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【秘】 巫女 キンウ → 巫女 ユピテル「……われら巫女に必要なのは、修行なぞではなかろうに」 首を傾げ、ひたと瞳を見据えた。 少女の知る巫女とはまるで別物であったということだけは、はっきりと伝わった。 それから、窓から差し込む日の光を背負い、幼子のような、慈母のような。 そんなかんばせで、微笑んだ。 「くふ、不自由など。あるはずがなかろう?」 するりと腕のうちを抜け。 両手を背に隠し、ひときわ目を細める。 「われ、キンウゆえな」 斯くして少女はうたうようにことばを残し。 金糸を煌めかせ、ぱたぱたと廊下の向こうへ消えていった。 「おしゅうさまこそ、どうかしら」 (-13) 2021/10/21(Thu) 21:28:42 |
【秘】 よいが来ない ミズガネ → 巫女 ユピテル/* お疲れ様よ。魚川武V2よ。 ごめんなさいね、ちょっとアタシリアルがばたばたしててレスのお返事が遅れそうなの。 でも四日目の行動を縛らないために一応三日目時空のこと先にお伝えしておくわね。 ミズガネはひとまず待ってくれているユピテルとお話をするわ。 それから「ゲイザーの中には殺人鬼がいるので気をつけろ(ゲイザーPLさんからは告発許可をもらっているわ)」「竪琴はお前に預けたい」という旨のことを確定でお伝えするつもり。 それ以外は何するか何も決まっていないけど、何もなければこちらからはそのほか色々お話をするだけになるんじゃないかしら。予定は未定だけど。 私からは以上よ。四日目も気にせずのびのび動いてちょうだいね。 (-18) 2021/10/21(Thu) 21:45:04 |
【秘】 巫女 ユピテル → 浮遊想 テラ「あら、あらあら? えーっと、じゃあ結局テラなのかしら。 うん。気配が一緒だったから。 目で見てはいないから……オーラで視る、みたいなかしら? 随分不思議な現象なのね。テラしか起こってないの? 水中で無理に呼吸してるみたいな感じなのかしら? でもわかったわ。 不思議な間を感じたら、一人称と判断するね」 テラについてもっと早く調べておくべきだったでしょうか。 本人ではなく、名の由来の方に。 積みかけの本と、開かれてる途中の命名規則の本を横目にそう思います。 だって“嬉しい”と言われましたから。 「うん。嬉しいを貰ったから、テラは何が嬉しいのかなって。 長い事この館に居るみたいだから、何かあるんじゃない? それを聞いてみたかったんだけど…… 予想外の所で喜んでくれた? でも宇宙服じゃないのはどっちにしろ目を閉じるので見えないから、丁度良かったのかもしれないわね〜」 (-27) 2021/10/21(Thu) 22:08:54 |
【秘】 巫女 ユピテル → 不眠症 アマノ「 」 「 」 「──遺伝子、工学?」 不自然な程に間が空いて、ぽつりと復唱がされます。 それは聞き慣れない単語を聞いたのではなく、 “聞き慣れたが故の”単語を聞いたからの驚きでした。→ (-30) 2021/10/21(Thu) 22:16:40 |
【秘】 巫女 ユピテル → 不眠症 アマノ「……そう。遺伝子工学。 ……偶然だね、色々私も縁がある分野だから」 目を逸らして、一瞬、静かになります。 何かを懐旧するような視線の後、再び声を掛けてきました。 「でも、そう。殺戮兵器なりを運用してるし死は見慣れてて、 だからデスゲームに向いてない人間って言ってたの? レンジ、別に刃持って脅されても怖がらないタイプなの? レンジまで『死んでもいい』とか自殺願望持ってたりしないよね?」 死を見慣れているのと、実際に身近に死の危険が迫るのと。 違う分野ではある事を知っている為、不思議そうに首を傾げます。 (-31) 2021/10/21(Thu) 22:18:40 |
【人】 巫女 ユピテル「おはようみんな〜。 今日の朝は何があるのかしら?」 昨日は錯乱して飛び出していったユピテルですが、 昨日の今日にもかかわらず、再び元気に戻っていました。 ミズガネと無事に会話が出来たからと言うことを知る人は他にいないでしょう。 「……雨、降ってないわよね?うーん?」 巫女は不思議そうに外を見ますか、太陽が昇っているのみ。 ですが頭痛に近いものがあるらしくこめかみに触れています。 「それに………みんな寝坊かしら? 私が早く起き過ぎちゃったかな。まばらなのね〜」 まさか、まさか昨日の今日で。昨日は一人だけで。 ここに来て『三人も実は消えてしまった』なんて。 この時のユピテルはまだ、想像していませんでした。 (4) 2021/10/21(Thu) 23:15:30 |
ユピテルは、朝ご飯が何かを楽しみにしています。 (a0) 2021/10/21(Thu) 23:17:13 |
ユピテルは、頭痛が三人の神隠しによる混線とはまだ気付いてません。 (a1) 2021/10/21(Thu) 23:22:34 |
【秘】 浮遊想 テラ → 巫女 ユピテル“ じゃあ結局テラなのかしら ” それには、何も返りませんでした。 頷きも 、首を横に振りも 、何もしませんでした。“ ──は──をテラって言いませんよ。 ”そう自分で言いましたから。 あなたの好きなように取って もらって、構わないのでしょう。 「 ──が──なのは、 記憶にある限りの最初からそうだったからなぁ。 それはもう、そういうものなんだと思っていますよ。 何もかもが最初から同じで変わらない。 そうだったのだけれども。最近マジで変 」「 ──はさ、誰かの好きが見えるとうれしい。 誰かのうれしいがうれしい。 それが それ以外もなんでも 、見えることがうれしい 」「 ……だから、案外ハードルって低いぜ? 話していたら大抵達成されるんだから。 」「 でも、あの作り物みたいな声じゃなく 聞こえているらしい今は、ただ話せているのよりも すげーうれしい。果報者だね、──って思っているねぇ 」ナニカ は、心の中を垂れ流しています。 不透明人間に憧れて。 (-62) 2021/10/22(Fri) 1:14:48 |
【独】 巫女 ユピテルって事で最終日予想!!デン!!!! テラ:ベル記(真) ゲイザー:加能 ゾズマ:やい アマノ:ことり ユピテル:おれおれおれおれポルティ!!! わざき:キエ ミズガネ:もちぱい ポルクス:あわっこ チャンドラ:無垢 キンウ:おはる 正直ポルクス・チャンドラ・キンウはどこかチェンジはありそうだけど残りは殆ど合ってる気がする。今これを見てる皆さんどうですか? ユピテル、ポルティでした?? (-83) 2021/10/22(Fri) 6:40:25 |
【独】 巫女 ユピテル正直・・・・ポルティはもう置き手紙の文章傾向の時点で全てがバレバレになったのでは?と思っている・・・・どう・・・・? ちなみに2日目まではポルティが頂けた予想は 7割キエ3割ミズガネでした。 俺を紫にするな!!!!!!!!! わかるよ好きなタイプだよもろどっちもさ!!!!!くっそ〜〜!!!覚えてろ!!! (-84) 2021/10/22(Fri) 6:44:00 |
