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【秘】 星集め メレフ → 黒い羊 ハマル『来たんだな。』そう呟く男の顔は、 嬉しそうでもあり、哀しそうでもあった。 「あんまり自分の事を話すのは慣れてなくてな。 多少の不慣れさは許してくれ。恋人にすらまだなんだ。」 どこから話すか。 「俺はギルドの代理と言っていただろう。 代表は“お嬢”だと。本当はな、お嬢は『妹』なんだ。 ──200年も前に亡くなった。大切な唯一の家族。 妹を蘇らせる為、禁術の死者蘇生を行う。それが目的。 その為にギルドを作り、魔術を学び生き続けていた。 生き返らせるなら、俺の命すら代償にしてもいい。 そう思い続けて生きてきたのに、 ラス、……ラサルハグと出会った。」 (-116) 2021/04/25(Sun) 2:59:57 |
【秘】 星集め メレフ → 黒い羊 ハマル「10年以上前かね。預かって、家族のように育てて。 恋人になる提案もした。受けてくれて、でも、」 全部、おかしくなったんだ。遠くを見て、呟く。 「先日から、何かに洗脳されたようにおかしくなった。 『犯人』の言うことは絶対で当然、とでも言うように。 だからこそ、……ラスを救う為に、動けない。 ラスを殺させる訳にはいかないし、洗脳を解いてやりたい。 昔の俺は、妹の為なら死ねた。 でもラスと出会って、あいつを残して死ねなくなった。」 「……ハマル。お前の事も、ヌンキもカウスも、ブラキも。 俺はお前らが思うより存外気に入ってるんだ。でも、」 「俺は二人を裏切れない。俺自身よりも大切なモノなんだ」 「だから、仲間になれないんだ。──すまない。」 (-119) 2021/04/25(Sun) 3:04:00 |
【秘】 星集め メレフ → 流星の騎士 ヌンキ「死ぬのが怖くないのは、 ちょいと前まで俺もそうだったんだが……」 気まずそうに頭を掻く。 顔を赤らめてるのを見て覗き込んでみる。 「素直になると可愛いねェ。水取りたいだけだったよ。 別に、今の所急ぎの用はない。 寂しいって言うなら添い寝の続きと行くかい? それとも子守唄がわりに何か話そうか。 つっても俺は自分の事を喋るのは慣れてないが。 逆に話したいことがあるなら聞いてやるが。」 勿論、用も未練もないならそのまま帰り支度をする。 あなたの気分次第と言った顔だ。 (-120) 2021/04/25(Sun) 3:17:36 |
【秘】 星集め メレフ → 宝物庫 カウス「そうか。いい夢だな。 錬金術ってのは難しくてな。石を金に。賢者の石。 聞こえの良い単語は多いが、費やした額に届かない事も多い。 それでも、数多の奴らがそれを成そうと、『馬鹿だ』と笑う 周囲にも反抗し、挑み続けてきた【夢】の学問だ。 “反抗期”のお前サンにはぴったりだと思うよ。」 どうして可能性が低いと思うのか。青年は答えを知っている。 むしろ、少年が知っていてももうおかしくはないくらいだ。 答えを告げてもいい。関係がここで絶たれようとも。 ただ、一つだけ、 「なあカウス。確かめたい事があるんだ。 少しだけ、抱きしめてもいいか。」 自分でも整理のつかない感情を、知っておきたかった。 (-126) 2021/04/25(Sun) 7:52:19 |
メレフは、キファを探しに行く人達の背を、無言で見つめていた。 (a51) 2021/04/25(Sun) 7:53:07 |
