【人】 ]X『悪魔』 ゼロ[四年前、俺がここに来てから一年くらい。 新しく来た証持ちがいると見に行った時。 顔を見た瞬間身体が動いた。 誰かに止められなければ、 ── 恐らくそのまま殴っていた。 湧きあがったのは激しくどうしようもない憎悪。] (193) 2022/12/11(Sun) 23:05:31 |
]X『悪魔』 ゼロは、メモを貼った。 (a35) 2022/12/11(Sun) 23:10:52 |
【独】 ]X『悪魔』 ゼロ/* KZサンドスターうますぎて笑っちゃった 諸々ログを読みながら悩み中 恋人めちゃくちゃ可愛いね〜〜 絶対フルネームで呼びたいけど恋人って呼ばれる方が嬉しいんかな 事前に聞いておけばよかったな…! (-45) 2022/12/11(Sun) 23:52:16 |
【独】 ]X『悪魔』 ゼロ/* 撫でられ確定面白すぎて笑っちゃった ありがとう〜〜〜死神が来るのいいですねえ ユグの救いたい欲ほんと面白すぎる ニコォ 解る そんな感じある お前の事が嫌いだムーブします!! (-57) 2022/12/12(Mon) 2:13:22 |
【独】 ]X『悪魔』 ゼロ/* は〜!恋人が可愛い〜! お返事書きます!! 全然齟齬ないありがた〜い!! タイミング的にダブルなでなでなので 対比的な事をしたいですね! ところでよく読みなおしたら死神殴っていいの!? 殴っちゃおっかな〜!てなってる今 (-62) 2022/12/12(Mon) 9:32:27 |
【人】 ]X『悪魔』 ゼロ── 回想:掃溜めの悪魔 ── [物心ついた時にはすでに一人だった。 中央のスラム街、後ろ暗さの掃溜め。 最初の記憶は腐ったような世界で見上げる雨空と、 "輝く道の向こう"にある地獄だ。 後から知った事だけど、 『証持ち』はそれ以外と比べ丈夫らしい。 俺はきっと、『証持ち』じゃなければ誰に知られる事もなく路地裏で野垂れ死んでただろう。『証持ち』じゃなければ、棄てられる事がなかったのかもしれないが。 ………解らない。 裕福な家に棄てられたのか、 スラムの人間が産み棄てたのかすら、 俺には解らない。 解るのは、俺が一人だったという事だけ。 俺はきっと、怪獣になりたかった。] (278) 2022/12/12(Mon) 12:20:26 |
【人】 ]X『悪魔』 ゼロ[誕生日は解らない。 自分が何歳なのかも。 ただたまった雨水や廃棄された有機物が 自分に必要な事だけは本能で解った。 なんでも口にした。 なんにも口にできなかった。 幼少期の記憶なんてそれくらいだ。 身体が人より丈夫だったことを 感謝したらいいのか恨めばいいのか解らないくらい 横目で動かぬ有機物になった人間を見てきた。 だから俺は『証持ち』じゃなくても 苦しむ人間が文字通り腐る程存在する事を知っている。 同情の念などそこにはない。 向こうからも、こちらからも。] (279) 2022/12/12(Mon) 12:20:44 |
【人】 ]X『悪魔』 ゼロ[言葉が理解できなかった。 思考もただ本能だけがあり、 単純で漠然としていた。 周りが発する音を少しずつ聞き分けて、 ようやくそれに意味がある事を知る。 石壁にくっついて寝転んでいる時、 ふと覗き込まれた。 ひとり?こんなにちいさいのに。 億劫さを感じ壁の方を向く。 雑に伸びた髪が零れ落ち、 悲鳴が上がる。 次の瞬間衝撃を感じる。 攻撃されたのだと飛び起きて、 意味の解らない音を激しくこちらに向けて発してくるそいつから逃げ出した。 この時に言葉が解っていたならば、 自分が『証持ち』だと気付けていたのだろう。 思い返しても詮無い事だけど。 これ以降、他人に背を向ける事を避け、 少年期になって漸く言葉を覚え、隠すべきなのは首の後ろだと理解した。 どうせ髪を切る機会なんてない。丁度良かった。] (280) 2022/12/12(Mon) 12:21:45 |
【人】 ]X『悪魔』 ゼロ[幼年期の間にスラムから出なかったのは、 輝く道の向こうにある地獄を見ていたからだ。 この後ろ暗い場所から一歩出たら、 きれいな世界がある事を知っている。 けれど出たら一瞬で多くの悪意を受け、 まるで動物のようにつままれて暗い場所へと投げ捨てられる。 地獄なんだと理解した。 きらきら光る眩しい地獄。 自分には相応しくない場所。] (281) 2022/12/12(Mon) 12:22:05 |