【秘】 巫女 ユピテル → 浮遊想 テラ「最近マジで変」 うんうん、と頷いて真剣に聞いていたのですが、 思わずパチリと目を開けて復唱してしまいました。 「こう、どんな感じに マジで変 なの?」改めて目を閉じ直して問い直します。 テラか否かについては返答がないのが返答とみて、 別に構わないと言われたため、謎の人はテラと思って続けます。 「好きが見えると嬉しい。話してたら大体達成。 ……キエもある意味、そう言う方向だったらなぁ……」 色々思い返してしみじみしつつ、別の人の名前を出します。 それ程に少し考える事があったのでしょう。 「あの宇宙服、話す為の道具として使っていた感じなのかしら。 てっきり、宇宙で死んじゃった幽霊かと思っていたけれど…… 何だかそう言う怨念とか思念って感覚じゃないのよね」 じゃあ透明人間だ!!という発想にはすぐに至りません。 まだ触れられるか否かなどにすら気付けていないものですから。 ▼ (-85) 2021/10/22(Fri) 6:56:19 |
【秘】 巫女 ユピテル → 浮遊想 テラ「でも、凄く私も不思議で変な感覚、あるよ」 「私、ここの館で結構、 “巫女じゃないユピテル”“だからこそできたこと” ──は、いっぱいあったんだけど…… こうやって話せて、テラが果報者って喜んでくれたなら、 “巫女”であった事も悪い訳ではなかったみたいで、 ちょっとくすぐったい気分になるわね」 巫女だった能力故に喜んでくれた人。 単純にユピテルと言う性格性質に喜んでくれた人。 そのどちらもが、故郷では“巫女ユピテル”だった娘には、 そして巫女である事を苦しく思い出していた娘には、 とても不思議な感覚で、嬉しくありました。 (-87) 2021/10/22(Fri) 6:58:40 |
【秘】 よいが来ない ミズガネ → 巫女 ユピテル【一日目】 男は肌を重ねる相手をとことん甘やかし愛を与えることはしても、相手からの行動には慣れていなかった。というより、ユピテル程積極的な女性とは寝たことがなかったのかもしれない。 自分が責められる事を全く考えていなかった男は照れと恥ずかしさと申し訳なさをないまぜにしたような面持ちのまま歯を食いしばったけれど、耐えきれずに何度もひくりと体を震わせてあえかな声を上げた。やけに体が快楽を拾いすぎていたようにも見えるだろう。 男は途中照れ隠しを兼ねたささやかな抵抗として、波打つ豊かな栗色の髪を持ち上げて普段隠れているうなじに少し赤い花を咲かせた。 貴方が思い出せなくなった言葉を男が拾ったかどうかは、男本人しか分からない。 でも、誰にも知られないよう胸の奥に大切にしまい込む事にしたようだ。 だから、貴方が仮に声に出していたとしても。 男はそれに、その愛に。深い口付けを以って丁寧に返したことだろう。 貴方によって溶かされた氷が、水となって両の目から流れるのも構わずに。 WただのユピテルWとWただのミズガネW。 二人の雪解け水のような混じり合いは、こうして過ぎてゆく。 まだ異変の足音が遠かった日のことのおはなし。 (-109) 2021/10/22(Fri) 12:48:30 |
【秘】 よいが来ない ミズガネ → 巫女 ユピテル【三日目】 (ロールの前に、竪琴を拾ってくれたユピテルにもしかしたらの事前情報開示です。お伝えし忘れていたわ。ごめんなさいね。 情報を得られたかどうかはお姉ちゃん次第よ) もし貴方が抱えた竪琴をまじまじと見ていた場合。 竪琴の側面に、本当に小さな小さな文字で「コトハ・ミズガネ」と彫られていることに気付けるかもしれない。 竪琴を持つ際に手でちょうど隠せそうな位置にあるだろう。 ▽ (-110) 2021/10/22(Fri) 12:49:20 |
【秘】 よいが来ない ミズガネ → 巫女 ユピテル【三日目】 男は扉を開ける手段を持っていない。 それ故に扉が閉まっている部屋へは隔たりをすり抜けて入室するが、そのたびに自分は生者ではないのだと突きつけられているような気がして胸を締め上げられる。 重苦しい心持ちのまま自分の部屋に戻ってきた男だったが、すっかり見慣れた部屋にある見慣れないもの――目を閉じる貴方の姿を即座に見つけて、思わず息を飲んだ。 「ユピテル……?」 信じられないと言った心情をはっきり表したような震え声が、部屋に満ちていた静寂を揺らした。 (-111) 2021/10/22(Fri) 12:50:12 |
【秘】 巫女 ユピテル → よいが来ない ミズガネ【三日目】部屋の来訪直後 ミズガネの部屋を訪れた直後、凶器を目にして、 それ以外の痕跡を探していた時の事です。 「……これ、ミズガネがいつも持っている……?」 部屋の外で彼は常に持っていた気がする竪琴を見つけました。 彼がこれを引かない理由はもう薄々察して。 でも、どうして持ち続けているのかは、 まだ直接は聞いたがはありませんでした。 大切な竪琴ですから持ち手や傷などつけないよう、そっと、 最新の注意を払って拾いあげてから観察し始めます。 「……あら?」 持ち手で正しく持とうと確認している際、 小さな小さな彫られた文字を見つけました。 その窪みに指を滑らせながらその字を読み上げます。 「コトハ・ミズガネ?」 名ではなく性を名乗っている、 ミズガネの命名規則にややに近い研究者もいます。 何より、ユピテルは書庫で命名法則や由来の本を借りて、 皆の名を調べてる程度には、興味がある分野でした。 → (-119) 2021/10/22(Fri) 14:30:48 |
【秘】 巫女 ユピテル → よいが来ない ミズガネ「……そう、貴方、コトハって名前だったのね」 この名を隠す為に抱えていたのでしょうか。 でも吟遊詩人の体を守りたかったなら、 それこそ目立つから弾いてとせびられかねないのに。 部屋に置くと盗まれる可能性があるから? それとも、竪琴自体を大切に思っている? 聞きたい事は沢山浮かぶのに、貴方がいません。 貴方の部屋なのに。 「……コトハ」 彼が名乗らないという事は理由があり、 そして理由も薄々検討だってついています。 だから許可無く知る事は悪いと思う気持ちもありましたが、 独りの静けさから、思わずその名が零れ落ちました。 目の前にいるからミズガネは貴方だけ。 なら、居なくなった時のミズガネは? 勿論その場合もユピテルにとって貴方だけです。それでも、 「この名前も本当は、貴方の口から聞きたかった。 でも、いないなら聞く事もできないわ。 ……寂しい。でも貴方は、私なんかよりもっと、……」 それでも常に彼が持ち歩き、彼の名が彫られているものです。 まるで、形見みたいじゃない。──そうはさせないから。 だから、恐らくは何処かで寂しがっている彼を待つ間、 寄り添うように、その竪琴をずっと抱き締めていました。 (-121) 2021/10/22(Fri) 14:41:40 |
【秘】 巫女 ユピテル → よいが来ない ミズガネ【三日目】キエが去ったあと 「……っ、ミズガネ!」 嗚呼、その声が聞こえて反射的に目を開けてしまいます。 そこには、ドアを開けた形跡も、誰の姿もありません。 ──でも、嘆きはしません。私は大地の巫女。 聞き間違いなどしない。姿がなくても、そこに在ることを。 きっと、誰よりも理解している自負があります。 でも、ゆっくり再び目を閉じつつ。 「…………お…」 「……お、」 竪琴を壊さない程度にむぎゅむぎゅ抱く力を込めて、 → (-122) 2021/10/22(Fri) 14:49:19 |
