人狼物語 三日月国


76 【ネタRP】ナニやらシないと出られない!【事前ペアR18G】

情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


小泉義哉ギブミーお縄 狼

【秘】 弁当『もりや』 安住 香菜 → 小泉義哉

[脚を広げると、散々焦らされ蒸れた其処を
 ほんの少しヒヤリとした外気が撫でる。
 あたしから見えなくても、それだけで
 その場所が今どれだけはしたなく熱を持って
 じゅくじゅくと濡れているかがわかる。

 強請って貰えるどんな美辞麗句より
 今はひたすら、彼が欲しかった。

 あたしの上で義哉くんは下衣に手をかける。
 ああ、やっともらえる……
 そんな安堵に、また膣がきゅん、とひくついた。
 枕元にあった、変なパッケージを手に取って
 もたもたと毒づきながら準備するのを見て
 きっとあたしは不思議そうな顔してる。

 その正体が避妊具と知れば
 「要らないのに」なんて口を尖らせるだろうけど
 何も知らない馬鹿な女は、ただそれを
 何か神聖な儀式のように思って
 じっと彼の顔を見上げているでしょう。

 これから、あたしの全てを喰らう人を。]
(-5) 2021/06/11(Fri) 13:21:29

【秘】 弁当『もりや』 安住 香菜 → 小泉義哉

[視線が通う。
 言わなくても、顔中にキスが降ってきて
 それからひとつ、唇に落ちる。

 すっかり大人の男の人の顔した義哉くんに
 あたしは唇だけで微笑んでみせると
 口の形だけで「きて」って言った。

 下の唇にも、彼の先端が触れる。
 指よりほんの少し柔らかい、
 でも熱くて、太くて、びくびくと息衝くみたいな。
 今しがた義哉くんが懸命に拓いてくれた道を
 これが通る……そして、きっと]


  ─────あ、


[くぷ、とあたしの女唇が、彼の先端を食む。
 それは全然、想像してたより痛くなくて
 くちくちと中を広げられる度に
 ぞくぞくと背筋が粟立つのを感じていた。

 少し苦しげな顔が、こつん、と額に寄せられると、
 あたしはその苦悶を和らげようと
 髪の間に指を差し込みながら
 鼻先にキスを送りましょう。]
(-6) 2021/06/11(Fri) 13:21:59

【秘】 弁当『もりや』 安住 香菜 → 小泉義哉



  あたしの中に、義哉くんが、いる……
  すご、……ッあ、ふふ……びくびくしてる……


[気持ちいいところも、入口のところも
 全部義哉くんが満たしてくれている。
 さっきホテルのテレビで観た映像では
 「おっきい…」とか「入んない…」とか
 大袈裟にヨガって乱れる女が映されてたけど
 今こうして思い返すと、随分とオーバーね。

 気持ちいいけれど、それよりももっと
 じんわりあったかくて、幸せ。
 冬に外で雨に降られてたのを
 暖かな家に帰ってお茶でもいれたみたいな。]
(-7) 2021/06/11(Fri) 13:22:25

【秘】 弁当『もりや』 安住 香菜 → 小泉義哉

[引き抜かれる度、切なくて、寂しくて、
 まるで迷子の子犬みたいな甘えた声が漏れた。
 なのに、義哉くんときたらいたずらっ子みたいに
 浅い所を抜き差しするものだから
 あたしは焦れて義哉くんの背を固く引き寄せるの。]


  ……んんっ、ちょ、っと……抜かな、で……


[口付けの合間に、そう乞うた。
 もっとゆっくり味わっていたい。
 これで終わりなんて、もったいない。

 ─────結合部を見てないあたしは
 これで『全部』だと信じてた。]
(-8) 2021/06/11(Fri) 13:22:54

【秘】 弁当『もりや』 安住 香菜 → 小泉義哉

[名前を呼ばれて、きつくその逞しい腕に抱かれると
 ああ、やっとゆっくり彼のものになったって
 実感出来る─────そう、思ってた。

 だから、その掠れた声がつむいだ
 「もらうよ」の意味を
 ちゃんの飲み込めないでいたの。]


  …………ひッ!!あ、あ"っ……!!


[入口をくぱくぱと広げているだけだったそれが
 ずるり、と奥へ入ってくる。
 指が押し広げたよりもっと奥、
 身体を弄られる度に疼いていた、腹の底まで
 “それ”はまっすぐ突き進んできた。

 途中、ぐ、と肉が抵抗してみせたものの、
 雄々しいそれには叶わない。]
(-9) 2021/06/11(Fri) 13:23:22

【秘】 弁当『もりや』 安住 香菜 → 小泉義哉



  あ、ああッ…やっ、だ…無理……ッ、
  おっきい……熱い……!!


[あまりの事に唇を離して
 必死に体をばたつかせて逃げようとするのに
 義哉くんの腕は決してあたしを離さない。

 喰われる。本当に、全部食べられてしまう。
 エイリアンみたいな捕食機関が
 内側の柔らかな肉を味わうべく
 ぐちぐちと入り込んでるみたい。

 痛みのためでも、恐怖のためでもなく
 あたしはぼろぼろと涙をこぼす。
 とっくにオーバーしたキャパシティの行き場が
 そこくらいしか無かった、みたいな。]
(-10) 2021/06/11(Fri) 13:23:51

【秘】 弁当『もりや』 安住 香菜 → 小泉義哉

[そうして全ての雄の幹を飲み込むまで
 あたしはうわ言みたいに
 「おっきい」とか「食べられちゃう」とか
 めちゃくちゃなことを呟いてたでしょう。

 やがてその先端が、子を成すための部屋の戸まで
 辿り着いて止まったならば
 ぐすぐすと鼻をすすって、義哉くんに縋り付く。

 中の肉襞が、初めての異物を
 懸命に押し出そうとするのを感じる。
 そのくせ、大きくて太いその幹は
 さっき指で拓かれた気持ちいい場所を
 満遍なく擦り立ててくるものだから
 最初に鈍く覚えた疼痛が宥められていくようで。]


