【人】 こどもの アルレシャ「うぅ……、ひっく」 とぼとぼアルレシャは歩きます。使用人達が時折声をかけますが、少し話すと離れていきました。 それもそのはずです。城にいない人間の在処を尋ね、あるはずのない帰り道を尋ねるのですから。 「ヘイズ〜……シャト〜……、かくれんぼはヤだよ……」 パーティー料理には見向きもせずテーブルの下に潜ります。 (7) 2022/01/15(Sat) 22:48:41 |
【人】 こどもの アルレシャ「やっぱりいない……」 アルレシャが出てきました。テーブルの下には誰もいなかったようです。そして広間から出ようとして、何か思い出したように引き返します。 空のバスケットにパンやお菓子を入れ始めました。お弁当のつもりのようです。外を回るならきっとお腹が空きますし、お友達だってお腹が空いているかもしれません。 (14) 2022/01/15(Sat) 23:57:54 |
【人】 こどもの アルレシャ>>@2 ブラキウム 「……あのモクモクするやつ、なぁに?」 どうやら大人より話しかけ易いようです。アルレシャはバスケットを抱えてブラキウムに歩み寄りました。 しかし視線は煙草から出る煙に向いています。どうやら初めて煙草を見たようです。 (15) 2022/01/16(Sun) 0:01:16 |
【人】 こどもの アルレシャ>>@3 ブラキウム 「ふうん? よくないんだ」 何故良くないことをするのか、アルレシャにはよくわかりません。わからないので考えるのをやめました。 「これはねー、おべんとうだよ! ともだちさがしにいくの。とちゅうでおなかすいちゃうから、たべるんだよ。 いっしょにいく?」 (40) 2022/01/16(Sun) 11:34:20 |
【人】 こどもの アルレシャ>>@7 ブラキウム 「わかった! メッなんだね」 バスケットがふわりと宙に浮かびます。アルレシャの力でしょう。自由になった両手でブラキウムの手を握りました。 「ブラキウム……じゃあ、ブラキだね。 アルはねぇ、アルレシャっていうの」 (48) 2022/01/16(Sun) 14:25:03 |
【人】 こどもの アルレシャ>>43 アマノ 「オヤ……? ってなぁに」 ちびの自覚はあるようです。しかし反応は不自然なものでした。単語の意味を理解していないのでしょう。 「おじさん、オヤってひとさがしてるの? アルおともだちさがすから、いっしょにさがしてみる?」 (49) 2022/01/16(Sun) 14:26:06 |
【人】 こどもの アルレシャ>>50 アマノ 貰った飴玉をポケットに入れてお礼を言いました。 「パパはしらないけどママはいるよ。いつもいっしょだから、みんなできたのかと…… おもって…… 」段々と状況を理解してきたようです。ひょっとするとアルレシャははぐれたのではなく、ひとりぼっちでここへ来たのかもしれません。 諦めずにまだ探すつもりではありますが、思い付いてしまった可能性に寂しさが膨らんでいきました。 「……うぅ」 大きな瞳にみるみる涙が溜まっていきます。アマノのせいではありませんが、会話を聞いていなければ泣かされたように見えるかもしれません。 (56) 2022/01/16(Sun) 17:32:44 |
【人】 こどもの アルレシャ>>@11 ブラキウム えへへ、と撫でられながら笑います。 「まほー……? はわかんないけど、そういうのはできないよ」 ぽんっ。軽い音と共に現れたのはペガサス……の子供でした。ピンクを基調とした女の子らしい姿です。 「ブラキはたかいところ、へいき? そらとんだら、おにわもよくみえるとおもうの」 空を飛んでも夜なのであまり地面は見えないのですが、幼いアルレシャはあまり考えていないようです。もしくは、いるかもしれない友達が明かりを灯していると思っているのでしょう。 (59) 2022/01/16(Sun) 19:11:51 |
【人】 こどもの アルレシャ>>@13 ブラキウム アルレシャのいたところでは、皆が魔法を使えます。ですから特段秀でているわけでもないのですが、アルレシャは気分を良くしました。 「だいじょーぶだよぉ。おとなはむりだけど、こどもならへーき!」 ぴょいとペガサスの背中に跨ると、バスケットを抱えてブラキウムを手招きします。二人が跨るとペガサスはバルコニーへ向かって駆け出しました。 「 どいてどいて〜〜っ! 」バルコニーへ続く扉がひとりでに開くと、そこで煙草を吸っていたミズガネ>>53の頭上をペガサスが跳び越えます。 そしてペガサスは小さな翼を動かし、淡い光を纏って夜闇の中を飛んでいきました。 (60) 2022/01/16(Sun) 20:33:07 |
【人】 こどもの アルレシャ>>@14 ブラキウム 星の煌めく夜空にキラキラとした軌道が描かれます。月明かりがぐっと強くなったように感じるでしょう。二人を遮る物は何一つありません。 「ヘイズはねー、きんいろのかみでー、みどりのおようふくきてるよ。 シャトはねー、しろいかみでー、おこるとこわいの!」 何かを思い出したのか、アルレシャは顔を険しくします。怒られたことがあるようです。 「くらいから、ランタンもってるとおもうんだけどぉ……」 眼下に広がる大きな庭園を見下ろします。湖は月明かりを映し、所々に淡い光が浮いている様子が見えました。 どこを切り取っても絵本のような景色です。 (65) 2022/01/16(Sun) 22:30:48 |
アルレシャは、空飛び仲間に認定されました。 (a7) 2022/01/16(Sun) 22:32:24 |
