充溢 バレンタイン(匿名)は、メモを貼った。 2022/05/01(Sun) 12:14:05 |
充溢 バレンタイン(匿名)は、メモを貼った。 2022/05/01(Sun) 12:14:12 |
【鳴】 充溢 バレンタイン「代わりだったら……何かいけません、か……?」 それは心底意外そうな声で。 「……考えても、みてほしい…… 万が一……僕が好きな人がいる、って言ってたら。 あなたは……後悔の無いように、と…… 僕の背中を押す……そうしていたの、では……」 今の話を聞く限りでは、 多分そんな風に思うのではないか、と。 それだって、代わりにしてるのに違いはないのでは、と。 なんともなさそうな真顔を見る目は真剣だ。 「試してみれば……いい。アオツキさんが寄り添って…… 僕が元気に……卒業できれば…… そこで初めて……分かるもの、も、あるだろう」 教師の言いつけをあまり守らない生徒は、 いつだって思いもよらぬことを言う。のかもしれない。 「あなたも、先生だけど、生徒に違い……なくて…… 僕だって、人を気遣ったりは……上手くできないけど。 ……苦しいのを和らげるくらいなら、 きっと……僕にもできるんじゃないか……って」 最後の方は、少し自信を失くしたか、 声量がどんどん尻すぼみになってしまったが。 (=3) 2022/05/01(Sun) 13:51:16 |
【秘】 充溢 バレンタイン → 司書 エルナト「……」 物静かなクラスメイトも今日は図書室にいるようで、 片手は頬杖をつき、もう片手でページをめくり、 今にも眠りだしそうなまなこで、本の字を追っている。 とても集中して読めていなさそうだし、 何ならそのまま眠りこけていることだって多いが、 この少年にとっての読書はいつもこんな感じ。 「……エルナト」 「最近の……おすすめの……本って、ある?」 細く、低い声があなたの名前を呼んで。問いを投げる。 まだ小説を読んでいるように見えるというのに、 読み飽きたのか、はたまた話題に迷ったのか。 緩く上げた表情は、今日も堅い。 (-70) 2022/05/01(Sun) 13:59:52 |
【秘】 雷鳴 バット → 充溢 バレンタイン「バレンタイン」 ひとつ上、比較的年の頃の変わらないほうの上級生が貴方に声をかけたのは、 夕方から夜へと色を変える頃だった。 少しだけ寝癖がついて非対称になっている髪を見るに、 どこかで眠っていたのかもしれない。声も少しだけ、抑揚がいつもよりもない。 「ジャステシアのこと、気になる?」 「僕もなにか手がかりがないかと思って」 「 ……森なら僕もよく行くから 」「探す?」ジャステシアは昼の内には生徒の群れに戻ってきたか、もしくはまだ姿を見せていないのか。 そうした状況で彼女の身を案じる貴方を見て、声を掛けてきたのだろう。 もしも帰ってきたあとだとしても、どうしていなくなったのかは判明していない。 解決していない自体に対しての働きかけをしたいか、と聞きたいらしかった。 (-73) 2022/05/01(Sun) 14:25:27 |
【秘】 充溢 バレンタイン → 雷鳴 バット「……バットさん…… 僕が、役に立てるなら……いいんだけど」 年中半分寝ているような少年は、跳ねのあるあなたの髪型を見るとほんの僅か、不思議そうにそれを見つめて。 本題ではないな、と思い直してすぐに目を見つめ直す。 「でも……うん、気になる。…… 怒られてしまうかも、しれないけど…… 僕は、気にしない。……あまり」 漠然とした不安を解消するためにも、とにかく行動はしていたかった。杞憂ならそれでいいし、解決を図れるならばそれに越したこともない。 結果どうなろうと、悪いようにはなるまい。そう信じて。 (-76) 2022/05/01(Sun) 14:46:58 |
