情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新
【墓】 朧げな遮光 守屋陽菜ピンポンパンポーン 『おはようございます 朝の放送です 昨日は機材ミスにより、無音の放送だったみたいで 不安にさせてしまった方は申し訳ありません それはさておき、今日はいくらか静かな朝になりました 休みがちな生徒も増えてきているようです 風邪や流行り病などに、十分に気を付けるよう 耳にタコだと思いますが、……無理をしないように 体育祭当日を盛り上げていきましょう それでは朝のHRに遅刻しないように 今日も一日頑張りましょう』 ピンポンパンポーン (+1) 2021/11/04(Thu) 21:18:25 |
【秘】 朧げな遮光 守屋陽菜 → 朝日元親「…………飽きるまで、か」 柔らかく、微笑う顔を覗いて、 釣られて頬を緩ませる。 誰でもいいと言った。 だけど、その中で誰かがいいと、想ってもいいだろう。 「…………ふふ、一緒に眠るかい?」 意地悪に微笑んで、ベッドに横になる。 どうせ今日は、一日中休みだ。 だからと、────。 (-11) 2021/11/04(Thu) 21:37:11 |
守屋陽菜は、握り返した。 (c5) 2021/11/04(Thu) 21:38:32 |
【秘】 朝日元親 → 朧げな遮光 守屋陽菜先輩の言葉に、ほんの一瞬呆気に取られて。 握り返された手に、熱が籠ったような気がした。 「………バカ言わないでください」 ────本当に、この人は。 そう思うのに、また微笑みを零していた。 「添い寝が許されるのは、子どものうちだけですよ。 それに、僕まで寝てしまって、手が離れたらもしもの時困るでしょう」 市販の異能抑制剤だから、効果が切れるまで長く見ても6時間程度か。 夕方の放送までには安全は確保されそうだけど、それまで僕は油断する気はない。 「……一緒には眠れませんけど、隣には居ますから。 それで勘弁してくれませんかね?」 軽く肩を竦めた僕は、繋いだ手ごと先輩の手を膝に載せる。 少し体をそちらに向ければ、先輩も眠りやすいだろう。 「だから、おやすみなさい。守屋先輩」 僕はまた微笑うと、努めて穏やかにそう言った。 添い寝なんて欲しがる、寂しがり屋の子どもにはそれくらいが丁度いい。 そう、自分に言い聞かせて。 (-25) 2021/11/04(Thu) 22:11:15 |
【秘】 朧げな遮光 守屋陽菜 → 朝日元親「……まだまだ、私らは子供なんだけどねぇ」 つくづく、そう感じる。 色々と、大人の真似事をして、フォローに回ろうとしても。 出来ないことばかりだ。 ……まぁ、他の三年生なら、 もう少し上手くやってるかもしれないが。 「…………じゃぁ、帰りの放送 ……それまでには起こしてくれぃ」 それだけ告げて、眠ろうと。 珍しく、眼鏡を外して。目を閉じた。 (-39) 2021/11/04(Thu) 22:55:16 |
守屋陽菜は、保健室で再度の眠りについた。/昨日 (c12) 2021/11/04(Thu) 22:55:38 |
【墓】 朧げな遮光 守屋陽菜「おー、なんか大変そうだねぇ」 朝の放送を終えて校舎内を歩けば、憂鬱そうな同学年。 「猫の手も借りたいってんなら何かしら手伝うよ」 適当に。誰かしらに向けて。 (+11) 2021/11/04(Thu) 23:03:34 |
【秘】 朝日元親 → 朧げな遮光 守屋陽菜先輩が眠りについた後。 それを確認した僕は溜息を零す。 「 ……そういう意味じゃないでしょう、子どもって 何処まで本気かわかりやしない。 僕は添い寝もしなければ、寝ている間に悪戯もしない。 ただ他にやることもないものだから、目を閉じて先輩の寝息を聞いていた。 それは久し振りに、とても穏やかな時間だったように思う。 この時間が今ここに存在しているだけで充分だ。 少しずつ嗅覚が戻る。 約束通り、夕方には先輩を起こすだろう。 聞こえた夕方の放送は、日常の香りを纏っていた。 (-44) 2021/11/04(Thu) 23:32:46 |
