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【秘】 朝日元親 → 朧げな遮光 守屋陽菜先に保健室に辿り着き、先輩も運ばれてきただろうその後。 多少の仮眠こそしたけど、いろいろ考えることも多い。 なかなかずっと眠ってばかりともいられなかった。 たまに身を起こして先輩の様子を見ながら、休養をとろうと専心していた。 それでも眠ってしまった時間はあっただろうから、先輩が目を覚ましたあと誰かと話していたならそれは聞こえない。 何度か寝たり起きたりを繰り返したかもしれないどこかで、漸く先輩の起床を知る。 「……具合、どうですか。先輩」 (-250) 2021/11/03(Wed) 22:43:49 |
【秘】 鏡沼 創 → 朝日元親カーテンを隔てた隣のベッドに、鏡沼創は居るのだろう。 気配どころか、姿も無いが。 声を掛けられたのかどうかさえ、あなたにはきっとわからない。 テンプレの如き笑みも、ふざけた口調も、あなたの世界からは 消えてしまった。 其処に居る筈なのに、居ない。 何処にでも居る筈なのに、あなたには感じ取る事が出来ない。 ただ。他に誰も居ない筈の保健室で。 蛍光灯が一瞬切られ、すぐに点いた。 それだけ。 (-251) 2021/11/03(Wed) 22:48:11 |
【秘】 朝日元親 → 鏡沼 創蛍光灯が一瞬の明滅をする。 流石に怪奇現象だと驚く筈もない。 そこに『居る』ということに確信を持つだけだ。 ベッドに腰掛けた僕は、ポケットからスマートフォンを取り出す。 部活の連絡と クソ勢喜からの連絡 それを起動して立ち上がると、目立ちそうな机に置きに行った。 スマートフォンの画面は、友達申請のQRコードを映している。 (-256) 2021/11/03(Wed) 23:07:59 |
【秘】 朝日元親 → 風紀委員 普川 尚久保健室に来れば、勿論僕はいる。 鏡沼がいるかどうかは僕には分からない。 「すみませんね、先輩。 守屋先輩のこと、丸投げしてしまって」 ベッドの上で身を起こすと、訪れた姿にそれくらいは告げた。 (-257) 2021/11/03(Wed) 23:12:16 |
【秘】 鏡沼 創 → 朝日元親机に置いてから、少しして。 あなたのスマートフォンから、着信音がするだろう。 『こういう事しやがるとは、思ってませんでしたよ。 僕は思うより、幸せモンだったみてぇですね』 名乗りもしない、ただそれだけの文面。 他の誰かの仕業という可能性がある、唯の機械の動作。 だからこそ、あなたはこのメッセージを正しく認識出来る。 敏いあなたになら、あんなふざけた口調が日常的に 使われていた意味も、きっとわかるだろう。 (-263) 2021/11/03(Wed) 23:24:14 |
【秘】 風紀委員 普川 尚久 → 朝日元親「本当ですよ。帰って来て即“揃って”すっぽかしていくの、どうかと思いますよ。 2人揃って同じ事いうから 余計に「はい?俺に喧嘩売ってます?」ってなったくらいです」全く気付いてない、と言うほどではない。違和感はある。 ただ、貴方が彼の事を──できなくなっているとまだ認識できていない。だからこんな返しになる。 「まあ反省文なり……と言いたい所ですが、“アレ”が関わってるんで免除されるんですねぇ。何時もなら嫌がらせに死ぬ程書かせて再提出させたんですけど」 「……こんな早く飲まれるのも、効果も想定外ですよ、ほんと」 最後の呟きは凄く小さく。守屋本人からも聞いてるかもしれないが、彼女に薬を渡したのもこの男だ。 (-265) 2021/11/03(Wed) 23:28:03 |
