【人】 一年生 花巻 楓─ 前日 ─ [一度は遠慮したけど、それでも明菜が手伝ってくれると言ってくれた>>9から ありがと、とお礼を言って、重くないけどかさばって持ちにくかった大布を持ってもらって。 倉庫まで行く道すがら、明菜と話をしながら歩いたのだが] あー、釘刺しはたしかに必要かも。 今年も暑くなりそうだもんね。 うちもお兄ちゃん達に気を付けてもらわないとだ。 [去年堂本さんちのお父さんが倒れた一件は勿論明菜たち姉弟が一番心配したろうけれど商店街仲間としても心配な一件だったのだ。 和菓子だって今ではスーパーやコンビニで手軽に買える。 長年地元に根付いてて、常連さんが居てくれるとはいえ共に頑張る仲間がいてくれるからやっていけてる所は大きくて。 両親なんかは同じ親の立場としても、男手一人で頑張ってる堂本さんにもしもがあったらと気が気じゃなかったみたいだし。 流石にそんなことを明菜には言えない代わり、屋台の焼き場を担当する4つ上の兄の話題を出した流れかフルーツ大福の話になって] (99) 2021/07/23(Fri) 16:41:27 |
【人】 一年生 花巻 楓うん、最初お父さんたちはメロンって言ってたんだけど。 どうしても原価が抑えられないって相談してた所で お兄ちゃんがスイカはどうかなって言いだして。 意外と餡子と合うんだなーってあたしもびっくりしちゃった。 [旬によって中身の変わるフルーツ大福だが、今年の夏のスイカ大福は難産だった。 水分量の多い果物だし、そのままで食べて美味しいものをわざわざお菓子に組み込む付加価値をつけなきゃいけないしで言い出しっぺの兄が中心になって試行錯誤を繰り返した結果だったから話題に上がっただけでも嬉しく思える。 もちっとした求肥と塩気のきいたこし餡のバランスは瑞々しいスイカとの調和がよく取れたものだ。 種なしスイカを選んでるところも食べやすさの一因に入るだろう。 身内びいきはあるけれど、兄の成果を認めてもらえた嬉しさで誇らし気な顔になった] あ、今年はたい焼きとべっこう飴出すみたい。 去年の冷やしぜんざいは評判良かったから続けるかなって思ってたけど、 ごみの量多かったから今年は止めちゃったのかも。 (100) 2021/07/23(Fri) 16:42:04 |
【人】 一年生 花巻 楓[べっこう飴は毎年必ずだけど、もう一つは毎年考えての出店になる。 暑い夜に冷たいぜんざいは好評だったけど、プラスチックの容器に割りばしは中々かさばってゴミ集めが大変だったから継続しなかったのも納得できる。 そんな話をしている間に目的地についたので、明菜にありがとうともう一度お礼を言って] うん、気を付ける。 明菜ちゃんも、がんばりすぎないでね。 [気遣ってくれる明菜>>10に、こちらからも気持ちを返して。 個人的には焼きトウモロコシも大好きだけど、おじさんと明菜ちゃんの勝負は聞いてたから] もちろん、休憩入ったらすぐ買いに行くから。 [明日はあたしも屋台の手伝いに入るから真っ先に行くとは言えないけれど それでも出来るかぎり早く売上に貢献すると約束して別れたので 屋台列の方から大きな声が聞こえたかどうかは、はてさて**] (101) 2021/07/23(Fri) 16:42:21 |
【人】 一年生 花巻 楓─ 前日 ─ [さて、明菜と別れて備品倉庫の中に入って目的を果たそうとしたわけだが] はい? あ、はい。探し物っていうか 屋台の方でいくつか頼まれてきたんです。 [業者さんを相手にしていた少女から声をかけられ>>49 てきぱきと対処してくれる彼女>>50に、思わずそのまま確認を任せてしまったけれど 彼女の手を止めさせてしまった、と気が付いて慌てて] あの、手を止めさせちゃってごめんなさい。 [すでに半ば確認を進めてもらってる以上、下手にこっちが手を出すより最後までしてもらった方が手間は少ない。 あれとそれと、と確認が済んだものから纏める方に回りながら、ちら、と視線を向けたのは彼女がある意味商店街の有名人、ではあったから。 私自身は学年も違うし接点もあんまり無いから、彼女が私を知ってるかは分からないけれど] (118) 2021/07/23(Fri) 17:24:27 |
