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【秘】 元魔王 ジャヤート → 夢渡り アルレシャ……そして貴女はさながら『魔法使い』の類でしょうか? [カマかけ半分、そう彼女に声をかけてみよう。 ―――『夢の扉』と。 先程の言葉の意味は解せないが、やはり気になる。 己の知るものの中で、現状、一番近そうなのは、 少女が何らかの魔法か、特殊な技術を持つ存在だということ。 無論、それが完全な正解と思わないが、 さほど遠くはないのではないかと私自身は思っているのだが。 さて実際にはどうだろうか?]** (-3) 2023/03/19(Sun) 23:07:12 |
元魔王 ジャヤートは、メモを貼った。 (t0) 2023/03/19(Sun) 23:16:54 |
【見】 元魔王 ジャヤート[そして。] ええ、私は『魔王』。 正確には元がつきますがね。 今はしがない隠居の身です。 [彼女の思い描く『魔王』は果たしてどのようなものか。 それを今の私が察することは難しい。 数多の物語が、そして勇者や英雄たる主人公が存在するように 『魔王』たる私も、この姿とは異なる無数のカタチが存在する。 ――…貴女の心が描く『魔王』はどのような姿なのでしょう? その疑問を言葉にするより先に] (@30) 2023/03/20(Mon) 22:45:14 |
【秘】 元魔王 ジャヤート → 夢渡り アルレシャ[……ほう、と。 やや感嘆の色を帯びた小さく息を吐く。] 夢魔、ですか。 これはまた珍しい。 [私のいた世界にも、所謂夢魔と呼ばれる存在はいた。 だが、私の知る夢魔はどちらかといえば (彼女が知っているであろう言葉でいえば) サキュバスと呼ばれる存在に近かったし、 そもそも彼女たちは魔物ではなく、 森の人や大地の子と同じ 人の子と精霊の中間のような存在だった。 目の前の彼女は、私の知る彼女たちと違って どちらかといえば人の子の生態に近いように思う。 何より私の知る夢魔には『夢を渡る』能力はなかったはず] (-55) 2023/03/20(Mon) 22:46:33 |
【秘】 元魔王 ジャヤート → 夢渡り アルレシャふむ…総合すると、お嬢さん。 貴女は私と同じ彼方からの客人ということになりますね。 [一つ頷いてから] ええ、勿論。 ご安心を、黙っていたほうが面白そうですからね。 [安心させようと冗談めかして口許に指を添えて微笑するが、 恐らく先のような胡散臭さ>>6が増しただけだろう] (-56) 2023/03/20(Mon) 22:47:49 |
【見】 元魔王 ジャヤート――では、お手を拝借。アルレシャ嬢。 [触れられた手に改めて了承を得たところで。] そうですね。 では、話の続きは道中ということで。 [ちょうど私も彼女に…正確には 彼女の目的に興味が湧いたので。 道案内がてら、彼女の歩幅に合わせて 先ほどまでの道を一先ず戻ってみるとしようか。 無論、道中に何か気になるものがあれば そちらに行くのも良いだろう。 この国にいる限り――少なくとも現状は、 寄り道をしても時間は変わらぬままなのだから]* (@31) 2023/03/20(Mon) 23:00:20 |
元魔王 ジャヤートは、メモを貼った。 (t5) 2023/03/20(Mon) 23:04:18 |
【見】 元魔王 ジャヤート……そうなのか、我が僕たち? [背後の影に視線を向けて問いかければ ふつふつと影が泡立ったかと思えばそこからひょこりと 魔物たちが顔を出す。 『魔王』ではなくなり、 私の力が弱っているのもあるだろうが、 残念ながら、その姿は見るものに 恐怖を覚えさせるものではなくなっている。 たとえばティンダロスは額から小さな角を生やした毛玉のような仔犬と化しており。 ぴょこんと影から飛び出せばとててて…と群れて周囲を走り回る。 その様子は、文字通りの走る毛玉だ。 我が番犬たるケルベロスは三つ首の黒柴と化して 私の足元に座している。 私の問いかけにも不思議そうに首を傾げて、、 じっとこちらを見上げるだけだ。 フェンリルは通常の白狼と変わらぬ姿だが、 我々の周りをぐるぐると歩き回るたび、吐く息が凍って 氷の霧がきらきらと口許を輝かせている。] (@38) 2023/03/21(Tue) 11:39:15 |