【秘】 朝日元親 → 鏡沼 創着信音が聞こえると、スマートフォンを回収しに行った。 文明の利器とはよく言ったものだ。 そこに居ない人とすら会話ができる機械なのだから。 『悪いけど、諦め悪いんだ』 『普段見えないのはもう仕方ないけど、だからってそれで終わりって訳じゃないし』 博打だとして、失敗しても怪我のない博打だ。 なら試してみる価値はあるだろう。 実際こうして、賭けには勝ったわけだし。 『お互い無茶したから心配でね』 『気分はどう?』 『先に教えてくれてたお陰で、あんたが見えなくなっても僕はパニクらずに済んだけど』 (-273) 2021/11/03(Wed) 23:46:20 |
【秘】 朝日元親 → 風紀委員 普川 尚久「あー、それはすみませんね。 鏡沼でしょう? 僕もあいつも、まあ無理をしたから。 さっさと休みたかったのは仕方がなくないですか?」 同じ事言ってたか。 もう少し周りの反応を待ってから動けばよかったな、と少しだけ後悔をした。 「ああ、免除なんですか。 それは助かりますね。何せ3日も学校を休んでしまって」 1日はサボり、残る2日は保健室だ。 そろそろ親辺りに連絡をされては面倒だと思っていた頃だった。 「やっぱり先輩ですね。あの薬、守屋先輩に渡したの。 僕も貰ったクチだから文句は言えませんけど」 「守屋先輩の飲みかけの薬、僕また飲んでしまったので。 その結果についてのレポートも欲しければ追加しましょうか?」 薬が誰から渡ったか、同じ小瓶を見て推測した程度だ。 ついでとばかりにオーバードーズを伝えておいた。 多分なかなかいないと思う。人道的にも流石に治験できたものではない。 (-278) 2021/11/04(Thu) 0:03:07 |
【秘】 鏡沼 創 → 朝日元親鏡沼の異能は、あくまでも脳にしか影響を与えない。 つまり、GPSは動作するし、鏡沼本人は自動ドアに反応されるし こうして、スマホでメッセージを送る事も可能なのだ。 『確かに、終わりになりやがりませんでしたねぇ。 かくれんぼは、僕の負けでやがりますよ』 『万全の体調だとは流石に言えねぇですが、休めば問題ねぇ ですよ。そっちこそ、どんな感じでやがります?』 『例の薬でやがるんでしょう? アレ』 『二日連続で飲んで、全く問題ねぇとは思えねぇんですが。 元々の異能を酷使しただけの僕とは、違げぇでしょう』 『よっぽど、言わずに消えちまおうかと思ったんですがね。 パニクった時のアンタの行動が、読めねぇ感じで やがりましたから』 『冷静な時なら、話が通じる気もしちまってましたんで』 (-281) 2021/11/04(Thu) 0:06:41 |
【秘】 朝日元親 → 鏡沼 創スマートフォンを見ながら僕はベッドに横になる。 衣擦れの音がカーテンの向こうから聞こえるだろう。 『勝ちは気分がいいね』 『少なくとも、諦めて何もしなかったよりはずっと』 『正直、吐きそうってくらいある』 『でもまあ、それくらい。抑制剤がよかったかもね』 吐き気と共にあった感覚が薄れている。 理性ある人間と、野生の獣の本能とが抗う感覚。 抑制剤が切れればどうなるかは分からないが、元々獣になりたくない僕だから抗い続けるのは構わない。 『ああ、判断は正しかったと思うよ』 『言われてなかったら巫山戯るなくらいは思っただろうし』 そして諦めが悪いのも今しがた知ったところだろう。 冷静に判断できる今なら思いつく電子機器を介してのやり取りだったが、そうなっていたときに何を仕出かしていたから自分にも分からない。 (-287) 2021/11/04(Thu) 0:26:25 |
