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【秘】 疾風迅雷 バーナード → 迅雷風烈 ラサルハグ普段うるさすぎるほどうるさい口から漏れるのが寝息であることも、腕の中に閉じ込めたままのあなたの存在も、どちらも以前の姿からは想像できなくて。この無礼講期間に自分もすっかり変わってしまったな、と浮かべた笑みは呆れ半分照れ半分といったところだろうか。 不思議なものだ。無礼講が始まるまではそろそろ捨てようと思っていたはずの従僕が、今では主従の枠にとらわれず己にとって必要なものとして傍らで眠っているなんて。しかもそれを見て穏やかな心地になるのだから、全くもってらしくない。 「……ああ、」 分かっていたことだが、もうすっかり手遅れらしい。悔しいが。献身などという可愛いものでもないが。ともに楽しく生きたいと思ってしまったのだ。……じっとあなたを眺めながら、ぽつりと呟いてしまうのだ。 「勝てねえなあ」 (-39) 2022/03/08(Tue) 2:19:33 |
【秘】 疾風迅雷 バーナード → 泰然自若 シトゥラ「後ろだけでいいの?……なんてね。お前の目の届かないところ全部とまでは言わないが、お前の太刀筋を邪魔させないようにはするよ」 同僚という立場に収められなくなったあなたという人間が刀を振るう姿を男は存外好んでいるから。 何報告されるんだろう。惚気とか悪戯話とかちょっとした情報とか?有用なものから無用なものまで幅広くお届けします。 「朝とか髪広がって綺麗なんだろうなあ、石鹸はマジでやめろありがとう勧めてくれたどこかの誰かおかげでシトゥラの髪が助かっています。 ってか雪山!水番!あ、だから吹雪の中でもああして綺麗な華作れてたの?水番って何するの、寒い環境だと水が氷になっちゃうんじゃないかって気もするんだけど」 興 味 津 々 だ 。 だって雪山なんて行ったことがないし、雪だってトレーニングルーム以外では触れた試しもないのだ。 (-42) 2022/03/08(Tue) 2:44:34 |
【秘】 疾風迅雷 バーナード → 迅雷風烈 ラサルハグ男はあなたがモーニングティーを淹れるのを止めはしなかったし望んでいると口に出しもしなかったが、しかしそれをあなたの行う当然のこととして認識していたきらいはある。なのであなたが多少寝坊することがあったとしてもお茶は求めたはずだ。 「……起こしたか?」 ふとあなたの声が聞こえたならば腕の力を僅かに緩めて、緩めた手であなたの髪を少し梳く。すっかり見慣れてしまった 空色 を梔子色 がじっと覗き込んで、空に日差しをもたらそうか。「ああ、負けたよ」 今なら聞き逃してくれないかなとは思わなかった。だって、悔しさはあるのに嫌じゃないのだ。嫌だけど、全力で拒絶するほどのものじゃなくなってしまっている。 「お前に負けた。俺の負けだよ」 (-53) 2022/03/08(Tue) 4:35:53 |
【秘】 疾風迅雷 バーナード → 迅雷風烈 ラサルハグ「それもそうだったな、おはよう。……分かってて言ってるだろ」 すっかり変わってしまった関係だからこそそんな言い分も許せてしまうのだと思うとますます敗北を突き付けられている心地になる。 悪くはないから困るんだよな。 「"賭け"の話だよ。覚えてないとは言わせねえぞ、俺もお前も本気で獲りに行っていたはずだ」 昔の自分なら「忘れる程度にしか思っていないならそもそもゲームが無効だな」と言っていたかもしれない、と思えば思わず笑いも零れるというものだ。 (-57) 2022/03/08(Tue) 5:35:55 |
【秘】 疾風迅雷 バーナード → 迅雷風烈 ラサルハグ「だよなあ」 ため息交じりに呟いた言葉は果たしてどれだけ言葉としてあなたの耳に届いたのやら。 あなたの思う通り、そんな言葉だけで怒るようなことはない。戯れだと分かった上でわざとらしくため息をついてみせているだけなのだ。ただのじゃれ合いでしかないやり取りを終えてから続く言葉には一瞬言葉に詰まる。 「…………考えた上での言葉ではあるんだが、少し待ってくれ。改めて言語化して敗北を認めるの、クッソ悔しい……」 あなたには"賭け"が始まった時点でこうなることが見えていたのだろうか。男にとっては想定外だらけすぎて、それ故に雁字搦めになって今僅かに視線を泳がせていて、それから。 