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【人】 逃亡者 ポルクスお姫様抱っこで登場した二人を見やり。 「おやおや、お熱いことで。 今日はなんだか館の様子が違うね……また、誰か居なくなったのかな」 (1) 2021/10/19(Tue) 21:45:33 |
【秘】 逃亡者 ポルクス → 探偵 キエ「何、君は悲劇を楽しむのが好きなの? 嫌だな、君が望む展開になったら俺の命はなくなってしまいそうだ」 頭を撫でる手を受け入れながら小さく笑う。 お気に入りが言うのは簡単だ。 そもそも探偵で博識というのなら、言わなくてもたどり着かれてしまいそうだが。 「秘密。 俺の中でひと目で気に入った子と、話して弄り倒してやりたい子と、もっと刺激してやりたい子と居て定まりきってないところがあるからね。兄以外に関しては案外浮気性だったみたい」 (-55) 2021/10/20(Wed) 0:37:33 |
【秘】 逃亡者 ポルクス → 掃き溜めの ゾズマ/* 日を跨いでしまったので場所を変えると言うことで秘話に移行できればと思うわ、よろしくお願いできるかしら。 (-58) 2021/10/20(Wed) 0:43:22 |
【秘】 逃亡者 ポルクス → 掃き溜めの ゾズマ「いらっしゃい、ここは俺の部屋だよ」 充てがわれた部屋は館の部屋の中でもランクの高い部屋だろうか。 調度品もアンティーク調の良いもので揃えられた格式の高そうな部屋だ。 道すがら色々と覗いてはみたが、結局ここが一番落ち着ける気がしたので仕方ない。 「君の部屋とは違いはあるのかな、今度見せてね。 あ、紅茶は何かいれる?ミルクかレモンならあるよ」 ソファに座ることを勧めながら、本人はお茶を淹れ始めている。 (-93) 2021/10/20(Wed) 7:51:54 |
【秘】 逃亡者 ポルクス → 探偵 キエ「全員からか、それは考えてなかったな」 それは名案だねとでもいうような口ぶりだ。そうなったとしても本人は意に返すことはないのだろう。 猛毒は猛毒らしく、周囲をすべからく侵していこうとするものだ。 「君の言い回しは分かりづらくて回りくどい。 一体何を考え、何をしているのか興味が湧いたよ」 この館では頻繁に行方不明の者が出ると聞く。 探偵であるあなたなら真相を知っているのか、調べているのか、それとも。 わからないこそ面白い。 踵を返すあなたに「またね、探偵さん」と声をかけ、口の端に笑みを浮かべたまま、その背が見えなくなるまで見送った。 (-125) 2021/10/20(Wed) 12:03:08 |
【人】 逃亡者 ポルクス握った時の酷く冷えきった手が印象的だった。 多少凍えたからといって、真冬でもないこの時期にここまで冷えることがあるだろうか? そんな風に思いながら俺は自分の部屋へと向かう。 使用人に手伝ってもらいドアを開けてもらい。 食事が届くまではと、ひとまず自分のベッドにあなたを横たわらせ柔らかな布団を上からかけた。 「俺の部屋で悪いね。 女性の部屋に俺がずかずかと入るわけにもいかないし、元気が出るまでは我慢してくれるかい?」 (28) 2021/10/20(Wed) 14:19:13 |
【秘】 逃亡者 ポルクス → 掃き溜めの ゾズマ「ミルクと砂糖だね、わかったよ」 くすくすと笑いながら、温かな紅茶にミルクと砂糖を添えた。 甘党なら好きなだけ砂糖を入れてもらおうという心算だ。 「ゆっくり飲んで構わないよ」 そう言ってあなたの向かいに腰掛け、自分もまたストレートの紅茶を口に運んでいる。 じぃっとあなたを眺める目は、悪戯をどうしようか考えているもの。 自分の望みのために目の前の子を利用させてもらうのもなくはないが、そのためには。 そんな不穏なことを考えながらも、あなたほど顔に出ない考えはあなたにはきっと届かない。 (-188) 2021/10/20(Wed) 20:16:23 |
