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【見】 3-A 矢川 誠壱[ 好きな人だと認めてしまえば、 あとは早かった。 すとん。と心に落ちた気持ちは、 しっかり恋という枠に嵌まった。 名付けるのがきっと怖かった。 だから、誤魔化していたのかもしれない。 雨宮が言ってくれたからこそ、 ちゃんと、向き合えた、なんて カッコ悪くて言わないけど。 あれから、バーベキューに参加するのは できなかったけれど、キャンプファイヤーには こっそり隅の方で参加していただろう。 ゆらゆら燃える火を見つめていた。] (@80) 2020/12/01(Tue) 20:38:11 |
【見】 3-A 矢川 誠壱[ いつから、だとか なんで、だとか きっかけ、だとか そんなものは覚えていなくて。 ただなんとなく。ただひたすらに。 特別な人だったからだと思う。 ただの友達の枠組みに入りたくない、 そんな気持ちはずっとあったのに、 それを恋だと決めつけるのは嫌だった。 もっとずっと深い気持ちだと思ってた。 だけど、蓋を開けてみればそこにあるのは どす黒い独占欲にまみれた靄で。 苦くて、痛くて、知りたくなかったと、 こんなもの、晒したくなかったと思ったのに。 それでも、掬い上げてくれたから。] (@81) 2020/12/01(Tue) 20:38:23 |
【見】 3-A 矢川 誠壱────おはよ、 [ 朝。 アラームの音に微睡から少しずつ、 すこしずつ、意識がはっきりしていく中。 まず目に入るのがW恋人Wである幸せは、 こんなにも甘やかで、温かいのかと 頬がだらしなく緩んだ。 認めて、自覚すればあとはあっという間。 好きだなあ、と仕草ひとつ、 表情一つを見るたびに思うのだ。] 今何時? [ そう尋ねてあくびを一つ。 ふ、と目線を遣って、ちょいちょい、と 手招きをすれば少しこちらに 顔を寄せてくれるだろうか。 寄せてくれないならば、仕方ない。 ぐい、と布団から乗り出して、キスを一つ。] (@82) 2020/12/01(Tue) 20:39:01 |
【見】 3-A 矢川 誠壱[ 悪戯した子供みたいな笑みを浮かべ、 目を逸らして、伸びをする。 さあ、林間学校も終わりだ。] 掃除して、朝飯食って、帰るんだっけ? [ 日程を確認して、またひとつ、 あくびを噛み殺した。]* (@83) 2020/12/01(Tue) 20:39:25 |
【独】 3-A 矢川 誠壱/* みたいな感じでおうちに帰るまでが林間学校だよね…の精神です 事後じゃないよ あとは後日学校での話とか書けたらいいな 正直あんまりみなさんとお話しもできてないですし、だれかとエンカウントできたらいいなと思いつつ時間ねえなと思いつつご飯食べてきます* (-418) 2020/12/01(Tue) 20:41:18 |
【独】 3-A 矢川 誠壱/* かわいい(顔を覆う)(一発KO) そしてシオンちゃんが切なくてかわいくて切ない……はーーー……いつかきっと幸せになって欲しいし、シオンちゃんめちゃくちゃいい子だからこれからまた素敵な人にたくさん出会っていってほしい……矢川コミュ障だけど、林間学校で同じグループになった人たちには会ったら挨拶すると思います…ので… (-445) 2020/12/01(Tue) 23:36:49 |
【見】 3-A 矢川 誠壱[ ギリギリアウトはセーフである。(?) いつもは思いっきりアウトなのだから ギリギリアウトはセーフなのである。 などとしょうもない持論を展開して いる暇はない。バスに乗り遅れて、 ここに取り残されるのは 流石に己とて本意ではないのだ。 キスをしたら存外可愛らしい反応が 返ってくるものだから気分は上々。 掃除するかあ、と呟きながら起き上がる。 いや、その前にまず着替えて… などと回らない頭を回してみると、 声が大きく上がるから動きを止めた。 ぐい、と押し付けられた箒を 成り行きで受け取る。 きょとん、としてそれから眉尻を 下げて、くつくつ笑ってしまった。 笑い事ではないのだから、怒られて しまうかもしれないのだけれど。] (@84) 2020/12/02(Wed) 8:47:24 |
