【独】 流転 タマオタマオはお祝いで食料をわけられたり、働かなくていいよをされるのは本意ではないのだわ。それならどうすればいい? 答えが出るのは多分もうすぐ。 (-20) 2021/07/01(Thu) 0:33:10 |
【独】 流転 タマオタマオ、肉体がない都合上己を肉として差し出せない点でも殺されたくはないんよな。徒労にさせてしまうから。本当に生きていても殺される気はさらさらないけどね。こいつ図太いのだわ。 (-24) 2021/07/01(Thu) 1:09:45 |
【秘】 遊惰 ロク → 流転 タマオ「…………アハ。お前サン、生真面目だなァ」 五日。馬鹿正直そうな返答に、思わず素の笑いが漏れた。 ――そういや、この男。 おれにまでタオルをくれたんだったなァ。と思った。 「入れてくれンのかい、そいつは太っ腹。 あーァ、今ならタカれたのに持ってねェのか。残念だなァ」 結構かなり本気でそう言った。 男の軽薄さからそうとは見えないかもしれないし、 状況が状況なので本気と伝わったかもしれない。 「ンでもう一丁、カンタンな問答があるんだが。 太っ腹なお前サンなら相手してくれるかねェ」 笑顔を浮かべた儘、是も否も待たずに問いを口にする。 「――余所モンのおれと、七つのチサチャンと、お前サン。 誰がイチバン先に飢えるべきで、誰が食うべきだろ?」 (-36) 2021/07/01(Thu) 15:11:15 |
【秘】 流転 タマオ → 遊惰 ロク「べきで語るなれば、 餓えるべきはチサチャンで、食うべきは本官ですね」 緊張感のない空気、その延長のままにそう答えた。 「村の地理に明るく、力もある。 動けない子どもを運ぶことも出来れば、 その体力を別へ使うことも出来る」 「子どもを満腹にさせて、満足に動けない大人らと 状況を正しく判断できない子どもとで、 全員が命を落としかねない状況に陥る方がいただけない」 言葉は淀むことなくさらさらと流れてゆく。 「己の手前勝手な思考で語るなれば、一番に餓えるのは 市民を守る警察官の本官で、食うのはあなた。 あなたが食う理由はべきで語った時と同様」 「分けられる量があるのなら、 あなた、チサチャン、本官で、2:1:0の割合でしょうか」 「これらは己に食料分配の権限があった場合の話で、 己は現在の状況であれば医師らに任せます。 己の判断は己の思想に基づいたもので、 智者の知識に基づいた判断が如何様になるかを己は知らない」 (-37) 2021/07/01(Thu) 16:25:22 |
タマオは、無機質な両の瞳をロクに向けた。 (t5) 2021/07/01(Thu) 16:27:11 |
【独】 流転 タマオ>>ロク秘匿 前までの流れぶった切ったけど、そこまでの内容に関してはどう? そっかーとかそうだねーとか以上のものないわねぇっ!!!!!!!!! (-39) 2021/07/01(Thu) 16:39:10 |
【独】 流転 タマオクレイシさんがタマオの思想を聞いたら食って掛かってくるかもなぁとかは呑気に考えている。アユミさんやセナハラとは話せる。ミロクも話せる。未成年にも同じことを言うけど、彼らはどう反応するのかしらね。 (-40) 2021/07/01(Thu) 18:07:54 |
タマオは、クレイシはまだあの子を探しているのだろうかと考えた。 (t6) 2021/07/01(Thu) 22:25:43 |
タマオは、ひらめいた。 (t7) 2021/07/01(Thu) 22:27:18 |
【秘】 遊惰 ロク → 流転 タマオ「ねェなァ。――ねェンだよなァ……」 ぼやく様にそう溢して。 向けられた両の目を恨めし気に見据える。 「ご丁寧にマァ、二つも答えてくれちまって。 “全員が命を落としかねない状況に陥る方がいただけない”。 そりゃァごもっとも。もっともらしい建前だ。 ハハ、大人ってのはごリッパな言い訳並べてつくろって。 ちいせェガキから殺すんだよなァ。 ――シカシお前サンはリッパな建前用意しながら。 そうはしねェって言うじゃねェか」 右頬についた手、 その指先で耳飾りを触りながらツラツラと述べる。 「動ける人間つくるためにおれに食わせて、 手前はちっとも食わねェで。 さらにはガキに食わせてやるときた。 酔狂モンだなァ、“警察官”ってのはみんなこうなのかい? ――ちげェよなァ。 そうだったら汚職もなにもねェもんなァ。 アハ、お前サン、ちっとばかし変わってら」 「ここで会ったのがお前サンみてェな変わりモンで助かった。 頼みごとのひとつもしやすくなるってモンだ。 ……そ、頼みごとがあンだ、ほかでもねェお前サンに」▼ (-53) 2021/07/02(Fri) 1:22:59 |