【秘】 巫女 ユピテル → よいが来ない ミズガネ「 遅い!! 戻って来るのが遅すぎるのだわ!!」「私、あんなに色んな場所走り回って、ミズガネがどこに居ても、部屋で待ってると聞こえるように沢山大声を出したのに!!」 安堵したのか、理不尽な怒りのような叫びが響き渡ります。 でも裏を返せば、明確に貴方が呟いた声一つを、 先ほどしっかり聞いていたという事でしょう。 何も誰もいないのに、ユピテルは誰かを怒りませんから。 それを言い切って満足したのか、ようやく落ち着いて。 普段の柔らかで、でも心配が滲みきった声で伝えました。 「……おかえり。……ずっとずっと、待ってたのよ。 あなた、一人じゃ絶対寂しがると思ったから」 (-123) 2021/10/22(Fri) 14:57:13 |
【秘】 巫女 ユピテル → よいが来ない ミズガネ※ミズガネ限界勢になってしまったので、本当はPL連絡はお手間かと思い簡素にして感想は村の後に一気に送ろうとしていたんですが……このままでは限界を極めてしまった結果PL連絡が一切返せない事に気づいてしまい、お姉ちゃんムーブができないままお返事させて頂きます、ポリエチレン手袋100です…… 色々、色々と美味しいロールをありがとうございます……限界なので瀕死の敬語は気にしないで下さい…ミズガネのロールが刺さり過ぎて助かっているのに助からない状態になっているだけです…… 最初は「お姉ちゃんミズガネちゃんと話すのすごく楽しませてもらってるから、リアルが大変ならそちらと体を優先してね〜」と書く予定で毎回ふわふわ書いていた…いたんです平静を装って…… でもずっと装えた限界が装えなくなった限界になったので「ロールの全てが助かっていますありがとう…本音はお話できるならいくらでもしたいです……でも無理はなさらない程度にね、お姉ちゃんとの約束よ〜」とお返ししておきます…… 情報開示、事前開示本当に助かりました…そのように表では行きますね……会話、何も決めてないとのことですが、もう三日目時空でも四日目時空でも平行でも何でもいいので永遠に話したい要求と限界になった愛だけはあります……幸せにしたいですねミズガネを……これからもお付き合いよろしくおねがいします…… お姉ちゃんより (-124) 2021/10/22(Fri) 15:33:33 |
【独】 巫女 ユピテルもちぱい!!!!!PL連絡は最後までお姉ちゃんロールで簡素簡素で返そうとしてたのによくもウオあああああ許さないからな!!!!くっそ〜〜!!!! (-125) 2021/10/22(Fri) 15:40:20 |
【秘】 よいが来ない ミズガネ → 巫女 ユピテル「なん、えっ!?す、すま、 あー…… その…… ごめん」 響き渡る叫びにぎょっとして、それから慌てて竪琴を抱きしめる貴方の元へと駆け寄った。コートが乱れるのも帽子がふわりと揺れるのも気にしていられない。 「ああ……頭を冷やそうと思って歩いてたらいつの間にか時計塔に行ってて……いや、それはもうこの際どうでもいいな」 手を伸ばす。栗色の豊かに波打つ髪を梳こうとする。 けれど自分の指はその柔らかな感触を掴むことはできず、ただ空を切るばかり。数日前はあんなにも触れる事ができたのに。 「………………皆が皆、俺に気付かないんだ。昔と同じ。凍え震えてそのままずっと動けなくなるんじゃないかと思うほどに、寂しかった」 格好つけの男は、素直に寂しさを口にした。それはきっと今の状況が取り繕うこともできない程追い詰めていたというのもあるが……それ以上に、相手が傷を見せた貴方だったからという理由の方が大きかった。 「ただいま、ユピテル」 ▽ (-132) 2021/10/22(Fri) 16:14:46 |
【秘】 よいが来ない ミズガネ → 巫女 ユピテルどうして自分の声を聞く事が出来るのか、一瞬疑問に思ってもそれはすぐに溶けて消えてしまった。 元より相手は人々には見えないだろう存在の声を聞く事が出来る相手だ。世界と寄り添ってきた貴方が自分の声を拾い上げてくれるのも、何らおかしなことじゃない。 「……それから、ありがとう。 ずっと、ずっと待っていてくれて」 触れられないと分かっていても、動かずにはいられなかった。 声が届けられるのなら、せめて近くで届けようと、耳元でそっと囁く。 (-133) 2021/10/22(Fri) 16:15:19 |
【秘】 よいが来ない ミズガネ → 巫女 ユピテル /* ポリエチレン手袋100さんお疲れ様よ。真・魚川武です。 こちらこそレスを投げたら三倍でも五倍でも百倍にでも威力が増して返ってくるお姉ちゃんのレスに限界を迎えています。赤文字で出血しながら呻いています。これを本当に無料で読んでいいんでしょうか。オネエ言葉も吹き飛ぶくらいには限界です。 無理はしないようにロールを遊んでいるので大丈夫です。お姉ちゃんもどうか体には気をつけて無理なくお話してください。 本当はお部屋に来てくれた時点で情報を明かそうと思っていたのですが、すっかり忘れていましたごめんなさい。ちなみに「名前は今はまだ秘密にしておいてくれ」とミズガネはこれから先伝えるかもしれません。 こちらも平行どんとこいです。お姉ちゃんのロール何もかもが美味しくて大好きなので、無限にお話しましょう。対戦よろしくお願いします。でもミズガネはユピテルのおかげで幸せになれるかもしれないけどミズガネはユピテル幸せにできるのか……?幸せにしたい………… 以上、中継の魚川武hyperでした。 (-134) 2021/10/22(Fri) 16:15:37 |
【秘】 巫女 ユピテル → よいが来ない ミズガネ「……時計塔にまで駆け上がって叫んでいればよかった。 なんて、冗談だけど。 いいの、無事に帰ってきてくれたなら全部。……?」 片手であなたが触れたばかりの自分の髪に触れます。 触れられた。とまではハッキリとはわかりません。 「ん、あれ……?ミズガネ、今何かした?」 ただ、想い──思念を読み取るからでしょうか。 貴方の手がそれを擦り抜けて触れられずとも、 確かにその箇所に何かの 温かい 感覚は感じられました。「……うん。ミズガネがまだ居るのはわかっていたの。 神隠しという名付け。じゃあその状況は大体の想像はできた」 最初に来た日、椅子が倒れました。 あれは、本当は正確には神隠しの仕業ではないでしょう。 でもあれもその一種で、それに近い状況を想像していました。 ▽ (-138) 2021/10/22(Fri) 17:14:46 |
