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【独】 サラリーマン 御門 涼司/* 性欲処理に平日たまに男漁ってる事にしようかな。 付き合ってるわけじゃないしっていうクソメンタルで。 あ、でも葛西さんが同じことしてたら嫌だな。やめとこかな。 (-25) 2020/10/25(Sun) 3:30:51 |
【秘】 サラリーマン 御門 涼司 → サラリーマン 葛西 聡[最高な週末を過ごしているとは言え 完璧に満たされているかと言えばそうでもなく。 落ち着くにはまだ早い年齢で しかも今までそれなりに遊んでいた身体は そのうち家で抜くだけじゃ物足りなくなった。 穴埋めを探しに行こうかって考えてみたけど 男を探す目線がどうにも変なフィルターがかかって 彼と比較して物色してる事に気付いてからは 何だか後ろめたくなって遊びに行くのをやめた。 その代わり、初めて大人の玩具というのを買った。 本物と比べると物足りなさはあるけど なかなかに今の技術というのは優秀である。] (-33) 2020/10/25(Sun) 16:34:11 |
【秘】 サラリーマン 御門 涼司 → サラリーマン 葛西 聡[幸せな休日に違和感を覚え始めたのはいつ頃だったか。 触れかけては引っ込む相手の手に 溜まってんのかなって思ったのは最初だけで それが俺にない物を求めてるんだって割と早く理解した。 恋愛感情を挟まない関係。 たまにキスするくらいで、それ以上の事もない。 この人は何のためにこの関係を続けているんだろうって 頻繁に考えてしまうようになった。 俺は彼にとって一体何なんだろう。 いくら考えても答えは出なかったけど 怖くて相手にヒントを求める事は出来なかった。 今までだったら、幸せだしまぁいいかって 適当に忘れて良い事だけ考えられていたのに 彼が何か違うものを求める仕草をする度 モヤモヤが溜まっていって幸せが淀んでいった。 決定的だったのは寝言で聞こえた女性の名だった。] (-34) 2020/10/25(Sun) 16:34:27 |
【秘】 サラリーマン 御門 涼司 → サラリーマン 葛西 聡[ごろんといつもみたいにベッドに転がって 俺が寝付く前に彼の寝息が聞こえてきた。 穏やかな寝息をBGMに俺の意識も落ちかけた時 腰へ置かれていた腕が不意に俺を引き寄せて 聞いた事のない名前が寝息の隙間から漏れた。 その時唐突に理解した。 俺が人の代わりなんだって事を。 実際のところは知りようもない。 けど今まで感じてた違和感が全部繋がった気がした。 その人にしてあげたい事を俺にしてくれて 触れたくなって代わりが女の身体じゃないって思い出す。 きっとそれの繰り返しなんだろう。 俺が女だったら、身体も必要とされたんだろうか。 女とは違うぺたんこで固い胸を撫で下す。 これが虚しいって事なんだろうかと 今になって友人の言葉が身に染みてくる。] (-35) 2020/10/25(Sun) 16:35:01 |
【秘】 サラリーマン 御門 涼司 → サラリーマン 葛西 聡[自分の中じゃ抱えきれなくなって 友達に相談したらすごい面倒そうな顔をされた。 お前がどうしたいか分かんなきゃ、 どうとも言えないじゃんって当然な事を言われて そうだよなってその場で考える。 気付かないふりして現状維持は無理だ。 俺がしんどい。現に友達に相談してるし。 別の名前を呼ばれた時の事思い出しただけで苦しい。 けど代わりは嫌ですって言ったところで じゃあいらないって言われたら全部失うわけで、 それが一番避けたい展開だった。 無理ゲーって言われた。 はい。そうですね。 ほら見ろ。欲が出たからこんな気持ちになるんだ。 現状に満足しときゃ良かったのに。 結局、友人から受けたアドバイスは 「本当にお前が代わりなのか確認しろ」だった。 いや、確認するまでもなくない? 女の名前呼んでるんだぞ?] (-36) 2020/10/25(Sun) 16:35:43 |