【秘】 流転 タマオ → 遊惰 ロク 恨めしげな視線に対して思うことも、なんか機嫌悪そう……だなんて、やはり能天気なものだった。すぐに三日月に歪められた口に、目の前の相手は秋空のような心を持っているのやもしれないと考える。 「本官は警察官に見えているでしょうか? あなたの描く彼らのことは知らないが…… ……そうであるのなら、己は少し救われるかもしれない」 ああ、と一呼吸おいて。 「深い意味はない。 変わり者でも、らしく見えているのなら何よりだ」 (-56) 2021/07/02(Fri) 1:52:39 |
タマオは、なんだか少し満足げだ。 (t8) 2021/07/02(Fri) 1:53:00 |
【秘】 遊惰 ロク → 流転 タマオ「ン? ハハ、そいつを被っといてそりゃねェよ。 どっからどう見ても警察官だなァ。 ……マ、おれが知ってンのとはちっとばかしちげェが」 官帽 男の被る、頭の上の象徴を目線で示し乍らそう返す。 頼み事の答えには満足げに目を細めたきり一つも触れず、 その代わり、青い石の耳飾りを指で叩く。 「ところでお前サン。『瑠璃』の、り」 (-62) 2021/07/02(Fri) 3:29:34 |
【秘】 流転 タマオ → 遊惰 ロク そうですよね、こっくり頷いて。起立すれば工具箱を回収する。休憩は終わりらしい。 「『りいんかぁねいしょん』」 言い慣れない響き。新しい言葉を話したがる子どものような声音。こんな田舎のどこで聞いたものか。 「……茶飲み話にはなりましたか? それでは」 ビシッと敬礼をし、二つ分の工具箱を少し重たげに運んで行くだろう。 (-63) 2021/07/02(Fri) 3:49:50 |
【秘】 遊惰 ロク → 流転 タマオ「ハハ、つまらねェハナシよかこっちのが面白かったろ」 椅子に腰掛けた儘、ヒラリと手を振って背を見送り。 ――耳慣れぬ単語の意味を聞きそびれたと思い当たる。 「『りぃんかぁねいしょん』、ねェ……」 そう、口先で転がして。 次に顔を合わせたらこの話をしようかと考えた。 (-64) 2021/07/02(Fri) 4:17:50 |
タマオは、工具箱をひとつ、元の場所へ片付けた。 (t9) 2021/07/02(Fri) 4:20:30 |
【秘】 商人 ミロク → 流転 タマオコツン。革靴の音が響き、あなたの視線の先には一人の商人が。 『入り用なものはありますか』 物言わぬ口より、目が良く喋る。 "困り事"でも探すように、じっとあなたを見つめていた。 (-66) 2021/07/02(Fri) 4:29:04 |
【秘】 流転 タマオ → 商人 ミロク 外から来たこの男。働いていたのを少し見たような気がする。 「お疲れ様です」 敬礼をし、工具箱を提げたまま通りすぎて行く。いりようなものisなさそう……………………………………。 (-67) 2021/07/02(Fri) 4:34:31 |
【秘】 商人 ミロク → 流転 タマオなさそう。では取引相手ではないということ。 興味をなくす。 会話もせず終わってしまう、 「お疲れ様です、お尋ねしたいことが」 こともなく。ひとついいですか。 「あなたは、生きる以上に必要なことがあると思いますか?」 (-68) 2021/07/02(Fri) 4:43:25 |
【秘】 流転 タマオ → 商人 ミロク「・・・・・・?」 宗教勧誘かな。恐らく見当違いな考えが浮かんで消えた。 「生きるの定義によります。 自身の生命活動の持続は、必ずしも最優先とされません」 一先ず足は止められた。 (-69) 2021/07/02(Fri) 4:51:12 |
【秘】 商人 ミロク → 流転 タマオ「……?」 はて。 「生命活動の持続以外の、生きる定義を教えていただいてもいいですか」 わかりやすく首を傾げている。 いまいちピンときていないようで、先程の質問も同じような問いかけであると思い付けばたどり着く。 (-70) 2021/07/02(Fri) 4:55:00 |
【秘】 流転 タマオ → 商人 ミロク「自身の矜持に則った行いを通すこと。 これが出来ねば生ける屍と同じと誰ぞかが言う」 「誰かの記憶に残ること。 こちらは生きた証とされるものだろうか」 「その他の事物を生きることの定義とする者もあるでしょう。 共通して、個々人の価値観に則します」 「これらは、概ね誰でも等しく『生きる』と表現するもの であろう生命活動の持続よりも、時折優先される。 万人に言えるものではない」 つらつらと言葉を並べて。 「あなたは、生きる以上に必要なことがあると思いますか?」 (-71) 2021/07/02(Fri) 5:08:26 |