【人】 ]X『悪魔』 ゼロ[ああ、でも、でも…… 自分を見た時にきらきらした大勢が、 一瞬で混乱に塗れ騒ぎ立てたあの様子……] [もう行かない方が良いと思うと同時に、 どうしようもなく息の詰まるような感情がある。] (282) 2022/12/12(Mon) 12:22:24 |
【人】 ]X『悪魔』 ゼロ[いつも二人でいる浮浪者が居た。 二人だという事は羨ましいように感じた。 できる事の幅が広がるから。 そいつらを見ていたら、自分も相棒を探した方が生きるための効率が良いのかとも思っていたけれど。 ある日片方が、もう片方の寝込みを襲うのを目撃した。 なるほど、と思った。 相棒を探した方が効率は確かに良さそうだけど、 襲われる側にだけはならないようにしないといけない。 感じた羨ましさは、きっと気のせいだった。 そうしてどんどん他者から生きる術を学ぶ。 信用という言葉は口だけだ。深く思考を探れ。 読めない人間には関わるな。逃げ道は常に用意しろ。 廃棄された有機物を待つよりも他者から盗んだ方が効率的だ。 懐には常に保険を隠せ。自分を侮るやつ程御しやすい。 こんな場所出身だからこそ、やれる仕事がある。] (283) 2022/12/12(Mon) 12:22:42 |
【人】 ]X『悪魔』 ゼロ[お金を稼ぐという発想は同じスラムの子供の真似だ。 大人にやらされていたようだが、 様子を見ていると確かに子供の方が関心を引ける事が解る。 つまり今の自分でもできるのだ。 すてられた中からマシな服を探し、 こそこそと"きちんとした"人間の様子を見て学ぶ。 上手く真似られたと思っていた。 物乞いや靴磨き、大道芸、できそうな事はなんでもやった。 だけど現実は無情だ。 お金の事が解らないから貰う側としても買う側としても誤魔化され、騙され、騙されないようにと学んでも、考えても、所詮は子供の浅知恵。思慮深く冷静に在ろうとしても限界はある。 そうして"輝く道の向こう"に住んでいる、綺麗な格好をして、肉付きがよく、言葉を流暢に喋る子供に。先ほどまで綺麗で立派なお店で買い物をしていたような子供に。有り金を全部奪われた時、ここで初めて、自分の中の何かが切れた気がした。] (284) 2022/12/12(Mon) 12:23:12 |
【人】 ]X『悪魔』 ゼロ[なんでだ。 必要はないだろう。 俺が生きるために集めたものを、 生きるために使わないお前らが奪っていくのか。 それもこんなに、簡単に。 薄暗い場所に住んでいて、小汚い格好をして、骨と皮ばかりで、拙くしか喋れない、そんな自分から。] (285) 2022/12/12(Mon) 12:23:33 |
【人】 ]X『悪魔』 ゼロ[ようやく理解する。 俺はどうしたって、 向こう側にはいけない。 行けないと気付き、 行きたかったのだと解る。 あの眩しい地獄へと。 そうしてこちらを嘲る側になりたかったのだ。 そのくそみたいなヤツらになりたかったのだ。 どうしてだか自分もなれると思っていたのだ。 俺は怪獣になりたかった。 どうして。 どうして、 どうして、 どうして、 どうしてこうなんだ、 すてられてなければむこうにいたのか? 俺が悪いのか? 俺を産んだやつが悪いのか? こんな場所があるから悪いのか? じゃあ国が悪いのか。それとも、もっと、大きな。 解らない、だけど、すべて。ぜんぶ。 この世界とやらへの悪意が、絶望が、 世の中を理解できる頭を持った時に その差をはっきりと見せつけられて、 ふつふつと、 呪いのように、] (286) 2022/12/12(Mon) 12:24:34 |
【人】 ]X『悪魔』 ゼロ[悔しい、ただひたすらに悔しい。 戦えずに負けるのだと突き付けられたようで。 くやしい。 今まで生きてきたのは本能だ。 それすらも馬鹿らしくなってきた。 どうして生きなくちゃいけない? この最低で最悪な掃溜めで、 どうやって生きていけばいい。 ── たった一人で。] (287) 2022/12/12(Mon) 12:25:30 |
【人】 ]X『悪魔』 ゼロ………、…。 [暫くしてむくりと起き上がる。 ここにはすでに自分一人だった。 それでも起き上がる自分が滑稽だ。 致命傷を受けない自分の身体も、 まるで生きたがっているみたいじゃないか。 生きた先に何かがあるなんて夢はみない。 だけどここで諦めるなんて、 あんまりにも悔しいだろう。] (288) 2022/12/12(Mon) 12:25:50 |
