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【秘】 花浅葱 エルヴィーノ → 黒眼鏡「刑の決定までその効力が及ぶようじゃ、この国は本当に終わってしまうね。 マフィアにも人権があるのは当然だけど、これはあくまで取り調べ。諦めて真面目に受けろ」 わざとらしく肩をすくめて返した。 「確かに。キミの逮捕と取締法は関係はないね。 キミの逮捕については……僕の後輩が無理を押した結果だ。 ……ま、それで目をつけられて自分も逮捕されてるんだから世話ないけどね」 違わないけれど、そんな口車に乗せられてはやらない。 聖人君子でないことはとっくに解っているけれど、あなたは血の掟を交わしたカポ・レジームではなかったのか。 「法律は金の力はあるとは言え、正当に可決されてしまったものだね。 金自体違法献金だけど……キミだって、これが相当に異常な法律になってることはわかってるだろ。 しかも摘発チームに入ってまで……念入りじゃないか。 僕が聞きたいのは、そうまでしてどうして仲間を裏切る事にしたのかってことだよ」 納得がいく理由が知りたいだけだが、何を言ってもこの男はちゃんと語る気がないらしい。 だからといって、暴力で語らせるのは悪手。 そして牢の中に入ってしまうのは、約束に反することになる。 故に、語ってもらえぬ現状に、大きく息をついたことだろう。 (-23) 2023/09/20(Wed) 22:33:28 |
【秘】 pasticciona アリーチェ → 黒眼鏡「優先順位の一番上。 ……誰よりも、優先したいものが愛?」 「一途なそれを思えば翳る気持ちも、ええ…… ──素敵だと思います。 その愛を受ける人が、羨ましいほどに」 私の愛とは、やはり違うけれど。 そんな熱烈で、それでいて純朴な愛は、 どうしても人間として、強く惹かれてしまう。 鐘の音。問われた言葉。 少しだけ困ったように空を眺めてから、語る。 「私なら……その人に渡して、笑ってくれたであろう物。 或いは生前はついぞ得られなかった物、かな」 目を閉じれば浮かぶそれを、送りました」 「結局は、押し付けたんですよ。 押し付けです。でも、それでいいと思ったんです。 結局は"こちら側"にいる私の自己満足でしたから」 「ものに心当たりがないのなら、例えば言葉。 言葉に飢えていたなら、言葉だけでもいいと思います」 (-33) 2023/09/20(Wed) 22:52:41 |
【秘】 黒眼鏡 → 法の下に イレネオ/* ポップコーンです! レス、こちらで〆ということで了解です! 綺麗に〆させて頂いてありがとうございます…!! いい暴力ふるっていただきました…! こちらもとっても楽しかったです。どうなるかまだちょっとわかりませんが(…どうなるのかな……)イレネオさんのおかげで色々ルート固まったような感じです!! もし機会ありましたらぜひぜひ!!(おはなし) よろしくおねがいします! (-49) 2023/09/20(Wed) 23:27:38 |
【秘】 門を潜り ダヴィード → 黒眼鏡その日、貴方に面会の申し込みがある。 申し込んできた人物の名前は「デイヴィッド」。 正規の申し込みに限りなく近いそれは、どこで得たのか警察のツテを使ったものだろう。 これを受けるも受けないも自由だがどうする?と、その話を持ってきた警官は言う。 (-54) 2023/09/20(Wed) 23:34:52 |
【秘】 黒眼鏡 → 傷入りのネイル ダニエラ「ハハ、まあ、自分の何かが残る、引き継いでもらえるってのは、トシ取ると嬉しいもんだ。 だから若者にちょっかいかけるんだなオッサンは」 わざとらしく腕をくみ、ウンウンだのと顎を振る。 「ほんとか〜? …いやまあ、ジッサイ、よくやってるんだろうけどよ。 一回警察に授業参観に行くべきだったなあ」 「まあ、自分だけに見せる顔ってやつに男は弱いからな。それでいい」 役得役得、と適当な同意の言葉。 話を合わせていることがミエミエなそういう時こそ、 この男はよく聞いている。 「俺にとって必要でも、お前にとっちゃ無用かもしれんだろ」 そーいうときは、と目を細める。 その双眸はまた、ここから見えるはずもない水平線の――三日月島の朝焼けを、遠く見やるよう遠く。 「まあそれはそれで、好きにしろとしか言えねえが。 好きに、勝手にしてる女が好みなんだ、俺。これは機密情報だが」 あなたが語るその言葉には、――目元にばかり、笑みを浮かべて。 こまったもんだと、口が嘯く。 「ま、困ったら連絡。な。手助けはできるかもしれねえから」 牢の中でいうことではないが。 (-59) 2023/09/20(Wed) 23:51:23 |
【秘】 幕の中で イレネオ → 黒眼鏡/* ワ……ルートかためてしまった お助けできたならよかったです……! こちらもいっぱい愚かな犬のムーブが出来て嬉しかったです。本当にありがとうございました! (-73) 2023/09/21(Thu) 0:47:31 |
【秘】 傷入りのネイル ダニエラ → 黒眼鏡それは何より。肩を竦めて。 やっぱりオッサンの気持ちは若者にはよく分からない。 「なあにが授業参観ですかあ。」 「あたしの努力が水の泡ですよお、そんなことしたらあ。」 それよりも、役得に同意されわかりやすく口を閉ざす。 …そこは肯定しないで欲しかった。全部軽口の冗談だと流して貰えた方が、というかそれを想定していたのに。渋い顔。 「んふふ、そおですかあ。」 言われなくとも。女は笑んだ。 「好きにしますよお。その時はあ。」 「もう子供じゃありませんしい。」 「…それにそれなら、あたしだけの責任だと思いませんかあ?」 そう扱って欲しい、と隠しもしない意図が滲む。 だから、きっと本当は――手助けを求めることだって、そう良しとしていなかった。 (-77) 2023/09/21(Thu) 1:06:01 |
【秘】 黒眼鏡 → 門を潜り ダヴィード通してくれ、とアレッサンドロは答えた。 特に伺うこともなく、断るそぶりも悩むそぶりもなく。 もしそれに従い訪れたのなら、格子の向こう、 ベッドにごろりと寝転がる男の姿が見えただろう。 (-88) 2023/09/21(Thu) 1:46:15 |
【秘】 口に金貨を ルチアーノ → 黒眼鏡/* こんばんは、すみませんこれから多分向かうことにはなる五臓六腑墓までです。 満員御礼だと思うのですが、ちょっと一人では到底抱えきれないブツがありこの4日目時空にお邪魔したいと思っています。 なにか不都合や、またどうこうしてほしいなどがありましたらお知らせください。 そしてこんなことを今確認するのもあれなんですが、 あの店に黒猫放っていたら、その辺にいましたか?と尋ねるのを忘れていました。 つっかえしててもかまいませんが、よろしくお願いします。 (-98) 2023/09/21(Thu) 2:12:42 |
【秘】 黒眼鏡 → 口に金貨を ルチアーノ/* だいじょうぶです!(とりいそぎのへんしん どたばたして黒猫を受け取れていませんでしたが、 「行間で受け取っていた」ならしかるべき場所に預けています。 「放っていた」ならお店にいるかと思います。(その場合、他にお店尋ねてくれそうな人に預かってくれって後から頼みます) いじょう、ごかくにんください! (-102) 2023/09/21(Thu) 2:35:01 |
【秘】 口に金貨を ルチアーノ → 黒眼鏡/* 大体想像通りで良かったです。 また勝手に店にいってなにかしています。 確認できました、引き続きごゆるりと牢獄生活をお送りください。 レス自体は概ね朝になるかと思います、どうぞご自愛下さいませ。 (-104) 2023/09/21(Thu) 2:39:59 |
【秘】 黒眼鏡 → pasticciona アリーチェ「ああ。俺にとっての愛はな。だが――……」 首を振る。 「……いいや。それが正しいか間違っているかも、俺にしか決められんことだな」 迷っても彷徨っても、それを定めるのは己である。 アレッサンドロの黒い、堅炭の瞳は決めかねていたが、 それは迷っているわけではなかった。 ――どちらも正しいと、彼の魂が叫んでいた。 燻るその熱を、くろぐろと燃ゆる炉のように胸の内に抱え込んでいる。 「手前勝手に采配しているだけだから、これを一途というのは美化にすぎるかもしれんがね」 鐘の残響のなか、あなたの言葉が耳朶を打つ。 かりかりと、なんとはなしに頬をかいて、 「………笑ってくれるかは分からんし、欲しがるとも思えない。だが、それは得られなかったもので―― …ああ、押しつけだ。 ――俺も、それでいいと思う。思っている」 頷き、墓標に向き直る。 「言葉は――……」 ──だが、顔をそらして。 「──……分からん。そんなに、話してはいないんだ」 (-114) 2023/09/21(Thu) 4:01:08 |
【秘】 路地の花 フィオレ → 黒眼鏡「なぁに、寝ぼけてるの」 知らない名前で呼ばれて、おかしそうに笑う。 考えれば、たまに抱き締めながら眠る時は同じように寝ぼけたような事を言ってたような気もする。 正確には。自分も眠かったから、覚えてはいないのだけど。 「大丈夫かって、聞きたいのは私の方よ」 「……あなたも、ニーノ……フレッドも、捕まったって聞いて…気が気じゃなかったんだから」 わざわざ様子を見に来てあげたのよ、なんて。恩着せがましい言い方はわざとだ。 (-117) 2023/09/21(Thu) 4:23:26 |
【秘】 黒眼鏡 → 花浅葱 エルヴィーノ「まあ、安心しな。そうそう長続きしねえよ、こんな法案。 これでも無駄な被害を出さないよう考慮したんだぜ? …ま、多少の犠牲はやむを得んが」 んん、と大きく伸びをすると、またゆっくりと上体を起こす。 かぎのように曲げた掌で前髪をかきあげて、ベッドの上で片膝をついた。 「刑の決定に効力が及ばないなら、俺の逮捕は不当逮捕。取り調べに答える必要はない。 及んでるなら何言っても無駄だ。いってもかわんねえんだもの。 取り調べを真面目に受けさせるために、法が正当に行使される必要があるんじゃないのかい。 不真面目なのはお前らだろ?」 ──あ、と思いついたように。 「俺はハナからファミリー以外をどうこうするつもりはなかったが、 大分いろいろと埃が出てるみたいじゃないか。 感謝状くらい貰ってもいいと思うがね、俺は。 代理所長殿は別に政治家でもなんでもないだろ? ああいうのの違法性は政治献金に絡む罪だから──……」 …そこまで行って、いやまて、なんて独り言ちる。 「…とはいったが素直な話、マフィアからの金はダメだな。 あのオッサンがそれを知らなかったと言い張れば、詐欺か。中身バレるとやっぱダメだな。 結構頑張って隠したつもりだったが、お前よくわかったな。うちの部下に欲しいわ」 「…あ、この件、お前まだ公表してないだろ? ちゃんとすれら俺を正当に逮捕できるぞ、良かったな」 ──なんだか本当に安心させるような顔で、そう言って笑った。 (1/2) (-118) 2023/09/21(Thu) 4:37:24 |
【秘】 黒眼鏡 → 花浅葱 エルヴィーノ──そして不満そうな溜息に、どこか意外そうに肩を竦める。 「…なーんでそんなに知りたがるかね。 単なる求知心か? まぁ、お前の友人の内心よりは説明してやりやすいけども」 どこか本当に怪訝そうな様子を見せながら、 「ま、お得意様をガッカリさせて返すのはサービスがなってねえな。 聞いても納得するとは思えんし、お前みてえに賢けりゃそのうち分かることだが。 答えはそう、お前の言った通り、"そうまでして裏切る"理由があるから裏切った。 血の掟は破ればオワリだ。少なくとも、もう元の場所じゃやっていけねえ。 で、警察官さんよ。そんなん3つくらいしか理由ねえだろ? 金、怨恨、女。…まああと頭パーになってたり脅迫されてるパターンもあるが、そういうのは調べりゃ大体何かでてくるから今回はナシとして」 手の腹を見せながら、指折り数えて。 「金は今回のケースでは該当しなさそうだ。金巻いてるもんな。 となると、女か怨恨だ。 …な?」 つまらん答えだろ、と。折っていた指を開く。 「まあつまり、"アリソン"だ。女の復讐。そんでその女のコトなんかにゃ、お前は興味ねえンだろ? 俺にとって大事なだけで、お前はそんなんどーでもいいんだから。 だからこうして語るだに、俺はちょっぴり寂しく不快な思いをする。それがイヤだからあんまり語らない。 はい終わり。以上かい?」 言いたくなさそうなわりにべらべらと喋り、勝手に終わらせようとしたりした。 (2/2) (-119) 2023/09/21(Thu) 4:43:31 |
