32 【身内】降りて流るるにわか雨【R18】
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| [静止は聞かなかった。 >>1:!12 否定の言葉を紡がない代わりに 少しも汚くなど無いのだと 立証するかのように 折れそうに細い指を丹念に舐る。] ちゅ…っ、 ……ぴちゅ [精液を口にするのも 無論、初めてだったが 思ったとおり、 愛おしい 味がした。] (!0) 2020/06/06(Sat) 16:13:17 |
| [この行為にも 感じてくれているのだと >>1:!12 捕らえた指の向こう側に捉えて >>1:!13 (もう一度‥‥) 力を失うまで何度だって 慈しみたいという 思いが湧き上がったが そうだった、次は…俺の番。 >>1:!14] (!1) 2020/06/06(Sat) 16:40:27 |
| [表面に残るのは 己の唾液ばかりになった手を開放すると 身を起こし、 片足だけ乗り上げたこの体勢では やり難いだろうかと 全体重で乗り上げれば 丈夫な検査台も流石にぎしりと音を立てた。 膝立ちと正座の、ちょうど中間ぐらい。 足を開き気味にして 踵で尻を支えるような格好で 彼の手に導かれるまま、半身を晒す。 >>1:!15] ────…、っ [どれだけ興奮しているのかを まざまざと見せつけるようなカウパーの量は 己も驚いてしまうほど。] (!2) 2020/06/06(Sat) 17:31:34 |
| [その様を見て、引くのではなく 嬉しいと言ってくれるのも 然ることながら、 とても真っ直ぐな好意の吐露に >>1:!15 込み上げてきた愛おしさと喜びの分だけ ぐ、と漲り 激しく反り返らせてしまう。] っ、ん…… は、 ……ぁ [先端に口付けられただけで 吐精感が来る。 こんなことも初めてだ。 実験の延長では 己は施す側であって 自由になどさせたことがないから 初めてなのは当り前なのだが、 それにしても早すぎる、と 鍛えた腹を、ひくり…波打たせながら焦る。] (!3) 2020/06/06(Sat) 17:56:49 |
| [それに、ああ…… これは全く予想だにしていなかった。 邪魔にならぬよう髪を退ける仕草が やけに手慣れて見えて 微かに違和を覚えたのだが >>1:!16 勘違いではなかったと、すぐに思い知らされた。 先程までの初々しさとは裏腹に 酷く巧みな口淫に 余裕が根こそぎ奪われていく。 特に、陰嚢への愛撫は衝撃だった。 >>1:!17 これほどまでに 気持ちの良い部位なのだということを 彼に初めて教えられて、] ………… ぅ゛、 [今まで、自分で聞いたこともないような 喉から絞り出すような声が 漏れ落ちる。] (!4) 2020/06/06(Sat) 18:01:42 |
| [繰り返し伝えてくれる想いは >>1:!18 心と脳を 強く震わせてくる。 それだけではなく空気も揺らすから 先程まで口に含まれ 濡れた二つに ひんやりとした刺激まで加わった。 重みを増したそれが く、と 達したいと持ち上がるのを 彼の頭に両手を置いて、堪える。] 俺も… すき、だ………、 ヒュー [詰めた息で返すので精一杯。 我慢強い方だと思うし 欲をコントロールする能力には長けていると 自負しているのだが、 恥ずかしいことに もう、あまり保ちそうもなかった。] (!5) 2020/06/06(Sat) 23:30:08 |
| [既にそんな状態だったのに、 何処の、誰に 仕込まれたのだろう 視覚、聴覚、触覚…と五感にビリビリ響く 雄の快感を知り尽くした舌使いと 厭らしいしゃぶり方に 為す術なく追い上げられて… >>1:!19] っ、 ヒュ、ぅ… ‥‥ッ、 もう─── イく…っ!! [咥えながら、好意を囁かれた瞬間 弾けるように あっけなく達した。 白衣の裾を割り 最低限にずらしたスラックスと下着から覗く 太腿の付け根の筋が強く浮き上がり 突き上げるように 揺れてしまう腰が快感の強さを示す。] (!6) 2020/06/07(Sun) 9:17:45 |
| [自制がまるで効かなくて 普段は決して 生で注ぎ込んだりはしない種を 髪をぎゅっと掴んでしまいながら 幾度にも渡って 吐き出してしまっていた。
これまで感じたことのないような 尾を引くような幸福感に 溶かされて、 忘我の極地から戻れたのは しばらく経ってから。]
っ……、 は、ぁ……
信じられないくらいに、気持ちよかった
[乱してしまった 美しい銀糸を撫で漉きながら 蕩けるような笑みを零した。] (!7) 2020/06/07(Sun) 9:46:54 |
| /* 尊い‥‥‥‥尊すぎて、ヤバい、、、
>>!9 焦燥にも似て求めながら ←とか好きすぎるし >>!10 愛でられているみたいだ ←かわいい;; >>!11>>!12の リアルな感じがめっちゃ滾る >>!13 ヒューらしさが爆発してて、ここ、ほんと好き >>!14 しっかりと味わってくれている描写に、愛を感じる…んんん >>!15 片足ずつ浸かっている ←秀逸 そして、かわいい
はーーーーーーーー、ヒュー 愛おしい (-5) 2020/06/08(Mon) 5:24:16 |
| [コクリ、 身を起こし 表情がよく見えるようになった彼の 喉を鳴らす音で >>!14 我に返った。 信じられないことに 足りることを知らぬ厄介な体が 一時的にせよ、今は充足感を覚えている。 想いを寄せる 特別な相手だからなのか、 ヒューがあまりにも巧みだったからか、 おそらく、その両方だとは思うが 感嘆が思わず 口をついて出てしまうほどに >>!7 快感の質が別次元だった。] (!16) 2020/06/08(Mon) 18:07:39 |
| [少しの間の後 蕾が綻ぶように薄紅色の微笑みが咲く。 >>!15 髪を漉く手を止めて 見惚れて、気が付いたのは 朝露のような潤みを湛えていること。 >>!11 (……無理をさせただろうか?) 思い返すに あまりに善すぎて 気遣う余裕が欠けていた。 苦情ひとつ零さずに 飲み込んでしまったのだとしたら その従順さは どこか危うく思えて、気に掛かる。] (!17) 2020/06/08(Mon) 22:18:31 |
| [そういえば、と 瞬時に脳裏を駆け巡ったのは 知ったばかりの彼の一面、 慣れと不慣れの 著しいアンバランスさのこと。
(させられてばかりの関係‥?)