【人】 一年生 花巻 楓[前世が貧乏神、と自称している彼女に向けられる目は様々だと思う。 商店街、というか商売をしている所では縁起が悪い、なんて思ってる人もいるかもしれない。 うちの両親や祖父母は、貧乏神は縁起が悪いばかりじゃない、なんて言ってたから彼女自身に負感情は持っていないけれど─── 彼女の親には、同じ子を持つ親の立場として、思う所があるらしい。 見兼ねる部分はあっても、他人が手出しできる範囲は思いのほか狭くて 何より鳳先輩自身が助けを求めているわけじゃないから、何かをしたことは無いはずだけど。 お駄賃とかでお金を渡してもすぐに寄付などに全額使ってしまう彼女を、それならと祖母が何度か話し相手になって欲しいという名目でうちのお菓子を食べてもらおうとしたことはあったけど それも何度もしないうちに、遠慮されるようになったから誘えなくなってしまったと祖母が零していたのは覚えている] (119) 2021/07/23(Fri) 17:25:38 |
【人】 一年生 花巻 楓[前世だとかそういうの、あたしはよくわからないけれど こんな風にてきぱき仕事もこなせて、周りに優しく出来る人なのに なんで自分自身には優しくしないんだろうな、って。 そんな疑問をぶつけられる程親しかったら、あたしが今抱いてるよりもっと寂しい気持ちを持ってたんだろうなって。 そう思っている間にも、てきぱきと作業をこなしてくれた彼女から確認が終わったと教えられたので] ありがとうございました。 ……あの、先輩。 うち、明日はたいやきとべっこう飴の屋台、出すんですけど。 良かったら、食べに来てくれたら嬉しいです。 [手を貸してもらったお礼を言って、物品を運び出そうとして。 立ち去り際、なんとなく、明日の屋台のことを口に出したのは 少しでも彼女が、彼女自身が喜ぶことを選んでくれたらいいなって。 うちの甘味なら、それが出来るんじゃないかって思ったから**] (120) 2021/07/23(Fri) 17:32:39 |
一年生 花巻 楓は、メモを貼った。 (a18) 2021/07/23(Fri) 17:38:26 |
【人】 一年生 花巻 楓─ 前日 ─ [お祭りの準備中、他の人に会うことはあっただろうか。 おうちがお店をやっていない人は名前もわからないかもだけど、 蓮見自転車屋の息子さんと、そのお友達の顔は知ってるし一方的に親近感はあったから (だって蓮見さんちのときやくんがねとかつぐみちゃんがねってお話は食事中とかたまに出るし お友達の人は陸上部の練習とか、わんちゃんのお散歩してるとことか良く見るし) 少なくとも、蓮見さんちの息子さんの方はこっちが花巻庵の娘だってことも分かるはずだから 顔を合わせてたら挨拶して明日のお祭り楽しんでねってお話くらいはしだろう。 練習を終えた後手伝いに来てくれたバレー部の友達とも合流して屋台の設営を手伝ったりして、 お祭りの準備の時間はつつがなく過ぎていって帰宅の途となった] (158) 2021/07/23(Fri) 22:10:33 |
