情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 8日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [メモ 匿名メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
【人】 墓守 トラヴィス「 諸君!真なる夜、紅月の宴の始まりだ! …………え!?ちょっと出遅れた!?もうチャンドラ殿から放送あった!?いや今日から色々始まる日だしさすがに念入りに磨き上げようと思ってエステに勤しんでて……」 (23) 2021/10/03(Sun) 22:24:33 |
【人】 墓守 トラヴィス「……」 「……悼ましいものだね。」 トラヴィスはローズオイル香る指先で掲示物をぴんと弾いて首を振った。昨日よりも明らかに輝きが増した美貌は、凶器の一点に注目する。 「当て付けかな?これは」 ……なんて切り替えているようだが遅刻したあたりの慌てぶりで完全に台無しであった。 (25) 2021/10/03(Sun) 22:28:40 |
【赤】 墓守 トラヴィス「 あおーん…… 目覚ましはかけてたんだよ目覚ましは…… やっぱり無理だったね……掲示ありがとう……」 いまいち決まらないフォントの刑を自らに下した。 「次の希望は未経験者が優先される。 別に拷問をする必要はないが……試してみるというのなら、教師役として場を共にしてやってもいい。私の力を使うのもいいさ」 一仕事終えてリラックス。 ソファに全身を横たえて目を瞑った。体力を使うんだ、と本人が言う通りなのか、ポーズでしかないのかは外から見る分には判別がつきにくかろう。 なにせ、彼の持つ力は、 【癒し】 。……とはいえ、字面のような平和な扱い方よりは、別のものに使われてきた……というのは、あなた方が先ほど見学した通りだ。 (*2) 2021/10/03(Sun) 22:42:27 |
【神】 墓守 トラヴィス「好きにする奴が多いと盛り上がらないし、いい感じに希望した方が良くないかい?私はどうしようかなあ、うーん1の位切り捨て+1?」 100面ダイスころん…… 止まらないのでテーブルから落ちた。 「……」 ダイスを変えてもう一投。 (10)1d10 (G7) 2021/10/03(Sun) 22:53:40 |
【神】 墓守 トラヴィス「上から数えてイクリール……うーん。何か動き始めてから即処刑というのもなかなか……盛り上がりに欠ける……」 首を傾げて再びソファに収まった。 リラックスしながら通信しているのである。ふてえ野郎だ。 バスローブではないぶん、まだマシではある。 「いっそ、先に処刑のやり方を問うのも活性化には悪くないかもしれないね」 (G8) 2021/10/03(Sun) 22:57:26 |
【秘】 墓守 トラヴィス → 環境破壊 イクリール/*イクリールくん、わたし看守だし資料がてら君の行いを監視してもいいかい?いや全然止めないんだけど 後学のためにね。 (-45) 2021/10/03(Sun) 22:59:06 |
【秘】 環境破壊 イクリール → 墓守 トラヴィス/* アンタレス君も見ているから一緒に見るといい。 ---- 止める様子がないのなら、一瞥しただけであなたを気に留めることもない。 まずあなたに分かることは、彼の分厚い服を脱がせ、邪魔な拘束を外したことだ。 鋏や細々とした道具を取り出し、背中側を触る。ナフへと話す言葉はあなたにも届くだろう。 「私は未調理の食材はあまり好きではない」 背中側に隠れた刃はすぐにばちん、ばちんと大きな音を立て肉を割り開く。そこから見えるかは不明だが、傷は体内へ向けて一本道だ。肉を抉り取ることが目的でなかったから。 「過度のストレスを与えられた内臓がどのような味に変わるか。君は気にならないかい……あぁ、ここに傷はないか。中々いい殺し方をしてくれたな」 金属製の箸を片手に持ち、腎臓を引っ張り出す。 傷から内臓と共に血が引き出されるが、手は必要以上に汚れない。 あなたの目にこの内臓はどう映るだろうか。少なくともイクリールにとっては、鮮やかな色に映っている。 それを持ってきたケースへ仕舞い、服も拘束も元通りにしたら、できたての死体に早戻りだ。 こうして今日はお行儀よく作業を終えた。 (-53) 2021/10/03(Sun) 23:10:48 |
【人】 墓守 トラヴィス「私も興味ないから見学はいい……というかね、流石に今日の主役の横に立って目立つような哀れな真似はしたくないのだよ。私の華麗な姿が死の印象を薄れさせるというのは、なかなか……相手が死人とはいえ心が痛む」 死人ダブルミーニングしつつ肩をすくめた。 自意識は今日も絶好調だ。 (35) 2021/10/03(Sun) 23:14:15 |
【秘】 墓守 トラヴィス → 環境破壊 イクリール/* うーん築地……いやもう築地じゃなくなったんだった 彼はその場に行くのではなく、監視端末を寄越して遠くから眺めているようだった。しかし無闇に飾り付けられた監視端末が『彼』のものであることは一見してわかるはずだ。全然いらん情報だなこれ。 トラヴィスは、画面の向こうの惨状に顔を顰めた。 「……養鶏場、といえば、質の良いものなのは確かだ」 ここは牢獄だ。つまり、『食べているものが完全に管理された』人間がうようよと────どこを探しても見当たらない良質な肉質が奇跡的に複数存在している。イクリールのような人種にとって、ここは地獄と言い切れないのかもしれない。 「なかなか。扱いが難しいね、どいつも」 通信画面を切って、瞼を閉じた。 (-57) 2021/10/03(Sun) 23:22:44 |
【神】 墓守 トラヴィス「私は。ルヴァでも構わないと思うよ。ただ、なあ花食い」 首を傾げた。 「貴様まさか、意識を失った貴様たちに、他の囚人が悪戯しないと信じているのかい?」 (G22) 2021/10/03(Sun) 23:27:27 |
【赤】 墓守 トラヴィス「……え?ないの?普段威張り散らしてる看守に鉄槌を下したいといった欲望を曝け出す良い機会だぞ……対象が私だからいえないとかだったらごめん、さすがに気まずいかな」 両手を広げて立ち上がったが、そういえば私も恨まれてる可能性全然あったな、美しいからといってそれは免れないのだった、と落ち着いた。 「殺したい相手ねえ……私も別に選ぶほどではないんだよ。なにせ 罪人は皆死ぬべきだろう? 」リストを眺め、その罪人とされている当事者たちへ問いかける。同意を求めているわけではない。それは彼にとっての常識だった。 「メサやナフあたりの肉体派はすこし手間取りそうだから、処刑の方に任せておけるなら都合がいいとは思うがね。手順の問題ではある」 (*4) 2021/10/03(Sun) 23:46:50 |
【神】 墓守 トラヴィス「……私は『君たち』と言ったんだけれどね」 肩をすくめた。 誰が死人の心配などするか。 勿論、人形を傷つけられることを許容するのか?と問うたのだ。 「まあ、チャンドラ殿はお優しい。余計な横槍さえなければ、無事が叶うかもしれないね」 (G29) 2021/10/03(Sun) 23:49:10 |
【神】 墓守 トラヴィス「……やれやれ。本当に。本当に君は、」 画面で口元を隠せば、その呟きは誰にも届かないだろう。 恐らく。 おおむね、9割がた。 (G33) 2021/10/04(Mon) 0:17:00 |
【秘】 中堅看守 アンタレス → 墓守 トラヴィス*昨日の続き(時空は考慮しないものとする) 「やめてくれ、...私は、悪趣味ではない。」 心底嫌そうに呟いて溜息を零す。 普段見れない同僚の姿をほんの少し、楽しんでいるだけだ。 それが悪趣味という訳だが、何を言っても否定が入るだろう。 呼び名に少し目を細めるが、それ以上は特に返さない。 巫山戯たようなそれは、誤魔化しの為に感じたから。 「ああ、安心させてやる。...君の道標のためにな。」 覚悟が決まるか、そしていつ堕ちるかは男にとってどうあっても構わない。 ただ、縋るように手を伸ばしてくるというのならば、掴んでやるというあくまで上からの。 (-80) 2021/10/04(Mon) 0:23:58 |
【神】 墓守 トラヴィス「……別に。罪人はやはり罪人であると、意識を新たにしただけさ」 目を伏せる。 罪への怒りを乗りこなすのには、暫しの時間が必要だ。 (G40) 2021/10/04(Mon) 0:37:55 |
