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【神】 綴り手 柏倉陸玖「よ、普川。 お互いこの時期は朝早くて大変だな」 稲生学園が誇る厳正な検問所……の内側から声が掛かった。 声の主は偶々通り掛かったという風体の生徒会副会長。 「ついでに俺のも見てく?まあ鞄ここに無いけどさ」 軽口を適当に流すなりすれば この男はへらりと笑ってその場を後にするだろう。 (G11) 2021/10/26(Tue) 22:09:51 |
柏倉陸玖は、持ち物検査への不平不満を適当に捌いた。 (a2) 2021/10/26(Tue) 22:15:58 |
【人】 綴り手 柏倉陸玖「はい、おはようございます。 うん?ああ、後で確認しておきますね。」 今日も稲生学園は慌ただしい。 後輩達からの挨拶やちょっとした訊ね事を捌きながら、 さて何から片付けてしまおうかと考え、ていた所で。 「おっと。 これはまた、慌ただしい一週間になりそうですね」 不意に制服の内側で振動したスマホの液晶に視線を落として そんなわかり切った事を呟いた。 (10) 2021/10/26(Tue) 23:08:58 |
【人】 綴り手 柏倉陸玖「普川も大変だな……」 一方その頃。 何処かで同室の三年生が大変になっている…ような気がした。 とりあえず心の中で合掌しておいた。 「無いよりはあった方がいいですけどね、食欲。 しっかり蛋白質を摂らないと筋肉は付きませんよ〜」 そしてなんか食べてる人が多い気がする。 そんな事を思いながら通りすがりにしれっと参入しておいた。 規則正しく、バランスの良い食事を心掛けましょう。 (15) 2021/10/26(Tue) 23:38:29 |
柏倉陸玖は、不仲営業について考えている。 (a3) 2021/10/26(Tue) 23:47:46 |
柏倉陸玖は、本当に不仲だと誤解が広まったら面倒かもしれないな、と思った。 (a5) 2021/10/26(Tue) 23:54:52 |
【秘】 守屋陽菜 → 綴り手 柏倉陸玖/* 既知打診にきました。 同じ三年生として、体育祭の運営にお手伝いする(かもしれない)者として、仲良くできたらいいなと思います。 まずはこちらの守屋なのですが。 一年次は噂にも聞かないような人物でした。 クラスも違えば、知らない人がほとんどだったでしょう。 柏倉くんが知っていたかどうかは任せます! 二年次あたりから今のような明るい守屋になっていたと思います。 放送部として活動しだしたのもこの頃からで、 生徒会にも何度かお邪魔しているかもしれません。 もしかしたら生徒会からのお知らせなどを、放送部としてアナウンスするようなことがあったかも。 (-30) 2021/10/27(Wed) 0:25:00 |
【秘】 綴り手 柏倉陸玖 → 守屋陽菜/* どうもお客様黙殺センターです。 お待ちしてました既知打診。ぜひぜひ仲良くしていきましょう。 柏倉も一年の頃は恐らくクラスや部活の外まで広く交友関係があるタイプ、 という事もなかったと思うので、守屋さんの存在を認識したのは二年から… もっと正確に言うと、生徒会に入ってからかもしれません。 守屋さんが放送部に入り、柏倉が副会長に就任して それぞれの仕事の上で何かと接点があり、 今では顔見知り或いは顔馴染み、くらいでしょうか。 アナウンスのお仕事はこれまでもめちゃめちゃお願いしてると思います。 多分。いつもありがとうございます。 (-36) 2021/10/27(Wed) 0:50:23 |
【秘】 守屋陽菜 → 綴り手 柏倉陸玖/* どうもご丁寧に。 申し遅れました、私焼肉garden米店と申します。 とても嬉しいです、ぜひともご贔屓に……。 なるほど、かしこまりました。 放送部としても、窓口の柏倉くんにご相談、もとい要望などを送ることもあったように考えてます。 くだらない軽い我儘みたいなものだったり、真面目なものだったり多岐にわたるかと。 いっぱいお仕事貰えて嬉しいです。 こちらこそ、放送をかける理由がもらえて助かってます。 いつもありがとうございます。 それではよろしくお願いします。 (-40) 2021/10/27(Wed) 1:06:56 |
