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【人】 矢川 蛍 あの、今日はどうします? どこか行きますか? [水族館とか、映画とか? 一般的なデートコースを頭に思い浮かべる。 少し手を伸ばして、けど、 その手を降ろしてスタパの紙袋を持ち直した。 ……どのくらいの距離感が。 お付き合い、にちょうど良いのかな?**] (87) 2021/03/03(Wed) 19:25:02 |
【独】 矢川 蛍/* それにしてもありがたいです。 前の村で不完全燃焼起こしてたこの子を、動かさせて頂いて。 参加者が少なすぎ&振られた&カップルになった以外の人が来ない、で動くに動けなくなってたんですよね。 その後が描けて良かったですお願いして良かった! (-28) 2021/03/03(Wed) 20:40:04 |
【人】 矢川 蛍 うん、レンコンサラダ。 年末になると大量に茹でてマヨと塩胡椒で。 ……なんでか、お正月の定番なんです。 [あれこそは矢川家の味だと思う。 あれを食べないとお正月な気がしないし、 お正月にアレがないと何だか物足りない。 けれど、その他のものは確かに自分の味かもしれない。 いや、コンソメ味のお雑煮も矢川家、か。 けれどだからこそ変えることに抵抗はない。 驚いたりはするけれど、美味しいなら良いかなと。] どちらかって言うと、私が作りたいんです。 たくさん作るの楽しいし、 美味しいって言ってもらえると嬉しいし。 私の楽しみの一つ……ではダメですか? [両親のことを考えて作るお弁当は、普通だ。 そして特に感想ももらえない。 最近は話す時間もかなり減っている。 だから。もし嫌でなければ、と思ったけれど。 私の負担ではなくて、私の楽しみにしたくて。 でも隆司さんの負担になるなら……。 と、躊躇いながらそう尋ねてみる。 もちろん、口に合わない時はそれもそれで言って欲しい。 誰かを思って作るご飯は、楽しいのだ。 だから自分が作るのが楽しいからなのだと 控えめながらも主張はしておく。] (91) 2021/03/03(Wed) 22:29:29 |
【人】 矢川 蛍 それなら……、良かった、デス。 [つい、とそこから視線を外してしまった。 外してしまったけれど、そっと手を伸ばす。 隆司さんの指先を繋ごうとした。] 疲れてはいませんけど、肉体的には。 精神的にも昨日よりすごく楽ですし。 ただ、特別にどこか……となると、あんまり? でも、もう少し隆司さんといたいです。 …………、何て言うか。 …………。 …………………。 [今のこの想いを、何と伝えたものか。 口を開いては噤んで、噤んではまた開いて。 少しの間それを繰り返したあと。] (93) 2021/03/03(Wed) 22:30:23 |
【秘】 矢川 蛍 → 上原 隆司 …………ぎゅーって、したい、です。 今日、頑張ったし。 明日は隆司さん、仕事、でしょ? [仕事の日まで登下校に付き合わせるつもりは無かった。 社会人に学生の時間に合わせさせるのは申し訳ないし できたとしても片方だけだと思ってる。 だから今日のうちに、今のうちに。 その安心感を、補充したいような。 そんな気分で、こっそり囁きかけていた。**] (-32) 2021/03/03(Wed) 22:30:55 |
【秘】 上原 隆司 → 矢川 蛍[囁かれた言葉に途方に暮れて、小さく息をついて] ひとまず場所を……変えないか……。 [上原が漸く絞り出した声は、すぐそばにいる矢川にならやっと届く程度の小ささだった。 それが応えるつもりに聞こえるのか、断ったように聞こえるのか、判断する余裕は上原にはなかったが。 「ぎゅーって、したい」という言葉に、躊躇いこそあれど、拒否感は少しも湧かなかった] (-33) 2021/03/03(Wed) 23:15:40 |