【墓】 朧げな遮光 守屋陽菜談話室。 だーれもいやしない。 別に用があったわけではないのだが、 これはこれで寂しいものがある。 ふぅむ。こめかみを軽く掻き、室内を占拠する。 今日もまた、影が薄いのは後遺症だろうか。 (+25) 2021/11/05(Fri) 18:04:21 |
守屋陽菜は、談話室でお昼寝。ガーゼがあるので肉は書けない。 (c28) 2021/11/05(Fri) 18:19:53 |
【墓】 朧げな遮光 守屋陽菜談話室。 「────…………んが……? ……ん〜…………?」 目が覚めると、見覚えのないカーディガン。 >>+26 誰のだろう? 案外タブに名前でも書いてないだろうか? ……流石に高校生ともなればなかった。 「…………一体誰が……」 心当たりを思い浮かべる。 ……人の良いやつが多くて絞れんなぁ。 すんすんと、鼻を鳴らして匂いを確認する。 なーんもわからん! 寝惚けた頭じゃあ、なんもわからん。 諦めて、大きく伸びをする。あーよく寝た。 目を擦りながら、周りを見る。 (+29) 2021/11/05(Fri) 21:47:05 |
【秘】 朧げな遮光 守屋陽菜 → 綴り手 柏倉陸玖どこかの休憩時間。 「おー柏倉、大丈夫? めっちゃ忙しそうじゃん?」 ぱんと、耳元で拍手を。 音に釣られて、周りの生徒の注目も集めるが、 それはまた一過性のもの。ゆっくりと、活動に戻っていく。 触れないように、気づけるように、どちらも考えてのこと。 「生徒会の方、だよなぁ? 織田に連絡つかなくて、そっちで忙殺されてんのかと ……その様子じゃあ、そもそもいない感じか?」 いくらか気をうかがっていたのだろう。 軽く息をつける、そんなタイミングに。 手土産として缶コーヒーを寄越す。 (-179) 2021/11/05(Fri) 21:55:48 |
【秘】 綴り手 柏倉陸玖 → 朧げな遮光 守屋陽菜「おや、これはびっくり」 耳元でした音にはそれほど驚く様子も無く。 それはそれとして、問題無くそちらに意識を向けはする。 「生徒会、以外に忙殺される先があると思います? …会長に連絡が付かない、というよりも。 そもそも連絡する暇すら無い始末でして。 俺に仕事が回ってくるような事態である、という事は 恐らく間違いないようですけれどもね」 困りましたね、なんて笑って缶コーヒーを受け取る。 生徒会副会長の役目は、主に会長不在時の代理。 そこに騒動絡みの対応も重なればそうもなろうというもので。 (-183) 2021/11/05(Fri) 22:21:37 |
【墓】 朧げな遮光 守屋陽菜>>+31 朝日 「────なんだ朝日か」 げぇぇと、苦々しい顔。 人がいると思わなかった。 蛮行の一部始終を見られていたかもしれない。 また、先輩の尊厳ポイントが減っていそうだ……。 「……急患でもないもんが、 ベッドを独占するわけにはいかんだろう それか、寮に戻れと暗に言ってる? その時は、下校の放送はお前に任せるよ?」 これはあなたのかと、カーディガンを指し示す。 そうであるなら、小さく畳んで献上しよう。 (+32) 2021/11/05(Fri) 22:21:39 |
【秘】 朧げな遮光 守屋陽菜 → 綴り手 柏倉陸玖「……今の口ぶりからすると、そっちにも居ないんだ はー残念」 お詫びとして持ってきてたんだけどなと、コンビニの袋。 中身はアイス。こんな季節だが。 溶けるのもなんだし、柏倉にやるよ。 居ないやつのことは知らん。 「素知らぬ顔をして、よく言うよ…… 大きくなる前にあれやこれやと顔を出してるくせに 仕事を回す側はどっちかって話だよ」 「じゃあ、副会長さんに質問なんだが 出来の悪い放送部でも出来そうなことってあるかい?」 (-187) 2021/11/05(Fri) 22:40:50 |