黒眼鏡は、手放さない。 (c5) 2023/09/21(Thu) 4:48:13 |
【秘】 黒眼鏡 → 傷入りのネイル ダニエラ「わかんねえかなあ、変装していくんだよ。 意外とバレねえかもよ、グラサン外していったらよ」 バカでかい背に目立つ赤髪、ついでに名と顔の知れたカポでは無理だ。 口を閉ざす様子には多分、気が付かず。 「ばあか。子供じゃないつってもな、俺はお前の上司で保護者だ。 他に頼る相手もおらんだろ、そういうまだ面倒見がいがあるやつは…… ………アレか? いるのか? 頼る相手? 俺の知らん間に?」 …子供じゃないあたりのワードを聞きつけたのか、急に前のめりになってくる。 だが結局は、ハハ、といつものように笑って、壁に肩をつくようにもたれた。 「ま。 好きにしろよ。 俺も好きに責任取るから」 嗚呼、勝手な男だ。 (-120) 2023/09/21(Thu) 5:00:46 |
【秘】 黒眼鏡 → 路地の花 フィオレ「いやここ、寝る以外することねえんだよな。 取り調べも変なのしかこねえし」 ふああ、と大あくびをして、腕を伸ばしたり肩を回したりと軽く体をほぐしだす。 普段運動していなさそうなわりにまだしっかりと太く引き締まった縄のような筋肉が、 動きに合わせて浮かび上がる。 「まあ見ての通り、男前になっただろ?」 ハハハ、なんて笑い声は、牢獄の中で軽く響く。 様子を見に来た、という言葉には、ありがてえ、なんて十字を切ってみたり。 …だがニーノの名前が出れば、少し身を乗り出した。 「らしいな。あいつ大丈夫なのか? 悪ぃが様子みてやってくれよ」 (-121) 2023/09/21(Thu) 5:05:44 |
【秘】 傷入りのネイル ダニエラ → 黒眼鏡「いやあ。無理があると思いますけどお…。」 それで『冷やかしに来た』とでも言う気だろうか。 1つ分かるのは、その日は定時で帰れそうにないことくらい。 「んー。あー。」 「…まあまあ。それはそれ、これはこれぇ…」 …これは誤魔化す気などなさそうだ。 その気になればいくらでもどうにでもなるのだし。 「……もー。酷い上司ですねえ。」 口を尖らせ、文字通り嘆息。 そうしてその顔の傷がひとつでも増えるだけで、こちらがどんな気持ちになるかなんて考えてもくれないのだ。 「わかりましたあ。…そんなこと、させませんからあ」 「要はあたしがうまくやればいいんですしい…。」 そうして小さな失敗だってできやしなくなる。 …本当に、なんて上司だ。 (-124) 2023/09/21(Thu) 6:22:19 |
【秘】 黒眼鏡 → 傷入りのネイル ダニエラ「やってみるもんだって。 終わったらやるから手筈ヨロシク」 多分冗談だが、実際にやるとなればほんとうにやりそうだな気配。 「なぁに〜、どいつだ。今度うちに連れてきなさい」 ビッと親指で床を指さす。牢獄に連れてこさせるつもりだろうか? ──アレッサンドロは放任主義ではあるが、常相手を見ている。 そして自分が放っておいても大丈夫な相手だと思うと、急にポンと放り出すのだ。 「マア俺も、こんな上司は嫌だと思うが」 にやにやとした笑み。いつもの黒眼鏡がないと、胡散臭さの質が変わる。 ぼったくってきそうなうさん臭さから、急にブン殴ってきそうなものに―― ありていにいうと人相が悪いので、あの眼鏡でもかけていて正解なのかもしれない。 「ハハハハ、できる部下を持って俺あ安心だ。 ──ああそうそう。 今の外ン状況がわかんなくてな。 軽く教えてくれ」 やっとマトモな仕事の話だ。 (-126) 2023/09/21(Thu) 6:55:18 |
【秘】 傷入りのネイル ダニエラ → 黒眼鏡「…コーヒー1杯じゃ済みませんよお、それはあ。」 だからって高価なもので済む話でもない。 そもそももし本当に 終わったら 、…その話はその時、行うとしてだ。「さあー。何のことでしょお」 誤魔化す気はないまま、小癪にもはぐらかしにかかる。 …結果放り出されるとして。生意気に慕うのも行動の源流もきっと変化はないから些事なのかもしれなかった。 「自覚あるならあ、…あー。いいです、もお。」 別に説教をしにきたわけでも、ないし。 本当はこの惨状について問い詰めたってよかったんだ。 「……外はあ。」 報告に上がるのはここまでの逮捕者の名前。 あとは女の協力者がルチアーノ・ガッティ・マンチーニであるということ。 金で雇ったとのことだが、未だ彼には自分とあなたの関係は伝えていないこと。 「…怒ってましたよお。アレッサンドロさんのこと。」 「くそ旦那あ、って。」 そして、彼が今は姿を晦ましていること。そのくらいだろうか。 (-128) 2023/09/21(Thu) 7:25:31 |
【秘】 門を潜り ダヴィード → 黒眼鏡警官に連れられてきたのは案の定と言うかなんと言うか、貴方のよく知る男だった。 格子の向こうに貴方の姿を確認すれば、安堵からか大きなため息を吐く。 「……はああぁ〜〜…… よかった……いる……」 本音を言えばわんわんと泣きたいくらいだが、そこはぐっと堪える。 「怪我は?してませんか? ちゃんと飯は出てますか?食べれてますか?」 まず真っ先にそんな言葉が出るあたり、何かを任されて来たのではないようだ。 (-129) 2023/09/21(Thu) 7:40:02 |
【秘】 黒眼鏡 → 傷入りのネイル ダニエラ「いくらでも淹れてやるさ。俺の珈琲は恩返しだからな」 無駄にこだわってサイフォンなんか使っているから、 結構な時間がかかりそうだ。 「ったく、こっから出たら調べてやるからな。 カポのパワーを全力で使って…」 なんとも大人げないことを言いながら、 どすん、とベッドに座り直し。 「はあん、なるほどな。 …ファミリーも随分やられたなあ」 ルチアーノの名を聞いた時には、ぴく、と眉が上がったが。 「ははは、怒るだろうな。 ま、あいつはなんとかするさ」 適当にそんなことを言いつつ、腕を組み。 「……」 「巡査部長に、リヴィオ・アリオストってやついるだろう?」 くるくる、と指を回し。 「あいつ調べてみ。今日のラッキーカラー」 理由も不明だし、根拠が薄弱すぎる。 (-132) 2023/09/21(Thu) 7:42:10 |
【秘】 黒眼鏡 → 門を潜り ダヴィードぱたぱたと引きずるような足音。 上下は貸し出されたらしいスウェット姿で、 いつもの黒眼鏡はかけていない。 「おう、ダヴィード。 元気そうだな」 顔はさんざんにはれ上がっていて、片目の瞼は微妙に開き切っていない。 格子にもたれかかるようにして肘をつき、 あなたの様子に苦笑を浮かべる。 「見ての通り、転んで顔打ったくらいだな。 飯は出てるよ、ウマくはねえけど……」 「ってかお前、ペネロペにちゃんと言ってきたんだろうな」 オイ、なんて笑いながら格子をがちゃん、と揺らした。 (-134) 2023/09/21(Thu) 7:47:47 |
【秘】 口に金貨を ルチアーノ → 黒眼鏡とある時間、黒眼鏡の牢屋に声をかけたのは見慣れない警察であった。 再度取り調べがあると無理やり連れ出され付いていった先にあったのは、無機質な壁に囲まれた部屋ではなく、柔らかなソファーと珈琲の香り。 そして一人の男が足を伸ばし待機する休憩室のような場所であった。 「ご機嫌よう黒眼鏡の旦那。 ――ここでの暮らしは寂しくはないかあ?」 貴方の元部下は銀のアタッシュケースを足元に置いて、いつも通りの笑顔を作って出迎えた。 (-135) 2023/09/21(Thu) 7:50:58 |
【秘】 黒眼鏡 → 口に金貨を ルチアーノ「よう、悪いね、俺だけスイートルームに泊まらせてもらっちゃって」 にやけた顔で部屋に入ってきたのは、 警察から貸与されたスウェット姿のアレッサンドロだった。 いつもの黒眼鏡はかけておらず、足元はスリッパだ。 顔は殴られたのかあちこちにはれ上がっていて、 片目の瞼は微妙に開き切っていない。 それでもそこに在る黒い瞳はぎらぎらと黒ずんでいて、 特にへこたれたり落ち込んだりしている様子は見当たらない。 「今ファミリー割引やってるらしいからな。 ガンガン泊まろう」 そいつは囚人だとはとても思えない態度で足を進め、ソファーにどっかと腰を下ろした。 (-137) 2023/09/21(Thu) 8:04:10 |
【秘】 傷入りのネイル ダニエラ → 黒眼鏡ふうーん、と意味深な感嘆符。 言質はとったしそれじゃあたくさん『恩返し』してもらうとしよう。 何についての『恩』か、全く分からないけど。 「そんなことに全力にならないでくださあい。」 巻き込まれる人間の身にもなってやってほしい。 「…もっと迅速に、どうにかできればよかったんですけどお」 すみません、とその時ばかりは項垂れて。 もたつく間に取りこぼした物の数は多い。 「リヴィオさん…ですかあ。」 その名を呼ぶ時、どこか複雑そうな感情の色が言葉に乗った。 調べたくないというわけではないが。…何故、彼なのだろう。 「わかりましたあ。」 但しそこは従順な部下だった。 幸い彼には、いつでも能動的に仕掛けられる。…上手く情報を取れるかは、また別として。 (-138) 2023/09/21(Thu) 8:13:12 |
【秘】 花浅葱 エルヴィーノ → 黒眼鏡「そう願いたいよ。 僕は早く、罪もなく逮捕された仲間たちについては……早く出してやりたいし」 僕に関わる人間には不幸が訪れて、いつか僕を一人にすると、本気で思っている。 この逮捕もまた、彼らに少しでも心を預けてしまった、そのせいかもしれないと、怯えて。 「本当に……理屈を並べるのは上手いことだ。 その手腕で所長代理に甘い言葉をかけたんだろ、キミは。 ……ま、過激な思想を持ってた上に、所長の椅子が空けば調子に乗るのは必然か。 これは調べてみれば所長が倒れた原因にも絡んでる証拠がとれるかもしれないな」 こんな法案は早くなくしてしまいたいからこそ、調べるべき案件を一つ、記憶にメモを残した。 これは重要な証言だ。 ▼ (-139) 2023/09/21(Thu) 8:13:34 |
【秘】 花浅葱 エルヴィーノ → 黒眼鏡「……まぁ。 この取り調べは、僕が知りたいことを秘密裏に聞かせてもらってるものだから……。 その点においてだけはキミに謝らなければならないかもね。 キミの部下になる気はないけど、優秀な情報屋を使わせてもらったのさ。 なにせアリソンの情報はどれだけネットを駆使して探してもなんの痕跡もでなかったし……。 あぁ、でも情報屋に聞いたのは、うちの大型犬に手を出した人物を聞いたんだよ? そしたらたまたま。アリソンであってキミが浮上してしまったと言うだけの話さ。 恨むなら、彼が僕に懐いていた不幸にしておいてくれよ」 ごめんね、と小さく謝る様子は全く悪びれていない。 とはいえ正当に逮捕してしまうかは、確かにこちらのさじ加減。 そういうのを判断したいという大義名分はあれど、本当の所は聞きたい理由は別の話だ。 手をかけていた格子から、静かに離れて、ひとつ。息をついた。 「……ノッテを恨んでいたのか。 キミ、本当は別のマフィアの人間だったりするのかい? でもそうか……怨恨と女と聞けば、少しだけ親近感が湧いたよ。 僕もね、大事なものを奪っていたマフィアが、大嫌いだから」 「もういい加減……アイツを、ルチアを返してほしいな」 ――なんて言っても、 それを判断するのはルチアーノ本人であって、あなたではない。 (-140) 2023/09/21(Thu) 8:14:53 |
【秘】 口に金貨を ルチアーノ → 黒眼鏡「快適そうでよかった。 だが今ファミリー引きの話を聞かんかったらぶん殴ってたぞ。 今の俺の機嫌は取っておいた方がいい。 それとやけに怪我が派手なのはどうしてだろうなあ。 ……イレネオ以外にやられてたら一発殴らせてくれ」 部屋に充満していたのは既に練習していた分の残り香のようで。 男が取り出した袋からテーブルに置いたのは肉とチーズが挟まれたロゼッタにホットドッグ。 立ち上がってふらりと沸かした湯の元に向かっていけばフィルターをつまんで珈琲を作りはじめる。 最低限の設備からにしては整われたコーヒーブレイクが始まろうとしていた。 「やっぱあんたみたいに上手くならないな……あー」 「悪い話といい話を持ってきた。聞くか? 聞かんでもいいぞ。 いい話は執行役が確実に減ってることと。 ――ノッテに裏切り者が一人もいなかったことだ」 ルチアーノから告げられるその言葉がどのような意味を持っているかは貴方が一番わかるだろう。 肩の力を抜いて話していることからも無理に納得付けをしている様子もないだろう。 男の自認だけであれば裏切り者は自分であるのだが。 (-147) 2023/09/21(Thu) 9:03:45 |