【人】 矢川 蛍[隆司さんの頬が赤くなる。>>94 それに気づいて私もさらに赤くなった。 アレ、いま、そんな赤くなるようなことを言っていた? 私にはその自覚はない。お弁当のことだけだったのに。 それとも私が頭を寄せようとしたから? それに気づかれたんだろうか。 それとも、一年後までこの関係が続く前提のお話? 私にはよくわからなかったけど。 私のお願い事に戸惑う声。>>95 ああ、やっぱり甘えすぎたかな。 そんな風にちょっと我に返って気持ちが凹む。 もちろんこんな人前で甘えるつもりはないけれど 歩き始めたその理由がどちらなのか測りかねて 私のでは隆司さんの指先を掴むのをやめていた。 それでも、歩き始めたその横にいる。 手は、……繋いでくれたなら嬉しいけれど。] (97) 2021/03/04(Thu) 6:09:47 |
【人】 矢川 蛍 ……。 [申し訳なくなってしゅんとする。 自然と言葉少なになった。 遠回しに断られたのか、違うのか。 移動自体に不服は全くない。 けど、どうしたら良いのかわからなくなって 私はただその足取りについて行く事にした。**] (98) 2021/03/04(Thu) 6:10:10 |
【鳴】 矢川 蛍 ……? 隆司、さん? [手を離したのに、その手が繋がれて。 それだけで私は少し気持ちを持ち直していた。 きっと嫌がられてるんじゃない。 場所が悪いもの、だからだよね。 そう自分に言い聞かせながら手を握る。 けど、連れて行かれたのは路地裏……まではいかない? けど、人のあまり通らない店と店の間。 だから、どうして? と呼ぶ声に疑問符が乗る。 でも、隆司さんの言葉と、伸ばされた腕。>>=17 それに目を丸くしたけど拒むわけなかった。 嫌がるわけ無かった。 でも、じわじわ、頬に熱が宿る。 恐る恐る私からも手を伸ばして 隆司さんの背中側に手を回して、ぎゅっと。 肩のあたりに頭を押し付けながら、抱きついた。] (=18) 2021/03/04(Thu) 14:06:51 |
【鳴】 矢川 蛍 ううん、私も、場所は選ぶから……。 そ、れに、ぎゅーって出来るなら、 出かける場所はどこでも良いって、 そう言うつもりで…………。 [もっと言えば。] ……わたしからぎゅーってするつもりだったから して貰えるなんて、思わなかった……。 [どうしよう、耳まで赤い。 引き剥がされなければしばらくそのまま 時々すり、と頭を肩に擦り付けて。 どうしよう、良いのかな、でも、 ……嬉しいって気持ちを、噛み締めていた。**] (=19) 2021/03/04(Thu) 14:07:14 |
【鳴】 矢川 蛍 えっ、私そんなに落ち込んでた……!? [確かにしょげてはしまったけれど。 そんな風にわかりやすかったなんて! 何だか申し訳ない気持ちと、 気持ちを汲んでくれて嬉しい気持ちが混ざり合う。 でもきっと嬉しい気持ちの方が強かった。 だから抱きついて擦り寄る姿勢のまま 頭を撫でられる心地よさに目を閉じる。 このまま、ずっといたくなってしまうけれど。] ……逆に不健全なところって。 [風営法により高校生のうちは18になっても ラブホテルは使えないと知ったのは何でだったのか。 まあ私服の穂含高校の面々は誤魔化せそうでもある。 と言うかたぶん恭介は誤魔化すどころか知らないと思う。 教える機会も無いわけだけども。 そこくらいしか不健全な場所が思いつかず 首を傾げながらもまだ抱きついていた。 お互いの家。 ……一律に不健全では無いが、妄想は掻き立てられる、 かもしれない。] (=22) 2021/03/04(Thu) 15:20:10 |
【鳴】 矢川 蛍 無難なのはカラオケ……ですかね? 漫画喫茶とかだとお話できそうに無いし。 あーでも、……。 [トイレに行った時にあいつとばったりとか。 そんな場面を思い起こして眉を寄せる。 そんな怯えた毎日は懲り懲りなのに。 お互いの家に、いければ良いのに。 そう考えてしまって、一度腕の力を抜いた。] ちょっと充電できたから大丈夫です! ……別に、うちに来てくれても良いんですけど、 それはちょっと危ない……ですよね? [でも、念の為にその提案を口にする。 毎回どこかのお店に寄るよりは 資金的にも申し訳なくは無いのだけれど まだ、アイツが本当に手を切ったのか分からないから。**] (=23) 2021/03/04(Thu) 15:20:31 |
