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【人】 行商人 テレベルム『 』 白いふわふわ を膝に乗せながらため息をつく。「……店を開いていると」 今日も目立つ男が居るのはインク屋の横。 背もたれがない椅子に、傍らには白紙のキャンバス。 表に他国の商品の数々を並べ一人ぼやいた。 「散歩ができない」 テレベルム、今日の仕事サボっちゃおうかな! なんとなくパンが食べたい気分にもなったし。 (4) 2022/03/24(Thu) 21:47:14 |
【置】 行商人 テレベルム店の前で小さな画板を取り出して絵を描き始めた。 赤を取り出す、ぬりぬりとクレパスを擦る。 髪は色を混ぜ合わせて、特徴的な朱色と薄い飴色を作った。 完成したのはミンとラサルハグの元に、 蜜がたっぷりのアップルパイが届けられる絵。 これも良い出来。 描いて満足したので、店頭に置いておいた。 (L0) 2022/03/24(Thu) 21:52:13 公開: 2022/03/24(Thu) 21:55:00 |
【秘】 行商人 テレベルム → 気分屋 ルヴァちらり。辺りを見渡しているあなたを見かけ、 ほんの一瞬だけテレベレムは視線を向けた。 『あのルヴァってやつからすげーいいにおいがしたんだぜ! ほんとだって、オレ達には人の香りがわかるんだ! あいつの持ってる蜜は美味しいんだろうなぁ〜パンみたいな香りして!』 「そうなのか」 白いふわふわ を持ちながら目が合うならば瞬きして、首をかしげて、ペコリ。お辞儀をして、視線を宙へと戻した。 (-13) 2022/03/24(Thu) 22:07:41 |
【秘】 行商人 テレベルム → 異邦人 サルガス「共に見てくれるだけで良いのだが。 俺は、――ここに友人と思い出を作りに来た。 過去の俺がやりたかったこと、勝手にそう思っている。 これまで出来なかったことをしに来ているんだ。 分体か……自分がいくつも……? 仲がいいといいな」 必要というのなら、願いを叶えてくれる存在が増えるのなら。 それはきっと良いことだろう。サルガス同士が喧嘩しなければ、の話だ。 「ふむぅ……役に立てることは少ないか。 白いふわふわでもふわふわするか……? 癒やし効果というやつだ。 今のサルガスは身体が一つだ、半分になるわけにもいかない。 もぎ取られる前に休息を取ってくれ」 白いふわふわ は白いふわふわ だ。ケセランパサランのようにふわふわしていた兎のように柔らかかったり。 触れたり触れなかったりする。 (-40) 2022/03/25(Fri) 9:57:27 |
【秘】 行商人 テレベルム → 風来人 ユピテルその日あなたが声をかけたテレベレムは、大きな木の下で地べたに座り込み、花文の束で出来た手帳を読んでいた。 声をかけられればわずかに目を細めて、茶色のふわふわへと手を伸ばし名前を呼んだ。 「ユピテル……? 時間は空いてる、が……そういえばお前の言う遊びとは何になる。 俺は故郷では読書や絵ばかり描いていて、外に出ていなかったから。まともなものが記録に無いんだ」 「どうせなら身体は動かしたい……と昔の俺は思っていたらしい。 しかし、如何せん今は河原で石を積むことしか思いつかないな」 まぁ、とても趣味が独特。 (-41) 2022/03/25(Fri) 10:32:31 |
【秘】 行商人 テレベルム → 学生 ニアふわふわ はあなたの手に揉まれるとコロコロと転がりながら、もてあそばれる。哀れ、 ふわふわ はふわふわされるためにあるそうだ。「……名前、あるのか? つけてやったことはない」 『ないぞ! たちは たちだ! それ でもそれ でもね ! の にいて しいことをしてやるんだ! すげーだろ! へへんっ』 「名前は無いみたいだな。 このふわふわは……・蜜を取ろうとしたり、悪い奴を見つけてはおちょくったり。 今は、俺を楽しませるために居てくれている」 (-52) 2022/03/25(Fri) 20:00:43 |
【秘】 行商人 テレベルム → 学生 ニア「ニアも」 髪に顔を寄せ、すりと寄ってくる。 男性というより大型動物のそれと、子供のような好奇心。 「 白いふわふわ と同じで良い匂いがする。俺の好きな花とお日様の匂いと……? 多分、ニアの香り、だな」 (-53) 2022/03/25(Fri) 20:00:54 |
【秘】 行商人 テレベルム → 風来人 ユピテルわしゃわしゃわしゃわしゃわしゃ。 「気になった物に手を出す、か」 手帳を覗けば国の規則がずらりとならんでいた。 治療が終わるまでの間、私たちは規則を守らなければならない。 他国との知人を作ってはいけない。 必要以上の干渉をしてはならない。 妖精の声をきかなければならない。 神というものを信じてはいけない。 国の外の物に興味を持たないこと。 治療のために身体を清く保つこと。 魔法の加護を得てはいけないだの、脂っこい物を食べてはいけないだの。 適度な運動は心がけるべきだの、段々と規則というよりも健康問題事項に移っていくが、 その全てに×がついている。 つまり、この書かれていることを成さなくて良くなったのだ。 (-64) 2022/03/25(Fri) 23:16:19 |