【秘】 司書 エルナト → 充溢 バレンタイン本の管理、ということは。 当然本を保管してる図書室の管理も一任されてるわけで。 少年は埃落としの棒を持って、ぱたぱたと本棚を清掃する。 少年がこうして日々掃除をしているから、 ここはいつでも快適で清潔な空間だ。 「そう言うのは普通、今の本を読み終わってから聞くんだよ。」 声を掛けられれば、掃除の手を止めて。 腰に手を当てながら、やれやれと首を振る。 いつもの事だ。君が時たま……あるいはそれなりの頻度で、 図書室に来てはそのまま寝てしまってる所も見たことがある。 本は枕じゃないんだよ、なんて、口を尖らせた日も あったことだろう。 「お勧めかぁ……読みたいジャンルとかはある?」 「冒険とか、恋愛とかさ。」 よいしょ、と隣の椅子に座って。 まだ声変わりをしてない、ボーイソプラノのような声で問いかけた。 (-79) 2022/05/01(Sun) 15:40:25 |
【秘】 雷鳴 バット → 充溢 バレンタイン「ごめん」「僕が、気にしないから」 「ひとにも同じこと押し付けた?」 貴方の言葉を受けて最初に顔に浮かんだのは、ばつの悪そうなそれだ。 こうした周囲との"ずれ"自体はよくあることなのだろう。 相手との応答から感知することは出来ても、どうにも。 自分で事前に気を回してやるということは、青年には難しいようだった。 「もし一緒に探すなら」「今日じゃなくても」「夜に森に来て」 「僕はいつも森にいるから……」 同じ部屋、或いは彼の動向を見ているもののいくらかは、 いつも彼が夜に部屋を抜け出すことを知っている。 貴方もひょっとすると年が近いから、そうした動きに気づいていたかもしれないし、 貴方の既往歴からするに他人の隠し事にはあまり気が回らなかったかもしれない。 ともかく、貴方の都合のよい時にと曖昧な約束を取り付けた。 「みんな帰ってきたら、いいのに」 (-80) 2022/05/01(Sun) 15:48:17 |
【鳴】 充溢 バレンタイン少しだけ、腑に落ちない様子で。 「あなた、は……」 「『何か』としてのマニュアルに従っていたいのか、 『何か』というマニュアルに囚われたくないのか、 どっち……なんだろうな、と……」 一見すると、実習生のあなたは基本奔放に見える。 何を考えているのか分からなくて傍若無人。 だけど。見えるけれど、芯のところで、 何かに縛られているように、肌の方で感じる。 思わず呟いたそれは正しくそれに対する疑問の表れ。 「……あなたが僕に期待して、 歓喜して、絶望して…… それが重荷になることは……ないと思う。 あるいは…… 抱えきれないものを分かち合う……と、 アオツキさんは……言ってくれたから、そう」 うむむ、と何やら思案するように一呼吸おいて。 (=7) 2022/05/01(Sun) 16:46:44 |
【鳴】 充溢 バレンタイン「何かあった時は、僕以上に…… あなたが……責任を、感じてくれるんでしょうね」 言葉面だけ受け取れば、ただ事実を並べたような。 だけど解釈のしようによっては、 『それで構わない』とでも言っているような。 曖昧な、眠たげな話し方ではあるけれど、 やはり確かな信頼と、小さな心配が籠った、 落ち着いた姿勢であなたと向き合っている。 (=8) 2022/05/01(Sun) 16:50:04 |
【秘】 充溢 バレンタイン → 司書 エルナト「夢見がよさそうなの……かな……」 まさか眠るために本を読んでいるわけではないのだろうが。 何時の季節も、読書と睡眠が隣り合わせでいるようだ。 「だから冒険物は……よく読んでる。 今読んでる、これも……そうだし…… ……面白いものがあったら、知りたい……」 少年が船を漕いでいる絵の背表紙を軽く見せ。 また本に向き合おうとして、思うところがあったか、 今度は少し天を仰ぎ何やら呟く。 「恋愛。恋愛か……」 クラスでは色恋沙汰の気などほとんどないものだが、 何か心境の変化があったらしく。 「一冊くらいは……読んでみようかな……」 (-97) 2022/05/01(Sun) 18:23:39 |
