情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [メモ 匿名メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
![]() |
![]() | 【神】 コピーキャット ペネロペ「──上から引っ張ってくつもりかよ、無茶苦茶だろ!!」 だん、だん、だん。 何をも憚らない大股な足音がアジトの中を行く。 悪態は吐き捨てるように。 「……いや、あの人はただ捕まるようなタマじゃない。 何か…何か考えがあったはずだ。 ヴィットーレちゃんも上手くやってるはずだ…」 ぐしゃぐしゃと髪を掻き乱す。 自分を納得させて思考を整理する。考える事が多すぎる。 それでも今はこちらがしっかりしなくては。 「イレネオの野郎がしょっ引かれたのは良いが…… 昨日のパオロとかいう奴といい、身内でもお構いなしか。」 「…動揺すんな!向こうだって混乱してるに決まってる! ここでヘタな事した奴からパクられると思え!」 「方針は昨日と変わらん、現状維持だ! 言われてない事はするな!何かやるなら上に確認してからだ! 表に出るならこそこそすんな堂々としてろ!」 「ボスが戻るまでの辛抱だ!いいか、わかったな!!」 #アジト (G4) 2023/09/17(Sun) 22:00:41 |
![]() | 【神】 コピーキャット ペネロペ「おう、絶賛みんなの総合窓口ペネロペさんだ。 一部上の判断が必要な事は親父…バルドの方にブン投げた。 そっちもそうしてくれ」 今日この構成員はがなるよりも端末片手に報連相に忙しい。 とはいえ最悪な一日の始まりと比べればやや落ち着いたらしく、 歳と役職柄知った顔の二人がやって来れば顔を上げた。 「ルーカスはあの人絡みでご機嫌斜めか。 まあ……何か考えちゃいたんだろう。喧嘩かは知らんが」 「そんならせめて前もって相談してくれとは思うが、 ま、きっかけは不本意だった可能性もあるわな…」 #アジト (G17) 2023/09/17(Sun) 23:54:25 |
![]() | 【秘】 コピーキャット ペネロペ → 口に金貨を ルチアーノ「…………」 「これは 妙な夢 で聞いた話でしかないが。次狙われるとしたら、お前達のどちらかだ。」 「 荷物は纏めておけ 。いつ席を空けても良いように」 (-59) 2023/09/17(Sun) 23:58:44 |
![]() | 【秘】 コピーキャット ペネロペ → 歌い歌わせ良く見聞きし カンターミネ「…………」 「これは 妙な夢 で聞いた話でしかないが。次狙われるとしたら、お前達のどちらかだ。」 「 荷物は纏めておけ 。いつ席を空けても良いように」 (-60) 2023/09/17(Sun) 23:58:58 |
![]() | 【秘】 口に金貨を ルチアーノ → コピーキャット ペネロペ「色男と美人は目立って困るなあ……」 「……はー、もう少しゆっくりデートさせてほしいね」 (-63) 2023/09/18(Mon) 0:06:16 |
![]() | 【秘】 歌い歌わせ良く見聞きし カンターミネ → コピーキャット ペネロペ「そりゃあ、」 「いい話じゃあないな。」 この地で夢の話を笑うのは難しい。 それも、真面目な顔で話された時は。 「まあ、情報ありがとよ。俺はいつでも準備出来てる。 チームにも対応は周知済みだ。 俺がいつ居なくなってもいいようにな。 ……苦労をかけてるから、あんたには言っとくよ。」 「――俺は一人を除いて誰も信じてないもんでね、 誰にでも対応出来るようにしてあるんだ。いつでも、な」 (-66) 2023/09/18(Mon) 0:13:32 |
![]() | 【秘】 コピーキャット ペネロペ → 口に金貨を ルチアーノ「楽しいドライブの予定もキャンセルだ。悪ィな」 「それとも最後と思ってひとっ走りしてくか?」 無い寄りの半分冗談を付け足して、それだけ。 (-69) 2023/09/18(Mon) 0:17:56 |
![]() | 【秘】 コピーキャット ペネロペ → 歌い歌わせ良く見聞きし カンターミネ「そりゃあ何より。 自分の事には自分で責任持つのが一番だ」 この地で夢の話を笑うのは難しい。 相手が相当なホラ吹きでもなければ。 「信じていないなりに信頼と情を傾けてくれて光栄だ、 とでも言っておこうか。」 「俺ァあんたの腕と情報は信じてるよ。 その他は人体のリミット外れたやべー奴だと思ってるけどな。 だからま、それ聞いて安心したわ」 (-74) 2023/09/18(Mon) 0:27:10 |
![]() | 【秘】 口に金貨を ルチアーノ → コピーキャット ペネロペ「冥土の土産か? 時間は無理に取れるぞ、だが俺にハンドルを握らせるな」 「今なら海に二人で突っ込める」 冗談か冗談でないのかわからない言葉をつけたした。 (-76) 2023/09/18(Mon) 0:29:15 |