【秘】 巫女 ユピテル → よいが来ない ミズガネ「Wよりによって、どうして貴方に?Wって、 思わず考えて恨んでしまう程に……怖くて寒くて苦しかった。 ……誰が消えても辛いのに、私、本当に悪い子だわ」 この言い方では、他の人ならいいみたいでもあります。 その意図はなくても、……いえ、本当は気づいています。 ──もし本当に誰かを選ぶしかないなら、ユピテルは、 …ユピテルはミズガネだけは候補から外したでしょうから。 「でも、それでもね、」 「WただいまWって、返事がきて、 ……絶対帰ってくるって、貴方を信じて待っていてよかった」 ユピテルは挨拶と、約束の大きさを知っています。 何気ないそのWただいまWとWおかえりWが、どれだけ尊くて それの言葉を交わせる事が幸せか、実感できるからこそ。 部屋に入った時も出なかった涙が、 貴方とのその二言だけで、静かに頬を伝いました。 それは初めて触れた日と同じ、氷が溶けた嬉し涙です。 「待つのは全然いいの。 ミズガネのWありがとうWが聞けたならそれで、本当に。 ……今は、また寒いよね?苦しい?痛くない?……ごめんね。 ……貴方のこと、暖めたいのに、私、言葉しか……」 無意識に握りしめていた竪琴が、 先程不思議な感覚を覚えた位置に触れ直そうとした際に、 つい弦に触れてしまって、音が僅かに鳴りました。 (-139) 2021/10/22(Fri) 17:22:55 |
【人】 巫女 ユピテル「だ、誰も起きて来ないわ!?もしかしてこれ、お姉ちゃんが神隠しにあってみんなを視えなくなってるー!?」 勿論そんな訳はありません。 とは言え他の面子もほとんどいないので、神隠しにあった人も、 あってない人もわからない所か、今日行われたかまだ不明です。 「朝ご飯、何か……あ、そこのお兄さん。 今日のおすすめあるかしら〜?」 呼び止めて聞いてみました。フレンチトーストfoodと玉子焼きfoodとねりきりsweetとストロベリーミルクsakeとジョニーウォーカーsakeが今日のおすすめだそうです。 (17) 2021/10/22(Fri) 19:46:42 |
【人】 巫女 ユピテル「あ、じゃあジョニーウォーカーのストレートで。 今日は卵多いのね〜。卵焼き、辛い方で貰えるかしら?」 すかさず速攻ロックですらないウォッカを即頼む時点で、 もう一部の人にはバレバレですが お酒大好き巫女 です。ちなみに度数は大体40度程。とてもウォッカです。 ついでに塩卵焼きだともう完全な酒の肴です。 「あ、でもみんな起きてくるなら甘いの好きな人いるかしら。 じゃあ他のも全部持って来て貰っていい?」 そんな訳でフレンチトーストと練り切りとストロベリーミルク、 そんな甘い甘いものが並びました。 やや人選ミスなのにまだ気づいていません。 (18) 2021/10/22(Fri) 19:53:00 |
ユピテルは、突然広間に鳴り響くトラヴィスの声に目を瞠ります。 (a16) 2021/10/22(Fri) 21:04:16 |
【人】 巫女 ユピテル「(……トラヴィス、凄い )」 ユピテルは、トラヴィスが役者な事も、 過去に座長と呼ばれる程の人であった事を知りません。 目の前で突然始まったそれが即興劇と言う特殊で台本がない 高度な芸事であることもすぐに気付かなかったほどです。 内容の、詩人と使用人と死神の事は、 本当はユピテルは死んだ筈の詩人から聞いて知っていました。 でもこの館はそうではありません。 自分以外の多くの人は真実を知りません。 ユピテルにはただ親しい人に言葉で伝えるしかできません。 けれど、 (19) 2021/10/22(Fri) 21:21:16 |
【人】 巫女 ユピテル「……こんな伝え方もあったのね。 ううん。これができるのは、きっと──」 今この館の中では、真の役者であるトラヴィスだけ。 方法を知っていても、彼しか行えない方法。 そして、舞台に上がる事を拒んでいた彼を知っていました。 「──あなたも、抗って、戦ってるのね。トラヴィス」 どんな心境の変化と影響かは、何でもいいのです。 全てに恐れ、停滞を望んでいた彼が、 微かな助言をくれたものの傍観者でいようとしていた彼が、 彼自らの手と演技で、表舞台で時を進める物語を紡ぎました。 その姿が、ユピテルには何よりも眩しく見えました。 この瞬間、館は W彼の舞台W に塗り替わっていました。 (20) 2021/10/22(Fri) 21:22:49 |
ユピテルは、拍手を、 (a17) 2021/10/22(Fri) 21:23:07 |
ユピテルは、この音を鳴らせない人達の分まで、 (a18) 2021/10/22(Fri) 21:23:51 |
ユピテルは、彼の惜しみない勇気と戦いに、惜しみない喝采を拍手で送りました。 (a19) 2021/10/22(Fri) 21:24:46 |
ユピテルは、今まで見た彼の表情の中で、今の彼が最も好きでした。 (a20) 2021/10/22(Fri) 21:28:52 |
【秘】 よいが来ない ミズガネ → 巫女 ユピテル「何か、したかった。その柔らかな髪を梳いてやりたかった。 ……この間は、好きなだけ愛でる事ができたのにな」 今この時だけ、ある意味彼女に見えなくなってよかったと男は内心安堵する。 泣きそうな顔が、ばれなくて済むから。 そんな顔のまま、貴方の言葉に耳を傾ける。 悪い子だと自ら語る話に、名前を付け難い愛おしさがあふれることも。 信じて待っていたという言葉に、抱きしめたくなるほどの嬉しさと苦しさが込み上げることも。 全部全部、飲み込んで。 貴方の頬を撫でる雪解け水を拭おうと、もう一度だけ手を伸ばす。 先程もきちんと触れられないと分かっているのに。 それでも、黙って見ているなんて出来なかったから。 「……ユピテル。その言葉、その気持ちだけで、俺の胸には温もりが灯っているよ。 そうじゃなければ――」 ――今こうして熱い涙が流れている筈ないのだから。 ▽ (-170) 2021/10/22(Fri) 21:57:53 |
【秘】 よいが来ない ミズガネ → 巫女 ユピテル最後まできちんと言えただろうか。 涙が邪魔をして、上手く話せなかった気がする。 「ユピテル」 格好がつかないな、と内心自分に悪態をつきながら、頬に手を添えて……貴方の唇に、自分の唇を重ねようとする。 「ああ……、俺だって謝りたいよ。 目の前で泣いている愛しい人の涙も拭えないなんて。こんなに苦しいことなどない」 緩やかに頭を振って苦笑いを浮かべたところで、もう一つ別の音が耳に飛び込んでくる。 視線を音のする方へ。 「……竪琴。拾っていてくれたのか? …………お前には頭が上がらないな。壊されていたら、きっと俺の胸にも一生治らない傷がついていたと思うから。 …………それ、俺が吟遊詩人を志して故郷を出た時に、兄と弟がくれたものだったから」 名前が彫られたそれは、仕事では使っていなかった。けれど酒と女に溺れても手放せなかったそれは、今となってはただ一つしかない男の持ち物だったのだ。 (-171) 2021/10/22(Fri) 21:58:10 |
