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【神】 殺人鬼 ルヴァ>>G77 ゲイザー 「…………。 そっか。あの幸せ、本当に俺が貰っていいんだ」 「幸せくれるって言ってくれて嬉しかったんだ。 もっと欲しかった。」 「でもさ、」 ふらりと手が動く。 距離を詰めてきたゲイザーの腕を引く。 「犯すって何? そんな生易しいことで済ます気じゃないよな? ゲイザーは今、ここで、俺を殺しに来たんだろ。」 至近距離。淡々と囁く。 「大丈夫。忘れてなんかないよ。 ああ、そうだ! 人は死ぬことで幸せになれる。 俺が幸せになることでお前が幸せになるなら、問題ないよな?」 視界の片隅、ゲイザーが抱えている物が目に入った。 「……バナナパイ。ホントに作って来てくれたんだ。 嬉しい≠ネ。」 (G78) 2021/04/26(Mon) 2:19:08 |
【神】 殺人鬼 ルヴァ>>G79 ゲイザー 「……」 フォークに刺さったパイを見つめる。 ぱく、と食い付く。 「あは。美味しい」 「はい、あーん」の完成だ。空気は全く甘くなかったが、パイは蕩けるくらい甘い。 チョコレート。バナナ。香ばしいパイ生地。 一口だけでも、丁寧に作られていることがよく分かる。 殺人鬼の最後の晩餐には贅沢過ぎるな、と思った。 だけど、ルヴァには結構図々しいところがあるのでその贅沢を満喫してしまうのだ。 ゲイザーの手からひょいとフォークを取った。 そうして、嬉しそうに残りを全部食べてしまった。 「ご馳走様。 覚悟決まってて良かったよ。 大丈夫、君がいつもやってるみたいにやればいいんだから。簡単だ。」 フォークを皿の上に返して笑う。 (G80) 2021/04/26(Mon) 3:27:39 |
【秘】 殺人鬼 ルヴァ → 強火の愛・窮途潦倒 ゲイザー/* まだ大丈夫よ!!!!(返事なくなったら寝落ちしたなコイツと思ってください)(ありがとね)(love…) (-603) 2021/04/26(Mon) 3:37:45 |
【神】 殺人鬼 ルヴァ>>G81 ゲイザー 「……それは……部屋に置いてきなさいよ」 この場に不適切なものが見えた気がしたが、それはさておき。 「おおっと? もしかして気遣ってくれてる? 優しいね、ゲイザーちゃんの慈悲深さに泣きそうになっちゃったな。 でも、どんな殺され方でも苦しみはしないよ。俺は気分屋だからさ」 気分屋は得意げに言う。 「短剣でもいい、けどゲイザーちゃんの服に血が付いちゃうかしら。 だったら首絞め? 死ぬ感触が直に伝わってきていいよね。 毒でもいいな。せっかくのプレゼントだしね!」 スカートから落ちて来た物をひとつひとつ取り上げて、仕入れの品を吟味するみたいに意見を述べた。 (G82) 2021/04/26(Mon) 4:30:12 |
【神】 殺人鬼 ルヴァ>>G83,>>G84 ゲイザー 「信頼。 そっか。ビジネスライクな関係ね。単純明快なことだったね。 確かに、君は最高の得意先だったよ。 いつもお世話になっております。今後とも何卒よろしくはできませんが。」 肯定した。 何も間違っていない。彼女の言うことに矛盾はない。 「全部だなんて出血大サービスだな。出血するのは俺だけど。 いいね! 料理人ゲイザーのフルコース、全部食らってやる。 」気分屋は色めき立った。 拾い上げた短剣、白磁の小瓶、そしてハンカチを、これがお前の調理器具だと言わんばかりに彼女の手にしっかり渡す。 「ああ、俺はきっとこのために生きてたのかもしれないんだ。 俺はゲイザーに殺されるために生きてきた! あの人≠ェ俺を逃がしてくれたのもこのためで、 気分屋になったのもこのためで、 ギルド『絹ノ道』を立てたのもこのためで、 殺人鬼になったのもこのためだ! ルヴァ、殺人鬼『モス』がお前に幸福を与えてやる! ──良い幸福を。 」殺人鬼『モス』は、最後に自分自身を殺す。 (G85) 2021/04/26(Mon) 8:44:35 |