![]() | 【神】 コピーキャット ペネロペ「ま、我らがボスの言う通り、 『上手くやれ』を実行する他ないわな」 ボスが戻るまでは、何があったとしても。 このノッテの屋台骨だけは死守しなければならない。 「優先事項は現状維持だ。尻尾出さねえように上手くやれよ」 山積みの仕事を思い、やれやれと言わんばかり。 片手をひらと振った。 #アジト (G19) 2023/09/18(Mon) 0:33:28 |
![]() | 【秘】 歌い歌わせ良く見聞きし カンターミネ → コピーキャット ペネロペ「ところで一個いいか?」 「その顔ですげー真面目な話されると脳がバグる。 めっちゃ面白い。なんで今その顔なん?」 真面目のリミットが外れた。 「ま〜安心してくれ、信じてなくても仕事はちゃんとするし 仕事する以上は一定までは信じてるから。 つーことで、席がスカスカになった時は 負担増えるだろうけどよろしく〜。 俺のチームにもなんかあったらペネロペ指揮下にって 言ってあるからさあぁ〜」 (-81) 2023/09/18(Mon) 0:36:31 |
![]() | 【秘】 コピーキャット ペネロペ → 口に金貨を ルチアーノ「ぞっとしない提案だな。 直したばっかの車ダメにしたら アレさんがカンカンで牢から出てくるだろうぜ」 これは冗談であってほしい。 なぜなら今日この日の苦労を返せという気持ちになるので。 「ひとっ走りするくらいの時間は……まああるか しょうがねえな、最後に美少女とドライブでもさせてやるよ」 (-86) 2023/09/18(Mon) 0:45:06 |
![]() | 【秘】 コピーキャット ペネロペ → 歌い歌わせ良く見聞きし カンターミネ「しょうがねえだろ俺は演技派なんだよ勝手にバグってろ」 やっぱりこういう奴だよなあという気持ちになった。 「うげえ。マジかよ、まあ手綱握れる分マシだけどよ… 戻ってきた後にそっちの人員が 俺の管轄に鞍替えしたいって言い出しても文句言うなよな」 (-91) 2023/09/18(Mon) 0:48:30 |
![]() | 【秘】 歌い歌わせ良く見聞きし カンターミネ → コピーキャット ペネロペ「演技っていうか変身だろあんたのは最早」 へらりへらり。根っこに近付かない限り、 或いは実験対象にならない限り大して危険のない同僚だ。 「そうなったら俺は情報担当をあんたに譲って、 モーテルを中心に薬物取引担当にでもなるかな〜。 ゆっくり眠れる日が増えそうだぞ、ヒヒ」 (-98) 2023/09/18(Mon) 0:57:23 |
![]() | 【秘】 コピーキャット ペネロペ → 歌い歌わせ良く見聞きし カンターミネ「お褒めに預かりどうも。こんな夢の無い変身もねえよ」 衣服に化粧道具、ヘアカラーにカラーコンタクト、 極めつけには身分の偽装まで、兎にも角にも金が掛かる。 そんな夢の無い『変身』を不定期に行う男がこれだ。 「あ〜嫌だ嫌だ。そんなの余計俺の昇進が近付くじゃねえか。 デカいハコ管理すんの苦手なんだよ」 猫は小さい箱が好きってな。 そう言ってひらひらと手を振った。とっとと行っちまえの仕草。 (-106) 2023/09/18(Mon) 1:10:32 |
![]() | 【教】 コピーキャット ペネロペ「……この夢も、随分騒がしくなったもんだな」 この日も続く奇妙な夢の中。 今やいつも通りの景色となったそこに、 曖昧な誰かの声や何処かの光景が流れては消えていく。 「さて、さて、これは誰の声だ…?」 (/0) 2023/09/18(Mon) 1:16:41 |
![]() | 【秘】 歌い歌わせ良く見聞きし カンターミネ → コピーキャット ペネロペ「変身できない人間からは夢に見えるのさ。 まあ俺は髪隠して黙ってるだけで充分だけど」 こっちは化粧も衣服もろくにこだわらない女。 別の部分に金を使う故に、それでバランスが取れている、 ……のか? 「ははぁん。カポの2枚看板になったりしてな。 ま、優秀な人間の宿命だろ? またなんか『耳寄りな話』があったら教えてくれよな〜」 ばさばさ、白衣の裾を蝙蝠のようにはためかせて。 白なんだか、黒なんだか、よくわからない奴は 『先が見えた』からか随分気楽に歩き去っていった。 (-110) 2023/09/18(Mon) 1:21:24 |
![]() | 【秘】 コピーキャット ペネロペ → 門を潜り ダヴィードメッセージ通知。 『ダヴィード』 『暫く仕事はしなくてもいい』 『来れるならアジトには顔を出せ』 あなた宛の、簡素なメッセージが三つ並んでいる。 (-111) 2023/09/18(Mon) 1:24:08 |