【人】 綴り手 柏倉陸玖「 え?まだ食べるんですか? 」育ち盛りの胃ってすごい。 自分が二年生の時、こんなに食べてたかな…… 食べてたかもしれない…… (25) 2021/10/27(Wed) 1:09:18 |
【人】 綴り手 柏倉陸玖「そりゃあ確かに身体が資本ですけどねぇ… 異能の為、を通り越して うっかり大食いタレントにならないでくださいね?」 食いしん坊な後輩達に苦笑して、冗談を一つ。 思えば自分は量よりも質なタイプだったなあと思い返した。 「そうそう、二年と言えば一番やりたい放題できる時期ですよ。 競技そのものではなくとも、体育祭に託けて やってみたい事は何でもやってしまいましょう」 (32) 2021/10/27(Wed) 1:45:28 |
【人】 綴り手 柏倉陸玖「おや、食いしん坊3号のお出ましだ。 俺も同じようなもんだよ、何か賑やかだなーと思って…あ」 あいも変わらず草臥れたふうの風紀委員に軽く片手を振って、 三年生の放送委員の名前にふと些細な用事を思い出した。 「そうだ守屋さん、実行委員の方から伝言。 体育祭で使う台本、ちょっと手直ししたから 念の為確認しておいて、だそうですよ」 (37) 2021/10/27(Wed) 1:58:30 |
【人】 綴り手 柏倉陸玖「御旗君はもう少し選り好みしてくださいよ。 いや、色々と挑戦してみるのは良い事ですけどもね。」 やってみたら意外なものでなれるかもしれない、一番。 「まあ、体育会系のクラスはそりゃあ張り切りますよね 俺の所もそうですし。 張り切りすぎて怪我をしないように、というのは同感です。」 体育祭、各委員会からのメッセージを募って 放送部に読み上げてもらうのもいいかもしれない。 怪我するなとか、怪我するなとか、怪我するなとか。 「で、あー……いや、生徒会主導でそれをやっちゃうと まず間違いなく会長目当てで来る人が出るだろうな…」 学年やクラスに関係無く集まれる場。 一瞬だけ、それも良いかもしれないと思ったけど 悲しい哉、我らが生徒会長は大変な人気者なのである。 (45) 2021/10/27(Wed) 2:20:11 |
【人】 綴り手 柏倉陸玖「はは、誰も行かないなら都合が良い。 俺が入り浸って私物化してやろうかな。」 「なんてのは冗談だけど、そうだなあ。 風紀委員が生徒会が、ってよりは学校側で 用意してもらうのが公正で丸いんじゃないか、結局。 確か談話室できるかもって話あったろ、ちょっと前に」 寮には談話室があるけれど、校舎の中には無いからと 要望があったのか、そんな話も上がっていた、ような気がする。 もう一度先生方に聞いてみるかな、なんて呟いて。 「俺の異能は殆ど切り傷くらいにしか効きませんからね。 怪我には気を付けてくださいよ、本当に。 …まあ、クラスの垣根を越えた交流、と言えば それなりに聞こえは良くないですか? ここはそういう事にしておきましょう、という事で。」 (50) 2021/10/27(Wed) 2:47:04 |
【人】 綴り手 柏倉陸玖「嫌がらせを通せるなら要望も通せるはずなんだけどな。 仕方ない、普川の分まで任されてやるとしよう。」 こちらも冗談めかして軽口を叩いて、肩を竦めた。 聞こえの良い言葉で言い包めるのも根本的にはそう変わらない。 それが相手にとって都合の良いやり方か、都合の悪いやり方か。 嫌がらせとの違いなんてそれくらいのもので。 「まあ、自分が目指してるものを追う中で 結果的に怪我が付随してしまうならそれは仕方ないだろ。 何も進んで怪我をしに行ってるわけじゃ… え、ないですよね?」 往々にしてトレーニングというものは 適切に身体を苛め抜くものではあるのだけども。 それは何か違う気がする。した。 (53) 2021/10/27(Wed) 3:39:25 |