【人】 逃亡者 ポルクス>>34 チャンドラ 「それで……そんなに凍え震えるまで一体何をしていたんだい?」 布団にくるまれ少しは温まっただろうか。 こちらは心配してだが、あなたと同じように困った顔をして問いを投げかけた。 きっと、これくらいの権利はあるはずだ。 手のみならず身体まで冷え切って今にも倒れそうになっていたのには、しっかりと気づいてしまったのだから。 「謝る必要はないよ。 温かい食べ物がくるまでゆっくり寝ていると良い。布団の中にいると冷えた身体も温まるしね」 本当はお風呂で温まるのが良いかもしれないが、食事もしない状態で入ってしまえば倒れかねないので流石に勧めることは出来ない。 (43) 2021/10/20(Wed) 20:23:40 |
【人】 逃亡者 ポルクス>>44 チャンドラ 「部屋に姿の見えない誰かが居た、だって?」 にわかに信じがたい話を聞いた。 が、俺が双子の兄の姿がなくとも気配がわかるように。 目の前の少女が夜には魔法というものが使えるように。 不思議な力のあるこの館に、姿の見えない誰かが居たところで決してあり得ない話ではない。 ふむ……としばらく思案してる間にも、彼女もなにか色々と考えていたらしい。 無理に身体を起こそうとするあなたに驚いて、まだ寝ているように制して困ったように眉を下げた。 「待ち合わせ。俺の他に誰かと約束をしていたのか。 体調が悪くて休んでることくらいは伝えられるよ、あぁ、ほら。 いま温かな食事も来たから、まずはゆっくり温まらなければ」 軽いノックオンと聞こえてきた使用人の声に振り向いて。 ドアの方に向かうと、ベッドの横まで温かなリゾットとスープを運んでくるだろう。 (46) 2021/10/20(Wed) 22:32:29 |
【秘】 逃亡者 ポルクス → 掃き溜めの ゾズマ「別に。企んでるわけじゃないさ。 悪戯だってそこまでしたいことがあるわけじゃない……ただ……」 ちらりと見上げてくるあなたに、小さく笑って返す。 「君を怒らせるにはどうしたら良いかと思って」 多分。 感情豊かなあなたを怒らせるの自体は簡単だ。 そういう意味ではないのだ。 男は。 あなたに殺意を抱いてもらうにはどうしたらいいかと思っている。 (-227) 2021/10/20(Wed) 23:59:15 |
【人】 逃亡者 ポルクス>>52 チャンドラ 「そう、なるほど。 一体どういうご褒美をもらえる予定だったのか気になるな」 スープを飲んだのが功を奏したか。 わずかに様子が軟化したように見えてほっと胸をなでおろした。 スープを頼んでおいて良かったと、そう思いながら。 「……夜になると魔法が使えるようになる、ではなくて…… 昼になると弱体化してしまうということかい? 夜というのがそんなに嫉妬深いものだったなんて知らなかったな」 直ぐにの感覚はわからないが、他の人間よりもきっと沢山食べなければ活動ができなくなるんだろう。 あの異様な冷えも、身体を冷やしたからだけでなく空腹も関係していたのかもしれない。 す、と手を伸ばして頬に触れる。 手を握った時より随分とマシになった様子に目を細め、そっと息をついた。 (53) 2021/10/21(Thu) 1:55:05 |
【秘】 逃亡者 ポルクス → 夜の一族 チャンドラ/* なんと。 嫌な予感的中というやつかしら。 ネタバレだけどアタイ、片思いよ。 ランダムの結果あなたに恋をしてしまったの。 あなたが噛まれると一緒に死んでしまうわ! だから自室に移動するなら一緒に向かって秘話で共に過ごさせてもらえると助かるのだけど、どうかしら! (-234) 2021/10/21(Thu) 1:57:03 |
【秘】 逃亡者 ポルクス → 夜の一族 チャンドラ/* ハロウィンにでてきてくれて助かったわ! どうやって話しかけようか大分悩んでたんだもの。 夢の中でなら、一緒に眠ってしまって連れて行ってもらうのがいいかもしれないわね。 (-263) 2021/10/21(Thu) 14:42:35 |