【人】 一年生 花巻 楓[そうして家に帰ったら、父から怪我は大丈夫かって聞かれたけれど。 学校を出る時に怪我のことと暫く休部することと、お祭りの準備に回されたことは連絡してたから帰りが遅くなったことには触れられなくてよかった。 屋台設営に来ていた従業員さんからの連絡もあっただろうから、心配されてなかったかもだけど] 大丈夫、もうそんな痛くもないし。 [それだけ言うと、何か物言いたげな父の隣から母に呼ばれて。 祖母の元に行ったら、仕立て直したという浴衣がそこにはあった。 それは──もしかしたらと思ってたけど、見覚えのある柄。 横に用意されていた帯は流石に大人びたものに変わってたけど、 まだ髪が長かった時、最後に着た浴衣で。 未だに苦い思いは呼び起こされるけど、考えてみれば祖母だって折角作ってくれたのだ。 その浴衣が、苦い思い出で終わってしまうのは悲しいから] おばあちゃん、ありがとう。 明日はこれ着て、お祭り行くね。 [笑顔でお礼を言って、浴衣一式を受け取ってその日は終わった] (160) 2021/07/23(Fri) 22:11:13 |
【人】 一年生 花巻 楓─ 当日 ─ [そうして翌日。 朝早くから甘い匂いが漂う家内は、いつも以上の忙しさを見せていた。 あたしは午前からお昼過ぎまで屋台の手伝いで、後は遊んで良いよって言われてたから 朝ごはんもそこそこに早速浴衣を着付けることにした。 祖母曰く浴衣の仕立て直しは篠田屋さんにお願いしたらしいけど、 御店の接客の時とかで着慣れているのもあって着付けは自分一人で出来る。 流水紋に咲く青紅葉に、深い橙と黒の二色の帯が背筋ともどもぴしっと引き締めて。 たすき紐を口に咥えて手早く袖のたもとを纏めてたすき掛けをした後 汗に強いファンデとコンシーラーでお化粧も済ませて、いつもならこれで終わりにするところ。 だけども少し──というかしばらく悩んで、小さなリボンのついたヘアクリップを横髪に添えたのは、 苦い思い出の陰に一つの後悔があったから] (161) 2021/07/23(Fri) 22:14:57 |
【人】 一年生 花巻 楓[だから、その子がそんなに間をおかないでお使いにまた来てくれた時 おいしかったんだ!ってもっと嬉しくなって、わくわくした気持ちを隠さないで声をかけていた。 思ってた通り、それ以上の返事>>73に嬉しさはもっと大きくなって] うん、おいしいよ! ゼリーみたいな感じだけど、ゼリーよりもかためでね、 ふわってゆずの匂いがするの。 あ、とうめいって言ったらね、こっちのおまんじゅうもおいしいよ! つめたくてぷるってしてて、中のあんこがもちってしてるの! [気になるって言われたのはお水をそのまま固めたみたいな柚子寒天。 固めな食感は好みがわかれるけど、喉を通る感覚は楽しいはず。 透明繋がりで、ちょっと離れたとこに置いてあった水まんじゅうもお勧めしたけどあの子はどっちを選んでくれただろう。 何をお勧めしても、うんうんって聞いてくれるその子が来てくれることを、いつしかあたしは心待ちにしていたのだ] (163) 2021/07/23(Fri) 22:15:56 |
【人】 一年生 花巻 楓[だけど、あの日だけは、いつもと違う気持ちだった。 今にして思えば、多分あたしはあの男の子のことが好きだったのだ。 好きだった子に可愛くないってはっきり言われて、心がぽっきり折れたと同時、 あぁ、そうだったんだってすとんと納得してしまった。 その途端、じゃあもうこんな格好しちゃダメなんだって思い込んで 次の日、床屋さんが開いたのと同時に駆けこんで髪をばっさり切ってもらった。 母や祖母はぎりぎりまで切らない方がって言ってたんだけど、あたしは切らなきゃって思いこんで。 でも、短くなった髪を、他の人が見たらどう思うかは頭の中にまったく無くて] あ……… [短くなったあたしの髪を見たその子の顔を見て、>>77 初めて家族以外のことを思った。 その子が髪じゃなくて、あたしの表情の変化に戸惑ってたのは、気付けなかったけど] (164) 2021/07/23(Fri) 22:16:33 |