【人】 ]X『悪魔』 ゼロ[呪いは原動力だ。 差があるならば埋めればいい。 努力がきっと足りなかった。 騙されるな、情を疑え。 自己犠牲なんてそれこそ死への近道だ。 涙なんてただの弱みにしかならない。 けれどこの場所には海のように広がっていた。 怪獣にはなれない。 それでもこの腐った海で海獣程度にはなれたらいい。*] (289) 2022/12/12(Mon) 12:26:15 |
【人】 ]X『悪魔』 ゼロ── 回想:コールリッジ邸/完璧な君>>272〜 ── [あれは少年期から青年期に差し掛かる頃。 その頃には、人の騙し方や外面の作り方、 仕事の貰い方、他人の喜ばせ方、 どうしたら自分と関わる事で相手に利があると思ってもらえるか、等。他者とのコミュニケーションをメインに学び、ある程度の自活が出来るようになっていた。 けれど金がない事に変わりはない。 だから定期的に盗みを働いていた。 その日、目標を定めたのはたまたま噂を聞いたから>>102。 ほんとかどうかも解らない大昔のその噂をたまたま自分が耳にしたのは、それこそ運命というやつだったのかもしれない>>228。] (344) 2022/12/12(Mon) 20:43:11 |
【人】 ]X『悪魔』 ゼロ[嬉しそうな表情に心臓が跳ねた>>275。 手を伸ばされても動けない。 殴られるかもしれないなんて、思えなくて。 ただ撫でられた時に少しだけ目を伏せた。 そっと耳を伏せる猫のように。 どうしよう、 どうしよう、 どうしたらいい、 こんな、 こんな気持ちになるなんて、 バレないうちに逃げなければという気持ちと、 彼/彼女の傍を離れたくないという気持ち。 どうしたらいいか解らない気持ち、 自分の事を伝えると嫌われないかという不安。 結局この日は自分の事をあまり伝えられなかった。 ちょっと嘘も吐いた。 ただの庶民だと言ったり、 近くで働いていると言ったり、] (351) 2022/12/12(Mon) 20:45:12 |
【人】 ]X『悪魔』 ゼロ君たちは、すごく、 ……きれいだな。 [慣れない本心からの誉め言葉を伝えたり。 ずっとこの時間を続けたかったけど、 ずっとここにいるわけにはいかないから。 上手に、と言われるとやはり忍び込んだのが バレていると少し苦笑して、 夜と呼ばれると理由を訊ねる。] (352) 2022/12/12(Mon) 20:45:38 |
【人】 ]X『悪魔』 ゼロ暗い掃溜めに溶け込むこの髪が、 君たちには夜に見えるのか。 君たちのおかげで、 俺はいま、少しだけきれいになれた気がする。 [綺麗と形容されたその夜を否定する理由などない。] クリスタベル、 絶対にまた来るよ。 上手に迷い込んで、ね。 [そう笑って。撫でる手を受け入れ、 屋敷を出た後は夜より深い暗がりへと消えていく。*] (353) 2022/12/12(Mon) 20:46:08 |
【人】 ]X『悪魔』 ゼロ── 回想:コールリッジ邸/束の間の夜 ── [会ったばかりなのに、 またすぐに会いたくなる。 たぶんこれは病気だ。] (354) 2022/12/12(Mon) 20:53:24 |
【人】 ]X『悪魔』 ゼロ[クリスタベルの所へは一週間に一度くらいの頻度で会いに行く。いつバレてもおかしくない気はしていたけれど、会えなくなったらそのまま死にたいとさえ思っていた。 行くたびに会話を重ねる。 本当はスラムに住んでいる事や、 親がいない事、年齢も解らない事、 最初の時には盗みを行うつもりだった事やそれについての謝罪。 君たちがあまりに素敵だったから、 他の事なんてどうでもよくなった事。 名前はそのまま夜と呼んでもらえると嬉しい事。 色々な事を話したし、 彼/彼女からもその境遇を教えてもらった。 花が音楽が好きなことや、 屋敷から出ない生活を送っていること、 家庭教師がいる事や、 親がクリスタベルを怖がっている事…… それを聞いた時はさすがに憤り、] (355) 2022/12/12(Mon) 20:53:39 |
【人】 ]X『悪魔』 ゼロ君たちを怖がる方がおかしいんだよ。 ああ、でも、完璧なものはこわいって聞いたことがあるな。 それなのかも。 [俺の中で彼/彼女は完璧だったから。 何も疑わずにそう伝えた。] (356) 2022/12/12(Mon) 20:53:51 |
