XII『吊された男』 ユグは、メモを貼った。 (a34) 2022/12/18(Sun) 19:44:11 |
【人】 XII『吊された男』 ユグ――昨晩:アリアと―― はい。 先程、目の前で意識を失われて。 今は、眠っています。 [アリアの姿を薬草園に見つけて、ほっと安堵の息を吐く。 探していた理由を伝えれば、彼女は少し驚いたようだったが、眠っていると言うのには安堵したようだった>>148。] (235) 2022/12/19(Mon) 1:39:40 |
【人】 XII『吊された男』 ユグ……そう、ですね。 アリアの言うことは、わかります。 僕も随分、そう思うようになってきました。 僕には、世界に思い出は、ありませんが。 それがある人もいる。世界が大事な人もいる。 それを無視しては、いけないと思います。 [もらった答え>>150を受け止め、自分の中に落とし込み。 ありがとうございます、と告げると、明日また会うことを約束して薬草園を離れる。 実際は呼ぶのではなく、直接先生を共連れてだったかもしれないが>>216*] (236) 2022/12/19(Mon) 1:40:15 |
【人】 XII『吊された男』 ユグ――先生の隣で―― ちゃんと、行ってくださいね。 見てますからね。 [>>216それを理由としなくとも、離れようとはしなかったが。 自分でも、どうしてこんなに弱っているのかわからない。 昨日、何もかもを吐露してしまったからか。 誰かに聞いてほしかった、誰かの声が聞きたかった、それがあなたならなおよかった。 本人からはもう手を離れたと思われているようだが、未だに"先生"を頼りたがる心がこんなにもあったのだと自分でも少し驚く。] (237) 2022/12/19(Mon) 1:40:40 |
【人】 XII『吊された男』 ユグ……真面目に言ってください。 [>>220自分のことを指して『愛し子』と言われるのはどこかこそばゆくて、そんな風に一蹴してしまった。 けれど、照れくさいだけで、嬉しさはあり。 表情から面映ゆい心地は読み取れてしまったかもしれない。] (238) 2022/12/19(Mon) 1:40:57 |
【人】 XII『吊された男』 ユグ先生は、かみさまをお慕いされてはいないのですね。 [>>221それも、然りだろうと今なら思う。 どうして、とは思わない。いま、これだけの証持ちたちを悩ませて、人々の命を奪おうとして。 『愛している』と言われても、困惑するのはわかるから。 理不尽に奪われる命。 未だに続いているらしい崩壊に思いを馳せる。] (239) 2022/12/19(Mon) 1:41:15 |
【人】 XII『吊された男』 ユグ[>>226再び、今の、"ユグ"の、答えを問われるなら。 少し緊張したようにまごつき、一度息を呑んでから。] ――僕は、 夢物語、と笑われるかもしれないですが。 ここを更地にして、あたらしくやり直すのではなく。 今の状態から変えていける、変えていきたいと、思います。思うように、なりました。 [そう、答える。] (241) 2022/12/19(Mon) 1:41:46 |
【人】 XII『吊された男』 ユグ幸せな世界、を作るのに、今がそうでないから壊してしまう、新たな真っ白な世界ならうまくやれる、ではなく。 今ある世界を残し。この世界で、皆と過ごし、ながら。 人々の意識を変えていけないかと、思います。 ヒナギクみたいに、外に出ている人も、います。 それだけでなく、世界に強い悪感情がない人も、いますし。 それこそ先生の言うように、理不尽に命を奪う必要は、ない。 僕らが幸せに暮らすのに、今の世界は必要、だと思うように、なりました。 [その計画も立っていない。 何も、勝算なんてないのだけれど。 それでも世界を壊して作る幸せは、きっと虚構だから。] (242) 2022/12/19(Mon) 1:42:04 |
【秘】 XII『吊された男』 ユグ → 『箱庭の神』 ヴェルト[故に。] ――……はじめの言葉を反故にする形で申し訳ありませんが。 僕は、この世界の崩壊を望みません。 僕の心のみでなく、証持ち皆が幸福に、満たされて生きるには、この世界が必要なのです。 [回答を求められれば>>3、そう、答えたことだろう。] (-97) 2022/12/19(Mon) 1:46:01 |
XII『吊された男』 ユグは、メモを貼った。 (a59) 2022/12/19(Mon) 1:54:00 |
【教】 XII『吊された男』 ユグ[怒れなかった。 苛立ちは人の輪をささくれ立たせるから。 悲しめなかった。 悲しむ人がいないようにと願っていたから。 だから笑っていた。 本当はずっと辛くて苦しかった。 ] (/74) 2022/12/19(Mon) 19:26:29 |
【教】 XII『吊された男』 ユグ『ねえ どうして どうしてなのでしょう』 『どうして何も 変えられなくて』 『ただ不自由なくいることができないのか』 [それが幸せだと思っていたのに。 漂う昏い空気、減りゆく人数。 嘆いても声を上げても、崩壊は止められなかった。 ああ、ねえ、いっそ、もしかして] (/75) 2022/12/19(Mon) 19:27:04 |
【教】 XII『吊された男』 ユグ[それが負の連鎖のはじまりにしかならないことは、わかる。 けれどもしも、そうもしもの話。 失うものがそれだけで済んだんじゃないか、間違っていたのは僕なのではないか、そんな疑念が、薄く薄く何枚も何枚も、重なって、重なって、もう、呼吸もできなくなっていて] (/77) 2022/12/19(Mon) 19:27:53 |
【教】 XII『吊された男』 ユグ[思考が濁る。 これ以上誰も 失いたくなくて ]誰が死ぬところも見たくなくて なのに伸ばした手は届かなくて 悲鳴も怨嗟も 聞きたくなくて 眠れない日々に泣きたくなくて (/78) 2022/12/19(Mon) 19:28:35 |
【教】 XII『吊された男』 ユグ『だからね、もう、僕が死ぬしかないんですよ』 [そう言って、首を掻き切った。 他愛無い、世間話のような時間だった。 ほんの一瞬。会話の延長線みたいに、隠したナイフが喉元に触れて、真横に引かれた。 ああ、ねえ、ごめんなさい『死神』。 誰が死ぬところも見たくない僕が、あなたにこんな瞬間を見せてしまうこと。 それでも、あなたの隣がよかった。 あなたに話を聞いてほしかった。 これは何も変えられなかった僕の、最期のエゴ] (/80) 2022/12/19(Mon) 19:29:52 |
【人】 XII『吊された男』 ユグ[ユグは、あの日の『吊るされた男』ではない。 だから、迷っても、何も見えなくても。 もう、自暴自棄で命を絶つことは、ないだろう。 ここまで生きてきた。今更、惑わない。 ユグは、あの日の『吊るされた男』ではなく。 ユグは、昨日の盲目的な子供でもなく。 ひとつひとつ、変わっていっているから。 また少し違う未来を見つけたいと思っている。 そんな思いを込めて、あなたの手を取ったのだ>>243。] (372) 2022/12/19(Mon) 19:31:15 |
【人】 XII『吊された男』 ユグ……それでも、世界が滅びるとなったら。 きっと悲しむ人がいるでしょうね。 [意見は様々、あったように思うが。 おおよそ、強く滅ぼしたいという意見は聞いていないから、ゼロに言ったような結果>>2:164になる気がしている。 それでも、過半数であったかは数えていないから―― 先生の傍、手を引きながら、少しだけ表情を曇らせた*] (373) 2022/12/19(Mon) 19:31:25 |
XII『吊された男』 ユグは、メモを貼った。 (a82) 2022/12/19(Mon) 20:01:28 |
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新