【秘】 逃亡者 ポルクス → 掃き溜めの ゾズマ「そうだね、俺が常人の嗜好でないことは自覚してる」 飲んでいたティーカップを置いて立ち上がるとゆっくり歩く。 素っ頓狂な声をあげるあなたの後ろに回って、背後から肩に腕を回して、くすりと笑い声を上げ。 「俺はね、いつだって誰かに殺しにきてほしいんだ。 殺しに来てくれなくなった愛しい兄みたいに……俺だけに殺意を向けて、ずっと追いかけてきて欲しい。俺はずっとずっと……逃げるから」 耳元でそう呟く。 だから、ねぇ? 俺を愛して、憎んでくれないかな。 殺意を持って、くれないかな。 (-264) 2021/10/21(Thu) 14:50:33 |
【秘】 逃亡者 ポルクス → 掃き溜めの ゾズマ「殺したいほどの感情を向けてもらえることは、幸せだと思わない?」 こつ、と靴の音をたてながら。 あなたをソファに追い詰めるように歩く。ソファに手をついて、あなたの上からのしかかるような体勢をとりながら、狂気じみた笑みを向けた。 「ほら、悪戯させてくれるんでしょ。 俺を、恨んでいいよ。殺したいくらい、憎んで? 」抑え込むように片手で手を掴み自由を奪うと、ソファにあなたを押し倒した。 あなたが男であっても、女であっても、この男にとってはどっちでも構わない。 「姿も見えない死神とやらよりは、俺は温かな人間のほうがいいな」 抵抗しなければそのまま、脱がしやすそうな獣の衣装の間に手を滑らせていこうとするだろう。 (-276) 2021/10/21(Thu) 16:25:02 |
【秘】 逃亡者 ポルクス → 掃き溜めの ゾズマ「はは、なんだ。 やっぱり君は女の子だったんじゃないか」 男にしては弱い力。 滑り込み触れた肌が柔らかく、男にはない膨らみがそこにあった。 涙目の瞳から伝わる感情は恐れであり恐怖。そこに恨みも憎悪も感じられない。 ⏤⏤⏤⏤今はそれでもいいだろう、時間が経てば恨みに変わるかもしれないから。 「⏤⏤⏤⏤⏤⏤⏤⏤⏤⏤⏤⏤っ、ぐ」 下腹部に衝撃と痛みが走った。 アァ、痛い。 手を抑えて自由を奪っていたからナイフは取り出せなかっただろうが、あなたの足は自由だった。 思い切り蹴れば流石に大人の男でも苦悶の顔をして咳き込んだろう。 「ごほ……っ、怖いね、わかるよ。 君が俺を好きでないのは知ってるよ。だけど俺に、俺に溺れる君が見たいんだ。 その方が……、 反転した殺意は大きくなるよね 」そうして力ではどうしても勝ってしまう男は、そのまま服を引き剥がしにかかった。 (-292) 2021/10/21(Thu) 19:24:15 |
【人】 逃亡者 ポルクス>>64 チャンドラ あなたに残る寒さがどういったものから起こっているのか、男には全くわからないし気づく素振りもない。 ただ、ポルクスにも欲があった。 きっと、この館に誘われたのもそういう要因が働いていたはずだ。 だって、ポルクスが求めた兄はずっと前にこの館に訪れていたから。 それを知るものがこの館に居るかどうかは、ポルクスにはわからないけれど。 「俺は別にずっと居てくれても構わないんだけどね。 けどそれは君のほうが困るんだろうし、ちゃんと送っていくよ」 今この胸にある高揚したものが、兄へのそれと同じものでないことは知っている。 だけど、俺はきっと求めずにはいられないんだろう。 一度狂気を知ってしまえば、それから抜け出すのは酷く難しいのだから。 ⏤⏤⏤⏤あなたがリゾットを食べ終えるのを待って、ベッドから動かしても大丈夫か顔色を窺うと、俺は宣言どおりにあなたを部屋へ送っていくだろう。 (66) 2021/10/21(Thu) 20:29:02 |
【秘】 逃亡者 ポルクス → 夜の一族 チャンドラ/* OK、気にしないで。 こんな感じで部屋に向かったようにしたらいいかしらね。 この後は日付を挟んで墓落ちするだろうから、秘話に以降しましょ。kiss…… (-315) 2021/10/21(Thu) 20:32:01 |
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