  よ、しやくん……、も、


[もうだめ、なのか、もう食べないで、なのか
 それとも「もう終わり?」なのか
 あたしはあたしの気持ちが、全然わからないでいる。
 ぐずぐずとした語尾を、
 甘えるようなキスに誤魔化し
 あたしは気持ちを落ち着かせようとした。]
(-11) 2021/06/11(Fri) 13:27:02

【秘】 弁当『もりや』 安住 香菜 → 小泉義哉

[だけど、中に埋めこまれたその太くて硬いものが
 ずるずると肉の間で動き出せば
 またあたしの思考は乱されるんだ。

 喰われる。
 なのに、それが肉を擦る度、
 もうどうしようもなく、『気持ちがいい』。

 鮮血を一筋垂らした結合部から
 また新しい蜜をダラダラ垂らして
 あたしは義哉くんの背にしがみつくでしょう。]


  あ"ッ、ああっ、ん…!ん、ん、やっ…まって、
  おっき……こわいぃ…ッ、なのに、なんで……


[身体の隙間に柔らかな乳房を押し潰しながら、
 義哉くんが暴れるのを止めようとするみたいに。]*
(-12) 2021/06/11(Fri) 13:33:01

【独】 小泉義哉

/*
いざ!
(-17) 2021/06/11(Fri) 13:55:10

【独】 読んだ 小泉義哉

/*
…………………
(-18) 2021/06/11(Fri) 13:56:58

【独】 死んだ 小泉義哉

/*
………………………………
(-19) 2021/06/11(Fri) 13:57:17

【独】 死体は仕事に戻る 小泉義哉

/*
………………………… >>-20(無言であたまをわしわし
(-21) 2021/06/11(Fri) 13:58:13

【独】 死体は仕事に戻る 小泉義哉

/*
へへーーーーへへへへへえっろうぃの妄想しながら帰宅した20時着席23時投下目指します
(-31) 2021/06/11(Fri) 18:04:29

【秘】 小泉義哉 → 弁当『もりや』 安住 香菜

[香菜は、わずかな挿入で目じりを溶かしてくれた。
 ほんの少し先端を押し込んだだけで
 感動してくれる心の清々しさ>>-7に、つられてふふ、と笑う。]


 は、ハ……いい子。
 ちゃんと、気持ちイイって伝えられるようになったね?


[幹を走る太い脈が、鼓動に合わせてびくびくと震え
 そのたびに香菜の柔らかな躰も共鳴した。
 浅い挿入を繰り返すと、十分に大人の分別を持った香菜が
 子犬のように鼻を鳴らして、己のことを乞うてくる。>>-8
 矜持をくすぐられて、酷く良い気分になった。
 快楽よりも、その強請る貌を求めて
 気持ちの良い胎から何度も抜いてしまうほどに。

 だが、意地悪を続けられるほどの余裕は、男にもなく。]
(-44) 2021/06/12(Sat) 7:46:21

【秘】 小泉義哉 → 弁当『もりや』 安住 香菜

[嬌声か、それとも苦悶の声か。
 ぷつ、と未踏の証が押し返してきたが
 分かっていても止まれなかった。
 香菜は好きだと言っていたキスを中断して
 じたばたと四肢をこわばらせる
 打ち上げられた人魚のような身もだえがまた艶めかしく
 逃げられた唇を吸うことも忘れ、
 目ばかりを爛々と輝かせていた。]


 ぅわ、 えっろ……


[ふるふると頭を振るたびに、夕陽のような髪は美しく乱れ
 豊満な乳房に、鎖骨に、首筋に
 あらゆる場所に己が散らした痕がある。
 夕月の雫を次々と溢れさせては
 支離滅裂なうわごとを呟く様、
 その肌の震えの、瞳の輝きの、押し寄せる肉の
 快さはなんとも言い表しようのないほどで
 僅かさえ見逃すまいと、恍惚の貌で見守っていた。]
(-45) 2021/06/12(Sat) 7:47:29

【秘】 小泉義哉 → 弁当『もりや』 安住 香菜

[やがて最奥へとたどり着くと、
 まるで寝ぐずりする子供のように>>-11
 あどけない顔をして、甘ったるい唇を摺り寄せてきた。

 彼女の温かい胎に押し込んで、根元まで吞み込ませれば
 先端がこつん、と戸に当たる。
 脈動を伴いながらせり寄せてくる襞は熱く、
 互いの熱で溶けあって、自分の境界が曖昧になる。
 切望のままに二枚の唇も、蜜の滴る内臓も喰らいながら
 たぷ、とたわんだ乳房の奥が
 ますます力強く鼓動するのを聞いていた。]


 香菜……美味い。  ふ、


[と、キスの合間に、口の端を吊り上げて、]


 「もう」、……なに?


[問いかけた。]
(-46) 2021/06/12(Sat) 7:49:54

【秘】 小泉義哉 → 弁当『もりや』 安住 香菜

[彼女は感情の渦に飲み込まれているらしく
 言葉として言い表せなかったかもしれないが。
 そうだとしても、万感の想いを込めて瞳を見つめたまま、
 繋がりを解くのはやめなかった。

 やがて、少しずつ呼吸が落ち着いてきたのを見ると、
 ある欲望がむくむくと沸き起こる。]


 かな ── もっと、たべたい。


[腰をさらに強く寄せて、戸をわずかに奥まで押し上げると
 種族の法則に従って、ゆらゆらと揺らし始めた。
 彼女の肉を喰って、彼女を己の一部にしてしまいたい。
 彼女に肉を喰わせて、彼女の一部に成ってしまいたい。
 太古から続く本能が、男と女と結び付けようとしていた。]
(-47) 2021/06/12(Sat) 7:51:40

【秘】 小泉義哉 → 弁当『もりや』 安住 香菜



 ア、ァ……香菜、 かな、


[うわごとのように名前を繰り返しては、
 互いの肉をこすり合わせる。
 招かれた熱は、彼女の中にとろとろと溶けだして
 生まれてから今までの時間は
 全てこの時のために存在していたのだと悟った。 