【秘】 星集め メレフ → ■■■■ シトゥラ「悪ィが男が部屋に尋ねてきてニコニコする訳ないだろ。 どうせ万が一で失ってもいい奴しか無いからいい。」 別段女が来てもしないのだが、それはそれである。 さらに整理整頓はそう言う問題でもない。 「…………そうか。」 弓の話を聞いて、驚くよりも腑に落ちた。そんな声だ。 「元々調べに行くつもりだったが機を逃していてね。 それならこの後、行くとするよ。 俺は今日来る予定だった“本来の代表”と友人でね。 そいつが失踪したから妹のニアが来たと聞いた。 だが変な話だ。アイツは随分と真面目な奴だった。 なのに“妹がいるなんて、一度も聞いた事が無い” それでその弓の話だ。……何かあるだろうよ。」 (-127) 2021/04/25(Sun) 8:01:05 |
【人】 星集め メレフ「……こりゃァまた。 戦場にでも戻って来た気分だ。 ──“魔女狩り”には遭いたくねぇなァ。」 人々の視線。悪意。正義感による善意の暴力。 XX年前にも、一度経験した事がある局面。 さて、今回は逃れられるだろうか。 何たって、“事実”なのだから仕方ない。 でも、せめてラスだけは (73) 2021/04/25(Sun) 13:03:00 |
メレフは、 ・・・ ・・・ ? (a91) 2021/04/25(Sun) 13:17:40 |
メレフは、不意に“お嬢”の声が聞こえたした。 (a92) 2021/04/25(Sun) 13:18:04 |
【秘】 星集め メレフ → 宝物庫 カウス「お前、そう言えば大体一人で動いてたな。 会議で仲のいい奴とかできなかったのか。 俺は何人か顔見知りがいたが。」 青年は少年の交友関係を知らない。 だから“万が一”の際に、託す相手を決め切れない。 「……悪いな、ありがとう。」 しゃがんで、顔が見えない様に正面から抱きしめる。 懐かしい気持ちになった。だけど、 「お前ぐらいの年頃の子供を、拾った事があるんだ。 縁で預かったようなものだが、昔は生意気でな。」 最初の頃にカウスを構っていたのは、頭の良さもあるが 自分に噛みついてくる様子を懐かしく思ったからだ。 もしや自分は“彼”を重ねて見ているのかと心配だった。 「家族と言うと少し愛が深すぎて、恋はわからない。 ただ、“大切なヤツ”。ラサルハグって言うんだ。」 あの日の赤い髪の少年と、今の茶髪の少年は。違う。 カウスを大事に思っていない訳ではなく、正しく、 別人として接せられていたと、やっと理解できた。 (-219) 2021/04/25(Sun) 13:31:29 |
【秘】 星集め メレフ → 宝物庫 カウスそう呟いてから、体を離す。 今は彼は気づかない振りをしてくれるだろうけど。 きっともう、 「俺はな、協力者なんだ。『犯人』の。」 時間も周りも、隠し通せはしないだろう。 (-220) 2021/04/25(Sun) 13:32:24 |
【秘】 星集め メレフ → 流星の騎士 ヌンキ「お前らと似たような理由さ。 『大切な恋人』 ができた。俺が死ぬのが怖いんじゃない。 ……俺が死んだ時、何度も置いて行かれる経験をした。 アイツをもう一度置いて行く事になるのが、何より、」 怖い。そう、“お嬢”の為なら死を恐れない男は、 死を恐れるようになってしまった。 守らなければ、帰らなければいけない場所ができてしまった。 「つーか普通に会議の面子の中にいる。」 サラリと言いながら、ベッドから降りて下半身だけ服を着る。 元々傷や痕だらけの綺麗とは言えない体に、 ひっかき傷までついていて痛々しい背中が見える。 「ほれ、水。」 起き上がらなくて良いように貴方の分を注いで手渡した。 (-226) 2021/04/25(Sun) 13:40:10 |