【人】 ]X『悪魔』 ゼロ[そして幾度目だったか、忍び込んだ時には 彼/彼女へのプレゼントを用意してみた。 花が好きだと言ったから、 街中を歩き回って見つけた綺麗な花を。 ベルにだけへのプレゼントは不公平だから、 クリスには考えて考えて考えて、 見つけたちょっとカッコイイ虫を持参した。 金持ちが虫なんて食べるはずないけど、 見るだけでも嬉しいかもしれない…。 何となく汚い手段で稼いだお金を使いたくなかった。 盗んだものをあげたくもなかった。 きれいな人たちには、 きれいなものを贈りたかった。 相手の利益になるもの、ではなく、 喜んでくれるといいな、と考えて贈り物を選ぶのははじめてだ。 喜んでくれただろうか。] (357) 2022/12/12(Mon) 20:54:02 |
【人】 ]X『悪魔』 ゼロ[独学で学んだ知識には限界があったから、 家庭教師に興味を示すと、 クリスタベルが勉強を教えてくれた。 知っていた事、知らなかった事、 間違って覚えていた事、 それらを知識として吸収できる機会なんて もう二度と来ないだろうと思い感謝した。 経典の話も教えてもらった。 自分が『証持ち』である可能性は考えてなかったから特に反応はしなかったけど、彼/彼女が『そう』だと教えてもらえたらきっと興味を持つだろう。] (358) 2022/12/12(Mon) 20:54:12 |
【人】 ]X『悪魔』 ゼロ[あれは、通い始めてどれくらいで、 何度目の事だろうか。 とうとう屋敷の人間に見つかり、 逃げようとした所を捕まった。 床に押し付けられ、 観念するか迷い目を伏せたところ、 自分を捕まえている使用人から小さな悲鳴が聞こえた。 ここではじめて、 自分が『証持ち』だと知る。 そうして自分の洋館行きが決まる。 断る理由があるならクリスタベルだけだ。 彼/彼女に会えなくなるのは嫌だった。 だから、] (359) 2022/12/12(Mon) 20:54:34 |
【人】 ]X『悪魔』 ゼロクリスタベル、 もしよかったら一緒に行かないか? そこなら自由に外にも出れるんじゃないかな。 花が咲く庭もあるかも。 もっと好きに暮らせるかもしれないよ。 それに…… いや、違うな。 俺が君たちから離れたくないだけなんだ。 だから、もしよかったらで良い。 おれといっしょに、きてほしい。 [そんな誘惑の言葉を囁いた。*] (360) 2022/12/12(Mon) 20:54:49 |
]X『悪魔』 ゼロは、メモを貼った。 (a58) 2022/12/12(Mon) 21:00:55 |
【独】 ]X『悪魔』 ゼロ/* 今日書いたロルぶっこんでみたら857ptらしい たぶん発言分けもあるからだいたい1000ptかな? え?2500 目安として多くない? めちゃくちゃ助かります…… ログ長男のため…… (-81) 2022/12/12(Mon) 21:14:25 |
【人】 ]X『悪魔』 ゼロ軽率だったことは謝るよ、 特に『死神』には。 でもお前は俺に関わらない方がいい。 今度こそ殴ってしまうかもしれないからね! [そう『吊された男』には釘を刺していたのだが……、まったく意に介していない様子に辟易する。外面は保っているし、慣れた気もしているが、…いや嘘だ。アレの言動に慣れなどはしない。俺なんかに構うのは本当に暇人だと思って気を紛らわしている。 けれど半年前に『愚者』がここへ来てしまった。 以来、更にピリっとした空気があるように感じる。 大丈夫、まだ殴る程ではない。 …………… まだ。*] (390) 2022/12/12(Mon) 23:01:01 |
]X『悪魔』 ゼロは、メモを貼った。 (a60) 2022/12/12(Mon) 23:12:53 |
【独】 ]X『悪魔』 ゼロ/* う、うわ!! 言われなくても出会った日を誕生日にしようと おもっていたので うわ〜!うれしい〜! 出会った日か洋館に来た日かまよって、 やっぱ会った日だよなあて思ってました えっうれしいね ありがとう そこにだけはお返事したさだ〜! そしてめっちゃ可愛い おうじさまになれたらよかったね てれるのもかわいいですね 証持ちだからってのあまり知りたくなかったのもかわいいね… 今日中に他の人たちに縁故ぺぺっと投げれるといいな〜〜 (-112) 2022/12/13(Tue) 8:34:06 |
