【秘】 オルテイシア → イウダ[意識が飛んでいたのはどれくらいだろう。 気がついた頃には、彼の腕の中で寝室へと戻っているところで。 揺蕩う意識の中、寝てていいよ、と声を掛けられて、見下ろす視線に安堵してまた意識を手放した。 はっきりと眼が覚めたのは、彼が寝静まった頃。 包み込まれるように伸びた腕の中で、静かに寝息を立てる基依さんを見つめて、今更ながらに浴室で果てたまま意識を失ったことを思い出して顔を覆った。] あー……、もう…… [どうやら事後処理は、意識を失っている間に彼がしてくれていたようで。 まっさらなバスタオルがお尻に当たって、より羞恥が増した。 そこまで完璧にされては、いても立ってもいられない。] (-1) 2021/08/16(Mon) 1:15:43 |
【秘】 オルテイシア → イウダ[肌に触れるシーツとバスタオルの感触。 一糸まとわぬ姿で眠りにつくのはこれが初めてではないけれど、何度経験しても恥ずかしい。 そっとベッドから抜け出して、新しい下着と簡単にTシャツだけを羽織って、もぞもぞと彼の隣に戻る。 起こしてはしまわないだろうかとドキドキしたけれど、呼吸は一定のままのリズムを刻んでいるから、おそらく起きてはいない、はず。 寝顔を見つめていれば、改めてこれからは毎日一緒に居れることを実感して胸がじんわりと温かくなる。] (-2) 2021/08/16(Mon) 1:16:11 |
【秘】 オルテイシア → イウダ……愛してます、基依さん。 [本人にはなかなか直接言えない言葉を囁いて、内緒の告白をする。 伸び上がるようにそっと頬に口づけて、眠りに就いた。**] (-3) 2021/08/16(Mon) 1:17:02 |
【秘】 イウダ → オルテイシア[同棲最初の夜、ベッドに寝かせても気がつかない彼女の横でいつの間にか眠りについていた。 普段は聞かない「愛してます」という言葉を夢うつつに聞いた気がするけれど――**] (-5) 2021/08/16(Mon) 16:53:19 |
【人】 イウダ――数日後―― [律儀にも義兄となった友人は妹のところだけではなく、卯田にもハネムーンの報告をしてきた。] 『順調だよ。 もう何年も一緒にいるみたいに自然に暮らせてる。 土産は無事な姿で話をしてくれるのが一番だから、 気をつけて行ってこいよ。』 [そう返したのは出勤前。 通し勤務を減らした灰色うさぎの今日のシフトはディナーのみ。] (4) 2021/08/16(Mon) 16:53:33 |
【人】 イウダ[長時間勤務ゆえ、緊急連絡の為に携帯電話は所持自体禁じられてはいないが、調理中は当然反応することはできない。 バイブの専用パターンが紫亜からだと知らせてくる。 恐らく帰り時間についてだが、ラストオーダー時間が決まっていても客が食べ終わらない限り閉められないのが飲食店というもの。 返事を送るのは最後の客を見送ってからとなる。] 『買い物ありがとう。 今閉店したから、30分後くらいに店を出るよ。 花ニラ売ってた? 時間も遅いから炒め物にする予定。 パプリカとにんじんとニラ、同じ長さに切っといてもらえると助かる。』 [行きつけのスーパーは地場野菜を取り扱っていて、少し珍しい野菜も手に入るところが気に入っていた。 葉ニラより苦みが少なく食べやすい花ニラもそのひとつ。 今日はつぼみの形も愛らしいその花ニラとパプリカ、にんじんをオイスターソースで中華風に炒めるつもりで買い物を頼んでいた。 しょうがは付け合わせの中華スープに摩り下ろして入れる。 夏場の疲労に効くメニューを取り入れて、しっかりリセットしておかないと。 明日は折角の二人そろった休日だ。] (5) 2021/08/16(Mon) 16:54:02 |
【人】 イウダ『もちろん、腹減りMAXだったら先に何か食べといて。』 [急いで帰る、と走るうさぎのスタンプを送って、片づけ作業に取りかかった。 休日前は賄いを断るようになったのも、同棲を始めてからだ。**] (6) 2021/08/16(Mon) 16:54:19 |
【人】 イウダ[一人で暮らしていた頃は、退勤後にはシャツの上にブルゾンを引っ掛けて帰っていたが、休日前に二人で夕食を取る時には帰宅後すぐに調理をするのもあって、汗も気になるので今は替えのTシャツに着替えてから帰るようにしている。 彼女の方は先に風呂を済ませて貰っている。 卯田が入る頃には冷めているが、元々風呂には余り浸からない性質だ、少々湯を足すくらいなので一番風呂かどうかなんて気にしない。 家族が増えて引っ越すなら今度は追い炊き機能がついたバスルームが欲しいとは話している――賃貸は難しいかもしれないから、その場合はマイホームを検討することになるだろう。 今日も先に済ませた彼女がまさか下着をつけていないなんてことは想像もつかず、「ただいま〜」と自宅のドアを開けた。*] (11) 2021/08/16(Mon) 20:09:53 |
【人】 イウダ[「ただいま」と帰る家に人の気配がある幸せ。 料理が出来ないことを直視したくなくて母親が仕事に没頭するようになったのは少年時代。 小学校低学年から「ただいま」に返る声はなくなった。 「ただいま」に「おかえり」が返ってくる喜びを知ったのは、中学に入って織戸という友人が出来てからだった。 自分の家でもないのに「ただいま」と何度も織戸家の母親に「おかえり」を求めたものだ。 正しい家族の形を求めてきた卯田にとって、籍こそまだ入っていないものの、紫亜と二人で暮らして、大体彼女の方が先に帰っているという状況は幸せそのものだった。**] (12) 2021/08/16(Mon) 20:15:59 |