【見】 元魔王 ジャヤート……。 いえ、愚問でしたね。 私の魔物たちは私の僕であり、 同時に私の権能の一部でもあるのです。 仮に貴女がこの生き物を害そうとすれば この生き物たちは、即凶暴な本来の機能を発揮します。 [強いて言えば強い敵意に反応して凶暴性を発揮する、 極めて機能的な生き物たちだ。 とはいえ、敵意を示さなければ ただの飼い慣らされた獣と変わらないし、 なんなら優しくされれば相応に懐いてもみせる。 戻れ,と一声かけて湧いて出た魔物たちを影に戻せば] が、この世界でその機能が発揮される気がしませんね。 [願わくば、その通りであってほしいものだ。 悲しみも怒りも憎しみも、そして死も、 『魔王』の糧であり、物語には欠かせないものだが。 その彩りを、私は今のこの世界に求めてはいない。] (@39) 2023/03/21(Tue) 11:41:57 |
【見】 元魔王 ジャヤート[ちら、とケーキスタンドに視線を向けて] アルレシャ嬢。 よければ、一つ寄り道をしていきませんか? [もし、運良く金貨か、 或いはそれ相応のアイテムを見つけられれば 女王と出逢ったときに話題の一つになるだろうから。 それに、此方で茶と菓子を楽しんでいれば 誰かしら話を聞ける者たちがやってくるかもしれない。 具体的には料理を作ってくれている料理人だとか、 神出鬼没な猫のようなナニカだったりだとか 空を飛ぶカラスだとか。 或いは女王陛下本人がやってくることも万に一つあるかもしれない。 無論、否と言われれば無理強いはしないが]** (@42) 2023/03/21(Tue) 11:47:23 |
【独】 元魔王 ジャヤート/* 聞いてアロエリーナ。 なぜか魔物のチョイスが全部犬系になってしまった (他の動物もいたはずなんだが添削を繰り返しているあいだに消えてしまった) 重房が愛らしいのでつい対抗してしまった、わけではない、と言い切れないのが悲しいところではあるな(何) (-63) 2023/03/21(Tue) 11:51:27 |
元魔王 ジャヤートは、メモを貼った。 (t10) 2023/03/21(Tue) 11:53:02 |
【見】 元魔王 ジャヤートええ。 人の子の言葉でたとえるならば、 私にとって魔物たちは手足の延長のようなものです。 [可愛いと口にする彼女に>>48 そうと悟られぬようなんとも困ったように眉尻を下げる。 怖がらせたいわけでもないが、 とはいえ小動物と化している我が魔物たちに 思うところがないわけではない。 そして此方の考えとは裏腹に 仔犬…もとい魔物たちは己に向けられた彼女の声に反応する。 走り回っていた毛玉たちはぽててて…と、それまでの進路を 彼女のほうに変更すると、抱っこをせがむように 彼女の足元をぽてぽて飛び跳ねるし、 ケルベロスも立ち上がってが尻尾をぶんぶん振っている。 フェンリルも表情こそ変わらないが、じっと彼女から 視線を外さない様子を見るに、まんざらでもないのだろう] (@51) 2023/03/21(Tue) 15:47:39 |
【見】 元魔王 ジャヤート気に入られたようですね、アルレシャ嬢。 [もし、彼女が望むらあとで戯れの時間を作ろうか。 何よりここまで魔物たちが人の子に懐くのは久しいのだ。 このような機会もたまには悪くない。] ふふ、そうですね。 願わくば、この世界がこの子たちを 『悪い魔物』にしない人ばかりであってほしいものです。* (@52) 2023/03/21(Tue) 15:49:36 |
【秘】 元魔王 ジャヤート → 夢渡り アルレシャ…。 [少し、気になるのは。 先の私の問いかけ>>@37に対する彼女の様子>>47 ついでにいえば、その前の彼女の言葉もか。 人ならざる力を持ち、身分を気にかける少女が このような一種無礼講に近い催しにやってきたということ。 何かしら目的はあるのだろう。 自身の力を隠しながら、それでも女王に会おうとする理由が。] (-76) 2023/03/21(Tue) 15:50:16 |