![]() | 【教】 コピーキャット ペネロペ「マフィア、警察からも逮捕者続出。 相変わらず新聞もニュースサイトもその話題で持ち切りだ」 「ヴィットーレちゃんも。 ハァ、こんなに早く隠蔽を急ぐ事になるとはな」 名前を挙げたのは、先日手助けを承諾したばかりの知人。 そして、逮捕者はそれだけに留まらなかったのだろう。 あなたも、そしてこちらも。 (/2) 2023/09/18(Mon) 1:42:37 |
![]() | 【教】 コピーキャット ペネロペ「別に。頼んだんなら謝るなよ、堂々としてろ」 それほど簡単に割り切れる話でもないから、 そうなっているのだろうが。 少なくとも、礼を言われた方がこの男にとっては快いというだけ。 「『誰が』までは夢は教えちゃくれないみたいだな。」 頬杖ついて、移り変わる場面を横目に。 そこにあるのは、重要そうな情報から、日常の一幕まで。 「優しいから見せしめにされる、ってのは無くもない話だ。 ま、俺ぁ別に警察じゃねえし、手柄にも興味は無いからな。」 「"家族"が連行されて落ち込まねえ方が無理だろ、普通」 (/4) 2023/09/18(Mon) 2:06:51 |
![]() | 【教】 コピーキャット ペネロペ「おう」 ありがとう、には、それだけを返して。 気を損ねているわけではなく、元来そういうたちなのだろう。 「ダニエラ……ってえと、そっちの巡査殿か。 こっちで部下を可愛がってそうなのはルーカスくらいだな」 「肝心の逮捕・摘発をやってる方は全然声がねえな。 見えるモンから推測するにも限度がある。 だが……イレネオの野郎が身内にやられたとは驚いた」 「それ以外は『わからねえ』が答えだな。それにしても」 ハア、と大きな溜息。 (/6) 2023/09/18(Mon) 2:44:02 |
![]() | 【教】 コピーキャット ペネロペ「次にウチから引っ張られるのはそこか。 まあ、妥当なところだろうが…仕事が増えるな」 「俺が上手いこと無能のフリできてるって証拠でもあるが」 (/7) 2023/09/18(Mon) 2:44:32 |
![]() | 【秘】 口に金貨を ルチアーノ → コピーキャット ペネロペ「どうもありがとう美少女ペネロペ。 何方が欠けても忙しくなるだろうに」 「愛してるぜ? これはここ数年で久しぶりに言った言葉だ」 (-115) 2023/09/18(Mon) 2:54:46 |
![]() | 【秘】 コピーキャット ペネロペ → 口に金貨を ルチアーノ「忙しくなるからだろ。 こっちとしても最後のまともな休憩かもわからん」 「あー嫌だ嫌だ、これで昇進なんぞさせられたらどうしてくれんだ 神様ってヤツが居るなら相当底意地悪いに違いねえ」 これ見よがしに溜息を吐いた。 これは現状だとか情勢だとか時代だとかへ向けた溜息だ。 「手前には愛されるより嫌われた方がよっぽど響きそうだな。 そのよく回る舌も今のうちに回しとけよ」 ポケットから指先で車の鍵を取り出して。 キーホルダーの紐に指をかけくるくると回しながら、 「行くぞ」とだけ声を掛けた。 どうせ互いに忙しくなる。たった数十分のドライブだ。 (-116) 2023/09/18(Mon) 3:13:14 |
![]() | 【秘】 口に金貨を ルチアーノ → コピーキャット ペネロペ「……俺に嫌われてもいいことはないぞ?」 悪いこともないだろうが。 自己評価は貴方達の傍に居ると上がるので素で高い。 「黒眼鏡やヴィットーレはともかく……。 俺は連れていかれると……良いことは待ってないだろうなあ」 本格的に片づけをしなければまずい物があふれている。 あなたならもうわかるだろう男が持っている情報網も、警察署内にいる知り合いたちのことも。 「心配するな、俺は話すより黙ってる方が得意だ」 まだ無事でいられる可能性もある、悲観的な空気を流せば言葉が止まってしまう。 だから正しく息抜きとして時間を過ごそう、そう思いながらその背を追いかけた。 (-117) 2023/09/18(Mon) 4:42:20 |
![]() | 【秘】 コピーキャット ペネロペ → 渡りに船 ロメオ「ロメオ」 誰ぞアソシエーテが告げ口でもしたのか。 白黒の猫は不機嫌そうなあなたにも気後れせずやってくる。 少しばかり大股で、少しばかり急いて。 「あまり早まるなよ。 俺の握ってる情報が確かなら、お前はまだ目を付けられてない。 お前の身軽さは俺にとっては隠し玉も同然だ。 現状維持、いつも通りを装え。いいな」 「目の上のタンコブ……あの署長代理殿さえ退かせば、 ボスさえ戻って来れば、 とっ捕まった奴も出してやれるだろうよ。」 ボスさえ戻って来れば。幹部を一人失った現状の、 そして確たる希望と言えばやはりそれだ。 「今は耐えろ。ボスが戻ってくる前に総崩れになれば終わりだ。 そんでもって身内パクられた怒りは忘れんな」 キレてる時間すら惜しいくらい忙しい俺の分まで。 情勢とかにキレとけ。そんな事を付け足した。 (-118) 2023/09/18(Mon) 4:58:08 |
