37 【恋愛RP】夏の夕べ【R18】
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……夕飯、どうしようかな。
[なんか店に食べに行く気にもならないし。 でもなんとなく今日は、気分転換をしたいような。]
………………。
[視線を向けた窓の外は、すっかり陽も落ちて。 少し考えてから、もう一度受話器を持ち上げたなら。 フロントへ電話をひとつ。
汗もかいたし軽くシャワーを浴びてから、出掛けようか。*]
(445) 2020/07/25(Sat) 12:06:51 |
| ─ 蛍の沢 ─ [昼間は屋上ですらすぐにバテるほど暑かったけど。 陽が落ちれば、風が涼しく心地よい。 それが水辺に近ければ、尚更。 食事時の今なら穴場だろうと、定めてやってきた予想はピタリと的中。 片手に持ったビニール袋と足元に気をつけながら、人気の少ない場所を探していたら。 先客がいた。 >>385ちらちらと淡い光が舞う。 足音を忍ばせたまま沢辺を通り過ぎようとして。 ちら、と見れば目を閉じてる様子に足を止めた。] ……そこで何してんの? [だって、目を閉じたら蛍見えないでしょ。*] (446) 2020/07/25(Sat) 12:08:57 |
| (a106) 2020/07/25(Sat) 12:12:28 |
| えっ、ちょ、あぶな……!? [人影が揺れて、水音が跳ねる。 >>453伸ばして届く距離じゃないとわかってても、咄嗟に身体は動くもので。 手を伸ばし、踏み出したスニーカーを沢に突っ込んだ瞬間、上がる飛沫に思わず目を閉じて。 次に開いた時には、尻餅をついた女の子がそこにいた。 >>454] (459) 2020/07/25(Sat) 13:17:18 |
| …………はぁ? 呼吸なんて、いつでもしてるだろ。 生きてるんだから。
[何笑ってんの、こっちも濡れたんだけど。 向けられた笑顔を、呆れた目で見下ろしながら。 どうせ濡れたついでだと、空いた片手を彼女へ差し出した。]
まあでも、驚かせたみたいで悪かったな。
[手を取るなら、水から引っぱり上げるし。 必要なければ引っ込めるだけ。 体力が落ちたと言っても、俺より小柄な女の子ひとり支える力くらい、ありますとも。]
(460) 2020/07/25(Sat) 13:17:31 |
| [さて、彼女はどちらを選んだだろう。 どちらにしても、俺は足をひんやりとした水に浸けたまま。 手頃な沢辺の岩へ腰掛けて。]
もういいや、このままここで食べよ。 あんたも食べる? アイス。
[持っていたビニール袋の中身をごそごそ漁り。 取り出したそれらを彼女に見せてみようか。
棒つきのソーダアイスと、バニラモナカ。 いらないなら両方俺が食べるだけだ。*] (462) 2020/07/25(Sat) 13:20:15 |
| /* バーが大人な雰囲気…… 詩桜さんの肩書はあれかなー 苗字変えられるようにって伏線なのかなというふわっと予想 (-108) 2020/07/25(Sat) 13:24:32 |
| /* 成瀬さんはいい反応してくれてうれしいよねー かわいいかわいい (-111) 2020/07/25(Sat) 13:27:41 |
| ダメだったら勧めないし。 二つあるから片方どうぞ。 [悪びれないのはお互いさま。 >>472だから俺の方も、気を遣うつもりはなく。 隣に腰掛けた彼女の殊勝な申し出に、少食なのかなと首を傾げつつ。 >>473バニラモナカをほいと渡そうか。] じゃあ食べたいだけ食べたら、残り頂戴。 こういうやつの当たりって、 そう簡単に出ない気がするけどなー。 [遠慮なくパッケージを開ければ、若干融けかけのソーダアイスを口にくわえ。 ビニール袋の底にも一つ入ってたパックを取り出したなら、ゴミ袋にしてしまおう。] (487) 2020/07/25(Sat) 14:23:56 |
| [ちゃぷちゃぷと沢で足を遊ばせたまま。 ソーダアイスをシャクっと齧って手に持てば、ゆっくりと息を吸って吐いてみる。 アイスの欠片と沢の冷えた空気が、身体の奥までスッと入ってきて。] なるほど……深呼吸、結構気持ちいいな。 深呼吸自体、いつぶりだろ。 [今更のように、納得する。 >>469忙しかったから。 俺もちょっと前までそうだったっけ。] (488) 2020/07/25(Sat) 14:24:14 |
| [ふわふわと舞う仄かな光を眺めながら。 アイスを半分ほど食べたところで、さっき取り出したもう一つのパックも開けて並んだ彼女との間に置いた。]
こっちも、食べたきゃどうぞ。
[中身は、クラブサンドが数切れ。 さっきホテルのフロントに頼んで作ってもらったやつだ。