【人】 イウダ[返事が一瞬遅れたのは、正面から見た紫亜のエプロン姿が……まるで下を履いていないように見えたので。 所謂「疲れマラ」が反応しそうになって、咳払いをひとつ。] ンンっ…… あー、下拵えも風呂もありがとな。 風呂は食ってからにするよ。 パパっと作っちゃおう。 [チラ、と足元を見る。] ……「それともわたし?」ってなるのかと一瞬焦った。 下、履いてる……よな? [下着が無いことは知らない。*] (14) 2021/08/16(Mon) 20:43:40 |
【人】 イウダ[エプロンが上に捲られる時に、彼女の口から「履いてます」とは聞いたが、それでもゴクリと喉が鳴るのを止められなかった。 水分は職場を出る前にしっかり取ってきたのに、渇きを覚えてしまう。] ……っそりゃ、 [食い気味に言って、玄関の時計が目に入る。 日付は変わってはいないが遅い時間。 ――なら、先に紫亜を「食べて」も遅いことには変わりはないのでは?] ……切って貰った野菜は明日でも良い訳だし。 [言い訳をひとつ。*] (18) 2021/08/16(Mon) 21:17:04 |
【秘】 イウダ → オルテイシア――貰っていい?紫亜。 [靴を脱いで距離を詰めた。 着替えたとはいえ汗の臭いがするかもしれない。 彼女からは清潔な香りがするのに。 玄関先で抱き締めた時にはもう、押し付けた下肢は熱く凝っていた。*] (-8) 2021/08/16(Mon) 21:17:23 |
【独】 イウダ/* 花ニラの中華炒めを作りたいのも嘘ではないんだけど…… 下着つけずに部屋着だなんてどえっちな恰好で迎えられたらね……むりっすわ (-7) 2021/08/16(Mon) 21:18:28 |
【秘】 オルテイシア → イウダ[抱き竦められて、彼の匂いに包まれてしまえば抵抗する力も弱くなって。 ドキドキと高鳴る胸が緊張と期待を伝える。 太腿に当たる熱さにゾクリと身を震わせて、視線を上げた。] ……は、い……。 [こうなってしまえば、もう逆らえるはずもなくて、そっと目を伏せる。*] (-9) 2021/08/16(Mon) 21:36:41 |
【人】 イウダ[ぐ、と言葉に詰まった。 食べ物を扱う職業柄、衛生管理だけは欲情を上回ってしまう。 包丁は後で熱湯消毒することにするとしても、野菜が出しっぱなしならせめてビニル袋に入れて冷蔵庫に入れておきたい。] じゃあ野菜だけ、 [搾りだすような苦し気な声を出す。 抱き締めたままキッチンに歩くものだから、ペンギンのような足取りになった。] (20) 2021/08/16(Mon) 22:23:09 |
【秘】 イウダ → オルテイシアあー……そういや俺、手洗いもまだだった。 どんだけがっついてんだよって感じだな。 [押し付けた堅さは変わらないが、理性はまだ辛うじて戻って来ている。 紫亜の頭に頬擦りして、一歩踏み出し、二歩踏み出し。 押し倒してしまわないように背中に手を回したら、いつもはある筈の「何か」がなくて、頸を傾げた。] ……紫亜、もしかして。 ブラ、してなかったりする……? [寝る前はつけない女性もいるとは聞いたが、まだ夕食前だ。 どういう経緯で「そう」なったのかは知らないが―― 思わず確かめるように手を前に回して揉んでしまったのは許されたい。*] (-10) 2021/08/16(Mon) 22:23:28 |
【秘】 オルテイシア → イウダ[キッチンに辿り着いても、身体をくっつけあったまま切り刻んだ野菜をビニール袋に包んで冷蔵庫に仕舞う。 呟くような声には小さく笑い、見上げる目尻は仄かに赤い。] 手は洗いましょうね。 その、……がっつかれるのは、イヤじゃないんですけど…… [求められるのは愛されてる証拠でもあるから、寧ろ嬉しいだなんて、口にするのは恥ずかしいけれど。 頭に掛かる重みすら愛しくて、不意に問い掛けと共に隙だらけの胸に手を伸ばされて、ひゃんっ、と上擦った声を上げた。] ……ぁンッ、……えっと、 今……、下着、着けてなくて…… [説明する内に耳朶まで赤くなって、俯いてしまう。*] (-11) 2021/08/16(Mon) 23:20:21 |
【人】 イウダ[悪戯を仕掛けながらの移動は思いの外長くかかったが、キッチンにも冷房はついているので食材の傷みは気にしなくても良さそうだ。 手洗い嗽をシンクでする間に、彼女には切った野菜をビニルに纏めて冷蔵庫に入れてもらう。 今日の夕飯のメニューは想定とは異なるものになるだろう。*] (22) 2021/08/16(Mon) 23:32:31 |
【秘】 イウダ → オルテイシア口も漱いだから、キスもして良い? [言い終わらない内にちゅ、と軽く啄む。 確かめたエプロンの下、Tシャツと2枚の布を隔てていても、普段彼女の双丘を支えている立派なつくりの下着がないとこんなにも揉みやすい。 零れた喘ぎはますますスラックスの前をきつくさせる。] (-12) 2021/08/16(Mon) 23:33:09 |
【秘】 イウダ → オルテイシア……なんで? 洗濯しててつけるのなくなった……ってことはないよな? [紅い耳朶を食む。 にちゃ、と響かせる唾液の音は既に興奮で粘性の音になっていた。] 俺に触られたかったからって解釈しても良い? [実際はどうあれ触っているのだけれど。 冷房の効いたキッチン、まだ新鮮な野菜を切った青い匂いが微かに残る。 料理人にとって聖域であるキッチンで行為に及ぶなんて出来ないと思っていた頃が俺にもありました。 待てない手はエプロンを解きにかかった。*] (-13) 2021/08/16(Mon) 23:33:44 |