【鳴】 矢川 蛍 あ、でも気にしてもらえて嬉しいです! 思えばそれで救われたんですし……。 [あのまま一人で塞ぎ込んだままだったら。 警察に相談するのも遅れたかもしれない。 遅れれば遅れるほど、手遅れだったかもしれない。 だとすれば、きっかけをくれた隆司さんは 本当に私にとって救いだったのだと思う。 ……けどまあ、誤解を招きそうな所は>>=24 その覚悟が決まるまで、無しなのかなと思うけど。 それは、お互いに。] まあでも、一人になるのが不安だからって いつまでもべったりはいけないですし。 ただ、やっぱり昨日?も言いましたけど 何かあった時に声がかき消されてしまいそうで。 [一人になって叫んだ時、どうなるのか。 それならまだ漫画喫茶の方が そもそもが静かな施設な分良いような気もするけど。 だからちょっと。 でもそもそも個室で甘えたいから個室をえらぶ、 その選び方が問題な気もしてきた。 もちろん、私の問題である。 個室じゃなきゃ良いじゃない!?] (=26) 2021/03/04(Thu) 16:43:31 |
【鳴】 矢川 蛍 ……その、ごめんなさい。 [でも、深いため息には罪悪感が募る。>>=25 たぶん、自分が悪いわけじゃないのだけど。 だから隆司さんからそっと離れて、 その代わりに彼の手をそっと握った。 指先じゃなくて、その手全体を。] 本当に同居って感じで 最近は会話らしい会話もないのにね。 ……うん、今日は、帰る。 [帰りたくないな。 そんな風に我儘を言えたら、可愛らしいのだろうか。 小説や漫画で見たシーンがふと脳裏をよぎる。 でも実際は我儘を言いたくない。 迷惑をかけたくない。そんな気持ちが強いから。 だから笑顔で、帰ることを告げる。 その代わり、繋いだ手は離さないで。] (=27) 2021/03/04(Thu) 16:43:56 |
【鳴】 矢川 蛍 …………、えへ? [なんだか、隆司さんにとても甘やかされてる気がするのは 気のせいではないかもしれない。 なんて、一人にするのが不安だと言われると ちょっと自惚れてしまう自分がいる。 けれど明日の話題になれば少し姿勢を正した。] うん。何もないと良いけど。 出かける時と、着いた時と、 緊急時は連絡して良いですか? 緊急時以外は未読スルーでも平気なので。 [連絡先として、確かLINEもあった筈。 それなら隆司さんが見てくれたらわかるし スルーならスルーで気が楽かもしれない。 相手が忙しいのか具合が悪いのか、 そういうのもこちらも分かるかもしれないし。] (=31) 2021/03/04(Thu) 19:37:28 |
【秘】 矢川 蛍 → 上原 隆司 その理屈だと、……私は遊びに行けちゃいますね。 [なんて。まだ、行かないけど。 にぎ、にぎ、彼の手を握る手の力を抜いたり込めたり。] (-36) 2021/03/04(Thu) 19:38:09 |
【人】 矢川 蛍 だって、よく考えたら水族館って 基本的に閉館時間早く無かったですか? 16時とかでしょ? 放課後は厳しいです。 だからどうせならゆっくり行きたくて。 ……ジャズバーなら、うん。行きたいです。 [ストーカーはまた背後を追い始めた。 私はあいつがどうしているかなんて 気付くことはなかったけれど。 約束事を一つ一つ重ねていく。 重ねながら帰路につく。 それが、ふわふわと浮き足立つような 多幸感を覚えさせていく。] 調べたら、19時半入店、20時から演奏で 結構値段かかるんですよね。 ドリンクだけならそうでもないんですけど、 演奏聴きたいと3000円くらい……かな。 でも、それは私の希望なんでちゃんと払うので! だから、うちの親が夜勤の日で、 隆司さんと一緒に行ける日、かな……。 [いつになるかな、なんて話しかけながらも 私の家までの距離は近づいていく。**] (100) 2021/03/04(Thu) 19:39:31 |
【秘】 上原 隆司 → 矢川 蛍[手の力を抜いたり込めたりされて気になって、上原は矢川の表情を窺った] ……そうなるな。 ストーカーがついて来なけりゃいいが……。 匿える場所にならなくなると、ちょっとな。 [家に来られることで上原が一番気がかりなのは、矢川の安全地帯が減ることだった。 そのことさえ除けば、いつか矢川が家に来ることに抵抗は無かった] (-37) 2021/03/04(Thu) 20:17:07 |