【秘】 鏡沼 創 → 朝日元親隣のベッドは、静かだ。 人が居るとわかっていても、疑わしく思えてしまう程に。 『そりゃ、何よりでやがりますね』 『けど僕も、負けちまったのに悪くねぇ気分なんですよ』 『何ででやがりますかねぇ?』 『効くかは、正直賭けでやがりましたがね。 余りも、別に返さなくて構わねぇんで。キツそうだったら 飲んじまってください』 『僕の判断力も、馬鹿に出来ねぇですねぇ』 『身体能力的には、僕は一般人そのものでやがりますから。 異能無しで、キレて殴りに来た朝日とやりあったらなんて 考えるだけで震えが来ちまいますよ』 『ま、お互いよく頑張りましたって感じでやがりますかね』 (-294) 2021/11/04(Thu) 0:44:09 |
【秘】 朝日元親 → 鏡沼 創隣のベッドに鏡沼がいるなんて嘘みたいな静けさ。 自分のスマートフォンだけが、ただ着信を告げ続ける。 悪くはない。僕は孤独は嫌いじゃないし、嘘みたいでも隣には鏡沼がいる。 『さあ。僕は鏡沼じゃないから』 『鏡沼の気持ちは分からないけど』 『そう言われるなら諦めずにいてよかったかな』 『返そうにも誰かに頼むとかしかないし』 『そういうことなら有難く貰うよ』 『こういうの、世話になると負けた気がしてあんまり使ったことなかったんだけどな』 『殴る程度で済むだけマシと思ってよ』 『そうなってた時加減できたか分からないから、マシかどうかは保証できないけど』 『まあ、うん』 『かなり頑張った、と思うよ』 『お互いね。無茶するよ、本当に』 (-301) 2021/11/04(Thu) 0:59:09 |
【秘】 鏡沼 創 → 朝日元親返信は間を置かず続いてるのに、鏡沼のベッドからは 着信音やバイブの振動音さえしないのは、それさえも “鏡沼創の存在”を示すものだからかも知れない。 『僕の気持ちなんて、僕もわかんねぇですからねぇ』 『けど、ありがとうごぜーます。朝日』 『負けず嫌いなのは結構でやがりますがね?』 『こういうモンに頼ってでも、万全の状態にしとかねぇと』 『本当に勝ちてぇモンに、コンディション悪くて勝てねぇ方が 嫌じゃねぇです?』 『そりゃ、喉笛かっ切られちまったら即死でしょうから 殴る方がマシと言えやがりますがね?』 『僕はか弱いんで、朝日に加減無しでぶん殴られたら 普通に死んじまいますよ』 『本当に、無茶しまくっちまいましたねぇ』 『無茶しちまって、それなりに代償も受けちまいましたが』 『悪くねぇ結果になったんじゃねぇかと、僕は思いますよ』 (-306) 2021/11/04(Thu) 1:24:58 |
【秘】 朧げな遮光 守屋陽菜 → 朝日元親「…………一言で言えば、最悪だね」 特に気分が。 横になったまま、顔だけをそちらに向けて答える。 「……身体の具合そのものは、決して悪くはないよ そういう異能じゃないからね 気持ち悪さに、頭痛、吐き気、眩暈といったものは、 今尚、尾を引いているが……」 我慢出来ない程じゃないと。 短時間の暴走、かつ抑制剤の早期投与のお陰だろう。 負担は少なくすんだのだ。 もっとも、私には覚えのないことだが。 「…………さぁて、何か言いたいのなら、聞くよ?」 ふらふらとしながら、上体を起こす。 いつかの逆の構図。 (-325) 2021/11/04(Thu) 2:09:41 |
【秘】 風紀委員 普川 尚久 → 朝日元親「そりゃそうですけど寝てる女の先輩放っていくのもね? 守屋に放り投げてさっさと寝に行きましたってチクっとこ」 「薬による物なら普通に免除出ますね残念ですが」 残念ですが。零れる本音。 だって課題の山を渡した時の反応は助かる。 ないのは非常に残念。 「そうですよ。欲しいと望まれたもんで。随分朝日後輩が 『自分というものを蔑ろにしてないか』心配されてましたね。 “寄り添って同じ立場になりたいから”とまで言われれば、 渡さない訳にもいかないでしょう?ご存じかも知れませんが」 薬を渡した際、守屋がなんて言っていたかを伝える。 