【秘】 門を潜り ダヴィード → 黒眼鏡「…………元気、ですよ。 ペネロペさんも、いそがしそうですけど。 みんな助け合って、まってます」 覚悟はしていた。予想もしていた。 それでも貴方がそんな姿にされるなんて、許せなかった。 紡いだ言葉は嘘ではないがどこか上擦った調子だ。 眉根がぎゅっと寄せられて、先ほどとは違った涙を堪える。 「転んだ、んですね。 何かに躓いて、たまたま、そうなったんですね?」 貴方がそう言うなら、そうでもいい。 今怒りに任せて泣いたって暴れたって、どうにもならないのは分かる。 「ちゃんと言ってきました。 好きにやれ、忙しいから行けない、 代わりに伝えておいてくれって。 『喧嘩売りに行ったなら後が怖いぞ』だそうです」 (-148) 2023/09/21(Thu) 9:18:17 |
【秘】 黒眼鏡 → 傷入りのネイル ダニエラ「俺が全力でなかったことがあるかよ」 ある。 「いいや、許容範囲だよ。 死んだわけでなし、まあ、ファミリーとしちゃ被害大だろうが。 思っていたよりは、かなりマシだ」 予定通りみたいな顔だが、そんなはずはない。 なのでこれは文字通り、“まあこのくらいなら最悪ではない”…くらいの意味だろうか。 「おう。ま、気が向いたらな」 命令…という感じでもない。 自由にやりな、くらいの緩やかさで手を振ると、 「アーそうだ。 忘れてた。 ダニエラ、もっかいこっち来い」 ……段取りが悪い。今思いついたように、再び手招きする。 だがもしあなたが、そのへたくそな司会進行に招かれて、また格子に近づくなら。 「そこでこう…目ーつぶって。 こう、顔を格子にもっと近づける。」 …………意味不明な指示だ。 (-153) 2023/09/21(Thu) 9:58:25 |
【秘】 黒眼鏡 → 門を潜り ダヴィード「そりゃよかった。 あいつな、忙しくさせとくくらいが本人も楽しそうだから。 どんどんケツ叩け」 無責任に笑う姿に、悲壮感とかそういうものはない。 むしろ仕事から解放されたような爽快感に満ちている。 …ここをホテルかなにかだと勘違いしているのだろうか? 「報告ごくろう。 報告と連絡は部下の仕事、相談と確認は上司の仕事だ。 お前はそのへん大丈夫だよな」 満足そうに頷くと…言伝を聞いて苦笑い。 「あいつは俺をなんだと… 『まだ売ってねえ。売るとしたらこれからだ』って言っとけ」 売るらしい。 (-154) 2023/09/21(Thu) 10:04:09 |
【秘】 黒眼鏡 → 口に金貨を ルチアーノ「今日はジョークはこれで品切れだ。 次回入荷は未定だから、よく味わってくれ。 おいおい、男の機嫌のとりかたなんか知らねえぞ〜」 珍しく腹が減っていたのか、ホットドッグが置かれるなりひっつかみ、がぶりと齧る。 そうすると顔の腫れが痛むのか、僅かに顔をしかめながらもがふがふと咀嚼をやめることはない。 「いーてて…アア大丈夫、あの駄犬だけだよ。 飼い主にも文句いっといた」 そうして頬をかるくおさえながら、香り立つ珈琲の色には鼻を鳴らして、 「いや、いいんじゃねえか。 細かいこたわかんねえよ、俺も」 …珈琲好きとは思えない雑な言葉で褒めたりはしながらも、 あなたの話を静かに聞いた。 「ま、悪いかいいかを決めるのは俺だ。 …一人も? 変なごまかしはいらんぞ」 いいつつも報告を聞いて、ご苦労さん、と手が周囲を彷徨って─なにか渡そうとしたのだろう─何もなかったのでとりあえずグッと親指を立てる。 「あとでお前の見立てでいいから、わかっていることを教えてくれ。 外の情報がはいらなくてな。…で、悪い話は? 俺は嫌いなものを先に食べる派なんだが」 …外の情報が入らないのは、牢屋でごろごろ寝転がっているからだろうけど。 (-157) 2023/09/21(Thu) 10:33:54 |
【秘】 黒眼鏡 → 花浅葱 エルヴィーノ「頑張って捕まったやつの弁護をするんだな。 摘発チームが今何やろうとしてんのかは俺も知らんし」 あなたの内心の機微にはまるで気がついた様子もなく─あるいは気にした様子もなく─がんばれよ、なんて軽い言葉。 「人をスパイかファム・ファタルみたいに言うね、お前は…。 金振り込んで耳打ちしただけだよ。 何度も言うが、警察サンの人事が悪いわ。今回は」 呆れたように手をひらり。 (1/2) (-168) 2023/09/21(Thu) 11:23:06 |
【秘】 黒眼鏡 → 花浅葱 エルヴィーノそりゃ”取り調べ“じゃなくて”質問コーナー“だろうが。 マフィアの取り調べも可視化法の範疇だぞ? …ま、おまえんとこの駄犬はそれでハメてやったわけだが」 マフィアといえど例外ではない、という基本理念の声明はあれど、 例外もあれば担当者の裁量次第なこともある。 ただ、その時の取り調べ室がそうではなかった“だけ”だ。 「マ、おしなべてマフィアがガラ取られるのは不幸なときだ。 お前の運が良かったと褒めとくさ」 負け惜しみめいた言葉。 だが恨みがましい様子もなく、からからと笑いが交じる。 そしてあなたの言葉には、格子に身を乗り出すよう、背中を曲げて。 「俺は根っからノッテの男だよ。マアそんなことはどーでもいい。 マフィアを嫌いなことに、理由なんて本来いらねえけどな」 ─あのなあ、なんてため息交じり。 「2回目だぞ。本人に言え。 オマエのことがマフィアより大事ならそれで辞めるだろうし、 できないならできない理由がある」 「いい大人なんだからよ。自分で決めてんだから、いいじゃねえか」 放任主義きわまる男は、そんなことを適当に。 「………つか俺、もうあいつの上司じゃねえから、マジでどうしようもねえぞ。 俺が言ってもきかねえだろしな」 (2/2) (-169) 2023/09/21(Thu) 11:23:52 |
【秘】 口に金貨を ルチアーノ → 黒眼鏡「一応、誤魔化してはないなあ。 ほとんどの奴の目を見たうえで言っている。 強いて言えば俺が出て行った後に自分の店を燃やした馬鹿な奴がいるんだが……」 この甘ったれは時々起きたことを見て結果的に裏切りであったかどうかで判断している。 染みるぞ、と言いながら珈琲を置いてやって向かいのソファーに座った。 見立ても何もと何から話してやろうかと頭を巡らす。 5割以上が自分の想像だ、正確な情報しか話したくないが仕方なく口を開いた。 「確実に執行役であったのは警察に所属しているニコロと、アリーチェ・チェステだ。 所属している理由はわからん。 ただそこの二人は昔馴染みでアリーチェはニコロの妹分だ。 二人は何か執行役にならにゃあかん理由があったんだろう。 その上で――……ほかに可能性があるのはヴィットーレ。 あいつは俺が精査する前に牢に行ったからわからん。 わからんが、やったんなら。ガイオの件かもな あとは……。 ……リヴィオ・アリオスト。 俺のいい話し相手だ、後で会いに行く。 後は怪しいと思えなかった、ここ三日で金と部下使って調べさせたのが以上だ」 つらつらと連ねられるのはここで話すにしても問題がある内容には違う無いのだが。 もうすでに手は回しているのか、ここで機密の話をするのは気には止めていないようだ。 (1/2) (-171) 2023/09/21(Thu) 11:34:52 |
【秘】 門を潜り ダヴィード → 黒眼鏡「でもその状態で酒とエナドリ入れようとするんですよ? そのうち倒れるんじゃないかと気が気でなくて……」 それでも格子の外にいる。倒れたら駆けつけて何がなんでもベットに縛りつけることだってできる。 ……すごく怒られそうだが。 貴方の背を追って来たんだからこれくらいは出来て当たり前だと思ってほしい。でも褒められるのは飛び上がりたいくらいに嬉しい。 貴方の前に立つと、男はいつも矛盾した感情を抱えることになる。 「売らないでくださいよ。 ……間違えました、伝えます。 これ以上、怪我しないでください、アレさん」 声は震えていた。肩も。 会えなくて怖かった、会うことでまた怖くなった。 貴方が帰ってこなかったらどうしよう。 (-172) 2023/09/21(Thu) 11:35:14 |
【秘】 口に金貨を ルチアーノ → 黒眼鏡「因みにもうオハナシをしたかもしれないが。 あんたがしょっ引かれた日にはイレネオ・デ・マリアと ヴィットーレとニーノ・サヴィアが飛ばされている。 今日連れていかれたのは、カンターミネ。 そしてニコロとテオドロ・アストーリ。 そのうちニーノとニコロは 俺が 指示したようなもんかもしれん。それと、……」 貴方が此処に居るのも自分が貴方に情報を流したから。 そして、今から告げる男も自分が彼を調べようとしてしまったから。 ルチアーノは全部自分のせいで、と、心の中で呟いて。 「ヴィンセンツィオ・ベルティ・デ・マリアが検挙された」 「悪い話は、ヴィンセンツィオについてだ」 そう言って、やけに目立つアタッシュケースに視線を移した。 「そこに、――二年前からの、 あんたのシマを荒らした資料が入ってる」 (2/2) (-175) 2023/09/21(Thu) 11:47:37 |
【秘】 傷入りのネイル ダニエラ → 黒眼鏡「ありますねえ。」 あるらしいので。 「なら、…いいんですけどお…」 少なくとも、意図的に警察ばかりを摘発させていた自チームはその件には貢献していそうだが。 動けば動くほど、渡る橋を繋ぐロープが擦り切れていくのを感じる。 きっと長くは保たないだろう。だから早くの収束を願う。 リヴィオの件には間延びした返事。 ということは、雑貨屋に行かないと。忙しいなと浮かべていた頃。 「ええ?何ですかあ…?目え…?」 意味不明な指示すぎる。 困惑しつつも指示に従い目を閉じる。 …どこまで顔を近づければいいんだろう。まあ、いっぱいか。 (-189) 2023/09/21(Thu) 12:59:13 |
【秘】 花浅葱 エルヴィーノ → 黒眼鏡「それは否定しない。 なんであんな人物を据えたんだというのは誰もが思ってるはずだよ」 所長代理に同調している一部の上層部以外は、だが。 ジト目をあなたに向けながら、どっちもどっちだと頭を振った。 「とはいってもキミがやったことも、所長代理がやったことも立派な犯罪だからね。流されないよ。 うちの忠犬もよくキミを相打ちに持っていったことだ。しつけはともかくその強さは褒めてあげないといけないかな」 ふん、と鼻を鳴らして。 ▼ (-190) 2023/09/21(Thu) 13:03:28 |
【秘】 花浅葱 エルヴィーノ → 黒眼鏡「ノッテも一枚岩ではなかった……ということか。 この法が撤回され外に出れたとしたら、キミはどうする気だい? まぁ、違法献金の罪でキミは釈放されないかもしれないが……少なくとも、ノッテは裏切り者を殺しにくるんだろうね」 ――そのため息を聞いて、口元は弧を描く。 わかってるんだよ、そんなこと。 「おや。常連客の可愛いお願いじゃないか」 それくらい素直に聞いてくれてもいいだろう? と、くつくつ嗤う。 「本人には何度もその意志は伝えてるさ。 ただ……ルチアにも家族を捨てられない情があるし……キミが気に入った部下だけは連れて行ってしまう可能性はないわけじゃないだろ?」 釘くらい差したくなるものだよとと言って、手を伸ばす。 身を乗り出したその顔に届くなら、腫れ上がった顔を、ひと撫でして。 「まぁ……キミが聞かないというんなら、信じておくことにしようかな」 (-191) 2023/09/21(Thu) 13:04:25 |
【秘】 黒眼鏡 → 口に金貨を ルチアーノ「お前の目利きならいいんだ。 ……店は〜……保険どうなってた? あそこ」 アレッサンドロが”一番信頼“しているのは自分自身だ。 その次に、彼いわく”ほっといても良い奴ら“が入ってくる。 …つまりは彼の“放任主義”を体感している者たちだ。 たとえば、あなたのような。 だからあなたの見立てを、口腔の傷にしみる熱に顔をしかめながらも、静かに黙って聞いていた。 「摘発チームは3人編成らしいな。 あとひとりか」 足を組み一度目をつぶる。 瞼の奥に熱が閉ざされ、籠もり、煮え滾る。 目を開いて。 「……その条件で、俺を候補から外した理由がわからんが?」 ひ、と。意地悪そうに笑った。 あとはアリーチェとニコロに関係があるらしいのは俺も知ってるとか、 カンターミネが引っ張られてるんだからマフィア側で入れ知恵したやつがいるかも…いやあいつ目立つしな… とか、 ぽつぽつと意見を加えるくらいで。 (1/2) (-201) 2023/09/21(Thu) 15:47:28 |