【秘】 オルテイシア → イウダはい、よくできました。 [少し冗談めかして言って、背伸びして短い髪を撫でる。 触れ合うだけのキスを幾度も繰り返して、唇で軽く食んで、双眸を緩める。 キスを交わす合間にも胸を弄られて、僅かに息が上がっていく。] (-14) 2021/08/16(Mon) 23:52:11 |
【秘】 オルテイシア → イウダぁっ、……ん、んっ、 お風呂に、持っていくの、忘れてっ…… [耳朶に響く水音が淡い欲を煽る。 ゾクゾクと走り抜けていく快感に、まだ触られてもいない秘所が濡れる感触がした。] ……ん、……うんっ……、 …さわって、ほしくて…… [彼に触れられるのを期待したのは確かで、欲に濡れた瞳を覆い隠した睫毛がふるりと揺れる。 こくりと首を縦に揺らして、胸を弄る手に手を重ねて続きを乞うように、ちゅ、とまた唇を啄む。 解かれたエプロンは床に落ちて、淡い刺激を送られ続ける胸の先端が、Tシャツを押し上げる。*] (-15) 2021/08/16(Mon) 23:54:27 |
【秘】 イウダ → オルテイシア部屋に誰かいた訳でもなし、取りに行けば良かったのに。 [誰か招いていたなら裸やタオルで脱衣所を出るのは憚られるかもしれないが、その時は彼女一人だった筈だ。 忘れたのはうっかりミス、でも「つけない」という選択をしたのは、] へぇ……。 下着ないまま、俺が帰ってきて触るの待ってたんだ? もしかして、下も……? [キスを受け、「ん」と思わず鼻にかかった声が漏れた。 間近で紫亜の長い睫毛が震える。 紫亜の手が重ねられたならより掌に尖りを感じて、転がすようにゆっくりと押し付けたまま回した。] (-17) 2021/08/17(Tue) 0:09:10 |
【秘】 イウダ → オルテイシアこうして胸触ってたらいつもすぐ濡れちゃうのに。 下着なしで短いパンツ履いてたら、隙間から垂れるんじゃない? [手は彼女の手で胸元に縫い留められている。 視線と囁きだけでホットパンツの下の秘所を愛撫するつもりで低く声色を落とした。] 胸は俺が揉んであげるからさ、 紫亜はどれだけ濡れてるか、触って音を聞かせてよ。 [まるで料理の役割分担のように、さらっと要求する。 脱ぐだけでも触るだけでもなく音を聞かせろということは、触った指を動かせと言っているようなものだ。**] (-18) 2021/08/17(Tue) 0:09:38 |
【秘】 オルテイシア → イウダ[優しく責められて、言葉を無くす。 忘れていたのは事実だけれど、下着をつけないまま袖を通した時に彼の顔を思い浮かべたのも確かで、期待していなかったといえば嘘になる。] …は、ぅッ……、ちがっ、…… ほんとに、最初は、忘れてただけでっ…… [意地を張るように咄嗟に言い訳をしたけれど。 薄っぺらな言い訳はすぐに見破られてしまうだろう。 下も、という確認に、目を伏せたまま小さく頷きを返す。 今なら恥ずかしさで死ねそうな気がする。] ……ぁ、 ぁんっ……、 やっ、むね……、よわい、からッ…… [己の手ごと胸をゆっくりと刺激されれば、まるで自分で愛撫しているような錯覚すら覚えて、声に羞恥が滲んだ。] (-19) 2021/08/17(Tue) 1:01:39 |
【秘】 オルテイシア → イウダ[布越しに胸を弄られて、衣擦れの感触と時折感じる強い刺激に、続けざまに声が漏れる。] ん、 んぅッ……は、ぁッ…… ……や、だぁっ……、いじわるっ…… [昂ぶっていく姿を見られながら、悪戯に煽る声は低く下腹に響いて。下着を着けていないせいで、より心許ない股の合間がにぬめりを伝えた。 その甘く響く声が、意地悪なことを言うものだから驚きに目を瞠った。] やっ、そんなの、恥ずかしいっ……、 [弱く首を左右に振って、いやいやと駄々を捏ねるけれど。 先程から与えられ続ける刺激は十分に欲を煽るもので、既にホットパンツには沁みが浮かび上がり始めていて。 もっと刺激が欲しいというように、もじもじと腰が揺らめいているのは明らかで。] (-20) 2021/08/17(Tue) 1:02:26 |
【秘】 オルテイシア → イウダ[求める視線と眼が合えば、視線が落ちて。 おずおずとホットパンツに手が伸びる。 パンツと下腹の隙間から手を差し込めば、淡い茂みが湿り気を帯びていて、更にその奥に向かえば、くちりと水音が響く。] ……ッ、ンッ、…… ぁ、……ぁッ、んッ…… [濡れた指先で芯芽を捉えれば、強い刺激にぴくん、と身体が跳ねた。**] (-21) 2021/08/17(Tue) 1:03:02 |
【秘】 イウダ → オルテイシア[うんうんと相槌を打ちながら彼女の弁解を聞く。 今となってはきっかけは関係なく、二人とも盛り上がっているのだからそれ以上は言葉を重ねなかった。] 知ってる。 [だから胸を弄るのだ。 育てるように持ち上げ、ツンと突き出したところに指を埋める。 羞恥の為に絞られたような声になる彼女に「可愛い」と囁いて。] (-23) 2021/08/17(Tue) 13:25:26 |