【秘】 綴り手 柏倉陸玖 → 朧げな遮光 守屋陽菜「残念ながら。いらっしゃれば良かったんですがねえ」 言っても仕方ない事ではあるけれど。 そんな事を思いながら、差し出されるならアイスを受け取って。 缶コーヒーのプルタブを引き起こした。軽い音がする。 「ははは。それはお互い様というものでは? ここ数日、そちらも随分ご多忙のようでしたけど」 たとえば放送室での件だとか。そんなふうに白を切る。 その口振りに咎めるようなものは無く。 結局の所、あなた達が動いたから、そうすると判断したから。 だからある程度日和見を決め込む事ができているのもまた事実。 「それはさておき、できそうな事、ですか。 正直な所、後は事後処理くらいのものだと思いますよ。 ここまで大事になれば、流石に学園側も動くでしょう」 初めは曖昧な『噂』から始まったものだけれど。 それらとの関連を思わせる騒動は連日続き、 そして生徒会や風紀委員が忙殺されるはめになっている。 大事になっていない、と言うには少し苦しい状態だ。 「まあ、俺達にできる事と言えば。 結局は最初から最後まで、不安を鎮めて回る事。 引き続き、可愛い後輩や同学年を気に掛けてやりなさい、と。 無理をして、却って不安がらせるような事は控えなさいと。 俺から言える事はそれくらいでしょうかね。」 (-192) 2021/11/05(Fri) 23:12:06 |
【墓】 朧げな遮光 守屋陽菜>>+34 朝日 「やっぱ見てんじゃん」 現実は非常である。 机の上に手を組んで項垂れよう。 ただのポーズだけど。 ふぅ。 「……そういえば朝日は クラスの方で競技に出たりとかするんだっけ?」 することもなければ、名前の通り談話することにしようか。 今日は静かだ。 (+35) 2021/11/05(Fri) 23:40:45 |
【秘】 朧げな遮光 守屋陽菜 → 綴り手 柏倉陸玖「こっちはあくまで、こっちでのことだからな 規模は比べ物にならんよ ……いや、まあ色々あったのは確かだが」 後輩に恥ずかしいところを見せたしね。 「生徒会にも話はいっただろうが、 風紀委員の方で……というか普川が握り潰しただろうさ 感謝していいのかどうかは知らんけど」 さて、と。身を正す。 大人が介入するのは仕方ない。 “噂”が、“噂”以上に広まっているのだから。 もはや、手に余るというものだろうな。 「……柏倉、悪かったなぁ 例の“噂”の一端、私は知ってたんだよ 知ってた上で、黙っていた ……いや、ある意味では手を貸したといえるか」 (-199) 2021/11/05(Fri) 23:57:34 |
【墓】 朧げな遮光 守屋陽菜>>+36 朝日 「……」 視線を感じたような気がする。 気付かないふり……。 …………苦笑い、を浮かべた。 「それは困るなぁ…… 競技だって楽しんでほしい 高校二年生としての体育祭は、一度きりなのだから カッコいいところ見せてくれたら実況してやるからよ ……いや、一番は放送部としての仕事をだね?」 (+38) 2021/11/06(Sat) 0:50:34 |
【秘】 綴り手 柏倉陸玖 → 朧げな遮光 守屋陽菜「はは。うちはうち、よそはよそ。 自分と人の苦悩や苦労を比べるものではありません。 だからこそ、まあ。お互い様、なのですよね。」 色々あるのは、お互い様。 そのどちらが大変かを問うのはナンセンスというもの。 いつだってそれだけの話だ。 「まあ、ええ。 "生徒会としては、何も存じておりません"よ。 そういう事になっています。それに…」 (-208) 2021/11/06(Sat) 0:55:11 |