【秘】 サラリーマン 御門 涼司 → サラリーマン 葛西 聡[しかし俺は恋愛初心者なので 自称恋愛の達人である友人の提案に乗る事にした。 作戦はこうだ。 俺が別の男の存在を匂わす。 それで反応すれば少なからず執着心があるって事らしい。 もしいつも通りだったら御愁傷様。 俺は箸にも棒にも掛からない代わりの効く存在なので諦めろ、と。 諦められませんって言ったら無視された。 初恋に悩んでる友達にはもっと優しくしていいと思う。 作戦決行日はいつもの週末。 おつかいショートメールに友人の誕生会で遅くなると返し 匂いが残る程度に酒を飲んでから、 22時を過ぎたあたりで彼の部屋のチャイムを鳴らす。 襟の乱れた首筋には驕る代わりに嫌々協力してもらった わざと見えやすく付けたキスマークが残っているはず。] (-37) 2020/10/25(Sun) 16:36:06 |
【秘】 サラリーマン 御門 涼司 → サラリーマン 葛西 聡[なかなかドアが開かなければ 酔っぱらった風な声で名前を呼んでみるけど 頭の中はほとんど素面なので羞恥心は隠せなかった。 やば。 これ、作戦以前に追い返される気しかしない。 いつかの自分みたいにドア横でうずくまって 入れてくれますようにって祈りながら待った。]* (-38) 2020/10/25(Sun) 16:37:05 |
【秘】 サラリーマン 御門 涼司 → サラリーマン 葛西 聡は? 何でそういう話になるんですか。 [突拍子もない言葉に思わず酔っ払い設定が崩れた。 だってこんなの想定していない。シミュレーションしてない。 予習してたのはキスマークアピールして 問い詰められるパターンとスルーするパターンだけだ。 酔っ払い面倒って追い返されるのはさっき予想したけど さすがに関係自体を終わりにされるのは想定外すぎる。 慌てながらも顔だけはヘラっと笑って とにかく酔ってるふりだけは継続いておく。] 寒いんで入れてもらっていいですか〜? [答えを待たずに強引に相手を押し込んで 陽気な笑い声を演出しながら部屋に上がり込む。 頭の中はどうする?!の大合唱だ。] (-43) 2020/10/25(Sun) 22:04:14 |
【秘】 サラリーマン 御門 涼司 → サラリーマン 葛西 聡[少なくともショートメールが来た時は いつもと変わりなかった、はずだ。多分。 別れ話、と表現していい関係かどうかはさておき こんな状況になったのはその後だと思われる。 彼より友人を優先したのが気に食わなかったのか それともキスマークに気付いたからか。 このどっちかで不興を買ったのは間違いない。 けど問題なのはそんな事じゃない。 玄関先で別れ話をしても彼には何の問題もないって事だ。 彼にとってはこじれる程の話じゃないって事だ。 別れましょう。そうですね。はい終わり。 …こう言う事だろう。 これって箸にも棒にもな存在確定って事では。] (-44) 2020/10/25(Sun) 22:04:43 |
【秘】 サラリーマン 御門 涼司 → サラリーマン 葛西 聡終わらせたいの、葛西さんの方じゃないんですか。 なんで俺とこんな生活続けてくれるんですか。 [間延びした呂律の回らない声で聞いてみる。 それで返ってきた返事によって作戦を立て直そう。 もし都合の悪い事を聞いてしまったら 酒のせいにして忘れてしまえばいいんだ。 そしたら少なくともまだ少しは この生活を続けていられるはずなんだ。 モヤモヤは胸の奥に押し込んでしまえ。 欲は、出しちゃいけないんだって知ってるだろう。]* (-45) 2020/10/25(Sun) 22:09:19 |
【独】 サラリーマン 御門 涼司/* 作戦ぶん投げて告白ルート予定だったけどちょっと保留。 酔っぱらったふりで言いたい事言って、都合悪くなったら忘れたで逃げるチキン野郎ルートで行こう。 (-46) 2020/10/25(Sun) 22:10:30 |
【秘】 サラリーマン 御門 涼司 → サラリーマン 葛西 聡――嘘だ。 [何にも響いてない。何にも揺さぶれてない。 今日のご飯どうするって話してる時と同じテンションで 淡々と答える彼にもう酔っ払いのふりはやめた。 ちょっと前の俺だったら 何も変わらないって言葉を聞いたら満足してた。 彼が嫌だと思ってない事に安心してた。 それだけで十分だった。 でも今は彼の心ん中に別のものがある事を知っている。 だから前とはもう違うんだって その答えは建前なんだって分かってしまう。 酔っぱらってたのでこの会話は覚えてません作戦、中止。] 惰性で続いてるんじゃなくて、 葛西さんに都合がいいから続いてるんでしょ? [ソファーに座る相手の前に立って退路を塞ぐ。 何言ってんだって言われたら彼女の名前でも出してやろうか。 何度も聞いたわけじゃないけどしっかり覚えてる。 そんだけ俺にとっちゃ忘れられない名前だ。] (-50) 2020/10/26(Mon) 0:09:07 |