【秘】 イウダ → オルテイシア俺の声にちゃんと反応してくれんのが嬉しくてつい。 [こういう時の「いじわる」の加減は難しい。 口に出しながらも感じてしまうというラインを保ちたいものだけれど。 視線を落とした先で彼女が内股をきゅっと縮めるのを見て口角を上げた。 下着よりは厚い生地だから染みは今のところ確認できないけれど、どういう状態なのかは見なくてもわかる。 そして見なくてもわかるが確認したいのが男心というやつだ。] ……聞こえた。 [脱ぐのかと思いきや、彼女は指だけを泉に伸ばした。 冷房の稼働音にも邪魔をされず、くちりと音がキッチンに響く。] (-24) 2021/08/17(Tue) 13:25:55 |
【秘】 イウダ → オルテイシア指、ナカまでいれてる? それとも外を撫でただけで音が出た? [紫亜の手が離れたら、そっとTシャツをたくし上げて直接肌に触れる。 クリームで手入れをしている肌はいつも触り心地が良い。 その手触りを楽しむようにゆっくり手を上に滑らせて、見つけた蕾を指先できゅっと摘まんだ。**] (-25) 2021/08/17(Tue) 13:26:30 |
【秘】 オルテイシア → イウダ[弁明は上手く伝わったかどうか、確認するよりも意識は刺激を送り続ける手に向かって。] ぁ、 ぁっ、んんぅっ…… [知ってると、敢えて口に出されて弱い箇所を責められたら、甘い声を上げてそれを認めてしまう。 囁く声すらも、今は快感を促すものに変わって、ぞくぞくと走り抜ける悦楽に立っていられずに膝が落ちそうになる。] (-26) 2021/08/17(Tue) 18:49:06 |
【秘】 オルテイシア → イウダ[追い立てる手も、唆す声も。 羞恥を煽られるものの彼から与えられるものなら受け入れたいのに、従順な身体とは裏腹に口から溢れるのは、抵抗する弱い音。] ぁ、 や、ぁンっ…… [自ら出した音を指摘されて、俯き、弱く首を振れば伸ばした髪がゆらゆらと揺れて顔を覆い隠す。 甘い責め句に薄く唇を噛んで快楽を堪え――、] っ、まだ、入れて、な……ぁ、ぁンンっ! [答えを口にしようとすれば、ぷっくりと立ち上がった先端を摘まれて背を撓らせて一際甲高い声で啼いた。 秘所に埋めた手が水気を増して、きゅうと丸まる。*] (-27) 2021/08/17(Tue) 18:54:52 |
【秘】 イウダ → オルテイシア[見えていない分、想像を掻き立てられる。 蕾への愛撫に堪らず甘い声をあげて身を丸める彼女の指がどこをなぞっているのか知りたくて。 そしてその場所を自分の指で愛したい欲求がどんどん高まってくる。 はあ、と熱い吐息を零した。] 脱がして良い? [どうして人間の手は4本ないのだろう。 胸を触っていたら、パンツを脱がせられない。 逡巡した後、欲望には抗えずにホットパンツに手を掛けた。] 指はそのままにしといて。 見たいから。 [彼女が自分の秘所を触っている様子が見たいなんて変態だろうか。 そう罵られても構わないとさえ思う。 ゆっくりと布を下ろす。 いつもなら2段階あるが、今日は――] (-28) 2021/08/17(Tue) 21:34:25 |
【秘】 イウダ → オルテイシア……思ったよりクるな。 あー駄目だ、我慢出来ない。 [ごそごそと肩にかけたままだったワンショルダーバッグを探る。 外出先で紫亜を抱きたい時に、購入のタイムラグがあるのが嫌でいつも小さな巾着袋(旅行の時に旅館から土産で貰ったものだ)に忍ばせている。 鞄を落とし、中身を出すと卯田も下を脱いだ。 明るいLEDに晒される獰猛な肉茎は既に先端がぬるついている。] (-29) 2021/08/17(Tue) 21:34:55 |
【秘】 イウダ → オルテイシアつけてみる?ゴム。 勿論嫌なら無理にとは言わない。 あんまり意地悪するのも悪いしな。 [小さな四角はさてどちらの手で破られるのだろう。*] (-30) 2021/08/17(Tue) 21:35:13 |
【秘】 オルテイシア → イウダ……う、ん…… [熱の籠もった吐息が耳を擽る。 脱がしたいという声に頷いて、手伝うように腰を上げた。 彼の手によってホットパンツが下ろされれば、股の合間から水気が伝って、濡れた秘所が顕になる。 丸まった指先の中指は亀裂に埋まって、人差し指が刺激を求めるように肉の芽をなぞった。] ……は、 ぁ…ッ……も、やだッ…… さわって、ほし…… [自身の手だけでは緩やかな刺激しか送れずに、求める視線に熱が浮かぶ。] (-31) 2021/08/17(Tue) 22:08:34 |
【秘】 オルテイシア → イウダ[鞄の落ちる音を聴きながら、晒された下肢にこくりと息を飲んで。 普段は言わない問い掛けに、瞬時に顔を赤らめて狼狽えた。] えっ……えっと、…… どうやってつける、の……? [いつも任せていて、つける時は羞恥に視線を背けていることが多かったから、付け方がわからない。 スキンを手に取ったら、ひとまず封を開封して、その形状に視線がいく。*] (-32) 2021/08/17(Tue) 22:09:02 |
【秘】 イウダ → オルテイシア[音が派手だったからもう少し奥まった場所まではいっているのかと思っていたが、指は陰唇に挟まれたような位置に留まっていた。 彼女は自慰をしないのか――或いは自慰の時にそこは弄らないのか。 少なくとも淫芽を触る指の動きは慣れているものではなさそうだ。 卯田を求める泣き声が咥内に唾液を堪らせ刀身を育てる。] うん、 触りたい――つか、挿れたい。 [空腹だからなのか、飢えた感覚が先程から卯田を急き立てる。 早くこの猛ったもので彼女の蕃登を捏ね回したい。 そればかりを考えて、繋がってもいない内から無意識に穿つように腰を突き出している。] (-33) 2021/08/17(Tue) 22:28:26 |