「一言で言うなら、お前と『楽しく』生きたいと思った。 ……俺の欲していたものが、こんな……いや、俺を知った上で俺とともにいてくれる人間だったと気づいてからは、本当にお前で決めていいのか確かめていたんだ。 けれど、お前が俺を庇って死にかけたあの時に……失うのが怖くなった。傷付くのが嫌だと思った。失いかけただけであんなに怖かったのに、いっときでもお前を失ったら耐えられないと思ったし、……実際耐えられなかった。 傷付けたくなくて、失いたくなくて。お前のおかげで知ることができた生き辛さと生きやすさを考えて。色々お前にしてやりたいことが出てきて。何より、これからの人生にお前がいてほしくて。 ――なあ、お前もそうでしょ? お前も俺のこと、」 これをどう呼んだらいいか分からない。愛であるかすら分からない。けれど、 "大好き" だけでは決定的に欠けることだけは分かっていて、じっとあなたを見つめる。 (-79) 2022/03/08(Tue) 17:54:50 |
【秘】 疾風迅雷 バーナード → 泰然自若 シトゥラ「もちろん!」 もし相談が来たのなら、その瞬間だけはめちゃくちゃに狼狽えるかもしれない。しれないが、そちらの主従にあった方向性をリスニングしつつ、主人として許されている権限やら囚人が手伝いで得られるポイントやらの説明を行う形でのプレゼンを行うはずだ。 ちなみに石鹸に関しては手でバッテンを作ってNGを主張しました。駄目だよ。 「俺住んでたのいかにも都市って感じのところだったしどこかに連れて行かれるとか全然なかったからさ、資料とかでしか見たことなくって! 雪って食ったら腹壊すんだ……。 お前なら水出せるからってそういうことか、なるほどね?雪山で火を起こしちゃいけないってヤバいな、なんかそういう霊験あらたかな場所みたいなそういう?」あなたから話を聞く度に頷いてみたり首を傾げてみたりと面白いくらいに反応する。疑問は次々沸き上がってはそれをすぐにぶつけるあたりも素直な証拠か。 普通の雪景色に連れ出された時の反応はお察しの通りで、だからこそ翌日風邪でダウンするかもしれないが、雪慣れしたあなたがいれば大丈夫だろうとも思う。 (-81) 2022/03/08(Tue) 18:19:31 |
(a29) 2022/03/08(Tue) 18:21:58 |
バーナードは、三文字縛り?と思った。 (a30) 2022/03/08(Tue) 18:22:16 |
【秘】 疾風迅雷 バーナード → 泰然自若 シトゥラ頼りにしていると言われると黙ってこくりと頷いた。自分に向けられていると分かっているからこそ嬉しい。 「そうだな、大体のことが出来たと思う。院の子供達が色々連れてってもらってたなあ、帰って来てからも盛り上がってて……大体翌日あたりに、行った誰かしらが寝込むんだよね。 かき氷食べるぅ……へ、そういうものなの?神のことよく分からないんだけど、てっきり祭壇に炎が灯されて……みたいな感じだと思ってた。ああ、そのあたりは雪山だからなのかな」 ぽろっと子どもの頃の話題を口に出す。他の子供から聞くとしての認識が強いのか、自分の経験には繋がっていないようだ。自分の知らない世界についてまた触れて、情報を基に考えて。こうした他愛ない会話でもあなたから学び、成長している。 後日、もこもこ高身長看守達がもふもふ雪景色に出かける日が来るとか来ないとか。その時の男はきっと転んであなたを巻き込むだろうし、結果はどうあれそれも思い出のひとつにはなるのだろう。 (-95) 2022/03/08(Tue) 23:35:44 |
【秘】 疾風迅雷 バーナード → 泰然自若 シトゥラ「そうそう、はしゃぎすぎた反動でばたーんって。毎日体力使い果たすってやっぱり過酷なんだなあ……暗くなったら寝る生活自体はめちゃくちゃ合いそう」 早寝の理由はあっても眠れないことだってあったから、そっちに住んでいたらまた色々違ったんだろうなと考える。考えたところであなたの住んでいた雪山にもあちこちのレジャーに出かける子供達の中にも幼き日のバーナードの姿がなかった事実は変わらないし、かき氷って実はシロップ全部同じ味なんだろ?と 要らん雑学 を披露するバーナードがいる事実も変わらない。「ああ、じゃあ本当にかなり違いそうだ。俺が無神論者だからなんとも言えないんだけど、荘厳な建物があってあちこちで火が焚かれていて中央に祭壇が……みたいなイメージ持ってた。神様がいるってどんな感じなのかなあ」 (-106) 2022/03/09(Wed) 1:19:35 |