【秘】 綴り手 柏倉陸玖 → 朧げな遮光 守屋陽菜「 全てを初めから知っていて、黙っていたという点では。 俺も同じようなものですよ。」 きっと、心の底では、もしかして、と。 誰しもそんな気持ちがあったのではないだろうか。 同室であり、以前から親交のある風紀委員が関わっている事を この生徒会副会長が見逃す筈はないのだから。 「とはいえ誤解はなさらないで頂きたいのですが。 俺も、そして加担した彼等も。 決して大事には到らないと、その前提があったから。 だからこそ此度の件に加担する事を決めたのですよ。」 決して大事には到らない。 そして、何よりも。 きっと、"選ばれた"彼等が後悔するような事にはさせないと。 きっと、何もかも悪い事ばかりで終わりはしないのだと。 これこそが、"選ばれなかった"自分のすべき事なのだと。 そう信じて、或いは。 ある意味では、"盲信"していたとも言えるのだろう。 「つまり、事態がここまで大事になってしまっている事は。 正直な話、俺達としても想定外というもので。 少なくとも、俺と普川はこの件が大事にならないように できる限りの事をしていた、つもりだったのですけどもね。」 「まあ、俺達の与り知らない所で、俺達の手の届かない所で "独断で薬を使った"方もいらっしゃるようなので。 それらに関しては管轄外、とさせて頂きたいものです」 (-209) 2021/11/06(Sat) 0:56:37 |
【秘】 朧げな遮光 守屋陽菜 → 綴り手 柏倉陸玖「…………はあ ほんっと、良い性格してるよ」 そこまで打ち明けてしまったなら、態度を崩そうか。 なにしろ、同じ穴の狢なのだから。 負い目もなくなってしまったしね。 「せめて、三年生の皆々様には 学園の顔として清く正しくあってほしかったんだけどね 洩れなきゃいいとは言うが ……ないに越したことはないんだ その辺なんじゃないかなぁ?」 君が選ばれなかったのは。 「はぁ〜……もし、あの三人が大人たちに叱られるのなら 私たちも並ばなきゃねぇ? そのくらいは顔を出すつもりはある?」 ないなら勝手に引っ張るけれど。 (-212) 2021/11/06(Sat) 1:24:40 |
【秘】 綴り手 柏倉陸玖 → 朧げな遮光 守屋陽菜「ははは。良い性格してる、というのは否定しませんよ。 清く正しく在るのは会長の役目。 その影たる俺は、汚れ仕事が相応しいというものでしょう」 選ばれなかった理由は、定かではない。 単に、無作為に選ばれ、そして選ばれなかったのか。 単に、彼等の方が優秀だったからなのか。 或いは。直接関与はしない立ち位置から、生徒会として こうして手を貸すのが適任だと判断されたのか。 できる事と言えば、憶測だけ。 何れにせよ、"選ばれなかった"という事実だけがここにある。 「ええ、申し開きは最大限させて頂きますとも。 とはいえ非は全面的に学園側にあると思いますがね。 どうせ普川の奴も憎まれ役だから買って出たのでしょうし。 であればせめて、俺達が。後輩達に負わされる責任を 少しでも減らしてやりませんとね。」 (-215) 2021/11/06(Sat) 1:41:10 |
【墓】 朧げな遮光 守屋陽菜>>+39 朝日 「今さら、なんて言葉はないぞぉ いつだって、変われるのは自分次第 …… なれよ! カッコいい自分! 」囃し立てるように盛り立てる。 とはいえ賑やかし程度なので、無理に強制することもなく。 ……出来ることなら、みんなが輝くところが見たいがね。 私にとっては、一緒に参加できる最後の体育祭だ。 「……ふふ、楽しみだねぇ」 立ち上がり、窓の方へと足を運ぶ。 隣に並び立ち、校庭を眺める。 疎らではあるものの、運動する生徒たち。 どれも、当日のための準備。……実るのが楽しみだ。 (+40) 2021/11/06(Sat) 1:46:51 |