【人】 ]X『悪魔』 ゼロ── 回想:洋館での日常 ── [アレにさえ会わなければ穏やかなものだ。 別に誰にも彼にも喧嘩を売るような事はしない。] (506) 2022/12/13(Tue) 9:03:14 |
【人】 ]X『悪魔』 ゼロ[『悪魔』は結構頻繁に街へ外出している。 支給されるお金を貰ったり、貰わなかったり。 ……けれどなぜか。 帰ってくる時には所持金が増えている。 別に働いている訳でもないのに。 街で『悪魔』を見かけたなら、 彼はそれこそ外面を完璧に取り繕った好青年にうつるだろう。 付き合っている人間の柄は、 …まあ少し悪いかもしれないけれど。 誰に何を聞かれようとも、 「ああ。あの人?良い人だよ、意外と。」 なんて返事をするくらい。] (507) 2022/12/13(Tue) 9:03:32 |
【人】 ]X『悪魔』 ゼロ[何をしても洋館から追い出されないと 『悪魔』が知った事は、 政府にとっては不幸だったのかもしれない。 ギャンブルは訴えられないとしても、 手癖の悪さは揉み消しが必要だろうから。] (508) 2022/12/13(Tue) 9:03:51 |
【人】 ]X『悪魔』 ゼロ[花畑の入り口で政府職員に笑いかけ、] 今日は大通りの露店が賑わっていたよ。 特に食器のお店かな。可愛くて、 ああ、これ。 おみやげ。 [そうして可愛い木製の食器をひとつ渡し、 返すも貰うも自由にさせる。 まあ返さないわけにはいかないのだろうけど。] (509) 2022/12/13(Tue) 9:04:05 |
【人】 ]X『悪魔』 ゼロ[そんな事を繰り返しているから、 政府職員には殊更嫌われているだろう。 その話を他の『証持ち』が知っているかは知らないけれど。 自分で稼いだ金の方は持ち帰り、 今『悪魔』の懐にある金額が幾らなのか。 把握している人間がいるかは不明である。*] (510) 2022/12/13(Tue) 9:04:26 |
【人】 ]X『悪魔』 ゼロあ〜 八つ当たりだ、 気にしないで。 [だからそう取り繕った。] 悩みなんてないし、 神様はどうでもいいけど、 今度お茶でもしに行くよ。 [その言葉通りに、特に意味なく祈祷室に行っては、適当にお茶を飲んで帰ったりしていたのだが、……『吊るされた男』が洋館に来てからは、その足は遠のいている。*] (516) 2022/12/13(Tue) 9:57:35 |
]X『悪魔』 ゼロは、メモを貼った。 (a76) 2022/12/13(Tue) 10:07:54 |
【人】 ]X『悪魔』 ゼロ── 回想:本物の楽天家? ── [出会った頃の明るい様子>>0:92。 その勢いに最初はちょっと面食らった。 だがすぐに笑みながら話を聞く事にする。 名前の自慢をする彼にそうなんだ、と] それは良い名前だな? [と笑みのまま返す。 自分には名前なんてないと言えば 彼はどう思うのだろうとも思ったが、 別に不幸自慢がしたい訳でもない。] 俺は『悪魔』でいいよ。 [その呼称を推奨したが名を問われるなら ゼロと呼ばれていた事を伝えるだろう。 ゼロ。零。なにもない。 なにもないのに、そこにある数字。 それが愚者の番号だと知ったのは自分が証持ちだと知ってから。だから特に意味はないはずなのに妙な因縁を感じたりもする。] (517) 2022/12/13(Tue) 10:49:18 |
【人】 ]X『悪魔』 ゼロ楽しく過ごせるのは良いね! 期待してるよ、『魔術師』さん。 [笑顔には笑顔で返す。 けれど笑顔程胡散臭いものはない。 彼がどちらかは解らないが、 お互い笑顔で接する事ができるのなら そこに何の問題もないだろう。] (518) 2022/12/13(Tue) 10:49:31 |
【人】 ]X『悪魔』 ゼロ[まあ彼が提案するイベントに関しては、 ほどほどに…ほどほどに…。 とりあえず笑顔で賛同したくせに不参加、みたいな事をやっている。 気まぐれに本当に参加する事もあったが、 その時は楽しそうにしていただろう。] (519) 2022/12/13(Tue) 10:49:41 |