【秘】 サラリーマン 御門 涼司 → サラリーマン 葛西 聡…葛西さんに振り向かないような女より 俺のこと好きになってくださいよ。 そいつより貴方を好きな自信あるし、 胸はないけどそこらの女よりセックス上手いと思いますよ。 試してみません…? 代わりじゃなくて俺の方が良いって言わせてみせます。 [膝で乗り上げればソファーがぎしりと軋む。 これで良かったのか、拒否されたらって一度躊躇して それでも退けない所まで来ているのを自覚して 甘えるみたいに顔を近付けてキスをねだった。]* (-51) 2020/10/26(Mon) 0:11:02 |
【秘】 サラリーマン 御門 涼司 → サラリーマン 葛西 聡俺といる時に他の人のこと考えてるのが嫌だ。 …俺に触ろうとして手引っ込めてるの、自覚ないでしょ。 お前じゃないって言われてるみたいで 腹立つ、じゃないな…悲しいんだ… [面倒くさいって突き放すでなく伸ばされた手に 素直に誘われて唇を重ねて目を閉じる。 舌先で囁かれる言葉には そりゃそうだって心の中で返した。 俺は一杯しか飲んでない。 その代わり友人には諭吉を置いてきた。 彼は好きなだけ飲んで帰っただろう。 キスマーク一つでちょっと高い気もしたけど 面倒な相談料込みと言われたら黙るしかない。 けどそれくらい行き詰ってた。] (-59) 2020/10/26(Mon) 2:31:15 |
【秘】 サラリーマン 御門 涼司 → サラリーマン 葛西 聡嫌われたくないから今のままでいいって思ってた。 でもほんとはもっと色んなことしたい。 …俺、どこまでなら踏み込んでいいですか? [キスの先、どこまで許されるのかって 試すみたいに恐る恐る相手の手に指を滑らせる。 払われないようなら所謂恋人繋ぎをしてみて 不安げで伺うような視線を投げかけた。 最初は本当に少し近付けるだけで良かった。 今の関係に満足していたのも本当だ。 けどいつの間にかもっとを欲している。 恋ってこんなに欲深くなるもんだっけ。 今は俺といる時くらいはとか言ってるけど そのうちずっと俺の事考えてほしいとか思うんだろうか。 今を乗り切れてもまた同じように悩むのか。 そう思うとひどく眩暈がした。]* (-61) 2020/10/26(Mon) 2:32:26 |
【独】 サラリーマン 御門 涼司/* 葛西さんを篭絡させられる気がしない。 スイッチはどこだ。フラグ立てる条件は何だ? おい頑張れ御門。ぐだぐだやって終わるわけにはいかない。 最低限セフレくらいにはなれ。 (-62) 2020/10/26(Mon) 2:38:32 |
【秘】 サラリーマン 御門 涼司 → サラリーマン 葛西 聡[勘違いだとは訂正する気はないらしい。 真実だからなのか、面倒だからなのかは 相手が何も言わない以上俺には知る術がない。 キスに応えてくれたみたいに手も繋がって 受け入れてくれるくせに距離は遠いままな気がする。 何を考えてるか全然分からない。 俺が恋愛初心者だからなのか、相手が彼だからなのか それすら分からない状態でまるで闇の中だ。 でも聞いてくれるならぶつけてしまえ。 それが受け入れられるかどうかは別にして、 駆け引きなんて出来ないのは自覚してしまったから 俺に出来るのは全部吐き出す事だけだ。] 外でもデートしたい。 買い物行ったり映画見に行きたい。 呼ばれなくても会いに来たい。 下の名前で呼びたい。 [駄々をこねる子供みたいに一息で吐き出して でも胸の底に残った最後のはすぐには言えなくて 少し言い淀んで僅かに視線が泳いだ。] (-71) 2020/10/26(Mon) 16:21:33 |