【人】 綴り手 柏倉陸玖「必要な要望であれば通す為の努力は惜しみませんとも。 とはいえ俺抜きでも、 会長の鶴の一声で全部決まると思いますけどね。」 これは誇張でも何でもなく。 何なら異能を抜きにしても勝算がある、というよりも あれはそもそも本人のカリスマありきの異能な気がする。 (54) 2021/10/27(Wed) 3:46:04 |
【独】 綴り手 柏倉陸玖/* あれ!!??!?!盲信者の自殺判定ってもしや 役職じゃなくて陣営でカウントだったり……する!? 狼が絆やら何やらで全員別陣営になっても死んだり…する!? そうだったら面白すぎるな 鈍狼は多分陣営変わらないけど… (-65) 2021/10/27(Wed) 4:14:40 |
【人】 綴り手 柏倉陸玖「……ああ、勿論、生徒会でも把握していますよ。」 昼時に差し掛かった休み時間。 生徒会副会長はこの時もやはり、通り掛かった生徒から 些細な、そう、些細な訊ね事を投げ掛けられていた。 「けれどね、所詮噂は噂。 実例なんて、聞いた事も見た事もありませんでしょう? であれば何も心配するような事はありません。 さあ、今は体育祭の準備に集中すべき時ですよ。」 その為に俺達が居るんです。 柔く笑って、そう言って送り出そう、として。 「うん?会長への伝言? ははは、直接伝えた方が気持ちも伝わりますよ?」 単なる業務連絡ならまだしもね、なんて 微笑みを意地悪な笑みへと変えて言伝てを却下した。 (59) 2021/10/27(Wed) 12:38:29 |
【独】 綴り手 柏倉陸玖『噂話』の事なんて、当然把握している。 そんじょそこらの生徒よりはずっと。 生徒会長が何処まで知っているかは底知れないが、 どうせ大人はあの人を後ろ暗い事に触れさせたがらないだろう。 この学校に、或る研究機関から持ち掛けられた新薬の治験。 御旗栄悠、若井匠海、普川尚久。 その三名が、新薬の『治験』への協力者である事。 生徒会副会長として、必要に応じて陰から彼等の助けとなる事。 そして、自分はその実行役には選ばれなかったという事。 忌々しい事に、何処までも、自分は簀の子の下らしい。 (-76) 2021/10/27(Wed) 12:51:58 |
【人】 綴り手 柏倉陸玖「どうも、今日も笑顔が素敵ですね。 いえいえ、皆さんの様子にいつも元気を貰っていますよ。 あ、Bランチで」 時はお昼の真っ盛り。 食堂に赴いて、学食のおば……お姉さんに決まり文句を一つ。 お上手ねえ、なんて言っておかずが少し増量された。 賑わう食堂を一度見渡して、顔見知りの少ない方の席へ。 今日は静かに食べたい気分だ。 (63) 2021/10/27(Wed) 13:42:18 |
柏倉陸玖は、今日は和食の気分だ。白身魚の竜田揚げは取り合いの的。 (a24) 2021/10/27(Wed) 13:44:18 |
【独】 綴り手 柏倉陸玖しかしまあ、なんでよりによって今の時期にやるんだか。 いや、俺達には知らされてなかっただけで 今までも、裏ではやってたのかもしれないけどさ。 食堂の片隅で一人、そんな答えの無い考えに耽る。 「はあ。ドーピング疑惑とか、絶対面倒な事になるだろ。 表沙汰にしなきゃ問題無いってか。」 とはいえ揉み消すのは教員の仕事だろう。 自分は彼等のフォローや被験者のアフターケアに徹するだけ。 幸い、その為の知識は充分にある。 これも、異能の研究に生涯を捧げる両親の教育方針の賜物だ。 (-80) 2021/10/27(Wed) 14:07:06 |
柏倉陸玖は、ふと窓から放課後のグラウンドを見下ろした。 (a29) 2021/10/27(Wed) 19:41:39 |
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