた酒を掴んで一思いに呷る。
宜しくない飲み方なのは分かっていても。
治療を与えられた筈なのに、反比例して空になる心の空虚さが凍りそうなほど辛かった。

「僕は、僕には、お前たちの言ってる言葉がわからない。
 全部嘘をついてるように聞こえる。
……認知の問題か何か知らないが、とにかく薄っぺらい嘘をつかれてる感覚になるし、実際そう聞こえて、……いた。

 成長して病の話を聞いて、「僕の方がおかしい」って事を知っても、それでも耳は、脳はそう認識してくれない。
 理屈じゃないのを、毎回訂正して聞いてる。

……それが急に、逆に聞こえ出し始めて」
(-96) 2022/05/07(Sat) 20:29:19

【秘】 神経質 フィウクス → 月鏡 アオツキ


「歳上も歳下も優位も劣位もあったもんじゃない。
 結局のところは誰も彼も同じ病人だろうが」

減らず口はあいも変わらず無愛想に。
捻くれた人間性は病のせい、だけでもないのかもしれない。
やっぱり元々あまり性格がよろしくはなさそうなので。

「……何れにせよ、あんたに訊ねる事は増えるだろう。
 あんたに答える気があるなら俺だって聞く耳は持つ、が…
 
俺にだって我慢の限界はあるからな……


向けられた背に向けて、また一つ苦言を零して。
いつも通りの軽口に深く溜息を吐いた。

お互いどこかこれら傷病に依存している。
この場所に居る上で都合が良い、というだけではなくて。
病を失えば二度と立てなくなりそうで、だから縋り続けている。

きっと『普通の人』からすればいびつな在り方だろう。
或いは『普通の人』になりたがっている者からすれば。
治した方が余程幸せで居られるように映るのだろう。

けれどきっと、今はそれでも構わない。
これさえあれば、心折れる事は無いのだから。
(-97) 2022/05/07(Sat) 20:52:09

【秘】 共謀者 フィウクス → 月鏡 アオツキ


「……そうか。」

明かされた事実には、短い返答だけ。
また一つ感情が歪んで、そしていつも通りに抑え込まれた。


「俺があんたを"先生"と呼ぶ事があるかは知らないが。
 
……同僚にでもなればそう呼ぶ事はあるのか?
…まあいい」

あんたの事は信じてるこれから先もよろしく

どこまでもそっけなく回りくどく言葉を投げ掛けて。
こちらも同じように踵を返した。

自身がこの怒りを前に進む支えとしてきたように。
あなたがあなたを碑とする事が、
今はあなたを前に進ませるなら、それでいいんだろう。
(-98) 2022/05/07(Sat) 20:55:39

【秘】 月鏡 アオツキ → ライアー イシュカ

「けっこう私もやっと悪いことしはじめたんですよ?
 それでも耳に入らないなんて!」

「あらあら、すみませんね〜そこまで気が回りませんでした。
 本当にみたことがないものですから、……送ったことはあるんですけどね。
 その扉の向こうは知らなかったんです」


無理矢理食べさせず冷えたチーズを口にする。
こんな贅沢だって自分にとっては悪いことだ。
実習生だけで密会をして、お酒を飲んで、正しくない時間に食事をする。
これをしなければいきていけない者もいるというのに。
世界は狭いな、なんて遠くで何かを考える。


「中々大変な病ですね、聞き取る言葉が逆に聞こえるのは。
 思い込み……被害妄想、そういわれて淘汰されて終わる話です。
 "嘘"とはおもいませんが、世界がそうであったのなら嘘つきになってしまったかもしれないですね。

 大変そうですね〜。それじゃあ私なんて、
 とてもじゃないですが話しにくかったでしょう。
 私、嘘ついたことないんです。心配しないで下さいとは言いませんが……
 信用だけはしていいですよ、イシュカ」
(-112) 2022/05/07(Sat) 23:52:25
アオツキは、イシュカのパンをみて、お花には見えますよと励ましの言葉を送った。
(a32) 2022/05/07(Sat) 23:53:31