 彼女の著しい魅惑の一つの特徴として
 柔らかい胎の中はどこもひだひだとしていて
 その一つ一つが男の快楽を呼び覚まし
 子種を搾り取るために効率的な構造をしていた。

 こちらだって、ずっと彼女を切望していたのだから
 そう長くは持たなかっただろう。]
(-48) 2021/06/12(Sat) 7:53:55

【秘】 小泉義哉 → 弁当『もりや』 安住 香菜

[しかし彼女は、拓かれて間もない欲に戸惑いを隠せないようで
 体は確かに悦の様相を伝えてくるのに
 しがみついては止まるように懇願してくる。
 貞淑な殻に閉じこもる彼女を
 快楽の波に引きずり込みたくて
 また一つ、口付けを落とした。]


 だいじょうぶ。香菜は頭がいいから、
「きもちいい」が何か、もう覚えたでしょ?
 上手におねだりできてたよ。抜かないでって。
 ……ほら、全部見ててあげるから、我慢しないで。


[ハァっと熱い息を吐いて、こみ上げる吐精感をやり過ごす。
 ぱたぱたと汗を垂らしながら、快楽から逃げようとする彼女を
 決して逃すまいと強く抱きしめて、思うままに揺さぶった。

 彼女の全てが欲しかった。だから、
 唇と言わず 舌と言わず 腕と言わず 
 足と言わず 胸と言わず 胎と言わず
 全てを全て、絡み合わせ
 とろとろと お互いを溶かし合った。
 まるで一つの生き物のように。
 まるではじめから一つの生き物だったように。]
(-49) 2021/06/12(Sat) 7:55:31

【秘】 小泉義哉 → 弁当『もりや』 安住 香菜

[やがて、彼女の声が切実さを増してくると
 ただでさえ狭かった中が、押しつぶさんばかりに迫りくる。]


 ぅ、く……俺も、もう、イキそ……


[そう、かすれた声でつぶやいて
 ぐぅ、と、胎奥の秘室をこじ開けるように
 腰をことさら強く押し付けた。]
(-50) 2021/06/12(Sat) 7:56:08

【秘】 小泉義哉 → 弁当『もりや』 安住 香菜



俺の大切なもの。
何を持ってもかけがえのない、俺だけの宝物。
決して傷つけても、悲しませてもいけない、
俺の命などよりもはるかに愛おしい人。


 
(-51) 2021/06/12(Sat) 7:57:39

【秘】 小泉義哉 → 弁当『もりや』 安住 香菜

[名前を呼んだのだと思った。
 しかし爆発するような鼓動の中では、己の声はかき消された。
 きゅうと襞が収縮するのを感じ取ると、男の体も共鳴した。
 どくどくと、鼓動なのか射精なのかさえ
 区別もつかぬほどの、前後不覚の快楽の中
 薄い膜の存在も忘れて、胎奥に未来を注ぎ込んだ。]**
(-52) 2021/06/12(Sat) 7:58:08

【独】 小泉義哉

/*
コンドーム邪魔臭ぇなぁ……うっかり溶けて消えそうになった。やっぱ中出し好きだわ
(-53) 2021/06/12(Sat) 8:01:33

【独】 小泉義哉

/*
さーてやっと他ペアも読めるぞーとほくほくしてたら
>>1「えっセックスしたのに1ヶ月以上出られない部屋に監禁してるの、流石速攻薬飲ませてた榊原パイセン」とか思ってたら誤読だった、僕の心が爛れてるだけでした。
そういうシチュエーションも好きですよ。
(-54) 2021/06/12(Sat) 8:05:00

【秘】 弁当『もりや』 安住 香菜 → 小泉義哉

[もう、の先を口にしようにも
 言葉が上手く紡げなかった。
 先を促すように、両脚を義哉くんの腰に絡めて
 ぐすぐすと鼻を鳴らすだけで。

 中に埋め込んだ熱が質量を増していく。
 「たべたい」って、獣みたいな目をして言うから
 ああ、今までのは本当に前戯でしかなくて
 ここから本当に食べられちゃう、って
 あたしは本気で思った。

 茎を引き抜かれては、また埋め込まれ
 ずん、と奥の行き止まりを突かれると
 腹の底に、どうしようもない衝動が
 澱のように溜まっていく。
 膣道を飾る襞の一枚一枚が、擦られる度に
 彼の逞しい幹にキスをする。

 あたしはもう、弁当屋の娘なんかじゃない、
 彼に喰われ、完全な『女』に
 生まれ変わってしまった。]
(-57) 2021/06/12(Sat) 14:23:30

【秘】 弁当『もりや』 安住 香菜 → 小泉義哉



  よ、しや、ァ、ッ…く……
  はァ、ん……よし、やくん……!


[何度も何度も、雨粒みたいに降ってくる
 義哉くんの声に応えるように
 あたしも何度も名前を呼んだ。
 素直になることを褒められたなら
 譫みたいに何度も「きもちい」を繰り返したし
 言葉にならないなら、くねくねと腰をくねらせ
 奥へとさらなる刺激を強請った。

 言葉にしなくても、義哉くんの目に
 ぎらぎらと抜き身の刃みたいな光が灯れば
 「これがあたしの知らない彼の顔」だと
 狭隘な蜜壷はきゅんきゅんと
 彼の雄を締め付けたろう。

 絡まって、高めあって
 何処までも手を取り、登り詰めていく。]
(-58) 2021/06/12(Sat) 14:23:55

【秘】 弁当『もりや』 安住 香菜 → 小泉義哉

[やがて、義哉くんが枯れた声で小さく呟くや
 猛然と腰を振り始めた時、
 あたしは堪らずベッドヘッドの柵にしがみつく。]


  あ"あ"ッあ!あっ!あ!まっ、ァ、て…ッ!!
  なん、か…くる…くる……っ!


[乳首の先端をねぶられた時より
 肉芽を愛撫されて迎えた時より
 ずっと凶暴で、絶対的な、波。
 初めて咥える雄で迎える、雌の悦び。

 ぱちゅ、ぱちゅ、と結合部から
 粘着質な音を立てる間に
 それはじわじわとあたしを飲み込む。
 全身が固く強ばって、咥えた幹すら
 きつく、固く引き絞って、そして─────]
(-59) 2021/06/12(Sat) 14:24:21

【秘】 弁当『もりや』 安住 香菜 → 小泉義哉



  ─────〜〜ッッ!!


