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【秘】 愛される"天使" ナフ → 観測者 ゲイザー「…何もしなくていい。戻ってきたときに、笑ってくれるなら。 話をしてくれるなら、そこにいてくれるなら―――少なくともおれは、救われるから」 涙を拭ってあげたかった。 ちょっとだけ服で涙を掬い上げようとするけれど、上手くいかない。 「…いいな。 実は、紅茶をちゃんと飲んだことない。教えてくれるか?」 取り繕う顔もなくなったからか、少年は少しばかり前よりも滑らかに話をするようになった。 「パイも、楽しみだな。おれがいない間に出たパイがどんなものだったのか、それも聞いてみたい」 初日からずっと楽しみにしていたから。 全部食べられなかったことが心残りだ。 少年は、あなたについていくだろう。 (-0) 2021/07/09(Fri) 22:36:46 |
【秘】 観測者 ゲイザー → 愛される"天使" ナフ「…わかりました。ナフ様がそういうなら」 人権さえ取り上げられ、それでも大丈夫と笑う少年に 何も出来ない自分がもどかしかった。 薄く微笑んでレストランへと案内する。 「そうなんですか?文化的な違いでしょうか… 任せてください!ウェイターとしてナフ様の初めての紅茶に相応しい完璧な紅茶を提供してみせます!」 椅子を引いて貴方を席に促す。座ったのを確認してパイと紅茶の準備をする。温めたポットに2杯の茶葉を入れてお湯を注ぐ。 「蒸らしてる間少しお話ししましょうか。 ナフ様が居ない間に作ったパイのお話しでも。」 そうして少女は話し出す。3日目は激辛に反省して 【激甘★スペシャルジュエリーフォーチュンパイ】だったこと 5日目はパンダに似てると言われた所から着想を得て 【スペシャル☆アニマルパイ】を作ったこと。 「あ、あまり話しすぎてもいけませんね。紅茶がおいしくなくなってしまうので。」 ミルクはいりますか?と聞きながらパイを切り分けて貴方の前に置いた後、カップの準備を始める。ちなみに今日はただのアップルパイだ。 (-67) 2021/07/11(Sun) 10:07:41 |
【秘】 愛される"天使" ナフ → 観測者 ゲイザー「そうかもしれない。家では少なくとも、飲んだことがないな。 仕事でようやっと聞いたことがあるくらいだ」 ターゲットが嗜んでいたりとか、そういうレベルだ。 尤もあなたに暗殺業の話はしていないので、踊り子の仕事で聞くというのはちょっと不思議な感じがあるかもしれないが。 あなたが紅茶を淹れている間、その動作を興味深そうに眼で追っていた。 流石に手際がいいな、と感心する。 お湯が注がれるだけで、ふわりと良い香りが鼻に届く。 「激甘パイとアニマルパイ……楽しそうだな、おれも食べてみたかった。 ゲイザーは、パンダというより小さい動物に近いような気がする」 小型犬とか。 勝手なイメージだけれども。 自分が食べていたらどんな動物になっていたんだろうと気になりはするので。 また作ってくれと頼んだりしてみるだろう。暫くは船にいることになるのだ。 「そうだな…ミルクは、頼む。………あ」 そう口にしてから、気付いたように。 今の自分では、手を使って頂くことが出来ない。 ―――食べさせてもらわなければいけないのでは? 犬食いするのならそれでもいいのだけれど。行儀は良くない。 (-124) 2021/07/14(Wed) 8:05:58 |
【秘】 観測者 ゲイザー → 愛される"天使" ナフ「それじゃあ、これから沢山教えます! ナフ様の知らないこと、やったことないこと。 少しずつ一緒にやっていきましょう!」 珍しいなと思わなくもなかったが人生は人それぞれだ。紅茶を飲んだことない人間がいたっておかしくはない。 あまり深く追求はせず、カップにミルクを注ぐ。 先にミルクを注いだ方がよく混ざって美味しいんですよと得意げに語りながら紅茶を注いだ。 紅茶の品の良い香りがあたりに漂う。 「ナフ様がお望みなら同じものをいつでも作りますよぅ。 アニマルパイはハズレ引いちゃうと大変なことになりますが〜。 わたしもパンダって言われたのは初めてだったのでびっくりしました〜」 クスクスと笑いながらカップを差し出す。 何かに気がついたような貴方の雰囲気に少しだけ首をかしげて、「ああ」と納得した。 「失礼しました。私でよろしければお手伝いしますが〜…」 いいですか?と確認を取りながら一口大に切り分けたパイを刺したフォークを貴方の口元に寄せる (-125) 2021/07/14(Wed) 17:18:20 |
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