【鳴】 矢川 蛍 部活が終わって、17時かな。 コンクールの前とかは遅くなりがちだったり 朝練とかも入ってくるけど。 [その時はその時でまた考えよう。 そう思いつつも軽く予定を伝える。 月火金で部活があるからと その曜日は帰りも少し遅くなることも伝えて。 けれど再びストーカーについての話になると やはり苦い思いを禁じ得ない。] ……早く終われば良いな。 [絶対に私の心がストーカーに向くことはないのだから。 歌にもある。嫌いと感じたら手遅れで 興味ない人と一秒もいられないのだ、女の子は。 そこに縛られる生活が早く終われば良いのに。 そして、安心して、隆司さんと、 ……なんて考えていたから。 チラッと見たら隆司さんと目があって ふわ!? と、顔が真っ赤になったのは 事故です、事故。] (=35) 2021/03/04(Thu) 20:41:03 |
【人】 矢川 蛍 えっと、それじゃあ……来週の金曜日? 私の家に荷物置いてから行きませんか? ふふ、楽しみ! [細かく日程を詰めていきながら その楽しみに顔が綻んだ。 背後にいるストーカーは徐々に距離を開いていく。 手を繋いで嬉しそうに話しながら歩く私の姿を見て 諦めてくれたら良いのに。どうなのだろう。 背後から見られていたことに気づいてない私は 家まで送ってもらうと両手で隆司さんの手を握りしめた。] 今日も有難うございました。 ……また。時間が合ったら。 [でも、その前に。 隆司さんの手を自分の頬に添えて その手のひらの暖かさに目を細めた。 少し名残惜しいけど。 そうしてから、やっと言えたの。**] 隆司さん、またね? (102) 2021/03/04(Thu) 20:41:29 |
【鳴】 矢川 蛍 ……だから、休みの日は一緒にいたいです。 昨日と今日みたいに。 [かたや学生、かたや社会人。 それぞれの生活を大事にしながら時間を共有したい。 そう思い始めていたからこそ、そう願う。 きっとそれでうまくやっていける筈だと。] (=37) 2021/03/04(Thu) 21:44:29 |
【人】 矢川 蛍[私がふわふわした気持ちで家の中に入って行った頃、 ストーカーは諦めたのか帰って行った。 それはともかく、どうしよう。 ウキウキと手帳にデートの予定を書き込んで 一人浮かれてしまっていた。 お金もおろして、ああ、服もどうしよう! どんな服が好きか聞いても良いかな? それともそこは自分で考えるべきなのか。 私はストーカーのことも気になってはいたけれど 家に着いたからかどうにも能天気で だからこそ狙われやすかったのかもしれないとは 気づけないままだった。 恭介が他に恋人が出来たからとも、 それまでは笑顔で普通に挨拶していたからとも、 私がストーキングされた始まりだなんて 知らないままなのだった。] (106) 2021/03/04(Thu) 21:44:48 |
【人】 矢川 蛍[それからは、比較的平穏な日が続いていた。 朝は出かける時におはようのスタンプと 行ってきますのメッセージ。 学校に無事つきました!のメッセージの次は お昼休み、放課後、下校時、帰宅時とが だいたい定期的にメッセージを送るタイミングだった。 あれから、あいつはこちらに近づいてこようとしない。 登下校中に気配を感じることもなかった。 ちなみに、水木の登下校の付き添いが要らない?>>105 そんな事はない! ので、きて欲しい。 必要性がなくなっていたのだとしても せめてお弁当は作りたくて、食べて欲しくて 朝のどこかで待ち合わせて渡したがるんだ。私は。 何か食べたいものは? とも、聴きたがるし。 だって、……一緒にいたいじゃない?] (107) 2021/03/04(Thu) 21:56:06 |
【人】 矢川 蛍 ……会える時は、会いたいです。 [だからどこかで、そんなことをぽつりと呟いた。 落ち込んでいて、ストーカーから守るために 繋いでくれた縁だとは思うけど。 ……もっと。 そんなことを思う私は、わがままかな?**] (108) 2021/03/04(Thu) 21:56:23 |
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