[目の前が白く爆ぜた。

 初めて途轍もない忘我の淵で、
 あたしを抱き締める腕の強さと、
 中で薄皮越しに胤を吐く雄と、
 胸を締める愛おしさだけが
 あたしにとって確かなものだった。]
(-60) 2021/06/12(Sat) 14:24:49

【秘】 弁当『もりや』 安住 香菜 → 小泉義哉

[絶頂の波が引いて、後にはじんわりと
 熱を持ったままの身体がのこる。
 荒い息のまま、汗だくの義哉くんの額に
 張り付いた髪を梳いてあげた。

 埋め込まれたままの茎は
 前よりやや硬さと体積を失っていても
 これは誰より愛しいヒトの体の一部。
 そして、今はあたしのもの。

 涙の跡の残る頬でゆるゆると微笑むと
 あたしは義哉くんを引き寄せ口付ける。
 このまま日常に戻ることができる、はず。
 シないと出られない部屋で、シちゃったんだから。

 でも─────でも、さ。]
(-61) 2021/06/12(Sat) 14:25:40

【秘】 弁当『もりや』 安住 香菜 → 小泉義哉



  …………よしやくん。


[あたしは掠れた声で囁いた。
 びっくりするくらい甘ったるい声で
 自分でひどくびっくりしたけど
 そんなのはもう、どうでもよかった。]
(-62) 2021/06/12(Sat) 14:25:59

【秘】 弁当『もりや』 安住 香菜 → 小泉義哉

[あたしの上に乗っていた義哉くんの身体を
 ぐっと押し返して、ベッドの上へと寝かせよう。
 白いシーツの上には僅かな赤と、
 ひどくべたつくピンクの粘液が点々と落ちていた。
 さっきまで、あたしが無垢だった証が。

 それの上に義哉くんの身体を横たえると
 あたしは義哉くんの身体をまたいで
 抜けかけの茎を自ら深くに招き入れる。]


  あッ……ん…………


[さっきまでの欲の熾火が
 体勢を変えて中が擦れたことで
 再びぼっと燃え上がる。

 体重をかけたことでより深くに刺さる雄に
 喉を反らせて啼くと、あたしはちらりと
 義哉くんを流し見る。
 散らばっていた赤毛を手櫛で梳いて
 唾液にてかる唇で、笑うの。]
(-63) 2021/06/12(Sat) 14:26:19

【秘】 弁当『もりや』 安住 香菜 → 小泉義哉




  ね、あたし…もっと、欲しくて。


[気持ちいいのは悪いことじゃない。
 それを強請るのも。
 そう言ってくれたあなたは
 あたしのお強請りを決して無碍にはしないでしょ?

 そう笑うと、あたしは義哉くんの上で
 ゆっくりと腰を振り始めた。
 一度味わった快楽を追って、
 自分で好きなように腰をくねらせ
 組み敷いた義哉くんの反応を
 ある程度御せると分かれば、わざと焦らしたり
 彼の好きなように動いてみたり、
 身体を折って、彼の口へと
 自分の乳房を当てがって
 自ら刺激を強請ったりもした。

 望んだ刺激が得られれば甘やかに啼き、
 義哉くんの雄をきゅうきゅうと締め付けては
 次の絶頂を追いかけていく。]
(-64) 2021/06/12(Sat) 14:30:55

【秘】 弁当『もりや』 安住 香菜 → 小泉義哉



[さて、開いたのは何の扉か。]*

 
(-66) 2021/06/12(Sat) 14:31:25

【独】 小泉義哉

/*
アッーーーーーーーーー!!!!!!
最高ですありがとうございます
積極的で可愛いねええええええ
(-67) 2021/06/12(Sat) 14:53:20

【独】 小泉義哉

/*
ニコニコ笑顔で下から突き上げたいカッコつけブラッドと
ゴムから精液漏れちゃうて焦りたい女人攻め大好きブラッドが
盛大にせめぎ合うゥゥゥゥ
(-68) 2021/06/12(Sat) 14:55:12

【独】 小泉義哉

/*
あーでもやっぱ焦らしてもらえるなら余裕無くして強請りたいなあああああ
(-69) 2021/06/12(Sat) 14:56:18

【独】 小泉義哉

/*
あー姉御肌のかなちゃんが騎乗位で腰振ってくれるのビジュアル的にも最高だナーーーーー
(-70) 2021/06/12(Sat) 14:58:47

【秘】 小泉義哉 → 弁当『もりや』 安住 香菜

[びく、びく、と硬直する体>>-60
 高く登りつめたことを伝えてくる。
 とくとくと吐精が緩やかになるにつれて
 徐々に理性が戻り始めた。

 いったいどういった仕組みなのか、
 かちゃり、と開錠の音を>>6耳が拾って
 そういえば最初の目的は脱出だったと思い出す。

 張りつめていた楔が勢いを失い>>-61
 大量に吐き出された種が逆流して
 根元から溢れそうになっている。]


 ……ん。


[寄せられた唇に微笑みで答え、
 一度彼女をぎゅっと抱きしめると
 何はともあれいったん引き抜こうとした。

 しかし、彼女の方が早かった。]
(-79) 2021/06/12(Sat) 22:15:53

【秘】 小泉義哉 → 弁当『もりや』 安住 香菜



 …………香菜……?


[気怠げな、男の精を吸い上げて益々艶を孕んだ、
 事後の女性に特有の声が
 しっとりと耳にまとわりついた。]
(-80) 2021/06/12(Sat) 22:16:37

【秘】 小泉義哉 → 弁当『もりや』 安住 香菜

[ぐ、と胸を押されると
 腕力よりもその色香に気圧されてのけぞった。
 繋がったままの体では逃れることもできず
 淫らな体液で濡れたシーツに背を預けた。]


 あ、   グ、……ッ!


