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【人】 番犬 グノウ教会の端。 壁に背を預けていた機械彫刻のようなオートマータが、金属の擦れる音を立てながら顔を上げる。一通りの説明を終え、自己紹介をする者、出ていく者、様々な人間の様子を視覚素子から見つめていた。 「……………グノウだ」 「………力が必要なら、一声掛けるがいい」 「………盾くらいにはなろう」 皇都。教会。そして、集められた顔ぶれと痣。 「……………」 「………そういうこと、か」 (9) 2024/01/27(Sat) 2:06:41 |
【鳴】 番犬 グノウ「どゆこと〜〜〜!? 俺様ちゃんさっぱりわかんね! 誰が味方で誰様ちゃんが敵かも、 ちゃんと書いておいてよね女神女神〜〜〜」 ていうか見た? あのクールな振る舞い。 教会の端で如何にも何かを知っている、クールな盾役。 こんなもうもうパラディンじゃん。融点58℃のワックスだわ。 ってそれパラディンじゃなくてパラフィンパラフィン!!(爆笑) 「……いやー、こういう内心がバレちゃったら、 皆からタンクとして頼って貰えないしモテないからね。 ホントはこんなやつだってバレないようにしないと。 ホントはこんなやつだってバレないようにしないとね! 大事なので二回説明しました。誰に? おっ! おやっ!? なんだか共鳴してる気がする!」 (=0) 2024/01/27(Sat) 2:15:30 |
【鳴】 番犬 グノウ「キャー! キョメ太さんのエッチ! 見ないで! 俺様ちゃんの本性!! うっそマジで今年はこの役、俺様ちゃんってコトォ? ごめんね、存在したら先に謝っとくけど、 確かにこの祭りでそういう能力持ちって例年いるらしいけど、 今年は俺様ちゃんでしたー!」 騒々しいテレパシーが送られてくる。 「今、俺様ちゃんは貴方の脳内に直接話しかけています……。 お互い大変だね。 でも多分キミの方が俺様ちゃんの およそ100倍大変だと思うから頑張って。めげないで」 (=1) 2024/01/27(Sat) 2:23:25 |
【鳴】 番犬 グノウ「ワンワン! クゥーンクゥーン! 夜の飼い犬、グノウです。 ワオ、お相手ちゃんは大魔女ちゃんと来たかー。 俺様ちゃんに恋という名の魔法を掛けないでくれよ?」 案外ノリでテレパシーが返ってきて、脳内ハイタッチ。 「たぁしかに! 俺様ちゃんバレたの初めてかも! 魔女ちゃんに、そんな弱みを握られて、魔法を掛けられて、 使い魔にされちゃうんだ……一日三食と温かい寝床と共に。 オッケー、俺様ちゃん、独り言でも二人言でも 心の中じゃ話してないと死ぬ病だから、 祭りの話でも、コイバナでも、 ヘイグノウ!って軽いノリでなんでも聞いてきな! すみません、よくわかりません。 俺様ちゃんも、夕日の綺麗さとかに感銘受けて、 呼吸音多めのポエムとか流しちゃお!」 (=3) 2024/01/27(Sat) 3:09:45 |
【人】 番犬 グノウ飛び接吻の発送と受け取り拒否をするシヴァやエリーの様子を見ながら俯き、静かに低音を零す。 「……………口の上手い」 「…………良く、舌の回る者が、多いな」 何を生業にするにしろ……それは処世に必要な技能かもしれない。特に、今この祭りの中では猶更。 (12) 2024/01/27(Sat) 3:17:36 |
【人】 番犬 グノウ……目も利くか、と瞑目したまま感想を述べる。 「…………いかにも」 「………出自は俺にも分からんがな」 それはシヴァに伝えているように見えて、この場に居る全員に伝えているような言葉だ。不審で不遜な外面の自覚が、せめて判断は公平に行えるよう与えている情報のようでもあった。或いはそこまでを織り込んでいるとするのならば、この遮光眼鏡の男、舌だけではなく頭も回るが……。 「………この身は、生ける鎧(リヴィングデッド)と何も変わらん」 「…………魂の存在の在不在を証明することすら出来ん」 「……木偶に話しているか、生物に話しているか」 「………各々で決めてもらっていい」 鎧の中を反響するような音が響く。 「……男子だろうが、興味は持たぬほうがいいだろうな」 「………この中身に貴殿の期待するような物は入っておらんよ」 「……探って愉しい胎ではないことは確かだ」 何かの駆動音と共に、シヴァにシニカルに言葉を返す。 (26) 2024/01/27(Sat) 13:22:09 |