![]() | 【秘】 コピーキャット ペネロペ → 口に金貨を ルチアーノ「お前の嫌そうな顔が見れるだろ」 半分以上は冗談だ。 この猫被りは誂う事こそ好きだが、同時に対立を嫌っている。 嫌そうな顔が見たいだけで嫌われたいわけではないだろう。 「色男もサツや看守の前では形無しか。 お得意の金もあの法案が通っちまう今じゃ効きも悪いだろうな。 ま、ボスが戻るまでの辛抱だ」 叩けばあちらこちらから埃の出るあなたの事だから余計にそうだ。 とはいえとっ捕まれば良い事は待っていないだろうが、 それが確実になったわけでも、まして永劫に続くわけでもない。 ちゃっかりと人気のない道を選んで行く。 車を留めている所まで来れば、キーを差して運転席に乗り込んだ。 「どうぞ、助手席でも後部座席でも? 何ならどっか送って行ってやろうか、寡黙なルーカス君」 (-119) 2023/09/18(Mon) 5:17:23 |
![]() | 【秘】 門を潜り ダヴィード → コピーキャット ペネロペしばらくして、返信がくる。 『はい 昼には行けると思います』 『朝からびっくりしちゃって ありがとうございます』 顔は見えなくとも、こう言ったのだから動けるようにはなったのだろう。 (-163) 2023/09/18(Mon) 11:53:04 |
![]() | 【秘】 渡りに船 ロメオ → コピーキャット ペネロペ「……センパイ」 じろり、と細められた視線が貴方を見下ろした。 元よりあまり変わらない表情ではあるが、 眉根に寄った皴がその不機嫌を物語っている。 「別に考えナシに飛び出そうって気はありませんよ。 それで掴まりゃただの間抜けだ」 「ボスが来るまでいい子に留守番してりゃいいんですもんね。 それが最善なら、オレはそうします」 「あんたがそう言うなら、オレはその通りに」 「何かあったら言ってくださいよ。 オレは何でもやるんで」 忠義がある。物分かりも良い。 目上には背かず与えられた仕事は必ず果たす。 ロメオのこのファミリーでの在り方はそうだった。 体の良い道具。丈夫な忠犬。 この混乱の最中もそう在ろうとすることに変わりはない。 それがロメオの「いつも通り」だ。 「……あんたも根詰めすぎないでくださいね。 酒ならいつでも買ってきますよ」 マジでお疲れさまです、とそんな労りを添えた。 (-164) 2023/09/18(Mon) 11:55:36 |
![]() |
![]() | 【秘】 コピーキャット ペネロペ → 渡りに船 ロメオ「考えがありゃいつでも飛び出して行けるってわけだ」 軽口半分、それがこの猫被りのいつも通り。 自分が一言行けと言えばあなたは行くのだろう。 それが最善だと判断したなら。 聞き分けの良い犬は好きだ。 それを使い捨ての走狗にするのは好まない。 この猫被りはそういう人間だった。 「ま、何かありゃ お手伝い に奔走してもらう事になるだろう。部下に有事の引き継ぎなんかは任せてるだろうが、 アレさんが居なくなった分 情報もブツも確実に滞り出すだろうしな」 そして、それらの隠蔽も。 ヴィットーレちゃんの部下の面倒も見なきゃならねえ、 人気者は困るな、そう呟いて大袈裟に溜息を吐いて見せた。 まだ元気らしい。今のところは。 「酔っ払ってられる暇がありゃいいなあ、お互い」 労りにはどーも、と返し。 引き留めなければ、また大股で何処かへ向かうだろう。 (-204) 2023/09/18(Mon) 19:09:12 |
![]() | 【秘】 口に金貨を ルチアーノ → コピーキャット ペネロペ助手席に向かって扉を開けた。 今なら後部座席で寢れてしまう気がしたから。どつかれる。 「どっか、……」 そう問われて思わず第二のアジトの場所を告げそうになって黙り込んだ。 気が緩みすぎている、否、今この空間と貴方のことは信じられると男の中で確定づいたからだ。 それも、ほんの少しの間だけ。 この事件の裏切り者ではないというだけだが。 「……死にたいときってどうやって人は死なんようにしとるんだ」 怒りや喪失感はどうにか抑えてきたが、後悔や失敗を清算する方法がいまいち良いものが思いつかないと。 (-217) 2023/09/18(Mon) 20:51:42 |