【人】 一年生 花巻 楓………うん。 [お揃いだね、って言ってくれたのに あたしはなんて返事したらいいかわかんなくなって母の背に隠れて。 かろうじて頷きは返したけれど、失礼な態度だったのは自分でも分かる。 その日を最後に、あの子がおつかいに来ることは無かったから 怒らせちゃったのか、悲しませちゃったのかどっちかは分からないけど あの時、お揃いって言ってくれて嬉しいって なんですぐ言えなかったんだろうって、後悔がずっと残ってる] (166) 2021/07/23(Fri) 22:17:10 |
【人】 一年生 花巻 楓[両親は、お客さんのお孫さんだから会わせてもらえるように聞いてみようかって言ってくれたけど あの子にとってあたしがどう思われてるのか怖かったから、お願いできなくて 男の子の恰好してたから、あの子が女の子だって思ってもいなくて 知らない間に再会が叶ってたなんてあたしは気付きもしないまま あの子はあの夏の思い出の中の、後悔と一緒にあるままで でも、 あの最後の時の髪型で、あの頃によく付けてたヘアクリップを付けてたら あの子があたしだって気が付いてくれるかもしれないから あの子があの時、お揃いって言ってくれたから 髪の短いあたしも好きになれたんだよって、 ありがとうって伝えられたら良いなって そんな気持ちで髪を飾って、はなひら神社へと向かう為に家を出た*] (170) 2021/07/23(Fri) 22:18:30 |
一年生 花巻 楓は、メモを貼った。 (a31) 2021/07/23(Fri) 22:24:06 |
【人】 一年生 花巻 楓─ 当日/祭りの始まり ─ [さて、屋台の準備はお客が本格的に来る前から始まってるので あたしが神社に着いたのは多分とっても早かった。 でも神社の娘さんである小雪ちゃんは既に待ちきれないようで、屋台が本格的に稼働し始めたらそれこそお母さんと制覇しちゃいそうに浴衣姿ではしゃいでた。 微笑ましさについ見入ってたら、小雪ちゃんがこっちに気付いてくれて>>3] うん、とっても大人っぽいし可愛いよ。 小雪ちゃんも昨日お手伝いしてたから、食券もらったんでしょう? お祭りたくさん楽しんでね。 小雪ちゃんのおねがいも、綺麗にはなひらきますように。 [神主さんご夫婦の口癖を真似る彼女>>4に、 そう言ってくれる小雪ちゃんのおねがいも叶うようにと気持ちを込めて言葉を重ねて お母さんの手を取る小雪ちゃんに手を振って彼女と離れた**] (181) 2021/07/23(Fri) 23:06:16 |
【人】 一年生 花巻 楓[小雪と別れたその足で屋台に戻ろうとして、 こちらに駆け寄ってくるセーラー服>>19に気付いて足を止める。 今年の準備では会えなかったけど、去年もその前も一緒にお祭りの準備をして。 そういえば折角同じ学校だねって喜んでくれたのに>>16 あたしが部活以外に時間を使えないから学校でも会えずじまいだったな。 とはいえ、紅葉先輩はよくからかってくるから>>17学校でもあのノリはちょと困っちゃうかも。 だって紅葉先輩って学校のマドンナとして中学まで名前が知れわたってる位だから、そんな人に可愛いって言われたって可愛くないって返事しちゃうのは仕方ないと思う。 なに言ってるのってむくれてみせる顔だって、紅葉って名前が似合う華やかなかわいらしさがあるのだから] もう、先輩ったら… そう言ってくれるのなんてうちの家族と紅葉先輩くらいですよ。 [さすがに更に否定を重ねる気持ちは削がれて、へにゃっと苦笑を浮かべることで紅葉の気持ちだけ受け取ったのだ] (182) 2021/07/23(Fri) 23:06:35 |