【秘】 黒眼鏡 → 口に金貨を ルチアーノそして、”悪い話“を聞けば。 「旦那がね」 反応が薄い。 少しだけ困ったような顔。 「なんかしてるのは知ってたが、何かやられてるのはわからんかったな。 見ていいのか?」 アタッシュケースを顎で指す。 2/2() (-202) 2023/09/21(Thu) 15:48:10 |
【秘】 黒眼鏡 → 傷入りのネイル ダニエラ都合の悪い発言は無視するタイプのカポ・レジームだ。 「ああ。 俺はそれでいい。 お前が辛ぇなら、それは辛がれ」 また放任。 任せる任せる、なんて言いながら。 「うむ」 ぺたぺたと、スリッパ履きの足音が近づいて。 ちょん、と。 あなたの唇に、なにか硬いものが触れて、 グイッ 「差し入れでもらったんだが、甘いの苦手でな。 食ってくれ」 ……飴玉だ。多分、レモン味の。 ついでに、なにか平たく小さなものが一緒に。 …どちらにせよ、女性の口に指で押し込むものではない。。 (-205) 2023/09/21(Thu) 16:07:22 |
黒眼鏡は、口に指をに突っ込んだ。 (c10) 2023/09/21(Thu) 16:07:37 |
【秘】 黒眼鏡 → Scorri, fiume eterno! ヴィンセンツィオ/* もしエンディングでワンチャン死んだり殺してもよく、かつアレッサンドロとそれやってもよろしければ(あと他の方とのもろもろなければ)ラスト・オトシマエ・タイマン・カチコミしにいきますのでお暇になった時などご用命ください♡ (なくても全然良いやつです お気になさらず!) (-206) 2023/09/21(Thu) 16:14:17 |
【秘】 傷入りのネイル ダニエラ → 黒眼鏡「……。」 「…はあい。」 沈黙の後、肩を竦める。すまし顔。 任されましたあ。…そうやって、先送り。 んー、と足音を聞きながら。 こう言うのを素直に聞くのが良くないのかもしれないと今更。 まあでも、相手が相手だしなあとその辺りまで思考が飛んだ頃。 「――!?」 口の中に酸味のある甘い塊が捩じ込まれ。 流石に、驚く。ただすぐに持ち直すだけで。 ころころと飴玉を口の中で転がしながら、共に押し込められたものを選り分けるまでは多分数秒くらいだった。 「あのお。」 でも、文句くらい言っていい気がする。 「……。」 「なんでもないですう。」 …つい最近似たようなことがあったのを思い出した。 あれはトリュフチョコレートだったけど。 美味しかったし、飴もおいしい。 (-207) 2023/09/21(Thu) 16:37:23 |
【秘】 黒眼鏡 → 花浅葱 エルヴィーノ「俺はいい上司だと評判だぜ〜? ま、裏切ったわけだが」 ワハハ、なんて笑う。 反省の色はないように見える。 「そりゃいいけどさ、あいつが暴れる前に止めてやった俺等も褒めろよ。 俺に関してはあちこち止めてるが、他のマフィアにあれやったら怖いのに囲まれて海に浮かぶぞ。 この件終わってもあいつは生きてるし若ぇんだからさ、ほんとどうにかしてやってくれ?」 …またもや、本当に心配しているみたいな顔でいう。 若者に余計なアドバイスをしたがるオッサンのようだ。 ここが牢獄でなければだが。 (1/2) (-208) 2023/09/21(Thu) 16:39:39 |
【秘】 黒眼鏡 → 花浅葱 エルヴィーノ「オマエがバラさなきゃだ〜れも殺しには来ないぜ?」 ワハハ。2回目。 「ま、その通り、俺は出れないだろうから。 となるとここが一番安全だな。 俺はここで優雅なスイートルーム暮らしと洒落込むわ」 とんとん、と“豪華な”ベッドを叩いて。 「本人に言ってだめならダメだろ。 お前、つまりは舐められてんだよ。 お前の意思はあいつの中で優先順位が低いの。 ついでに、お前もあいつを舐めてんだよな。 家族の情ってわかってんのに、そんなもんはやくなくなればいいのになあって思ってるワケ? そんなん、何度も言われるの辛かろうなあ。 オマエがあのドラ猫の”情“をどーでもいいと思うなら続けりゃいいが…」 「いい方法あるぜ。マジで効果的。お得意様に教えちゃう」 ─頬を撫でる手に、トントン、と指を当てた。 「マフィア続けられなくすんだよ。物理的に。 膝か目、耳のどれかがオススメだぞ。 動けなくなるかやり取りめんどくさくなると、一気に立場悪くなるから」 「肉体的に無事じゃないと嫌なら“掟”破らせて海外に逃がす方だな。こっちもオススメ。楽だから」 どうよ? …なんて、本気かどうかわからない調子で”提案“してくる。 (2/2) (-209) 2023/09/21(Thu) 16:41:04 |
【秘】 黒眼鏡 → 傷入りのネイル ダニエラ「あ、任務追加。 ファーストキスと同じ味だったら教えてくれ。 レモン味ってやつ、意味わからんよな」 セクハラだ。 「なんだ、もっと欲しいのか」 なぜこの男は、牢獄にお菓子を持ち込めているのだろう。 差し入れでもダメなはずなのだが。 「ほかなんかしとくことあるか? あんまり長居するとよくないだろ」 まだ格子にもたれたまま、なんかあるならいってみ、なんて手振り。 (-210) 2023/09/21(Thu) 16:46:26 |
黒眼鏡は、セクシャルハラスメントをした。 (c11) 2023/09/21(Thu) 16:46:46 |
【秘】 口に金貨を ルチアーノ → 黒眼鏡「……黒眼鏡が俺たちを捨てるわけないだろ? それとも言い換えて欲しいのか、その 名前 黒猫を押し付けたときとは違う響きでそれは届けられた。 駆け回った分だけ情報のピースが集まってきて、気付きたくもない事実が手に入ってくる。 俺はそういう星のもとにいたのかもしれんな。 「物食ってる時に見るもんじゃねえが、どうぞ。 ……直接本人から受け取ったんだ」 アタッシュケースを開けば、そこには帳簿が入っていた。 『記されていたのは、ここ2年間を中心とした、20年近くにも及ぶ悪行だ。 孤児院にいた子どもたちの臓器売買、ヴィンセンツィオが主導していた旨がそこに記されていた。 帳簿には子供ひとりひとりの値段、どこにどんな部品が売り捌かれたか、 その残渣はどんなふうに処理されたか、そうしたことが載っている。 中には子どもたちが元気な時の写真も、バラバラの死体になった後の写真もあった。』 (1/2) (-211) 2023/09/21(Thu) 16:49:34 |
【秘】 口に金貨を ルチアーノ → 黒眼鏡「あの旦那が実行犯じゃあない。ただ、……。 今は牢屋に入ったがもうほとんどの罪状が報道がされた。 これは事件の――本物の物的証拠だ。 主導者ヴィンセンツィオ・ベルティ・デ・マリア。 ……俺はこのブツをあんたやボスに渡す前に、ノッテに引き渡すのは出来なかった。 何をされるかわかったもんじゃない、それに――何処に居ても箱から出された瞬間に 討たれる 危険性があるだろ。俺は、ある程度の 最悪の予想が出来てしまった 。だがなあ、分かっても、その未来をどうしたらいいかわからんのだ」 このまま対処もせず放っておけば、あの大罪人は 叩かれて嗤われて、そして殺されるだろう。 そうなっておかしくない罪を犯してきた。 この牢獄内でも無事かどうかわからない。 貴方に答えを出してほしいというわけではなかった。 ただ、貴方ならどんな答えを出すのかを聞きに来たのだ。 (2/2) (-212) 2023/09/21(Thu) 16:50:43 |
【秘】 傷入りのネイル ダニエラ → 黒眼鏡「えー。」 「そんな昔のこと覚えてませえん」 爆弾発言だったかもしれない。 「特にありませえん。」 「それどころか、 用事 を思い出したのでえ。」「お暇しましょおか、そろそろお」 かつ、と革靴の底が鳴る。 「あー。また」 「気が向いたらあ、様子見に来まあす。」 「…………………… 心配、なのでえ。 」蚊の鳴くほどの声で添えて。 その靴の音が、離れていく。 (-215) 2023/09/21(Thu) 17:04:42 |
【秘】 花浅葱 エルヴィーノ → 黒眼鏡「わかってる」 「キミがいい上司であり続けたことも、イレネオが無茶をしてることも」 彼の強引さは、僕自身その身に受けたことがあるからわからなくはない。 マフィアにとってはきっと、それは邪魔な存在なんだろう。 「だからちゃんと言うさ。 僕の無茶を止めておいて自分はやるなんて暴挙は飼い主としては許せないしね」 あなたは軽く言ってはいるが、本当に、危険な話だ。 ▼ (-224) 2023/09/21(Thu) 18:02:39 |
【秘】 花浅葱 エルヴィーノ → 黒眼鏡「あぁ、ごめん」 「この事はもう、ルチアにだけは話してる」 悪びれない。 「彼がどうするかはわからないけどね……。 胸の内で止めておいてくれるかどうか、祈っておくと良い」 まぁ。男としては、これを内密にする気はない。 これは所長代理を引きずり下ろすための重要な鍵でもあるのだから。 わざわざ言葉にはしないものの、これに関しては諦めてもらう他ないだろう。 「そんなこと……わかってるさ。 別に、今まで本気でマフィアをやめろって言ったわけじゃないし……。 ルチアが大事にしてるものを奪えば、生きる意義まで奪ってしまいそうだし……」 あなたのことを話して力を失ったルチアーノを見たから。余計にそう思う。 それは怖いし、死なれたくはない。絶対に。 僕らはお互いが、取り残されるのを恐れている。 「……って、幼馴染にそんなことするわけないだろ。 ……はぁ、僕は別に、キミに泣き言を言うつもりでここに来たんじゃないけどね?」 でも。 僕には多分、もう少し。 強引に手を引く意思が必要なんだろう。 それは今、あなたに教えてもらった。 (-225) 2023/09/21(Thu) 18:03:45 |
【秘】 pasticciona アリーチェ → 黒眼鏡貴方の中に迷いが見える訳ではなく、答えを既に出しているのなら、女はそれについては頷くだけ。 美化すぎるかも、と言うのだって。その通りだと思うし、そんな事ないとどちらも思う自分がいたから、それ以上の言葉を乗せるのは野暮だと思った。 「あら、それなら猶更じゃないですか。 そんなに話していないなら、 勝手に言葉を置いていけばいいんですよ。 ほら、自己紹介でも、好きな歌でも、或いは物でも。 コーヒーはお好きかしら?それならそれでも」 「ああ……でも、共犯のわたしがいる時でないと入れない と言うのなら、やっぱり言葉が一番じゃないかな。 長くても、一言でも、押し付けならどうせ同じです」 「先程まで私に調子よく喋ってくれていった貴方は 一体どこに行ってしまったのかしら?」 なんて、わざとおどける様に貴方を探す身振りをして、 また貴方に視線を戻しながら、笑う。 そんなに気を張らなくてもいいんですよ、と。 (-231) 2023/09/21(Thu) 19:14:24 |
【秘】 黒眼鏡 → 口に金貨を ルチアーノ「よくわからんが」 首を傾げる。 「お前たちはよくよく、わけないとかがが好きだな。 理由なく願望で話を進めろと、誰が教えた? 信じるのは自分だけで、決めたなら責任もケツも自分だけが負う」 膝を狭苦しく折りたたみ、ホットドックの残骸を口に放り込む。 アタッシュケースをぱかりと開き、中身をぱらぱらと見分する。 (1/2) (-233) 2023/09/21(Thu) 19:18:27 |
【秘】 黒眼鏡 → 口に金貨を ルチアーノ「で、どうもなにも」 困惑したような顔。 「何を悩んでるのかわからん。 どうなるかと、どうするかのふたつしかないだろ。 ほっとけばそうなるし、するならする方法を考える。 何を期待して、何を悩んでるんだ? お前」 ばさり、と帳簿をケースの上に投げて、黒い目をじろりと向ける。 「お前以外の世界のだれも、お前ではない。 誰に聞いても、お前のしたいことはわからんよ」 (2/2) (-235) 2023/09/21(Thu) 19:25:23 |
【秘】 黒眼鏡 → 花浅葱 エルヴィーノ「どういう関係かはわからんが、まあ、気張れよ。 オマエはもうちょい自分勝手になったほうがいいな」 どこからか取り出した飴玉をぽんと放り投げて、口に含む。 「なんかおまえら、お互い全然信頼してなさそうに見えるから。 そ〜いうのよくないぞ。 絶対変なことでこじれるから」 からころ飴玉を転がしながら、 気をつけろよ、と指でバッテンつくってみせた。 (1/2) (-244) 2023/09/21(Thu) 20:05:16 |