【人】 疾風迅雷 バーナード これは散歩がてら芋煮foodラッシーdrinkロリポップvilを受け取りに来た人だ。 「俺はピチねばパス。もうラサルハグ飼ってるから他のもの要らねえし。俺達以外のところに配膳されればノーダメージだから別に食材に戻ってもいいんじゃね?」 6m分を食べてくれたラサルハグには心の底から感謝している。本当にありがとう。 (67) 2022/03/09(Wed) 17:00:51 |
【秘】 疾風迅雷 バーナード → 憐憫聖贖 ナフ『空いてるよ』 『今どこ?』 返されるのはこちらも端的なメッセージだ。文体を見るに、今は空き時間といったところだろうか。無礼講が終わって以降、従僕以外への手出しが綺麗さっぱりなくなった男は 存外 真面目に業務に取り組んでいるとあなたも知っているだろう。 (-130) 2022/03/09(Wed) 20:02:50 |
【秘】 疾風迅雷 バーナード → 泰然自若 シトゥラ過去は変えられない、けれど未来はいくらでも。一人でできたことは二人以上でできたことに変えられる。 その証明は男がここにいる間も、ここに出てからも、きっとあなたに届けられるだろう。 「まあほら、俺達って知ってることしか知らないからねえ。 当たり前に存在するってなんだか不思議だな。でも当たり前が揺らがないのって……いいなーって思う」 しみじみと呟いて少し遠くを見るしぐさを挟んでからあなたに視線を戻す。……また、あなたと過ごす色んな時間が欲しいな、と考えて。 「今この船どのあたりにいるんだっけ。今度船外行ける時にでもどこか遊び行かねえ?あ、デートのお誘いじゃないよ」 (-137) 2022/03/09(Wed) 20:38:55 |
【秘】 疾風迅雷 バーナード → 憐憫聖贖 ナフ『了解、じゃあ適当に持っていくよ。好き嫌いは考慮しないからよろしく』 ブリオッシュfoodあたりを持っていくかもしれないが、あまりにも平時の昼食で出ると考えにくいものだったらサンドイッチあたりになる。もう変なものは出なくていい。 丁寧なノックを挟んで明るく穏やかな声音で室内に挨拶を投げかけてから、部屋にあなただけであることを確認してソファへと向かう。 「はい、お待たせ。食べるならちゃんと身体起こして座りな」 (-139) 2022/03/09(Wed) 20:46:37 |
【秘】 疾風迅雷 バーナード → 憐憫聖贖 ナフ「……シトゥラ、こういう感覚で話してたんだ? 俺のエリアここほど荒れてないからそこまで溜まってなくてさ、やっぱり治安って大事なんだなって思ってるところ」 ここでいう「こういう感覚」は子供の面倒を見る感覚なのだが口にはしない。 座るスペースができれば自然とそこに腰掛けて。 「いや、お構いなく。昼食食った時に飲んできたから喉渇いてないしね。 今は無礼講の時みたいにのんびりできないわけだし、休めるうちに休んでほしい。ここのエリアただでさえ仕事多そうだしな」 (-146) 2022/03/09(Wed) 21:42:17 |
【秘】 疾風迅雷 バーナード → 泰然自若 シトゥラ「俺達のずっと先を行っているんだなあ。……寿命って意味なら追いついた気もするけど、当たり前の存在になるってところじゃまだまだ難しそうだ。 気になる、から飲みたい!またその時に色々じっくり聞いたり話したりしちゃおうかな」 時間はきっとある。永遠を得た自分達にとっては短すぎるかもしれないが、それでも全くないわけではないから、たくさん思い出を作って行けるはずだ。 「 ご明察!俺アイツのこと大好きだからね! ……何となくわかった気がする。取り込み中じゃなきゃ援護するから必要だったら呼んで。 あ、そうだ。飲むのいつにする?俺の休み送っとくから都合のいい日教えてよ」 レッグバッグから端末を取り出して送りつつ、気付けば結構話し込んでいたのだなと実感しつつ。すぐさま予定を取り付けるか後日の決定となるかはあなた次第となりそうだ。 (-151) 2022/03/09(Wed) 22:06:01 |