【人】 一年生 花巻 楓[そんな去年のやり取りを経て、今年のお祭り。 セーラー服に身を包んだままの彼女は、どこか浮いた感じはするけれど それは彼女のかわいらしさのせいだろうと、 目を輝かせる彼女>>19に笑顔を返して] 紅葉先輩! あたしも昨日会えなくて寂しかったです。 [抱きつかんばかりの勢いに、彼女が実際に抱き着いてきても避けることはない。 だって毎年一緒に準備をしてる大好きな先輩だから。 浴衣を可愛いねって褒めてくれるのも嬉しいと、照れながらもありがとうございますってお礼を言って] あたし、うちの手伝いしないとだから行きますね。 先輩もよかったら見にきてください。 おにいちゃんも喜びますし。 [なんせ紅葉は兄にとっても憧れの人だったのだ。 (生じる違和感は、今まで通り違和として察知できぬまま) 紅葉にも屋台の営業をした後、屋台の手伝いのために彼女と別れた**] (183) 2021/07/23(Fri) 23:06:55 |
【人】 一年生 花巻 楓─ 前日 ─ あ、ときやくん。 [お祭りの準備中、蓮見さんちのときやくんに会った。>>175 一学年上の先輩ではあるが、昔から商店街にいる子はすべからく君でありちゃんであるのだ。 これはもう親から刷り込まれてるものなので仕方ないのだがそれはそれとして 眼帯について聞かれたら、明菜ちゃんに対してと同じく大丈夫ってお返事してから] 心配してくれてありがとう。 災難っていうか、体力余ってるならって手伝いに回されただけだから 無理はしてないし大丈夫だよ。 あ、そうそう。 今年はうちたい焼きだからまた食べに来てね。 あと明菜ちゃんとこの話も聞いてたりする? [そんな感じに営業しつつ、堂本親子の勝負についても知らなかったら伝えておこうと問うのだった*] (187) 2021/07/23(Fri) 23:19:18 |
一年生 花巻 楓は、メモを貼った。 (a36) 2021/07/23(Fri) 23:23:04 |
【人】 一年生 花巻 楓─ お祭り当日 ─ [小雪に挨拶をして、紅葉先輩とも別れて 屋台に戻ったら兄たちが忙しなく準備を進めていた。 たい焼きとべっこう飴、隣り合った二つの屋台は 片方はたい焼きを焼く為の熱い鉄板、 片方は飴を溶かすための熱い鍋が常にあるため熱気が凄く 要はとっても暑いので水分補給は欠かせない。 あたしの仕事はお金管理と材料の補充、兄たちの状況把握が主で] はい、いらっしゃいませ! つぶあんとカスタード、ずんだとチョコクリームとありますよ。 [たいやきは四つの味から、 べっこう飴は星かハートか楕円の形を選べる。 もっとも時間の余裕が出来たら目の前で希望の形を作ってもらえるけど 落ち着く時間はまだまだ先なんじゃないかな。 とはいえ、前日に来てねってお誘いした人が来てくれたなら、内緒でおまけをつけてもらったりするかもね**] (192) 2021/07/24(Sat) 0:37:50 |
一年生 花巻 楓は、メモを貼った。 (a40) 2021/07/24(Sat) 0:43:27 |
一年生 花巻 楓は、メモを貼った。 (a41) 2021/07/24(Sat) 0:45:18 |
【人】 一年生 花巻 楓─ 屋台列 ─ はぁい、つぶあんとカスタード2つづつですね。 ありがとうございます。 [お祭りが始まった辺りはやっぱり小腹を満たす方が先決なのか それとも確実に焼きたてが食べられるからか、たい焼きの方が人気みたい。 お昼になれば焼きそばとかお好み焼きとかフランクフルトとか、 しっかりお腹にたまるものの方に流れていくだろうから まずは最初の稼ぎ時を頑張ろうと、接客をしながら 持ち場を離れられない兄と飴担当の従業員さんに 水で薄めてよく冷やしたスポーツ飲料を適宜渡したり 首に巻いてるタオルの交換したりしてたわけだが] あ、明菜ちゃん。 おはようっていうか、こんにちはかな。 浴衣可愛いね、すっごく似合ってる! (291) 2021/07/24(Sat) 17:44:48 |