【秘】 イウダ → オルテイシア先っぽのちょっと細いとこを摘まんで、 ……うわぁ絵面がもうヤバい。 ハメる前に出しそう。 えーと、下のリングのとこを、 ……亀頭ってわかるか?この出っ張ってる先のとこに被せて下に下ろす…… [部位の名前を口に出すのは流石に卯田も恥ずかしい。 男同士の会話なら、それこそ彼女の兄の前でなら「チンコ」くらいは何度か口にしたこともあるのだが。 ラテックスの口径は勃起時の卯田の亀頭には少々狭いが、伸びる素材なので陰嚢のところまで下ろすようにレクチャーする。 普段剃毛などしない男のそこに触れるとチクチクした縮れ毛が彼女の白くきれいな指に絡んでしまいそうで、その背徳感にゾクゾクと背筋に電流が走る心地がした。*] (-34) 2021/08/17(Tue) 22:28:57 |
【秘】 オルテイシア → イウダ[普段は自身を慰めることなど殆どなかった。 元々は淡白な方だと思っていたし、それで困ったこともない。 でも、彼と付き合うようになって寂しさを覚えて、一人で慰める夜はあった。 二人でする時程上手く出来ず、慰める時は主に胸を触ることの方が多い。 秘所に手を伸ばすのは、少し怖くて、それでも細い指先を奥にやれば、快感が走る。 一人でシていたら、結局欲しくなって、上手くイけなくて中途半端なまま身体を持て余すことの方が多かった。 今も、指一本以上を入れる勇気がなくて、いつも彼が可愛がる奥にまで届かなくて、涙が浮かぶ。] ……、ンッ、ぅ……、 [直接的な告白に身体が疼いて、下腹にあたる昂りが扇情的に欲を煽る。 は……、と身体の内の熱を逃がすように息をついて、軽く膝を折った。] (-35) 2021/08/17(Tue) 22:56:43 |
【秘】 オルテイシア → イウダ[身を屈めるようにして、顔を近づけて間近に屹立を見たら。 説明された通りに尖った先端を摘んで彼の亀頭に宛がう。] ……? こう……? [確かめるように上目に問い掛けながら、リングをくるくると下ろしていけば薄皮に屹立が飲み込まれていく。 根本近くになれば茂みを巻き込まないように気をつけながら、丁寧に端まで装着して。] ……ン、……で、きた……? [尋ねながら、勃ち上がったものの先端に、ちゅ、と口づけた。*] (-36) 2021/08/17(Tue) 22:58:17 |
【秘】 イウダ → オルテイシア[卯田は性欲が強い自覚はあった。 けれど幸い仕事を心から愛していたので、悶々とした夜を過ごすことは殆どなく、独り身で居た2年間自慰もそんなにした記憶はない。 一時はこのまま枯れていくのだろうとさえ思っていたが。 紫亜といるとすぐに欲情してしまうし、何だかんだ1回で満足できないこともあって、やはり己の性欲の強さを思い知っている。 自分ひとりで夜を過ごすことが少ない分、自慰の回数は過去と比べても増えては無い。 やはり恋人とのセックスに勝るものはないのだ。] 立ったままじゃ難しいか? ……流石に臭いと思うけど。 [脇などは制汗剤をスプレーしていても、ずっと同じ下着に包まれている雄は蒸れて酷い臭いがするだろう。 だから彼女が膝を折った時、少し狼狽えた。 その分屹立の勢いは衰えて、嵌めやすくはなったかもしれない。] (-37) 2021/08/17(Tue) 23:29:17 |
【秘】 イウダ → オルテイシアん、そうそう…… 自然に止まるまで下ろして……っはぁ、 [思っていた以上に視覚に訴える光景だ。 気を抜いたらすぐにでも出してしまいそうな。 だからつけて貰ったらすぐに挿入しようと思っていたけれど。] ッ?! ばか、 汚……っ [風呂に入る前に盛ったのは自分の癖に。 今新品のスキンを嵌めてその上からのキスだったのに。 慌てて腰を引いた。 鼻先まで近づいたら、幻滅されそうな臭いがするのではないだろうか。 かといって今からシャワーを浴びたらこの熱は逃がしてしまいそうだから言い出せない。] (-38) 2021/08/17(Tue) 23:29:41 |
【秘】 イウダ → オルテイシア……2個目は持ってねーから、 いれてからな? [苦笑して、屈んだ身体を起こさせる。 床で抱くには色んな障害もあるし抵抗が強いだろう。 シンクに手をかけて捕まらせ。] やっぱり顔が見たいからさ。 [シンクの前には小さな窓がある。 普段はカーテンをかけているけれど、それを引いたら暗い外と明るい中の差で窓ガラスが鏡のようになり、ぼんやりと二人の顔を映した。] そしてこの窓は廊下に面している。 外を誰かが通りがかったら、窓に映る影で何をしているかバレてしまいそうだ。 こんな遅い時間に通る人は滅多にいないだろうが。*] (-39) 2021/08/17(Tue) 23:31:14 |
【秘】 オルテイシア → イウダ[膝立ちになったのは無自覚で、言われてみれば青い匂いもするけれど、失敗する方が不安で行動に起こしたこと。 それに何より――、] ……基依さんだから、平気。 [相手に寄っては眉を顰めたかもしれないけど、これから受け入れるそれに唇を寄せたのも、愛おしさの方が強かったから。 スキンをつける時に聞こえた微かな声が、自身が引き出せたのかと思うと、彼が私の声が聴きたいという気持ちも少しわかった気がして。 叱る声に、ぺろっと舌を出してみせた。 もうキスはしてもらえないかもと思うと少し、寂しさを覚えたけれど。 してしまったものは仕方がない。] (-40) 2021/08/17(Tue) 23:56:06 |