【秘】 商人 ミロク → 流転 タマオ「『私たちは、いわば二回この世に生まれる。 一回目は存在するために、二回目は生きるために。』」 「『死んだとき忘れられたくなかったら、 読まれるにたる物を書くか、 書かれるにたることをしろ。』」 「彼らは言いました。 あなたの答えと重なるものがあると思いました。 個々人の価値観の中に、 "正しい"と"善い"行動を元に選んだ答があるのならば。 それが倫理というものなのでしょう」 同じ問いを返され。笑った。 「私は、思いません。 見つけることができていません、ですが。 説得をされる予定があり楽しみです。 あなたはどんな"理由"をお持ちですか?」 (-72) 2021/07/02(Fri) 5:28:56 |
【秘】 流転 タマオ → 商人 ミロク「倫理。己は終戦以前に多くを置いてきたように思います」 元々の気質も少なからずあるが。原因の多くが幼少期にあることも確かである。 「まず、現在の本官にとって生命活動の持続は些末なことです。 故に、個々人の価値観に則した行いの方が大よそ優先されます。 それが可能な程度の体力諸々は必要としています」 「本官は警察官です。本官は己の思う警察官の責務を果たそうと 動いています。全てを明確に言語化することは難しいですが、 少なくとも、『市民の安全のため』とはよく述べます」 「己は人の記憶に残りたいです。 先に述べたものに帰ってきますね。 良き働きは人々に多く話されるものです」 命の価値をさておけば、ヒーローになって覚えていてもらいたい、少し目立ちたがりの人間とでもいえるだろうか。 (-73) 2021/07/02(Fri) 6:19:43 |
【秘】 商人 ミロク → 流転 タマオ「……、なにか、取引をしませんか? 私が求める対価は、 あなたの"目的"と、"言い値"になります」 「すでに片方はいただきました。 どうぞ私に、商品に"価値"をください。 そうすればあなたのことを刻みつけて、忘れることがないでしょう」 万人には通じないだろう、これは等価交換なのだ。 ミロクの商人としての価値と、あなたの存在した価値。 取引をすることで生まれるのだ。 (-79) 2021/07/02(Fri) 11:54:17 |
【秘】 流転 タマオ → 商人 ミロク「・・・・・・?」 タマオには正直よく分からんかった。 「おめでとうと本官に言ってください。聞く予定がない故」 それでも価値は定めた。 (-80) 2021/07/02(Fri) 12:09:54 |
【秘】 商人 ミロク → 流転 タマオつい今しがたの発言を顧みて、意味は通じなくとも、何かを与える問いかけをしたのは伝わって欲しい思いはしたが。 かえってきた要求に、面食らった表情を浮かべてしまう。 「何に、対してでしょうか。 すみません、教えていただかないと。 正しくあなたにお渡しすることができなくて、そうですね。 祝わ、れたいのですか。 特別な日でもありましたか?」 商品として必要とされた価値に、昔、 があったことを思い出した。 (-82) 2021/07/02(Fri) 14:41:04 |
【秘】 流転 タマオ → 商人 ミロク あなたの言葉に、ゆっくりゆるぅく首を傾けて。 「『誕生日、というものが世間で意識され出した』 ……という意識はあなたにありますか?」 そのまま淡々と語り出す。 (-87) 2021/07/02(Fri) 16:52:48 |
【秘】 流転 タマオ → 商人 ミロク「数え年でなく満年齢で歳を数えるようになってから 暫く経ちますが、それ以前もお国は満年齢で 数えさせる法を施行しておりました。 明治の頃からあるのだから驚きだ。 己の周囲では殆ど浸透していなかった故」 「『年齢のとなえ方に関する法律』の施行以前、 特に終戦以前の生まれの者は、自身や親族の記憶する限り 出生日に近い日付を申請しています。 施行以前でも出生記録が病院側で記録されている場合も ありますし、己より若い世代は終戦以前の生まれでも程々に 正確な出生日が申請されているのではなかろうかと 己は考えています。正確なことは知りません」 傾いていた首が戻った。 (-88) 2021/07/02(Fri) 16:53:24 |