【秘】 朧げな遮光 守屋陽菜 → 綴り手 柏倉陸玖「……だから私と同い年かって不安になるんだよなぁ 性分とかそういうのだっていうんなら構わねぇけど…… 柏倉だって、私からみりゃ十分に光だよ」 達観しているのか、諦観しているのか、 本気で言っているのかすら怪しいけれど。 この男なら、大企業を裏から牛耳る将来もありそうだ。 ……今から関係を深めた方がいいかもしれない。冗談だが。 「まぁ、学園の非ってのには同意見 わざわざ子供たちに対して試さなくてもいいだろうに 悪意を持って用いたり、歯止めが利かなかったりと、 そういった想像はできるだろうにねぇ」 自分のことは棚に上げる。 甘い判断によって、それらに類するものではないのだと。 「……そうだねぇ 今から謝罪文でもしたためておくかい? そのくらいなら放送室を悪用しても罰は当たらんだろう 私と君と、普川も巻き込むかぁ!」 くつくつと、笑う。 後輩には見せられないなと自分でも思う。 それほどのあくどい笑顔。 (-219) 2021/11/06(Sat) 2:08:44 |
【秘】 綴り手 柏倉陸玖 → 朧げな遮光 守屋陽菜「人の精神性など、生まれ育った環境によって 同年代であっても、如何様にでも変わり得るものでしょう。 とはいえお褒めの言葉は有り難く頂きますよ。 暗がりに差す光、程度になれているのであれば光栄です」 実際の所、柏倉は決して性根の良い方ではない。 寧ろ逆、必要悪を嘯く捻くれ者の面倒臭い男だ。 誰よりも現実を見て、諦めを付け、合理に則って割り切れど。 だからと言って何もせず現状に甘んじてやるのは業腹なのだ。 少なくとも、敵には回さない方が無難な人種なのは確かな事だ。 「そもそもの話ですけどもね。 学園側としてはまあ、黙認に近いとは思うのですけども。 この体育祭前にドーピング疑惑に引っ掛かりそうな代物を 看過するなという話なのですよ。そもそもの話ですけど。」 正直、これを言っては元も子もないが。 よっぽど腹に据え兼ねていたらしい。 それらに目を瞑っていた自分を棚に上げるのもお互い様。 「まあ、全員反省文くらいは提出する事になるでしょうね。 心中できちんと反省しているかに関わらず。 反省していますよというアピールは必要なものです。」 品行方正とは掛け離れた性悪な笑み。 巻き込まれた風紀委員のげんなりするさまは想像に難くない。 哀れ、普川尚久。恨むなら己の運の無さにすると良い。 (-225) 2021/11/06(Sat) 2:46:31 |
【秘】 朧げな遮光 守屋陽菜 → 綴り手 柏倉陸玖「おうおう! やっぱり、腹に一物抱えてんなぁ! ……いやぁ、あんたらの部屋は楽しそうだわ」 いつかお邪魔しよう。 隠れたところで、愉快な一面が見られそうだ。 ……まさか、こんな時期になって、 友人たちの新しい顔を知るなんてね。 「────さぁて……忙しい中、時間をとらせたね まだまだ仕事が山積みなんだろう? 揉み消すのは、私はできないからねぇ むしろ広める側……だから応援してるよ」 今さらこの二人に遠慮というのもおかしな話だろう。 むしろとことんまで道連れにしてやんよ。 これが俗に言う恩知らずなのかもしれない。 「……なんというか、そっちの柏倉も結構好きだよ」 (-249) 2021/11/06(Sat) 7:52:48 |
【秘】 綴り手 柏倉陸玖 → 朧げな遮光 守屋陽菜「ははは。 広める側が口を噤んでいてくれる、というのは。 秘する側としては、結構助かる事なのですけどね?」 口元に人差し指を当てて。 そんな些細で遠回しな"隠し事"への"協力のお願い"をする。 とはいえ、どう動くかは各々の自由だ。 こちらはいつだって、そこにある結果と向き合うだけ。 「…まあ、どちらの俺も決して建前ではないのですよ。 その上で、どちらも悪しからず思って頂けるなら。 それは、ええ、光栄な事と思いますよ。」 「とはいえどうかご内密に。 俺も決して善人ぶりたいわけではありませんが。 こればかりは生徒会のイメージに関わりますから、ね。」 何処までが冗談で、何処までが本気とも付かない。 ともすれば、全てが本音と言えるのかもしれない。 そんな言葉を重ねて、再び煙に巻くように笑みを一つ。 そうしてあなたがその場を後にするのなら。 "生徒会副会長"は、いつも通りにそれを見送るだろう。 (-274) 2021/11/06(Sat) 12:13:09 |