【人】 こどもの アルレシャ>>@15 ブラキウム そうして暫くの間、お城の周りをぐるぐると回っていました。途中でバルコニー>>68に向けて手を振ったり、お散歩気分です。 「アルもみえなーい。きゅーけいしよっか」 湖畔に降り立つと、大きな布がどこからともなく現れます。それを原っぱに敷いて腰を下ろしました。 「やっぱりアル、ひとりできちゃったのかなぁ……。かえりみちもみあたらなかったし……」 往生際の悪さもありますが、子供なりに飽きっぽさもありました。友達が居なくなって寂しいのは事実ですが、探し続ける程の集中力が無いのです。 (69) 2022/01/16(Sun) 23:11:39 |
【人】 こどもの アルレシャ>>@16 ブラキウム 「……アルは、ママにあいたい」 バスケットからパンをひとつ取出し、小さな口で齧ります。俯いた横顔はきっと暗いでしょう。 しかし顔を上げてブラキウムを見ました。 「だったら、アルのおうちにくる? ママはやさしいし、なんでもあるよ。おともだちだってたーっくさんいるから、さみしくないもん。 たくさんいれば、いろんなあそびができるから、もっとたのしい! かえりみちは……まだわかんないけど」 アルレシャもこのお城は好きですが、やはりお母さんとお友達に会いたいという気持ちは拭えません。 (76) 2022/01/17(Mon) 7:58:12 |
【人】 こどもの アルレシャ>>70 スピカ 夜空を見上げれば、ペガサスの描いた軌道がまだ残っているでしょう。もっとも、その内消えてしまうことは明らかです。 それを辿れば湖畔へ向かえるはずです。 特に隠れようともしているわけではありませんから、きっと二人を見つけるのは容易です。勿論、追手にその意思があればですが。 (77) 2022/01/17(Mon) 7:59:16 |
【人】 こどもの アルレシャ>>73 アマノ 「わわっ………、ほんとぉ……?」 先程とは変わって、今度はアマノを見下ろす形になりました。 「……うん」 その言葉に少し安心したのか、涙を拭いて頷きます。そして一緒に来ているかもしれないお友達の特徴を言いました。 金髪の少女ヘイズと、白髪の少年シャト。 この二人がアルレシャと特に仲の良いお友達です。 「おじさん、おなまえなぁに? アルはねえ、アルレシャっていうの」 (78) 2022/01/17(Mon) 8:14:29 |
【人】 こどもの アルレシャ>>79 アマノ 「うん……アル、なかない。アマノもないちゃダメだよ」 お返しにと、アルレシャはアマノの頭を撫でます。 アマノの話は所々アルレシャには難しかったのですが、お友達とお母さんを探してくれるということは理解できました。 「アルねぇ、おそらからさがしてみるの。 アマノはー、こどもがはいっちゃいけないところとか、おねがいねっ」 とはいえ、このお城にそんな場所があるかさえわかりません。恐らく調理場や倉庫が『子供が入ってはいけない所』になるでしょうか。 きっとアルレシャが思い付かない場所だってあるはずです。 (80) 2022/01/17(Mon) 14:00:04 |
【人】 こどもの アルレシャ>>@17 ブラキウム アルレシャは見た目通りに幼く、目先のことしか考えません。ですから、ブラキウムは言葉を詰まらせたことなど気付きもしませんでした。 パンを飲み込むと僅かにアルレシャは目を細めます。 それは大人が見れば、少女らしからぬ微笑みに思えたでしょう。 「うんっ! ママやさしいからねー、ブラキのこともぜったい『いいよ』っていってくれるもん」 アルレシャの住む場所では、魔法が当たり前です。 非日常が日常になったその時、ブラキウムが何を思うか……アルレシャにはわかりませんし、想像さえしません。 「でぐちもさがさなきゃ! それでねっ、 みんなで、おうちにかえろう! 」 (85) 2022/01/17(Mon) 16:33:52 |
アルレシャは、ブラキウムに小指を差し出しました。 (a13) 2022/01/17(Mon) 16:34:51 |
【独】 こどもの アルレシャ少なくとも1日目のロールじゃねえ 設定の噛み合い方があまりにもヤバい為、爆速誘拐RTAになってる (ちなみにネヴァーランドは勿論大人にならない国だゾ!) (-80) 2022/01/17(Mon) 16:37:09 |
【人】 こどもの アルレシャ>>@18 >>@19 ブラキウム 「なんだってできるよ! おかしのいえだってつくれるし、ガラスのくつだってつくれるの!」 アルレシャにとっては遊ぶ約束を交わした程度のことです。幼い笑顔は今日よりも楽しい明日への期待でいっぱいでした。 「ふふっ、でぐちみつけたらみーんなうれしいし、アルたちもうれしい! みんなほめてくれるかも!」 広間で見かけた大人たちは、皆一様に帰路を探していました。ですから、出口を探し出せばきっと喜んでくれるはずです。 (94) 2022/01/17(Mon) 20:22:22 |
アルレシャは、ブラキウムと指切りをしました。 (a14) 2022/01/17(Mon) 20:25:34 |
【人】 こどもの アルレシャ>>90 アマノ 「……? あ、そっか。 おおきいと、とべないんだっけ」 口振りからして魔法、もしくは魔法に類似する力を持つのが一般的な場所から来たようです。 そして外の世界を知らないのでしょう。少なくともアルレシャにとっては、当たり前のことでした。 「えへへ〜、ありがとアマノ! あっ、もしこわいところとか、あったらおしえてね? いかないようにするから!」 タダより怖い物は無いと言いますが、アルレシャはそんなこと知りません。 幼い子供ですから、怖いもの知らずなのです。 そうして親子のような歳の差の二人は、暫く言葉を交わしていたのでしょう。 (96) 2022/01/17(Mon) 20:52:24 |
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