隠して欲しいとも言われなかったし、内容的に伝えていてもおかしくない。そう考えた。 朝日だけじゃなく、自分も『蔑ろにしてないか心配』に入っていた事だけは伏せて。 「は?さらに追加で飲んだんです?馬鹿ですか?」 思わずサラリと罵倒が口を吐いて出てしまった。いや助かるのはそうなのだが、両方強化作用だろうことは、二人の暴走で見て取れたので思わず呆れるように言った。 「でもまあ助かるのはそうですね。件のあらましは鏡沼なり守屋なりから聞くんで、朝日後輩にはその話の方が聞きたいですね。“こちら”側としても」 (-348) 2021/11/04(Thu) 3:41:50 |
【秘】 朝日元親 → 鏡沼 創スマートフォンが手の中で震える。 その瞬間だけ、何処に居るか分からない鏡沼が、確かに何処かには居るのだと確信できる。 『どうも』 『いいのに、別に』 悪い気はしないけど。 『逆、かな』 『ここぞと言う時に異能が使えないと困るんだよね』 『守屋先輩の事とかもそうだし』 『ああいう時だけは、この異能に感謝できるから』 『そりゃ良かった』 『僕もこの歳で前科者にはなりたくない』 勢喜のことは殺してやるくらい思った事もあったけだ。 それは打ち込まない。 『うん、そうだね』 『また何時でも連絡して』 『僕、1回寝るよ。流石にキツい』 (-392) 2021/11/04(Thu) 8:12:33 |
【秘】 朝日元親 → 朧げな遮光 守屋陽菜「そうですか。なら、よかったです。 まあゆっくり休んでください。 何だか知らないけど、薬関係はお咎めなしらしいですよ。 どうなってるんですかね?」 風紀委員が暗躍していることといい。 真っ黒じゃないか?この学校。 「言いたいことはいくらでもありますよ。 ああなるかもしれないって懸念だってしていたじゃないですかとか。 僕の騒動だって見ていたんでしょうとか。 ……でも、いいです。 先輩にだって事情があったんでしょうから」 そのことを少しくらいは普川先輩から聞いた。 だからもう追及したりはしない。 「……見つけられて良かったです。 少し、そっちに行ってもいいですか。 休んだので、少しくらいは動けそうです」 (-394) 2021/11/04(Thu) 8:26:30 |
【秘】 鏡沼 創 → 朝日元親『僕が、言いたかったから言っちまっただけですんで』 『まあ、確かにそうでやがりますね』 『僕が抑制アクセを着けてまで、この七面倒臭い異能を 垂れ流しにしてる理由も、似たようなもんでやがりますし』 『常に完全に使えねぇってのは、困っちまいますよね』 『僕も、友達を前科者にはさせたくねぇですね』 『はい、ゆっくり休みやがってください』 返信は、其処で一度途切れた。 実は鏡沼は、相手からの連絡以外でメッセージアプリを 使う習慣が無かったりする。 自分から連絡する分には、相手の前に現れた方が早いからだ。 だから、性格に反してスタンプの類もろくに持ってない。 けれどきっと、その内賑やかな文面になっていくのだろう。 (-395) 2021/11/04(Thu) 8:28:34 |
【秘】 朧げな遮光 守屋陽菜 → 朝日元親「……色々あるんだろうさ」 もしかしたら教師たちの話を耳にしていたのかもしれない。 見て見ぬふりをすることは多々ある。 これもそれ。 「……ふふん、朝日のくせに生意気だねぇ 見てないうちに大人にでもなったのかな? ……ほんと、ね 私にだって色々あった、君と同じようにね」 可愛がっていた子供が、いつの間にか自分の背を越えた。 そんな寂しさを覚える。 こうして大きくなっていくんだろうなと。 年寄りみたいな感慨を感じながら。 「……ん? 別に構わないが……?」 (-396) 2021/11/04(Thu) 8:40:50 |