【赤】 墓守 トラヴィス「ああ、精神操作の類かい?……あれはねえ、厄介ではあるけれど……彼らは当然のこと、『ここにいる』、『居続けている』。つまりはコントロールの手段は我々もきちんと持ち合わせているし、その能力が囚人に向かったとしても、囚人だからといって防がないといった選択はしないさ」 だからその点は安心したまえ、と、セファーの肩を叩いた。 「囚人に狂われては困るんだよ、市民感情としては。牢にいる、という認識を、犯罪を犯したその魂で受け止めてほしい。当然の心の動きだろう?拷問の狙いに近いものはあるかな。『目を瞑ることは許されない』。だから大丈夫、知性は奪われない」 朗報なのか、悲報なのかは、なかなか判別の付けにくいところがある。 (*7) 2021/10/04(Mon) 0:46:16 |
【赤】 墓守 トラヴィス「うん、やる気があって結構。とりあえず、対象は保留にしておこうか?表でまだ投票議論に参加していない者もいるしね。」 共鳴で忙しいとかかもしれないし、見えないというのは結構不便だ。普段は囚人が何をしているか、手にとるようにわかるのだけど…… 「無礼講って私たち看守にはあんまり得のない時間なんだよねえ……まあそれでも、狼たちが扱い難いようでないのはマシなほうかな……」 勤め人の辛いところだ、と、溜息をついた。 たぶん無礼講参加ボーナスとか出るんだろうけど、ちょっと詳しくはわかんないですね。どうなんだろう。 (*9) 2021/10/04(Mon) 1:06:18 |
【秘】 墓守 トラヴィス → 知情意 アマノ……これは、相談ごとが終わってからの、囁き。 「ヴィオラ弾き。予定が無ければ、……私の部屋へ。 音が聴きたい……耳が。脳が、生の演奏を求めている」 強制ではない。 凶行と表現しても足りない拷問を成し遂げた人間と時間を共に過ごすのは、苦痛を伴うことだろう。 けれど彼は、貴方を呼んだ。 そのまま、自室へ立ち去っていくことだろう。 追うも追わないも、貴方の自由だ。 (-101) 2021/10/04(Mon) 1:19:08 |
【神】 墓守 トラヴィス「処刑ならば嫌がるものの方がいいだろう。しかも麻酔は人道的だ」 人道的なんだよなあ本来ならな…… 「あとなんだろうなあ……視覚と聴覚を奪えばいいかい?私は人道的なので痛みを与えることがあまり好きではなくてね……」 これは単なる言葉遊びだ。 恐らくは、そうならないことを予想しているからこそ朗らかに提案する。 (G54) 2021/10/04(Mon) 1:38:34 |
【神】 墓守 トラヴィス(花火……いいな、派手で……) 演出案としてメモを取った。 花火ね……スモークもいい…… たしかにね……たしかにその発想はなかったな…… (G55) 2021/10/04(Mon) 1:39:53 |
【神】 墓守 トラヴィス「私もあんまり派手な演出に向いてる力とか武器とかではないからなあ……」 だから小道具に凝っているんだけども。 「逆に、他人に施すとしたらどんなのがいいと思う?囚人どもの望むような『派手』さってイマイチわからないのだよね、私普通に生きてきてるし……」 (G64) 2021/10/04(Mon) 1:54:01 |
トラヴィスは、赤熱した剣使いなので、バーベキューには向いてる。 (a19) 2021/10/04(Mon) 1:55:07 |
【神】 墓守 トラヴィス「なんのプロデュースもしてないのに真っ先に私が処刑されるのはわりとイヤなのだが……?」 プロデュースされたくなければ処刑しといたほうがいいみたいなことになってしまっている。自覚は無い。 「私としてはねえ、盛り上がりに寄与していないものこそ処刑で華を持たせるべきだと思うのだけれど……だって考えてもごらんよ、盛り上がるものの残っていない宴など、苦痛きわまりないじゃないか」 (G71) 2021/10/04(Mon) 2:27:55 |
【神】 墓守 トラヴィス「ふうん?なにかあったのかい?」 心当たりがあるとすれば、自分たちの後輩か。 戦闘で何か心が揺れるというのは、納得できるものではある……ような。そんな簡単な男か?と疑問が残るような。 全く、監視の目が大半奪われているというのもやりにくい。 (G74) 2021/10/04(Mon) 2:30:52 |
トラヴィスは、面白いって……と動揺している。どっちかというとおもしろ系の自覚ないんですか? (a22) 2021/10/04(Mon) 2:31:53 |
【秘】 知情意 アマノ → 墓守 トラヴィスあなたの囁きに男は暫し反応することができなかった。立ち去っていくあなたが遠くなってから漸くその背を追いかけ、ついて行きながらも言葉を紡ぐ。 「それは構いませんが。……私のようなものが、トラヴィス様の部屋にお邪魔してもよろしいのでしょうか」 確認を投げかけた。男は自分が何であるかを理解してこの場にいる。 (-128) 2021/10/04(Mon) 2:35:05 |
【秘】 墓守 トラヴィス → 知情意 アマノ「逆だよ。今の私に同僚を近づけさせたくない」 常ならば朗々と響く声は、冷たく沈んだように囁かれた。 「私の望みを叶えるのには、お前が適切だ」 苛立ちを露わにした吐息。 お前に拷問させろ、という表現にもとれる言葉は、トラヴィスの中で精査されたものではないのが理解できるかもしれない。 部屋の扉の前で、トラヴィスは立ち止まる。 「……止めておくか。帰るなら今だぞ」 (-131) 2021/10/04(Mon) 2:44:52 |
【秘】 魅月守 チャンドラ → 墓守 トラヴィス「トーラーヴィースー♡」 あ!ダルがらみ上司だ! 「暇♡そいえば君は希望の役になれたの?」 内容は教えなくていいけど、と付け足した。 (-135) 2021/10/04(Mon) 2:56:57 |
【秘】 墓守 トラヴィス → 魅月守 チャンドラ「おやー?なんて可愛らしい金糸雀……我々の上司!チャンドラではないか!」 あ!ウザすぎる部下! 「私?うん、まあ、希望なのかどうかはともかくとして、そうだね。なれたほうかな?……実際、どこに配置されるのが望ましいのかはずっと悩んでいたから、なんとも言えないのだけどね」 貴方は?と問いを返す。 どうもこの上司が何かを希望するところが思い浮かばなかった。受け入れる、という姿勢が板についているせいか。 (-137) 2021/10/04(Mon) 3:02:34 |
【秘】 知情意 アマノ → 墓守 トラヴィス常のあなたと異なる声に男は静かに息を飲んだ。そのような冷たい囁きをこの男はきっと聞いたことがなかっただろう。 精査されたものではない言葉であるのならば、苛立ちのありありと見える息をつくのならば、きっとこの扉をくぐった先には安寧はないのだろうと考えて。 「……いえ。このヴィオラ弾きめをお使いいただけること、心より感謝申し上げます、トラヴィス様」 それでも、男は進むことを選択する。 (-140) 2021/10/04(Mon) 3:08:42 |
【秘】 魅月守 チャンドラ → 墓守 トラヴィス「ふむふむ…そうなんだ?僕は希望通り。あんまり希望でなさそうだなーってとこにしてたからってのもあるね」 つまりは、余るところを狙って安定感をとったのだ。 何が来るか分からない、より楽だからと。 「まぁちょっと…うん、役割として機能させられるかはわからないな。自信がない」 (-141) 2021/10/04(Mon) 3:10:43 |
【秘】 墓守 トラヴィス → 知情意 アマノトラヴィスの部屋は、貴方が彼の部屋を想像したそのまま、あるいはその延長線上にあるようなものだ。 大理石の調度品。血を思わせる深い赤を基調にした、細かな装飾の壁。品の良い布張りのカウチソファに身を投げ出したトラヴィスは、そちらを見ることなく硝子戸のワインセラーを指差した。 「……何れでもいい。お前が詳しいのならお前の好みでもいい。共に呑むことを許す。適当に空けろ」 墓守を名乗る男は、今宵、しこたま酩酊するつもりらしかった。 (-143) 2021/10/04(Mon) 3:20:37 |
【秘】 墓守 トラヴィス → 魅月守 チャンドラ「気持ちはわかるよ。私だってそう……そもそもこの遊戯自体、我々の為のものとは言いがたいのだし。どちらかと言えば囚人の、更に言えば社会が求めたからこそ在る制度だ」 必要だから、ここに居る。 社会が必要としているから、給料も休暇も出るのだ。 なんというか、どこを見ても業が深い話だ。 「ああ、でも。終わったら休暇があるわけで……ううん、それは割と楽しみかもしれないな。取っておいたブランデーがあるんだ。なんて、意欲の薄いような発言は、幻滅されてしまうかな」 (-145) 2021/10/04(Mon) 3:25:53 |
