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【鳴】 敷島 虎牙[ぴったり肌をつけ、手に入れた実感に耽っていると 千由里は可愛いことを言う。 俺は腰をゆすゆす揺すりながら 喉を鳴らして嗤う。] 良い子だよ。とっても。 [それはもう、離れ難いくらい。 ふわふわとした腸壁に愛でられながら 俺はうっとりと目を細める。 痛くは、なさそう。 もう口を開くのを覚えて、 甘い声の出し方も取り戻して、本当に良い子。 だいすき。 だから、千由里がほんの少し振り返って 絞り出したお強請りは、叶えてあげたいじゃん。] (=4) 2021/07/13(Tue) 18:26:25 |
【鳴】 敷島 虎牙こうかな? [千由里の肩を甘く噛む。 甘えるみたいな、歯型も残らないようなの。 ぴくりと収縮する後孔の感覚が楽しくて 何度も何度も、柔く責める。 でも、こういうのじゃないのかな。 君が本当に満たされるのは。 ……それとも、離れてしまったとしても 俺を思い出せるような痛みが、欲しいのかな。] それとも、こう? [次はもう少し力を込めて。 薄く肌に刻んだ赤は、 数時間後には癒えてしまうだろう。 それでもその赤は痛々しくて、 刻んではちろちろと舌先で慰める。 肌を甘く噛んだり、後ろから伸ばした手で やわやわと乳房を揉んだり。 時々、ぎゅう、と乳首を引っ張ってやって 痛みを与えるんだけど。 でも、それでも満たされないなら。] (=5) 2021/07/13(Tue) 18:27:04 |
【鳴】 敷島 虎牙[互いの体の間に広がる髪を 纏めて片側の肩へかけてあげると、] ちゆ、俺の事、忘れないでね。 [晒された白いうなじに、がり、と牙を突き立てる。 ぶつりと肌を破って、苦い鉄の味が 俺の口の中を満たす。 口を離せば、そこにはくっきり 肌を破った牙の痕が刻まれてしまってる。 若くて瑞々しい女の子に似合わない、 被捕食者の証。 それを視認したら、満足気に笑って 俺はまたそこへ顔を埋めて、自分がつけた 傷痕を舌でなぞるんだ。 痛む度に雄を悦ばせる締りが、心地いい。 処女なのも忘れて、つい腰を大きく動かして 俺はどんどん千由里に埋没してく。 腰を動かす度にばちゅばちゅと 湿った音を立てて、子種を溜めた袋が 千由里の臀を叩いたか。] (=6) 2021/07/13(Tue) 18:27:32 |
【鳴】 敷島 虎牙ちゆ、一緒にイこ。 [初めてのアナルセックスで絶頂するなんて 無理な話かもしれないけど、さ。 でも、俺だけ、なんて嫌で。 両手の指で乳首をコロコロ転がしながら 千由里が高みへ登れるように、腰を動かし続けた。]* (=7) 2021/07/13(Tue) 18:32:53 |
敷島 虎牙は、俺は土下座の姿勢に戻るぞジョジョ 2021/07/13(Tue) 19:16:21 |
【独】 敷島 虎牙/* えっちだなんて風評被害だー(꜆꜄꜆˙꒳˙)꜆꜄꜆アタタタ そして今日はねむねむが過ぎるからねんねしますね……まぶたがアロンアルファ…… (-77) 2021/07/13(Tue) 23:41:11 |
【秘】 敷島 虎牙 → ぶろーくんはーと 真白 千由里 [この夜が明けても、 俺の家で待つ妻も子どもも 君と秤にかけてたって 「愛してる」方に傾くことないだろう。 だって、俺を見てくれないし 愛してくれない。 それでも、俺はきっと家に帰る。 心から愛してくれる君を、 思い出の中に閉じ込めたまま。] (-98) 2021/07/14(Wed) 13:33:17 |
【鳴】 敷島 虎牙忘れないよ。 [首筋に歯型を刻んでうっそり笑うと 俺は千由里に約束した。 言葉は、ただの言葉でしかないけれど それでも彼女にそう言わなくてはならない。 身体を深く繋げて、傷を与えて それでも届かない気持ちを伝えるには 言葉を重ねていくしかなくて。 千由里の後孔に引き絞られて 俺は促されるように奥へと精を吐いた。 スキンが胤を撒くのを邪魔するのが 鬱陶しくてならなかった。] (=12) 2021/07/14(Wed) 13:33:50 |
【鳴】 敷島 虎牙[アナルから茎を引き抜くと 千由里が甘えた声を出す。] ……いいよ。 [微笑みをたたえた唇を、彼女の唇と合わせ 舌先で咥内をくすぐって。 その間に使用済みのコンドームを取って ぽい、と放る。 やがて合わせた唇を顎から鎖骨、 臍から濡れた女唇へと滑らせて 俺を受け入れてくれた処へもキスをする。 雄に蹂躙されて、初めて口付けた時よりも 軽く充血して赤みをました襞を 丁寧に舐めて清めたら、 もう一度そこへと茎を沈めよう。 今度は裸─────中に吐いた胤は 千由里がピルを飲んでいたなら 芽吹かないのだろうけれど。 それでも、愛をありたけ注ぎたくて。] (=13) 2021/07/14(Wed) 13:34:14 |
【鳴】 敷島 虎牙ちゆ、 [正面から抱き合って、俺は汗を浮かせた顔で そっと微笑み、もう何度目かのキスをする。 口付けが深くなるごと、埋めた雄も潜っていく。 そしたら、また夜を楽しもうよ。 朝なんて、忘れてしまえ、と。]* (=14) 2021/07/14(Wed) 13:34:41 |
【人】 リカちