どこかのあるじ ???は、メモを貼った。 (a2) 2021/02/02(Tue) 10:45:20 |
【人】 どこかのあるじ ???[全員、目を覚ましたようだ。 最後に体育館で身を起こした青年>>102を「見て」、 いよいよ今日の零時の鐘と共に試練が始まるのだな、 と実感が込み上げる。 …誰にとっての試練だって? 当然、少女にとっての試練、に決まっているのだが。] (109) 2021/02/03(Wed) 12:17:54 |
【人】 どこかのあるじ ???[客人達は、今はまだ見慣れぬ状況に戸惑いの色を 浮かべている者が多いだろうか? 空間内に散らばる彼らを眺めていると、 ふと、既視感のようなものが思い浮かばれた。 …がらんどうの屋敷と、たまに行き交う人々の足音と。 客人達は扱う言語も、生きる時代も違う。 しかし彼らが意思疎通するのには何ら問題はない。 一部、この事実に気付いている者がいるかも 知れないが。特に問題はない。>>50 あとは、既にタロットを1枚 見られたような気がする。>>74 しかし、それが何を意味するのかは彼女に 分かる筈もないので、やはり問題はないのだった。] (110) 2021/02/03(Wed) 12:21:23 |
【人】 どこかのあるじ ???[明日、ようやく少女の存在が客人達に 知られる事となる。 といっても姿が見える訳ではなく、ただ 彼らは頭に直接声が届くような錯覚を覚えるだけだろう。 少女は一人、誰にも聴こえないように 声を発してみようとする。 吐き出された息は声帯を震わす事なくひゅうひゅうと 音を立てたが、それが何度か繰り返されたのち、 ようやく声が出た。] (111) 2021/02/03(Wed) 12:22:45 |
【人】 どこかのあるじ ???[それは少女の外見とは似ても似つかない、 低く枯れた声。 そして女とも男とも取れるような、老婆とも少年とも 言えぬような、奇妙な声だった。 …何かがおかしい。 "今回"は、うまくいかない。 背後で鈍色の壁がべろり、と剥がれ、 奥から塗り潰したように黒黒とした穴が 顔を覗かせる。 いつもなら空間に生じた欠陥には即座に気付き、 修正をかけるところ。 しかし今の少女にはそのような余裕はなく、 いつまでもその場に立ち尽くしていた。 ]* (112) 2021/02/03(Wed) 12:24:58 |
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