【秘】 黒眼鏡 → 花浅葱 エルヴィーノ「…お前さあ。そういうことするからルチアーノがマフィアから抜けらんないんじゃないの? せめて一緒になんかやれよ。 マフィアとしてしかわからない領域で悩ませたら、 よりそっちの世界にいくに決まってんじゃん。 お前の見えないトコで取り返しのつかないことするぞ」 当然のように眉をしかめる。 「で、俺のことなんてどーでもいいお前が知ったんだから、 公表されるに決まってんじゃん。 ちょい早いが、こっちはハナからそうなるつもりでプラン組んでんだから、あいつを無駄に悩ませてやんなよ。 かわいそ」 気の毒そうな顔。元凶はこいつなのだが。 「マフィアとして生きさせなくするなら、生きる意義奪うんだよ。 それをどうお前が支えてやるかみたいな話だろ? …………俺のこと話したあと、ちゃんと『けどお前にゃ俺がいる』ってその欠落を埋めたよな? それやったら、自分に依存させるのは義務みてえもんだぞ。 傷だけ与えて放置してないよな?」 ……酒でも入っているのかという勢いで ずけずけと言ってくるのだが、格子の存在を忘れているのだろうか? 「いや、幼なじみがマフィアやってんだぞ。 そんくらいしろよな、マジで。お前のやつみんな泣き言と言い訳に聞こえるっていってんだよ、なあ〜〜。ルチアーノは大丈夫と思ってたのによ〜〜」 ばんばんばん、とベッドを叩く。 …多分自分ならどうするかを言っているだけなのだろう。(2/2) (-245) 2023/09/21(Thu) 20:08:22 |
【秘】 黒眼鏡 → 傷入りのネイル ダニエラ「…あ、これセクハラ?」 今更。 …爆弾に目を丸くしつつ、あなたを見送る。いつもどおり。 「おー、またな。……」 「心配性だねえ」 苦笑するような気配が、遠ざかってく。 ……… …… … チップには、『プラン』とやらが書かれている。 どうやって調べたのか留置所まわりの機密に触れうる各種情報と、 『合図があった場合、あるいは取締法が突如廃止になった場合、混乱と立場を利して脱獄を手伝うこと』 …と書いてあった。 人任せなプランだ…。 (-247) 2023/09/21(Thu) 20:23:26 |
【秘】 黒眼鏡 → pasticciona アリーチェなにやらの答えをきっと男は出している。 それをただ認めるように、 懺悔するようにあなたへと諳んじて。 「いやー、あんたになら話しやすいんだがなあ…」 額に手を当てて、大仰に悩む仕草。 …そこから急に、わざとらしい動きからぴたり、と押し黙って。 しばし。 「……」 墓標にむけて、 「『珈琲の恩は返すよ』」 とだけ、ぽつりとつぶやいた。 それはひどい押し付けで、この世界で男以外の誰にも理解できず、 誰にも価値のない言葉だった。 「…これでいいわ。 付き合わせて悪いな、共犯者殿」 ふ、と緩むような微かな笑顔。 あなたに振り返り、 「調子良く喋る男が帰ってきたから、外まできちんと手を引いて歩いてくれ」 悪戯っぽく笑った。 (-252) 2023/09/21(Thu) 20:39:02 |
【秘】 Scorri, fiume eterno! ヴィンセンツィオ → 黒眼鏡/* お疲れ様です。しまむらです。 生殺与奪の権をに握ってくれるんですか!? やったー! いまいまこちらで考えていたことと照らし合わせると以下の選択肢になります。 というのも警察に悪行が知れ渡った以上、その大小にかかわらず今までに協力したギャングとしては、 ヴィンセンツィオは一秒でも早く始末隠蔽しないといけない存在であるため…… 元々瀕死寸前まで破壊するつもりだったので、それを汲んでのぷらんになります。 今のところエンディングの打診というか交流自体あんまりないですね。 @留置所から出された際に小規模な犯罪グループに拉致されかけたところを拾って殺し合いをする 損耗率0〜10% 逃亡パートの後で生殺与奪が挟まります。 A貴方を尊敬するノッテの下っ端に拉致拷問されている途中で介入して持ち出して殺し合いをする 損耗率20〜40% ある程度落とし前はつけておいたほうがプレイヤーの溜飲が下がるかなと B当初こちらが考えていたパターン 上と状況は同じ 損耗率90% 痛い目にあって欲しいならこちら 最初から生殺与奪の権を握れる あと殴り合いしてから拷問で帳尻合わせるパターンもなくはないけどなところ。 上記の通りとっとと死んでもらわないと困ると考えるモブが沢山いるのと社会的立場を失っているので、 殺し合いの結果に関わらず後ろ楯がない状態だと島内にいられるとほぼほぼ確実に死ぬだろうなと考えています。 何か聞きたい事や希望などあればお申し付けください〜。 あと多分それなりにグロくなるのでしたような描写が苦手でしたら先に内容お伝えすることもできます。 (-264) 2023/09/21(Thu) 21:23:04 |
【秘】 花浅葱 エルヴィーノ → 黒眼鏡「僕が彼の教育係だったんだ、新人のときね」 「信頼っていうか……」 「…………まぁ、懐かれてるかな」 どこまでも犬を相手してるような言い方だけれども、間違ってはいまい。 いいよと言うまで待てをする。そんな忠実で元気な犬のような男だと思う。 じゃれつかれて僕が折れるところまで含めて。 「ていうか、牢屋の中になんで飴なんて持ち込んでるんだよ。自由すぎ」 ダメ出し返しだ。 ▼ (-268) 2023/09/21(Thu) 22:04:09 |
【秘】 花浅葱 エルヴィーノ → 黒眼鏡「取り返しつかないことされるのは困るな。 一緒に……、か。 二人で逃亡してどこか外国で生きる、とかかい?」 それも良いかもしれない。 別に、警察に対して崇高な志があるわけでもない。 憂いを払う必要はあるけれど、それも含めて不可能ではないはずだ。 「キミのプランは知ったことではないけど……はぁ、先が思いやられるよ。 だって、ずっと大人しくここに居る気なんてないって言ってるように聞こえるしね。 僕が悪いみたいに言うけど、元凶はキミだよ」 それでも、これはずっと繰り広げられていたチキンレースを終わらせるきっかけになるんだろう。 「それに、別に放置だってしてないさ。 どこでも良いから連れて行けって言われたから、僕の部屋でゆっくり寝かせたし。 ……そこまで、直接的なことは……言ってないけど。 けど、僕がアイツを裏切ることは絶対に、ない」 住む世界が違うなら、一方的な幸だけ与えるつもりだったけど。 僕が傷つくことで、アイツが傷つくなら、僕はそれを許してはならないから。 それなら、僕の方がその手を引っ張るしか、ない。 そういう答えに、やっとたどり着いたのだ。 (-269) 2023/09/21(Thu) 22:05:58 |
【秘】 口に金貨を ルチアーノ → 黒眼鏡「……今日の旦那は違う厳しさがあるなあ」 ああ、そろそろ自分も誤魔化せなくなってきた。 中途半端な意見も選びきれない不透明な物も、今ここでは不必要なのに。 「俺のしたいことは 今日ここにいる あんた が、どうしたいかを聞くことだ」今の貴方は過去か、今か、未来か。 自分もどこを見て居るんだと問われた、あの無貌の美少女に。 「確かに、旦那からしたら選ぶ義理も事情もないのかもしれん。 でも流石に自分のシマを荒らした犯人に一言も言及がないのは違和感がありすぎるぞ。 ……選べるようなものじゃないって思ってるか、知っていて放置しているんじゃないか?」 もう間違えでもいいから口を止めず前に進むことしか考えられない。 真実の言葉を引き出す為に素直な言葉をぶつけていく。 消えないでくれとその背中を見ているだけだった。 本当に何もわかってなかった、分からないままだったことを知る為に言葉を紡いだ。 (1/2) (-275) 2023/09/21(Thu) 22:46:44 |
【秘】 口に金貨を ルチアーノ → 黒眼鏡「今のあんたの中には何も見えない」 「アリソン・カンパネッロの面も、 その名前を”使ってた”奴が何も意見がない?」 「悩んでることなんてそれだけだ。 頼りに来たのは確かだ、それでも凭れ掛かりに来たんじゃない。 俺のやりたいことはあ! あんたと、ノッテファミリーの為になることを選ぶことなんだよ」 こんなでかい案件を、明日には牢屋にぶち込まれるかもしれない自分が一人で考えてたまるか。 これは、傲慢なんだろうか。 貴方に無理やり何かをさせようとしているのだろうか。 それをさせてくれた貴方がいるのも、止めようとしてくれた貴方がいたのも知っている。 それにしても、今聞いた台詞。 昨日の俺が幼馴染に言った言葉と全く同じで気味が悪くなったな。 「……どうでもいいならどうでもいいって言ってくれ。 そうしたらこの話は終わりで、茶を飲んでパン食って帰るだけだ」 やけっぱちになりながら吐き出せば、自分の分のロゼッタを眺めて態とらしく苦い顔をした。 (-277) 2023/09/21(Thu) 22:55:54 |
【秘】 路地の花 フィオレ → 黒眼鏡「それはそうでしょうけど」 「夢を見てたんじゃないの、寝言いってたわよ。 知らない人の名前みたいだったけど」 それは追い詰められたり、ストレスが溜まっているんじゃないかという懸念。 あなたのことは信頼している以上に、家族のような存在として心配している事だって多いのだ。 懐かしい気持ちと同時に、その傷に目を伏せたりして。 「そうね、身体は相変わらず逞しいし。 タブレットに向かってる時よりずっと男らしく見えるわ。勲章って傷じゃあないでしょうけど」 冗談めかして。 大袈裟ねえなんて笑いながら話をして。 弟の話になれば、眉を下げる。 まだ、様子を見に行けてはいない。ただ。 「一応、保護目的で拘留されてるって話は聞いてるから…… よっぽど変なことはされないでしょうけど…」 「うん、そのつもり。任せて」 「きっとこんなところじゃ、悪意がなくたって不安になっているはずだもの」 (-302) 2023/09/22(Fri) 3:12:34 |
【秘】 黒眼鏡 → 花浅葱 エルヴィーノ「いいじゃねえか。 お前たちだけの関係性、素敵だね。 俺は全く興味がないが、お前たちには大事なモンだ」 そいつを否定する気はないよ、と大口開けてからりと笑う。 「執着と依存は管理が面倒くせえ関係性だから、俺は嫌いだが。 放し飼いできるよう仕込んだほうがいいぞ」 飼い主的な発言をしながら、 「差し入れしてくれるやつが多くてね」 …通常ならそういうのが許可されることはないのだが。 (1/2) (-313) 2023/09/22(Fri) 7:44:31 |
【秘】 黒眼鏡 → 花浅葱 エルヴィーノ「海外に行くのは一つの手だな。 どうにもならんことの多くは、その場所というものを手放すとどうにかなる。 それを手放したくないやつが、あるいはそれを思いつけないやつが、 どうにもならなくなって死んでいく。 ”逃がし“は俺の仕事の一つだ、いろいろ紹介できるぜ」 いくつかの国の名前をあげる。近い場所から遠い場所まで。 その国の言葉らしいものもいくつか発して、にやにやと笑っている。 「いくらなんでも、牢屋をぶち破る力はないさ。 ついでにいえば、俺個人をどうこうしても解決しないという意味では、悪いのは俺じゃない。 マフィアで、もっといえば治安維持がなってねえから。 つまりは警察、国、行政、市民の意識。サテ、お前はどこを叩いて治す? あるいは、そこからやつを逃がすか」 歌うように語り、提示し、示唆して啓す。 それでも、あなたの言葉にはダメ出し返し。 「言わなくていいことは、伝わらなくてもいいことだけ。 確信以外のコミニュケーションは、全て自分勝手な我が儘だ。 次は言えよ。言ったって信じられないのに、言わなきゃ誰が信じるよ」 あなたの出した答えを─違う。本人の出した答えを、他の誰かが知ることはない。 だからアレッサンドロがにやにやと眺めるのは どうやら答えを出したらしい、あなた自身の顔だった。 「じゃ、ルチアーノのことは頼むわ。イレネオもな。 大変だね、調教師は。 俺は一匹で手一杯だよ」 (2/2) (-314) 2023/09/22(Fri) 7:45:39 |
