【秘】 一人の少女 ブラキウム → 一人の少年 ルヴァ長い長い時間が経った気がする。 あなたの言葉が止んだ頃。 全身であなたを感じて力を失った体が微かに動く。 「……いいよ。僕、は、ほんとうのルヴァを、うけいれるから」 お互いにぐちゃぐちゃの顔のまま。 「だって、ね。すきなんだもん。 僕の、きもちも嘘じゃなかった。 君のきもちも、そうなら、あぁ、うれしいなぁ。 ほかの、ことはどうだっていい、んだ」 それでも笑いあっている。 「君のためならなんでもやるよ。 君のためならどこでもいくよ」 泣き虫なあなたを何度でも迎えに行こう。 「君とえいえんに、二人になるのもわるくは、ないけど」 カラン。 銀が手から滑り落ちる。 こんなものはあなたに必要ない。 (-226) 2021/06/01(Tue) 1:31:16 |
【秘】 一人の少女 ブラキウム → 一人の少年 ルヴァ「僕はまた明日も、君と一緒に居たいなぁ」 血だまりの中を一人の少年と一人の少女が抱き合う。 あの日と同じ温かい気持ち。 恋は辛くなんてないよ。 僕は今こんなに幸せなんだから。 君とならどんな明日でもいい。 一人じゃなくて二人ならきっと、地獄が二人を別つとも、約束は果たされる。 (-227) 2021/06/01(Tue) 1:31:58 |
ブラキウムは、ルヴァを抱き返して、"愛"を受け止めた。 (a78) 2021/06/01(Tue) 1:33:22 |
ブラキウムは、二人でどこまでも―― (a79) 2021/06/01(Tue) 1:34:25 |
【秘】 一人の少女 ブラキウム → 一人の少年 ルヴァ/* アタイPLはドボドボ泣きながら最高に震えている訳だけどこの後の処理ってどうなるのかしら…? 一応エピローグの処理をどうするかまで含めて合わせておきたいわ。 (-229) 2021/06/01(Tue) 1:40:36 |
【秘】 一人の少女 ブラキウム → 一人の少年 ルヴァ/* そうなるわね! アタイは流れに任せて物語にするのが楽しいから全力で乗っかっていくわよ。 平和で甘くやれるならやりたいわ!!! 多少は流れで変わるかもしれないけれど、大まかにはそんな感じでやっていこうかしらね。 それじゃあこの後は、大人のところに連れて行かれてしまって次の日からはもう安心、みたいな…? アタイとしては大人のところに地獄があってもなくてもどちらでもいいわ。 苦しくて耐えて、やっと会えたね、でもいいし。 地獄になる前に悪い夢は覚めました、でも。 どちらにせよ、ブラキウムの病気は快方に向かって想いを伝えたことだけは無くならないわ! (-294) 2021/06/01(Tue) 11:05:18 |
【置】 一人の少女 ブラキウムーーギムナジウム全体がざわついているのがわかる。 授業を終えてふらふらと一人で歩き回っていればその内容も嫌でも耳に入る。 「……さぁね。僕がそんな時間に出入りしてたら誰か覚えているんじゃないかい?」 もちろんブラキウムの元にも聞き取りは回ってきた。 あれだけの大立ち回りをしたばかり。 小柄なブラキウムの足は決して大きくも無い。 けれど、そもそも外を走り回るようなことなどしていない。 最初は自分のことかと焦ったけれどこれはおそらく、と思い当たる節があった。 そんなものなければ良かったのだが。 結局有耶無耶のまますぐに解放された。 短い聞き取りを終えて ため息混じりに思い浮かんだ君を想う。 窓の外はすっかり夕陽が赤く染めている。 時間は止まりはしない。 どんな形でも明日はやってくる。 「明日は何をしようかな」 (L10) 2021/06/01(Tue) 11:22:47 公開: 2021/06/01(Tue) 12:00:00 |
【置】 一人の少女 ブラキウム*スピカへ* 君の善意を利用してすっかり頼ってしまった。 もう『保険』は要らなくなったんだ。 色々気を揉ませたみたいで悪いね。 今回も返信不要だからよろしく。 *ブラキウム* (L18) 2021/06/01(Tue) 17:55:25 公開: 2021/06/01(Tue) 18:00:00 |
ブラキウムは、また人伝に手紙を贈った。 (a91) 2021/06/01(Tue) 17:56:15 |
【置】 一人の少女 ブラキウム*イクリールへ* 君の言う通り、ギムナジウムは良いところなのかもしれないね。 みんなのことを好きで居てくれる君が居てくれて良かった。 できるだけ君のお願いも守ろうと思ったんだけど……悪いね。いろいろあったから。 でもみんなのために、好きなもののためだから許してくれないかな。 ちゃんと言ってなかったからこれで。 *ブラキウム* (L21) 2021/06/01(Tue) 17:56:57 公開: 2021/06/01(Tue) 18:00:00 |
ブラキウムは、今度は『おともだち』にを伝って。 (a92) 2021/06/01(Tue) 17:59:42 |
【秘】 一人の少女 ブラキウム → 『一番星』 スピカ……手紙の裏に一言。 君がどうなっても僕にとっては頼もしい仕事のできる風紀委員だよ。 ありがとう。 (-352) 2021/06/01(Tue) 18:00:25 |
【秘】 一人の少女 ブラキウム → 夢の続きを イクリール……手紙の裏に続きがある。 君の優しい顔が見てみたいな。 僕はお茶会には行けないかもしれないけど、 努力はするから。 遅れても怒らないでね。 僕の事を好きな君が居なかったからここには辿り着けなかったよ。 ありがとう。 (-353) 2021/06/01(Tue) 18:01:01 |
一人の少女 ブラキウムは、メモを貼った。 (a93) 2021/06/01(Tue) 19:04:59 |
【置】 一人の少女 ブラキウム恋は盲目だという言葉がある。 僕はそうは思わない。 僕はずっと盲目だった。 差し込んでくる光が怖くて傷つかないためにカーテンを閉じていた。 最初から見えないものは怖くなかった。 痛みを感じる事もなかった。 ここに来て僕の目を最初に開かせてくれたのはルヴァだった。 なんとなく、上に立つ僕の隣に居てくれそうな気がして。 上に立った時に僕の隣に居て欲しくて。 知るために目を開いた。 少しずつ恐怖も痛みも耐えらるようになった。 こうしてやっと君の顔を見ることが出来た。 世界がはっきり見える。 ギムナジウムの光をその目で受け止めて、 黒々と伸びていく影を知った。 恋は盲目なんかじゃない。 閉じた瞳を開く最後の決め手はきっと、恋だった。 (L28) 2021/06/01(Tue) 19:22:30 公開: 2021/06/01(Tue) 19:50:00 |
【置】 一人の少女 ブラキウム僕は約束を果たしに行くよ。 みんなの事も大切だけれど。 守りたいけれど。 これが僕の一番好きなものだから。 冷静な判断じゃないかもしれない。 間違っているかもしれない。 僕はこんな人間じゃなかったんだけどな。 ……やっぱり恋は盲目なのかも? (L30) 2021/06/01(Tue) 19:26:37 公開: 2021/06/01(Tue) 19:55:00 |
ブラキウムは、澄んだ視界を愛おしそうに見つめた。 (a95) 2021/06/01(Tue) 19:31:32 |
ブラキウムは、恋に落ちた。 (a101) 2021/06/01(Tue) 19:57:53 |
ブラキウムは、二人でどこまでも――落ちていく。 (a102) 2021/06/01(Tue) 19:58:16 |
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