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【人】 オーナー 敷島[102号室に宿泊のお客様は痩せ細り 肌は外に積もる雪のように真っ白だ。 水や食事を摂りたそうなそぶりを見せても 実際に口に運ぶ量はごく僅か。 それらの様子を態々自分に見せてきたのは なにかの──SOSのサインだったのだろうか。 「外出中・掃除不要」の札を見ながら そんなことを考えてしまっていた。 空気が読めない男が想像をしても仕方がないのだが 自死の為に宿をとる人も一定数いるので 経営者としては常に警戒をしなくてはならないし それよりはもっと……、 人情的なところで彼のことが気にかかっていた。 心配なのだ。] (17) 2024/03/15(Fri) 12:44:50 |
【人】 オーナー 敷島[都会で働いていた。 エリートと呼ばれていた。 妻も子供もいた。 全てが過去形だ。 生きていれば彼は息子と同じ位かもしれない。 老後のためにしていた不動産投資くらいしか 手元に残っていないアラカンの男には 気にかけるのに充分すぎる理由だった。] (18) 2024/03/15(Fri) 12:45:27 |
【人】 オーナー 敷島[山下さんに呼ばれて顔を上げる。] 「敷島オーナー、町内会の方々が来てます」 ……? わかりました。ちょっと行ってきますね [祭りの役割は当日までない。 訪問の理由がわからぬまま応対をしに玄関へ。 すると普段話すこともない重鎮たちが並んでいた。 それも思っていたより人数が多い。] 穏やかじゃないですね…… 何かありましたか? [熊が出たか、窃盗でもあったのか……、予想は外れた。] (19) 2024/03/15(Fri) 12:46:25 |
【人】 オーナー 敷島[聞けばペンション前の停留所からバスに乗り 禁足地の近くで降りたものがいたらしい。 バスの運転手から通報があったそうだ。 私のような若輩者が立ち入るのはおろか 異邦人には存在を教えてもいけない場所である。 ネタを探しに来たと言った彼を想像し嫌な汗が流れる。 あの時も自分は誤魔化すのに苦労したのだが。] うちのお客様に そのような特徴の方はいませんね このあたりに宿は密集していますから 他所に宿泊の方でしょうか [咄嗟に嘘を吐いてしまった。 いると言えば部屋を無断で調べるのも厭わないだろう。 人員を設置され、帰ってきたところを 捕まえようとする可能性すらある。] (20) 2024/03/15(Fri) 12:47:53 |
【人】 オーナー 敷島[見かけたら通報することを約束し 次の宿へ聞き込みに行くという彼らを見送った。] ……どうやって? [自分でも具体的な場所は知らない。 やけにふらつく足で清掃が残っている客室に向かい、 104号室の前で立ち止まる。 もしやあれに唆されたのだろうか?] (21) 2024/03/15(Fri) 12:48:28 |
【独】 オーナー 敷島/* ペンションの部屋に飲料水はないのか? を何日も考えてる 水道なしで小型冷蔵庫だけあって ホテルと違ってペットボトルのサービスまちまち、かな? (-22) 2024/03/15(Fri) 13:39:05 |
【人】 オーナー 敷島[無事帰ってくるか心配で 玄関から外を伺っていた時だ。 背後に現れるのはやめて欲しいと 何度も言っているのに。] うわっ!! 吃驚した…… あっちょ……、それ月代様ですよね!? もっと丁重にお連れして……! ああハイお食事ですね、すぐ持って行きますよ 温泉は貸し切りの一つ目があいてます いやジャンボは知りません 町内で買えるんだから自分で買ってきて下さいよ…… あ、ねえ、知りませんからねーー! [二人の顔、否、 一人の顔と一人の臀部を見て安心したのも束の間。 野菜を細かく刻んだスープを急ぎ作って持っていったり。 コンビニに漫画雑誌を買いに走る姿があった。**] (37) 2024/03/16(Sat) 21:55:13 |
【秘】 オーナー 敷島 → 癒月? はい、ありがとうございます [きちんとコートを羽織って 雪で転ばないようにするのは気をつけた。 真意に気付けたとて、自分に何が出来たのか。**] (-42) 2024/03/16(Sat) 21:55:22 |
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