【秘】 流転 タマオ → 商人 ミロク「己の出生日は記憶する限り近い日付です。 正確には昨日だったかもしれないし、明後日だったやも しれないが、少なくともこの夏の頃だ」 「己は己の存在の肯定を誕生日祝いという行為に見出し、 それを求めている。このひっ迫した状況で知己の者には 改めて言い出し辛く、気遣われたくもない。 己は祝いにかこつけて物品が欲しいわけではないのです。 この状況でなければまた違ったが」 平和な状況なら駄菓子程度は欲しかったかもしれない。 「現在の状況で出される何かがあれば、 それは最初から己の為に用意されたものではない。 彼らの物であるはずだった物だ。 己は市民の財産を不必要に減らしたくはない」 (-89) 2021/07/02(Fri) 16:54:12 |
【秘】 流転 タマオ → 商人 ミロク「取引と言うのならこれ幸い。 玉青 博の満29歳の誕生日を今、祝ってほしい」 長々と述べた後、ようやく問いに対する返答がされた。 (-90) 2021/07/02(Fri) 16:55:18 |
タマオは、存外お喋りだ。 (t10) 2021/07/02(Fri) 17:01:55 |
【独】 流転 タマオタマオあんた、真面目なPCのテンションでお喋りなPCのすることをしているわね……罪悪感を落としてきている分尚のことタチが悪い部類だわ?? (-93) 2021/07/02(Fri) 17:10:18 |
【独】 流転 タマオニエカワorフジノだけど、フジノは病気が治ったらではない。ああああああああああああああニエカワだああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ (-98) 2021/07/02(Fri) 17:20:37 |
タマオは、クレイシを見かけた。見かけただけだ。 (t13) 2021/07/02(Fri) 18:30:31 |
【秘】 流転 タマオ → 技師 アユミ>>t12>>t13 え、こわ。近寄らんとこ。みたいなことを考えた。 「……」 閉鎖的な環境では、往々にして気が滅入る人間は出るものである。己は彼らを逆上させる言葉は持っていても、彼らを落ち着ける言葉は持っていない。どうにも無味乾燥で、自己中心的な思想が滲み出るのだ。 そしてその全てを繕う気も持たなかった。己はとても我儘だ。 (-104) 2021/07/02(Fri) 18:47:20 |
【秘】 流転 タマオ → 技師 アユミ (-109) 2021/07/02(Fri) 20:20:43 |
【秘】 商人 ミロク → 流転 タマオ「……聞きかじったことは、あります」 "誕生日"を祝う。 聞いたことは勿論あった、同時に。 自分に当てはまらないことだろうとも、思って。 興味を、 。 (-125) 2021/07/03(Sat) 4:04:48 |
【秘】 商人 ミロク → 流転 タマオ長々と連ねられた言葉に、酷く落ち着いて納得した。 すべて理論づけられた、自分に言い聞かせるような。 他人を思いやる、善い望みだと、 考えたこともなかった、新しい、見識を得た。 「おめでとう、ございます」 どこか、完全に祝いきれてはいないかも知れないですが、 (-126) 2021/07/03(Sat) 4:05:37 |
【秘】 商人 ミロク → 流転 タマオ「あなたが、今生きていて。 今日という日に誕生したことを嬉しく思います」 だから、今持ちうる限りの言葉と想いを伝えましょう。 これが取引で、私の中に記録されていきます。 「玉青博さん、誕生日おめでとうございます……? 私は、寒い、冬の、いつかでしょう。 歳を数えてみたくなりましたね、いつかになるでしょうが」 少しだけ、私に祝われたあなたが羨ましくなりました。 (-127) 2021/07/03(Sat) 4:10:10 |
【秘】 流転 タマオ → 商人 ミロク 嬉しそうに、困ったように。ほう…と息を漏らした。本当に、おめでとうの言葉だけでよかったのに。 「ありがとうございます。大変喜ばしく思います」 礼を返す頃にはこれまでと変わらない鉄面皮がそこにある。 「冬か。なれば己は初雪の日にあなたを祝おう。 あなたがこの村に在らずとも、祝いの言葉を空に投げよう」 「これは己の自己満足が発露故、 取引と置かれずともであるのだが……」 「いつかに祝うので、あなたの名を教えてほしい。 これは如何様に扱われるでしょう?」 タマオはあなたの通称すら認識していない。 (-136) 2021/07/03(Sat) 13:01:08 |
【独】 流転 タマオいつも適当に誕生日を定めるって言っても、きっといつも夏に近かったと思うわ。七夕生まれっぽいわねって思ったから七夕生まれよ。いつかに思い出すのかしら。その前に消えるのかしらね。 (-140) 2021/07/03(Sat) 13:32:04 |