なんでアイスの後に出てくるかって? サンドイッチは溶けないけど、アイスは溶けるからに決まってる。*] (489) 2020/07/25(Sat) 14:25:08 |
| /* 真由美さんとやろうとしてること被ってるのでは…? 夜のピクニック来るなら歓迎しますよー (-118) 2020/07/25(Sat) 14:33:16 |
| あーわかる。 サンドイッチとかおにぎりとか、食べやすくていいよな。 [空いてる時間でさくっと食べられるし。 >>509無自覚に社畜が染みついた返事をぽろっと。 とはいえ。 ここにあるクラブサンドは単に、ルームサービスの一覧にある、テイクアウト風にしてもらえるものを選んだだけであり。 アイスはすすめたくせにサンドイッチはあげないのも、居心地悪いってだけの話なのだけど。] 別に、気にしなくていいのに。 [心苦しい、という声に隣を見れば。 すっと戻されたパッケージに目を瞬かせ。 >>510] (522) 2020/07/25(Sat) 16:13:08 |
| [吹き出した。]
ぷ。はは。 代わりにって、それ俺が渡したやつだろ。
いいから食べたいだけ食べたら 俺は残ってるの食べるだけでいいし。
[どうも、と軽くなったパッケージを受け取って。 ソーダアイスの最後の一欠片を口の中へ。]
そりゃあ、ホテルのルームサービスで 出てくるやつだしおいしいだろ。 肉も分厚いし、パンとかも手が込んでるよな。
[次は、大分柔らかくなったモナカも口に放り込み。 ソーダより甘いバニラの味をもぐもぐしながら、クラブサンドを齧る彼女を横目に見る。] (523) 2020/07/25(Sat) 16:13:20 |
| [おいしそうに食べる顔。 なんだっけ。誰かと分かち合えるおいしさ、だっけ。] ……俺も食べようかな。 [俺も手を伸ばして、クラブサンドを一口。 冷えた口の中を温めるように、焼いたパンの優しい味のあと。 肉と野菜が仲良く重なってやってくる。 ああこんな味だったんだ、って今更。] んー? ああ蛍…… [ゆっくり咀嚼しながら隣の声に顔を上げれば、淡い光が鼻先を掠めて。 >>511草陰から草陰へ、ふわふわ、ゆらゆら。 なんとなく外で食べようかと思っただけだったし。 涼しいけど足はびしょ濡れだし。 隣にいるのは名前も知らない人だけど。 クラブサンドが思ったよりおいしいから。 なんだか得した気分で、目を細めて。 視線を落とした手元、残った棒には アタリの文字。] (524) 2020/07/25(Sat) 16:16:15 |
| あ。アタリ出た。
[沢の水で軽く洗って。 ほい、と約束通り彼女に渡そうか。]
ホテルの自販機コーナーで買ったやつだから フロント持ってけばもう一本もらえるんじゃないか。
[クラブサンドをもう一切れ口に放り込みながら。*]
(525) 2020/07/25(Sat) 16:21:55 |
| /* >>520サンドイッチにかける情熱がすごい 妹ちゃんかわいい (-130) 2020/07/25(Sat) 16:24:05 |
| [手元を覗きこまれた拍子、ぴょんと跳ねた癖っ毛が頬をかすめて。 >>537くすぐったさに小さく喉を震わせながら。] どうだろうなー。 アイスが一本当てられても 本当に欲しいもんはハズレばっかだし。 [どうぞ、と渡せば早速交換するつもりらしい。 >>538彼女が立ち上がるのを眺めながら、ご馳走様に続く言葉に軽く目をみはり。 ふ、とまた小さく笑い。] 俺も、 あんたとご飯が食べれて、おいしかった。 ありがとな。 [その背中に手を振りかけて。 聞こえた小声に首を傾げたなら。] (547) 2020/07/25(Sat) 17:31:51 |
| 大丈夫じゃないか? その格好なら高校生に見えなくもないし。
……なんてな。 ホテルマンなら笑うの堪えてくれるだろうから、 堂々と行って来くるといいよ。
[実際、高校生もあるかなと思ってたのは内緒だ。 笑いを堪えながら、今度こそ離れていく女の子の背中に手をひらひらと振り返した。
結局名前を聞き忘れたな。 そう気づいたのは、残りのクラブサンドを食べ終えた後のこと。**]
(548) 2020/07/25(Sat) 17:33:09 |
| (a126) 2020/07/25(Sat) 17:35:35 |
| ─ 蛍の沢 ─ [一人になった後もしばらく。 ゆらゆらと揺れる淡い光を眺めていたけれど。] ──…っしゅん。 さすがにちょっと冷えてきたかな。 [飛び出たくしゃみに鼻をすすり。 沢に浸かりっぱなしだった足を持ち上げた。 シャワーを浴びた後、着替えたばかりのジーンズも膝から下が濡れて変色していて。当然、スニーカーも同様である。 これでホテルに戻ったら廊下とか汚しそうだな。 まずフロントでタオルを借りよう。 軽くなったビニール袋を片手に、立ち上がり回れ右。 ホテルの方へ歩き出して、少し。] (580) 2020/07/25(Sat) 20:38:48 |