![]() | 【秘】 渡りに船 ロメオ → コピーキャット ペネロペ「どーでしょう。オレに考えが浮かぶ脳があればの話す」 口を片方だけ吊り上げて不器用に笑った。 自己判断で勝手に動けば痛い目を見る、と思っている。 自分の不出来な頭を信じてはいない故の考えだ。 下手は打ちたくない。一番確実な方法を。 ……それこそそれを思いつく事があった時、 その言葉の通りに飛び出して行くのかもしれない。 「そん時は、喜んで。大抵の事はやらせてもらいますよ。 出来るんで」 色々な手伝いをする度に学びがある。 仕事の種類、手段、方法……それを記憶している。 身軽さと器用さの所以はそれだった。 上を失えば下が惑う。 それを治めるのは簡単な事じゃないだろう。 そればかりは自分から手伝えないから、 ロメオは労わる事しか今は出来ない。 「本当に。ま、乗り越えましょう」 あんたは捕まんないでくださいね、なんて当たり前の事。 忙しい貴方を引き留めるのも気が引ける。 その場はそのまま、その背中を見送った。 (-219) 2023/09/18(Mon) 20:53:33 |
![]() | 【秘】 コピーキャット ペネロペ → 口に金貨を ルチアーノ「さてなあ、死にたくなった事が無いからな」 エンジンを掛け、シフトレバーを引く。 足をアクセルに掛け、ゆっくりと景色は動き出す。 特に目的地も無いのであれば、本当にただのドライブとして。 あなたの見立て通り、 ペネロペ・ベリーニを名乗る男はファミリーを裏切らない。 多少気を抜いた所でこいつ気抜けてんなと思われるだけだ。 寝ていれば叩き起こされるはめになるだろうが。 「生きてないとできねえ事でも考えてみたらどうだ。 アレさんの横っ面張り倒すのは生きてねえとできんぞ」 すっかり昔のようにしょぼくれた様子を見て、 これはマジだな、と内心思うなどしつつ。 随分機嫌を崩していた事から名前が挙がるのはその人だ。 とはいえさて、それで後悔や失敗が清算できるかと言えば。 「手前さえ生きてりゃ手前の可愛い部下が路頭に迷いもしない。 俺に任すだとか甘えた事は抜かすなよ、最悪の場合だけにしろ」 「死ぬ度胸があんなら何だってできるだろ。 死ねばそこまでだ。死ぬならもう何もしたくねえ時にしときな」 結局の所、繋ぎ止めるものは自分で探すほかない。 同期とはいえ他者にできる事はそれらしきものを挙げるくらいだ。 (-234) 2023/09/18(Mon) 21:43:11 |
![]() | 【秘】 コピーキャット ペネロペ → 渡りに船 ロメオ「なんかやらかす気になったら言えよ」 場合によっちゃ一枚噛んでやろうじゃねえの。 そんな言葉を付け足して、 見送るあなたを振り返りはせず、背中越しに手を振った。 (-256) 2023/09/18(Mon) 23:08:34 |
![]() | 【秘】 口に金貨を ルチアーノ → コピーキャット ペネロペ「……何もしたくない」 死にたいではない、根底にある怠惰がまろびでてくる。 それが許されるようなら人間はまともに生きていけない。 だから何もしない人間は死んだほうがマシなのだと言う。 「イレネオが人を選ばない無法者だってアレにいった……。 その直後にこれだ、……知り合いだったのかあ? 本当に何しに行ったんだ……その上自分も捕まるだとか」 知っていたら言わなかっただろうか、とか。今更だが。 「部下は……だから俺に部下はいらんと……。 余所にやれんなあ……早く昇級させるかあフィオレあたりは教養をつければすぐにソルジャーまでなれるだろお」 いつまで経ってもメイドマンにならないのは警察と関わってる噂を自分で流しているから。年功序列なんて関係ない縦社会にちょうど良すぎる。 「……ペネロペ、ダヴィードはお前から見てどうだ。今回の件」 最期のこれだけは声色がはっきりと戻った。真面目に聞いているらしい。 (-267) 2023/09/19(Tue) 0:28:09 |
![]() | 【秘】 コピーキャット ペネロペ → 口に金貨を ルチアーノ「おう、相当重症だな」 以前のそれは、時間が解決してくれたのだろうが。 今は状況が違う。そんな悠長な事は言っていられない。 何もしない事も死ぬ事も、 選ぶにはあなたの手の中にあるものは多すぎる。 「さあ。あの人の所には当然情報も集まるからな。 自分で探し出したのかもしれん。 過ぎた事は本人にでも聞かねえ限りはわからん事だが」 裏の物流を取り仕切る元締めの元には情報も集まる。 至極自然な流れと言えるだろう。 「ただ、イレネオの野郎が槍玉に挙げられたのは…… A.C.Aつったか。どうも連中の目論見通りだったらしい 勧善懲悪が過ぎて身内からも睨まれるとはな」 そこに属しているのが警察ばかりと限った話でもないのだが。 全部は教えてくれないのが夢の不便な所だな、と溜息ひとつ。 (-273) 2023/09/19(Tue) 1:04:01 |