【秘】 黒眼鏡 → Scorri, fiume eterno! ヴィンセンツィオ/* ヤッター! にぎります! こちらのエンディング想定は 自前で可能な限りノッテ(マフィア)に損害与えつつ、 最後は生き残ったとしても蜂の巣にされて終る予定です。 なので基本は2としつつ、 「ヴィンセンツィオさんを消したい犯罪グループとアレッサンドロ配下の“港”グループ」が争い合ってヴィンセンツィオさんを確保→そこにアレッサンドロが介入、元部下を殺傷してヴィンセンツィオさんをつれだし→タイマン のようなかたちにしたいのですか、よろしいでしょうか…!(犯罪グループにも打撃を与えたほうがプレイヤーさん的にカタルシスがある&適度に拷問を受ける余地もありそう という想定) 拷問などの描写は全然平気ですが、タイマンするうえで戦闘力に支障ありすぎない程度だとちょっとうれしみはあります! なんなら事前に教えていただければ、同程度の損壊をうける準備もあります!!! こちらも展開次第でなにか変わる可能性はありますが、 もろもろは応相談でありつつイメージはそんなかんじです。 ご確認のほどよろしくおねがいします…! (-326) 2023/09/22(Fri) 8:27:06 |
【秘】 Scorri, fiume eterno! ヴィンセンツィオ → 黒眼鏡/* エーッ死ぬの 嫌だ 死なないで欲しい 悲しい 相打ちで一緒に死にませんか? もしくは俺の死体ごと蜂の巣にされてくれ 承知いたしました! 本当は両目抉り出そうと思ってたんですがもうちょっとマイルドにしておこうと思います。 片肺逝くくらいだったら多少息はしていられるかな。肺だけに。 こちらもその時々のアドリブや生合成を取る為に多少ブレが生じるかと思われますが、 基本は今回の話し合いをベースにやっていく予定となります。 いつもありがとうございます。 あとパンツの情報定期便を貰っているのはPCが普通に性的な願望を持って見ているからです。 (-329) 2023/09/22(Fri) 8:53:43 |
【秘】 黒眼鏡 → 口に金貨を ルチアーノ「俺が、 喧嘩以外に、 なにを考えてると思うんだ?」 男は、十年前から何も変わってはいなかった。 ただずっと、準備をしていただけだ。 「 くそヴィト のことはたしかに予定外だが、 許容範囲だ。 お前はあいつがどーなってもいいんだろ? じゃ、任せな。 そこは悩まなくてもいい。 それ以外は全部、お前に任せるよ」 彼が一番に信じるものが、そうせよと怒鳴きずり、 煮えたぎるほどに燃えている。 そしてあなたに寄せるのは、その次に彼の信ずるもの。 『お前なら何しても構わない』、という、 無思慮で無遠慮な信頼だった。 (2/2) (-331) 2023/09/22(Fri) 9:05:30 |
【秘】 黒眼鏡 → 路地の花 フィオレ「覚えてねえな、まあ悪い夢だろ」 なんだそりゃ、なんて笑いとばす。 いつも通り、なんでもないように。 大きく伸びをすると同時、わざとらしく力こぶを作って見せる。 「いつだって喧嘩できるよーにしてるからな。 カポの仕事じゃ使わんから、まあ、無駄な筋肉なんだが」 あなたは部屋にちらばる乱雑な荷物の中に、トレーニング用のあれやこれやが溢れているのを知っている。 体を維持するために、彼の少ない余暇のいくらかを費やしていることも。 「保護ね。 あいつは巻き込まれてほしくなかったんだがな」 眉をしかめながら、そうだ、とかるく膝を叩く。 「お前が顔だしゃ元気になるさ。 あ〜、うちにあるものなんでも使っていいからな。 鍵開けっ放しだから」 ついに住処まで放りだし始めた。 (-334) 2023/09/22(Fri) 9:22:47 |
【秘】 花浅葱 エルヴィーノ → 黒眼鏡「もう立派に放し飼いが出来ると思ってたんだけどね。 まだまだだったから、これからリードを握り直していく。つもりだけど……」 堂々とした差し入れ発言に、はぁ、と大きくため息。 「全く……【A.C.A】だからって大目に見られすぎなんじゃないかい」 大方、警察内部にそうやって手を貸す人間が居るんだろうけど。 そのうち逃亡の手引すらやられてしまいそうだと肩をすくめた。 ▼ (-356) 2023/09/22(Fri) 13:04:54 |
【秘】 花浅葱 エルヴィーノ → 黒眼鏡「どうせ行くなら、落ち着いて暮らせる治安の良い場所がいいね」 夢のない言い方だ。 とはいえ、命を狙われる危険などをできるだけ排除するなら必要なことだ。 北欧とかいいかもしれないな、なんて少し思ったりした。 けれども今はまだ、やるべきことがある。 「叩いてゴミを出したいのは警察だけどね……。 普通に吠えたところで何も代わりやしないし、僕が逮捕されてしまう。 そうならないためには、市民を騒がせる必要があるね」 バカ正直に言うことではないが。 マスコミでも使って広く知らせてから吠える必要があるだろう。 情報を掴んでからは、情報管理部門の署員も使って証拠を揃えている。 あなたのことはともかく、所長代理を引きずり下ろす事くらいは可能だと信じている。 「キミは牢暮らしじゃその一匹も調教できないだろうに。 …………。まぁ、できる限りのことはする」 「話してくれて助かったよ」 (-357) 2023/09/22(Fri) 13:05:26 |
【秘】 黒眼鏡 → 門を潜り ダヴィード「そのうち倒れるが、そのときは本望だろう。 墓にエナドリを供えてやれ」 この男の基本は自己責任だ。もちろん、助けを求めればその分は援助してくれるのだが。 ただその“放任主義”を向ける相手をこそ“信頼”しているのだと、その言動が直接間接隔てなく、事あるごとに告げていた。 …勿論、一番信頼しているのは彼自身なのだけど。 「勝てばいいんだろ?」 にやりと笑うことばかり。 実際この十年、喧嘩らしい喧嘩はしていないとはいえ、だ。 ─やっぱりこの男は、根っこはずっと喧嘩屋だ。 「…おいおい、なーにビビってんだよ。 まあお前は大丈夫だ、ペネロペの言うこと聞いときゃな。 ああそう、荷物。 ありがとな」 思い出したように。 (-370) 2023/09/22(Fri) 15:21:49 |
【秘】 門を潜り ダヴィード → 黒眼鏡「墓に入る前にベッドに叩き込みますよ。 俺がいるうちは、ですけど」 勿論、彼はその通りにやり遂げるだろうし、限界を迎える前に休暇を取ることだって普段ならするだろう。 今が異常事態すぎるだけで。 「全員ぶったおして、勝って、帰ってきてください。 それ以上怪我したらおいおい泣いて脱水症状起こしますよ」 過言である。脅迫にもならない軽口だ。 「……いえ、あのくらいは。 こちらこそお駄賃ありがとうございます。 あれ、何処のですか?」 キーケースはあの日から胸ポケットに入れてある。 かっこよくて気に入って、家の鍵も早速付けたらしい。 あれ、とは一本だけ最初から付いていた鍵のことを指している。 (-381) 2023/09/22(Fri) 16:19:39 |
【秘】 黒眼鏡 → 門を潜り ダヴィード「部下の仕事がわかってきたじゃないか。 アホな上司をコントロールすることだ」 阿呆な上司代表は、胸を張ってそう言って。 「負けるつもりで戦うやつはいねえわなあ。 脱水は怖いぞ、水をキチンと飲め」 仕事をしているよりも余程大真面目に返して、 オールド・ムービーのアクション俳優のように 拳をごきり・ごきりと鳴らす。 「ハハ、ああいうのかっこいいよな。 古いセンスで申し訳ないが。 いい革の一つくらい身に着けろと、昔よく言われたもんだが」 あれ、については答えず、一度言葉を切り。 「うちの店の地下にな、冷蔵庫がある」 「その奥に扉があってよ」 ──アレッサンドロは、楽しそうに笑っている。 「そこにも荷物があるんだ。 このクソ取締法が撤廃されたら、 今度はアジトのそばにまで届けて欲しいんだよな。 ジェラートのときと一緒」 ………またお使いのようだ。 (-387) 2023/09/22(Fri) 16:46:37 |
【秘】 黒眼鏡 → 花浅葱 エルヴィーノ「結局、金だよ、金。 俺は金があると人生助かるやつを見つけるのが、 そこそこうまい」 なにを自慢しているのか。 「スウェーデンとかいいぞ。治安が良い。 物価がそこそこ高いのと、太陽出てる時間少ないのがネックだが…最近はちと入国前の検査がやかましいな。 なんにせよ、金は用意した方がいい」 本人も言っていた通り妙に詳しい。…もしくは最近調べたのだろうか。 そう言いながらも、ふああ、とあくびをひとつ。 「マ、頑張れや。代理殿は任せるからよ。 あー、一般市民に期待するのはやめとけ。団体作ってそこに金か人出して騒がせろ。 頭数揃えてドコソコ地区の総意だとか言わせりゃ、そうなる」 そろそろ眠いから、などといってベッドにぺたぺたと足音をたててもどり、どすんと寝転がる。 「そーだなー。おまえんとこと違ってしつけのいい犬で助かるよ。 もーいーな? 次は正規の取り調べ組んでくれ。 変なやつしか取り調べに来なくて困ってる」 寝転がったまま、ひらりひらりと手を振った。 (-392) 2023/09/22(Fri) 17:16:15 |
【秘】 pasticciona アリーチェ → 黒眼鏡「ふふ、それはそれは。光栄です。そう褒められる事は なかなかない事なので、調子に乗ってしまいそうだわ」 話しやすい。 女が言われて喜ぶ言葉だから、 ちょっと弾んだ声色を完全には隠しきれないだろう。 あなたが大袈裟に悩む仕草も、 そこから墓標に呟く仕草も、 貴方よりも何十倍も内心、緊張した様子で。 緩く指を組みながらあなたの一挙一動を 真剣な眼差しで、少し息を呑んで見守っていた。 気を張らなくていいと言ったのは当人なのにこの有様である。 もしかして耳を塞いだ方がいいかしら…… 何て事を真剣に考えている間に帰ってきた笑顔を見て、 ようやく落ち着いたものだから、こちらも緩い笑みを返した。 「付き合うと言う程、負担になる事はしていませんよ。 私も、こうしてアリソンさんとお会いできてよかった」 共同墓地に埋葬された人、ひとりひとりに祈ることは、 やはり機会はどうしても減ってしまい、そうした新たな機会を得られる事は良い事だと、心から思って止まないのだ。 「あら、そんな頼りない殿方だと、 この共犯関係ももう、続けられなくなってしまいますが」 どうしましょう。と。女はこの共犯関係は今日限りでも、続いてもどちらでも構わない。 だから、貴方にそれを選んで貰おうとするように片手を差し出した。 (-395) 2023/09/22(Fri) 17:52:25 |
【秘】 門を潜り ダヴィード → 黒眼鏡「部下らしく皆にはきちんと生活してもらいますよ。 アレさんも帰ってきたら養生生活ですからね」 口を出させてもらえるところなんて本当は殆どない。 心配だけでどれだけ貴方を繋ぎ止められるのか。 「ええ、ええ。 帰ったらゴクゴク飲みますとも!」 大仰に肩をすくめる。不安が少しずつ散っていく。 貴方との会話はやっぱり、男にとって心地よい時間だった。 「……厳重なんですね。 分かりました、その時には必ず」 男は『地下の冷蔵庫の奥にある扉』の鍵を貰ったのだと思っている。 そんな場所ならば置いてある物も相応に慎重さが求められる物品なのだろう。 一人納得をして、深く頷いた。 (-399) 2023/09/22(Fri) 18:32:52 |
【秘】 路地の花 フィオレ → 黒眼鏡「は、っ、う……ぁ、あっ…」 立てられる水音に、耳を犯されるような感覚。 羞恥が沸きたてられて、余裕が奪われていく。 奥まで責められて、昂った身体は生暖かいそれに的確に絶頂まで追い立てられる。 ひ、と悲鳴のような声が漏れる。 敏感な太ももは大きく震えて、軽い痙攣のような状態が足先までを襲う。 まだ、と思うのに。体位を変えて、快楽を楽しんでいても。 ふと目を向けた先の、あなたの瞳に。 「――――ッ、ぁ、……!!」 刹那、堪えきれなかった快楽の波に身体が跳ねて。 シーツをぎゅうっと握り込んで、背を反らす。 長く、大きな絶頂を迎えて。とぷ、と秘部からはまた愛液がこぼれてシーツを濡らしていく。 間を置いて、くったりとベッドに沈み込む。 息を整えながら、ぼんやり自分だけが達してしまったことを考えてはいるのだが。 「……アレ……」 どうするんだろう、と目を向けた。 (-472) 2023/09/22(Fri) 23:48:15 |
【秘】 口に金貨を ルチアーノ → 黒眼鏡「いい加減にしてくれよアレ……ッ」 それは非難の声ではなく呆れと諦めが入った嘆き。 昔と変わったのは敬語がなくなったことと、二度と敬語を話してやるものかと決めたこと。 「どーなってもいいとは言わん。 俺はあの人の罪を調べ尽くすまで見限らないと決めている。 だがあんたのシマの話だ、やりたいことに口出しはしないし ボスからの命令に逆らうつもりもない。 ソルジャー一人が決めて良い問題じゃないと判断したまでだ」 「それまで生かすつもりだった。意見は変えん」 「はあぁああ、………… 本当変わってないな! 「俺がどれだけ今回走り回ったと思ってる! どれほどお前のせいで迷惑を被ったか!! その喧嘩もボスにどれぐらい迷惑かけるつもりだ!? 俺は文句は言うぞ!」 疲れさた、考えさせるなと叫べば乾いた喉を思い出したように潤してため息を付いた。 まだ、この男はまだ休めないのだ、誰かさん達のせいで。 (-505) 2023/09/23(Sat) 1:46:12 |