【秘】 魅月守 チャンドラ → 墓守 トラヴィス「ふふ、良いじゃない。ブランデーをゆっくり楽しむ為の休み。 僕は僕の居ぬ間に荒らされるのが嫌なだけで、他の子が休みを楽しむのを咎める気は無いよ。 うん、寧ろ。そうゆう楽しみがあるほうが''ひとっぽくて''好きだな」 (-148) 2021/10/04(Mon) 3:32:47 |
【秘】 墓守 トラヴィス → 魅月守 チャンドラ「……」 反射的に、笑んだ。 癖はそうそう変えられるものではない。 「……私はまだ人でいられているかい?貴方の目には、そう映っている?」 ここはまだ、休暇にたどり着かない時間なのだと、芯から冷えていくような感覚。遠い。溺れそうだ。 (-149) 2021/10/04(Mon) 3:37:51 |
【秘】 魅月守 チャンドラ → 墓守 トラヴィス「なぁに。急に。 僕はまだ君をひとと思って…」 そこまで伝えて。ほんの少し心配になって尋ねる。 「僕がそう思いたいだけ、で実際は辞めました。なんていったら怒るかもしれないけど。 ……どうしたの、自信無くなっちゃった?」 (-153) 2021/10/04(Mon) 3:44:35 |
【秘】 知情意 アマノ → 墓守 トラヴィス男は初めて訪れる他人の部屋をきょろきょろ見回すような人間ではなかったものの、なるほどあなたらしい部屋であるという感想を抱かずにはいられない。 あなたの指が指し示すワインセラーへと視線を投げかけると同時に受けた命に粛々と従う。酒に詳しい人間ではないので、たまたま目についた中の一本を手に取って、それから。 今自分が手にしたこのワインが開封済みであってくれと願わずにはいられなくなった。 未開封のものを空けるのならば当然コルク抜きを用いることになるだろう、しかし、自らの目の前でいくつもの穴を開けられ死んでいった男の姿は記憶に新しい。 「…………」 手元に視線を落とすこともできないままあなたの元へと戻ることだろう。グラスを回収するところにまでは意識が向くが、さて。 (-155) 2021/10/04(Mon) 3:57:20 |
【秘】 墓守 トラヴィス → 魅月守 チャンドラ「……少し。不安定になっているだけさ。 自分を保つというのは、こんな場だと難しいから」 曖昧な微笑み。 笑む理由のない、笑みのための、形。 「私らしくありつづけたいものだね」 (-160) 2021/10/04(Mon) 4:34:38 |
【秘】 墓守 トラヴィス → 知情意 アマノ貴方にとって悲しむべき情報は、それが当然のように未開封であったということ。 「はあ…………もう少し度数の高いものを揃えておくのだったな。並べた時の見目は良いが、今の気分はワインじゃない」 しかし男は赤熱した剣で『瓶の首ごと』落とした。コルク抜きの出番が無かったのは、彼もまた同じことを考えていたから、だった。同じ道具を使い続けた手は、鈍い痛みを訴えている。 「ほら。好きなぶんだけ飲むと良い。貴様らの環境では手の届かんクラスだぞ」 そのまま手酌でグラスに注げば、荒々しくも飲み下す。……長い年月を経て熟成された葡萄酒が本来の味を取り戻すには、封を明けてからもやや時間がかかるものだ。それを知りながらも待つことすら惜しむ様子は、やはり優雅さに欠けていた。 (-162) 2021/10/04(Mon) 4:45:05 |
【秘】 魅月守 チャンドラ → 墓守 トラヴィス「君は。僕と違って繊細そうだものね。 この宴に参加する事になったって聞いた時、心配になったもの。 ……勿論今も心配だけど」 曖昧な笑みをじっと見つめる。 「辛くなったら無理せず、吐き出しなよ?それだけでも少しは違う筈だから」 (-164) 2021/10/04(Mon) 4:54:13 |
【秘】 知情意 アマノ → 墓守 トラヴィス気もそぞろだったからだろう、一瞬何が起こったか理解できていなかった男は数度目を瞬かせて、それから常の振る舞いと大きく異なるあなたが抱く心情のほんの一端だけでも受け取ることができただろうか。 「ありがとうございます。ありがたく頂戴いたします」 男もあなたに倣いグラスにワインを注ぐ。テイスティングなどしていられるような心地ではなく、また、ひどく喉が渇いていたため、注いだ分をすぐ飲むような慌ただしくも拙い飲み方をしていた。 「ワインの気分ではない、度数の高いもの……となるとウィスキーなどでしょうか。恐れながら酒類には詳しくなく」 (-167) 2021/10/04(Mon) 5:25:12 |
【秘】 墓守 トラヴィス → 魅月守 チャンドラ「……そう見えるかい?繊細だと……」 自分ではわからない。 そうなのだろうか?到底、繊細な人間がやることとは思えない所業にも、手を染めてきているし────彼はそれを知っているはず………… 「…………ああ。こういうところか。私は、すぐ揺らぐものな……」 たしかに。糸の上で舞うような、チャンドラのような振る舞いは、トラヴィスには難しい。舞台装置と嘯いて、幾重にも命綱をつけるような人間だ。 「君の言う通りかもしれないな。……まあ、うん。危なくなったら、頼むよ」 (-208) 2021/10/04(Mon) 16:33:37 |
【秘】 魅月守 チャンドラ → 墓守 トラヴィス「危なくなる前に、できれば看守長みたいな…皆に近そうな人が理想なんだけどね。此処にはいないから、僕で我慢して♡」 「変人でも、人の話くらいちゃんと聞けるからさ」 この兎は貴方たちと、自分の間に隔てるものがあるのを理解している。その上で、利用しろと貴方にいうのだからひどく身勝手だろう。 …いつも通りだ。 (-226) 2021/10/04(Mon) 19:00:27 |
【秘】 墓守 トラヴィス → 知情意 アマノ「わたしもそれほど、詳しくはないさ。貴様は学者だったのだろう?概要を摘む程度なら、信頼できる資料を区別する程度なら、素人でもやることだ。それを銘柄や店に置き換えるだけだよ。詳しいというのは、実践や開拓を行なってからさ」 ただ、ブランデーの類いは持ち込むべきだったな、と酒気混じりの息を吐く。 「貴様は情深い方だったのだな。交流をしている相手を独り占めしたいだなんて、常日頃の様子からは到底想像がつかない」 (-256) 2021/10/04(Mon) 21:02:30 |
【赤】 墓守 トラヴィス「意欲充分で結構!……私が同僚に忠告する事はない。これは無礼講だ。セファーよ、好きにやりたまえ」 意図を認識したかどうか。 男は満足そうに頷いて、『生存者』のリストを投げ捨てた。 突き立てられた赤熱の剣がリストを赤く炎に染め上げる。 黒く薄い煤が高価な衣服にまとわりつくのも気にせず、哄笑は彼が満足するまで響き渡った。 やってみたかったんだな感が強い一連の行動だが、ここツッコミが少ないのだけ問題多めよな。 (*11) 2021/10/04(Mon) 21:08:01 |
【秘】 知情意 アマノ → 墓守 トラヴィス「はい、元は研究員をしておりました。なるほどそのように捉えれば少しは詳しくなれたのかもしれないと愚考いたします。酒の席自体に縁遠かったため、あくまで可能性のひとつではありますが」 男もまたワインを揺らしながらそう言い、飲もうとして……あなたの言葉に思わずふっと吐息を吐いた。普段淡々としている男にとっては珍しい、笑いが薄っすら滲んでいるようなものだ。 「独り占めというと語弊が生じます、トラヴィス様。常日頃は私語を慎んでいる故そのように見えるだけかと。 ……見世物にされたくないと考える者の意思を汲みたいだけです 」男が周囲にあまり興味を示さないのは事実だ。しかし人間らしい情動というのはまだいくらか残っているため、こうして交流を許されてしまうとそのあたりが活性化するのだろう。 (-258) 2021/10/04(Mon) 21:17:19 |
【秘】 墓守 トラヴィス → 知情意 アマノ「……頭の回転が売りどころの職業ならば、そういうこともあるのだろうね。だが、何事も使い様だよ。忘れたいものを酒で誤魔化す……記憶力の良いものにこそ、必要不可欠……あ、でも……」 ワインの瓶ラベルに視線を走らせて、微妙に表情を歪ませる。 経験の少ないものに飲ませるには少々ランクが高すぎた。この味に慣れてしまうと、生半可な味で満足できなくなるのが困りものだ。酒をそれなりに愛するものとして、なんというか、初心者へ勧める順番を間違えた感がすごかった。 「……世の中の酒に満足できなくなったらごめん」 率直な謝罪であった。 気を取り直し、少し真面目な顔を取り繕う。 「どちらにせよ、情か。貴様に情を認めるものはそう多くなかろうに。貴重なものを見ているのかな、私は」 (-261) 2021/10/04(Mon) 21:38:39 |