【秘】 流転 タマオ → 技師 アユミ タマオは思考した。己の眼前に横たわる、その事実を今一度組み立てよう。 暮石 誠はチサチャンがここにいると思っているから探している。己は彼女がここにいないと思っているから探していない。 子ども達は山口 歩美が生きていると思っているから探している。己は彼女が死んだと知っているから探していない。 (-154) 2021/07/03(Sat) 20:46:42 |
タマオは、至極当然のことを呟いた。「行方が知れている人間は探されない」 (t14) 2021/07/03(Sat) 20:47:13 |
【秘】 流転 タマオ → 技師 アユミ 己が消えても探されないようにするには? 自身がもう帰らぬ人である事が共通認識となれば良い。いつもやっていることのやり方を、少し変えるだけじゃないか。 (-155) 2021/07/03(Sat) 20:47:54 |
タマオは、考え事をしている。ひとつの答えを出した。 (t15) 2021/07/03(Sat) 20:49:04 |
【見】 流転 タマオ さて、考える事はまだあった。己はアユミサンは十中八九誰かに殺されたものと考えている。彼女はこの状況で自死を選ぶような者ではない。彼女は自身が子どもらを守れるように在ろうとするだろう。 「……もう数日経てば分からなかったが」 恐らく不意を打たれたのではなかろうか。“最初の犠牲者”は特に、身内を警戒する思考がない。食料の残量を把握しているだろう職員ら……クレイシは外すか。衝動的に殺害をしかねない様子ではあったが、己がこうして歩いていて痕跡を見ない程度に証拠を消せる状態と思えない。 となるとセナハラだろうか? 外の者も候補である。何にせよ、アユミサンを殺したのは大人だ。子どもらにはその発想が出る土台がない。戦前戦後の生まれの差は、大きな壁とも溝とも言える。 (@2) 2021/07/03(Sat) 20:52:13 |
タマオは、もうひとつ、考え事をしている。答えはすぐに出た。 (t16) 2021/07/03(Sat) 20:55:44 |
【秘】 流転 タマオ → 技師 アユミ 己は皆等しく、自身が害される可能性を浮かべられるべきではなかろうかと考える。“べき”で語るにしては矢張り、己の自己満足の範囲でしかないのだが。 「さて、誰の前に転がそうか」 (-156) 2021/07/03(Sat) 21:11:22 |
【独】 流転 タマオ全員の前に目玉を転がす心霊現象を考えていたのですが、タマオの思考を出力したところ子ども達だけに見せるかという考えに移行しました。 その上で子ども達の内訳(メイジ:狼 ニエカワ:これから死ぬ フジノ:特になし)から、フジノの前に転がそうとPL当方が今考えているところなのですが、結局全員の前に転がすかも……さてどうしてくれましょう。 (-159) 2021/07/03(Sat) 21:17:54 |
【独】 流転 タマオフジノ以外は心霊現象に遭ってもらおうかしら。ニエカワにはPL文で心霊現象です強調して、「こわかった〜」程度で済ませれば殺害に疑いを持たないままでいてくれると思うのだけれど……持たせるようなことをしても問題ないかしら? GMにロール始めているかとかの確認取った方が良いかもなのだわ。でもPL当方、GMにもサプライズを提供したく思うのよね。悩むのだわ。 (-160) 2021/07/03(Sat) 21:37:14 |
【秘】 流転 タマオ → 被虐 メイジ 何処かの廊下。ころん、あなたの足は何かを蹴って転がした。大きなびぃ玉よりも一回り二回り大きな球体が、ぽつぽつと赤い跡を床につけてゆき、そして見えなくなった。 ──それは、人間の眼球だった。 ほんの一瞬だけ視界に入った翡翠は、血に濡れてなお現実離れした鮮やかさを保っていた。誰のものかはすぐに思い当たるだろう。 何処を探しても翡翠を閉じ込めたそれは見つからない。血の跡も気付けば綺麗さっぱりなくなっていた。怪奇現象に遇ったか、狐に化かされでもしたかのようだ。 (-163) 2021/07/03(Sat) 22:51:08 |
【秘】 流転 タマオ → 発熱 ニエカワ 何処かの廊下。ころん、あなたの足は何かを蹴って転がした。大きなびぃ玉よりも一回り二回り大きな球体が、ぽつぽつと赤い跡を床につけてゆき、そして見えなくなった。 ──それは、人間の眼球だった。 ほんの一瞬だけ視界に入った翡翠は、血に濡れてなお現実離れした鮮やかさを保っていた。誰のものかはすぐに思い当たるだろう。 何処を探しても翡翠を閉じ込めたそれは見つからない。血の跡も気付けば綺麗さっぱりなくなっていた。怪奇現象に遇ったか、狐に化かされでもしたかのようだ。この状況と引かない熱が見せた幻覚かもしれない。 ともあれこの出来事は、あなたの不安を煽るだけで終わったことだろう。 (-164) 2021/07/03(Sat) 22:51:22 |