| [人の声が聞こえて、足を止めた。] …………… [デートかな。まあ珍しくもないけど。 暗がりに目を凝らせば、並んで見えた白いワンピースとスーツ。 >>527>>534出歯亀するつもりはない。 屋上と同じく足音を忍ばせたまま、少し大回りに通り過ぎようとした。 けれど。] ……っくしゅん。 [くしゃみは急に止まれない。*] (581) 2020/07/25(Sat) 20:39:20 |
| (a136) 2020/07/25(Sat) 20:44:54 |
| /* 王子様してる後輩くんに、ふふっと微笑ましくなる (-153) 2020/07/25(Sat) 20:46:44 |
| [やば。邪魔しちゃったかな。 急いで退散しようと、動かしかけた足が呼ばれて止まる。 >>585] ……あれ、真由美さん? [聞き覚えのある声に振り返り。 もう一度暗がりの向こうの姿に目を凝らした。] あー…昼間と随分雰囲気違うから、わかんなかった。 ってごめん、俺お邪魔したっすね? [女性は服と化粧で変わるって、本当だ。 シンプルなざっくりとしたワンピース姿に、微かに目を細める。そういうのも似合うんだな、と不思議な気分で。 そんな彼女と並んで様になっている、スーツの男もちらり。 俺よりでかいな、この人。*] (594) 2020/07/25(Sat) 21:16:34 |
| [少しだけ、二人の方へ歩み寄れば。 ふわりと視界を過ぎったものが、肩に掛けられた。 柔らかい布地に触れてストールだと気づけば、いらない、と断る前に先手を打たれて。 >>595んぐ、と言葉を飲みこんだ。 なんとなく強く抗えないのは、自分よりも人を優先するこんなところも、姉に似てるせいだ。きっと。] わかりました、借りておきます。 んー、ちょっと夜の水遊びしてた、みたいな。 でもそっか、湯冷めもあるのかも。 [口を開けば、昼間の真由美さんとそっくり同じで。 なんかホッとすると同時に、再びむずむずしてくる鼻をすすりながら。] (612) 2020/07/25(Sat) 22:02:20 |
| [彼女の向こうに立つ男は、今会ったばかりだという。 >>596なるほど、ナンパか。 近付けば微かに鼻につく柑橘系混じりの煙の匂いに、ふーん、と小さく呟いて。 俺も一言。] どうも、ハナです。 [とだけ名乗っておいた。] (613) 2020/07/25(Sat) 22:02:34 |
| [そうして、真由美さんへ視線を戻せば。]
うん、今からホテル戻るとこっす。 真由美さんも、あまり体冷やさないようにね。
それじゃ、俺はお先に──
[ぺこりと頭を下げて踵を返しかけ、蛍、の声にもう一度振り返ったなら。 白いワンピースを照らすように、ふわふわと淡い光が揺れていて。] (614) 2020/07/25(Sat) 22:02:54 |
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……きれいっすね。
[目を細めて、頷き。 今度こそ踵を返し、俺はホテルに戻っていった。*]
(615) 2020/07/25(Sat) 22:03:39 |
| (a139) 2020/07/25(Sat) 22:08:31 |
| /* >>620>>621これがプロwww 運がいいってこういうことを言うのでは (-171) 2020/07/25(Sat) 22:37:44 |
| (-172) 2020/07/25(Sat) 22:40:12 |
| ─ ホテル内 ─
……っくしゅ。 [ラベンダー色のストールをゆるく首元に巻けば、仄かに甘い香りが鼻先をくすぐって。 少し気恥ずかしい気分になりながら、フロントでタオルとスリッパを借り、ホテル内へ。 そういえば、先に戻った女の子は俺より濡れてたけど大丈夫だったかな。 >>609もしまた会えたら結果を聞きたいところである、アタリの行方は知らぬまま。 >>621] (649) 2020/07/25(Sat) 23:20:44 |
| [次に浮かんだのは。 ナンパにしては、礼儀正しそうな敬語と会釈。 >>625] ……ジャンさん、か。 [名前は外国人だけど、流暢な日本語だったな。 その上、背が高くて?まあ顔も良くて? スーツが似合う大人で?? なんて、別に俺には関係ないし。 小さく息を吐けば、頭から追い出して。 ちょうど来たエレベーターに乗り込んだなら、5階のボタンをぽちり。*] (650) 2020/07/25(Sat) 23:24:52 |
| (a151) 2020/07/25(Sat) 23:36:07 |
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