【秘】 オルテイシア → イウダ……うん……、 [手を借りて立ち上がり、シンクに縋るように手をつく。 立ったままでは彼自身に縋れないのが少し寂しい。 顔?と小首を傾げて、前に視線を向ければ、小窓に気づいて、今居る場所を改めて実感してしまって、じわじわと頬が熱くなった。] ……あ、ッ、やだっ、ここッ…… 外……、見えちゃうッ…… [映し出される顔も、その奥に見える人気のない廊下も、羞恥を煽るには十分で、眉尻を下げて困ったように背に覆いかぶさる彼の方を見上げて訴える。] (-41) 2021/08/17(Tue) 23:56:52 |
【秘】 イウダ → オルテイシア[紫亜の陰部なら直接だって舐められるが、スキン越しでも自分の気配とキスをするのは少しだけ抵抗がある。 実際に陰茎の味がするという問題ではなく。 幸い手をつかせたのはシンクだ。 カーテンを開けるついでにコックを開栓すると、水がステンレスを叩く音が室内に響いた。 実は料理人、水を出しっぱなしにすることによる罪悪感はあまりない。 水圧で魚の内臓を綺麗にしたり水を流しながら卵の殻を剥いたりと普段からこまめに止める習慣がないのだ。] ほら、洗っときな。 ぐちゅぐちゅぺーって。 [掌を窪ませて椀の形にし、水を汲むと二人羽織のように覆い被さった状態で紫亜の口元へ。 上手く漱げなければ指を入れて歯列をごしごししようと。 咥内の性感帯は全部自分が暴くつもりでいる。] (-42) 2021/08/18(Wed) 0:21:24 |
【秘】 イウダ → オルテイシア[彼女の口元を水で清めても、コックを元には戻さなかった。] だいじょーぶ、声は水の音で紛れるし、 水音してたら洗い物中だって思われるよ。 [此処が嫌でももう待てない。 彼女の手で安全膜を施された雄を湿地に押し当て、そのままぐぐっと進む。 後背位がきつくて気持ちが悦いということは同棲初日に知った。] はぁあ……っ [感じ切った上擦った声が紫亜の耳元に落ちる。**] (-43) 2021/08/18(Wed) 0:21:52 |
【秘】 オルテイシア → イウダ[室内に水音が響く。 嗽を奨められて、掌の器が目の前に差し出された腰を屈めて水気を口に含み、くちゅくちゅと口の中で転がした。 水を吐き出して再び水を含めば、同時に指先を口腔に差し込まれて。エナメル質を擦り上げられて、上擦った声が零れる。] ……ふぁ、 …ンッ、ンッ…… …は、 ふぅっ…… [指先で性感帯をなぞられて、また肌が粟立つ。 舌先と違って指先はより強く、器用に細かなところを擦るから、瞳を潤ませて、ふ……、と熱い吐息を落とした。] (-44) 2021/08/18(Wed) 1:50:00 |
【秘】 オルテイシア → イウダ[口腔を撫で上げられて、一度は覚めかけた熱がまた浮かぶ。 蛇口からは水が溢れ続けていて、まるでこんな場所でいやらしいことをしているなんて忘れるくらいの生活音が耳に響く。] ……ほんと、に……? [うう、と唸りながら少し疑いを向けてしまう。 返事を聞くよりも早く、硬い熱さを押し当てられて、] ひ、ぁッ、 ……あ、んんッ…… [奥まで突き入れられて、シンクを強く掴んで背をきゅうと丸めた。 自身の指でしか解されていない内壁はいつもより狭く、体内いっぱいに彼の存在を感じる。 は、は、と短い呼気が漏れて、耳元に落ちる吐息が熱さを伝えた。**] (-45) 2021/08/18(Wed) 1:53:27 |
【秘】 イウダ → オルテイシア[指を咥内に入れるという行為も、これまでの卯田にはタブーだった。 特に利き手の指は料理人にとって生命線だ。 「セックスで相手に噛まれました」なんて理由で包丁捌きに影響が出ることを万が一にでも避けたかった。 そんなタブーを自ら犯す。 舌根の頼りない粘膜も、口蓋の窪みも、柔らかな頬裏も蹂躙し。 途中で紫亜が歯噛みするならば傷がつくかもしれない、その不安感すら脳内は興奮に変換した。] これで臭いは取れた? 無茶はもうしないでくれな? [この口はキスに取っておいてくれ、だなんて。 自分は彼女の秘所を舐めることにむしろ積極的だというのに身勝手だ。] (-46) 2021/08/18(Wed) 11:34:11 |
【秘】 イウダ → オルテイシアほんとほんと。 [丸めこむように笑顔で頷く。 冷静になってしまわない内に押し込んで、その締め付けに喉を鳴らした。] キ、 ツ……ッ あーーーーでも、きもちい、動く…… [最初こそ拒むように絞ってきた肉壺は、侵入者がよく知る形だと見るや歓待して、ぴたりと添うように蠕動する。 愛液の分泌は十分で、準備が整っていないことはないのだと確信すると、その温かい胎内をゆっくり突き始めた。 水音で誤魔化しているとはいえ、大きな声を出せば外に漏れてしまうかもしれない。 ひそやかに、いつもよりゆっくり浅瀬で慾を前後させた。**] (-47) 2021/08/18(Wed) 11:34:45 |
【秘】 オルテイシア → イウダ[口腔を犯されて、自分でも知らない性感帯を擽られてくぅ、と喉が鳴る。 まるで秘所を犯されているような感覚。 上も下も苛まれて息が上がる。] ぁ、 む……ンっ…… ……、 …ん、ちゅッ…… [唾液を掬う指に甘く歯を立てて抵抗して、それからちゅう……、と強く吸い付いて慰める。 施される愛撫に応えるように、指先に舌を絡めて、解放して。] ん、 うンッ…… [彼の言葉に涙目で頷きを返した。] (-48) 2021/08/18(Wed) 13:57:25 |
