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【神】 『巫覡』 ロベリア「ボクは言う機会を探ってただけだ。 本気で褐色看守か三つ編み囚人に死んで欲しい」 「…でも看守が死ぬなら目隠れ看守でもいい」 これは銃講座のためにアルレシャに死なれると困る囚人の図。 (G50) 2022/02/24(Thu) 0:06:07 |
【神】 『巫覡』 ロベリア「看守狂看守は役目の話してたしそもそも入れる理由がない。 ゴーグル看守と…… アルレシャ ……………も入れる理由はない」実はシトゥラにも無い。 バーナードは嫌いだけど死んで欲しい訳じゃない。 (G71) 2022/02/24(Thu) 0:21:23 |
【秘】 『巫覡』 ロベリア → 憐憫聖贖 ナフ避けもせず、反撃もしない。 ああ、嫌いだ。…とても、とてもとても、 嫌いだ 。苛立ちが増し、噛む力を強めていく。 悦ばせる行為だと理解していてもこの感情を止められない。 ――…けど、食い千切ることは無い。 暫くすれば口内からその手を追い出し君から視線を外す。 (-382) 2022/02/24(Thu) 0:26:34 |
【秘】 『巫覡』 ロベリア → 白昼夢 アルレシャ構える様子をじっと見つめる。 頭からつま先まで観察する。銃を握る上で、勉強になるから。 「……分かった」 解決策を聞いてから視線を的へと向ける。 的の中心を見る。……こうだろうか。 2発目。トリガーを引く。今度は驚く声は無い。 銃痕は先よりも中心に近付いた。 3発目。力が入りすぎた。的から外れる。 難しいなと一度安全装置をかけて深呼吸。 (-385) 2022/02/24(Thu) 0:32:27 |
【独】 『巫覡』 ロベリア「………ボクより先に死ぬなよ、テンガン」 わざわざ私情を口にするつもりは無かった。 ただ、彼の名前が出たなら別だ。 上手いこと話は逸らせただろうか。 …分からない、だから 君に委任しよう 。本当は誰かに票を委ねるのは、しないつもりだったけど。 ボクは君にしか殺されたくないよ。 (-390) 2022/02/24(Thu) 0:47:32 |
【秘】 『巫覡』 ロベリア → 蒐集家 テンガン「……ん、んー………楽しい、味じゃない? ボクの考えるものって訳じゃなくて。 ……そう、もっと根本的な、違い……………」 楽しいものはとても甘く、幸せとよく似ている。 君の思うソレはボクのいつも感じるものとは違うんだ。 確かに意思はあり、行動もそのように見える。 けれど洗脳した子供達も自由を奪った訳じゃない。 教団の為に尽くすように。神子に心酔するように。 だから、それがどうなのかと言われると………。 首を傾げた。難しい顔をしているだろう。 「…あ、ああ。えっと、…君から感じるものをボクは口にする。 君が理解出来なくてもボクはきっと その味を知っている から」こんな言葉では伝わらないかもしれないけど。 ボクのエゴ。…やっぱり君をもっと知りたい。 (-393) 2022/02/24(Thu) 1:02:40 |
【秘】 『巫覡』 ロベリア → 白昼夢 アルレシャ「…反動はまだ、慣れない。けど、もう少しかな。 音もびっくりするけど、いちいち反応してられないから」 的に視線をやり、銃痕の位置を見る。 やらないから出来ないだけでやろうとすれば筋はいい方。 多分。きっと。…そうだったらいいなと思う。 「人体なら、どこでも………。…例えば、肩とか? 」 武器を持つ手に正確に当てる人間もいるが自分には難しい。 向こうの動きを妨害する点では肩が良いのかなとか。 (-397) 2022/02/24(Thu) 1:11:17 |
