本作戦の目標は鬼共に占領されている鬼ヶ島の奪還である。
水陸両用作戦となり、敵守備船団を撃破後、鬼ヶ島への上陸戦に移る。
戦術については貴君らの提示するところを聞かせてもらった。
結成間もなき義勇軍ではあるが皆優秀だ。
その力を以て、今こそ！
鬼共に悪行の報いを受けさせ！
奪われたものを取り返す！

ここに凱旋してきた時、貴君らは大きな富と名誉を手にしている。
それを想像したか？

それでは作戦開始だ。
船団出撃せよ！

降伏を容れるなど、回りくどい事をしたものだ。

とはいえ、鬼ヶ島奪還の大義はここに成された！
誠、天晴な働きである！
存分に分捕って帰って来い。

>>9凩
「カッカし」と「戦」が呼応していて美しい回文である。
「作為で」「夏まで」も自然だ。

>>12雁野
この「凄」を「すさ」と読ませるのは強引だ。
それを力で押し切っている。

>>648時見
まるでキャッチコピーのようだ。
回文でこれが作れる事は驚きである。

迎えに来てくれたか、深く礼を言う。
貴官の所属はどこかね？

「ス五六機関」？
覚えがないな。
この半年の間に一体何があった？
海軍卿の御役目は誰が務めている？

そうか……。
その機関を設立したのは、我が……影武者の独断だな。
よりにもよって、私掠船団など作ってけしかけるとは。
……いや、貴官らは我が国の為に命を懸けてくれた。
誠に天晴な忠義である。

鬼は殺戮者であり略奪者だ。
とはいえ、彼らにもまた事情があり、抗えぬものがある。
これでまた情勢が大きく傾いてしまったな……。