【秘】 ライアー イシュカ → 月鏡 アオツキ

「……はあ、何だよ悪い事って。
 その言い草だと送ったこと、以上に何かしてんのかよ。

 そもそも……何となく聞きそびれてたんだけど、
 何で急に性格変わったの、お前。
 教師になるって決めたから?」 

それは余りに今更過ぎる疑問で。
問い詰めてまで聞く事ではなかったけれど、
一生聞かずにも居られなかった。
それくらいの疑問。それ程の疑問。

「……だから学生時代嘘つきって言われたんだよ。
 大人が庇う訳がないよな。なんだっけ、負の感情……?
 そんな馬鹿げたもん集めてたなら、
 僕が酷い目に遭い続けてる方がいいわけだ。
……ほんと、笑える


全く笑顔のない張り付いた表情のまま。
続く貴方の言葉に「図星だから」ふいと目を逸らして、でも続く言葉に思わずジト目を返しながら呆れたようにチーズを口に含む。

「……その言葉を受けるかは、
 そもそもなんで嘘ついた事がないかの話が先だよ。
 余程の信念でもない限りはそうは言い切れないだろ」
(-121) 2022/05/08(Sun) 1:13:21

【秘】 月鏡 アオツキ → 神経質 フィウクス

「あはは、そうですね〜。
 でも私は君がこの場所にやってきても先輩です。
 年功序列ではありません、成果を出して下さい。

 トランプのジョーカーが誰かしりませんけどね。

 ふふ、君を爆発させたら困るとリアンくんに言われました。
 君ではなく彼に悪いのでやめましょう。
 彼の病気も進行させたくありませんから」


知らない振りをして、目をそらそうとした。


「先生ですよ? 私は。
 アオツキ先生です」


その病と向き合った結果の逃避が許されてしまったのなら、
いつかこれが治ってしまったときも、
誰かが傍に居ないとやっていられないだろう。

どうせ一人でどうにもならない、
迷惑をかける存在が多くてもそれはそれで。


「よろしくお願いしますね」

大勢を巻き込んででもこの夢を叶えさせてやろう。
(-138) 2022/05/08(Sun) 4:11:43

【秘】 月鏡 アオツキ → 神経質 フィウクス

――あお、僕は。
――これからも君になる時間がないと生きていけないようだ。



貴方の姿が見えなくなって、立ち止まる。
人気のない空間がやっぱり一番落ち着いて、目を閉じる。

もう立ち止まらないと決めた直後に之だ。
ここに来て、彼らの言葉が積み重なる。

"この場所でないと生きられない。"

そんな未来を幸福だと思わないのに。
そんな未来を幸福じゃないと言うことを拒んでいる。


クロツキ、将来の夢はできましたか?
私と一緒に先生をしませんか!