【秘】 知情意 アマノ → 墓守 トラヴィス「こればかりは知性を扱う職業故の娯楽への疎さと認識しておりま……? ああ、いえ。世の中の酒を飲み比べるような時間は恐らく私にはありませんのでお構いなく」 監獄生活はまだまだ続く上に刑期を終えたとて元凶悪犯のラベルはもう一生剥がれない。酒を楽しむような人生にはならないだろう。 そもそも人生が続くかどうかも分からない、主人の提案を飲みでもしない限り。 「少なくとも誰もが当然知っている一面ではないかと愚考いたします。仮面をつけているつもりはないのですが、……トラヴィス様にとって情を持つ私はどう見えるでしょうか。人間らしいと思うでしょうか、それとも人の真似事が上手い化け物に感じるでしょうか」 (-263) 2021/10/04(Mon) 21:58:06 |
【秘】 知情意 アマノ → 墓守 トラヴィス/*誤字しました。 ×少なくとも誰もが当然知っている一面ではないかと ○少なくとも誰もが当然知っている一面ではない、と (-265) 2021/10/04(Mon) 21:59:56 |
【秘】 墓守 トラヴィス → 知情意 アマノ「そう言うな。貴様の働き様によっては、便宜をはかることもできるのだぞ、私は。……貴様が信じることはなさそうだが」 それはまさに、知性のありようだ。 提示されたものをそのままの意味で受け取ることなど、そうは無いだろう。疑い。そこに意図を見る。 「凶悪犯というのは、その在り方は死人だが…… 仮に人として、その生を解釈するならば。私に見える姿は、迷宮だな。穏やかな、あるいは攻撃的な。壁が幾つも立ち並ぶ。当然、その迷宮の中には情も、弱みもあるだろう。だが……」 凶悪な犯罪を成し遂げることが、『できてしまう』というのは。それは、やはり常人とはいえない。社会は彼らの様な存在を封じ込めるために、あらゆる手段を用いている。それでも、起きる。犯罪は起きてしまう。 迷宮としての格はこちらが上だと睥睨される錯覚すらある。 「……時たま、自分が……迷い込んだ迷宮の中で虚勢を張る、道化のように思えるよ」 (-270) 2021/10/04(Mon) 22:10:24 |
【赤】 墓守 トラヴィスこれだから、死人どもは怖い。 我々の常識とは異なる、なにかを見ているのだ、と確信させられるときがある。それは幻想かもしれない。それは疑念の作り出す蜃気楼に過ぎないのかもしれない。だが。 いま立っている常識が正しいのか、酷く不安になるのは、【彼ら】の側にあるときだけだ。 (*15) 2021/10/04(Mon) 22:14:22 |
【赤】 墓守 トラヴィス「……愛されているねえ、我らの金糸雀は……」 『否定の意を表明しない』ことで、彼は同意を表現した。 あまり多くの言葉を使えば、複雑な心境が口から漏れ出す様な気がした。 煤の香りが鼻につく。 不要な感情をこうしてしまえたらどんなにか便利だろうと、視線を僅かに落とした。 (*17) 2021/10/04(Mon) 22:20:24 |
【秘】 知情意 アマノ → 墓守 トラヴィス「……トラヴィス様もご主人様と近しいことを仰るのですね……。……生死に関わる事柄である以上、相手を信じるか否かだけを考えて済む問題ではありません」 道筋を提示されても真意が見えない。意図が読めない。自分のこれまでとこれからを大きく変える決断を前にしてすぐさま飛びつけるほど愚鈍ではなかった。口の中に広がった苦い言葉を喉奥に押し流すようにワインを煽る。 「迷宮。なるほど、言い得て妙です。生まれ持ったもの、後から作られたもの、時に壊され、あるいは放棄され、……そうして奥底に情や心といった宝を隠し、踏み込んだ者を傷付けることもある。 ただ、罪人とてかつては常人の枠で生き人間であると認められていた者で、 これらの特徴は常人も持ちえます 」男は考えている。『人間を殺してはいけない』と掲げる民衆が『罪人は殺し排除しろ』と唱える矛盾を、ずっと。 「我等凶悪犯の生のみが迷宮ならば、迷宮の中で虚勢を張っておられるトラヴィス様はきっと我らの生に関心を持っておいでなのです。貴方様が私に情を見出したのがいい例でしょう、貴方様は凶悪犯の内にあるものを理解しようとされている」 (-272) 2021/10/04(Mon) 22:43:20 |
【秘】 金糸雀 キンウ → 墓守 トラヴィス/* 業務連絡ですわ。 fortune勝負の結果、本日はセファー様が襲撃を行いますわよ。 よろしくお願いしますわ〜〜〜!!(ちなみに19vs45でした) (-284) 2021/10/04(Mon) 23:26:05 |
【秘】 墓守 トラヴィス → 知情意 アマノ「……無論、そうだ。常人もまた小さな迷宮を持っていて、その点は貴様らと変わりはない。……どちらが悪なのかなどは問わない。当然、『為した方』が悪だ。……ただ、」 その境は。 「『為した方』が、為さなかった方よりも、より複雑で攻略困難な迷宮であったなら…………そう、アマノ。知性の犯罪者。貴様はどう思う? より高度な謎を解きたい と感じる感性は理解できないか?常人の群れが何を望んでいるか、優れた迷宮の貴様に解るか?」常人と、彼らの違いはなんだ? 正義と『常軌を逸した邪悪』との決定的な違いとはなんだ? 「常人は邪悪になれない。無能だからだ」 ────だから我々は、常人は、彼らを墓に埋める。 己が得られない宝物庫を、解けない迷宮の真実を、他の誰にも奪われないように。 「私はいつも、そこに踏み込んでは立ち竦むばかりだよ」 (-287) 2021/10/04(Mon) 23:28:49 |
【秘】 不覊奔放 ナフ → 墓守 トラヴィス/* ごきげんよう、トラヴィスPL55555様、ナフPLの高弾力衝撃吸収です。無計画の秘話投げてもよろしいでしょうか?のご確認に参りました。 具体的には『突撃⭐︎隣のカンシュサマ!』をする予定でありまして、 廊下やバトルフィールドにいるところに強襲をかける導入がしたい なぁ…などと思っておりまして……あくまで導入ですので、その後バトルに入るも軽くいなして雑談するも、お仕置きするもギャグに転ぶもなんでもありの所存です。 もし襲い掛かられるのが困るなどありましたら、普通に話しかける導入にもできます!要は、絡みに行きたいですの主張であります。 匿名箱での体調不良との言葉も拝見しましたし、もし不都合ありましたら無視していただいても構いません。お大事になさって……無理はせずに…… (-290) 2021/10/04(Mon) 23:37:28 |
【秘】 墓守 トラヴィス → 不覊奔放 ナフ/*かまわん!来い!!! なぜならば頭痛は改善したからだ! 何だったんだろうあれ 怖い 今はもう踊れるほどに元気180倍トラヴィスマン!!!!! 襲い掛かられるのも構わんがセクシーになってしまったらすまんな!!!!隠しきれぬ色気が服の破損であんなことに!!!!!! では待っているぞわが城で!!! さらば!!!とうっ!!!!(白馬で走り去る) (-293) 2021/10/04(Mon) 23:43:16 |
【秘】 不覊奔放 ナフ → 墓守 トラヴィスたた、と裸足特有の足音を鳴らしながら、誰かを探すようにかける。 どこにいるだろう。城…… いや城はなかろう流石に恐らくきっと。いやでもバトルフィールドとか景色投影できてたな怖い。 ともあれ、あなたの姿を探す。 見つければ加速、踏み込み、思い切り飛び込んでいくだろう。あなたの様子にもよるが、ドロップキックやらその辺になると思われる。 (-298) 2021/10/04(Mon) 23:52:34 |
【秘】 墓守 トラヴィス → 不覊奔放 ナフ気配に気づき振り返ったのは反撃が可能かどうかというほどに足裏が間近に迫った時だった。反射的に得物を掲げようとして、回転する思考が幾つかの問題点を挙げ始める。 ・間に合うか? ・キック程度で足を灼き落とすのは流石に問題があるのでは? ・治療費用を何度も同じ囚人に使ってたまるか ・私なんでこんな武器使ってるんだろ ・剣自体そんな便利なもんでもないのに… ・間に合わない ゴモシャ、と、鈍くもつれるようにして2人分の体重が床に叩きつけられる。青いコートがはらはらと広がり、深い湖が波打つようなドレープの輝きをつくった。 「………………何の 真似だ」 男が、なにやら呻いている。 ここは城などではなく、普通の廊下である。強いていうならばベンチと観葉植物がある。 (-302) 2021/10/05(Tue) 0:03:10 |