【秘】 番犬 グノウ → 聖女 リッカ「だって、中身はこんなんだから〜〜〜〜ッッ! 男の子が喜ぶもの入ってないから〜〜〜〜ッ! あっ決めた、中から女の子出せるようにしよう。 身長120cmくらいのロリ少女が不遜な態度と取って、 父親の形見である自動鎧を操縦して戦ってるの、 かなり""有りより有り""じゃない!?」 脳内で地面に倒れ込み。 「どうして俺様ちゃん、中身全オートマタの、 こんなゴテゴテしいワンちゃんにしたのぉぉぉ! 俺様ちゃんこんなのマスコット枠以外無理じゃぁあん! こんなマスコット枠で皆の中にいたら、 小さい女の子からは頼りにされて、 綺麗なお姉さんから安全圏だと思われて、 頼りにされてモテちゃうだけじゃぁ〜〜〜〜ん!!」 (-26) 2024/01/27(Sat) 13:28:21 |
【鳴】 番犬 グノウ七色に緑のディスプレイが光る。 「置物とかにしておくと俺様ちゃん防犯に役立つよ。 人が来たらココとか光って威嚇できるし。 ヒェエ、魔女ホーダイのつもりでいたら、すっごい請求来そう」 顎に太い金属の指をやり。 「そうねぇ、基本祝祭だから"女神の名の下に"って名目ある以上、 派手に得して稼ぐこともできない反面、 売り上げ金額が信仰に紐づくせいで、ケッコーな適正価格で、 詐欺にならないアイテムの売り方してくれること多いからね。 だから珍しく価格交渉もせずに美味しいもの食べれるぜ! 俺様ちゃん食道ないけど! 面白グッズも出るから変な眼鏡とか掛けようぜ魔女ちゃん。 俺様ちゃん目もないけど!!」 タハー! 祭り楽しむ資格ないじゃん俺様ちゃん! 「なので気の合う仲間や、美味しさ共有できる子らといっといで。 コワイお兄さんが出たらいつでもテレパシーで呼ぶんだよ。 ファイト! なんとかなればいいね! って遠くから応援する。 魔女ちゃんはでも、今回お花とか売る方なんかな?」 (=5) 2024/01/27(Sat) 13:41:03 |
【鳴】 番犬 グノウ「エエ〜ッやだやだ、荒事を抑え込むのは得意だけど、 自分が荒事を起こすのは向いてないし、 嗜虐よりも被虐に興味がある星の下に生まれたから、 俺様ちゃんカワイコには踏み倒すより 踏み倒された方が興奮するしさ〜」 これは倫理や信念ではなく性癖の問題です。 「オウイエだったら俺様ちゃんに似合う装飾探すってクエスト 個人的に依頼しちゃおっかな! 魔女ちゃんはクエストを受注した」 脳内でズビシ、と両手で指さし。 「このタイミングでしか来ないような冒険者もいるし、 奇縁が結ばれるかもしれないしね、 人生一度きりだから悔いなくやらないと、 何が起こるかわかんないからね!チャオ!」 (=7) 2024/01/27(Sat) 16:00:06 |
【秘】 番犬 グノウ → 聖女 リッカ「なっっっっっ!!!?!?💢💢💢💢💢 魔女(プリシラ)ちゃんがデーーートに!!!💢💢💢💢 お父さんそんなこと認めた覚えないですけど!? ちょっと! ちょっと女神様!!? 可憐な花持ち帰られそうなんですけど!!!!💢💢💢 あっ、痣光りそう!俺様ちゃん痣光りそうもう!! えっ、なんだい魔女ちゃん、 お父さんの匂いがつくから 洗濯物を一緒の国内で洗わないでほしい? えっ、反抗期? 俺様ちゃんなんか生まれてから今までずっと思春期なのに?」 (-34) 2024/01/27(Sat) 16:04:50 |
【人】 番犬 グノウ>>31 シヴァ 「………そうか」 人として扱われることと造物として扱われることに感覚として差はないらしく、抑揚のない言葉が返る。周りを周られていても触れられていてもさして気にしないのは、己の身体の頑強さへの信望か、或いは自己保身に頓着がないかのどちらかだろう。 痣は獣を模した顎の下に存在する。故に参加者であることは明白ではある。一通り喋り離れていくシヴァを見ながら再び瞑目する。 「……………不思議な男だ」 何より、その自由な振る舞いをもってしても、他人に嫌気を抱かせないことが。過去に逢った誰よりも、造物に"不思議"という理解をさせた。 (34) 2024/01/27(Sat) 16:16:23 |
【秘】 番犬 グノウ → 飄乎 シヴァ宿から裏路地に向かう最中、声を掛けられて、巨躯が振り返る。 頭一つ高い場所にある視界モジュールが動き、相手が誰かを捉え、 周囲を伺う。――問題なく、二人きり。 「構わん、いや、むしろ――」 バッと両手を広げる、コミカルな仕草。 「いやー、大歓迎だよシヴァくん、 話しかけて来てくれなかったらこっちから行ってたとこさ、 あ、まあ男同士なら格好つける必要ないからって 素ぅ出しちゃうけどいいよね? あ、もう遅いか」 顎に手をやって笑うように肩を揺らす。 「堅苦しいの苦手でさ、皆の手前頼りになる盾役演じてたけど、 こっちの素の方がノリ的にはシヴァピッピには合うよね? で、何か試してみたいことあるって? いいよなんでも。 丁度ヒマだし。結構なことに耐性あるからさ」 (-73) 2024/01/28(Sun) 21:34:33 |