【秘】 『巫覡』 ロベリア → 憐憫聖贖 ナフ視線を逸らして尚体勢は変わらないからその行為は見えていた。 「 気持ち、悪い……………… 」与えるものなんてない。もうここに居たくない。 ゾワゾワとした気配を感じて、それから。 ――…それから君から感じる 味 を苦痛に感じた。君の傍から逃げるためにソファから落ちることも構わないというように暴れ出す。 拘束は外れなくとも体を動かせるなら逃げることは出来るはずだ。 体を捻って、足を動かして、扉に視線を向けて。 早く、早く出なくては。 恐い。 (-413) 2022/02/24(Thu) 1:37:22 |
【秘】 『巫覡』 ロベリア → 白昼夢 アルレシャ「 …反撃手段を、そろそろ用意しようかなって 」ガチトーン。かなり気持ちの籠る発言。 「ん、肩と足か。……え、目潰し? 」 成程と納得の頷きをした後に聞こえた容赦ないワード。 でも拘束食らったらそれも難しいな、難しい。 唸るように小さく声を上げた。 「 …体術とかも、覚えるべきか 」 (-452) 2022/02/24(Thu) 3:05:58 |
【秘】 『巫覡』 ロベリア → 蒐集家 テンガン「いや、だからそうじゃなくて。 ………難しい、や」 君の手の甲を人差し指のみ動かし、また撫でる。 これはほぼ無意識の動きで、なんの意味も無い。 「……ここっていうか、君といる限り、は? 消えてしまえば楽なんだけど、ね」 おかげで食事も楽しめない。 人がいるだけでそのものの味を上書きするから。 それから思い出したように声を上げる。 「…………あ、そうだよ。ボクより先に死なないでね。 君が最後まで生きることを、ボクは願っている」 (-455) 2022/02/24(Thu) 3:14:18 |
【秘】 『巫覡』 ロベリア → 憐憫聖贖 ナフ「は? …あ、あッ………?!」 君の小さな声にゾッとした。思わず振り返る。 …のだが、拘束が解けた際に勢いよくソファから落ちた。 痛みに悶え唸る。少ししてから口を開き、 「………き、みの……望むもの、は………無かった、だろ。 ボク、は……何も、何も何も……持ってない、から」 あの町は嫌い。自分を縛っていたから。 好きになんてなれない。 ボクは、普通の……。 カンテラ(と鈴)には目がいかない。 ズキズキと痛む。傷を押さえて這うように扉へ向かう。 足がもつれて上手く、立てなかったから。 (-457) 2022/02/24(Thu) 3:23:07 |
【秘】 『巫覡』 ロベリア → 泰然自若 シトゥラ「……………うわ」 今看守を見ると声が出てしまうだけ。 別に悪気は無い。 「……なに」 決まった、とも。決まっていない、とも。 そのどちらも否定肯定はしない。 わざわざ声をかけてきたんだ、何かあるのだろう。 (-458) 2022/02/24(Thu) 3:25:56 |
【秘】 『巫覡』 ロベリア → 人形師 シェルタン自分の呼吸音がよく聞こえる。 うるさい、うるさいうるさい うるさい !!可哀想? 何も知らないくせに。 知ったような振りで他者を貶めようとする。 何様のつもりだ。君が嫌いだ。 「あッ………は、ァ……ッ………ひゅ、……ぅ」 声が出ない。鳴るのは苦しげな音。 掴まれたせいで倒れることも許されない。 舌が痺れる。この味は嫌だ。 早く君から離れたい。早く、離れなきゃ。 ぐらぐらと揺れる思考に吐き気を得る。 どいつもこいつも、ボクを なんだと。 (-460) 2022/02/24(Thu) 3:35:42 |
【秘】 『巫覡』 ロベリア → 白昼夢 アルレシャ「……あっちも、こっちも。反撃すべきかな、って」 残念! 一人じゃなかった!! あとはまあ、殺されないようにするため。 死ぬならたった一人の手がいい。 「…………最悪向こうが死んでもボクは悪くない。 うん、多分そう。………多分」 「え。……あ、でも看守だものね」 その時はその時。物騒な事を言ってきたやつもいるし。 次に出てきた言葉はとても失礼な。銃専門だと思ってました。 武器は扱えないのに大量殺人罪。 …なんて、笑える話だ。 (-462) 2022/02/24(Thu) 3:44:08 |