![]() | 【秘】 コピーキャット ペネロペ → 口に金貨を ルチアーノ「……ダヴィードか」 挙げられた名前には、苦々しい声で。 まだ年若いアソシエーテ。 子どもの頃からこちら側に身を置いているとはいえ、 我が身可愛さに身内を売ってもおかしくはない立ち位置。 「俺ぁ昨日あいつに言ったよ。 『尻尾巻いて足抜けするなら今のうちだ』ってな」 「そしたらあいつ、自分の命は俺とアレさんのものだってよ。 身内の贔屓目が無いとは言わないが…… 素面であんな馬鹿な事言える奴が裏切者だとしたら、 あいつは俺以上の演技派だな」 もう一度、溜息。 「A.C.Aの主導連中は俺にもわからん。ちっともだ。 何せあいつら殆ど名前も声も出しやがらねえ。 ディスプレイでのやり取りだから覗き見はできたが… 文面にも個性がねえ。徹底してんな、まったく…」 (-275) 2023/09/19(Tue) 1:06:19 |
![]() | 【神】 コピーキャット ペネロペ「ヴィットーレちゃん管轄の仕事は一部こっちでも引き受ける! さっさと片付けなきゃならんものは持って来い!」 「例の件の隠蔽は終わったか?そりゃ結構! 終わったんなら休んで次に備えとけ!」 「ああその件に関しては幹部様がたから今連絡が来た! 『今は置いておけ』だそうだ!連絡・周知しとけ!」 「ビビって身内売りかねない輩は舌ァ引っこ抜いとけ! 見付けたらでいい、探そうとはするな!始末もだ! 後片付けが面倒だ!」 「俺ぁ夜は居ねえぞ!要件があるなら今言いな!」 暫しの休憩を終えれば激務が待っている。 次から次へと舞い込む報告を仕事用の端末片手にいなしつつ、 上との連携を忘れずに。この男はきっと夜までそうしていた。 #アジト (G22) 2023/09/19(Tue) 18:46:26 |
![]() | 【神】 コピーキャット ペネロペ「Imbecile!」 補佐はしているため引っ叩かれはしなかった。 引っ叩かれる代わりに口汚いスラングが出た。 表の顔しか知らない者からすれば卒倒ものだろう。きっと。 「暇ならそのクマ公の台詞でも増やしておくんだな!」 #アジト (G24) 2023/09/19(Tue) 19:02:00 |
![]() | 【神】 コピーキャット ペネロペ「そりゃ結構!もっと仕込みしてますよって顔してりゃ 俺だって褒めてやらんことも無いんだがな!」 テディベアを盾にしても声は届くのでバリア無効だ。 そして仕込みをする人間は往々にしてそんな顔はしないし、 この男に褒められたいかもまた別の問題である。 #アジト (G26) 2023/09/19(Tue) 19:14:27 |
![]() | 【神】 コピーキャット ペネロペ (G28) 2023/09/19(Tue) 19:25:42 |
![]() | 【神】 コピーキャット ペネロペ「手前がお上に話を通すなら考えんでもない」 つまり、却下。 しかしうっかり通ってしまえばアジトはクラブと化すだろう…… 「親機ってなら子機もあんのか。 順調だそうで何よりだ。」 「あーはい承認承認…」 #アジト (G30) 2023/09/19(Tue) 19:38:37 |
![]() | 【秘】 口に金貨を ルチアーノ → コピーキャット ペネロペ「そうかい、ダヴィードが掌を返してお前らの為に気が変わらないってなら。 俺から見たこちら側の黒は――ヴィットーレだけだ」 残りのマフィアは白だと、他人を信用しきれない人間は言い切った。 わざわざ名前を出すのも彼だけだ。残りは無条件かそれなりに。 「……連中はマフィアをねらってるだけじゃなかったんだったか。 そこそこ……絞れはしてるんだがな」 これも、全て勘だ。警察の知り合いが多すぎる男はある程度の人柄をその目と耳で聞きに行っている。 だから嫌でもわかってしまう、眼の前の人間が自分にどれだけ心を開いているかも。 「遺言でも置いといてやろうかあ……? そうだなー……。 まー、予想があたってんなら。 明日にその主導がひとりは飛ばされるんじゃねえかな。 ……ここまで来たら一部隊解体させてやるからな本気で……」 そいつは俺の顔見知りで、彼自身の幼馴染のことで心を痛めていたはずの男だったか。 死んだ魚のような目をしながらやる気のなさそうな声で殺る気のありそうなことを呟いている。 (-434) 2023/09/19(Tue) 19:40:05 |
![]() | 【神】 コピーキャット ペネロペ (G32) 2023/09/19(Tue) 19:46:27 |
![]() | 【神】 コピーキャット ペネロペ (G34) 2023/09/19(Tue) 19:56:20 |
![]() | 【神】 コピーキャット ペネロペ「褒めろと言われたから褒めてやっただけだが? なんで俺が誤報に沿わなきゃいけないんだよ 何もかも手前が始めたんだろ手前が」 不毛な責任の押し付け合いが始まった。 なおこの間も仕事用の端末でのやり取りは続いている。 無駄に器用な。 #アジト (G36) 2023/09/19(Tue) 20:05:54 |
![]() | 【神】 コピーキャット ペネロペ (G38) 2023/09/19(Tue) 20:26:49 |