【秘】 朝日元親 → 風紀委員 普川 尚久「自分で運べるんなら運びましたって。 無理だと思ったからしなかった。それだけです」 「残念がらないでくださいよ。 そもそもその免除がなければ先輩の立場も危ういのでは?」 短に嘆息する。 怪しげな薬を配り歩いているのは果たして学校の風紀を守っていることになるのだろうか。 「………。 本当にバカだなあの人は。 僕が僕をどう扱おうが僕の勝手だろうに。 いえ、ありがとうございます。それだけ聞ければ充分です」 大して恭しくもない礼をする。 つい漏らしてしまった小声は聞こえていない方が有難い。 「馬鹿じゃないかどうかって聞かれたら馬鹿だろうと思いますよ、自分でも。 でもあの時はああするしかないと思ってたんです。 カッとなると我を忘れがちで。多分、そっちが本当の僕ですよ」 さて、どこから説明しますかね。 取り敢えずどう体調が悪いかから聞き取りしますか? そんなことを、僕は普川先輩に尋ねる。 (-423) 2021/11/04(Thu) 12:52:42 |
【秘】 朝日元親 → 鏡沼 創大したこと、してないんだけどな。 少なくとも僕の自覚としてはそうだった。 鏡沼のためにと思った記憶は1度もないし、そう思うには僕は鏡沼のことをよく知らないように思う。 『うん、おやすみ』 『鏡沼もゆっくり休めよ』 スマートフォンをスリープモードにして目を閉じた。 業務連絡以外は自分から人に連絡することがない僕だから、スタンプも何もない簡素な文は鏡沼と似たようなものだ。 それでいいと思っている僕はなかなか変わらないだろう。 それでも初めて鏡沼からスタンプが届く時、少し驚くくらいはするのかもしれなかった。 (-424) 2021/11/04(Thu) 13:05:53 |
【秘】 朝日元親 → 朧げな遮光 守屋陽菜「変わりませんよ、僕は。 部費がなくなったのを根に持ってる、いつもの生意気な僕です」 僅かに頬を緩めた僕は、先輩から許可が出ると立ち上がる。 図々しくも先輩の使うベッドに腰掛けて、先輩の顔を見た。 「……流石に顔は洗ったみたいですね。 怪我の手当もしてもらいましたか? こんな学校だったから良かっただけで、普通だったら受験前に停学とかそんなシャレにならないことになってたかもしれないんですよ」 顔を見たら、苦言が止めどなく出てきた。 元気そうにしてるか、顔色確認しに来ただけなのにな。 「 ……あんまり後輩に、心配かけさせないでください。 先輩でしょう? その苦言も、吐息と共にそう呟いたのを最後に吐き出されることはなくなった。 前髪の向こうの僕の顔はきっと見えない。 (-426) 2021/11/04(Thu) 13:22:18 |
【秘】 朧げな遮光 守屋陽菜 → 朝日元親「…………大袈裟じゃないか? 衝動に任せて、自分探しの旅に出る……よくある話さ」 事情があるのだと、納得しかけてなかったかな? 吐き出される言葉に、苦笑しつつ。 都合の良い自らの所感を述べる。 「…………ごめんね……」 反省はしている。後悔だって、ないとは言い切れない。 だけど、挑戦しなかったが故に閉じ籠るより、全然マシだ。 たまには、しおらしくしていよう。 なんだって受け入れる覚悟だ。 静かになった先でも、君の続きを窺おうか。 (-453) 2021/11/04(Thu) 19:06:54 |
【秘】 朝日元親 → 朧げな遮光 守屋陽菜別に謝らせたいわけじゃない。 だから口にしなかったのに、堰を切ったように零れた本音は今更撤回しようがない。 反省しろと思っているつもりもない。 そういうのは僕から責められなくてもひとりでに行っているものだと思っている。 ならどうして口にしてしまったのか。 知らないよ、そんなこと。 「────もう、いいです。 あとは、ゆっくり休んでいてくれれば、それで」 「異能抑制剤を飲んだ話は聞いてますか? 効果が切れるまで油断出来ないと僕は思ってますから。 そのくらいの時間までは、僕も保健室に居ますよ」 (-457) 2021/11/04(Thu) 19:24:13 |
