【置】 悪食 キエ【自己言及のパラドックス】 哲学および論理学における 自己言及のパラドックス (じこげんきゅうのパラドックス)または嘘つきのパラドックス とは、「この文は偽である」という構造の文を指し、自己を含めて言及しようとすると発生するパラドックスのことである。この文に古典的な二値の真理値をあてはめようとすると矛盾が生じる(パラドックス参照)。 「この文は偽である」が真なら、それは偽だということになり、偽ならばその内容は真ということになり……というように無限に連鎖する。 同様に「この文は偽である」が偽なら、それは真ということになり、真ならば内容から偽ということになり……と、この場合も無限に連鎖する。 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia) (L0) 2021/10/25(Mon) 12:22:20 公開: 2021/10/25(Mon) 12:25:00 |
【独】 悪食 キエ【使ったパラドックス】 ・ヘンペルのカラス(チャンドラ) →論理的には正しいという結論が出ています。しかし厳密にパラドックスかどうかは微妙なんですよね(あくまで帰納法の欠点を喚起する為に作られた為) ・テセウスの船(ポルクス) →『同じ』の定義が関わってくるやつ。結論が幾つかありますね。有名だから割愛。 ・双子のパラドックス(ポルクス) →これは化学的に答えが出ています。 ロケットに乗る兄の方が弟より若くなり、兄弟の立場が逆転するそうです。 なのでポルクスを船に乗せました ・ワニのパラドックス(ゲイザー) →「ワニが赤ん坊を食べてしまう」と言い当てた時点でワニはもう食べる事も食べない事もできなくなってしまうやつ。 ゲイザーを吐き出すルートに行った&自己言及型パラドックスなのでチョイス。 ・シュレディンガーの猫(ソロール) →有名だし割愛。 ・自己言及のパラドックス(キエ) →“結論が出ない”という結論が出ています。 しかしパラドックスはみんなそうなんだけども、これも条件を設ければ様々な結論が出せるよ。 (哲学分野のパラドックスは様々な主義や仮定や条件の下、複数の結論が出ています。何を自分の正解とするかは自由なのだ) 【候補にはあったけど使わなかった】 ・全ての馬は同じ色 ・眠り姫問題 ・囚人のジレンマ ・コモンズの悲劇 ・宿命パラドックス(因果のループ) (-82) 2021/10/25(Mon) 13:28:17 |
【独】 悪食 キエ そういや契約で騙す以外にキエを殺す(消滅)方法もある ただ内容が @人類の絶滅or全人類が睡眠をしなくなる A“キエ”が存在しない事を証明する のふたつなので現実的ではない 特にAは難易度が悪魔の証明に等しいのでPLもできない (-84) 2021/10/25(Mon) 14:40:31 |
【独】 悪食 キエ本当はちゃんと探偵ムーブする予定だったんですよ 何も知らないふりしてミズガネを犯人としつつ、しかし 「僕ァ彼が人を殺せるとは思わない。だから其れを否定する為に捜査するよ」 っていけしゃあしゃあと言うつもりだったの〜〜 まさか初っ端から皇狼吊られるだなんて思わないよォ〜 (-85) 2021/10/25(Mon) 14:43:57 |
【人】 悪食 キエ>>50 ミズガネ 「当たり前だろ?君が頼んだのは“此の謎を明かす事”だけなんだから。其れ以上の事を身体張って調べる必要が何処にあるんだい? 其れに誤解だなんて言い掛かりだなァ。君達が知ろうとしなかった、の間違いだろう。 僕ァ君の親や教師じゃあない。口を開けて待っていれば餌が貰えると思っているなんて……まるで鳥の雛だねェ。 知識は与えられるものではなく、求めるものさ」 ねちねちとした言葉にきっちりと返せば、腹を摩り呆れた様に貴方を一瞥する。 よく見ればキエの身体付きが丸く、今は女であると判るだろう。 ??? と会話してから性別は其の儘であった。「…… 子供も産んだ事が無い癖に 産後なんだから 君、そんな調子だと子供が独り立ちしてから捨てられてしまうよ?」 色々と誤解を生む表現だが、キエとしてはそう認識している。 (52) 2021/10/25(Mon) 17:37:52 |
【人】 悪食 キエ>>63 ミズガネ 叱りつける様な貴方を嘆息混じりに見下ろした。 ちなみに第一子の名前はゲイザーである。 「 うるさっ ……人間ではないのだから休む必要なんかあるかい?僕ァあんな軟弱では無いけど 初産は流石に堪えた ってだけだよ」性別が可変である事を伝える必要も無いと思った為に、キエは何も言わなかった。館に滞在するならいつか耳にする話だろう。 「君ァ暫く居るんだろう? 食欲が戻ったら貰いに行くから、其の時は損な役回りをした僕へとびきりの労いを頼むよ」 そう言うとすい、と時計塔を見やる。次の行き先は其方であるらしい。 貴方が何を言っても聞き流して立ち去りそうな気配であるし、実際に其の通りだろう。 (73) 2021/10/26(Tue) 21:18:32 |
【独】 悪食 キエチャンドラちゃん襲撃ロールの際、予め誰かを想う暖かい気持ちをきっかけに寒さ解除ロールをしようと考えてたんですよ そこからチャンドラちゃんが寒い=寂しいって解釈出してくれたのほんと〜に嬉しかった (-126) 2021/10/27(Wed) 18:31:56 |