これほどまでの技巧は 一朝一夕で 身に付くようなものではない、と思う。
過去の遍歴や 噂になっている他の恋人たちとのことを 詮索するようなつもりは無いが……
不条理なことを 要求されたりはしていないのか 心配になって 恋人の姿を視線でなぞる。] (!18) 2020/06/08(Mon) 22:20:45 |
| [まだ足りない、欲しいと 言ってくれているような証に気付いて >>!15] ────…! [息を飲んだ。] (!19) 2020/06/08(Mon) 22:22:07 |
| [
(もしかして、 今ので感じてくれたのか‥?!)
じんわりと 嬉しさが込み上げてくる。
その反面、 奉仕する側でなら 誰とでも気持ちよくなれる可能性も わずかに過った。
器を補修するために必要で 体が順応することも あり得るのかもしれないが。] (!20) 2020/06/08(Mon) 22:23:33 |
| [いずれにせよ、自分は 多数の中のひとり…という立ち位置に 甘んじるつもりはない。
ヒューがまだ知らないというのなら 俺の手で教えて 特別な存在だと刻み込もう。
その為には────…、]
場所を変えても構わないかな?
もっと、ちゃんと愛させて欲しい。
[そう言うと、台から降りて 白衣から袖を抜く。 それを肩から羽織らせて 壊れものを扱うように そっと優しく横抱きにした。] (!21) 2020/06/08(Mon) 22:25:48 |
| [向かうのは隣室にある 仮眠用のベッドだ。
短時間の睡眠でも足りるよう 割と質の良いものを入れているのだが、 こんな風に役立つことがあるとは 思わなかった。
独りで使うために手に入れたセミダブルなので 十分な広さとは言い難いが 先程までの検査台よりは余裕がある。
その上に大切な恋人を 静かに横たえると 体重を掛けないよう気をつけながら 自分も乗り上げて
請う。]
服を脱ぐのを手伝ってくれないか?
その方が、もっと触れ合える。
[殊更、甘い声音で。]* (!22) 2020/06/08(Mon) 22:28:02 |
| /* ほんと、ヒューは愛おしい。 幸せにしてあげたくて仕方なくなる。
>>!23 痩せただけじゃなく 髪も元気なくなってるのとかリアルで なんとかしてあげないとって、強く思うよね。
あああーーーーー
感想 いっぱい書きたいことあるんだけど とりあえずお返事してからっ。 (-9) 2020/06/09(Tue) 18:10:53 |
| ありがとう、助かるよ [彼の手を借りながら 自分でも脱ぎ落としていく。 先程までとは打って変わった 辿々しい指先を >>!29 目元を撓めて見つめながら。] (!32) 2020/06/10(Wed) 6:52:43 |
| [ヒューは不思議だ。 秀でるところが 突出しすぎているせいもあるだろうが 凸凹していて どこか歪な感じがする。 ────そこが酷く 愛おしい 。 均してしまいたい訳ではないけれど その窪みを 自分が埋めたいという 気持ちにさせられていた。] (!33) 2020/06/10(Wed) 6:54:01 |
| [細い腕を伸ばして ぎこちなく強請ってくれるのが >>!31 また堪らない。] ああ……、 ヒュー [内に燻る欲が掻き立てられて 抱きしめ返しながら 吐息と共に音にできたのは名前だけ。] (!34) 2020/06/10(Wed) 9:35:59 |
| [甘やかして 甘やかして 甘やかして
愛される善さを、教え込みたい。
もっと‥と 遠慮も躊躇いもなく 欲してくれるようになるまで。] (-14) 2020/06/10(Wed) 9:50:57 |
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