【秘】 不覊奔放 ナフ → 墓守 トラヴィス振り返ったあなたが、こっちをしっかり捉えてあまつさえ剣に意識まで向けたのに、何も行動を取らずにいたのを見た。 見たので、キックは空中で(間違いなく空中で、体勢を変えるのを見たはずだ)ただあなたへと飛びかかる動きへと変わった。 結果、ゴモシャ、となった割にはダメージは少なかったかもしれない。少なかったらいいな。背中とか尻は打ったかもしれないけど。 あなたの上で馬乗りになりながら、男はふふんと機嫌よさそうに笑って。 「話したくなった。ついでに遊ぼかなッてェ。せっかくだし」 なんにせよ飛びかかる必要は感じられないだろう。どこにも。 (-304) 2021/10/05(Tue) 0:09:24 |
【秘】 墓守 トラヴィス → 不覊奔放 ナフ「…………蘇生もしたばかりだというのに、躾が必要か?…… ……いや、私は彼ほど簡単ではないぞ。貴様の暇潰しに傷などつけられてたまるか」 はあ、と息を吐く途中で幾つか咳き込む。受け身は取っていたとはいえ、ダメージ・ゼロとはいかない程度には速度がついていたわけだ。 とにかく。貴方も知るように、彼は貴方に苦痛を与えるためならば『何もしないことを選ぶ』のも辞さない人間である。この場もまた、そのような判断によって反撃を選ばなかったのだと、貴方なら思い至るだろうか。 「処理速度が速ければ、その分刺激も少なく感じるものか」 (-309) 2021/10/05(Tue) 0:21:56 |
【秘】 不覊奔放 ナフ → 墓守 トラヴィス「だからァ、顔とか蹴らンかったじゃん。 多分そうだろーなとは思う、別にィ、簡単だったとか思ってねーけどォ」 躾けられる筋合いはない、と言わんばかり。そんなことはない。看守に飛びかかっているのである。 けれどあなたの思惑通り、それ以上なにかするほどの熱意も削がれたらしい。そしてそれはあなたの思惑通りなのだろうとも理解した。それに反発するように、あなたの上から退きはしないままなのだが。 「処理速度ォ?……かんがえたこともねーやそンなン」 (-312) 2021/10/05(Tue) 0:33:17 |
【秘】 墓守 トラヴィス → 不覊奔放 ナフ「顔を蹴っていたら……前言通りの拷問を行っていただろう。貴様の判断は正しいな」 麻酔付き・視覚聴覚封印拷問。彼以外にはそんなに重くもないペナルティだろうが、彼に限ってはそれなりの脅しになる……というのも、なんだか手応えの無さに呆れてしまうけれども。 ぺち、と自分の上の男の腿を叩くが、さほど大きい抵抗はしない。彼との会話を優先させてみようかという意図だった。なにせ、躾はいつでもできる。というか、いつでも彼が歓迎することだろう。……なんだかなあ。 「貴様は常人よりも出来はいい。でなくば、『大きな犯罪』というものは犯せない。世界はそれを厭い、犯罪を起こせないような仕組みを長い間作っているのだからな。……だから貴様は暇なのだ。貴様の処理速度に適切な刺激は、常人にとっては強すぎ、そして多すぎる」 (-315) 2021/10/05(Tue) 0:43:00 |
【秘】 墓守 トラヴィス → 魅月守 チャンドラあなたとすこしだけやり取りをしたしばらくののち。 あなたのデスクに、トラヴィスからのメッセージが届くだろう。 『あなたは今日の襲撃が誰の手によって行われたかを、もう知っているのではないか?』 (-320) 2021/10/05(Tue) 0:59:08 |
【秘】 不覊奔放 ナフ → 墓守 トラヴィス「……なァそれホントやだ、ほんッとにやだ、顔蹴らン」 割と、無礼講始まって以来の…いや、普段からしてもかなり珍しい切実な声を上げた。本当に嫌なのだ、どっちか片方ならまだ痛覚やら視覚聴覚やらで暇を僅かには潰せるものの。 叩かれた、ということの理由を分からないではない。退けって言われているのだと理解できる。 それでもやだとその場に居座るのは、その位置があなたに一番近い位置だからである。 「………ンン、」 一旦、言われたことを噛み砕くために黙った。聞いてますよ、と示す唸り声を上げつつ。 「……一理あるかもしれン。本、たくさん読ンだけどォ、結局オモロいとこしか覚えてねェ。ここ最近で一番楽しかったンは昨日死んだときだったし」 そうして、噛み砕いてから、納得の声。 (-321) 2021/10/05(Tue) 1:05:18 |
【秘】 魅月守 チャンドラ → 墓守 トラヴィス返ってくるメッセージは然程貴方を待たせはしないだろう。 『なぜそう思うのかな? 僕はあくまで僕と、もう二人の犯行でない事しか分からないよ』 (-323) 2021/10/05(Tue) 1:07:37 |
【秘】 知情意 アマノ → 墓守 トラヴィス男は、知性の犯罪者は、ターコイズの瞳にずっとあなたを映していた。 優れた迷宮と呼ばれた男には常人の群れが唱える言葉を完全には理解しきれない。自らの持つ認識が世間一般の認識と異なることは知っている。常人の唱える論調に疑問を抱いたところで誰も己を納得させることができないことも、また。 「……謎は解かれるためにあるのでしょう。不可能は可能にするために存在するのです。不完全を許容できないからこそ、人は完璧を求めるのではないのですか」 独白のようなものであり、問いかけのようなものでもある。見て見ぬ振りをして、見えないよう捨て去って、そうして作られた真実と虚しい完全の中で周囲に倣って鈍麻に生きることを男は考えられなかった。 なるほど墓守とはそのような存在だったのだ、と男は唐突に理解した。 限りなく邪悪の傍に立つあなたの足元は常に揺らいでいるのだろうし、油断すれば死人の群れに足を引きずられこちら側に堕ちてしまうのではないか。 「私が言える言葉ではありませんが。よくよくお気を付けください、トラヴィス様。貴方様は私の情という宝を得ましたが、つまりそれは私という迷宮の奥に足を踏み入れたことと同義です。私はただ貴方様の侵入を許します、しかし帰り道はお伝え出来ません。 ……無能を望まぬのならば、私を暴くと良いでしょう」 (-327) 2021/10/05(Tue) 1:14:43 |
【秘】 墓守 トラヴィス → 不覊奔放 ナフ「……難儀なものだ。貴様の頭脳を求めてやまない人間は大勢居るだろうに」 まして、それを用いて為されたのはそれらが夢想する『なにか偉大なこと』のどれでもなく、人々の未来を奪う歴史的な犯罪だ。結果。人類は、トラヴィスをはじめとした看守は、彼の苦痛を求めて無刺激にたどり着く。持ち主さえ真っ当ならば有効に使える筈の頭脳を、ただただ苦しめる──── 「貴様にとっては、世界の動きは鈍すぎるのだろう。だから、波打つような真似を好む。自分の起こした波の反動で楽しむほか、貴様の暇を潰せるものはないのだと無意識が学んだのだ」 (-328) 2021/10/05(Tue) 1:19:00 |
【秘】 不覊奔放 ナフ → 墓守 トラヴィス「………や」 否定の一音。 「俺の脳味噌はァ、イカれてっからァ、いくら他より出来が良くても、いらンよこんなモン」 特に自重ではなく。ただ事実を述べるように、尚且つ世間話のように曰う。 「世界を知らン。見える場所にいなかった。どこにも行けねーから、それでも行けるとこに行こうと思った。行ける場所の最終地点がここだ」 「世界に俺はいらン。ここにもいらンかもしれンけどォ、罪人いなくなったらアンタらの仕事もなくなンだろ?だから、ちょっとくらい俺も混ぜて」 (-331) 2021/10/05(Tue) 1:28:06 |
【秘】 墓守 トラヴィス → 魅月守 チャンドラやや、長い時間をとって。 『ならば、相談はもう少し待つことにするよ。 それなら、お互いに不安だものね 』返ってきたのは、そんなメッセージだ。 彼はしばらく、メッセージを返さないままだろう。 (-332) 2021/10/05(Tue) 1:29:00 |
【秘】 墓守 トラヴィス → 知情意 アマノ「……私が、貴様の宝を、ね。 言葉では何とも言えるけれど……」 はあ、と深い息を吐く。肺が震える感覚を覚えるたび、トラヴィスはこうして誤魔化している。震えが表に出てきてしまえば、己を形作る壁のどこかに、致命的な罅が入るような気がしていた。 アマノの論は一部正しく、そして一部間違っている。それは狂人の、 愚かではない人間の 感覚だ。ただびとは、完璧を理解できない。完璧とはどういうことかを想像できない。求めようにも届かなければ、『自分の手に入れたこれこそが完璧だ』と思うしかないのだ。彼は全く有能だ。だから、そもそも不完全と完全の区別がつけられない人間のことを、理解できていない。「貴様には私がどう見える。迷宮で虚勢を張る私は、宝を強請る赤子に近いか。お前たちはどうして『そう』在るのか、私には分からない……最後には、感情すらも踏み越えて、『成し遂げる』。恐怖も、情愛も……貴様の求める完璧を防ぐ壁にすらならないのか」 グラスを置いて近づいた。 ふらつく足取り。 全く無様な役者だと、己の役柄の一つが嗤う。 (-338) 2021/10/05(Tue) 1:53:15 |