【秘】 オルテイシア → イウダ[軽い相槌は完全には信じられなかったけれど。 それに不満を訴える余裕もなくて。 じわじわと侵食してくる屹立に、艶かしく摩擦を送られて喉が震えた。] ぁッ、 ぁッ、あっ……んッ…… ……んぁッ、…… ……、だめっ……おくっ、こすれて、ぁんッ…… [激しくはない抽送がじっくりと快感を伝えて、背中がぞくぞくする。 彼を迎え入れた秘裂は、彼の動きを助けるように愛液を放って、動く度にぱちゅ、ぱちゅと音が響いた。 シンクを掴んで揺さぶりに堪えるように、力を込める。 鏡の代わりになった小窓に、感じ入った表情の自身が映って羞恥を煽られる。 薄く唇を噛んでいれば、その小窓の奥に、ぽう、と明るみが差した。] …ァッ、 ……あッ、うそっ…… [エレベーターがこの階に止まったのだろう。 仄かに照らし出した明かりはすぐに消えて、代わりに聞こえるのは近づいてくる足音。*] (-49) 2021/08/18(Wed) 13:59:33 |
【秘】 イウダ → オルテイシア[自分が主導権を握っている心算でいたが、彼女はいつも予想外のことをしてくる。 翻弄されるがままではなく、歯や舌で逆に指を愛撫するようにするものだから、まるで先程くちづけられた剛直にそうされているかのような感覚に陥った。 紫亜の声と水がシンクを叩く音に紛れてはいるが、フーッフーッと荒く呼吸する音が、背中越しに彼女には聞かれているだろう。] んっ、 だいじょーぶ、 ゆっくり動いてる、から、 [非難の声に答えになっていない言葉を返す。 同棲初日にして以来のバックだが、あの時よりも浅く挿入している。 それでも長大なものは彼女の「おく」を刺激しているらしく、押し込む度に細切れに甘い声が飛び散った。] (-51) 2021/08/18(Wed) 17:06:01 |
【秘】 イウダ → オルテイシアあー、紫亜のカオ、きもちよさそ、 俺ので胎のトコとんとんされんの好きだもんなー? [窓に映る彼女のトロ顔にクスクスと喜びの笑いを零していたら、不意にその顔が見えづらくなった。 差し込んだ灯りがエレベーターによるものだったのは点灯時間から予想がつく。] …………っ [流石の卯田も押し込んだまま動きを止め、息を潜めた。 外を歩く靴音は思いの外よく響く。 もしかすると、室内からも紫亜の喘ぎが漏れているかもしれない。 靴音は近づいて。 喉から心臓が出そうなくらい鼓動が速い。 包まれたまま動けないのは正直拷問で、後ろから覆い被さったまま耐えるものだから、彼女の耳元にはどうしても我慢する雄の荒々しい呼気が強くかかることとなる。] (-52) 2021/08/18(Wed) 17:07:11 |
【秘】 イウダ → オルテイシアっ、は、 ・・・ [早く、早く通り過ぎてくれ。 急かす気持ちは止めた筈の腰を再び蠢かせる。 実際に通り過ぎたかの確認は怠った。 何故なら本人としては まだ動いていないつもり なのだから。ぱちゅっと二人の間で水道とは異なる水音が起きた。**] (-53) 2021/08/18(Wed) 17:08:08 |
【秘】 オルテイシア → イウダ[荒くなっていく息が彼の興奮を伝える。 そうさせているのが自身だと思えば、嬉しくて胸が熱くなった。 たくし上げられたTシャツは胸の上で留まっていて、彼も仕事上がりの服装のまま、必要な箇所だけを晒して身体を繋げる。 背徳感に身体が打ち震えてシンクにしがみつけば、腕に浮かび上がった汗が手を湿らせた。] ンッ、 ……ぁぅッ、んんっ…… は、 ァッ……、ん、 ゆっくりッ……するの、きもち、ぃッ…… [浅いところにある弱い箇所も、彼しか届かない奥も同時に擦り上げられれば我慢できなくて、気持ち悦さに涙が浮かぶ。] (-54) 2021/08/18(Wed) 18:27:40 |
【秘】 オルテイシア → イウダ[揺さぶられて彼の声にこくこくと頷いて、蕩けきった顔で小窓越しに彼を見つめる。 だがそれも、響く足音に意識を引き戻された。 近づいてくる足音は部屋の前を通るようで、彼も気づいたようで動きが止まる。] ……ッ、 ぁ、はぁッ…… ン、……ッ、…… [硬さを訴える剛直が入ったまま動かされないのは、酷く焦らされているような気分で、じわりとまた目尻に涙が溜まる。 耳元を掠める吐息すら欲を煽るには十分で、漏れそうになる声を噛み殺して、きゅ、と目を閉じて堪えた。 どうか、気づかれませんように。と、願う傍らで。 快楽を追い求めるように、もじもじと腰が揺れる。] (-55) 2021/08/18(Wed) 18:29:44 |
【秘】 オルテイシア → イウダ[足音が通り過ぎていくのに意識を向けていれば、不意に彼の腰が揺らめいて弱い箇所をなぞる。] ぁ、あッ……っ、ンンッ……! やっ、……まだっ、 動かないでぇッ…… [びくんッ、と背が撓った。 反応するように声が上擦って、咄嗟に片手で口元を覆い隠す。 後ろを振り返り、涙目で声を潜ませて訴える。 言葉とは裏腹に内側は悦い反応を見せて、きゅうきゅうと雄を締め付けた。 通り過ぎた足音は、どこかの扉が開く音に吸われていくのだけれど、最早その音を拾うよりも意識は彼に向かって。*] (-56) 2021/08/18(Wed) 18:30:47 |
【秘】 イウダ → オルテイシア[自分が耐えることでいっぱいいっぱいで、彼女の口を塞ぐことができない。 ただ穿った熱は誰かが通りがかる緊張下で萎えるどころかますます脈打って、肉筒を押し拡げる。 彼女の方も我慢しきれないのかもじもじと動いていて、結局結合部から音をさせ始めたのはどちらに責任があるかわからない。] しーっ! 動いて、ない、 ……よ、 [無意識だったものだから、指摘されて本気で慌てる。 動いてないと言いながらやっと自分が我慢出来ていなかったことを自覚する。 自覚したらしたで、止めることなど出来ずに、開き直ったようにより深くまではいってしまった。] (-58) 2021/08/18(Wed) 22:27:54 |