【秘】 浮遊想 テラ → 巫女 ユピテル「 案外素直だと思うけどなぁキエちゃん。 ユピテルちゃんから見たらそうでもなさげなんだねぇ 」軽い呟きを返して、ひといき。 「 ──がそこに居る事がわかられる。 声を聞かれる。 無色透明でいられていない。 今だけ変でも、今いる人が変でも、 まあうれしいものはうれしいね 」「 それはそれとして、巫女じゃないユピテルちゃんと、 巫女のユピテルちゃんとでそんなに違うの? まあ、感覚は──もわからないでもないなあ。 ──が──をテラって言わないのと、方向性は 確実に違うけど全然違うってわけでもないと思うし 」気配が少し近寄って来て、 止まって。 それから、また離れました。 「 ふふ、君を形づくって、色づけているもの全部が、 誰かにとっての何かになるんだ。 羨ましいね 。──もね、人間の“形”は保っていると 思ってるんですよ、これでいて。 そのつもりなんですよ 。本当がどうなのかって、自分でもわからないんだけども 」ナニカ は、浮いている。ぷわわ〜 少なくとも、いい気分の自分の今は 本当だと思っています。 (-177) 2021/10/22(Fri) 22:40:16 |
【秘】 不眠症 アマノ → 巫女 ユピテル「お前もこっち側の人間か」 馬鹿そうな(失礼)外見に見合わず聡明な理由が理解できた。 「あぁ、実際使用されている現場にはいないが、実験結果の資料としてこの目で確認もしてるし、人体実験もしている。 仮に死体が目の前に転がってたとして、恐怖に震えたり泣き喚いたりはしねぇだろうよ」 人間の死にざまなど、嫌というほど見てきた。 マウスやモルモットと何の変りもない。 「死にたくねぇよ。だからここから出ようとしてるんだろうが。 俺はこんな所にとどまってる暇はねぇんだよ……早く帰らねぇと……」 刃物で脅されたら自分はどうなるか、あまり想像はできなかった。 筋力もスタミナも並みか、それより低いぐらいだ。 刃物を持った殺人者を相手に戦闘で善戦出来るとは思えない。 「──でも、元の世界に難の柵もねぇなら……別に長生きしたいとは思わねぇかもな」 (-187) 2021/10/23(Sat) 0:45:06 |
【人】 巫女 ユピテル>>@7 トラヴィス 「あら、ブランクなんて見えなかったわ? “悪くない”、じゃなくて“凄く良かった”! でも、トラヴィスがそう言うなら脚本家がいた場合は 更にどうなっていたのかは気になるわね。 もっと凄いものが見れるって事でしょう?誰かいないかしら」 竪琴を抱えながらそちらに他に座る人がいなさそうち見ると その隣に許可なく座り、先程の即興劇についてそう話します。 「おつかれさま」 言いながら、ようやく持ち歩くようになったハンカチで、 もしトラヴィスが汗をかいているなら拭おうとするでしょう。 「……竪琴?……。う〜ん、貴方なら壊さないと思うけど、 いいのかしら……弾かない?ミズガネ、何か言っていた?」 先程の演劇の内容。唐突な竪琴の話題。 勿論、急にユピテルが持ち歩くから目についた。 その可能性はゼロではありませんが、彼も会話できたが答え。 その方が納得できます。とは言え珍しく少し渋っています。 トラヴィスを信頼していない訳ではありません。 むしろ館の中では上位です。ただ、ミズガネがどれほど この竪琴を大事にしていたか知っているから、迷います。 (29) 2021/10/23(Sat) 1:25:04 |
【秘】 巫女 ユピテル → よいが来ない ミズガネ「……そう。……あのね。でも心は伝わったよ。 きっと愛おしむように触れてくれたんだって。 あのね、 温かい の。きっとミズガネの心がそうだったからよ」だから平気よ、とは言い切れません。 触れあえない事が悲しいのはユピテルも同じです。 でも、本当に一切が触れられないのではなく、 恐らくは強い感情があるなら触れた様に感じられる。 話せるのは当たり前でも、触れるのは当たり前ではなかった。 それだけは、……よかった、 のでしょうか? 思考が揺れます。「……ミズガネを、殺す人がいなかったら。もっと、」 こんな数日の触れ合いだけで引き裂かれる事もなかったのかな。 まだ彼を殺した相手の事情を知りません。 本来ユピテルはその状況で殺人についての非難は行っても、 その相手自体を責める事はない娘です。娘、“でした” 過去形になるほどには、彼女の自我が強まったのか。 或いは神ばかりを見てい瞳に映す人が現れたからか。 恐らくは、その両方がその解答でしょう。 ▼ (-205) 2021/10/23(Sat) 2:48:54 |
【秘】 巫女 ユピテル → よいが来ない ミズガネ貴方が拭おうとした手に、水滴は残りません。 でも、その雫の温かさは貴方に伝わったでしょう。だって、 何かに驚いたユピテルが泣き止んだため、拭えたのか否か。 わかりませんが感触は伝わったのが表情でわかるでしょう。 それは明確に、貴方が頬を添えた時に一瞬身体が跳ねた事と。 重ねられた唇に、確かに熱が互いに分け与えられた事。 「──……」 そして、今何が起こったか察したユピテルの表情が、 それはあの日の夜に何度かみせたような 急な頬の赤さは、確かに唇を重ね合えた事を物語っていました。 「……あの、……──」 感情が動く余り、浮かばない言葉。 嬉しさと驚きと衝撃で、何かを伝えようとして。 その理由や可能性を沢山考えて、でも結局最後に出たのは。 「……──だいすき 」 己の心をずっと占めている彼への感情を表すたった一つの、 酷く単純で、けれど魔法のような温かさを持つ言葉でした。 ▼ (-208) 2021/10/23(Sat) 2:53:44 |
【秘】 巫女 ユピテル → よいが来ない ミズガネ「……ふふ。もう謝らなくてよくなったわね」 照れ隠しに、そう切り出しました。 一次的だったのか気持ちの問題なのか、まだわかりませんが。 ユピテルを、愛しいと例えてくれた人の涙は止まりました。 貴方が謝る理由なんて一つもないのです。 助けられなかったのも気付けなかったのも己ですから。 でも自分達はすぐに同じような事を考えるから 「これでおしまい」と笑います。 それから竪琴に視線を移して、素直に頷きました。 「あら、私が寂しくて勝手に抱いていただけよ。 ごめんね、名前のような物がうっかり見えちゃって。 なら、……守れてよかった。 何より貴方の事をちゃんと愛してくれていた人が、 家族に居た事が、その“証”が残っている事が。 ──きっと、まだ愛されてると思うよ。弟とお兄さんに」 (-209) 2021/10/23(Sat) 3:06:13 |
【人】 巫女 ユピテル>>@10 トラヴィス 返答が短いのをユピテルは一切気にしません。 トラヴィスの表情が全て物語っていましたし、 ただユピテルは感想を伝えたかっただけですから。 「……そう、なの?…………」 けれど続けられた言葉にどうしてと尋ねていいのかわからず。 聞き返したい表情と視線だけが、貴方に投げかけられます。 勿論トラヴィスを引き立ててくれる他の作曲家は多くいても、 トラヴィスの中の脚本家はその人だけと短い言葉で理解して。 だから、問い返して良いのかすら迷っていました。 「そうなんだ。うん、持ってるよ。 それに、弦を替えるだけなら怒らないと思うもの。 きっとさっきの公演を見て、ミズガネも喜んでると思うから、 許してくれると思うわ。トラヴィスにとって必要なら尚更ね。 ……でも、どうして必要なの?それともいつかのお楽しみ?」 その自信に満ちた眼差しを信じて 大切な人の大切な竪琴を手渡しました。 (33) 2021/10/23(Sat) 3:16:25 |
ユピテルは、知っています。 (a22) 2021/10/23(Sat) 4:23:54 |