【秘】 路地の花 フィオレ → 黒眼鏡「悪い夢……」 「 アリソン って人が、夢に出てきたの?」いつもだったら、そうなのね。なんて言って引いていたところだけれど。 こんな場所だから、こんな環境になってしまったからだろうか。 いつもより踏み込んで聞いてしまう。 「喧嘩なんかしないって言ってたのに」 「仕事に使わないけど、もう習慣付いてるからついやっちゃうって感じなの? 私にはトレーニングの良さは分かんないけど…」 力こぶに触れたらよかったのに。あなたの筋肉に触れるのは好きだったから。 鍛えてもらう分には、自分は得するのだけど。 喧嘩には使わないのに、というところはやっぱり引っかかったまま。 「私もそう思うわよ。 何であの子がって、ずっと考えてるわ。本当に保護ならいいんだけど……」 「そうじゃないなら、守ってあげられなかったことを悔やみそうだわ」 会いに行って元気になってくれるなら、とは思う。 「ええ、泥棒はいっちゃうわよ」 「食べ物とかダメになりそうなものがあれば持って帰っとくわ、他は……たまにコーヒーでも入れちゃおうかしら」 放り出すものが豪快すぎる。心配だ……… (-530) 2023/09/23(Sat) 4:09:52 |
【秘】 黒眼鏡 → favorire アリーチェ「ハハ、存分に調子に乗ってくれ。 あんたのそれは、得難いモンだな。 俺みてえなのは、そういうのがなんとも羨ましい。 あんたはやっぱり善い女だ」 からからと笑うだけ笑って。 ──短い儀式のような時間は、唐突に終わる。 「無関係の人間に時間を割くっていうのは、 俺にとっちゃそうそうできることじゃなくてね。 人は怨も憎も、愛すらも、 自分にとってどうかで判断するモンだ。 ――だから、助かった」 普段は墓に参るようなまともな人間ではない。 だから彼にとっては、そういう機会もしばらくはこないだろう。 ……なんて、少し殊勝な顔をしていたのだが、 あなたの言葉に眉を吊り上げると。 「あァ〜? …頼りないかどうか見せてやりゃあいいんだろうがッ!」 煽られるとヒートアップするタイプのチンピラだ。 その手をガっと掴むと、それだけにとどまらずに背中に手を回して、ひっこぬくように持ち上げ、抱きかかえた。 (-556) 2023/09/23(Sat) 9:19:18 |
【秘】 黒眼鏡 → 門を潜り ダヴィード「俺の生活には何一つ恥じ入ることがないから… ほら、筋肉も現役時代そのママ」 力こぶなんか出している。保健体育の授業がこの国にもあれば、赤点必死の生活をしているのに。 トレーニングにだけは精を出しているらしき男は、 あなたの心配になんだか嬉しそうにからからと笑う。 そして安心させるように、壁をカンカンと拳で叩き。 「ま、首尾よくここを出られたらまた珈琲でも奢ってやるわ。 おー、頼むぞ。 ウチの鍵は開いてると思うが、あいてなかったら…」 えーどうしよう、と拳が一度とまり。 「まぁいいや。ぶっ壊せ。修理費請求したりしねえから。 いいか、緊急時には魔法の鍵こそが必要な時がある」 あなたに良くないことばかり教える男は、 ガレージにある作業用の鉄オノの位置とかも教えた。 (-558) 2023/09/23(Sat) 9:23:04 |
【秘】 花浅葱 エルヴィーノ → 黒眼鏡/* お疲れ様です。今すごく眠いです。 牢屋トークありがとうございました。 運営にも一応確認取りましたが、アリソンの正体についての公表はロールの中でやって構わないとのことでしたが、そちらはいかがでしょうか。 大丈夫であれば最終日(エルヴィーノはこの日ほぼほぼ生存です)に、ロールでやってもいいなぁ……と思っています。 金を使って団体を作って……みたいなのは流石に一日では準備出来ないかなと思ったので、SNSを使って情報の拡散と、世論の先導で代用してみるのもいいかな、と。 エピに入ると法律が撤回されて釈放の流れになりますから、その前にやったほうが面白いのでは? と思ったものなのですが、いかがでしょうか。 お返事お待ちしております。 (-560) 2023/09/23(Sat) 9:28:06 |
【秘】 黒眼鏡 → Scorri, fiume eterno! ヴィンセンツィオ/* 実際エンディング道中で他の人がどう突っ込んでくるかどうか次第なんですが、もしフリーな死を得た場合は一緒に死にます! (あんまり助かるつもりはないけど他の人のロール的干渉を無にはしたくない手つき) アレッサンドロも今ちゃくちゃくと脱出の手筈を整えていますので、素で釈放はされないかもだけどちょっと遅れてでてくることになると思います。 そのあたりはおまかせ!!!!します!!! ので、何卒よろしくお願いします。 ほか、なにか相談必要なことあったりしたら引き続いてお願いいたしますね。 パンツ定期便は何?(今は警察から貸し出されたものを履いています) (-562) 2023/09/23(Sat) 9:30:23 |
【秘】 黒眼鏡 → 路地の花 フィオレわざと音をたて、零れだす愛液を啜る。 太腿に爪をたてるよう、かりかりと刺激し、抓り、優しく摩る。 舌先で、肌で、音と感触。 すべてで情欲と快感を彩って、それでも無理矢理にではなく 体の奥底から誘うように押し上げる。 「………、……」 ──そうして、腕の中で痙攣し跳ねる肢体を、 かき抱くように抱きしめて。 「………はー、………」 あなたの体を、その曲線を確かめるようにゆるゆると撫でて。 …屹立した自分自身をばつが悪そうに、 どうしたもんかと首をかしげて。 「フィオ」 どうしてほしい、とは言外に。 脱力した体をくいと抱き寄せ、自分の腰やら膝に凭れかからせると。 あなたの眼前に、血液と昂奮でぱんぱんに張り詰めた性器を突きつけた。 (-565) 2023/09/23(Sat) 9:50:37 |
【秘】 黒眼鏡 → 路地の花 フィオレ「まぁ、出てきたっちゃ出てきた」 ──夢について僅かなりと語るのは珍しい。 「喧嘩な……」 掌をぎゅう、と握って、離して。 「しなくちゃならない喧嘩ってのはある。それをいつでもできるように、ちゃんと鍛えるワケだ」 「それはそれとしてトレーニングは嫌いじゃない。 自分にとって信じられる体を維持するのは、俺にとっては人生みてえなもんだから」 ははは、と軽く笑う。――口許だけ。 その目はぐらぐらと、どこか遠くを見て。 はるか先を見通しながら、その炉に炭をくべ続けている。 牢屋の中で座り込んだまま、 アレッサンドロ=ルカーニオは、どこかへ向けて進み続けている。今も。 「まあ、そういう法だ。捕まっちまったもんはしょうがない。 出てきたあとと――……今のケアをちゃんとしてやれ。頼むぜほんと」 念を押すように頼んで、あなたが頷けば安心したように息を吐いて。 「頼むぜ、泥棒サン。あ、車は危ないから触んなよ〜」 「食べ物は…あ、パン。ホットドッグ用のパン、買ったバッカで放置してんだ。 なんとかしといてくれ、あれ。珈琲は好きにしろ、あんなん誰でも入れられるから。それとだな――……」 ちゃかちゃかとあれこれ、残した食材やらの指示をする。 …どうしてプレーンのパンだけを業務用みたいな規模で仕入れるのだろうか? (-570) 2023/09/23(Sat) 10:08:47 |
【秘】 黒眼鏡 → 口に金貨を ルチアーノ「ハハハ、悪い悪い。 喧嘩の時は周りが見えなくなる性質でな」 結局改善されなかった悪癖を、未だに恥じるそぶりもない。 自分が"そう"なのだから致し方ないと、 アレッサンドロは悔やんでもしょうがないことは悔やまない。 むしろ、そのことを誇りに思っているフシすらあった。 「おめー、ヴィトとそんな仲良かったっけ?」 きょとんとした顔。 「マ、罪がどうだろうがあいつはもうダメだろうな。 部下には命令しといたが、サテ何人聞くことか。 ったく、仕事増やしやがって」 ──ぼやくようだけど、なんとも楽しそうな顔にしかそれは見えない。 罪の内容だとかに興味を示す様子が一切ないのは、 彼の中ではもう"どうするか"が決まっているからだろう。 (1/2) (-571) 2023/09/23(Sat) 10:20:24 |
【秘】 黒眼鏡 → 口に金貨を ルチアーノ「いつも世話になるな」 溜息をつくあなたを見て。 こうして誰かに"頼る"時、 アレッサンドロは一番、嬉しそうに笑う。 「今回の喧嘩は、いっとう相手がデカいからな。 迷惑も文句も出るだろう。 なあルチアーノ」 今から忙しいぞ〜、なんて。 ──鼻歌すら歌いそうな調子で。 「楽しみだなあ」 ――ただそれは、昔ほどには楽しそうではない。 ──どこか、寂しそうな顔だった。 (2/2) (-572) 2023/09/23(Sat) 10:22:48 |
【秘】 黒眼鏡 → 花浅葱 エルヴィーノ/* 牢屋トークありがとうございました、ポップコーンです! 修得した情報はエルヴィーノさんのリソースですので、ご自由にしていただいて構いません。 こちらがやること自体はあんまり変わらないので、その辺りのロールに応じて適度に合わせていきますね。 以上、何卒宜しくお願いします! (-576) 2023/09/23(Sat) 10:30:50 |
【秘】 門を潜り ダヴィード → 黒眼鏡「その『転んだ』傷が治るまでは禁止です、禁止! 筋肉にも泣いてもらいますからね」 いったい何を禁止されるのだろう。おそらく筋トレや負荷のかかる行為全般を指している。 先ほどまでの暗い顔をさっぱり忘れてお節介なお説教をする姿は怒っている風な顔を装っている。 「珈琲、楽しみにしてます。 ……開いてることを祈ってますよ」 それでも、もし緊急避難用の魔法の鍵を使うなら夜がいいだろうな。 電動バイクも借りっぱなしだから使わせてもらおう。 それから、ふと。 「そういえば、これも……ですか?」 途中で言葉を切り、人差し指をたてて口に当てる。 条件はジェラート屋の時と同じ。運ぶことだけを指すのか、誰にも言うな、というところまで同じなのか。念のための確認だ。 (-579) 2023/09/23(Sat) 10:42:56 |
【墓】 黒眼鏡アレッサンドロ・ルカーニオ。 裏社会での通称を"黒眼鏡"という男が率いるのは、 ノッテ・ファミリーの活動において、主に物流を取り仕切る部門である。 彼らは密輸や禁制品の販売、人、物──場所を動かすだけで金が発生するもの。 そのほぼ全てに関わり、あるいは自らで全てを賄い動かしていた。 特にアレッサンドロの支配力が強いのは、多くの港湾設備を擁する三日月島周辺。 当然ながら海運業が強く発達したヴェスペッラにおいて、 彼らはいつしか──少なくとも、先代のカポ・レジームの時代には既に――"港"と呼ばれるようになっていた。 元ソルジャーらしさ、というのか。 規律と不正にひどくうるさいアレッサンドロの剛柔組み合わせた監視の下で、 "港"は強く統制されファミリーの地盤を固めるための一角を担っていた。 アレッサンドロ曰く、 「あって当たり前の仕事でミスるとリスクがデカい」 「需要が常にある以上、こちらからリスクを取るより顧客を依存させたほうが稼げる」。 商品がなんであれば、物流とはまるで生物の血管のごとく、 常に物を動かし続けることこそ最大の利益を生む。 そういった理念の下、"港"はそれが非合法的性格を多分に含むことを除けば ごくまっとうで理想的なビジネスのように運用されていた。 (+4) 2023/09/23(Sat) 11:06:02 |
【墓】 黒眼鏡だがそれはあくまで、アレッサンドロ・ルカーニオの影響だ。 従わないもの、自らの運営方針にそぐわないものに 直接的な脅迫、あるいは暴力をためらいなく行使し、 従うものにはポケット・マネーからの恩賞を躊躇わない。 それが正しいかはともかく、部下にとって「従うことにメリットがあり、従わないことにデメリットがある」ことのみを徹底的に叩き込んだ彼の下であるからこそ、そのシステムは正常に機能していた。 それゆえ、アレッサンドロ・ルカーニオが逮捕されてからの"港"の人員たちの反応は、大きく別れた。 一つは、システムを維持する者たち。 全体の六割を占めるこのメンバーは、思惑はどうあれ数日前と同じことを行い、数日先も同じことを行った。 これが長期化するならばともかく、多少のトラブルで今までうまく行っていたやり方を変える必要はない、と思ったのだ。 勿論中にはアレッサンドロのシステムこそが心地よいと感じるものもいたし、 あるいは「気を抜いた途端に黒眼鏡が戻ってくるのではないか」とバグベアに向けるような怖がり方をした者もいるが、 とにかく当面の間大きな動きをすることもないし、する必要もない者たちだ。 それは実に合理的な判断に思えたし、それこそが自然であると信じる者も多かった。 (+5) 2023/09/23(Sat) 11:08:08 |