【秘】 元魔王 ジャヤート → 夢渡り アルレシャ……、アルレシャ嬢。 [どう、言葉をかけたものか迷う。 なにしろ私は元『魔王』だ。 このような助言じみた行為自体、経験は少ない] 何事も、まずは自分自身の目で見て、 そして見定めるべきかと。 先にも言いましたが、私は元『魔王』です。 しかし貴女の思い描く魔王像と、目の前の私は 必ずしも一致するとは限らない。 [私自身が『悪』なのではなく。 私を認識したものにとって私が『悪』かどうか。 それと同じことではないだろうか。 何はともあれ、彼女が一度女王に会わないことには 話が進まないのは確かだろう。] (-77) 2023/03/21(Tue) 15:50:48 |
【見】 元魔王 ジャヤート――お茶会会場―― [誘ったのは私だが、気がつけば彼女に手を引かれ 促されるままに席に着いていた。 その間、何も言えなかったのは先程、 少女たちの噂を聞いた彼女の表情が気になったから 歪んだ顔に浮かぶものは、純粋な負の感情というよりも どこか迷子の子供のような、今にも泣いてしまいそうな そんな、奇妙な印象を私に抱かせた。 勘違いであればいいとは思っているが。] …いえ。 正確にはあるにはあるのですが、 いくぶん昔過ぎて記憶が曖昧ですね。 おそらくですが、 「思い出」というものがないぶん、印象が薄いのでしょう。 [彼女に差し出されたケーキを受け取り、 そしてまじまじと見つめながら。 知識としては、知っている。 何を材料として作られているか、その製造方法も。 だが、味に関する記憶は殆ど希薄だ。] ちなみにアルレシャ嬢は此方を食した経験は? 貴女の好みの味か、気になりますね。 (@53) 2023/03/21(Tue) 15:51:42 |
【見】 元魔王 ジャヤート[そう問いかけていれば>>52] ええ、はじめまして。 貴女も、女王のご招待を? [軽く会釈をしてみせれば、私が椅子を勧めるより先に 彼女のほうから手招きをされていて>>53 どうやら、この役目は私より彼女のほうが適任であるようだ。 では私は紅茶を彼女たちに淹れるお役目を頂くとしよう] フィエ嬢。 少し変わった名前のようだが、 貴女も此処ではない世界から招かれたのでしょうか? いや、突然不躾でしたね。すみません。 無理に聞こうというわけではないので、ご容赦を。 [言った後で不躾だったかと謝罪の言葉を口にしてから、 アールグレイと銘打たれた茶を三つのカップに均一に注いでいく。 そして。>>61 女王陛下とその為人については、彼女に任せたほうが適任のようだ。 私たちと同じ招待客であると同時に、彼女に厨房を任される料理人。 なんとも不可思議で、そして興味深いお嬢さんだと ソーサーにのせたカップを差し出しながらそんな感想を抱いた]* (@54) 2023/03/21(Tue) 15:52:23 |
【秘】 元魔王 ジャヤート → 夢渡り アルレシャ…。 [願わくば。 少女の此度の『物語』が優しいものであってほしい。 我が魔物たちに向ける優しい眼差しが、 悲しみに曇ることのないように。 物語の機構を外れた、『物語の悪』でなくなった私が、 彼女に対しできることは少ないだろうから] (-103) 2023/03/21(Tue) 23:45:59 |
【秘】 元魔王 ジャヤート → 夢渡り アルレシャ[―――…私が優しいのではない。 もし、私を優しいと思うのならば、それは。 私をこの世界に喚び寄せた女王の、 彼女を支える民の、 私の世界で積み重ねられてきた数多の『物語』の、 …なにより、目の前の少女の心が優しく温かいからだ。 私は、そう考える。 『魔王』とは、本来は悪に位置するもの。 もっといえば、 物語において人の子がいつか討ち滅ぼすべきもの。 『人類にとっての悪』というシステムそのものなのだから。]* (-104) 2023/03/21(Tue) 23:46:37 |