【秘】 『巫覡』 ロベリア → 憐憫聖贖 ナフ「…………は? 」 意味が分からないと疑問符ひとつ。 でも、それ以上の追求はない。 君が嫌い。嫌いだ。 ここから逃げ出した後、カンテラの存在に気づくだろう。 でも声はかけたくないから、君が届ける日を待つだけだ。 ああ、そうだ。ボクは神の子なんかじゃない。 勝手に特別だと扱って、勝手な欲を満たしていく。 神などいるものか。ボクは"人"だ。 少し普通と違う、でも変わりなくソレなんだ。 君の言葉が、ボクを更に深くそう認識させてくれた。 (-463) 2022/02/24(Thu) 3:53:06 |
『巫覡』 ロベリアは、メモを貼った。 (a109) 2022/02/24(Thu) 4:08:39 |
【秘】 『巫覡』 ロベリア → 白昼夢 アルレシャ「 知らない 。…色々あった。拘束して無理矢理お茶会とか、殺害予告とか」 囚人に能力使う人々、何? 皆無理矢理だから一度は反撃したい。 怒りゲージがそこそこ溜まっているらしい。 「……まあ、殺したい程憎い訳じゃないけど。 死んで欲しいなとは思ってる」 どちらかと言うとこちらが殺される可能性が高い。かなり。 ケラケラ笑う声には首を傾げた。 「………へえ、軍人。…過酷だね」 そこからここに来たことに対して。 看守同士のやり取りを見るに仲良いからいいのかな。 続いての言葉には顔を顰めた。 教えるつもりはあんまり無かったけど、気まぐれ。 「………ボクの罪であって、ボクの罪じゃないから」 (-468) 2022/02/24(Thu) 4:23:04 |
【秘】 『巫覡』 ロベリア → 白昼夢 アルレシャ「 そうじゃないと思うんだけど 。……別に、談笑してないし。お茶会とも言えなかった。 あれは………拘束拉致軟禁………?? 」 そこまででは無い。無理矢理は好かれないと思った。 あとお茶会はしない。甘いもの苦手、というか。 味が濃いものが苦手だ。それは彼女の持つ第六感故に。 「……ああ、なるほど。いいな、ソレ。 君の同僚が死んだらそういうことになる」 さらっと言ったものの実行するかは別。 容赦しないのも大事なんだなって思った。 「ん、んんん…? そう、なのか。…君は凄いんだな。 分かった、誰にも言わない」 他者を褒めることなど稀だ。気まぐれ2。 素直に言わないとするのは自分の秘密を言われるの嫌だから。 同じことはしない、つもり。 気になるオーラを浴びた。あと味も感じた。 好奇心。興味。…知ってる味がしたから。 「……どうせ刑期は変わらないし。扱いも。 殺人罪はボクのじゃないってだけだよ。 ……起こした本人はもう居ないし」 彼のことは食べちゃったので。 (-472) 2022/02/24(Thu) 5:08:04 |
【独】 『巫覡』 ロベリア+自室内+ 「…本当に、殺しにくるんだろうか」 ベッドの上。天井を見上げながら呟く。 別に死ぬのはやだから望んでる訳では無いんだけど。 どうせ死ぬなら彼の手がいいなってだけ。 「……何にせよ、ボクの票を上手く使ってくれよ。 君に死なれると困る。……いや、でもソレが減る方が」 死なないのでは? …でも死んで欲しくないな。 かなり私情。おかしな感情だなあ。 目を閉じる。色々ありすぎて疲れた。 「…………ボクはきっと、彼が特別なんだ」 それは外に連れ出してくれるからってだけじゃない。 ろくでもないひとに惹かれてしまったと思う。 この思いの形はまだ分からない。 (-474) 2022/02/24(Thu) 6:02:29 |
【秘】 『巫覡』 ロベリア → 白昼夢 アルレシャ「……そうだよね、嫌がっていい」 お茶会のことを掘り返すのはやめた。 漸く縛られることなく……とではないが、ここへ来て意志を伝えることができるようになったんだ。そうありたい。 「…お茶の誘いを断ったら有刺鉄線を張られて逃げ場を無くされて、逃げようとしたらそれがボクに巻きついて………」 転んで有刺鉄線が腕に刺さったり、何やかんや。 無理矢理は良くないと思うんだ、本当にさ。 凄いと言うのは深い意味では無い。 そんな場所からここへ来て頑張ってることに対して。 自分なら無理だなって思ったから。 「…どちらでもない、かな。だからボクが悪い。 本当はボクが死んでいればそれで良かった、…んだと思う。 でもそうはならなかったし、今は死ねないから」 ボクのためにあの町の全てを殺し、死んだ人。 突然の自由に生き方が分からなくて、その骸を食らった。 その時から罪はボクの中に。そうでしか、生きれなかった。 (-476) 2022/02/24(Thu) 8:03:12 |