フィウクス先生?
 はは、あははっ」

「全然 似合わない」
(-139) 2022/05/08(Sun) 4:18:58

【秘】 月鏡 アオツキ → ライアー イシュカ

「そりゃあ、生徒達に連れて行かれたあとのことを話すとか、
 夜に抜け出す為の抜け道を教えたり……悪いことですよ〜」

大人にとって都合悪いことの意味で。とお酒を一口。
次の問いには暫く黙った。先にと話を整理する。

「そういうことだったんですね〜。全然わかりませんでした。
 負の感情という噂も正直私は納得いっていませんし……、
 少々その辺りを調べなければ。

 イシュカ、"まとも"になったのなら手伝って下さいね。

 信念なんて証明の仕方わかりませんから、
 言葉と行動で見せます。
 私だから
ここを生徒達の為の場所にできる。

 そうきまってるんです」

ああ、言わないといけないのか。と。
もう崩れてきたそのメッキを君の前でも剥がす日がやってきた。

その言葉は、誰かの言葉だった。
(-142) 2022/05/08(Sun) 5:52:43

【秘】 月鏡 アオツキ → ライアー イシュカ


「そうしないといけないんです」

「為さないといけないんですよ」
(-143) 2022/05/08(Sun) 5:53:28

【秘】 月鏡 アオツキ → ライアー イシュカ

「はい、先生になるって決めたからですよ〜?。
 こっちの
口調の方が生徒達も話しやすい
ですし、彼らを幸せにする糸口をつかみやすいもんです。
 イシュカはぶっきらぼうですしね?」

君なら知っているだろうか、彼の一人称が僕だったことを。
君なら知っていただろうか、彼は■■と慕っていた先生がいたことを。
君なら、好いた存在を喪ったその先を理解できるだろうか?


「『私はきっといい学園にさせられます。
 生徒達が望むよりよい生活を作りたいんですよ』

 これは、絶対叶えることです。諦めたりしません」

「性格が変わった? ちがいますね。
 ――
不要なもの
を退けたんです」

クロツキ
は死にました。
が殺しました。
 だって
先生
に相応しいのは、
ですから。
 ……これでいいですか〜?」
(-145) 2022/05/08(Sun) 5:59:13

【秘】 ライアー イシュカ → 月鏡 アオツキ

「調べる?手伝い?……
は?嫌だよ。
何で僕が……

 ……僕は、自分が生きるだけで必死で……
 "生徒の為"だなんて、偽善臭いの考えられる訳ない。
 自分がされなかった事を、誰がやるんだ、
よ……?


最初はいつものように腐って、不貞腐れていただけだった。
けれど紡がれた言い切りの言葉に酒に伸ばしかけていた手が止まる。
更には、死んだだの殺しただの余りにも物騒過ぎる言葉で、貴方が表情が殆ど変わらないのも相まって、ひり付くような焦燥感を覚えて。

何より驚いたのは二つの意味がある。一つは言い切りの異質さ。
もう一つは、"自分と同じ""しなければいけない"が"決まってる"こと。

「……なにそれ、まるで
“しないといけない”
のを
 誰かに決められてるみたいな言い方。
……僕と同じで


言いながら思い出している。学生時代の貴方の事を。
その周囲の人間なんて、本来認識なんてしていない。

ただ、例外が一つある。
あなたの“先生”がいるように、イシュカにとっても“先生”がいた。だから生徒なんかより余程、その縁で認識できた。

「……でもなんかそれ、何て言うか……
 それを言い出した教師を好きだから、真似してんの?
 ……僕は、それで自分を平然と
殺せる
……
 そう言い切れるお前が、わからないし理解できない」
(-167) 2022/05/08(Sun) 17:54:01

【秘】 雷鳴 バット → 月鏡 アオツキ

まだ、昼の頃か。
眠たい目をしぱしぱとさせる様子はいつもどおり。
そればっかりは治療が行われたのだろう前後で変わることもなく、
成果が出たとは思えないような話。

午後の授業を控えてうとうとと準備をすすめるうちに、
投げかけれれた問いを受けてしばし考えた。

「……」「食べ」「……る」

粗熱のとれたそれを手に、ふかふかとつまむ。
手に余るもののようにつまみ上げたようすは、ちょっと不思議なものだ。
午後の授業までのおやつに、といった感じで持ち出せる形に包む。
まだほんのりあたたかな麺麭は香ばしい匂いを漂わせている。

「……」

投げかけられた問い。口を開いてから、また閉じた。
貴方の目を見て、自分が口にすべきことを考える。
教員としての貴方の、求める答えは。

「たぶん」「家に帰るよ」

もたもたとした授業の準備の中に、あたたかい麺麭は紛れていく。
午後の眠たい時間は、それぞれにすごすのだろう、そして。
(-170) 2022/05/08(Sun) 18:28:32