【秘】 司書 エルナト → 充溢 バレンタイン「それは」 「いい夢が見られるもの、という意味だよね?」 「睡眠導入によさそうなもの、という意味じゃなくて。」 じと…………。 本を読むならちゃんと物語を読んでほしい少年は、 君に向かってじとじとした視線を向けて。 勿論前者の意味で言ったのだろうけど。 普段の様子を見てるとどうしてもちょっぴり、 ちょっぴりだけ疑惑の目を向けてしまう。 それから、天を仰ぐ君を見て。 「……最近は恋愛ブームなのかな?」 「バラニもこの前、恋愛系の物語を求めてきたんだよ。」 呟かれた言葉に眉を上げ。 どちらも中等部、色気づく年なのかなぁ、と。 もちろん自分もそうなのだけど。 「純愛とか、悲恋とか、色々あるよ。」 「兎が100年の時を経て烏と結ばれる話。」 「嫉妬の末に番を食い殺す揚羽の話。」 「どんなのが読みたい?」 とりあえず手近な本を二つとって、君に掲げて見せた。 (-100) 2022/05/01(Sun) 18:43:13 |
【秘】 充溢 バレンタイン → 雷鳴 バット「いや、……僕も気にしないから、同じ」 同じように自分にも“ズレ”があるから、 間違いのないように聞き返してみたのだ、と。 ましてや互いに分かりづらい様相でいるし。 「僕はよく……寝てるけれど…… その時は、頑張って……起きてるようにする…… 森の近くまできて眠ってたら、起こして……ほしい」 自分だって素行が良い方とはいえないのだろうし、 他の子が何をしていたところであまり気に掛けることはない。 最低限怪我はしないでほしいなと思っているくらいだ。 とまれ、こちらからも代わりの約束を申し出て。 「……僕も、そう思うから。 手伝えることが、あるなら……そうしよう」 (-101) 2022/05/01(Sun) 18:46:27 |
【秘】 充溢 バレンタイン → 司書 エルナト「………………」 若干気まずそうに視線を逸らしている。 勿論前者の意味で言ったつもりではあるけれど、 後者の使い方をしてないかどうかで言われたら、 違うとは言い切れない。そんなあたり。 「……実習生の人に……話題を振られた、から…… すこしだけ、気になった、んだ…… バラニさんもどこかで……そういう話聞いたの、かな」 二つを見比べて、ふむ、と息を溢しつつ。 「僕が聞いた話は、悲恋だったけれど…… たぶん……成就する方が……夢見はいいよ、ね……」 (-102) 2022/05/01(Sun) 18:55:57 |
【秘】 司書 エルナト → 充溢 バレンタイン「…………」 じー………… じー…………… じーーーーーーーーーー………… 視線で圧を与えて、それから、はぁ、とため息。 今度の本はちゃんと読み終えてね、と釘を刺しながら。 「へぇ、実習生の人に?そうなんだ。」 「バラニはどっちかっていうと……あいや、 気になるなら本人に聞いてみて。」 自分から言う話でもない。 今は、君のために本をピックアップする。 「まぁそうだね。人間、幸せな方がよく眠れるものだよ。いつだって。」 「これは空と地上、餌と狩人、そんな相容れない二匹が、愛の力でそれらを乗り越え結ばれる話なんだ。」 「短いけどメリハリもあって、読みやすいと思うよ。」 どうぞ、と純愛の方を渡す。 拍子に烏とウサギの絵。 「……バレンタインくん自体は恋とかしてないの?」 これはちょっとした揶揄い交じりの問いかけ。 (-106) 2022/05/01(Sun) 19:16:54 |
【秘】 雷鳴 バット → 充溢 バレンタイン「僕は夜は眠くない」「だから」 「そうじゃないバレンタインは」「大変かも……」 「……来てくれると嬉しい」 無理をさせているな、というのはきちんとわかってはいるようだ。 だからこれはあくまで貴方の都合のよい時、そうしたい時。 いつまでだって、青年の方は待てる話。無理になんては、言わないこと。 申し出が貴方の行動を強制してしまわないようにと、拙い言葉を重ねた。 「わかった、それじゃ」 「都合の良い時に声を掛けて」 「……」 しばし、突っ立ったままで沈黙する。不安にさせてしまったかもしれない。 途切れた会話を繋ぐのは不確かな思案だ。ただの勘違いかもしれない。 だから思い当たる節が無いのであれば、聞き流していい話だ。 「もし近いものを」「抱えていたら」 「それも、力になれるかも」 指先まで隠れた指を口元に当てて、同じように考え込んだ。 申し出はそれまで。思い過ごしなら、それでよい話だ。 改めて、また都合の良い時にと。言い残して青年はその場から踵を返す。 (-118) 2022/05/01(Sun) 20:20:38 |