【人】 悪食 キエ>>94 チャンドラ 彼処は 果て だろう。喧騒から離れた夜空に揺蕩いながら、月を見上げていた時だった。 「……今晩は、チャンドラ君」 思っていたよりも間近で声がしたものだから、キエは一度瞬きをした。 しかし夜の一族というくらいなのだから、此方が本来の貴方なのだろう。そんな軽い認識をして向き直った。 「課題の方は順調かね。短い間ではあったが……きっと今まででは考えられない程、様々なものを見聞きできた筈だ。 予想くらいはできた頃合いかな?」 声をかけられた理由で想定されるものは、課題の答えか、別れの挨拶か、若しくは両方か。 キエはどれでも良かった。どうでも良い、ではなくどれでも良い。 (95) 2021/10/27(Wed) 21:18:02 |
【人】 悪食 キエ>>96 チャンドラ 「勿論だとも。 ……其れに答えは決して変わらぬもの、という訳でもない。 時と場所、そして立場によって変わるだろう。 たったひとつの冴えたやりかたなど存在しないからねェ」 正義とは幾つも存在し、また真相は幾つも隠れ潜んでいるとキエは考える。 どんな答えであろうと、キエは頷きをひとつ返し満足するだろう。 「どんな答えでも──……自身で考え、思い、見つけ、選ぶ。 此れ自体が、僕が人に望む事だからね」 停滞は何も産まない。希望どころか絶望さえも産み出さない。 だから。 キエは、進む事を促す。 何方へ向かおうと、其の歩みが誰かの心を良くも悪くも動かすのだ。 (97) 2021/10/27(Wed) 22:02:54 |
【人】 悪食 キエ>>98 チャンドラ 「……そうか。 共に立つ事で見える景色もあるだろう。 隣にいなければ聞こえない音もあるだろう」 キエは満足そうに頷いた。遮蔽物の無い月明かりが瞳へ刺さっても、キエの視線はしかと貴方を捉えている。 「自分の本当の気持ちさえ、人は案外気付かないものだ。 其れに気付き言葉にできた君は、今確かに成長したのさ。 どうか今抱く想いを忘れずに。 選ぶ事のできる君は、誰かの標に成れる」 キエは其れが地獄への道である事を望んでいるけれど。 現を変える事ができるのは、生きて夢を見る貴方達だけであるから。 どんな歴史が編まれようと、夢の浮橋からは何の手出しもできない。 「いつか答えが変わる日が来るかもしれない。 もし上手く言葉にできず悩んだら、眠る前に僕を思い出すといい。 ……きっと会いに行くよ」 (101) 2021/10/27(Wed) 23:26:51 |
【赤】 悪食 キエキエは人を夢で判断する。どんな夢が実るか、実りそうな場所か。その尺度しか持っていない。 ……矢張りキエも、リーパーの事を何ら特別視していない。尤も其れは貴方に限った事ではなく、人間全てに対してだが。 「君達の刻も動き出した様で何よりさ。其れを僕のお陰だと気付けたのも有難いねェ。 此れで君達を食えていれば、文句無しのハッピーエンドだったんだけどなァ?」 乾いた笑みがありありと思い浮かぶ様な声色が届く。 キエの言葉が真意である事は、刹那といえど共犯者と成った貴方なら判る筈だ。 (*7) 2021/10/28(Thu) 17:53:28 |
【赤】 悪食 キエ「しかし、だが────次回は敵にも味方にもなってやらないさ。僕ァ舞台をスポットライトの上から見下ろすのが好きなんでね。 もし君が再び舞台に立つ事があれば、僕は何処まででも照らし続けてあげよう」 さよならなんて人間じみた言葉は、考えもしていない。 死が夢を別つまで、キエは人の中に在り続ける。 人が夢に向かって歩き続ける限り、“キエ”で在り続ける事ができる。 (*8) 2021/10/28(Thu) 17:54:25 |
【神】 悪食 キエキエは、キエの夢を見ない。 「……作るなら矢張り夜がいいね。起きて見る夢など碌なものじゃない」 時計塔の周囲を漂いながらキエは思案する。眼下には少し慌ただしい待宵館が夜明けを待っていた。 「此処は横に広いし、僕ァ縦に広くしてみるかね。そうなると塔……いや、城の方が棲み易そうだ」 時計塔の屋根に降り中庭を見下ろした。 水浴びができる池。迷路の様な庭。終わらない宴。 其れはきっと人からすれば遠い未来の話で、キエからすれば近い過去の話である。 「嗚呼そうだ、城の名前も考えないとなァ……」 ひとり、またひとりと立ち去っていく小さな箱庭。 キエは、キエの夢を描く。 (G28) 2021/10/28(Thu) 18:53:46 |
【神】 悪食 キエ【命題:私は■■である】 主観でしか景色は見られないのだから、自分の思う事だけ信じていれば良いのにねェ。全く同じ刻を過ごして来たのは自分だけなのだから、自分をいっとう理解しているのは自身だろうに……何故人は他者に理解や承認を求めるのだろう。 自己の存在を証明する手っ取り早い手段だと思っているのかなァ。でも其れはおかしな話ではないかねェ。 よくも考えてみたまえよ。 其れってつまり、 相手が存在する事は認めている という事だろう?相手が自分の幻覚や幻聴でない確信は何処から来るんだい。……他者が其の人を認識していたから? おやおや、 其の他者も君の妄想である可能性を見落としてないかい ?うん、此の理論でいくと全ての実在が不確定なものになり…… 世界五分前仮説 に辿り着く。だが其れで構わないだろうよ、君。世界が五分前から始まっていたとして、一体どんな不都合があるのかね? 此れに関しては僕だって解き明かせやしない。何故なら僕ァ世界の創造主ではないからね。 ────簡単な話だよ。 今此処に存在しているつもり で居れば良いのさ。【証明:私はキエである】 (G29) 2021/10/28(Thu) 20:01:57 |
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