ユピテルは、間接的なものを含めた殺人を、殺人者と言うなら (a23) 2021/10/23(Sat) 4:24:26 |
ユピテルは、この地上の九人の内の五人は『殺人者』だと。 (a24) 2021/10/23(Sat) 4:25:45 |
ユピテルは、── (a25) 2021/10/23(Sat) 4:26:42 |
ユピテルは、────己を含めて、五人なのを知っています。 (a26) 2021/10/23(Sat) 4:27:09 |
ユピテルは、だからこそ、『殺人者』だからと、 (a27) 2021/10/23(Sat) 4:28:32 |
ユピテルは、本当に、彼をそれだけで終えていいのでしょうか? (a28) 2021/10/23(Sat) 4:28:59 |
ユピテルは、──まだ、願い先を決められていません。 (a29) 2021/10/23(Sat) 4:29:42 |
【人】 巫女 ユピテル>>+11 ミズガネ トラヴィスとの会話を終えた後、 目を閉じれば、怨嗟を吐く貴方の声が聞こえました。 その傍に寄ってきて、背中合わせになる椅子に座ります。 「あのね、ミズガネ。 今はまだ、他の人に聞くべき事を聞けていない。 だから答えはまだ変わるかもしれない。願う先だって、 貴方の意思通りリーパーかもしれないけれど、……」 「私、『あの子』の話も聞きたいって思ってる」 「だって、まだW死神の彼Wしか知らないわ、私。 どうしてゲイザーの中に死神がいたのか、何か知ってる? もし理由があって、救えるのなら、救いたいと思っている。」 「あなたは、その判断をする私を許さないかしら」 (34) 2021/10/23(Sat) 4:52:22 |
ユピテルは、呟きます。「愛する貴方を殺した相手なのに」と。 (a30) 2021/10/23(Sat) 4:57:42 |
【人】 巫女 ユピテル>>+14 ミズガネ 「ふふ、困ったわね〜。私、元は死ぬ事は怖くなかったの。 だから何でも言えたわ。だからこそ動いてくれた心だって、 今まで沢山あったのかもしれないわね」 でもそんな事言われたら、死ぬのが少し。 ……少しだけ、怖くなっちゃった。 貴方を苦しめさせたくない。……それでも、 「ね、ミズガネ。貴方は身勝手なんかじゃないわ。 貴方が思う事は当然で間違ってない。嬉しいとすら思う。 それでもW死神の彼Wを知りたいと思う私だからこそ、 きっと貴方は好きになってくれたって思ってる。 このまま、何も知らずあの子を殺したら。私、それこそ、 自分もあの子も。誰も赦せなくなる。きっと耐えられない」 知ってるわ、ミズガネ。これを聞かせれば聞かせる程、 万が一の時の貴方の後悔が膨れ上がるって。 だから、私を好きになってくれてありがとうは言わないわ。 本当はもっと考えてる事もあるけど、心に秘めておくわ。 貴方に選択肢を渡さなくて、渡せなくて、ごめんね。 「でも私、慈悲深くなくて我儘で欲張りだから。 貴方がそこまで言ってくれてるのに諦めない頑固な女なの。 その代わりね、もう安易にW死んでもいいWって言わない。 泣いてくれる人がいると知って、抱えた上で行くわ」 ▼ (35) 2021/10/23(Sat) 6:54:17 |
【人】 巫女 ユピテル>>+15 >>+16 ミズガネ 「無理はしない。私、絶対死なないわ」 「だから、貴方を、貴方の性格を知った上で、 こう言うね。 W私を信じてW って」これだけ言ってもし失敗したら、傍でいっぱい怒ってね? なんて、本当は思ってる事は絶対怒られるだろうから言わないけど。 でも、放っておけないの、ゲイザーを。あの子を。 逆の立場なら、貴方も考えてた可能性は0じゃないって思ってるよ。 本当は抱きしめたくても、視覚がない上では叶わなくて。 貴方の語りかけがないと触れられないから、寂しいけれど。 ふふ、……わがまま通そうとしてる罰かもしれないわね。 (36) 2021/10/23(Sat) 7:03:08 |
ユピテルは、もうひとつ。あと一人、聞きたい事がある。 (a34) 2021/10/23(Sat) 7:10:04 |
【秘】 巫女 ユピテル → 浮遊想 テラ「いつもは気付かれないのに、この期間か、 今の面子には気付かれるのが嬉しい…… やっぱり、私もしかして知らない間に テラのことを喜ばせてあげられていた?」 「……ここの人達はあくまでユピテルとして見てくれる。巫女なのはオマケで、その力で誰かを幸せにしたとして、『ユピテルが巫女でよかった!』で終わり。 でも、故郷だと違うわ。私は『巫女のユピテル』。 巫女にどう思われたいか、その思惑がどうしても最初に来て、そこから私とお話する。……巫女でなければ、違う印象を持ち会えた人も沢山いたかもしれないのに」 「だから、違うって思うの。 ……?ふわふわして遊んでるの?」 なんとなく近づいて、離れる気配に笑顔で返します。目をとじてるから答え合わせができない。故に楽しい部分もあるのかもしれません。 「人間の形……私からすると、普通に人間の区分に入るわよ〜?神ではないし、かと言って植物でもないし。身体がなくても意思疎通できる魂は私は沢山見てるから……テラもそれに近く思えちゃうわ」 (-214) 2021/10/23(Sat) 7:28:08 |
【秘】 巫女 ユピテル → 不眠症 アマノ「そうとも言えるし違うとも言える。 さっき私が持っていた本を取り上げようとしたでしょ。 あれと、遺伝子工学が発展してる国なの」 何となく馬鹿に見えたが馬鹿でない。 そんな雰囲気を感じて拗ねたように口を尖らせました。 「そう。うちの遺伝工学と随分違う分野が成長してるね。 ……戦争が激しいの?」 「それに、そんなに早く帰りたがる理由があるって事だよね。 大切な誰かか何かが元の世界に居るの? 理由を聞ければ手助けもしやすいとは思うけど…… 勿論、帰りたいという気持ちはわかる。 誰だって誘拐された場所は離れたいものよ。 でも、レンジがそんなに必死になって帰ろうとする理由があんまり思いつかなくて」 「……元の世界のしがらみ?」 僅かに聞こえた言葉を拾い上げて復唱してきました。 (-216) 2021/10/23(Sat) 7:39:15 |
【秘】 不眠症 アマノ → 巫女 ユピテル「へぇ……お前のトコもか。 案外同じ世界だったりしてな」 冗談を言いながら机から降りて、近くのソファーへと移動した。 貴方と話しているのにも関わらず、ごろりと座面へ寝転がる。 「そうだな。世界規模でドンパチやってるから、そのうち人類滅亡すんじゃねーかってとこ」 帰りたくなる理由を聞かれて、暫く黙っていた。 言うか言わまいか、逡巡した後ようやく口をひらいて。 「……………妹が」 視線を逸らし、ぽつぽつと 「……年の離れた、妹がいる」 (-224) 2021/10/23(Sat) 11:08:39 |