【人】 ]X『悪魔』 ゼロ[ただ一つ気になるのは、 クリスタベルが彼を避けているような気がしている事。 特に指摘はしないしどうにかしようとも思わないけれど。 たまたま遭遇しそうになったら、 そんなにあからさまではないが、 会わないようにフォローを入れたりもしただろう。*] (520) 2022/12/13(Tue) 10:50:10 |
【独】 ]X『悪魔』 ゼロ/* あ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 好きですねえ!!! 良い葛藤 かわいい〜〜〜 毎日会いに行くか実際迷ってるけど、 毎日会いに行っているんじゃないかな??? 忘れなんてしませんし…………… (-119) 2022/12/13(Tue) 12:25:19 |
]X『悪魔』 ゼロは、メモを貼った。 (a78) 2022/12/13(Tue) 12:34:56 |
【人】 ]X『悪魔』 ゼロ── 回想:元旅芸人の ── [洋館に来て過ごしはじめ、 ここには住んでいないけれども 時折寄る『証持ち』がいる事を知った。 旅芸人、自分も幼い頃には大道芸を齧るくらいはしたが>>0:284、所詮子どもの真似事程度で稼げるレベルのものにはならなかった。貰えたとしても憐みや自己満足で、勿論こちらはそれでも良かったのだけど。 だから素直にそれを生業としている人間は凄いと思える。 クリスタベルも音楽が好きだと言っていた事と相俟って、 『審判』への印象は悪くなかった。] 歌が上手いの? [たぶん最初に話しかけたのはそんな一言。 ふうん、と笑って。] (531) 2022/12/13(Tue) 13:44:51 |
【人】 ]X『悪魔』 ゼロ今度聞かせて、暇な時にでも。 [言った通りに相手が暇な時を待つ姿勢だ。 特に洋館に住んでいなければ暇もないだろう。 以降強請ったりもしなかった。 ただ彼女が洋館に住むことになった時には、] そうなんだ? 暇ができるの期待してるよ。 [というようなことを言った。 すでに歌を一度でも聞かせてもらっていたら、 「また暇が」と付け加えられてもいただろう。] (532) 2022/12/13(Tue) 13:45:11 |
【人】 ]X『悪魔』 ゼロ[なのでまあ。誕生会までのどこかで まだ聞いてなかったその話を聞いた時>>42、] あー。 [合唱をする。 そのこと自体は特筆して何かを思うわけではないし、 『愚者』へのお祝いとして楽しいんじゃないかとも思うけど。 ならアレも参加するんじゃないか?と思う。 『審判』と同じ印象を感じていた>>418。 軽く辟易した表情が浮かびかけ、 『審判』へと視線を無理やり戻し、笑んだ。] 俺はパスしとこっかな? まあ頑張って。 [結局そういう結論で、 『太陽』の期待>>377には添えない事になる。 いや実際の所は彼が参加しなくても、自分が参加するかは不明なのだけど。だからこそ参加しているかは訊ねないまま。 時々言い訳に使えるのは便利だな、と思う。*] (533) 2022/12/13(Tue) 13:47:57 |
【人】 ]X『悪魔』 ゼロ[『運命の輪』についての印象は、 能天気な子供のままあまり変わっていない。 構いに行くわけでもないし、 邪険にするわけでもない。 でも彼が俺と同じ環境に生まれていたなら、 どうなっていたんだろうと思いを馳せる事はある。] (543) 2022/12/13(Tue) 14:39:17 |
]X『悪魔』 ゼロは、メモを貼った。 (a81) 2022/12/13(Tue) 14:47:10 |
【人】 ]X『悪魔』 ゼロ── 『悪魔』について ── [中央スラム街育ちの孤児>>278。 だけどこれはクリスタベルにしか言っていない。 よく街に行って>>0:507遊んでいる>>0:508。 見張り番から情報が漏れたりしてるかも。 クリスタベルを愛していて、 洋館内では一緒にいる事も多い。 周知の事実だろう。 『吊るされた男』の事が大嫌いで、 会うとそこそこ喧嘩腰。笑顔で嫌味を言う。 これも恐らく周知されている。 でもそれ以外には結構真っ当だ。 誰に対しても当たり障りはない。(※個人差はあります) 基本的に笑顔で、元気もいい方。 時々嫌味は言うけど悪意は乗せていない。 小器用だけど専門的な事はできない。 ギャンブルに強い。 カードゲームが好きで誘われたらだいたい乗る。 ただし『吊るされた男』が居たら回れ右だ。 かっこいい虫とか好き。食べ物は焼き菓子が好き。 割と普通の人間である。] (545) 2022/12/13(Tue) 15:41:40 |