【人】 番犬 グノウ「……これは」 「………聖印と呼ぶには容赦がなく」 「………烙印と呼ぶには優しすぎる」 自分の刻印があるであろう顎の裏を機械の指で撫でながら言う。自分で確認することはできない、装甲の薄い致命の場所に浮かぶものかとも思っていたが、それならば人の身なら背中か胸に浮かぶはずでもある。 「…………どの道、生身では」 「……刃で殺ぎ取ることも容易ではなかろう」 「………影響がはっきりするまでは」 「……………希望的観測をするしかないだろう、な」 (100) 2024/01/28(Sun) 21:41:15 |
【鳴】 番犬 グノウ「魔女ちゃん頼りになるぅ。番犬お役御免だぁ」 もうこうなったら三頭身くらいに自分を改造して、 使い魔とかマスコットポジション狙っていくしかねえ! 「表立って言いにくいこと。 ねえ、魔女ちゃん、生活音と思考から判断して、 もしかしたらだけど今、 早速誰かとデート始めようとしてない?」 (=9) 2024/01/28(Sun) 21:43:50 |
【鳴】 番犬 グノウ「ヒェ!! 嘘です親し気に出て行った感じ見てました。 実際通信してる内容しか聞こえてきませんが、 念のため俺様ちゃんオフラインモードに移行します! 魔女ちゃんSir!」 直接打撃が飛んでくる距離ではないのに、 この身体になってから久しく感じたことない看破到来。 来世は蛙かもしれない。蛙化男子。 「ま、こっちもデート中だからお互い様だし、 明日には俺様ちゃんバラバラに分解されてるかもしれないから。 その時は組み立てよろしくって言いたくて」 そのとき二人で組み立ててくれたら早いなって。 (=11) 2024/01/29(Mon) 0:37:46 |
【秘】 番犬 グノウ → 飄乎 シヴァ「ごめんごめん『今はカラクリに身をやつしているけど生身で亡くなった理由には陰惨な過去や凄惨な傷を抱えているタイプだがそれらをおくびにも出さずに皆の盾として振舞って一歩引いた立ち位置でいるんだけど途中踏み込んできた小さな女の子にだけは心開いて最期はその女の子庇って機能を停止する』みたいなの想像してたらごめーーーん!俺様ちゃんでしたーー!」 特に呼吸が必要ないのでこちらは苦も無く一息。 「いいのいいの俺様ちゃんもそういう心証抱いてもらおうと思って ある意味頑張ってるところあるから、 ほら女の子たちとかまだ俺様ちゃんに夢抱いてたりするじゃん? 助けてグノウさん!の一言でどこからともなく飛来して、 敵をせん滅してくれると思ってる子らには、 夢見させてあげたいじゃん??」 ま、表で出たら出たで、 シヴァピッピとグノピッピで仲良しするだけよ。 とアイセンサーを警戒に明滅させる。 → (-114) 2024/01/30(Tue) 1:40:16 |
【秘】 番犬 グノウ → 飄乎 シヴァ「ま、シヴァピッピはこっちのがやりやすいだろうなと、 俺様ちゃんも思ったわけよ。どれどれ?」 電子合成音のような声で返答しながら、 金属の指で相手の腕輪に触れる。 「いや、俺様ちゃんさっぱりだわ。 こんなナリしてるけど己の出自もいまいちわかってないから、 力任せに引きちぎるの試すくらいしか出来そうもないし、 それよりはシヴァピの腕、一回落として治してもらう方が 取り外す選択肢としちゃぁ現実的かな? あ、俺様ちゃんと違って人間腕もげたらすぐには治んないか」 にしても。 「この手のテクノロジーで"外れない"とくれば、錠。 "封印している"か、 "封印されてるか"に見えるね俺様ちゃんには。 どう、シヴァピッピ、封印されることに心当たりある?」 実は今の姿は仮の姿で、 白髪ロリだったりする? と期待を込めて尋ねる。 (-115) 2024/01/30(Tue) 1:42:05 |
【鳴】 番犬 グノウ「えー、でもカワイイ女の子とテレパシー繋がってさー、 二人の秘密共有してぇとかなったら、 俺様ちゃんも男の子としては 期待していい場面だって思ったんだけどなー。 おかしいなーフラグどこだろう」 ワンチャンあると思ったんだけどなーワンチャンだけに。 オーケーオーケー、そういえば"魔女"という生き物は"秘匿"で強くなるんだっけか。 「いや、今のとこ大丈夫だった。 むしろこっちがバラバラにしちゃうかも。 オートマタはちんぷんかんぷんでも、 人間については多少理解あるから バラバラにしても治せたりしちゃう? 魔女ちゃん」 今相談されてることを一番荒っぽく解決しようとしたら、 目の前に居る"彼"、バラバラになっちゃう事態なんだよなー。 (=13) 2024/01/30(Tue) 1:47:04 |
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