【秘】 疾風迅雷 バーナード → 憐憫聖贖 ナフ「 出さなーい。 俺は平和なエリアで無難に過ごして楽に金稼げたらそれでいいしねえ」戯れだと分かっているからこそ、こちらも理由として一番ではないそれを挙げて肩を竦める。遊ぶ理由がなくなったのもあるが、己の大事な空色を思うとリスクを取る気にはならない。 「ああ、ここにいる残り時間を正確に把握しないとこれからの予定も立てられないし、後々になってから予定が狂うほうが面倒だからな。早めに色々確定させるためにも時間は無駄にしたくない」 ここを離れる前提での会話を出しながら端末を弄っていたが、それもしまってからはあなたを見て微笑む。こうして話す時間は無駄ではないという意思表示。 (-160) 2022/03/09(Wed) 22:36:36 |
【秘】 疾風迅雷 バーナード → 憐憫聖贖 ナフ「俺の本性が犬みたいに言うなよ、明るく可愛く穏やかな犬が本性だなんて心外だ」 言いながら撫でられ、問いかけには頷く。あなたの手を拒絶せず、微笑みには同種の微笑みを返すことはできずにいる。それはあなたの微笑みが過ぎさせるものだからではなく。 「うん、 アイツと行くよ。もっと楽しく生きるために。 名残惜しさはあるんだけどな、ここにいた時間も長いしお前達といるのも楽しいし……故郷を挙げるならここだと思える程度には思い入れがあるみたいだ」 単純に、こんな場所が嫌いで、でも好きだから。 (-170) 2022/03/09(Wed) 23:45:25 |
【秘】 疾風迅雷 バーナード → 憐憫聖贖 ナフ「仕方ねえだろ、ここには思い出が多すぎるんだから。あと故郷がひとつじゃなきゃいけないなんて決まりはないからここも故郷でいい。ってか誰が仔犬だこれでも130年生きとるわ」 こうしてキャンキャン言うから仔犬と言われるのかもしれない。 男はあなたの瞳の内にあの無礼講を思い出し、あの時大きく壊れたことを思い出しては一度目を伏せて。 「……俺もそう思うよ。まあ、ああなったのもここを出る理由になったんだけどさ。俺、ここ向いてないらしくて。お前は……ここが馴染む人間なのかもしれないけど」 (-180) 2022/03/10(Thu) 0:38:17 |
【秘】 疾風迅雷 バーナード → 泰然自若 シトゥラ「今まで素直じゃなさすぎただけだよ。 ……状況次第では やーいシトゥラのえっち〜 って言うからな」服を着ていない可能性がまあある。とはいえ服着ていないイコールラサルハグがいるってことなので戦力としては頼もしすぎるんだけれども。 「あ、俺も色々申請することあるからちょうどよかった。じゃあここにしよう、今度はアレ持ってくよ……なんだったっけな……」 酒の席であろうがなかろうが、あなたが聞くのであれば男は答えるだろう。これ幸いにと食事に誘うこともあるかもしれないがそれはそれ。 今はそうして予定を立てて解散となるだろうが、この交友関係はまだまだこれからも続くことになるだろう。あなたが望んでくれる限りは。他ならぬこの男が望んでいるから。 知らないままも終わるのも、勿体ないもんな。 (-196) 2022/03/10(Thu) 2:23:25 |
【秘】 疾風迅雷 バーナード → 憐憫聖贖 ナフ「ああ、そうだな。過去だって俺の得た時間で俺のものなんだから、ここで過ごした時間だって俺のものだ」 そう、少し満足げに言ってから続く言葉には少し視線を泳がせる。面映ゆいと表現するのが正しいだろうか、どうにも落ち着かない。 「……人の死を厭うんじゃなくてラサルハグの死を厭うだよ、俺にとっては結構違う。誰にも死んでほしくないってわけじゃない。だからまともかは分からないけど……まあ、どの道弱点がはっきりしたことには変わりないか。 ありがとう。大切なものも見つかったし……ろくでもないし癖しかないような、でもいい友人にも恵まれて。なかなか捨てたもんじゃないな俺の人生って思えたよ」 ちょっとだけ困ったように笑う。梔子色に素直な友愛と感謝を乗せて、あなたに投げかける。 (-201) 2022/03/10(Thu) 2:32:57 |
【秘】 疾風迅雷 バーナード → 夢幻泡沫 アルレシャ「おっマジ?」 これは暇だったので普通に会話に乗るいつもの大きいのだ。唐突だろうと全く気にしていないし寧ろ自分の好きなことの良さを分かってもらえたのが嬉しいので興味津々姿勢。 「急にどうした、良いことでもあった?それともいい夢見た?」 (-202) 2022/03/10(Thu) 2:36:09 |