【人】 ]X『悪魔』 ゼロ[俺はクリスタベルを愛しているけど、 彼/彼女には自由でいてほしい。 そう思っている。 ただ、この洋館に居る事前提でだ。 ここにいたら遠くへ行く事は許されない。 つまり知らぬ間に離れていたなんて事がない。 それだけで俺には十分に思える。] (546) 2022/12/13(Tue) 15:41:51 |
【人】 ]X『悪魔』 ゼロ[けれどそれはそれとして、 毎日彼/彼女の顔は見に行きたいし、 週に一度は一緒に庭で花を見たいし、 食事も一緒にとりたいし。 洋館に来た当初は、 どこまで一緒に居ていいんだろう、 どこまでそれを許してくれるんだろうと 探り探りしていただろう。 俺はクリスタベルを愛しているけど、 この感情が性欲を伴うものかと訊ねられると、 恐らく答えはNOだった。 だってクリスタベルは、 彼/彼女であり、 ひとりだけれどふたりなのだから。 純粋に、完璧なふたりを愛している。 その在り方が羨ましくて、とてもきれいで、 そう、まさに 俺の理想だ。] (547) 2022/12/13(Tue) 15:42:11 |
【人】 ]X『悪魔』 ゼロ[彼/彼女のためならなんでもしてあげたいし、 憂う理由はすべて取り除いてあげたい。 嫌なことはなにひとつしたくないし、 嫌われたくもない。 なあ、誕生日をくれたんだ。 ないと言った些細な話を覚えていくれて。 出会って名前をくれて、撫でてくれて、 許してくれて、微笑んでくれて、 贈り物を喜んでくれて! 褒めてくれて…、 俺の手すらとってくれた。>>523 本当にたくさんのものをあの短期間で貰ったんだ。 内緒の誕生日は>>0:502、 泣きそうなくらい嬉しかったけど、 嬉しい時に涙をこぼすのは勿体なくって。 あの時食べた焼き菓子が、 世界で一番美味しかった。 大好きだ、愛してる。 君たちを心から。] (548) 2022/12/13(Tue) 15:42:41 |
【人】 ]X『悪魔』 ゼロ[だから洋館に来て名を名乗るとき、 ナハトと名乗るかは迷った。 でも、大事な名前だ。 クリスタベルにだけそう呼んでほしかったから。 今まで生きて来た通称であるゼロを名乗っている。] (549) 2022/12/13(Tue) 15:42:55 |
【人】 ]X『悪魔』 ゼロ[『悪魔』は『恋人』を愛していました 完璧なひとりが愛しくて仕方ありません 愛しい、愛しい、ひとりきり その気の毒なまでな完璧さを、 『悪魔』は心から愛していて……だからこそ 『恋人』が死んだ時、 少しだけ残念に思いました*] (551) 2022/12/13(Tue) 15:44:10 |
]X『悪魔』 ゼロは、メモを貼った。 (a85) 2022/12/13(Tue) 18:00:21 |
【独】 ]X『悪魔』 ゼロ/* 恋人かわいすぎないか………????? クリスタベルにメッてされたら即止めるんだぞ俺は(?) 生活の手伝いはそうですね! やりますね! は〜〜 なんてかわいい どうして まだ開示してないくそ情報がある(前世) (-142) 2022/12/13(Tue) 22:46:07 |
【人】 ]X『悪魔』 ゼロ── 回想:くろいひつじ ── [『運命の輪』から警戒などは感じない。>>567 いい印象を与えることに成功しているのか、 単純に警戒心が薄いのかまではわからないけれど。] 牧羊をしていた人間がいうなら、 それはよっぽど珍しいんだろうな。 [凍えなくてすむのがいいと思ったのは、 幼少期、屋根も壁も床も、敷物すらなにもない路地裏で凍えていた事を思い出したからだ。あの頃に羊毛があればずいぶんと心地は違ったのだろうか。 仕事について話をすると>>568、 そもそも身近にあった仕事自体が違うのだと解る。地域差についてはあまり考えたことがなかったため、それはこちらもなるほどだった。] (647) 2022/12/13(Tue) 22:47:55 |