【神】 墓守 トラヴィス「ま!個人が好き勝手に投票するというのも、もちろんアリだと思うよ、私はね!」 ウインクした。誰にともなく。 「結果発表で盛り上がるってこともあるだろうし。発表するときはやっぱりランキング式で豪華な画面がいいかなって思ってて……」 (G99) 2021/10/05(Tue) 1:58:20 |
【秘】 墓守 トラヴィス → 不覊奔放 ナフ「貴様がどう思うかは、この際問題にならない。世界は君を必要としただろう。ただ、『必要とした形が違った』し、貴様もそれは呑めなかった。時代が違えば、あるいは貴様は英雄であったかもしれんが……」 それは叶わなかった。 現代においては、彼は犯罪者という形になるしかなかったのだろう。彼の『暇』は、彼にとってもだが、社会にとってもまた悲劇ではあったのだ。 「別にこの仕事が無かったとしても私の行くべき場所はどこにでもあるものだがな。 拷問官 というのは、裏にも表にも引く手数多だ」とはいえ。 混ぜて、と、殊勝に願うのならば、それなりの餌をやらないわけにもいかない。これは無礼講なのだから。 故に彼は、一つの波紋を投げ入れた。 (-342) 2021/10/05(Tue) 2:07:31 |
トラヴィスは、ニア避けられたのでちょっとショックを受けたが、華麗なので立ち直った。 (a55) 2021/10/05(Tue) 2:09:15 |
トラヴィスは、脱字もしたのですごく悲しくなった。 (a56) 2021/10/05(Tue) 2:09:43 |
【秘】 魅月守 チャンドラ → 墓守 トラヴィス『おやおや。 いたずらっ子になってしまったんだね?それもとても楽しいけれど。 その時が来るまで。お互いが生きているのを祈っているよ』 (-344) 2021/10/05(Tue) 2:12:25 |
【秘】 不覊奔放 ナフ → 墓守 トラヴィス「宗教が違えば、俺も求められたかもしれンて思う」 自分の意思は関係ない。あくまで客観的…ではあるが、随分と思考が偏っているらしい、との自覚くらいはある。 「拷問官、」 あなたの思惑通り、その一言は胸中を揺らした。 聞いてますよ、のポーズである唸り声もあげることを忘れ、暫し黙り込む。 「………無期懲役ッてェ、減らせたりすンの?」 そんなことを聞いた。何になれる可能性があっても、囚人ではどうしようもなさそうだから。 (-348) 2021/10/05(Tue) 2:21:32 |
【秘】 墓守 トラヴィス → 不覊奔放 ナフ「あるいは、貴様にやや劣る程度の、しかし貴様の運用が可能な上司が見つけられれば。また、違った形があったのかもしれないが…… ひとところの同時代に、貴様と同じ程度の頭脳が生まれるというのは、……なかなか。望むべくもない確率だ」 犯罪者を語る上で、『親さえ』とよく謳われるのは、それなのだ。それを上手く運用できる上司。人生に関わるもの。 だが、目的を果たすのならば親である必要はない。人生をかけて頭が上がらない相手が『親』であるのが理想的、というだけで、そのような相手が他にいれば。 「……ある程度の利益をあげれば、無期懲役の撤回は可能ではある。金銭的にというよりは、社会や人類に有益なもの。今の貴様は社会悪だ。だが何らかの形で『人類に有用である』と示せれば、条件付きで自由を与えられるだろう」 同時代に、偶然に、生まれることは望めなくとも。 長い間。 牢獄で彼が燻っている間。 彼の『親』となり得る存在が、どこかで生まれている可能性はそう低くないと、トラヴィスは考えている。 (-357) 2021/10/05(Tue) 2:44:10 |
【秘】 知情意 アマノ → 墓守 トラヴィス「……私は、私をこの墓に埋めた常人が……人間が今でも好きです。最期まで人として在りたいと思うほどには、私が人であることを願っています」 訥々と語る言葉はあなたに嫌悪感をもたらす告白だったかもしれないが、長い監獄生活の中で男が抱え続けていた思いだ。男が人権を失い、ペットとして他者に屈することを選んででも得ようとしているものだ。 「虚勢も葛藤も、人だからこそ許されている行為です。故に、仮面の向こうにいたあなたという人間がただ人であったことが喜ばしい。 ……きっと、分からないという結論に至る『どうして』を積み重ねてきたのでしょう。これからも積み重ねていくのでしょう。それでもなお迷宮を知ろうとするあなたが……答えを得ないことを願うのみです」 その疑問に答えが出てしまったのならば、理解してしまったのならば。 あなたもこちら側の人間だから 。男もまたグラスを置き、避けも近づきもしないままあなたをただ見つめる。あなたが何を望むのか、何を奪うのかも知らぬまま。 (-361) 2021/10/05(Tue) 3:02:10 |
【秘】 不覊奔放 ナフ → 墓守 トラヴィス「俺の親は俺を悪魔の子だって閉じ込めた。だから上司はいたことねーしィ、……、ンー……」 上司に恵まれなかった、というならそうなのだろうと思った。それをうまく伝えるほどの脳はない。伝える技術を必要としなかったから、この男は上手い話し方はできない。 「………金銭なら楽だったンに。俺ェ、仕事は真面目だぜェ?」 素行は悪すぎるが、仕事に対する勤務態度だけはいい。そこを評価する看守は今まではいなかったが。 「兄さ、……チャンドラ、サマァ、がァ、無礼講終わったら、仕事手伝わせてくれるてェ、話はしてくれた」 今のところの上司っぽいもの、はカンシュサマたちだ。この前途多難な落ちるとこまで落ちている獣を使い熟してくれるかはともかく。 (-362) 2021/10/05(Tue) 3:03:04 |
【秘】 墓守 トラヴィス → 知情意 アマノ「……貴様から見れば、揺れる私も所詮は人か」 自嘲。 先ほどまで拷問を為していた手は、しかし迷宮では無力だ。あの男、脱走犯のテラとて、痛みに、恐怖に心の臓を止めた。 だがそれだけだ。 ありもしない望みにかけて、己の罪にまつわる秘密を明かしたりはしなかった。拷問官の情に訴えようとした唇は、しかし己の情を明かしたりはしなかった。ふざけた態度でも、あれもまたこの牢に封じられる死体の一人だ。人類が匙を投げた邪悪。「あるいは。貴様は既に邪悪に染まり切った怪物ゆえ、私のような『小さな怪物』が人に見えるだけかもしれんぞ」 座っている男の腿に、トラヴィスの膝が乗り上げた。 「私を殺してみないか?」 (-370) 2021/10/05(Tue) 3:42:31 |
【秘】 墓守 トラヴィス → 不覊奔放 ナフ「ふむ。ああ、宗教、とはそれか」 為したことと宗教学が結びつかないな、と内心訝しんでいたが、納得し、同時に(やっぱり回転自体は早いのだよなあ)と辟易する。会話速度、ついていけてるのか?私は。 表面上は冷静な顔でいられるけれども、この牢獄ではどこまで通用しているものやら。 「……彼が導くならば、出るまでの道は、そう困難でもない。あの人の器は大きいからね。私と違って『ひっくり返して』言動が変わるということもそうそう無いさ」 自分の弱さには自覚済みだ。 だから、善意にも邪悪にも揺れる。どちらか一方に留まりきれないからこそ、自らここに在るのだ。 「外に出て、やりたいことはあるのかい。暇潰しとはいえ、飛び出す方向くらいは検討をつけておくものだろう?」 (-372) 2021/10/05(Tue) 3:50:46 |
【秘】 不覊奔放 ナフ → 墓守 トラヴィス「そォ。母さんが熱心な宗教家ッてェヤツだったン。祈って生まれたのがコレだったからァ」 あなたとの会話で興味を失う様子は今のところない。証拠に、あなたの上から退かない。 退かないったら退かない。 暇潰し、よりもう少し強めに、あなたとの会話を楽しんでいるように見えるだろう。 「……あの人一番宗教違うと思う。俺をひとだッて言う。でもあの人にとってひとならァ、あの人のとこではひとなのかもしれン。……でもォ、それだから、俺ェ、アンタのこと嫌いじゃねーよ」 あなたは言動こそ奇抜で派手であるが、ちゃんと己を知っている気がする。繕って仮面の下に隠していても。 尊敬する、とまではこの男の性質上、思わないが。揺らぐからこそ信用には値する、とも思っている。 「ない。……今ンとこ。でもなンか、………、」 人の話を考えて脳内で纏める時は黙る男だが、そうでない要因で黙り込んだ。掴みきれていない何かがある様子で。 (-375) 2021/10/05(Tue) 4:04:04 |