【秘】 朧げな遮光 守屋陽菜 → 朝日元親「あぁ、君が試して……という話なら聞いたよ ……その、………………いや、何でもない」 何かを言いかけてやめた。 ただ視線は雄弁で、君とは違う保健室の外へと向けられた。 もう一人の誰かへと。 大丈夫だと、納得し合ってのことなら、野暮なのだ。 「…………君は、三日連続で休み続けだな そこは心配だよ、私は」 けど、そうだな。 そっと控えめに、君の手に重ねる。 これで抑制剤が切れ、制御できなくなっても独りじゃない。 「君が居てくれるなら、心強いよ」 巻き込む形になるけど、と微笑んで。 (-463) 2021/11/04(Thu) 19:46:39 |
【秘】 朝日元親 → 朧げな遮光 守屋陽菜視線の意味には気付いた。喋ったのかあいつ。 先輩が気にすることくらい、わかってるだろうに。 「そうですか」 とはいえ何でもないと言うものを掘り起こすものでもない。 日常生活には支障ないのだから、そんなに大袈裟な話でもないと僕は思っている。 「たった3日休んだくらいで授業に遅れることはありませんよ。 親に連絡が行くことだけは心配してましたけど、さっきも言ったように、薬が関わると色々免除らしいので」 重ねられた手を、捕まえるように握る。 「だから、そう言ってもらえる内は傍に居ますよ。 それで少しでも先輩の気が休まるんなら、幾らでも」 巻き込まれるより、また独りにして責められなくても変なことをされる方がよっぽど困りますしね。 本気か冗談か分かりにくい態度でそう言って、前髪の下から先輩の方を見ていた。 (-471) 2021/11/04(Thu) 20:14:39 |
【秘】 朝日元親 → 朧げな遮光 守屋陽菜/* 意味わからない誤字があったので訂正。 × >また独りにして責められなくても変なことをされる方が ○ >また独りにして変なことをされる方が (-482) 2021/11/04(Thu) 20:44:34 |
【秘】 朧げな遮光 守屋陽菜 → 朝日元親「…………と、……言うねぇ」 握られて、ちょっとびっくり。 私よりも大きな君に、少し男の子を感じた。 ……そろそろ、上下関係もひっくり返されそうだ。 「良いのかな? 私は、誰でも構わない都合の良い女だぞぉ? ……寂しいから、いつまでも居てもらうかもな?」 こちらは揶揄うように、軽い調子で言う。 出来る範囲でにやけていよう。 わかりやすいだろう? ……君がどんな表情をしているのか、覗いてみる。 (-483) 2021/11/04(Thu) 20:45:23 |
【秘】 朝日元親 → 朧げな遮光 守屋陽菜「先輩に振り回されるのは慣れてますから。 いいですよ、別に。 都合がいいのは僕も同じでしょうから」 誰でもいいとは僕は思わない。 でも誰でもいいと思われるのは構わない。 僕は自分のことに、そして自分への他者の評価に 無頓着 だ。「飽きるまで、どうぞ。 そういう意味です。さっきのも」 またそうやって、本気かどうか分かりづらいことを言いながら、揶揄うような先輩の様子を見た、僕は─── (-491) 2021/11/04(Thu) 20:57:31 |
朝日元親は、とても柔らかに、微笑っていた。 (c16) 2021/11/04(Thu) 20:58:14 |
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