【置】 月鏡 アオツキ

『どうしましたか〜 クロツキくん』



■■
は僕に優しくしてくれた。


『笑顔でいるのがいいですよ、この口調ですか〜?
 こうしたほうが生徒がよく話を聞いてくれるんです』



■■
は僕にたくさんの事を教えてくれた。


『パンをこねてみますか?
 必要ないなんて言わないで下さい。
 やってみないとよさはわかりませんよ』



■■
は先生になりたいのだといった。
(L11) 2022/05/08(Sun) 20:04:14
公開: 2022/05/08(Sun) 20:05:00

【置】 月鏡 アオツキ

『先生になったら、少しでも生徒達の為の規律を作れます。
 だから私は先生になるんですよ。
 そのためにはいくら苦しくて辛いことも耐えられるんです』

『だからクロツキくん、君は私の手で幸せになって下さい』



■■
のことが、僕は好きだった。
好きだった、はずだ、だって。
貴方のことしか考えられなかったから。
(L12) 2022/05/08(Sun) 20:04:51
公開: 2022/05/08(Sun) 20:05:00
月鏡 アオツキ(匿名)は、メモを貼った。
2022/05/08(Sun) 20:05:36

月鏡 アオツキ(匿名)は、メモを貼った。
2022/05/08(Sun) 20:06:10

【独】 月鏡 アオツキ



――
■■
の病気の名は"蝶化身"。

近くに居る者から魅了し、その者達の"生きる意思"を奪う。
彼の傍に居るものは、人生を投げ打ってしまう傾向にあり、
まるでそれは恋のようだと彼らは言った。

美しい彼はその見目で他者を惑わせ、狂わせ、そして死に至らしめる。
その力故に彼は大切な者が作れない。誰かを大切に思うことすら止めた。
大切な人でさえ彼に狂って死んでしまうのだから。
誰も愛さないと、平等に接すると決めた。
(-193) 2022/05/08(Sun) 20:07:14

【独】 月鏡 アオツキ




――
クロツキ
の病気は■■■。
良い子になれば、幸せになれると信じていた。
笑えないのも、幸せではないから。
愛されないのも、幸せではないから。
幸せになるために良い子になろう、そのためには?
誰かを幸せにしなければいけない、みんなの幸せはなあに?

先生はみんなを幸せにするって、本当ですか?
病気が治ることは、幸せだって、本当ですか?
病気が治らないことも幸せなんですか?

病気の治らない僕は幸せなんですか?
この空虚な気持ちはどうやって治るんですか?
(-194) 2022/05/08(Sun) 20:07:23

【置】 月鏡 アオツキ



■■
、今日貴方から教わったところが出たんだ。

ちゃんと先生の言うこと聞いて、子供達を連れて行ったよ。

僕は貴方が褒めてくれるなら幸せだ。

だってこんな気持ち初めてだから。

不意に口づけを交わした。

あれ、その後の貴方の顔を思い出せない。

卒業をしても一緒に居て欲しいと願った。

だってこんなにも、
■■
の事が好きだから。

死ぬまで一緒に居たいと思った。

どうして、いなくなったの?

どうして、どうして僕の前から消えてしまったの?

一緒にいてくれるって言ったのに、いなくなるわけがない。
いなくなるわけがない、ねえ。
(L13) 2022/05/08(Sun) 20:07:44
公開: 2022/05/08(Sun) 20:10:00

【置】 月鏡 アオツキ

 

『クロツキ、将来の夢はできましたか?
 私と一緒に先生をしませんか!』



先生になる為に通うと決めた学校も、モノクロに見える。
応援してくれる先生はもういない。
何のために通えばいいのかわからない。
ただ一人、笑顔で声をかけてきた誰かは言った。



『貴方の髪の青色、綺麗だね! 好きな色だったりするの?』

あお、貴方の名前の色だった。


「――『ええ、好きですよ青色。その髪の色素敵』
ってよく言われるんです〜」
(L14) 2022/05/08(Sun) 20:09:19
公開: 2022/05/08(Sun) 20:10:00

【置】 月鏡 アオツキ

先生になろう、■■が目指した先生に。
そうすれば貴方は褒めてくれるでしょう。

僕がいなくなれば良かったんだ。
本物の先生になるべきだったのは■■だ。
僕がいなければ、僕さえいなかったら■■は先生になれていた!