【秘】 充溢 バレンタイン → 司書 エルナト「…………」 観念した様で、小さなため息を吐いてから、 申し訳なさそうに僅かに頭を下げた。 「不幸な物語も……嫌いな、わけじゃないけれど、 ……読後感ってのは……やっぱり、大事、だ」 本を受け取って、もちろん今読んでいる本が先なので、 ひとまずは傍らへと置いておく。読むときが楽しみだ。 「相容れない二人……愛の力、か…… 実感したことは、ない、けれど……」 「あったら素敵だな、とは……すこし思う」 だから恋の一つでもしてたらよかったんだけどね。 言葉裏にはそんな苦笑じみたニュアンスを含める。 「勿論……好きだと思う人はいるよ…… でもそれは君とか、ルームメイト、とか…… 好意的に思ってる、程度……なんだろうし」 瞳を閉じ、頬杖をついて言う仕草は、 心当たりみたいなものも、特にない様子だった。 (-170) 2022/05/02(Mon) 5:32:27 |
【秘】 充溢 バレンタイン → 司書 エルナト「……アオツキさんに、も、 好きな人がいないか聞かれたけど……」 「そんなに……僕の、……そういう事情は気になるのかい」 心なしかムッとした声色でいう。 何であろうと好きな人がいればいるんだろうし、 いなければいない。そんなもんだと思っているけど。 (-171) 2022/05/02(Mon) 5:34:51 |
【秘】 司書 エルナト → 充溢 バレンタイン頭を下げれば、よし、と満足気に頷き。 別に謝らせるのが目的では無いのだけれど。 「そうだねぇ、愛の力があれば病も治るのかな。」 「そんな奇跡があったら素敵だよね。」 言葉尻から、君には今のところその色はなさそうだと残念がり。 それから、あとの発言には。 「ふーん、ルームメイトとも普通くらいなんだ。」 と、嬉しそうな……というよりは、都合の良さそうな反応をする。 先程のバラニとの話と関わってくる所かもしれない。 そっかそっか、なんて楽しげに。 「んー、なんて言うんだろう。」 最後のムッとした問いかけには、少し悩んでみつつ。 「君って、あんまり誰か一人を特別に好きになることがなさそうだから」 「もし、誰か好きな人がいるんだったら…………」 「おも………………楽しい?」 言い直すも、あんまり意味合いは変わらない。 つまるところ、この狭い鳥籠の中の、娯楽が欲しいのだった。 (-184) 2022/05/02(Mon) 12:43:14 |
【鳴】 充溢 バレンタイン「……不思議な、人だな。あなたは」 まるであなたこそがしがらみに縛られてるみたいに。 自分の荷を預ける、その方法は分からないし、 それに耐えうる相手だともまだ思えていないけれど。 「……セン、セイって、呼んでも……いい、ですか。 まだ早い……のだろうけど、気分だけ……」 そうであると望むなら、そう呼ぶべきかな、なんて。 同じ生徒であることには変わりないはずなのに。 「僕は、……あまり規律とか……気にしていないし。 やっぱり、手がかかる生徒だと思う……。 それでもいい、なら……頑張る……」 (=11) 2022/05/02(Mon) 13:09:20 |
【人】 充溢 バレンタイン>>37 シャルロッテ 「病気を和らげる、ために…… 薬が……出ているから……副作用とかもあるけど」 食後とかじゃなくてずっと効くのがあればいいのに。 それは最早特効薬とかの域で、無いのが分かってるけども。 「よく噛んで食べるの、は……明日からやる…… 明日も、不安でも……なんとかしてみよう」 もう一度食堂全体を見る。 漠然とした不安こそ胸の内に残ってはいるけれど、 目の前に目標を置いてみれば、幾分か楽になった気がした。 「……できるかは……置いといて」 今一つやりきる意思だけが足りなかったが。 あらかた平常運転になってきたようである。 (47) 2022/05/02(Mon) 13:16:46 |