【墓】 黒眼鏡一つは、これを機であると動き出す者たち。 アレッサンドロは部下たちに十分な利益還元を行っていたが、 十分なんてものはない。 逮捕の報をきいて早速自らの利益を拡大しようと、種々様々な活動が行われた。 そしてそれがうまくいくかどうかは置いておいて、アレッサンドロは"港"が自分の指揮下から外れた際、こういった活動を咎めるような仕組みまでは構築していなかった。 彼のことをよく知る部下曰く、「好きにやるならそれはそれでいいと思っていたのでは」──などというが、果たしてどうだろうか。 元々がマフィアという、法とは利益をどうやって味わうかのドレッシングに過ぎないと思っているような連中だ。 これらの数もそれなりに多く、後にファミリーが調べたところによれば全体の三割がこういった"独立"にいそしんでいたという。 そして残った、全体の一割程。 彼らは一見普段通りに業務を進めていたが、ときたま妙な振る舞いをしていた。 普段入らない場所に入り、普段しないことをする。 それはほんの少しだけ、ちょっとだけ足を延ばす程度のことで、 けれどそれをする意味も必要もないことだった。 それを見とがめられるものもいたが、「アレッサンドロからの指示で」と言えば大抵の場合は見逃される。 そしてそれは、別段長く続くものではない――ほんの少し、たとえば荷物を運ぶだけ。 そのことに気が付くものが、はたしてどれほどいただろうか? いたとして、それが何を意味するのか、組み立てられるものはいるだろうか。 多くの者は、「アレッサンドロが釈放されれば分かるだろう」と気に留めることもなかったが。 (+6) 2023/09/23(Sat) 11:08:33 |
【墓】 黒眼鏡──とにかく。 総合すれば、"港"は七割が普段通り。つまりはビジネスにおいて影響は無視できない程度ではあるものの、これまで通りに営業を続けていた。 ヴェスペッラの海には今日も、静かに白と青が揺蕩い踊っている。 三日月島の朝焼けはあの日も今日も、変わらずに美しい。 (+7) 2023/09/23(Sat) 11:09:23 |
【秘】 黒眼鏡 → 門を潜り ダヴィードエー、なんて不満の声が格子の向こうからっ越えてくる。 「こんなん直ぐ治るって〜」 …実際に負傷や外傷には強いタイプの男ではあるが、どうだろうか。 たのむよ〜、なんてわめく姿は、年を食っただけの子供のようだ。 筋肉くんも泣いている。 「おう、とっておきのブレンドを作ったんだ。 …しょーじきどう違うのか俺にもよくわからんが、 楽しみにしてろよな」 開いてる開いてる、と語るその言葉は無責任。 無責任かつ信頼感溢れる放り投げをしつつも、 人差し指を一本立てて。 「サプライズだ。 頼むぜ」 に、と笑った。 「そうだ、あのジェラート屋開いてるときに行ったか? イチゴがオススメ。美味いぞ」 …ジェラートが似合うようで似合わない男は、能天気に言ってくる。 仕事の話は終わりということだろうか。 (-585) 2023/09/23(Sat) 11:14:43 |
【秘】 花浅葱 エルヴィーノ → 黒眼鏡/* 了解しました。では最終日になりましたら、その時間軸に白で広めようと思います、よろしくお願いします! あまりこういう事を魅せるロールは上手くはないので……乗っていただけたら嬉しいです。 (-597) 2023/09/23(Sat) 11:41:02 |
【秘】 門を潜り ダヴィード → 黒眼鏡「だめです。 珈琲は禁止にしませんから、それで我慢してください」 ぷいとそっぽを向く姿は拗ねた子どものようだ。 何とも言えない絵面である。 「……じゃあ名前を付けないとですね。 試飲のお役目、承りました」 それでも貴方の言葉にはきちんと答える。 普通の子どもが拗ねた時にどういうポーズをとればいいのか、自身でも図りあぐねているところがあるのだろう。 条件の確認が済んだところで、ふと思いついたような顔をして。 「まだ行ってません。 ……次のおつかいが終わったら、アレさんと行きたいです」 ご褒美として、お駄賃として? 形や呼び名は何でもいいし、ほんの30分ほどあればいい。 一緒にお出かけして、ジェラートを食べて、帰る。 それがほしい、とねだった。 (-602) 2023/09/23(Sat) 12:22:22 |
【秘】 黒眼鏡 → 門を潜り ダヴィード「へえい。 まったく、お前は頼りになるなあ」 だるだると返答しながら、慰めているのか機嫌をとっているのか言葉をかけつつ。 「かっけえ名前で頼むわ。 いいカップも欲しかったが、さてどこにしまったかな…」 店の倉庫も彼の部屋も、雑多なものが積み上がっている。 やはり本人も、そこに何が積み上がっているのか サッパリ把握はしていないようだ。 「ん」 そして、あなたの"おねだり"にはしょうがねえな、と声を弾ませて。 「しゃあねえ、俺の身が空いたらな。 マ気長に待ってろよ」 なんとも信頼感のない返答だ…。 (-605) 2023/09/23(Sat) 12:40:18 |
【秘】 門を潜り ダヴィード → 黒眼鏡「ええ、ええ。 頼りにしてくだされば幸いです」 「早く帰ってこないと、勝手に掃除しちゃいますからね」 見られて困る物、というよりは処分していい物かどうか判別をする人間がいなければ、さっぱりきれいにされてしまうことは想像に難くない。 仕事道具もあるであろう場所に勝手に触れたことはないので恐らく冗談だが。 「はい。待ってます。 ……出たら、忙しくなるでしょうから、待ちますよ」 本格的に寒くなってからのジェラートというのも、それはそれで悪くないかもしれない。 体を冷やしてからあたたかい珈琲でも飲めたら最高だ。 いつかの約束に思いを馳せて、男は穏やかな声でそう言った。 (-623) 2023/09/23(Sat) 14:05:17 |
【秘】 黒眼鏡 → 門を潜り ダヴィード「好きにしたい時は、好きにしていいからな。 俺はそっちのほうが嬉しいね。 めんどくさいオッサンだから」 自分勝手にすぎることを言いながら。 「それはそれで、片付けの手間がはぶけていいなあ」 …実際やっても、怒ることはないだろう。 見られて困るものなんてあるのだろうか。 「おう。 まー、ファミリーも無傷じゃすむまい。 そーなるとお前やペネロペが出世できる目もあるってもんだ。 お前さ。金か、女か? それとも立場?」 曖昧な質問。 (-637) 2023/09/23(Sat) 15:33:35 |
【秘】 門を潜り ダヴィード → 黒眼鏡「帰ってきたら一日、片付けの日でも作りますか? 荷運びバイトとして活躍しますよ」 先ほどの貴方のように力こぶを作る。 貴方のすることといったら首を縦と横に振るだけの簡単なお仕事だ。 「えらく直接的に聞きますね。 ……ううん。俺はまだ、未熟です。 女は正直、よくわかりません。 でも金はあればあるだけ嬉しいし、 立場があれば出来ることが増えます」 でも、相応しくないものを身に着けたいとは思わない。 貴方が選んでくれたものをただ纏うのではなく、相応しくあれるように覚悟を決めて選びたい。 「そういう意味では、立場……になりますか、ね?」 いつか貴方が手を差し伸べてくれた時のように。 (-656) 2023/09/23(Sat) 17:10:31 |
【秘】 favorire アリーチェ → 黒眼鏡「ふふ、そこから得られる縁も事柄も沢山ありますから。 無関係の人、と言う区分自体が私からすると 少し寂しく聞こえるくらいです。 今親しい人の大半も、元は無関係の人が 大半な事も多いでしょうから。 めぐって自分の為になってくれる事も多いですよ」 どうですか、隣人愛。みたいな軽さ。 なんて暢気に構えていれば、次の瞬間、突然の浮遊感。 「ひゃ、 ひゃあ!? 「す、すみませんすみませんっっ!! 調子に乗って酷い事を言いましたっ!」 「アレッサンドロさんは十分頼りになります!!!」 ここで更に煽ることができれば大物だったかもしれないが、 如何せん女はこういう時、勢いに押されるととても弱い気弱な人間だった。 ひんひん泣き事のようにあなたに謝罪、もとい拙い誉め言葉で何とかして貰おうとしている。 勿論、そのまま走られればそれはそれで小さな悲鳴が上がるくらいで、抵抗も何もしないだろう。むしろしがみ付いてくる。 (-661) 2023/09/23(Sat) 17:30:09 |
【秘】 黒眼鏡 → 門を潜り ダヴィード「オウ、いいな。 つうて一人じゃキツいだろ、ロメオ辺りも呼ぶか?」 どこまで片づけさせるつもりだろうか…。 格子の中ということを忘れるくらいに、 なんだか楽しそうに笑っている。 「そか。お前は真面目だねえ。 ……だが、俺も同感だ」 カポ・レジームにまで上り詰めた男は、掌を添えるようにして腕を組み溜息のような音を出す。 「立場のために生きてもしょうがねえが、 やることのために立場を求めるなら、意外とうまくいくもんだ。 頑張ってペネロペより偉くなって、あいつを顎で使ってやれ。便利だぞ」 そうしてこの、ろくでもない上司の誕生ということだろうか。 (-667) 2023/09/23(Sat) 17:59:43 |
【秘】 黒眼鏡 → favorire アリーチェ「コストが多そうな生き方で……いや、否定するつもりはねえ。 だが俺は人付き合いっつうとどうしたってメリット、デメリットで考えちまうな。 それを愛と呼ぶのは、俺的には不義理が過ぎて――」 ぼやぼやと話しながらも持ち上げて、太腿まで抱え上げて振り回す。 「はっはっは、それでいいそれで〜」 けらけらと笑いながら走りだし、 共同墓地を脱走した辺りで唐突にすとん、と地面に降ろす。 怪我しないようにしっかりと脚から――配慮する場所がそこそこ違うが。 「ほい到着。共犯ご苦労」 軽々と持ち上げたように見えるが、 腰に手をあててトントン、と叩いている。 重たいとか文句をいう様子ではなく、多分習慣的なものだろう。 「つうわけでな、もしよければまた付き合ってくれ。 今まで来れなかった分こねえとな」 ──そうして、に、と笑うものの。 男がもう一度、ここに姿を見せることはなかった。 (-668) 2023/09/23(Sat) 18:04:41 |
【秘】 favorire アリーチェ → 黒眼鏡「う、うぅ〜……やっぱりマフィアの方だぁ……」 今回に至っては性格の話でそう関係してはいないと思うが、 存分に振り回されて、突然降ろされて。 感情のジェットコースター状態のふらふらな思考は、この強引さをマフィア由来の物だと判断したらしい。偏見だ。 配慮して貰ったのでよたつくこともなく、 素直に地面に着地をし、一瞬腰に手を当てる動作に そんな太ったかとまた余計な困惑が増えそうになっていたり。 暫く観察して習慣的なものだと気づけば胸を撫でおろしたり。 「は、はぁい……おつかれさまでした。 どうぞ、いつでも来られてください。教会は誰にでも開かれていますし、共犯が必要なら私がまた出ますので」 喜怒哀楽の全てを散々に見せたあと、また来訪を考えてると言った言葉には、ぱぁと面を輝かせていた。 「お待ちしていますね」 そうして、後日。 例の悪法により捕まった人の中に貴方の名前を聞いて、 この教会への来訪がなくなるのを察したのは別の話。 (-673) 2023/09/23(Sat) 19:16:38 |
【秘】 門を潜り ダヴィード → 黒眼鏡「ああ、先輩がいてくれたら助かりますね。 重いものも二人で動かせるし……」 何やら本人の与り知らぬうちに重労働の予定が入ってしまった。 それを可哀想にと思う人間はこの場にいなかった、悲しいことに。 勿論本人の予定を聞いてから調整すればいいのだが。 「まさか、そんな。 いやでも、うーん、気持ち的には……?」 尊敬する人より上に行け、というのは発破にしても畏れ多い。 そのくらいの気持ちで食らいついて行け、というのならば理解はできる。 けれど、今はせいぜい背伸びをして肩を並べるのが想像の限界だった。 (-674) 2023/09/23(Sat) 19:17:11 |
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