だから、僕は死なないといけない。
僕は僕を殺して、先生になる。

そうすれば、私は、生徒を幸せに出来るようになる。
先生と一緒に居られる。




――僕が先生になれたら、誰かは褒めてくれますか。
(L15) 2022/05/08(Sun) 20:09:44
公開: 2022/05/08(Sun) 20:10:00
月鏡 アオツキは、メモを貼った。
(a44) 2022/05/08(Sun) 20:10:09

月鏡 アオツキは、メモを貼った。
(a45) 2022/05/08(Sun) 20:11:24

【独】 月鏡 アオツキ

――アオツキの病気は月鏡障害。

己の人格の境界がわからなくなる病。

自分が悪い、と感じている傾向が根強く、
周りの人からの心理的な支えが得られていないと感じると、
こうした感覚が表面化して、自分を非常に否定的に捉えて
自己嫌悪が強くなったり、「自分をなくそう」と積極的になる。

発症者の7割が女性で、うつ病や不安症、
PTSD、摂食障害などが併存する場合があり。
(-198) 2022/05/08(Sun) 20:12:52

【秘】 月鏡 アオツキ → ライアー イシュカ

「なんでってあなたが実習生だからですけど……。
 はい? 生徒の為じゃないならこんな職業じゃなくていいじゃないですか。
 自分は幸せにされましたよ、自分は、見せて貰いました。

 たとえ、それが私しか感じない幸福だったとしても
 それを必要としている子達はいます。

 私は、私を幸せにして不幸にしたこの学園をかえるんです」

純粋な好意と、善意にしてはゆがんでいる認識は軽度の鬱の強迫性障害を重ねて生じている。
だが様々な者が相まってそれは"いわゆる普通の人間"の目指す目標となっていた。


「自分で決めましたよ、本当です、誰にも言われていません。
 私がこうしないといけないと思ったんです。
 真似なんて、いえ真似事かもしれません。
 でももう少しでしっかりと先生になることができます。
 ――僕に何が出来るんですか。
 僕から先生であることをとったら何が残る?
 なにもいらない、生きて居る価値なんてない。だから、

 こうしていたい、少しでも、」

生きて居たら幸せになれますよ、時間をかけて探しましょう。

「自分が幸せになるために、生きて居たいと思うんです」
(-202) 2022/05/08(Sun) 20:21:59
 




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生存者 (2)

ラピス
0回 残 たくさん

(- - )

シャルロッテ
0回 残 たくさん

あいしているのに

犠牲者 (8)

ジャステシア(2d)
0回 残 たくさん

 

テラ(3d)
0回 残 たくさん

3日夜迄不在

イシュカ(3d)
0回 残 たくさん

ターコイズブルー

バレンタイン(5d)
0回 残 たくさん

閉じ込めて

クロノ(6d)
0回 残 たくさん

……。

フィウクス(6d)
0回 残 たくさん

おかしくたって

リアン(6d)
1回 残 たくさん

未来の為に

バラニ(7d)
0回 残 たくさん

あいしているから

処刑者 (4)

バット(3d)
0回 残 たくさん

太陽が照らすなら

トット(5d)
0回 残 たくさん

さいたよ。

エルナト(6d)
0回 残 たくさん

病んでた方がまし

アオツキ(7d)
0回 残 たくさん

 

突然死者 (0)

舞台 (0)

発言種別

通常発言
独り言
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