【秘】 『巫覡』 ロベリア → 蒐集家 テンガン「…なんだかあまりいい方法ではなさそうなんだけど。 まあその時考えるよ。ありがとう、テンガン」 勿論何となくだけど。 すぐには難しいのも分かってるし、何だかんだ……。 ……なんてね。 君の次の言葉にはどちらに対してもクスクス笑い声を零す。 「そこまで死を確信めいて言われるなんて変なの。 死にたくないって言うのはずっと主張してたんだけどな。 まあただの願いだよ。どうせ死ぬなら君に勝って欲しいだけ。 別に叶うなんて思ってないから安心してよ」 それだけ言い切って小さく欠伸。眠くなってきたかもしれない。 (-486) 2022/02/24(Thu) 12:00:27 |
【秘】 『巫覡』 ロベリア → 泰然自若 シトゥラ「ふ、ふふッ……。それ、ボクに持ちかける話? ……ふぅん、そう。ボクは明日死ぬってことで、いい? 」 クスクスと愉快そうに笑い声を零す。 それは多分、君がここに来て初めての囚人の笑みだ。 「…そっか、案外早かったかな? うん、早めに来たいのか。 どうしてもボクを殺したいんだなあ……」 それは狙われることを知っているような口ぶりで。 ただ、時期を知らぬ……そんな様子。 「……えっと、君の名前なんだっけ。し、し……。 シトゥ、ラ? ……殺すなら、もう1人がいい、なあ」 テンガンでは無く、もう1人の狼へ。 囚人は選べない。彼だけは。 (-502) 2022/02/24(Thu) 15:18:13 |
【秘】 『巫覡』 ロベリア → 人形師 シェルタン君の手が離れれば、囚人は力を失ったようにその場に座り込む。 壁に体を預けて霞む視界の中、微かな自分の意思で君を睨み付けた。 そうやって他人を食い物にするやつはいつか痛い目を見る。 ボクは知っている。…だから君にも訪れるだろう。 それまで精々楽しめばいい。愉しめるだけ……。 引き止めることなどしない。 呼吸が落ち着くまで、いつも通りに戻るまで。 そこでゆっくりと、休んでいた事だろう。 (-517) 2022/02/24(Thu) 18:30:16 |
【秘】 『巫覡』 ロベリア → 蒐集家 テンガン「ふぅん……そんなものなんだ、覚えとく。 死にたかったら参加してないって言いたいところだけど」 一呼吸置く。それは考えるような素振りと共に。 「……そういうタイプもいるんだっけ。今回は別として」 いや、別でも無いかもしれない。 例えばあの……。………まあいいか。 「………ん? んー……そうする」 警戒すべき相手については聞かなかった。 彼処かな? って勝手な想像はしてみたけど。 手を離しゆっくりと立ち上がってカンテラを掴む。 鈴が揺れて澄んだ音が部屋に響いた。 「それじゃあ……………おやすみ? 」 首を傾げながら呟く。挨拶ってこうだった? まあいいかと自問自答しながら君から離れていく。 振り返らない。 自身の手に君の熱が籠る内に部屋を出て自室へ戻るだろう。 暇潰しの悪戯の後、歪なお願いを残して。 (-520) 2022/02/24(Thu) 18:43:36 |
【秘】 『巫覡』 ロベリア → 白昼夢 アルレシャそんな事があった。けどそれ以上は掘り返さなかった。 これが後の死ね死ねコールに繋がる訳だが。 「………そんな事より、体術と。 ……あと、コレ弾の入れ替えってどうやるの? それから、コレの弾って何発まで入れれる? 覚えとかないと弾切れで困りそうだから」 考えるような間に少しだけ目を細めた。 君にも何かがあるのだろうとそうは思ったけれど。 ――…それを尋ねるほど踏み込む気は無かった。 だから代わりに続きを求めよう。 コレは内緒だが殺害予告をくれた相手にも一発くらいは反撃したい。 大人しく死ぬと……心配されるから。殺す気の癖に。 まあ勿論口にはしない。言う必要は無かったから。 (-521) 2022/02/24(Thu) 18:49:56 |