【秘】 イウダ → オルテイシアフーーーっ、フーーーーーーっ、 [足音が消えたのは紫亜同様に拾えなかった。 ただ、至りたいという欲望のまま、どすどすと奥を穿ち続け、漏れ出そうな声だけを唇を強く噛んで堪えていた。*] (-59) 2021/08/18(Wed) 22:28:17 |
イウダは、メモを貼った。 (a2) 2021/08/18(Wed) 22:31:29 |
【秘】 オルテイシア → イウダ[自身の中でより怒張を広げる雄芯に、狼狽えて。 口元を抑えたまま、ふるふると弱く首を振る。 駄目だと分かっているのに、与えられる刺激には反応してしまって嬌声を抑えきれなかった。] ぁ、 やんッ、……うそっ…… ぁ、ぁッ、だめっ、こえ、でちゃ……うッ…… あぁんッ、ンンッ――……! [首を揺らす度にぱさぱさと髪が揺蕩って。 最奥を突かれて、シンクを握り込んで背を仰け反らせた。] (-60) 2021/08/18(Wed) 22:53:19 |
【秘】 オルテイシア → イウダあぅッ、……はっ、ァんッ…… あぁっ、も、クるッ……もうッ、イ、っちゃう…… ……ンンッ、ふっ、 うっ ……んん〜〜ッ……――ッ!! [叱責する声は甘く、受け入れるものに変わって。 強すぎる快感に全身は電流を流されたように跳ね上がり、艶声が幾度も喉をつく。 壊される、そんな言葉さえ浮かんで、その端から消えていく。 最早声を抑え込むことなどできなくて、ガリ、っと己の指先を噛んで声を堪える。 一際大きく仰け反って吐きだした艶声は、掌の内でフツリと途切れ、指先に歯の痕を残した。*] (-61) 2021/08/18(Wed) 22:55:04 |
【秘】 イウダ → オルテイシア[ざあざあと蛇口の水が排水溝に流れて行く。 抑えた嬌声はそれに紛れてところどころ聴き取れず、それを惜しいと思いながらも、苦し気な泣きそうな声色はいつも聞く喘ぎとはまたちょっと音色が違って心地よく耳に届いた。] 我慢。我慢、な? [犯しておいて無理を言う。 膨らみ切った先端は今にも弾けそうだ。] ん、 俺、も。 こんな、キツいの、 もたない、 〜〜〜〜イクッ [最後は卯田の方も声を潜められなかった。 後ろから彼女の身体をシンクに押し付けるようにして、ぐりぐりと奥を拓く。 ぶるっと全身を振るわせて、薄膜の中に慾を解き放った。] (-63) 2021/08/18(Wed) 23:30:31 |
【秘】 イウダ → オルテイシア[絶頂の波が過ぎ、二人の間に水音が立たなくなって漸くコックを戻す。 外にはもう人の気配はない。] 紫亜ってさ…… [キッチンペーパーを濡らして拭ってから、生ごみ用に置いてあるビニル袋に入れて纏めて縛る。 泡で手を洗いながら、彼女の方を見た。波は過ぎ去っているだろうか。] 人の気配があると燃える方? 前も旅館ですごい濡れてたよな……? [シンクの所に敷いているマットは水場というのもありビニル製だから、水分が落ちていればわかる。 下も拭いた方が良いだろう。*] (-64) 2021/08/18(Wed) 23:30:47 |
【秘】 オルテイシア → イウダ[堪えろと言われても難しい。 追い立てられれば最後はきゅうう、と彼を強く締め付けて、ひくひくと下腹が痙攣を引き起こす。] ……ぁ、はぁッ……、はっ…… [覆い被さる身体の熱さに、声に、胸が締め付けられて。 彼も果てたのだと気づいたら、かくっと膝が折れてその場にずるずると崩折れていった。] (-65) 2021/08/18(Wed) 23:51:04 |
【秘】 オルテイシア → イウダ[下肢には一切布を纏わず、上も胸を晒して乱れきったまま、ぺたりとマットの上に腰を落ち着けて、上がった息を整える。 内股の合間からは愛液が零れ落ちて、マットを湿らせる。 後で拭き取らないといけないだろう。 交わった余韻はまだ身体を苛んで、下腹に手をやりながら掛かる声に、ゆっくりと顔を上げた。] ……なっ……、ちがっ……! そういう訳じゃっ……、 ない、と思うんですけど……、 ……分かんない…… [ぱっと羞恥に頬を染めて、両手で顔を覆う。 人の気配があるところでいやらしいことをするなんて、今までしたことがない。何もかもが彼とが初めてで。 否定しかけた声も、だんだんと小さくっていき弱々しく困ったように見上げてしまう。*] (-66) 2021/08/18(Wed) 23:52:46 |
【秘】 イウダ → オルテイシア[正直情事の名残が色濃い姿で見上げられるとぐっとくるものがあるのだが、今この場にはもうスキンはないし、流石に腹が減った。 拭くか?と、濡らして固く絞ったキッチンペーペーを渡し、捲れたTシャツを下ろした。] 2回ともすごい締まってたし、その割に腰が動いてたし……。 俺も、人の気配に息を潜めながらすんの心臓バクバクなのに余計興奮してたかも。 [紫亜同様、卯田の方もそんな性癖がある可能性に気づいたのは彼女とつきあうようになってからだ。 照れくさそうに頬を掻いた。] (-67) 2021/08/19(Thu) 0:01:10 |
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