【秘】 疾風迅雷 バーナード → 夢幻泡沫 アルレシャ最初はうんうんと頷きつつ、普段そんなに眠れてなかったのかなと疑問に思う程度だったのだが。あなたから前提条件を聞くと一度目を丸くして。 「えっそんなに眠れてなかったの?……その前提でのよく眠れたっての、めちゃくちゃすごいやつじゃね?それはマジでおめでとう。 しかしそうなってくると、それだけ眠れてなかった理由もだけど、それだけ眠れなかったのによく眠れた理由が気になってくるな……」 穏やかに微笑みつつ潜めた声には素直な優しさが滲む。 「お前を選んだ相手と何かあった?」 (-211) 2022/03/10(Thu) 3:18:13 |
【秘】 疾風迅雷 バーナード → 憐憫聖贖 ナフ「それもそうだ。癖のないやつがいたらそもそも『癖がないのが癖』になるような場所だもんな、ここ。 もう暫くどころじゃ済まねえよ。直接構えるかどうかは変わってくるだろうが構うのやめる予定はないんだから」 血色の視線を受け取っては悪戯っぽく、けれど悪戯ではなく本心であると伝える視線で応える。 「当たり前だろ。そっちこそ賭け降りるなよ、絶対逃がさないからな」 いなくなっても変わらない。時間が空いても変わらない。友人である事実は変わらないから。 (-217) 2022/03/10(Thu) 3:41:50 |
【秘】 疾風迅雷 バーナード → 迅雷風烈 ラサルハグ「悔しさを俺から補充するな、うわ更に悔しくなるの悔し……そもそもなんで補充するんだよ、確かに悔しがれないよりはいいかもしれないけどさ」 吐き捨てたという言葉から連想できるものは、ある。あるけれどあえて明言は避けて、そうしてあなたの返答にも頷くに留まった。 互いに見定めようとしていたことは間違いない。間違いないのだが、自覚より早く本心が答えを出してしまっていたのだから手に負えないし、だからこそ試されたことに文句を言いもせず。 唇に触れる指とその後のキス、更に投げかけられる問いを聞けばもう笑うしかない。嬉しくて、くすぐったくて、たまらない。 頭まで毛布を被って、二人きりの世界。 願望滲む甘い傲慢で勝手に『これ』に名前をつけてしまおう。 遠くない未来、ともに飛び立つあなたへの我儘だ。 「俺がお前に向けているものも同じだと前置きした上で言う、」 (-218) 2022/03/10(Thu) 4:23:17 |
【秘】 疾風迅雷 バーナード → 迅雷風烈 ラサルハグ「――ラサルハグ・ライ・バートランド。 俺に伝えて、俺に応えて。 お前の愛を俺に寄越せ。 お前のこれからに俺を映して、色々なことを俺に教えて?」 (-219) 2022/03/10(Thu) 4:24:03 |
【秘】 探求者 バーナード → 夢幻泡沫 アルレシャ「 ひゃっ…… 100年もそれであのパフォーマンス出してたのかお前……難儀すぎるだろ。心の底から祝うし、これからもよく眠ってほしい」あなたの様子を見て曖昧ながらに納得すると緩慢な動作で首を傾げて見せる。 「んー……俺が変わった理由もそうだったから、かな。無理に聞きはしないからそんな構えんな、話すなら喜んで聞くけどさ」 ひらひらと手を振る。自分が変化したこともそれが誰に由来するものなのかも認識した上で、あなたにいい方向の変化を与える相手がいることを喜んでいるのだ。 (-220) 2022/03/10(Thu) 4:40:29 |
【秘】 探求者 バーナード → 夢幻泡沫 アルレシャ「なるほどな。……色んな自覚も伴ったのならよかったよ、本気で。100年分が数日で癒えることもないと思…… ないよな……? ……ないと思うから、ゆっくりな」数十年分がここ数日で満たされた自分もいるがためにちょっと言葉には悩みつつ。今までよく上手くやってきたなとも思うが褒めることじゃないのであえて言わない。 分かりやすいかどうかで言ったらあなたが分かりやすいのではなくあなたに生じた変化が分かりやすいだけなのだがこちらも黙っていた。 そして、あなたが悩みつつ告げた言葉にはほうと笑って。 「……ああ、よかった。それだけ安心できる場所ができたんだな。 無礼講終わってからもソイツに"手伝い"頼むといい。お前のコンディションに改善が生じる以上監獄側もNG出さないだろうし」 (-229) 2022/03/10(Thu) 12:04:14 |