【秘】 星集め メレフ → 黒い羊 ハマル「…………。」 青年は、こんな長い沈黙を続ける事はない。 『等価交換』ですらもっと判断が出来た。 ハマルを子供扱いはしていない。 だからと言って、ハマルが子供であるのは真実だ。 自分のような、殺さないといけない境遇にあった、 そんな人間とは違う、本来避けられる殺人だ。 「俺は……」 いつもなら。『お前がするくらいなら俺が』と。 実際に、彼にも告げたくらい、代わりに手を汚す。 苦に思わないからだ。他の誰よりもそうなら、 自分がやるのがいい。そう言う役回りだと知っていた。 だけど──本当に『犯人』を殺すなら。 (事件は終わらせたい。ハマルを助けたい。) (でも、自分は誰の味方だ?ラスはどうなる?) (なにより──) 天秤は二つ。それを増やそうとすると、 どれもが壊れてしまう。 何を選んでも後悔する。 見送ってしまうしか、ないのか。せめて、 「……終わらない。」 「あと一人、殺すだけじゃ、終わらないんだ。」 (-229) 2021/04/25(Sun) 13:51:10 |
メレフは、お前ら二人そっくりだな、と呟いた。 (a112) 2021/04/25(Sun) 18:20:12 |
【人】 星集め メレフ『騎士様が倒れてた。 お前らもちゃんと睡眠取れ。 パン食え。寝ろ。倒れるな。』 〜この辺にヤバイひつじの落書き〜 ホワイトボードに書いておいた。 妙に読みにくく古臭い字だ。 なお化け物もいるが本人はそんなつもりはない。 (95) 2021/04/25(Sun) 19:08:26 |
メレフは、至って真面目である。 (a114) 2021/04/25(Sun) 19:08:58 |
【念】 星集め メレフ>>!13 「………………。 ンン??」 ン?と思った。これはもしかして、もしかすると。 10年前に そう言う目で見ていなかった 事を叱られているのか?過去からの NightDrive の罪が今となってヒシヒシと伝わって来る。背筋に冷や汗が流れた。でも待って欲しい。それではまるで。 「ちょっと待てラス。誤解だ。 確かに俺が教えたし、あの時は親切心だった。 でもそれはお前が余りにも幼かったからだ。15歳だぞラス。」 お前から見るとブラキウムだぞ。いやそれに手を出すのは、 これも言い訳になるのだろうか?メレフは混乱した。 「……お前、その言い方だと。 15の頃から俺に『恋』していたみたいな言い方じゃないか。 …………。…………そうだったのか?」 愛についてやや拗ねられているようにも聞こえたが、 しかし自分は散々猫可愛がりしてきた方だと思っている。 恋の目は確かに15のラスに向けられていなかったが、 それは単純に『若すぎたから』にしか尽きない。 いくら自分の年を取ろうと赤子と大人では見えるモノも違う。 そんな区分で、つまりもしかして、意外とコイツ『感情』あるのか? (!14) 2021/04/25(Sun) 22:37:15 |
【念】 星集め メレフ>>!15 「なーにが、“好きにしてくれ”だ! 絶対そう思ってない癖に!」 腕を振り払って思い切りラスの頬を伸ばそうとする。両方に。 「俺は『それ』を向けられない程度で捨てねェし、狙うなら期待できなさそうなヌボーっとしたお前に向けるワケないだろうが」 あのなあ、と呆れ切った顔で彼の頭をぼっさぼさに搔き乱す。 「俺は『ラス』に言ったんだぞ。『自分が手ごろだったから、』とか言うなよ。さっき言ったように恋したいだけなら幾らでも他を選べる。でも俺はお前に、お前相手だからそう伝えたし、その上で『断られてもいい』って言ったんだ。」 「……でも、“断られてもいい”は“怖くない”とは別だ。お前は大体口にしないから、口にする俺の事を何も恐れ知らずの男と思ってるかもしれないが、……」 「俺だって“お前に好かれているか”……いつも不安なんだよ。お前だけじゃない。なのにこれだけ伝えて、お前が何も本音を言ってくれないのは、……ずるいだろ。」 寂しさを覚えさせない様に自分なりの愛情表現をしてきたつもりだ。それを否定されても平気と言うほど、彼が思うよりもずっと、普通の“人”である。だからこそ、辛かった。 (!16) 2021/04/25(Sun) 23:40:50 |