[抜こうとしていた雄芯が、再び彼女の胎に招かれて
 思わずきつく眉を寄せる。
 迫りくる射精の波をやりすごし
 意図が理解できずに彼女を見上げると
 牡丹の花を背負った女が、涎を垂らしてのしかかっていた。

 まぐわいによって血の巡りのよくなった肌の
 唇の赤さは殊更美しく、血を啜ったかのような深紅が滲んでいた。]
(-81) 2021/06/12(Sat) 22:17:20

【秘】 小泉義哉 → 弁当『もりや』 安住 香菜



 香菜、 気持ちはうれしい、けど、
 いったん抜かないと、まずい、 って……!


[欲望が、再び彼女の胎の中でむくむくと育てられていく。

 しかし、一度こぼれてしまった精液がどうなるわけもなく、
 避妊のためにゴムをつけたはずなのに、
 逆流した精液は雄芯を伝って下生えに溜まり
 それが彼女の入り口に何度もくちくちと押し付けられては
 淫らな音を立てながら、徐々に広く塗り広げられていく。

 まだ何も約束を果たせていないのに、孕ませてしまう。
 理性がすぐにでも辞めさせるべきだと叫んだが
 強烈な快楽が虫食いのように思考を蝕んだ。

 男は甘く見ていたのだ。そうとはっきり自覚せずとも、
 心のどこかで処女を御せると思い上がっていた。
 甘く見ていたのだ。女の鮮やかなまでの変幻を。
 清潔な彼女が幾枚もの皮にくるみ、奥底に隠していた欲念を。

 一度呼び覚ましてしまったなら、
 もはやどこまでも転がり落ちていくしかなかった。
 地の底に激突して止まるまで。]
(-82) 2021/06/12(Sat) 22:18:25

【秘】 小泉義哉 → 弁当『もりや』 安住 香菜

[彼女が身をくねらせるたびに、
 たぷん、と豊かな乳房が揺れる。
 気づけば魅惑的なそこに手を伸ばし、
 もう一方は五本の指を絡ませて
 彼女の体を揺さぶっていた。

 けれど、快楽だけを追いかけて続けていた摩擦が
 不意に彼女によって止められた。]


 や、 香菜、 ……くる、し、
 お願 い、出させて……!


[体裁も忘れ、必死に懇願しながら、
 彼女の腰を両腕で支えると
 精液が入り込むのも忘れて、とぷ、と深く沈ませた。
 そのまま、彼女が望むままに好いところに突き立てて
 乳房を与えられれば赤子のように夢中で吸い上げて
 たどり着くことのない欲の果てを求めた。]
(-83) 2021/06/12(Sat) 22:20:19

【秘】 小泉義哉 → 弁当『もりや』 安住 香菜



 あ、ァ……香菜、
 もっかい、シよ?


[二度目の精を吐いた時には、もはや理性は戻らなかった。
 名残惜しさに歯噛みしながら彼女の胎から引き抜いて
 ねじれて意味を持たなくなった、
 まとわりつくだけで不快なそれを
 苛立たし気に取り払うと、彼女の片足を己の肩に吊り下げた。
 汗みずくになった肌はさらにしっとりと艶を増し
 触れればぴたりと吸い付いて離れない。

 肩にかけた足を抱え込むと、
 むき出しのその場所を魅惑の襞に当てがって、
 息もつかずに胎奥に押し込む。]
(-84) 2021/06/12(Sat) 22:22:28

【秘】 小泉義哉 → 弁当『もりや』 安住 香菜

[そうやって、何度も、いつまでも。
 精液がサラサラになっても、
 色を失って、透明な蜜しか吐かなくなっても。
 月日を重ねずとも、吐いた精だけで
 彼女の胎が膨れるのではないかと思うほど
 際限なく、注ぎ続けた。
 いつまでも。いつまでも。]**
(-85) 2021/06/12(Sat) 22:23:08

【独】 小泉義哉

/*
あーもー
念願かなって紳士に抱けたわって思ってたのに結局ゴム取っちゃったよこのえろあねごめぇ
(-86) 2021/06/12(Sat) 22:26:42

【秘】 弁当『もりや』 安住 香菜 → 小泉義哉




  ……なにが、まずいの?


[まさか制止の声がかかると思わなくて
 あたしは深く雄を咥えたまま
 きょとんと目を見開いた。

 こんなにも固く滾らせておいて
 もう遊べない、なんてことはないでしょう?
 くにゅくにゅと蠕動する膣で
 存分に雄茎を楽しませながら
 あたしは艶然と微笑んだ。

 もうあたしは知ってしまってる。
 あなたに全てを投げ出して身を捧ぐのが
 こんなにも気持ちいいんだって。

 苦悶に顔を歪ませながらも
 たふ、と乳房を揉み込む義哉くんに
 あたしはちろりと舌なめずり。]
(-94) 2021/06/13(Sun) 4:47:50

【秘】 弁当『もりや』 安住 香菜 → 小泉義哉

[抜けそうな程に浅く焦らして
 奥が疼くに従って深く招き入れる。
 ぐるりと腰で円を描くと、埋め込んだ茎は
 満遍なくあたしの好きな場所を擦ってくれる。]


  アッ…ふ、ふふ……ん、ァ……くくく……


[組み敷いて、自由を奪った人から
 素直に懇願の言葉を受けると
 それだけで背筋が甘く震える。

 ─────なるほど、これは言わせたくなる。
 さっきまでの義哉くんの気持ちの断片を辿って
 あたしはまたひとつ、彼に近付く。

 ……けれど、所詮はつい先程
 雄を知ったばかりで経験値の少ないあたしは
 ずん、と下から突き上げられれば
 容易に優位を手放してしまう。]
(-95) 2021/06/13(Sun) 4:48:22

【秘】 弁当『もりや』 安住 香菜 → 小泉義哉



  ああっ、あ、や、まっ……〜〜ッ
  あっ、あ、ん、ん、んんっ、ん……


[得意気に自分から与えた乳房を
 ちくちくと吸われながら、あたしは
 義哉くんの突き上げに合わせて
 あられもなく乱れた。
 イイトコロを何ヶ所も同時に責められては
 なかなか手網を取り戻せなくて、
 でも、本能のままに貪られるのが
 堪らなくもあって。