【秘】 朝日元親 → 朧げな遮光 守屋陽菜『そうだ、先輩』 『今日少し部活遅れます』 談話室を去った後、短な業務連絡を送る。 流石にこれ以上部活に穴を開ける気はないから、遅刻してでも部活には顔を出すつもりだった。 (-275) 2021/11/06(Sat) 12:34:01 |
【秘】 朝日元親 → 朧げな遮光 守屋陽菜『見舞いです』 『病欠してる奴がいるらしいんで』 『まあ、すぐ戻りますよ』 長居するつもりはない。 その通りに大した遅刻もせずに放送室に現れることになる。 (-277) 2021/11/06(Sat) 12:50:09 |
【秘】 朝日元親 → 朧げな遮光 守屋陽菜放課後、見舞いを終えたあと。 「お疲れ様です」 静かに部室の戸を開けて、先輩の姿を確認した僕は、手提げのビニル袋の音を立てながら適当な椅子に座る。 ビニル袋の中に、リットルの牛乳が入っているのは外から見ても分かるだろう。 「……」 台本読みの邪魔をするのもなと思った僕は、それ以上の声をかけずにいる。 無意識に、深々とした溜息が毀れた。 (-282) 2021/11/06(Sat) 13:57:56 |
【秘】 風紀委員 普川 尚久 → 朧げな遮光 守屋陽菜『それはそれは』 『“自分を大事にしてない”と後輩と俺に思ったなら』 『ふと、そちらはどうなのかと思っただけですよ』 『まあ守屋女史が取り繕っていても』 『俺は別に無理していていても止めませんけどね』 『やりたい事はやればいいですし』 『ただ後輩に言い返されるのは心に留めておいた方がいいかと』 あくまで忠告。しかも自分ではなく、人に言われる隙があるぞ。 そう言う系統の咎める訳ではない、指摘だった。 (-313) 2021/11/06(Sat) 20:02:16 |
【秘】 朧げな遮光 守屋陽菜 → 朝日元親「────ん、お疲れ」 入ってきた君に、一瞬だけ視線を向けて。 意識は台本の中へ。 口の中で転がして、音を確かめる。 ……ううん、滑舌がよろしくない。 ふぅ、と息を吐く。 一通り音読して、休憩しようか。 「……それは、何かのお土産かい?」 ビニル袋を差して。 (-322) 2021/11/06(Sat) 20:46:58 |
【秘】 朧げな遮光 守屋陽菜 → 風紀委員 普川 尚久『これはこれで』 『楽しんではいるんだよ』 『案外受け入れられるんだなって』 『へいへい、気をつけますよ』 『君こそ、人に言えることじゃないと思うんだけど』 『詳しくは知らないけどさ』 お互いに、後輩に言えないことはあるんじゃないかなと。 だけども。 『心配してのことだったら、ありがとよ』 それだけを、返そうか。 (-326) 2021/11/06(Sat) 20:55:31 |
【墓】 朧げな遮光 守屋陽菜ピンポンパンポーン 『もうすぐ下校時間になります 校内に残っている生徒は作業を中止し、 速やかに下校の準備を始めてください』 『繰り返します』 『もうすぐ下校時間になります 校内に残っている生徒は作業を中止し、 速やかに下校の準備を始めてください』 ピンポンパンポーン (+51) 2021/11/06(Sat) 20:56:20 |
【秘】 朝日元親 → 朧げな遮光 守屋陽菜「……これですか?」 尋ねられると僕は、ビニル袋の中身を取り出す。 外からも見えていたようにリットルの牛乳がひとつ。 あと、カステラが入っていた。 袋にもカステラにも、コンビニのロゴが入っている。 「おやつです。 ……そういうのに頓着ないと、驚かれるらしいので」 廃棄パンで食費を浮かせていた僕は、嗜好品としての甘味をあまり食べたことがなかった。 「案外合うと勧められたものですから。 先輩も食べますか?」 (-328) 2021/11/06(Sat) 20:57:53 |
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新