【秘】 星集め メレフ → 宝物庫 カウス「ちゃんとしっかりいるじゃないか。」 3人も聞けたら十分だろう。 自分を含めて“誰か1人は”生き残ってくれるはず。 なら、万が一のことがあっても頼める。 「元々は、“お嬢”の方。俺は、お嬢と、 アイツともう一度話す為にずっと生きて来た。 夢なんて綺麗なモンじゃなく俺の全て、だった。 『犯人』に協力すれば近、づけた。…それだけ。」 見た目は何も変化はない。 ただそう告げた際、一瞬何かを堪えるような声が漏れた。 「でも、ラスを拾ってから死ぬのに未練が出来た。 まだそれだけなら、裏切ればいい話だった。 まるで『洗脳』されたみたいに、おかしくなった。 あいつ、三日目まで普通だったのに。急に。 俺はラスを置いて死ねない。お嬢も裏切れない。 ……ただ、それだけだ。 だから、どっちかが残ってる可能性は、低いんだ」 (-529) 2021/04/26(Mon) 0:00:37 |
【秘】 星集め メレフ → 黒い羊 ハマル「ハマルは、その二人って決めたんだろ。 それで終わるって信じてたんじゃないか。」 「──違う。」 「最初は、犯人じゃなかったのに、 “犯人になってしまったヤツ” がいる。」殺す必要は、あと三人もいる。 そして最初からその人は犯人じゃなかった。 「自分の意思じゃない。そいつを、」 つまり、貴方の仲が良い人の中に。 その人が紛れてる可能性がいる事を。 「“あと一人、殺さないといけない。”」 まだ15にすらならない貴方が、決めてしまうコトを。 決められない自分を、恐れていた。 ポタリ、 と。何もない、ただ会話していた状態だったのに。 青年の腹部から、 血 が滴り落ちる。青年が焦った様に触れると、それはすぐ消えた。 だが、鼻がもしいいのなら。 血の匂いが止まっていない事は気付くかもしれない。 (-538) 2021/04/26(Mon) 0:12:06 |
【秘】 星集め メレフ → 流星の騎士 ヌンキ「……“お嬢”だけのつもりだったんだけどな。」 どうぞ。と呟いた表情に後悔はない。 その選択の結果、5日目以降の青年が苦しむ事になるコトも、この時点ではまだ誰も知らない。 「──見ていられなかったから。 それくらい、苦しそうにしていたのは見ていた。 で、お前が求めてきたから、手を差し出したくなった」 聞いてこない貴方の思考を読んだように、突然そう答えた。 勿論読んだわけではない。相手の気質的に気にしそうかつ、頭を振る行動を起こしたから気付いただけである。 「とは言え、少しやりすぎちまったとは思ってる。 お前サン、多分同い年や年下に甘えられない性質だろ。 キファが本来一番適任だったんだろうが、…… 無理やり聞きださないと、いつか潰れると思った。 だからと言って義務感か、とか変に捉えるなよ。 俺は気に入ったヤツしか相手にしねェ。 それくらいは想ってるってコトだよ。騎士様?」 (-547) 2021/04/26(Mon) 0:22:21 |
【念】 星集め メレフ>>!17 「──悪かった。 伝えるのが遅れてすまない。 ずっと不安がらせていたのに、気付けなくて。」 自分には死ぬ恐怖がないと、ずっと伝えていた。 そう簡単にくたばる気はなかったし、 寿命で彼の方が先に死ぬ可能性を考えていたけれど、 彼にとっては、『お前を置いて行く』と同義だったのだろう。 「……対価、じゃおかしいな。 取引と『等価交換』は“お嬢”の為に作った規則だ。 だから、」 「俺は、ラスを置いて行かない。ずっと傍にいる。 その代わり全部、文字通り全部貰うって 『約束』 しよう。──『恋人』って言うのは、そう言うモノなんだろ。」 ずっと昔渡した“幼い貴方を守るために魔力を込めた”指輪。 ギルド員の証との名目で渡した、左手人差し指に嵌めるそれを、 人差し指から薬指に付け替え、自分より大きい貴方を抱きしめた。 (!19) 2021/04/26(Mon) 7:37:09 |