【見】 3-A 矢川 誠壱ごめん、 次から気をつける [ と謝って、まずはそう、着替えよう。 それから掃除を始める。 「朝飯終わるかもしんないから食ってきていいよ」 と雨宮には伝えるけれど、行っただろうか。 部屋を綺麗にして荷物をまとめれば、 遅ればせながら朝食会場へ向かっただろう。 ばたばたしつつもなんとかバスに乗り込めば、 あとは学校へと帰るだけだ。 小さな振動に揺られながら思い出す。 鞄の外ポケットに入った雪の結晶。 そういえば、雪の結晶って、 幸運のモチーフになるんだっけ。 そっと取り出して見つめる。 ほんとに、幸せを持ってくるなんてな。 ふ、と頬を緩めてもう一度仕舞った。 これをくれた彼女の上にも願わくば どんな形であれ、幸せが注ぎますように。]* (@85) 2020/12/02(Wed) 8:47:42 |
【見】 3-A 矢川 誠壱[ 恋とは難儀なものである。 結ばれたとて、そこがゴールではない。 ひとつのチェックポイントになるだけで そこからまたひとつ、またひとつ、 何かと起こるいろんな出来事の中で、 ときにぶつかったり、一緒に乗り越えたり、 そんな日々を過ごしていく。 今まで知らなかったいろんな感情に 名前をつけて、それをぶつけたり、 ぶつけられたりして、ときには 言い合いになって、眠れない夜もある。 暖かさに、安らぐ昼の微睡もあれば、 愛しさに、胸が締め付けられる朝もある。 それが恋であり、愛であると知った。] (@88) 2020/12/02(Wed) 20:50:53 |
【見】 矢川 誠壱[ あのとき、ひとりの後輩に 言われたことがきっかけで やっと知ることのできた感情。 あのとき彼女が知り得たことと、 その先の未来を己は知らない。 いつだか、ひとりの後輩と 自分たちは全く難儀な恋に 身を置いているな、と話したことがある。 あのとき彼女が選んだ答えを 己は聞かなかったし、今も知らない。 きっとこれからも知ることはないだろう。] (@89) 2020/12/02(Wed) 20:52:12 |
【見】 矢川 誠壱すみませーん、 [ 呼びかけたカウンターの奥。 出てくる影はあっただろうか。 最近オープンしたというおはぎやさん。 思い出す。思い出してくださいね、と 言われたからじゃない。 忘れたこともなかったのだから。 だが、そこに見えた姿が 思い出した人と重なったなら、 少し驚いて、それから笑うだろう。 「ひさしぶり」 「最近どう?」 「あれからどうなった?」 「相変わらず難儀だよな」 「俺はさ、」 何一つ口にすることはない。] (@90) 2020/12/02(Wed) 20:52:30 |
【見】 矢川 誠壱このきな粉のやつ、ふたつと こっちのあんこのやつも、ふたつで [ そういって指した左手の薬指に 光る銀色のシンプルな輪っか。 語るつもりはない。 彼女には彼女の日々があって 俺には俺の日々があって それはきっとどんな形であれ、 かけがえないもののはずだから。 比べることはない。 ここにいる彼女はきっと、幸せなのだろうから。 会計をするとき、首筋に光る 年季の入ったネックレスが目に入った。 目尻を下げて微笑み、お釣りを受け取る。] (@91) 2020/12/02(Wed) 20:53:02 |
【見】 矢川 誠壱またきます [ とひとこと残して、店を出る。 歩く足取りは軽かった。 自宅のドアを開く。 なかから聞こえた「おかえり」は もう聞き慣れたものだけれど、 何度聞いたって嬉しいし、愛しい。] ただいま、おはぎ買ってきたよ [ コーヒーを淹れて、おはぎを皿に出す。 春の陽気差し込む窓辺には、 小さな折り鶴と、雪の結晶が肩を並べて 穏やかな休日の昼を微睡んでいた。]** (@92) 2020/12/02(Wed) 20:53:14 |