【秘】 墓守 トラヴィス → 不覊奔放 ナフ「命を授かるという事象だけで満足できないのは、富の弊害だな。母子ともに無事に生まれたのなら、それこそを加護と呼ぶのが本来の宗教の在り方だと思うがね……」 だが、人類はそれを当然にするほどに豊かだ。どこの宗教も、神が施す奇跡は、『当然の事象』から範囲を広げざるを得ないのが現実だ。……トラヴィスの生まれは古い家柄だ。だからこそ原義的な考えから逸脱した教義には、多少物申したいところはある。 「そういった意味では、私もチャンドラ殿寄りではある。貴様を語る上で悪魔のような行為と切り離すことはできないが、……生まれたということ、そのものに罪を求めることはない。それをチャンドラ殿は『ひとである』と称するのだろうし、私は、……」 忌々しい死人ども。 人であったとは、たしかに、口にしている。 「……貴様の運用が上手くいくのなら、貴様にも未来はあるだろうと、認めてはいるよ」 為したこと、を思い返せば沸き上がる嫌悪と同時に、しかし一度承認した筋は通し切る。……苦しんで殺されるべきだ。彼の中の潔癖な部分はそれを望む。だが、潔癖故に、それがフェアな感情ではないことも理解している。 黙り込んでしまった囚人の思考を邪魔しないようにと、トラヴィスは静かに息を続けた。 (-377) 2021/10/05(Tue) 4:29:17 |
【秘】 不覊奔放 ナフ → 墓守 トラヴィス「……カンシュサマたちッてェ、やっぱカンシュサマやってるだけあンね」 慰めととったわけではない。ごく自然に、『教養』『学習』『視野の広がり』として受け取り、飲み込んだ。 「俺の、……母さんの宗教が歪かもしれンてのは、考えたことァなかったな。俺ァ悪魔だ、身体が優れてて頭のネジがない、タチの悪い獣でバケモンで悪魔……俺もそー思う。 ……でもアンタらの宗教を否定する気はねェ。アンタらの前では、俺ァひとなんだな」 あなたの上、あなたの息の音。聞こえはするが、どこか落ち着くもので。少しの間考えて、考えて。 罪人は漸く、思考する事を許されたような気がした。 「……会えなくなンのがちと惜しいヒトがいる。ここにいてもいーけど、自由の方がきっともっといい」 ぽつ、と呟く。曖昧なものではなく、確固たる意志として吐き出す。 顔を上げた。 「アンタ、亡霊名乗るの似合わねーよ」 なんて。笑い混じりに言ってのけた。 (-380) 2021/10/05(Tue) 4:45:40 |
【秘】 墓守 トラヴィス → 不覊奔放 ナフ「……母君と、私とは悪魔の解釈が異なる。私の言う悪魔とは、生まれてはならないもの。人と敵対するさだめのもの。貴様は……為したことさえ真っ当であれば、特筆すべきところなど無い単なる天才に過ぎんよ」 『単なる天才』とは、妙な話だが。 しかし、そう、なのだ。才の使いどころさえ間違っていなければ、人類の進歩を早めた歴史的偉人たちに名を連ねていただろう鬼才たち。それが彼らだ。なにせ、1000年前とは人類の知恵も技術も富も何もかもが向上していて、犯罪への対策もまた同じことだった。それでも。それでも、 行えてしまった 。才を、望まれるものにさえ使っていれば、彼は辞典に載る様々な────凡百の偉人たちと変わりはしない存在であったろう。 「…………全く。忌々しい。全くもって認めがたい。」 だからその言葉に情があることも認めなければいけない。 彼は人間だ。 そう認めたからには、その呟きが、偽りであると嘯いて切り捨てるわけには、いかないのだ。 「しかし。貴様、やはり『聞ける』のか。 それは、さぞ暇潰しに向いた役割だな……」 急に疲れが襲ってきたような感覚に、全身から力を抜いた。 座っている肉体がふにゃんとなったかもしれないが、座りにくさには気遣わないぞ。あれもこれも聞かれていたのなら、もう、釣り針の意味とかまるで無いんだもんな。 (-399) 2021/10/05(Tue) 6:36:37 |
【秘】 不覊奔放 ナフ → 墓守 トラヴィス「母さんにとっては、俺が正しくそーだったンじゃ、……ンン、」 生まれ持ってしまった性質が、嗜好が、おかしくて。持つべきものだった思慮が、罪悪感が、欠けている。 そういうものだと思っていたのだが、どうにも。あなたの言うことを否定して自分の中での当たり前を主張するには、自分の常識も知っていることも『弱すぎた』。 あなたの言葉をそのまま受け取れば、ほらやっぱり忌々しい存在だ、なんて言えただろうに。あなたの発する忌々しさがどこに掛かるのか、分からないままにそう返すわけにはいかない。 「そーだよ。……命乞いも兼ねて、今言った。 ゲームを長引かせるならずっとは生きらンねーけど、暫くは生かしといてほしーなー、てのと。一手無駄にすッから俺は噛むな、てのと。 ……セファーとオリオンにも共有していーぜ」 そう。暇潰しには最適なのだ。頭の上に両手を立てて掲げ、ぴょこぴょこ動かした。 (-401) 2021/10/05(Tue) 6:59:02 |
【秘】 墓守 トラヴィス → 不覊奔放 ナフ「宗教でいえば、だ。これが数百年も前、貴様が宗教戦争に登用されたのならば、その名は聖人として残っただろう。害した人間の数が変わらなくとも、為したことが変わらずともな。解釈とはそんなもの。人類は貴様らを測りかねている……とも、いえるだろう」 人類にとっての『難問』であるならば、彼の母親一人に解決出来るわけもない。誰も彼の暇を正しい形で潰させることができなかった。結果彼は過ちを起こしたが────それは、つまり。人類が彼という天才の運用を過ったのだ。 「私は犯罪者どもを好んではいない。だが、それは犯罪あってのことだ。勘違いしてもらっては困る。単なる『普通でないもの』を憎み、その生まれを呪うほどに狭量にはできていないよ」 もう少し若ければ嫉妬の類は覚えたかもしれない。奔放さ、天賦の肉体。だが、どちらにせよ憎むほどではない。 憎しみに囚われた己は美しくないからだ。 「……伝えておくよ。まあ、早々処刑されるということも無いだろう。死んだばかりだしね」 その点はさすがに、看守たちも気にすることだろう。トラヴィスもそのつもりだったから、足を灼き落とすのは躊躇したのだ。 (-425) 2021/10/05(Tue) 9:11:45 |
【秘】 知情意 アマノ → 墓守 トラヴィス「貴方様は限りなくこちらに近い、いつ我等同様になるか分からないものをお持ちではありますが。しかしそれでも人であると愚考いたします」 あなたが拷問について語るのを聞いて、拷問していく様を眺めて、男は確かに恐怖を抱いた。しかしそれは拷問という技術に多くが向けられていたし、あなたという迷宮の一部を手を引かれ歩いたことであなたという人間への理解が高まったものあってトラヴィスという一個人への恐怖は部屋に入る前よりもずっと薄いものになっていた。 男はあなたが乗り上げるのを止めない。ただターコイズをあなたに向けて言葉を聞いて――僅か、目を見開いて――問いを投げ返す。 「――私として?セファーとして? どのような理由で、どう貴方様を殺そうと言うのですか」 あなたを非難する言葉のようでいて、しかしその意図がないことがあなたにも分かるだろう。男にとってこれは確認だ。 (-443) 2021/10/05(Tue) 12:04:50 |
【秘】 不覊奔放 ナフ → 墓守 トラヴィス「……あァ…時代が時代で、上司さえ、ッてェのは…そーいうことなンか」 自分はこれ以外道がなく、これ以外どうしようもないと思っていた。あなたに可能性を提示されても。 しかし、具体的に例を出されて漸く、人類が運用を間違えた自分、というものが分かったらしい。 かといって、今ここにいるのは自分のせいで、自分の成した事であるのに変わりはないが。 「俺ァ、ずーッと、俺の存在そのものが罪だと思ってたよ。でもそうか、生まれること自体は『犯罪じゃない』ンだなァ」 法を犯しながら生まれてくるものはいない。ということに、やっと辿り着いた。目から鱗、というのは恐らくこういうことをいうのだろう。 「ンでも、この無礼講中はイイコにゃしねーからな俺ァ」 それはともかくとして宣言もした。折角の無礼講だからというのもあるが、何かあったのかと誰かに言われるのも煩わしい。 そして、死んだばかり、というのには僅かに首を傾けた。 そりゃ自分は死んだばかりだからやめてくれとはいうものの、他者がそれを理由に躊躇する必要はないと思っているからだ。 「殺したくなったら入れていーよ票」 (-453) 2021/10/05(Tue) 14:46:33 |