 何度も絶頂を迎えた体を
 容赦なく突き上げられ続け
 その度、きつく雄を食む。]
(-96) 2021/06/13(Sun) 4:48:50

【秘】 弁当『もりや』 安住 香菜 → 小泉義哉

[やっとベッドに横たえさせてもらえたと思えば
 義哉くんは、先にとっぷりと蜜を貯めた袋を
 ぽい、と何処かに棄てるところだったか。

 もう一回、今度はその薄皮無しで。

 その意味は流石のあたしでも分かってる。
 でも、むしろじんわりとした喜びが
 泉のように胸の底から湧き出るのを感じて
 あたしは赤く濡れた唇を歪めたの。

 ぽっかりと茎を引き抜かれた空虚に
 しっかりと雄が食い込めば
 奥の奥、子どものための部屋の入口は
 美味そうに彼の先端へと吸い付いたか。]
(-97) 2021/06/13(Sun) 4:49:25

【秘】 弁当『もりや』 安住 香菜 → 小泉義哉

[そこから、二人で猛然とまぐわい続けた。

 体勢を変え、自分と相手の弱いところを知って
 近付けなかった何十年もの月日を
 必死で追いかけるように。

 心配しなくても、この部屋が空いても 
 あたしの気持ちは変わらないし、
 捧げたものを返せ、なんて言ったりしない。
 彼もきっと、多分、言わないと思う。

 でも「もうやめよう」なんて
 何度高みに放り投げられても
 あたしは決して言わなかったでしょう。]
(-98) 2021/06/13(Sun) 4:49:53

【独】 小泉義哉

/*
わーい朝ごはんはサンドイッチだぁー
おはようございます今日も世界が爛れていて幸せです
みんな寝てないな?
(-102) 2021/06/13(Sun) 5:58:22

【独】 小泉義哉

/*
>>-96 あ゛ーーーーーーーー積極的に誘ったのに余裕なくしちゃう女の子かわいいいい゛い゛ぃ゛
(-103) 2021/06/13(Sun) 6:00:52

【秘】 小泉義哉 → 弁当『もりや』 安住 香菜

[女王のように跨って、しっかり手綱を握った香菜が
 真っ赤な舌を蛭のように蠢かせる。
 そのまま、制止をかけるような詰まらない男を罰するように
 心地よい胎の外に追い出されかければ
 口ばかりの理性など消えた。

 突き上げれば余裕を無くして>>-96、そんな様も愛おしく
 欲の象徴がますます膨れ上がっていく。
 普段ならば一度射精しただけでだらりと垂れさがり
 性に淡泊なことを暗に責められたこともあるのだが
 彼女を前にすると、こんなにも手が付けられなくなるのかと
 自分で自分に驚いた。

 道徳を米と同様に見て生きているような男は
 性に対しても常に理性的だったので
 避妊無しで行為に及んだことは無い。
 けれど、二度の射精を終えた後に彼女を見ると
 その薄皮が存在していることが不思議でたまらなかった。
 太古から続く種族の法則に従って彼女とまぐわうことが
 至極真っ当な人の道で、
 快楽を求めながら命の新芽からは逃れようとする薄皮は
 至極人の道を外れているようにさえ思われた。]
(-104) 2021/06/13(Sun) 8:50:49

【秘】 小泉義哉 → 弁当『もりや』 安住 香菜

[自分のなめている魂の悶えの中に香菜を巻き込めたならと願い、
 実際にそうしようと試みた。
 欲を吐き足りぬままにだらりと垂れさがってしまえば
 彼女の体の隅々で摩擦してでも奮い立たせ
 幾度も体制を変えてまぐわった。

 二人の幸福はどこに絶頂があるのか分からなかった。
 二人だけで世界は完全だった。
 とうとう香菜の心と全く溶け合った自分の心を見出した時、
 男の願いは彼女と生きようということのみに集約された。
 彼女となった己とともに。
 己となった彼女とともに。]
(-105) 2021/06/13(Sun) 8:52:14

【人】 小泉義哉

[遠ざかっては近づき、近づいては遠ざかるような
 酩酊した快楽の中、泥のように眠っていたらしい。
 散々交わったにもかかわらず、それでもなお足りずに
 彼女と絡み合う隠微なまどろみに沈んでいると
 香菜の手が甘えるように伸びてきて
 夢の底から掬い上げられた。>>16


 あぁ……そうだった。
 実際の方が、可愛い。


[目を細めて、満足げに香菜の頬に手を当て返す。
 同じぐらいかすれた声は、
 彼女の喉とは全く違う音質を持っていた。]
(18) 2021/06/13(Sun) 8:52:46

【人】 小泉義哉

[戸の隙間から、まっすぐな陽光が差し込んでいた。>>17
 部屋も日常とつながったようだ。

 ぐちゃぐちゃになった部屋着を身にまとい
「ジャングルだったらまたこの部屋に戻ろう」と笑いながらも
 一抹の不安を胸に戸を開けると、
 柔らかな木漏れ日が、二人の顔に降り注いだ。

 さわやかな若葉と土の香りが吹き抜けて
 部屋にこもった隠微な空気を清めていく。
 ジャングルとは言わないが、つながった先は林だった。

 戸から首を伸ばしてあたりをうかがってみるに
 自分たちは古い納屋のような建物にいるらしい。
 どうやら正門ではなく、裏口の戸を開けているようだった。

 といっても、この古びたちっぽけな建物の外観と比べ
 出られなかった部屋の内部は明らかに広く豪奢で
 いったいどのように次元が歪んで
 この部屋につながっているのか
 全く理屈がわからない。]
(19) 2021/06/13(Sun) 8:53:48

【人】 小泉義哉



 ……とにかく、外に出てみよう。
 建物からして、ちゃんと日本ぽいし……


[ぎゅ、と香菜の手を握りしめると、
 昨晩は溶け合ったはずの熱が
 ひんやりと冷めていることに驚いた。
 ふわ、と素足のままに柔らかい土を踏みつけて
 一歩、二歩と踏み出すと、背後で鍵のかかる音。
 振り返ると扉など無く、ただ壁があるばかりだった。
 その古びた木面には見覚えがある気がしたが
 その時は思い出せなかった。