【秘】 充溢 バレンタイン → 雷鳴 バット◇ 時は過ぎて今日の夜更け。 相変わらず重力に負けてしまいそうな歩き方で、 ゆるりと森の近くまでやってくる人影ひとつ。 先生と出くわしたときとか、いざというときに、 謝罪とか反省の言葉一つも言えないと 申し訳が立たないと思ったので、 薬の量を抑え、最低限の眠気で済ませてきている。 それでも仕草はどうも眠たげではあったが。 「……」 去り際に言われた言葉は気にかかったが、 心当たりはまるでなかった。 それで構わないのかもしれない。 少し見晴らしのいい、森と庭の境に立ち、 ここにいるだろう先達の姿を探し始めた。 (-185) 2022/05/02(Mon) 13:33:41 |
【秘】 充溢 バレンタイン → 司書 エルナト「……君、は、結構…… “いい”性格、だよな……常々思うよ」 こちらも結構人を振り回す側ではあると思うのだが、 それにしたって君は別格だな、とか思っていたりして。 何か意味ありげな応答に、疑問符を浮かべつつ視線を向けたが追及するような真似はしなかった。 「確かに……そうなったら、僕も、 面白……いと思う。というか、 そこを、楽しいと言い換えても…… ほとんど、ニュアンスは……同じじゃないか」 ようやく初めて、笑ってるみたいに吐息を溢す。 「ともあれ、そういう夢でも見たら、 報告でもしてあげる、よ…… それが現実になるかは……さておいて、ね」 (-186) 2022/05/02(Mon) 14:03:06 |
【秘】 花信風 トット → 充溢 バレンタイン「きずにいいおはなっている?」 「おれねえ つくれる から あずけとこーとおもって バレンタインに」「じぶんでつかってもいーし」 んと、んと……と言葉を選びながら。 「…………みんな、ふあんになってると、おもうから……」 「かみかくしで」 「ふあんてーになって へんなけがとか、びょうきでなんかなったりするのがおおくなったら、どーしよっかなっておもってた」 「おれのはななら、けがならすぐになおせるから!」 「えーと つまり おくすりの……『薬草』のていきょーです」 「あしたのあさごはんのあと、わたしたい……」 「ほけんいいんにごきょーりょくしたい」 ──要約すると。 傷に即効性のある薬草の類を、保健委員である貴方へ渡したいと。 そういう事だった。 (-196) 2022/05/02(Mon) 16:19:32 |
【秘】 司書 エルナト → 充溢 バレンタイン「あはは、褒められちゃった。」 揶揄に気付いていない、フリ。 勿論読書家の少年はその表現の含むものを知ってるけれど、 いい風に受け取って笑う。 大人しく、穏やかではあるけれど、 子供らしく、悪戯っぽい所もある。 品行方正ではない、普通の子供だ。 あとでシャルロッテくん………さん、にも、聞きに行こうかな、なんて思いつつ。 「あんまり嘘をつきたくないなぁ……と」 「思ったら」 「誤魔化せなくなっちゃった。えへへ。」 君の笑うような吐息に、こちらも無邪気に微笑んで。 「ふふ、期待していようかな。」 「今日の君の夢が、素敵なものでありますように。」 「そうでなくとも、悪夢じゃないといいね。」 夢見を気にするくらいだから、あんまり夢見が悪くないのかな、なんて思いつつ。 (-200) 2022/05/02(Mon) 17:24:59 |
充溢 バレンタインは、メモを貼った。 (a27) 2022/05/02(Mon) 20:10:26 |
【人】 充溢 バレンタイン>>51 シャルロッテ 「ああ……これ、は間違いなく…… 僕に一番、よく効く……薬に違いない」 服用している自分が言うのだから間違いない。 未来を憂いているわけではないので、 ここまで持ち直せばもう、平時の大らかな気性が顔を覗かせる。 「……そうだね。いつも通り。 だから……シャルロッテさん、今は、 僕のことそこまで気にかけなくても、いいよ。 たぶん……僕より手のかかる子とか、いるだろうし」 そう言いつつ辺りを見る。喧嘩やあるいは行儀の悪い子がいれば何か言ってやる必要もあるため。 「できることから、やる。 ……ここでは、……大事だよな。やっぱり……」 (52) 2022/05/02(Mon) 20:39:10 |
バレンタインは、図書室で、珍しく恋愛小説を借りた。 (a28) 2022/05/02(Mon) 20:40:24 |
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