【秘】 殺人鬼 ルヴァ → 壊れた時報 キュー/* キューちゃんへ 僕の死体は好きにしていいわよ! あ、でもルヴァ部屋はあとでお客さん来る予定だからそこ以外ならどこへでも! (-784) 2021/04/26(Mon) 18:47:38 |
【神】 殺人鬼 ルヴァ>>G90 ゲイザー 「……?」 焦点の合わない瞳で女を捉える。 先を促しただけだった。 ひょっとしたらサービスかもしれないな──そう思った気分屋、ゲイザーの背に手を回して思い切り抱き締めた。図々しい。 温かい、と思った。逆かもしれない。むしろ自分が冷たくなりつつあるのか。 「大丈夫だよ。」 喘鳴を漏らしながらも淡々と呟く。 そう、少し息がし辛くて体が痺れるだけだ。気分屋としては全然大丈夫の範疇なのだ。 「ゲイザーちゃん。あのね──」 女の背を撫でる。酷く愛おし気に。 「 好きだよ。 」「 幸せだよ。 」気分屋の言葉が形になることはない。 やがて、気分屋は女の手を取って、自分の喉元に持って行く。 そうしてやはり、嬉しそうに笑うだけだった。 「やって。」 (G91) 2021/04/26(Mon) 19:09:26 |
【秘】 殺人鬼 ルヴァ → 壊れた時報 キュー/* 死体……見せつけていくか!!!! いい感じに裏手に転がっとくぜ! ありがとね……! kiss… (-799) 2021/04/26(Mon) 19:13:52 |
ルヴァは、(カウスちゃんも何やってんの💢💢💢💢💢)(泣いてるが!?!?) (a211) 2021/04/26(Mon) 19:28:42 |
ルヴァは、泣きすぎて独り言ミスった。 (a212) 2021/04/26(Mon) 19:29:25 |
【神】 殺人鬼 ルヴァ>>G92 ゲイザー 「……ぐ」 喉元が締め付けられる。明確な殺意。 先ほど彼女が宣言した通り、頸動脈をしっかり押さえているようだった。血流が食い止められる感触と、耳鳴りがする。 「…………、……」 上手だ、と褒めたかったけれど声には出せなかった。 代わりに涙が零れた。きっと生理的なものだ。 「…………」 涙がぽろぽろ零れ続けた。苦しくもないのに零れ続けた。 気分屋は目を細めた。 気分屋には幸せを他人に与える義務しかない。 ただ人の苦痛を買い取り、快楽を与え、それでも幸福になれない人間は楽に死なせてやっていた。 ゲイザーもその一人。 そのはずだった。 彼女は逆に気分屋に幸せを与えようとした、たった一人の人間だ。 気分屋は、嬉しいと感じた。 気分屋は、彼女を大切だと感じた。 これは気分屋が持てなかった感情だ。だから、ここには存在しないものとする。 ▽ (G93) 2021/04/26(Mon) 20:22:26 |
ルヴァは、 =B (a222) 2021/04/26(Mon) 20:22:45 |
ルヴァは、 =B (a223) 2021/04/26(Mon) 20:22:50 |
ルヴァは、 =B (a224) 2021/04/26(Mon) 20:22:54 |
ルヴァは、 =B (a225) 2021/04/26(Mon) 20:23:00 |
ルヴァは、 =B (a226) 2021/04/26(Mon) 20:23:04 |
ルヴァは、動かない。 (a232) 2021/04/26(Mon) 20:53:18 |
【秘】 殺人鬼 ルヴァ → 強火の愛・窮途潦倒 ゲイザー/* thank you…(耳元で囁く) はやくきて・・・・・・さみしい・・・・・・・・ (-871) 2021/04/26(Mon) 21:17:31 |
ルヴァは、森の中に置いて行かれたまま。 (a234) 2021/04/26(Mon) 21:19:16 |
ルヴァは、森から連れ出された。 (a253) 2021/04/26(Mon) 21:47:52 |
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