【独】 矢川 誠壱/* 軽率に未来に登場させました そして勝手に一緒に住みました ほんとはもっといろんな人のエピソードを拾って組み込みたかったけどそういうのが本当に下手すぎて断念しました すみません (-479) 2020/12/02(Wed) 20:55:31 |
【独】 矢川 誠壱/* というわけでそんなかんじで〆です そしてご挨拶。 ななと、と申します。 このたびは素敵な村に参加させていただき&お話ししてくださり、ありがとうございました。RPは暦だけが延びて全く成長しておらずむしろ劣化の一途を辿っている今日この頃ですが、普段はペア村やソロル村に入っていることが多いです。 薔薇百合NLなんでも美味しいので、またどこかでお会いしましたらよろしくお願いいたします。 あとたまに村も建ててるので、ご縁がありましたらぜひに。 青鳥は、矢川誠壱で検索していただくと出てくると思いますので、もし、繋がってもいいよって方いらっしゃいましたらお願いします。 それでは、村閉じ(ていうか寝落ちそう)までもうしばしよろしくお願いいたします。 (-488) 2020/12/02(Wed) 21:16:38 |
【見】 会社員 矢川 誠壱 ──少し先の話 [ 教師になると言われた時は、 正直目が点になってしまった。 たしかに教員免許を取れる課程ではあるが…] 雨宮が、先生…? [ 頭をぐるりと巡らせて、想像する。 真面目な顔をして挨拶して、授業して 不真面目な生徒を叱って、諭して、嗜めて? ほんとに?理科室でコーヒー淹れるわ 授業はサボるわ、タバコは吸うわ、の あの雨宮が?] ふ、っく、くくく…… [ 眉根を寄せて、噴き出した。 そのまま静かに顔を伏せて肩を震わせる。 我慢できなくて笑っていたら怒られた。] (@93) 2020/12/02(Wed) 22:11:19 |
【見】 会社員 矢川 誠壱いやだって、ふりようのお前がさ。 要が聞いても笑うぞ、絶対。 [ そういってWふりよう仲間Wの 友人の名前を出せば、余計に笑えた。 ひとしきり笑ってしまった後、 ふう、と息を吐いて、微笑みかける。] でもまあ、雨宮は、向いてるよ。 優しいし、人のいいとこ引き出したり 伸ばしたり、上手いなあって思うし。 あと、親身になってくれるし、 …慕われる、先生になるよ、お前は。 [ そういって、くるり、視線を動かして 「でも」と落として、少し迷う。 続けるべきか、カッコ悪いしな、 でもまあ、今更かなあ、なんて。 んー…と詰まった後、またそちらを見つめ。] (@94) 2020/12/02(Wed) 22:11:48 |
【見】 会社員 矢川 誠壱女子高生に囲まれて、きゃーきゃー 言われてる未来が見える気がする。 …それだけ、ちょっと癪だなって。 [ 羨ましいとかじゃない。 なんか、ムカつくなって。 いつだか、彼が己にいった言葉が ふと過ぎったから、両手のひらで口元に 蓋をして、目を逸らす。 ふう、と息を吐くと、 「こんな気持ちだったの?」と 籠った声で小さく呟いた。 聞こえたかどうかは分からない。 ふ、と頬を緩めて、両手を下ろす。] (@95) 2020/12/02(Wed) 22:12:08 |
【見】 会社員 矢川 誠壱牽制、しなきゃだな [ と笑った。 どういう意味?と聞かれても 「なんでもない」と答えるだろう。 そうして、彼の着任のその日の朝。 呼び止めて、渡すのだ。 ちゃんとつけといてよ?と笑って、 こっそり買っておいた 銀色に輝く輪っかを。]** (@96) 2020/12/02(Wed) 22:12:34 |
【独】 会社員 矢川 誠壱/* 初夜も書きたいし、ちょっと慣れてきた頃も書きたいし、夫婦みたいになってきてからのも書きたいですね えっちなのももちろんだけど、普通に生活してるのとかも書きたい…いっしょにご飯作ったりしたい… 読みたいのでだれか書いてください(????) ほんとまたどこかでぜひに (-517) 2020/12/02(Wed) 22:44:09 |
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