【人】 一年生 花巻 楓[時計を見てる余裕も無いから時間の把握は出来てないけど 太陽の高さを見る限りおはようよりはこんにちはが合ってるだろう。 挨拶によってくれた明菜に先ずはぱっと見て分かる感想を言って 何を買おうか悩んでる様子>>196には、個人的にはつぶあんとずんだが一押しだけど、 チョコとカスタードも洋菓子店にも負けてないよってお勧めしたのも後押しできたか 4つ全部買ってくれるって言ってくれたから] はぁい、ありがとうございます。 あ、そだそだ。 [つぶあんなら赤、チョコなら茶、カスタードなら黄色、ずんだなら緑。 それぞれの包み紙に対応した丸いシールを貼って、どれが何味か分かるようにしながら4つのたい焼きを紙袋に入れて手渡し─── する直前に、ちょこっとお隣のべっこう飴の屋台の陰に入って 戻ってきた楓の手にあったのは、お花の形のべっこう飴] これ、おまけ。 はなひらきますようにって、応援してるからね。 [あつあつのたい焼きと一緒に入れたら溶けちゃうので、紙袋とは別にの手渡しになるけれど すぐに買いに行けない分、応援の気持ちを形で伝えたかったのだ*] (292) 2021/07/24(Sat) 17:45:31 |
一年生 花巻 楓は、メモを貼った。 (a63) 2021/07/24(Sat) 17:51:32 |
【人】 一年生 花巻 楓[自分ちの屋台に入るんだろう明菜を見送る程の余裕も無く いらっしゃいませbotになりつつあったあたしだけれど 鈴を転がすみたいな声が私を呼んだ>>219のが聞こえて顔をあげ] あ、篠田さん。 来てくれたんだ、ありがとう。 篠田さんも浴衣なんだね、朝顔が涼しげで可愛い。 [実際浴衣が涼しいかって言ったら実体験で涼しくないのは分かってるけど 見た目が涼し気なのはほんとの話だし、大輪の朝顔が篠田さんの可憐さを引き出してて可愛いのは事実だけど。 こんばんはって言葉に、え、もうそんな時間?って慌てちゃったのは秘密の話。 忙しいと時間忘れちゃうよね、水分補給だけは忘れないようにしてるけど お兄ちゃんたちご飯とか食べれてたかなって頭の中では忙しく考えつつ 真剣に悩んで考えてくれてる篠田さんの邪魔にならないように 注文が決まったお客さんに手早く応対して] (301) 2021/07/24(Sat) 18:28:48 |
【人】 一年生 花巻 楓あ、はぁい。 カスタードとべっこう飴ですね。 ちょっとお待ちください。 [しっかり真剣に悩んで決めてくれた注文>>220を繰り返しながら たいやきを紙に包んで、隣のべっこう飴に手を伸ばす。 ハートの形のべっこう飴は篠田さんが持ったら更に可愛くなるだろな。 きっと私も、こんなくらい可愛かったら似合ってるって言ってもらえたかな。 ふわっと生まれた苦い気持ちに気付いてすぐ、奥底に無理やりぎゅっと押し込める。 見た目で勝手に判断するのは、相手自身を見てないようで失礼だと思うし。 見た目だけで決めつけられた自分が悲しかったこと、人にしたくなかったから] (302) 2021/07/24(Sat) 18:30:41 |
【人】 一年生 花巻 楓[でも、浮かんだ羨ましさはやっぱり全部は消せなくて。 飴担当の人の袖を摘まんで、ちょっとだけお願いしたのは心ばかりのごめんねの印。 用意されたハートのべっこう飴の表面に、 つつー、ちょんちょんって溶かした飴を付け足してもらって。 ぱっと見はよくわからなくても、提灯の灯りに透かしたら、 一輪の朝顔が咲いたハートになってると分かるだろう。 それを、たい焼きと一緒に篠田さんに手渡して] お待たせしました、カスタードとハートになります。 篠田さんのねがいも、はなひらきますように。 お祭り、楽しんでいってね。 あ、あと、うちの店、また新作出したから 良かったらお店の方にもまた来てね。 [そう言って笑顔でお祭りを楽しむ人の中に戻る篠田さんを見送った*] (303) 2021/07/24(Sat) 18:31:03 |