![]() | 【秘】 コピーキャット ペネロペ → 口に金貨を ルチアーノ「……あいつの親は、サツの撃った流れ弾で死んだ。 その後も引き取られた先で散々な扱いを受けて、 保護者がアレさん達にシメられて漸くこっちに転がり込んだ」 彼の面倒をこの男が見る事になった経緯には、 この男の父も関わっている。 だから父伝いに、或いは自分で、それらを知る事は容易にできる。 彼がマフィアに恩義を感じている事も。 「あいつももう自分で考えて動ける歳だ。 ある程度は…手前の親がどうして死んだのかだって。 調べる事だってできるだろう。」 「知っているとしたら、少なくとも身内は売らねえだろうよ」 少なくとも、自らの意思では。 それが彼が裏切者ではないと判断できるもう一つの理由。 (-449) 2023/09/19(Tue) 20:50:54 |
![]() | 【秘】 コピーキャット ペネロペ → 口に金貨を ルチアーノ「…ヴィットーレちゃんか」 その名前はまさに今日姿を消した人物のものだった。 そこに何の思惑があったかは、今は推し測る事もできない。 「俺から見ても連中から名前の出た手前らと ロメオ、フィオレは『違う』な。他はグレーだが…… 俺としちゃ遺言よか生きて働いて欲しいもんだがね」 「おう、その意気で気張れよ。 ボスが戻ってくる前に連中解体して機能不全にしてやれ」 無理難題を言う。 とはいえ現状こちらに取れる手段と言えば持久戦かのどちらかだ。 ある程度的が絞れている現状、それも多少は現実的だろう。 (-450) 2023/09/19(Tue) 20:51:47 |
![]() |
![]() | 【教】 コピーキャット ペネロペ「んあ、いやルチアーノだよ。愛称。 猫か酒場ねえ……ま、間違いではないわな」 「俺達が向こうの立場でもそうしただろ。 念には念を入れて損は無いってね どうしても後手に回らざるを得ないのもままならん所だ」 カクテルがテーブルに置かれれば、 遠慮なく一口、グラスを傾けて。 「有能だと思われれば単純に仕事が増えるしな。 そう思われて良い事なんて少ねえよ」 少なくとも、周囲の信頼は得られるのだろうが。 それと同時に厄介事も舞い込む事になるだろう。 それをこの男は厭っている。 (/9) 2023/09/19(Tue) 21:19:22 |
![]() | 【人】 コピーキャット ペネロペ「──お待たせしました、ビーフシチューですっ」 #バー:アマラント は今夜もいつも通り。 雨時々曇り、生憎の空模様ではあるけれど。 実はマスターの得意料理はシチューだったり、 なんて耳打ちする店員もいつもと変わりない。 「空いたお皿、お下げしますねっ」 #バー:アマラント (26) 2023/09/19(Tue) 21:44:07 |
![]() | 【教】 コピーキャット ペネロペ「あいつ、顔が広いからな。人気者の宿命ってやつかね」 盗み見た話では耳聡い者から順番に、と。 名前と長所が知れ渡っているという事は弱点にもなり得る。 凡庸である事のメリットもまた、そこにあるのだろう。 「あんたにとって敵でいいのか?穏健派だしまあいいのか。 ま、強引且つ唐突に施行された法案とはいえ 流石に優秀な奴が集められてるだろうしな」 「まあ実働部隊ともなれば色々恨みも買うだろう。 そのうち尻尾は出てくるだろうさ」 (/11) 2023/09/19(Tue) 23:42:43 |
![]() | 【教】 コピーキャット ペネロペ「法案に賛同したか、単に仕事としてやっているか、 何らかの取引、弱みを握られたか……思惑はそれぞれだろうな」 「間違いないのは例の法案が街を荒らしてるって事だ。 マフィア、警察、一般市民を問わずな」 誰彼構わず向けられる矛先は街の日常を壊していく。 それは誰にとっても本意ではなかったはずだ。 少なくとも、件の法案に賛同した者以外にとっては。 「この夢も予知夢までは見せちゃくれないらしいな。 ま……急いても事は動かない。次を待とうじゃねえの」 夢の景色は移り変わっては薄れ、消えていく。 そして、そのうちにまた、目が覚める。 (/13) 2023/09/20(Wed) 0:24:00 |
![]() | 【秘】 口に金貨を ルチアーノ → コピーキャット ペネロペ「……なるほどなあ、だからあんなに可愛がられてんのか」 自分が黒眼鏡の管轄から離れたあと、面倒を見られている子供がいる噂は聞いていた。 ペネロペの家族まで関わっているのは詳しく知らなかったが、見ていれば懐いているのもわかる。 経緯を知れば万が一もなさそうだと納得した。 それはそうと、一度顔を見ないと信用はしないが一瞬で終わるだろうとも思った。 男は後で結局そんなアソシエーテの一人をビビらすことになる。 (-544) 2023/09/20(Wed) 6:16:26 |