 何も考えずに歩きだすと、さっそく彼女が転びかけた。]


 あ……そっか、ごめん。


[ようやく自分の短慮に気付き、違う歩幅を合わせながら
 まだ痛みが残るらしい腰に手を回して
 ゆっくりと建物の表に回った。]
(20) 2021/06/13(Sun) 8:55:54

【人】 小泉義哉

[建物を覆うように生えている林は
 正面に回ってしまえば中庭のように視界が開け
 建物からはまっすぐに石畳の道が伸びていた。
 道の先に鳥居を見つけて、建物を振り返り、
 思わず声がもれた。]


 あ。ここ……
 近所の神社>>0:14だ……

*
(21) 2021/06/13(Sun) 8:56:36

【独】 小泉義哉

/*
まだ〆まで続くのでもうちょっと待っててね! というか寝てるだろうから大丈夫だよね!!
(-106) 2021/06/13(Sun) 8:57:15

【人】 小泉義哉

[その時、雷に打たれたような衝撃が
 脳芯から爪の先までを駆け抜けた。
 今すぐに誓わねばならなかった。
 古くからこの地に根付く
 神々の住まうこの神社で。]
(22) 2021/06/13(Sun) 10:45:13

【人】 小泉義哉



 香菜、


[つないだ手を両手で包み、気づけば恭しく跪いていた。
 朝露を含んだ若葉が陽光を乱反射させながら香菜の頬で踊り
 朝日を取り込んでますます活々と赤みのさした髪の毛は
 少しもつれて汗ばんで額ぎわに貼りついていた。
 自然、見下ろすような姿勢になった大きな美しい瞳が
 やわらかい木漏れ日ともに自分に注がれるのに見惚れていた。

 その瞳に映し出される感情を読み取ろうとするうちに
 男の目には哀願というよりも
 ある激しい感情の涙が薄く宿った。
 男の心の中の一番奥深いところがけがされないまま
 ふと目から覗きだしたかのような光だった。]
(23) 2021/06/13(Sun) 10:45:55

【人】 小泉義哉

[名前を呼びながら、何から言えばいいのかわからずに言葉が詰まる。
 雄弁な舌を持たぬ男は、たどたどしく
 ただごまかしのきかない強い想いを胸の奥から拾い上げた。]


 その……俺、本当に詰まんない男で。
 傷つけたいとか、そんな気持ちは全くなくても
 今までだって、香菜を一人で苦しませてきたし、
 順番もすっ飛ばして昨日みたいなことして、
 さっきも、香菜の体がしんどいのとか頭から抜け落ちてて。
 少し考えればわかるような人の気持ちを察するのが苦手で
 そういう能力があれば、
 もっと香菜を傷つけずにすんだのにって思う……


[肌を重ねたとき、一つになったというあの陶酔は
 一晩明けて日常に戻ってみれば
 ただ一夜の夢だったのだと突き付けられた。
 同じものを食べ同じように美味いと言い
 同じものを見て同じようにじっと見惚れ
 同じものを聞き同じように耳を傾けていても
 内に生ずるものは違う。

 香菜と自分は、似通っている部分があっても
 髪の毛一本に至るまで全く違う人間だった。]
(24) 2021/06/13(Sun) 10:47:52

【人】 小泉義哉



 絶対に傷つけない、って言いたいけど、そんな力は無くて。
 大切にしていても、香菜を傷つけるようなこと、
 これからもやっちゃうと思う……


[二度と傷つけない、と誓うには、年も分別も重ねすぎていた。
 できないことは、誓えない。

 弁当屋の常連の言葉>>0:153の意味が、今ならばわかる。
 しかしそれは彼女が秘めてきた想いの一部を知ったからこそ。
 未だ知らぬ心は当然のように香菜の心に隠されていて、
 香菜の全てを理解することなど一生できない。
 それは香菜にとっての自分も同じこと。]
(25) 2021/06/13(Sun) 10:48:48

【人】 小泉義哉



 正直言って、それがすごく怖いんだ。
 好きだから傷つけたくないって思うし、
 俺と一緒にいることで傷つけてしまうなら、
 無理して一緒にいない方がいいんじゃないかとも思う……


[これまでうまくいかなかった交際だって
 決して敵意があって一緒にいたわけじゃない。
 ただ、覚悟が無かったのだ。
 だから少しでも陰が差すと、すぐに嫌になった。]
(26) 2021/06/13(Sun) 10:50:04

【人】 小泉義哉



 だけど、香菜を傷つけても、俺が傷ついても
 それでも一緒にいたい。
 香菜の好きなこと、嫌なこと、
 俺自身も気づいてなかったうれしいこと、されたくないこと、
 そういう一つ一つの経験と失敗を積み重ねて、
 時々ままならなくて衝突しながらでも、
 少しずつお互いの心地良さを探って
 同じ時を共有したいって……
 我儘だけど、そう思うんだ。


[すべてを捧げたいのに、自分は何も持っていない。
 道端に咲く一輪の花を手折ると
 茎でくるりと輪っかを作り、彼女の左手の薬指に触れさせた。]
(27) 2021/06/13(Sun) 10:51:09

【秘】 小泉義哉 → 弁当『もりや』 安住 香菜



だから……こんな俺と一緒にいてくれるなら、
……俺と、結婚してください。


(-109) 2021/06/13(Sun) 10:52:13

【人】 小泉義哉

[その指を引くか、挿し入れるかは彼女次第だ。
 指輪に咲くタンポポが、
 男の震えに従って、揺れた。]**
(28) 2021/06/13(Sun) 10:52:33

【独】 小泉義哉

/*
思いがけず泣かされるのであった
出られない部屋ネタで泣くなんて聞いてない
(-120) 2021/06/13(Sun) 19:21:11

【人】 小泉義哉

[告白を、香菜はじっと見つめていた。>>39
 気づかぬうちに葉先に朝露が宿るように
 彼女がどの瞬間に瞳を潤ませた>>40のか分からなかった。
 ずっと見上げていたにもかかわらず。