【秘】 流転 タマオ → 焦爛 フジノ 何処かの廊下。ころん、あなたの足は何かを蹴って転がした。大きなびぃ玉よりも一回り二回り大きな球体が、ぽつぽつと赤い跡を床につけてゆく。 ──それは、人間の眼球だった。 視界に入った翡翠は、血に濡れてなお現実離れした鮮やかさを保っている。誰のものかはすぐに思い当たるだろう。 血の跡は不自然に途切れていた。想像を巡らすのなら、彼の身体の大部分を運ぶ“誰か”の存在が過るだろう。まさか本人が目玉を落とすわけもない。 あなたは目玉を拾うことも、放っておくことも出来る。 (-165) 2021/07/03(Sat) 22:51:25 |
【秘】 流転 タマオ → 遊惰 ロク 何処かの廊下。ころん、あなたの足は何かを蹴って転がした。大きなびぃ玉よりも一回り二回り大きな球体が、ぽつぽつと赤い跡を床につけてゆき、そして見えなくなった。 ──それは、人間の眼球だった。 ほんの一瞬だけ視界に入った翡翠は、血に濡れてなお現実離れした鮮やかさを保っていた。誰のものかはすぐに思い当たるだろう。 何処を探しても翡翠を閉じ込めたそれは見つからない。血の跡も気付けば綺麗さっぱりなくなっていた。怪奇現象に遇ったか、狐に化かされでもしたかのようだ。 (-166) 2021/07/03(Sat) 22:51:27 |
【秘】 流転 タマオ → 商人 ミロク 特別な日について話して、それから暫く後の何処かの廊下。ころん、あなたの足は何かを蹴って転がした。大きなびぃ玉よりも一回り二回り大きな球体が、ぽつぽつと赤い跡を床につけてゆき、そして見えなくなった。 ──それは、人間の眼球だった。 ほんの一瞬だけ視界に入った翡翠は、血に濡れてなお現実離れした鮮やかさを保っていた。誰のものかはすぐに思い当たるだろう。 何処を探しても翡翠を閉じ込めたそれは見つからない。血の跡も気付けば綺麗さっぱりなくなっていた。怪奇現象に遇ったか、狐に化かされでもしたかのようだ。 (-167) 2021/07/03(Sat) 22:51:30 |
【秘】 流転 タマオ → 諦念 セナハラ 何処かの廊下。ころん、あなたの足は何かを蹴って転がした。大きなびぃ玉よりも一回り二回り大きな球体が、ぽつぽつと赤い跡を床につけてゆき、そして見えなくなった。 ──それは、人間の眼球だった。 ほんの一瞬だけ視界に入った翡翠は、血に濡れてなお現実離れした鮮やかさを保っていた。誰のものかはすぐに思い当たるだろう。 何処を探しても翡翠を閉じ込めたそれは見つからない。血の跡も気付けば綺麗さっぱりなくなっていた。怪奇現象に遇ったか、狐に化かされでもしたかのようだ。 (-168) 2021/07/03(Sat) 22:51:34 |
【秘】 流転 タマオ → 療育 クレイシ 何処かの廊下。ころん、あなたの足は何かを蹴って転がした。大きなびぃ玉よりも一回り二回り大きな球体が、ぽつぽつと赤い跡を床につけてゆき、そして見えなくなった。 ──それは、人間の眼球だった。 ほんの一瞬だけ視界に入った翡翠は、血に濡れてなお現実離れした鮮やかさを保っていた。誰のものかはすぐに思い当たるだろう。 何処を探しても翡翠を閉じ込めたそれは見つからない。血の跡も気付けば綺麗さっぱりなくなっていた。怪奇現象に遇ったか、狐に化かされでもしたかのようだ。 (-169) 2021/07/03(Sat) 22:51:38 |
タマオは、以降、生者の視界に映ることはなくなった。 (t17) 2021/07/03(Sat) 22:52:22 |
タマオは、それでもここにいる。 (t18) 2021/07/03(Sat) 22:52:33 |
流転 タマオは、メモを貼った。 (t19) 2021/07/03(Sat) 22:53:11 |
【秘】 遊惰 ロク → 流転 タマオ どこぞの誰かか或いは場所に、用が有ったか無かったか。 兎にも角にも院内を歩き回っていた時のことだった。 ――何かを蹴り転がした。 自然と視線を下げて、転がしたものをその目で捉える。 ――翡翠でしょうか。あの青を好みます。 覚えのある色が、それ以外を失って。 あってはならない形でそこに転がっていた。 「――――ッ!?」 バクンと心臓が跳ねる。 ヒュッ、空気を吸い込み損ねた喉が鳴る。 ――己はこの目が好きだ。 転がっていく一瞬、目が合ったそれは紛う事無く。 “茶飲み話”をした、あの警察官の瞳だった。▼ (-173) 2021/07/03(Sat) 23:45:44 |