![]() | 【秘】 口に金貨を ルチアーノ → コピーキャット ペネロペ「死ぬ気はないさ、死んでもいいだけだ」 あまり変わらないだろうが大事なニュアンスであることを此処の連中は知っているだろう。 だが誰かに命を捧げるという言い方は敢えて誰にも言っていない。 しばらく静かな時間が車内に流れる。 男は昔の話が出たついでにいつかの頃の自分を思い出していた。 黒眼鏡の上司の突然の事件のあと、新しい上司に変わって暮らしも見える景色も何もかもが入れ替えられたような感覚に陥って。 「っ、……ぁ……?」 息苦しい、そんな感覚に陥れば自分の胸元を押さえて息を整える。 最近になって起こるようになったそれは、何故か過去のいなくなった上司の顔を思い起こさせる。 昔はただただ 大切な人間 を失った寂しさや辛さがこの発作を起こすのだと思っていた、周りにもそう見えていたはずだ。それは、今のルチアーノにとってそれはおかしいことであった。 「なん、で」 何故ならあの姿を思い出す暇なんて無い程、この時間や皆との暮らしで自分は十分満たされている。 ましてや今の今で誰かをぶち殺したい感情には目覚めど、昔の誰かで悲しむ隙も情もない。 「すまん、車停めて少し休ませてくれるかぁ。 5分でいい。……信じられんと思うが 頭の中 がおかしくなってきた」「? ペネロペ……俺、大分お前らのこと好きだよなあ」 あの頃と最近に起きた突然の奇行の発作、無心に猫を拾って来ていたのは誰かの真似事。 だが今となっては好きでもないことをさせられていたようにも思えた。 (-548) 2023/09/20(Wed) 6:48:53 |
![]() | 【秘】 コピーキャット ペネロペ → 口に金貨を ルチアーノ「ま、覚悟が決まってんのは良い事だな」 死ぬ気は無いが、万が一の際死ぬ覚悟は決まっている。 そういった人間は、こちら側の世界には少なくないだろう。 この男も例外ではなく。 「おう」 短い返答の後、車は静かに路肩に停められ、一時停止。 「何だ急に。俺はお前じゃないからわからんが。 まあ……それなりに情はあるんじゃねえの。 あんな法案にしっちゃかめっちゃかにされて荒れる程度には。 少なくとも俺は軽口叩き合える程度の仲だと思ってるが」 「お前も所属して長いしな。 俺にとってファミリーがもう一つの家であるように、 お前にとってもそうなんじゃねえの」 知らねえけど、と無責任に付け足される。 それが合っているのか間違っているのかは、 あなたにしかわからない事だ。 けれど、合っているか間違っているかのどちらかはわかるだろう。 (-570) 2023/09/20(Wed) 10:51:49 |
![]() | 【秘】 門を潜り ダヴィード → コピーキャット ペネロペそれはいつのことだったか。 夕方かもしれないし、夜かもしれない。 貴方の端末に届いたメッセージ。 『明日 アレさんに会いに行こうと思ってます 面会をさせてもらえるみたいなので』 『これ 大人しくしてるうちに入りますかね』 (-610) 2023/09/20(Wed) 17:28:18 |
![]() | 【秘】 コピーキャット ペネロペ → 門を潜り ダヴィード『やりたいようにやれ』 『クソ忙しいから代わりに伝えといてくれ』 『喧嘩売りに行ったなら後が怖いぞ 以上』 (-621) 2023/09/20(Wed) 18:30:57 |
![]() |
![]() | 【秘】 口に金貨を ルチアーノ → コピーキャット ペネロペ「そうだな」 「俺の"家族"ってやつはここだ。……だが」 この男、実の家族というものには情はもうなかった。 ではこのノッテがもうファミリーであるというのは? 無論即答ができる。 それ以外だ、例えば共に育った知人や友人、または恩人を特別な家族として扱うことがある。 どうもそれを考えると頭に霞がかって仕方ない、こんなにはっきりしないことがあっただろうか。 「…… ファヴィオ? 」此処にいない、恋人でも家族でもなんでもない人間の名前をつぶやく。 虚ろ目に、なにか忘れてることがあるようなそんな錯覚を覚えて暫し目を閉じる。その症状はついぞ治ることはなかった。 気分の悪さ自体は治ったが。 「とうとう化けて出てきたか……あの真っ白野郎。 そろそろ歳だな俺も、幻覚の類が見えてた。 最悪だ、黒眼鏡に言われていたとおりになってる。健康診断行かにゃならんかもしれん。今度のデートはそこにするかペネロペ」 あいつにもお前も年を食ったと言われ同じモノ扱いされた。 つまり貴方ももう年を食ったおじさん扱いだ。 (-646) 2023/09/20(Wed) 20:27:03 |
[1] [2] [3] [メモ 匿名メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新