【秘】 巫女 ユピテル → 不眠症 アマノ「ふふ。同じ世界だったら困っちゃうわ。 私、一つ凄く悩んでる事があって。 んー……レンジで例えるなら、『もう戦争が終わらないなら いっそ世界ごと吹き飛ばす物を開発しよ』みたいな。 ようやくその結論を出しかけてたのに、また迷っちゃう」 冗談めいた言い方に、それは余りにも物騒過ぎる内容で。 これは例えであり研究者でも発明家でもありません。 だからそんな兵器は開発はできませんが、逆に言えば、 それくらいの規模の事を違うジャンルで行っていると言う事。 「でも、──どこも同じなのね。神様も宗教もあるのよね?」 ソファにそれとなく寄って邪魔にならない位置に腰掛けます。 碌に寝れてないように見受けられました。 眠れる可能性がありそうなら、起こしてはいけませんから。 「妹さん?私がお兄ちゃん!って呼ぶよりもっと幼いくらい? じゃあ、“ここに残ればいいじゃない”とは言えないわね。 でも、……滅亡寸前まで荒廃しているなら、戻っても…… ううん。……そうなるとしても“最期まで隣に居たい“?」 (-225) 2021/10/23(Sat) 11:48:38 |
【人】 巫女 ユピテル>>41 キエ 「あら。W何かをするWっていい事でも悪いことでも、 どちらでも取れるじゃない? 私、別にキエに尋ねに来ただけで糾弾しに来てないよ」 実際、別に貴方への強い敵愾心等は見えていません。 ただ何かをするなら貴方とユピテルは考えていましたから。 それは貴方への好意の差などではなく、各々と話した結果、 何かしらのそれが可能な力の持ち主が貴方だけだったから。 「W差し出されたから、受け取ったW?」 あの日、少女の悲鳴が、聞こえたと聞きました。 多重人格で最も邪魔になるのは、何?それは、 「キエ、貴方が差し出されたものは、ゲイザー?」 「貴方、それをW受け取っただけWと言うなら、 まだW返すW事だって出来るんじゃないの?」 (44) 2021/10/23(Sat) 12:29:13 |
【人】 巫女 ユピテル>>@18 トラヴィス 「あら、秘密ならしょうがないわ。楽しみに……わ、っ」 まさかトラヴィスがそんな事をするとは想像していません。 つい驚きの声が上がってしまいます。 「もう。お姉ちゃんより、 もっと撫でるべき子がいっぱいいるでしょう?」 言葉と裏腹に、嬉しそうに少し照れて俯いて。 WやっぱりトラヴィスはずるいわWと、 一度口を尖らせてから、ふっと緩めて微笑みます。 「……うん。もし弦が直ったら、……ううん。何でもない」 もし竪琴が直っても、これが音を奏でるか。 唯一それがわかるのは、持ち主の彼のみ。 いつか、その日は来るでしょうか。 本当に単なる勘ですが、案外そう遠くはないと信じています。 そしてW貴方からW告げられた言葉に瞬き。 彼が自分からそれを伝えられるとは、 最初の日を思い返すと想像もできなかったでしょう。 彼が言っていたW最後Wが明日とも知りません。 「……ええ、Wまた明日W!」 だから、いつも通りに屈託なく。いつも通りに明るく。 大切な人に、大切な人の竪琴を託して、見送りました。 (45) 2021/10/23(Sat) 12:56:09 |
【人】 巫女 ユピテル>>46 キエ 「そうねぇ。頷くかもしれないわね〜」 本当は、そこまで献身が強い女ではない。 ただ、そう見られてるならそれでいい。 W都合がいいWから。……だって、常に悩んでる人よりも、 『全く悩まなさそうな女』の『貴重な悩み』の方が、 あなた、興味持つでしょ?キエ。 何より、一番聞きたい事は、本当はもう聞けた。 まだゲイザーをW返せるWと言える程度に、 彼女はまだ存在しているということを。 「キエは善意で損は絶対嫌って言うわよね〜。 それは勿論理解してるわよ、お姉ちゃんも。なのでお話」 だからここからは、単純に私達が失敗して、 キエに交渉する以外の打つ手がなくなった時の保険と、 (51) 2021/10/23(Sat) 15:04:47 |
【秘】 よいが来ない ミズガネ → 巫女 ユピテル【三日目】 「温かい……。そう、か。 俺の心がそうなのだとしたら、それはお前のお陰だよ、ユピテル。お前が温めてくれたから、俺は凍えずにいられるんだ」 それは生きている間、どれだけ欲しても望んだ時に得られないものだった。 透明な存在であった自分を見てくれた事が、この世界に自分はちゃんといると証明された事が、どれほど嬉しかったことか。 死んだことはずっと痛くて辛くて苦しくて、嫌なことしかなかった。死んで良かったと思えるほどそこまで現金にもなれなかった。 でも、それと引き換えに得られたものは確かに大きくかけがえのないものだと、心に広がる温もりが証明していた。 ▽ (-247) 2021/10/23(Sat) 16:57:34 |
【秘】 よいが来ない ミズガネ → 巫女 ユピテル跳ねる体。唇をなぞる指。そしてかんばせを彩る表情。 それら全てを逃すものかと目に焼き付けていた男の耳に届く、四文字の温かさ。 今まで紡いできた花を愛でるどんな台詞よりもシンプルな言の葉。 でも、だからこそ胸の奥底に真っ直ぐ届いて柔らかな熱が広がっていく。 「…………俺も」 貴方に返ってきたのは、同じように単純で、普段の気障たらしな男が浮かべるにしてはあまりにも素朴な微笑みだった。 ▽ (-248) 2021/10/23(Sat) 16:57:50 |
【秘】 よいが来ない ミズガネ → 巫女 ユピテル貴方の涙が止まるのを確認すれば、男は安堵したように小さく息を吐き出した。これでおしまいと笑う貴方に同調するように、かすかな笑みを含ませて。 「見つけてくれたのが、抱いてくれたのがお前で良かった。 名前は……そうだな、お前なら見てもいい。俺の傷を受け止めてくれたお前なら。女みたいな名前だったから、好きじゃなくてずっと隠していたんだが」 気恥ずかしいのか、若干口籠もっている。 「……愛されている、か。そんな資格、あるとは思えないのにな。兄にも、弟にも。 愛してくれている者に、どうやって返したらいいんだろう」 (-249) 2021/10/23(Sat) 16:58:14 |
【秘】 浮遊想 テラ → 巫女 ユピテル「 だから本当にハードル低いんだってユピテルちゃ〜ん 」「 ……巫女じゃなければっていうけど、 巫女じゃなかったら会えてなかった人だっているだろ? 全員が全員、君にとって気持ちがいい人だったかは別として 前提条件なんて事故ですよ、事故。 印象を形づくるのに大きな要素だけど、知ってく順番と、 どれだけ真実に近づくかでいくらでも変わるものさ 」「 町で荒れくれ者だって言われている奴が、 貧民街の子どもにお菓子をやっていたりしたら、 最初に思ったよりはいい人に見えるだろ? そこで終わったら、その人にとってそいつはいい人で終わる。 真実は子どもの信用を取って、最終的には誘拐して奴隷商に売るため。 後ろの方から知っていったら、 そいつをいい奴だなんて、間違っても思わないだろ? 」ふふ 、笑い声が零れます。「 こうだったら、こうでなかったら。過去に対しての そんなもしもの話なんて、何も生まないよ。 しちゃうけど 。 」「 だから、──は今目の前の 」“こうであること”がいとしいな すい、あなたの右手が下から ナニカ の手にすくわれます。 手だと思いました。 案外がっしりとしていて、 少なくとも女子供の手ではありません。 体温はなく、冷たくもありませんでした。 (-253) 2021/10/23(Sat) 17:22:05 |