【秘】 『巫覡』 ロベリア → 白昼夢 アルレシャ「17……即座に撃てる場合は18か……。 あ、後でまた練習したい。……まずはこれと体術の練習」 素直に君の教えてくれる全てを飲み込む。 反発も無く、開始前のあの態度はまるで作っていたようで。 分からないことは質問するし、褒められるとそのうち少しだけ笑みを見せる。 そうやって簡単なものを教わりながら素人から少し技を身につけた程度には変化する。 そうこうしながら満足はしていないが疲れた頃に終わりの合図を。 それからひとつの問いかけをしよう。 「……ねえ、名前教えて。 覚えるべきって、言ってたから……聞いとく」 誰が、という主語はないがそういうものだと理解したから。 だから直接尋ねる。それはやっぱり後の神窓に繋がる訳だ。 (-527) 2022/02/24(Thu) 19:58:37 |
【秘】 『巫覡』 ロベリア → 泰然自若 シトゥラ「笑えないとは一言も言ってない。 ……それとボクの選択は曲がらないから、別に」 知ったところで出来る事は無い。 片方を止めてももう片方が来るかもしれないしね。 だからボクは嫌いな看守に吠えるだけ。 元々決めていたのはアルレシャだったけれど、銃の扱いを教えてくれたから。 「……普通なら、狩人に行ってもいいと思うけどね。 どうしてもボクを殺したいなら仕方ない」 話しながら壁に背を預ける。 その発言から凡そは理解出来た。 「あとは、昨日彼に役職を教えたからね。 それもあって早く消したいんだろうな」 昨日の吠えは彼に。だからお互いに役職は把握していた。 その上で死ぬ事を受け入れようとしている。 彼にはもう吠えないって約束したし。 「……それにしても。あーあ、結局看守が残るのか。 ………………つまんないね」 生き返るのも看守。自分達が勝手に暴れて勝手に疲れて。 ゲームで死ぬのは囚人ってのはどうにもつまらない。 (-533) 2022/02/24(Thu) 20:20:04 |
【置】 『巫覡』 ロベリア彼女の世界は多くの味に溢れていた。 甘いは嬉しい、楽しい。辛いは怒り、憎しみ。 塩っぱいのは悲しみで、苦いのは苦しみ。 甘いにも差はあるし、他だってそうだ。 ひとつひとつを言い出せばキリが無い。 だから他の皆もそうしたものが備わっているのだと。 きっと同じものが見えているんだと思ってたんだ。 でも、現実は何もかもが違ってた。 彼等には少し違うだけのその感覚を特別とするに十分で。 ――…特別なんて要らなかったよ。 私はただ誰かと共に、普通に生きたかった。それだけ。 (L6) 2022/02/24(Thu) 20:50:00 公開: 2022/02/24(Thu) 21:00:00 |
【秘】 『巫覡』 ロベリア → 泰然自若 シトゥラ「……そう」 それ以上に言えることは無い。 お互いにやれる事はやってるはずだし。多分、それでいい。 「……うーん、聞くことあるのかな。 教えてくれない気もするけど」 足を揺らして、つま先が緩く空を切る。 どうなんだろうね。どうなんだろうか。 「……皆死にたくない死にたくないばかりだったし。 看守なら潔く死んでくれればよかったのに」 だから褐色看守を推してあげたのに。 君達が仕事仕事って自分の死を先延ばしにするからだ。 やっぱり動けないのは、自分達のせいなんだから。 それ以上は何も言わなかった。 壁から背を離し、君の姿を一瞥だけして……。 その場から去っていく。あとは結果を待つのみだから。 (-547) 2022/02/24(Thu) 20:57:51 |
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