【秘】 遊惰 ロク → 流転 タマオ ……暫く立ち呆けてから。 突き飛ばされるように正気に返り、慌てて赤い跡を追う。 それは歩を進める毎、背後から順に消えていく。 一歩、二歩、靴で擦った筈の跡も残りはしない。 男は、翡翠を探す。 (-174) 2021/07/03(Sat) 23:46:10 |
【秘】 発熱 ニエカワ → 流転 タマオセナハラに会いに行く途中、何かを蹴飛ばしたきがして床を見る。 血痕を残しながら転がっていく目玉。 「……?!」 しかし、改めて見渡した限り何もない。 「…………」 今日は昨日より熱が高い。 きっと見間違いをしたのだろう。 深くため息をついて目的地へと歩みを進めた。 (-179) 2021/07/04(Sun) 0:28:19 |
【秘】 諦念 セナハラ → 流転 タマオ見慣れた物だ。 その翡翠が誰のどこにあった物か、すぐに思い当たる。 何の感傷もなく拾い上げようとして、見失った。 「……まさか、ね」 怪奇など存在しないはずだ。 もしも在るのなら、 自分はとっくに呪い殺されているだろう 。きっと、気のせいだ。 そう自らを納得させ、廊下の奥へ進んでいった。 (-183) 2021/07/04(Sun) 0:37:31 |
【独】 流転 タマオタマオ、銃殺されているけど別に撃った人怨んでもいないなぁ。今はそれを覚えていないけれど、思い出しても、相手が生きていても、呪う気はないわね……食われていても変わらないだろうなぁ、殺され方によらない。逆にタマオあんた何に怒るの??????? (-186) 2021/07/04(Sun) 0:54:17 |
【秘】 焦爛 フジノ → 流転 タマオゆら、ゆら、と歩いていた。 歩いて、歩いて、歩いて……そしてこつんとなにかを蹴飛ばした。 ……なにを? 視線を向ける。 赤黒い跡がそれの向かった先を教えてくれた。 建物を包む雨の匂いの中に、鉄の匂いが混じる。 微かに震える足で、なにかに突き動かされるように跡の先。足に触れたものを探す。 そして、見つけた。 鮮やかな翡翠色が。こちらをじぃと見上げている。 片手を悲鳴を上げかけた口にやり、もう片方の手は咄嗟にやや膨らみかけた腹へと伸びた。 ここ最近感じ続けていたのとはまた別種の吐き気を、飲み込む。 大丈夫。飲み込む事には、慣れた。 「……タマオ、さん」 恐る恐る名前を囁き、周囲を見渡す。 ……翡翠色以外に、彼を示すものは残っているのだろうか? (-187) 2021/07/04(Sun) 1:49:52 |
【秘】 商人 ミロク → 流転 タマオ「……出生記録に残されていない赤子。 今の主人に運良く拾われ商人の肩書として付けていただいたものが『未録-ミロク-』です」 偽名は、ありますが、正しいものではありません。 まともな治療も、お抱えの医師や商人としての地位がなければ受けられません。 「空へ、ですか。 そうですね、次に会える機会がいつかわかりませんから。 私もまたこの日が来たら。 空へとあなたの誕生を祝うことにしましょう」 今日の食い扶持すら困っているのに、再びここに来る日が来るとは到底思えず。 ほんのすこし、ここから生きて帰れないのではないかという懸念がある。 だがそれをすべて呑み込んで今は、確かに、柔らかに微笑んだ。 ―――数刻後。 翡翠と琥珀は再びかち合い、その"予定"が生きて交わされる未来が潰えたことを知らせた。 (-190) 2021/07/04(Sun) 2:15:31 |
【独】 流転 タマオ今度勝手に祝うね、よろぴく〜〜〜〜くらいのはちゃめちゃにゆるい思考で傷を与えていくからダメ。タマオ本人は元々死んでいるから、最初からお互い生きてお祝いできると思っていないのよね……こいつよ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 (-192) 2021/07/04(Sun) 2:48:23 |
【秘】 被虐 メイジ → 流転 タマオ確かに、何かを蹴った気配がした。 まあるくて、ころころと転がっていったのも見た。 綺麗な翡翠色に、赤い染みがちらついた。 「…………………」 メイジは思わず見えている片目をこする。 自分の眼が落ちていったわけではないし ついにこっちの目もおかしくなったのかと思った。 「今の、なに?」 なぜ見えたのか、消えたのか、どうして、 さまざまな疑問が込められた問い。 きっと、その問いに答えてくれる者はいないのだろう。 そこにいたとしても、メイジには見えない、聞こえない。 (-198) 2021/07/04(Sun) 3:28:43 |