【秘】 星集め メレフ → 宝物庫 カウス「……とっくの昔に死んでるからな。 ラサルハグ、ラスは。200年ぶりの家族だ。」 何でもない、と笑う。見た目も声色もいつも通りだ。 ただ一つあるとすれば、硝煙と煙草の匂いが消えていた。 「最初は思ったし、これから確かめに行く予定だ。 ただ……自分で言うのもあれだが、 俺はこれでも、相当長い間勉強した魔術師でな。 『犯人』がそこまでできるとはどうにも思えない。 むしろ、犯人達にこそ、それぞれ何か制限、が、」 掛けられている。と、 言いかけた言葉は、形を成さなかった。 「……悪ィ。 これ以上はちょっと、今は話せなさそうだ。」 “制限”という発想が何故出て来たのか。 度々言葉に詰まり、苦し気なのは。きっとそれが解答。 (-622) 2021/04/26(Mon) 7:49:37 |
【秘】 星集め メレフ → 流星の騎士 ヌンキ「……そんなにバレバレだったかい?」 確かに己は仲が良いのを隠しはしていなかったが、 いきなり当てられる程に自分は盲目だっただろうか。 キファを笑えないじゃないかと内心嗤う。 「そうか、でも諦めるなよ。 何もしないなら痛みは覚えないが、変わるコトもない。 俺ですら、見つけるのに200年かけたんだぞ。 若造がそんな簡単に諦めんな。 俺だって未だに好かれてんのかとか不安は幾らでもある」 自分の分の水を飲んだ後、貴方の顔をチラリと見て。 『眠いしだるい。』と、もう一度ベッドに転がり込む。 「“俺が”潰れるな。ってお前に言ったんだ。 甘えたくなるんじゃなくて、“素直に甘えろ”。 騎士だって言うなら年長者の言う事くらい大人しく聞け。」 (-623) 2021/04/26(Mon) 8:03:00 |
【秘】 星集め メレフ → 黒い羊 ハマル「わからない。元々そう言う“器”だった。 或いはそう言う存在だった、としか。……、っ、」 出会った時にはしていた硝煙の匂いが、 今思えば会話前には消えていたのに気付くだろうか。 「俺の推測だと『犯人側』は何らかの制限を課せられている。 いや、制限じゃなく、元々抱えていた事情なのか、 それは俺には、わからないこと、なんだが。 キューは、ずっと『もうひとり』と戦っている。 ニアは、飢え続けていたと言っていた。 ラスは、突然洗脳されたみたいにおかしくなった。 最後の一人は、書き換えられた時点で、もう、」 ブラキウムは、もう戻らない。そんな気がした。 けど、キューとラスは。解いてやりたい。それが無理でも、 せめて何か救いがないのか、男はまだ探し続けている。 「ハマル。最後の一人に心当たりがあるなら。 ……そちらを先に、頼めないか。 キューには、まだ聞きたい事がある。 そして、お前に全部任せてしまって、 ……力になれずに、すまない。」 (-624) 2021/04/26(Mon) 8:19:15 |
【独】 星集め メレフ>…………心当たりがないわけではないが、そういう事をする男だろうか、彼は。 めちゃくちゃ笑っちゃった ごめんて 怒らんて 多分 (-710) 2021/04/26(Mon) 14:19:52 |
星集め メレフ(匿名)は、メモを貼った。 2021/04/26(Mon) 20:10:21 |