【秘】 サラリーマン 御門 涼司 → サラリーマン 葛西 聡[結局顔を隠すみたいに相手の肩に顔を埋めて] …今は、セックスしたい。 俺が下でいいんで。 貴方を俺の事しか見えなくしてやりたい。 [男と遊ぶのなんて何度もしてきたくせに まるで初めてみたいに小声でしか誘う事が出来ないのが 恥ずかしくて情けなくて顔を上げられない。 入れられるのは無理ってはっきり拒否されてる。 いつの間にか大丈夫になってるなんて事はないだろう。 こういうのは勝手にどうにかなったりしないものだし。 だから今回は抱きたいとは言わない。 抱かれてる姿は可愛いだろうなとは未だに思うけど ポジションにこだわって手を離されるのは嫌だ。 彼と繋がれるならほんとは何だっていい。] (-72) 2020/10/26(Mon) 16:22:13 |
【秘】 サラリーマン 御門 涼司 → サラリーマン 葛西 聡[かと言って今日はそのつもりで来てないし 避妊具を常備しているわけでもないので、 準備不足を理由に断られるなら お預け食らった犬みたいに悲愴な顔で肩を落としたかもしれない。]* (-73) 2020/10/26(Mon) 16:22:56 |
【秘】 サラリーマン 御門 涼司 → サラリーマン 葛西 聡[相手から語られる説明は目から鱗だった。 さっきまで頭に血が昇ったみたいに鈍った思考が 途端に落ち着いてぐるぐると回り始めた。 確かに言われた通りだ。 きっと拒まれたり上手くいかなかったら 『男だから駄目なんだ』と思っただろう。間違いない。 そもそも男だから嫌われるかもと怯えていたわけで。 けど拒否されなくてキスも出来ているから 当然のように興奮だってするもんだと思い込んでいた。 取り敢えずヤってしまえば何とかなると思っていた。 ゲイ相手と同じように最後まで出来るものとばかり。] 振ったわけじゃ…。 [思わず否定した言葉が尻すぼみになる。 あの時、俺は理由を言っただろうか。 相互じゃなくて手伝いだけを申し出た理由を。 改めて客観的に思い出してみたら 確かに「俺はいいや」みたいな態度だった気がしてきた。] (-96) 2020/10/27(Tue) 1:45:42 |
【秘】 サラリーマン 御門 涼司 → サラリーマン 葛西 聡[続く言葉にはもう「その通りです」と言うほかなかった。 俺は彼の気持ちが分からなくて悩んでいたわけだが そもそもの話、俺は分かろうと努力したのだっけか。 相手の価値観だとか気持ちを直接聞いてみるとか そんな当たり前の理解を行ってきただろうか。 してないですね、ええ。 そりゃ分からなくて当然だ。 ノンケの男はこんな風に思うのだろう、とか ゲイとはこうだったからみたいな 目の前の相手に向き合う事を全くしてこなかった。 その上で受け入れてもらってる事に胡坐をかいて ただ甘えてさらにはこうして駄々こねているわけで] …ごめんなさい。 俺、自分のことばっかでした。 葛西さんのこと、何も考えてなかった。 [言い訳もなく謝るほかない状況である。] (-97) 2020/10/27(Tue) 1:46:12 |
【秘】 サラリーマン 御門 涼司 → サラリーマン 葛西 聡[けどマーキングの単語はスルー出来なかった。] 待ってください!これは―― [心当たりあり過ぎる首筋の鬱血を手で隠し 慌てて食い下がろうとしたけどすり抜けられて、 台所へと向かった相手の後ろ姿を追う。 邪魔にはならず、声は届く位置で立ち止まって 釈明しようとした口が咄嗟に固まる。 言うのか、あれを。 わざわざお金払ってまで頼んだって、 そんな間抜けな細工してここに来ましたって? あまりに情けなさ過ぎる。かっこわるい。 アホだと呆れられてるに決まっている。 ………。 …そんなん今さらだったわ。] (-98) 2020/10/27(Tue) 1:46:41 |
【秘】 サラリーマン 御門 涼司 → サラリーマン 葛西 聡これは友達に酒驕る代わりに付けてもらった、と言うか。 葛西さんにとって俺が何なのか分かんないから 他の男の存在匂わせたらどんな反応するのかなって…。 これ気にしてくれるんなら ちょっとは気にしてくれてんのかな、とか知りたくて。 [跡が消えるように赤くなるくらい首筋を擦って 友達は女役専門だから性的な関係は全くないとか めっちゃ嫌々付き合ってくれたくれたとか、 聞かれてもないし言う必要もない情報が口を滑っていった。]* (-99) 2020/10/27(Tue) 1:47:16 |
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