一年生 花巻 楓は、メモを貼った。 (a65) 2021/07/24(Sat) 18:39:07 |
【秘】 一年生 篠田 小牧 → 一年生 花巻 楓[>>302エスパーじゃない上に鈍い私は目の前の級友の考えなんてやっぱり知る由がないままなの。 わかっていたら、何か言う事が出来たのかしら。 見た目だけで。それは私にも身に覚えがあるのは……語るまでもない事なのだけれどね。] (-138) 2021/07/24(Sat) 19:08:12 |
【人】 一年生 花巻 楓しゅう? あ、あのよく一緒にいるお友達さんか。 わんちゃんの散歩してるよね。 [校内でたまに朱鷺也を見かけると、その近くに良く居る顔を思い浮かべて納得して。 自主練で土手を走ってる時に犬とお散歩してたりもするから、こっちは勝手に知っているのだが相手はどうだろうか。 和菓子を買いに来てくれてたら接客してるだろうから和菓子屋の娘としては認識されてるだろうけど] はぇ? [そんなことを思ってたら、ふと目の前に食券──じゃなくて表面に汗をかいてる缶ジュースが差し出されて。 反射的に受け取った掌に伝わる冷たさに、一瞬取り落としそうになって慌ててぎゅっと掴み直した。 差し入れという言葉に、わざわざもってきてくれたんだ、とふにゃっと笑って] (315) 2021/07/24(Sat) 19:12:17 |
【人】 一年生 花巻 楓嬉しい、ありがとうときやくん。 [先ずはお礼を言って、でも持ったままじゃ品の用意が出来ないから一旦後ろのクーラーボックスの上に置いて 頼まれた通り、紙に包んだたいやきを一個づつ袋に入れて、袋にそれぞれの色シールをぺたりと貼ってから やっぱり隣のべっこう飴の人にこそっとお願いして] おまたせしました、こちらずんだとつぶあんです。 ……それとこれ、差し入れのお礼に。 来てくれてありがとね、お祭り楽しんで。 それとね、甚平似合ってる、かっこいいよ。 [たいやきの袋と別に、一個ずつビニールで包まれた 朱鷺──は難しいので鳥の形と、犬の形のべっこう飴を手渡して 正面からしか見ていなかったから、黒の上下の甚平に麻の帽子が決まってたから まっすぐな賞賛の言葉を送ったわけだが、朱鷺也はどう受け取ったか。 そして、この様子を人がどう思って見ているか>>299とか、 そもそも見られていること>>297すら、お祭りの雑踏に紛れては気付けていなかった*] (316) 2021/07/24(Sat) 19:12:46 |
一年生 花巻 楓は、メモを貼った。 (a68) 2021/07/24(Sat) 19:21:14 |
【独】 一年生 花巻 楓/* あー! 一行抜けてたーーー!!!!! 朱鷺也が戻っていった先、柊と一緒に誰がいたのか、 そしてこの様子を以下略って書いたつもりだったのに何故抜けてた…文脈おかしくなってる…すみませぬ… (-143) 2021/07/24(Sat) 20:05:43 |
【独】 一年生 花巻 楓/* だがしかしわざわざ訂正入れるのもアレやし 下手に訂正入れたら自意識過剰みたいに見えちゃうかもだし誰かに突っ込まれない限りはそっと流してもらおう… ただこっそりこっちではごめんなさいしておきますね… (-145) 2021/07/24(Sat) 20:14:03 |