【人】 ]X『悪魔』 ゼロ[呼び名について問われる。 疑問に思いながらも彼は俺の事を悪魔と呼んでくれている。そうだな、とひとつ頷いて。] ここにいる理由がそれだから。 といえば解るかな。う〜ん。 この洋館に住んでる人間は、 みんなそういった”名前”を持ってる。 ここにいるみんなだけだ。 そういった特別な名前で呼びあえるのは、ちょっと楽しいと思わないか? [そう笑いかけた。 はたしてそれで納得してくれるかどうか。 『仲間意識』『特別性』…… 耳触りの良い言葉だ。 本当はただ単純に、”他人の名前を親しみを込めて呼ぶ”という行為が、なんとなく好きではないだけだった。*] (648) 2022/12/13(Tue) 22:48:16 |
【人】 ]X『悪魔』 ゼロ[当日に比べかなり色の変わった、 ちょっと無惨な元白い羊のぬいぐるみ。 言葉が足りなかったか。 明らかに手作業で染めた様子が見てとれる。] ……… [笑顔のまま受け取って、 少しそのまま思案する。 『運命の輪』を見た。 羊を見た。そうして見比べた。 まあ、いいか。 心のうちだけで嘆息する。] (650) 2022/12/13(Tue) 23:00:43 |
【人】 ]X『悪魔』 ゼロすごくかっこよくなったな! これは君が? 手間だったろうに。 白い羊より、 断然かっこいい。 まるで君みたいだ。 ありがとう、『運命の輪』。 [お礼をいって、受け取って、 彼の誕生日には街で適当に買ってきた謎のかっこよさげな置物(本当になに?と思うような、恐らく動物…?みたいな…)をプレゼントしただろう。*] (651) 2022/12/13(Tue) 23:01:09 |
]X『悪魔』 ゼロは、メモを貼った。 (a99) 2022/12/13(Tue) 23:07:20 |
【人】 ]X『悪魔』 ゼロ── 誕生日の話 ── [自分の誕生日はなかったし、 クリスタベルにもらってはじめて祝われたけど、 誕生日というものが存在することや、 それは祝われるものだという事は知っていた。 なぜなら街で働いていた時、 そういう会話をよく耳にしたからだ。] 「誕生日プレゼントにあれがほしい!」 「あなたが生まれた日だものね」 「誕生日くらい休みたいもんだ」 「今度の誕生日に結婚するの!」 「今度の誕生日パーティさあ、…」 [きっと幸せで特別な日なんだろう。 俺にはきっと、ずっと縁はないけれど。 そう思っていた。] (680) 2022/12/13(Tue) 23:55:09 |
【人】 ]X『悪魔』 ゼロ[だけど縁ができて祝ってもらって。 本当はクリスタベルに祝ってもらえたらそれだけで良かったんだけど、 他の『証持ち』も妙に祝おうとしてくるやつが多かった。妙な心地だ。 だけどそのうち、 ここではそれが当たり前なのだろうと思うようになったから、自分も気が向いたら祝うことにした。 贈り物は基本的に、 ”街で買った適当なもの”だ。 好みは考慮するが熟考まではせず。 お菓子などの消えものが多いが、『運命の輪』のように謎の必要なさそうなものを押し付けらえることもあったろう。 ただクリスタベルにだけは違う。 彼/彼女にだけは、 特別なものを贈りたいと常に思っているからだ。 ギャンブルで巻き上げた金がきれいかどうかは審議が必要だったが、自分が働いたようなものだからセーフだと思おう。 男女兼用デザインのアクセサリーを手作りしてみたり、次の年もそのリベンジをしてみたり、枯れない造花で花束を作ってみたり、虫の彫刻をしてみたり、 どれも拙く様々だ。 ある年の誕生日、 ]彼女の様子がおかしければきっと気づいただろうけど。 (682) 2022/12/13(Tue) 23:55:32 |
【人】 ]X『悪魔』 ゼロ[普段から彼の事を避け気味だが、 その日はさらに顔を会わせたくなかった。嬉しそうな様子を見たくない。 向こうもそうだろう、 そんな日に喧嘩なんて売られたくないに決まっている。 だから決まってその日は街に出掛けていた。 朝から夜まで。クリスタベルには寂しい思いをさせたかもしれない。 街で別に何をするわけでもなく。 アレに想いを馳せるわけでもなく、ただ遊んでいる。 だけど、ふとした瞬間に思い出す事はまあどうしてもあるわけで。 盗んだものを贈りつけたとき、どんな顔をするだろうな、なんて。やらないけど。ちょっとだけそういう事を考えながら、結局何事もなく何もせず。顔すら出さずにその日を通り越すのであった。*] (684) 2022/12/13(Tue) 23:56:07 |
(a102) 2022/12/13(Tue) 23:59:15 |
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