【独】 流転 タマオ何故見えたのか、消えたのか。 みんな幻覚だと心霊現象で終わるから、みんな見た上で一人が現物を持っていたら「あれは心霊現象だったにしても死んだのはマジかも」って思ってもらえると思ったなどと供述しており・・・・・・😌 ・行方が知れている(死んでいる)から探されない。 ・死体を食料のアテにされない。 ・殺した誰かの存在が想像される。 (殺意を持った誰かがいることの提起) タマオ本人的にはすごい名案らしいわ。実際はうまくいっていないところはいっていないけど!!!!!!!!! (-203) 2021/07/04(Sun) 3:52:30 |
【秘】 流転 タマオ → 焦爛 フジノ 沈黙以外に返るものはなかった。 あなたの胸中に渦巻くおもいとは関係なしに、目の前にあの警察官の眼球が存在するという事実だけが横たわっている。緑と白と赤以外に、彼を示すものはない。湿った血や粘膜は、この球体が彼の身体から外されて間もないことを意味している。 これはあなたが手に取っても別に消えたりはしないし、触れないのなら鉄錆の臭いと共にそこにあるままだ。人に見せたのなら、彼らはあなたと同じものを見ることになるだろう。 (-208) 2021/07/04(Sun) 5:01:04 |
タマオは、工具箱を片手に提げて歩いている。足音はしない。 (t20) 2021/07/04(Sun) 5:09:28 |
【見】 流転 タマオ「あ」 ぴちょん、と雫の落ちる先。そこは床だった。つまりこれは新しい雨漏りが発生したことを意味する。 タマオは地から足を離し、天井に可能な限り顔を近づける。修理には8くらいの技量が要りそうだ。 (@3) 2021/07/04(Sun) 5:10:17 |
タマオは、この程度ならお手の物のはずだ24。 (t21) 2021/07/04(Sun) 5:14:15 |
タマオは、ミロクに向けて明確に首を横に振り、それから点検作業に戻った。 (t23) 2021/07/04(Sun) 5:17:38 |
タマオは、屋上への扉の前に工具箱を置いた。 (t24) 2021/07/04(Sun) 15:19:17 |
タマオは、ひとり呟いた。「痛そうだな……」 (t25) 2021/07/04(Sun) 15:21:10 |
タマオは、雨に濡れていない。 (t26) 2021/07/04(Sun) 15:24:02 |
【秘】 焦爛 フジノ → 流転 タマオ少なくとも、目に見える場所に。 警官の大部分も他の欠片も見つかりはしなかった。 ―――誰がこんな事を? わざわざ外された?なにか強い衝撃を受けた? ……まだ、こんなにも鮮やかなら。 近くに、そうした誰かがいるのではないか? 短く息を吐き、守るように身を抱きしめる。 決して栄養失調の症状などではない、膨らみを宿した腹を。 そのまま踵を返そうとして、 「…………」 床に転がる翡翠色を見下ろした。 貴方が補強した窓は雨風にぶつかり不吉な音を立てているが、しっかりと仕事をしている。 まだ通っているぼんやりとした光が無ければ、ここは夜のように真っ暗で何も見えなかっただろう。 それこそ、自分がうっかり足に当てたように。誰かに踏まれてしまうかもしれない。 ポケットから小さなタオルを取り出してそっと、翡翠を包んだ。 そして踏まれない場所に移す。 「……ごめんなさい」 小さな声で謝って。逃げるようにその場から去っていくだろう。 (-237) 2021/07/04(Sun) 17:25:44 |
【見】 流転 タマオ「あ」 タマオは逃げるように去る背中を見送った。謝罪されるようなことなぞ何もないのに。締まりのない空気を纏ったまま、端に寄せられた布の塊を見やる。なかなか思い通りにいかないものだ。 (@7) 2021/07/04(Sun) 17:56:29 |
タマオは、タオルを拾った。 (t27) 2021/07/04(Sun) 17:56:42 |
【秘】 流転 タマオ → 技師 アユミ 謝罪をするような非があるのは己の側である。この後の行動も、彼女の心配りをフイにするようなものだ。 が、己はそれを理解した上で結局行使する程度にはそれを悪と考えていない。悪戯に驚かせる、他者を気遣わない、その他難点を挙げるなればキリのない思想を己は持っている。 (-242) 2021/07/04(Sun) 18:11:11 |
【秘】 流転 タマオ → 技師 アユミ (-249) 2021/07/04(Sun) 20:34:50 |
タマオは、空を見上げるセナハラの背後を、音もなく通り過ぎた。 (t28) 2021/07/04(Sun) 20:35:46 |
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