【秘】 墓守 トラヴィス → 知情意 アマノ男は、貴族めいた凛とした空気を捨て去り、娼婦のように囚人の膝へ跨った。 「……貴様らに、近いというなら、それが理由だよ」 瞳は揺れている。そうだ。わかっている。自分が為したことだ。自分は『許されているだけ』の罪を犯した。時代が変われば、国が変われば正義となったものではない。あれはどの時代でも、どの国でも唾棄すべき行いとされていて、だから、だから誰もが恐れている。 ここで許されているだけだ。 それは罪ではないのか? 「……他の。貴様らでなければまだ良かった。まだ私は怒りを保っていられた。共にあれを楽しむ素振りを見せたなら。あるいは下劣に己だけは逃れようとするなら。私は憎悪と嫌悪を抱いて演じ抜くことができた。苦痛こそが贖罪だと、絶望を捧げよと嗤うことができた。 だがお前たちは嫌悪した! 」両手を広げた。 どちらが正義か? ────正義は人に宿るものではなく、行いに宿るもの。トラヴィスはそう認識しているからこそ、 「 まだ2日だ。 まだ2日なのだよ、ヴィオラ弾き。私が舞台を降りることはあり得ない。ゲームを降ろされても、舞台は続く。炎が足りない。私の頭が灼けつくほどの怒りが足りない。故に殺せ。私を舞台に繋ぎ止めろ。この宴を踊りきるために」 (-487) 2021/10/05(Tue) 18:51:25 |
【赤】 墓守 トラヴィス「許可する!好きにしてやれ、っ……セファー!」 芝居がかったついでに名前呼び間違えかけた! あぶねっ!のポーズ。すなわち顔を逸らして天を仰ぐ格好いい私。 (*29) 2021/10/05(Tue) 18:53:29 |
【秘】 墓守 トラヴィス → 不覊奔放 ナフ「……そういうことを説明する人間が居なかった、というのも、要項に入るな。上司が居らずとも、これを前提に貴様が自ら、己の能力を『人類に都合よく』活かす場所を探そうとしても良かった。貴様の暇はある程度潰せたことだろう。指向性をもって、世界中に散る興味深いことを探せば良かった」 こんな、簡単なことを。人類は過ったのだ。 無力感に苛まれる。凡才である己にすら可能な影響を、誰一人与えることなく巨大な嵐を作り上げる社会。一人が足掻いたとて何になろう。 「……貴様の無礼講は許される。好きにしろ。既に為されたことは良くも悪くも変わらない。貴様の為した罪も、宣言された宴の始まりも」 生まれたばかりの子供のような顔をする。 ならば手足を振り回してそれが我々に当たったとして、咎めることは、無意味なことだ。少なくとも、今は。 「……いやまあその辺は心情的なものだよ。いつか壊れるにせよ、代わりに他のものが壊れるにせよ、さっき買ったばかりのものを壊すのは財布と心臓に悪い、みたいな立場だからね、我々」 それはそれとして、ナフの処刑にはこちらもスナック感覚で解説した。自分の財布から出ないとは言え、後で決算書見て『あー』ってなるのはなんか嫌だ。 (-491) 2021/10/05(Tue) 19:23:21 |
【人】 墓守 トラヴィス鏡に映る自分は今日も────美しい。 薔薇の香油はトラヴィスの身体に沁みるように香る。 目に見えない美しさまで兼ね備えているとは…… 「我がことながら、賞賛せざるを得ない」 鏡の向こうの己と手を合わせた。賞賛、ありがとう。 (73) 2021/10/05(Tue) 19:26:46 |
【秘】 知情意 アマノ → 墓守 トラヴィス己に跨るあなたの揺れる瞳を見遣る。仮面を捨てたあなたという個を捉える視線は、逸らされることがない。 男もまたあなたと同じ疑問を抱いていたのだ。人殺しが罪であるのならば、罪人を殺す者もまた人殺しとして罪に問われるのではないかと。それが法によって、規律によって許されているからこそ正しい行いになるのだと男は諦観していたが、あなたは違ったようだった。 あなたの仮面の裏にあった憎悪を、嫌悪を、男は今この時に初めて理解した。感情を踏み越えて『成し遂げて』しまった、境にいるあなたに対して男がはじめに取った行動は両手をあなたの太腿から腰へと回すことだ。普段であれば無礼な行為だと腕を焼かれるであろう行為をやってのけて。 「貴方様が舞台に立ち続けるのを願うのならば、舞台に彩りを添えるのがヴィオラ弾きの役目であると愚考いたします。……さて、どう殺せばあなたの怒りをより激しく燃え上がらせることができるでしょうか? 私の能力は雷ですから、落雷死で即座に殺して差し上げることも可能です。ですが、肉弾戦をも得意としていますから、」 腰に添えていた手をするりと滑らせて、あなたの首まで。 「――暴行による時間をかけた殺害、首の骨を折ることによる殺害等も可能かと」 選ぶがいい。あなたの死に方を。 (-493) 2021/10/05(Tue) 19:43:14 |
【秘】 知情意 アマノ → 墓守 トラヴィス/*トラヴィス様ーーーーーーーーーーー!!!!!これどうブッ殺してほしい等ありますか!?(エロ方面なら関係者にヤっていいか確認を取りに行きますし、そうでないなら普通にニコニコ楽しい死をプレイしましょうという気持ち) (-494) 2021/10/05(Tue) 19:43:34 |
【秘】 墓守 トラヴィス → 知情意 アマノ「即死など赦さない、赦されるものか、私は、私に」 小さく、速く、しかしはっきりとした意思で囁いた。 恐怖が無いとはいえない。むしろ、自分で思ったよりも、彼は怯えていた。引き返せるという意識は、服越しの男の手の大きさに否定される。そうだ。だから彼女ではなく、この男を選んだのではないか。為し得る男を。その知識を。力を。必要として。 「苦しみを。苦痛を。己にも罪にも怒りを燃やし続けるための炎が欲しい。……お前が、……学者なら、その雷があるのなら、 神経を、痛みそのものを叩き込むことができる だろう。お前の知を使え。力を使え。この私に、」首が震えた。 「恐怖させろ」 それを為せと命じるのは、罪ではないとでも? (-501) 2021/10/05(Tue) 20:10:56 |
【秘】 墓守 トラヴィス → 知情意 アマノ/*ヤッホー!実は何にも考えてないトラヴィスだよ! アマノくんが本命いるボーイなら私とエッチなことしない方がいいとおもうの君本来NTR的なアレダメだろう?!って感じだし、その辺問題ない上で《アマノというキャラクター》が苦痛を与えるためにそれを必要とすると判断すればよろしく頼むよ!という感じだ! つまり、『これは苦痛を目的としたやりとり』であるので、君が定義した苦痛をくれ!というのが本題だ! 苦痛を与えるために苦痛を与えないという選択も……もちろん存在する!フリープレイ苦痛!よろしく! (-505) 2021/10/05(Tue) 20:19:41 |
【秘】 知情意 アマノ → 墓守 トラヴィス/* 考えてないんかいお前!!!!! ですわ!!!!!!!!本命ってどこからが本命だと思う?えっちしたらかな?思いを伝えあったらかな?なんかすげえでっけえ感情をぶつけ合っているけどこれ愛なのかな?恋とは?愛とは?アタイとは?(この一文だけでアタイなのバレますわちくしょう) それはそれとしてNTR的なアレダメなのはそう。ドレスコードに倫理観なかったから倫理観置いてきちゃって……境目がわからず…… アマノというキャラクターは『望まれるのであれば』という感じなのでえっちなことしない方向でやります! それはそれとして苦痛を与えるために楽しく殺らせていただきますわね♡フリープレイ苦痛♡どうぞ私達だけの一幕で苦痛と死をプレイなさってね♡ というわけで日付更新に間に合うかどうかはともかくとして今から返信打ちますのでゆるりとお待ちになってくださいな! (-507) 2021/10/05(Tue) 20:30:09 |
【人】 墓守 トラヴィス「ありがとう、ダビー…………ん?……案外上手いね君。どっかで習った?」 渋めの味を覚悟していたが裏切られたので、目を瞬かせて後輩の仕草を観察した。意外だねえ。 (83) 2021/10/05(Tue) 20:54:55 |
トラヴィスは、ダイスパワーのある上司と同僚を恨めしそうな横目で眺めた。むう…… (a80) 2021/10/05(Tue) 20:55:38 |
[1] [2] [3] [4] [メモ 匿名メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 8日目 エピローグ 終了 / 最新