【見】 元魔王 ジャヤート―― お茶会会場 ―― ええ。 [それほど、可笑しなことを言っただろうか?>>68 なら、ずいぶんと迂闊なことを口にしてしまったかもしれない。 案の定、此方の言葉に対する反応には なんとも心配そうな色が感じられる。 …此の地に来てから、人の子との認識の差を感じる。 お叱りを受けるのは此方としては構わないし有難いが、 心配をかけるのは純粋に、申し訳なさを感じる] …思い出がないというのは些か語弊があったかもしれません。 私の中で菓子を含めた食事の記憶というのは、 己の体験した記憶というより、記録に近いものなので。 [たとえて言うならそれは、頭の中にある書物の、 特定の内容に触れた記述の頁を自力で探し出すに等しい。] (@65) 2023/03/21(Tue) 23:46:59 |
【見】 元魔王 ジャヤートなるほど……。 [一度ケーキの乗せられた皿をテーブルに置けば。 私が魔力で生み出すものとは違い、 今日私の手に辿り着くまでに料理人を含め、 幾人もの手が介されたか。 その『物語』に敬意と感謝を示して。 ―――頂きますと、手を合わせよう] ……ん。 これが、甘いというものなのですね。 [嘗て、私に敗れていったあの子たちが憧れたケーキ。 クリームに負けないほどに柔らかなスポンジに フォークを入れて、一口、口に運ぶ。 見目が美しいだけではなく、 なにより口にしたときのその『幸福感』が 心地よい甘みが、舌先だけではなく身体全体に満ちるよう] …ありがとうございます。 これは…確かに忘れ難い思い出になりました。 (@66) 2023/03/21(Tue) 23:48:00 |
【見】 元魔王 ジャヤート[そして>>72] …そういえば、自己紹介がまだでしたね。 これは失礼を。 私のことはどうかジャヤート、とお呼びください。 元居た世界では『魔王』と呼ばれておりました。 もっとも今は隠居の身ですが。 私も貴女と同じく異なる世界より招かれた旅人のようなもの。 [そうして、アルレシャ嬢と二人が話している間に ショートケーキをもう一口。 白い生クリームと、 それと対照的な赤を身に纏った苺の甘みと酸味。 その二つのあいだに立つ、 肌理細やかなスポンジのほんのりとした甘さ。 これは間違いなく、忘れ難い私の思い出になるだろうと そんなことを思っていたところで>>68>>73>>81>>83>>85] (@67) 2023/03/21(Tue) 23:48:33 |
【秘】 元魔王 ジャヤート → 夢渡り アルレシャくれぐれも抱え込まないように、というのは きっと無理でしょうから。 ――待っていますよ。 貴女が帰ってくることを。 [貴女が女王に会って、どのような選択をするにせよ。 私は貴女の『物語』を肯定しよう。 少なくとも、ここまでの短い間でも、 貴女の優しさは私にも伝わったから]* (-105) 2023/03/21(Tue) 23:49:48 |
【見】 元魔王 ジャヤート[アルレシャ嬢に一言囁いてから、先程のテーブルに戻る。] 突然の離席、大変失礼致しました。 [フィエ嬢に先程離席した非礼を詫びてから] …それで、私の話でしたね。 何を話せばいいか、悩ましいところですが。 私にとっての食事というのは 主に『魔王に対する負の感情』そのものなのですよ。 [怒りや憎しみ、敵意や殺意。そして恐怖。 そういうものを糧として、『魔王』は己の力とする] 無論、負の感情だけが糧になるわけではありません。 ですが、それ以外の感情を摂取するというのは元の世界では希少なことでしたね。 それ以外の人の子にとっての通常の食事は 嗜好品のようなものです。 人間だと酒や珈琲の類ですね。 [他に糧と成るものはないのかと言われると、 厳密には、ある。 だが、此の世界でそれを食したいとは思わない。 それを食せば、私はこの世界の敵になる。] (@69) 2023/03/22(Wed) 0:10:48 |
(t13) 2023/03/22(Wed) 0:15:35 |
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