【念】 星集め メレフ>>!21 「見た目に拘るなら買い替えてやってもいいぜ? “お前の為”を思って唯一造ったヤツなんだが」 そう言わないと分かっていて、あえて告げる。 ラスだ。自分の知ってる、彼がいる。 呪術ギルドの『ギルドマスター』が、幼子を思って、 変に気に病まない様に“みんなそうだから”と渡した、 世界でたった一つの魔法が込められた指輪だ。 「言っとくが俺は、決めたら一途だぞ。 離さないし、死んでも世界に喧嘩を売る男だ。」 けど、……別に心がない訳でもないし、 こう言うのは俺も初めてだから、……ちゃんと言えよ。」 そう言って、自分の指輪を、薬指に付け替えた。 本来着ける必要は無い。全て自分に届くようになっている。 だからこれは、本当にただの『証』でしかない。 「何度も間違えて生きて来たし、間違えないって自信もない。 だから、これからも傷付くし傷付かせるかもしれない。 でも、信じてくれ。俺はお前を信じ続けるから。 俺はお前を愛している。その事は、ずっと。」 (!22) 2021/04/26(Mon) 21:10:02 |
【秘】 星集め メレフ → 宝物庫 カウス「…………。ああ、ありがとう。」 この身体の調子だと、もう、 手紙を用意するだけで精一杯かもしれない。 会いに行く事も、恐らく確率は半分程度。 街の様子を顧みるにこれが最後の会話かもしれない。それでも、 例え全身の肉が焼かれるような、ペンチで一つ一つ肉片を引き千切られるような痛みがあろうとも、 あなたの前では、余裕ぶった大人で居たかった。 彼の見る大人の中に、 少しでも何か希望を抱いて欲しかった。 「諦めるなよ。 どんな生でも、生きていれば可能性がある。 お前が立派な大人になれる事を祈ってる。」 そう言って、あなたの部屋を出た。 (-874) 2021/04/26(Mon) 21:24:21 |
メレフは、ハマルとヌンキに「まだ空けられない」手紙を送った。 (a238) 2021/04/26(Mon) 21:28:35 |
メレフは、その手紙に「自分が死んだら開けてくれ」と差出人欄の名前と共に書き添えている。 (a239) 2021/04/26(Mon) 21:30:52 |
【秘】 星集め メレフ → 愛を知ってしまった騎士 ヌンキ 「サダル、アイツ……本当に……」 結局最後まで何だかんだ振り回したような、 振り回されたような、そんな男だった。彼は。 「別に死にたがってたワケじゃないんだがね。 ただ、それでアイツが安心できるなら、 これからはそう生きるってだけさ。」 「好かれてはいるだろうが、俺もアイツも『恋』は 全くわからないからな。……そう言う意味では、」 『どうだかな、』と。少し遠くを見る。 別に『恋』なんてしなくてよかったのに、なぜだろう。 色々当てられたのか。それともこの会議の空気か。 何らかの干渉か。それとも、無意識に求めていたのか。 けれど、彼に手を伸ばしたのは己だ。走り切る覚悟はある。 「はいよ。」 簡素な返事だけを投げつつ、これで少しでも彼が、 誰かに甘えられるようになればいいと考えながら、 もう暫くの間、ゆっくりと過ごした。 この後、誰が死んで誰が生きて、どうなるかは知らないが。 それでも目の前の辛そうな人間を捨てられないのは、 この男の性質としては、何度でも変わらなかった事だろう。 (-886) 2021/04/26(Mon) 21:55:59 |
【秘】 星集め メレフ → ■■■■ シトゥラ「特別、男も女も差はないように思うがねェ。 お前もそう言った顔で厄介なタイプだ。 それこそ、敵に回したくないものだ。」 色の例えをされて、さあて。と曖昧に濁す。 「俺みたいな男がどの色を言っても、 それを『はいそうですか』と信じるタイプには見えねぇ。 だからお望みであろう、 俺が言いそうなネズミ色。と言っておくよ。」 「最も、ちゃんと“妹”の件については調べるし、答える。 そこは信頼してくれてもいいぜ? 話すなら、その結果の後が互いに都合もいいだろ?」 (-887) 2021/04/26(Mon) 21:59:17 |
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