【秘】 探求者 バーナード → 夢幻泡沫 アルレシャ「俺が寝るの好きなの差し引いても深刻だぞ。まあ少しずつやっていきゃいいさ。お前の言う通り、俺達はこれからも生きるんだ」 あなたの試みを穏やかに見守っている。自分もつい最近までそれに苦戦していたからこその、そっと応援する気持ち。 「邪魔になるわけないだろ。寧ろお前と過ごす時間なら喜んで飛びついてくるんじゃね? ……囚人側からはたらきかけるのには限界があるしな。色んな面倒を"看守の手伝い"で除外してやれるのもデカい。看守に協力的なら待遇だって変わってくる」 素直に甘えろよ、なんて言いはしないがつまりはそういうことである。あなたへの猛毒から、尤もな理由をつけてことを運ぼうとする悪知恵を真っ当に用いてアドバイスへと変えている。 (-238) 2022/03/10(Thu) 15:54:21 |
【秘】 探求者 バーナード → 憐憫聖贖 ナフ願いを聞き届けるような人間でもないが、それが男自身の願いでもあるのだから当然頷いて。あなたの髪を一房手に取ってするりと己の頬をくすぐる。 「せいぜい見失わないよう、生きるさ。死ねない理由は多くてね」 死んでしまえば見ることはかなわないから、そう告げて。頬のくすぐったさと、己を見てくれている人がいるが故の気恥ずかしさで笑ってみせた。 互いが互いで在る以上、勝敗の決まり切った賭け。 今はまだ遠い結末も、永きを生きる自分達であればいつかは。 (-244) 2022/03/10(Thu) 17:53:31 |
【秘】 探求者 バーナード → 夢幻泡沫 アルレシャ「あはは、飛びつきそうなやつの姿が思い浮かぶよ。言えなくなったならもう仕方ないよな、どんどん飛びつかれとけ」 くすくすと笑う姿は揶揄うそれではない。だからこそ声音は柔らかく、往生際の悪いあなたにもうんうんと頷いて。 俺の思っているやつであっているのなら、当然望むだろうから。諦めさせるのはアイツの役目ってことで。 「お前を見て、選んだ人間なら。多少の我儘や迷惑なんて苦じゃないだろうから」 (-256) 2022/03/10(Thu) 20:14:06 |
(a60) 2022/03/10(Thu) 20:16:52 |
バーナードは、可愛いものがいっぱい出たな……と思いつつ、それらを食べたり回収したりした(確定ロール) (a61) 2022/03/10(Thu) 20:17:29 |
【置】 探求者 バーナードゲームエリアから離れようという頃、男は一人真っ白な部屋に立っていた。仮の自室として過ごしたこの場所もきっと二度と訪れることはないのだと知っている。知っていて、ほんの少しだけ後ろ髪を引かれている。 荷物はレッグバッグに収まる程度のものしかなく――それはゲームエリアへの移動に限った話ではないのだけれど――己の身ひとつで良かったはずの男はこの無礼講を思い返す。 無礼講前は己の欲するもののために多くの者の間を飛び交って、それでもなお留まることなど何一つできなかったのだけれど。 その姿は高速度星にも似て。 漸く自分の欲したものに直面し気付かされたかと思えば、それが本当に己が欲した存在であるかを見極めようとして。 その姿はさながら探究者であっただろう。 答えは既に得られた。 探究の果てに得られたものを抱えて、 受け止めた 星 の重さに満ち足りて。 どこまでも駆け行く彼と過ごす時間を満足と呼ぼうか。 積み重なる満ち足りた時間をまとめて幸せと呼んでしまおう。 男は、胸をちりちりと刺激する熱を感じながら、心地良いそれに麻痺するものがあると感じながら、踵を返して歩き出す。 星に潰されるだけのものじゃない。飛び回る星とともに在るのならば、自分もまた 光輝いて 。知りたいと、与えられたいと願い、未だ知らないものを探しては様々なことを知り続けていこう。 その姿は、『探求者』と呼ぶに相応しい。 取り戻した多くと得られた多くを胸に抱えた男は、彼が見つけ出した道を切り拓き、永き時を 疾風 のように無礼講から日常へ。日常から、新たな日常、更にその先へ。 (L1) 2022/03/10(Thu) 20:18:32 公開: 2022/03/10(Thu) 21:20:00 |
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