【秘】 浮遊想 テラ → 巫女 ユピテル「 ──を人間って言ってくれるの 、すげーうれしいよ。 ありがとうね、ユピテルちゃん 」自分では、テラは怪物の意味だと思っていますから。 人間と言ってもらえるのは素直にうれしいことです。 (-254) 2021/10/23(Sat) 17:22:54 |
【秘】 巫女 ユピテル → 悪食 キエ「私、ずっと揺らいでいたのよ? 最愛の存在の言うことを聞き、 最愛でない人の為に、巫女の使命通り最愛の存在を壊すか。 最愛の存在の願いも否定し、誰も望まない道を選び、 最愛でない人を、巫女の使命を悪用し全てを終わらせるか。 或いは、その先に衰退しかないとわかっていて。 常に抱く希死念慮<自殺>の元全てから逃げ、捨て去るか。 ……選択が、『できる』が故に、逃げたかった。 どれを選んでも、『私のせいで』何かが終わる」 「嘘と思うなら聞いてみる?試食する? 故郷では、立ってる事すら辛い女よ、私」 (-257) 2021/10/23(Sat) 17:39:49 |
【人】 巫女 ユピテル「それはそれとして…… 聞かれたの初めて!?私が!? ちょっとみんな何やってるのよ〜!!お姉ちゃん、こんな怪しい取引しちゃダメとは言わないけど、ちゃんと前提くらい聞いてからしなさい!」 お姉ちゃんは該当者全員に聞こえるくらい大声で怒りました。 (61) 2021/10/23(Sat) 18:00:48 |
【秘】 悪食 キエ → 巫女 ユピテル「成る程なァ、今は立場が違うから見え難いのか。 ……… 残念だ 、故郷で眠っている君の夢を覗きたかった」“残念だ、もう食べられてしまったね。” 其れは初めて会ったあの日に告げられた一方的な言葉と同じだったが含まれる意味は違っていた。 (-262) 2021/10/23(Sat) 18:26:26 |
【人】 巫女 ユピテル>>+23 >>+24 ミズガネ 「────」 「…… W『自分がこうしたい』と思ったことW ?」言われた言葉が、何度も繰り返されます。 何度も、何度も。 ずっと言われたかった言葉。 最愛の存在はいつも『いいよ』と言います。 でもユピテルはそれは凄く嫌でした。 最愛でない人は巫女の使命を果たすのを望みます。 ユピテルは、いつしか『自分がこうしたい』を 誰にも言えなくなりました。 誰にも言わなくなりました。 だって、黙って従順なフリをしていれば。最期のその日、したくない事を避けられる。 使命を放棄し、全てを止められる。 気付けば大地の巫女の心は冷えて、氷の巫女になりました。 ──でも、 それですら本当の『自分がしたいこと』ではありませんでした。 ▼ (68) 2021/10/23(Sat) 20:33:41 |
【人】 巫女 ユピテル>>+23 >>+24 ミズガネ 「──ふふ」 W俺Wはどんな選択をしても、Wお前Wを応援しているから 「まるで、私の神様の様な事を言うのね。ミズガネ」 Wお前がW道を選んで進むことを、自分のことのように嬉しく思えるのだから 「……ありがとう。もう、寒くないわ。 抱き締めてくれたのがわかるの。きっと何度でも触れられる。 館に来て、皆とお話して、貴方と触れ合って。 『自分がこうしたい』と思ったことを無意識に貫いてた。 それが今に繋がっているなら、迷わないわ」 改めて考えます。 今の、本当の『自分がこうしたい』と思ったことは── 「 」 だから負い目なく日々を受け入れられるように、 「貴方が信じてくれるなら、私、どれほどでも頑張れるわ」 もう間違えない。こんな私に、熱と勇気をくれたから、」 「WいってきますW」 人に、赦しは与えました。館では本心の赦しを沢山。 人に、赦しを貰えたのは、初めてでした。 (70) 2021/10/23(Sat) 20:36:09 |
【秘】 巫女 ユピテル → よいが来ない ミズガネ「──コトハとずっと一緒にいること」 「WおはようWと、WおやすみWと、 WいってきますWと、WいってらっしゃいWと、 WただいまWと、WおかえりなさいWを、」 「毎日言って、毎日その言葉が返ってくること」 それが今の、WただのユピテルWが、 本当に、『自分がこうしたい』と思っていること。 (-280) 2021/10/23(Sat) 20:37:25 |
【秘】 巫女 ユピテル → よいが来ない ミズガネ【三日目】 「私、こんなに手だって冷たいのにね。 特技には自信があったけど、人の心を溶かせるとは知らなかった。 ──あなたもでしょう? 私、自分の話を聞いた後にミズガネの話を聞いて、驚いたわ。 真逆の部類じゃないかしらって。話してよかったのかなって。 でも、だからなのかしら。 互いに欲しかったものを、補えあえたのね。私達」 ミズガネが本当に望んでいた物は、きっとこの時。 ユピテルが本当に望んでいた物は、後の“いってきます”の時。 自分の短くて飾り気のない言葉に、同意の言葉が返って来た時。 褒めるのが上手と褒めた貴方の言葉も好きだけど、 同じくらい、きっと素の貴方の言葉と、 見えないけど、ユピテルには見える表情が好きだと感じました。 ▼ (-287) 2021/10/23(Sat) 20:59:26 |
【秘】 不眠症 アマノ → 巫女 ユピテル「そりゃ、最悪で最高の提案だな」 肩を竦めて緩く顔を振りかぶる。 「俺も、妹がいなきゃあんなクソッたれな世界……なくなっちまえばいいって――」 深くため息をついて額に腕を置いた。 方法がどうあれ、争いをやめられない人間など、駆逐されてしかるべきなのかもしれない。 「俺はそんなもん信じちゃいねぇが、神を信仰してるやつはごまんといる。 それに縋るしかねぇんだろうよ」 ソファに貴方が寄ってくるのに気付き、チラリと横目で見るが、それだけで追い払うことはしなかった。 「お前よりは幼いな。つっても、俺よりはお前の方が歳は近いだろうが」 最後まで隣に居たいかという問いには、言葉を詰まらせた。 「………妹は、俺が生命維持の管理をしてんだ… 一日一度、薬を投与しないといけない」 (-289) 2021/10/23(Sat) 20:59:36 |
【秘】 巫女 ユピテル → よいが来ない ミズガネ「そうかしら。綺麗な響きと感じるけれど。 私が異文化の人だからそうであって、ミズガネは気になるのね。 由来の意図がわからないから、純粋に素敵って思っちゃった」 コトハ。琴葉?、言の葉? きっと沢山ある可能性。 後に、皆の名を調べていた時にその意味を知る事になりますが、 まだこの時はそれを伝える事はできません。 「愛する事に資格なんていらないんだと思うよ。 だって私、ミズガネに資格も許可も取ってないもの。 ミズガネだって取ってくれてないよ?」 おかしそうにくすりと笑いながら、あえて軽い感じに流して。 「自分が愛している人にしたい事をすればいいのよ。自分に。 私は愛してる人が元気にやりたい事を見つけて…… ううん、もう。生きてさえくれたら、そして笑顔でいてくれれば。 それが一番だもの。それがお返しよ、きっと」 「……ねぇ」 「……ミズガネのこと、名前で呼んじゃだめ?」 (-290) 2021/10/23(Sat) 20:59:41 |
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