【人】 一年生 花巻 楓─ 屋台 ─ あ、やっぱりあの人か。 ふふ、ここ熱いからすごく嬉しい。 [朱鷺也の反応>>317見るに思い浮かべた人は柊さんで合ってたらしい。 差し入れを受け取ったら微笑んでくれたからこっちも屈託なく遠慮なく喜んで。 横の兄が、俺には無いのかって口こそ文句は言ってたものの 仮に兄たちにも差し入れがあったら子供が余計な気回すなって注意した上 代金を手に押し込んでただろうから、くすくす笑いを忍ばせて。 差し入れのお礼代わりに渡したべっこう飴も 笑って受け取ってくれたから>>318] ううん。 こっちこそ、気遣ってくれてありがとね。 (329) 2021/07/24(Sat) 20:32:15 |
【人】 一年生 花巻 楓[お礼を言って、またね。と手を振りかけて。 可愛いって言ってくれたのは、ぱち、と目を瞬かせたけど 兄弟とは違うけど、なんとなく似たような感覚がある相手の言葉だったから] えへへ、ありがと。 おばあちゃんが折角だからって 篠田屋さんで仕立て直してくれたんだ。 [甚平褒めたお返しに、かもしれないけど素直に受け取ってお礼を言って たいやきを手に戻る朱鷺也を見送って (そこでようやく背中の朱鷺を目にして驚いたのは余談だけど) 客足が衰えそうにない人いきれに、まだ居た方が良いなって判断して 朱鷺也からの差し入れ、ぬるくなっちゃわないうちに早速口をつけながら店番を続けることと相成った**] (330) 2021/07/24(Sat) 20:32:51 |
【人】 一年生 花巻 楓[祖母が彼女を家に何度か招き入れていた頃>>212 あたしも含めた家族は大体お店に立ってたから、 祖母以外が彼女とお茶を一緒にしたことは無かった。 けど、ちょっとでもと渡したお金が即座に募金箱へ投入されたのを見て 祖母は理由もないのにお金を渡す方が失礼だったねって頭を下げた後、 話し相手になってくれないかいってお願いした所には居合わせてた。 それからたまに彼女が店に来ると、父が試作のお菓子を作って 食べてもらうことが祖母の、父も密かな楽しみでもあったのだけど 彼女をよく思わない人が、わざわざ人を引き連れてまで来たことで その楽しみは奪われてしまった] (342) 2021/07/24(Sat) 21:13:42 |
【人】 一年生 花巻 楓[祖母や父は、彼女が来なくなっても表向きは変わらずに過ごしていた。 件の店に思う所はあれど商店街内でいざこざを大きくするわけにもいかないし、 彼女が来なくなったことを咎める筋合いだって無いから。 でも、それから暫く過ぎて彼女がまた店の前に来てくれて>>213。 あ、って声をあげたあたしはすぐにお店の外に出て駆け寄った] ひさしぶりだね! まっててね、すぐおばあちゃん… あれ?どうしたの? [おばあちゃんを呼んでくるから、って言おうとしたけど 店先に立ち止まったままの彼女に気付いて首を傾げたら 紙でできた籠を、おばあちゃんに渡してくださいって頼まれて。 その中にはお花や茸、草が綺麗に並んで入ってて これ何?って聞くより早く、お礼を残して走り去っていってしまって。 困ったあたしは、祖母に籠を手渡しながら経緯を話したのだが] (345) 2021/07/24(Sat) 21:14:38 |
【人】 一年生 花巻 楓『…甘やかしてって言ってもね、子供に罪はないんだし 仮にあの子が本当に貧乏神だとしたって、 神と名の付くものを邪険に扱う方が よっぽど罰当たりだろうにねぇ…』 [二度と店に立ち入らないと彼女が決めたことを察し、その心中を思い 背中を丸めて悲し気に呟いた祖母の姿が子供心にも萎れて見えて。 また来てくれたら良いのになって、 そしたら今度はあたしも一緒にお話するのになって。 そういえばあの時、そう思ったのに。 あたしは何で、自分から話しかけにいくってこと 思いつかなかったんだろう**] (347) 2021/07/24(Sat) 21:15:49 |
(a78) 2021/07/24(Sat) 21:20:31 |
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