 そうして、彼女は、答えた。>>41

 一緒にいてで傷つけてしまうぐらいならば
 離れてしまった方がいい。
 それは一つの真理ではあるが
 男は判断が厳しかった。
 
 臆病な心の奥をぴたりと言い当てられた気がして
 それでもなお、受け入れてくれるのだと
 まるで行動で示すように
 彼女が幸運の花を摘む。>>41]*
(44) 2021/06/14(Mon) 6:25:11

【独】 小泉義哉

/*
うひゃーーーーーーんんんんんんありがとうううう
ちょっと待ってね閉める
(-158) 2021/06/14(Mon) 20:19:11

【人】 小泉義哉

[彼女が言葉の粒を降らせるたびに
 男の口の端が震えた。
 喜びで。安堵で。感動で。
 
 そうして二人は、野に咲く花で未来を誓う。

 ぽろ、と溢れる感情が頬を伝う。
 朝日の中、全く違う顔が、同じように笑っていた。>>43
(60) 2021/06/14(Mon) 21:22:28

【人】 小泉義哉


[香菜。俺の愛しい香菜。
 いつも見守ってくれた香菜。
 いつも笑ってくれた香菜。
 たくさん待たせてごめん。順番も道筋も出鱈目でごめん。
 香菜がいくら傷ついていない、大丈夫だって言っても
 やっぱり俺はつい「ごめん」と言ってしまう。
 どうしても不思議なんだ。
 いつでも胸を張っていて、まっすぐ前を向いて、
 頼りになる香菜が、うじうじした俺を選んでくれたのか。

 家は、俺は香菜がいてくれればどこでもいいんだけど。
 そうだな、香菜は陽だまりの中にいるのが似合う。
 花のことだって何もわからないけれど
 たんぽぽとシロツメクサの季節になったら
 家の中で、思い出話に花を咲かせたい。]
 
(62) 2021/06/14(Mon) 21:24:21

【人】 小泉義哉

[俺、結婚って夢とか憧れじゃなくて、
 けじめだと思ってた。
 だけど、あの神社の中で、朝日の下の香菜を見た時、
 朝目覚めた時に隣にいてほしいし、
 夜寝る前に会話をするのも香菜がいい。って……
 それが叶うなら、これ以上の幸せは無いって……
 そう、気づいたんだ。

 俺の奥さん。プロポーズを受けてくれてありがとう。
 願いを聞き入れてくれてありがとう。
「今更たんぽぽサラダで満足できる?」なんて冗談言ってたのに
 ささやかなたんぽぽの指輪を受け取ってくれた香菜。

 欲を言えばもう一つ、甘えさせてくれないか。
 見たいんだ。香菜の花嫁姿が。
 香菜の美しさに負けない装いを、
 次の休みに探しに行こう。]**
(63) 2021/06/14(Mon) 21:25:35

【人】 おむこさん 小泉義哉

[仕事を終えて「もりや」に顔を出すと
 唐揚げではなくキスで迎えられた。>>58
 いくら関係性が変わったとはいえ
 さすがに店の中で口づけを送られるとは思っていなくて
 虚を突かれたような顔をした後に
 照れくさそうに笑う。]
(65) 2021/06/14(Mon) 21:47:24

【秘】 おむこさん 小泉義哉 → およめさん 安住 香菜

[──最後の客が店を出ると、香菜は店じまいを始めた。
 彼女がせわしなく歩き回る間、目を細めて見つめていたが
 香菜がシャッターを下ろすやいなや、背後から近寄ると
 振り向く暇も与えずに抱きしめた。]


 ねえ、これからの時間は俺にくれるんでしょう?
 こっちはずっとお預け食らってたんだから。


[シャッターの下から外の風が吹き込んでいる。
 店内が見えなくなったとはいえ
 外とのつながりは未だ明白だった。
 あの、隔絶された部屋と違って。]


 香菜はいっつも店内にいるから、
 気づいてないかもしれないけど。
 この店、結構声響くんだよね。
 ──抑えなきゃ、恥ずかしいよ?


[そう耳元で囁くと、甘い耳を、噛んだ。]**
(-165) 2021/06/14(Mon) 21:49:24

【独】 おむこさん 小泉義哉

/*
ぎゃーんこの時間は挟まるねえ済まない
>>-164 処女に掘られてたまるかぁーい
初回から新たな扉開くのはちとレベル高いわぁ
だけどさっきまでしょじょだったこが馬乗りになってきじょういしてくれるのは最高でした、舌がえろかった
(-167) 2021/06/14(Mon) 21:51:59

【独】 おむこさん 小泉義哉

/*
しまった掘られかけが印象的過ぎて肝心なところ返事忘れてた。
こちらこそ筆速があまりにも違う私と組んでくれてありがとう!
良い人なんだけど男として見れない枠を爆走する癖があるので左自信ないのだけど(取りに行ったけど)とても楽しかったし可愛かったし可愛かった。
あと結構ヨキの左参考にさせてもらったわこれ進研ゼミで見たやつや的なネタあっても許してね!
(-169) 2021/06/14(Mon) 21:56:11

【独】 おむこさん 小泉義哉

/*
まもなく寝るのでお先にご挨拶。

村建てのじじです。
はじめましての方もいつもありがとうございますの方も、出られない部屋にご入室いただきまして誠にありがとうございました!
村建て負担が少なく、繁忙期にもとてもやさしい村でした。
何より、皆様大きなトラブルもなくお楽しみいただけたようでほっとしています。個別アナウンスしてなかったのに入村みんな早いんだもの優秀。
筆が遅くめったに入村できていませんが、ふらふらっとどこかの村でお会いすることもあるかと思います。狭い界隈なのでまたきっとお会いできるでしょう。皆様ぜひ良いRP村ライフをお楽しみください。
あと皆様と長く遊びたいので、どうか睡眠時間は確保してください。この界隈みんな寝なさすぎや。
それでは一足先に寝ます。皆様お疲れさまでした!
(-170) 2021/06/14(Mon) 22:02:19
 




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