【秘】 行商人 テレベルム → 風来人 ユピテル「土産を」 ふわふわを撫でていた手を止めて、ゆっくりと下ろす。 先日も出歩いた、まだ見る物が沢山溢れる屋台や街の景色を、鈍く光る水晶はうつした。 知らない物を知りにいくというのなら、出来なかったことをついでに成してしまおう。 禁じられていたことは、思い出という過去を、先の未来を作ること全般だ。 「土産にするものを、知らない物を沢山知りに行こう。 金をかけなくともなくともそれだけでいい。 渋いよりも甘い趣味の方が……この町は似合いそうだ」 (-65) 2022/03/25(Fri) 23:16:28 |
【秘】 行商人 テレベルム → 異邦人 サルガス「相違点は無い。 過去の俺は、健康になるまでに出来ない制限があった。 食料制限、運動制限と交流の制限などだ。 それが今の俺は無い、自由の身になっている。 つまり、まともな友人はいないどころか、 十分な思い出を作ったことが無かった。 それを満たすことが、したいことになっている。 さも他人事のように語ってしまうのは、 ――当時の俺の感覚と記憶が一致していないからだ。 治療をした者からすれば、寝ぼけているだけらしいが……」 自然に治るであろう記憶が無事に戻るまじないを実行して旅をしている。 それが、先ほどの紙の中身をなぞらうことのようだと説明する。 「どうやら俺は、面倒な性格らしく。 プライドが邪魔をして知人を作れない可能性があると手記にあった、だからこんな面倒な手段を取っているらしい、おそらく。きっと。」 (-69) 2022/03/25(Fri) 23:37:51 |
【秘】 行商人 テレベルム → 異邦人 サルガスそんな感じだと、頷いていると 白いふわふわ がふわふわする。『なんだあやんのか! お か? なんか みたいなしゃべり をするんだな! はこいつの を してやるすげー なんだ、もっと め えてくれて いぞ!』 「その 白いふわふわ は、ナビゲートだ。俺のふわふわした記憶が戻るまで、魔法の絵本を所持してまじないをかけ続けてくれている。 治療してくれた国から着いてきたんだ。可愛いだろう」 (-70) 2022/03/25(Fri) 23:38:43 |
【秘】 行商人 テレベルム → 裁縫屋の子 リュシーそういえば、あの時お小遣いがなんとかといっていた彼の事を思い出した。 あの時はそのまま楽しみに頷いてしまったが……。 もしかして、リュシーも祭りを楽しむためにお小遣いを貯めていたのでは? テレベルムはお金を稼いだ。 元手は少ないがキャンバスで0から1以上を生み出せる才能。 (79)1d100ほど(25で飴が買える)のお金を稼げばリュシーの家を探した。 「……どこだ?」 腰の飾りにつなげた揺れる蜜のネックレス。 そこから 声 は聞こえるというのに、本人の場所がわからない。 (-71) 2022/03/26(Sat) 0:00:29 |
【秘】 行商人 テレベルム → 裁縫屋の子 リュシー「みつけた、リュシー」 がばっと、腕を広げて抱き締める。 小銭のはいった袋を差し出して無表情で見下ろせば オレンジのふわふわ をなでなでなでなでなでなでなでなで。「お前に飴の分のお金を渡したくて探していた。 一緒に食べるんだから一緒に分けあいたいとな。 なにかいいことがあったか? お前は幸福指数が高そうに見えている」 (-87) 2022/03/26(Sat) 5:10:40 |
【独】 行商人 テレベルム『美味しいもんは食えるし、お前は楽しそうだし。 そろそろオレも帰る時期かな〜』 「帰るのか」 『お前のそばは楽しいが、 オレにだってたくさん好きな場所がある。 契約もしてなければふわふわはひとつの好きな場所にとどまるもんじゃねぇんだ! まぁ? どうしてもっていうのなら? もうしばらくいてやってm』 「寂しくなるな、達者にしてくれ。 今日は誰を調べるか」 イクリール 『話聞いてるぅ???』 (-88) 2022/03/26(Sat) 8:42:22 |
テレベルムは、白いふわふわと共に夜道を歩いている。 (a6) 2022/03/26(Sat) 8:44:29 |
【秘】 行商人 テレベルム → 学生 ニア「今日暖かい日差しだ、今寝ても誰も咎めない」 だが、と、続けるテレベルムの瞳は穏やかで。 水晶の奥に秘められている人間としての本質が、まるで無色透明に溶かされているかのよう。 恥ずかしげもなく、どことなく嬉しそうな無表情はそのまま身を寄せて不敵に呟く。 白いふわふわの声は遠退いた。 幻のようで、はっきりと聞こえた何かの声。 それは再び静かに響くテレベレムの声に打ち消され霧散した。 「今だけは、その蜜も、ニアも。 誰にも盗まれないように俺が見張ってよう」 昼間にやって来るものならば、己がとっちめてやろうと。 機嫌よくしばらく話せば風が冷たくなってくる。 遅くならないうちに、あなたへと手を差し伸べ無表情は微笑んだ。 (-100) 2022/03/26(Sat) 17:18:28 |
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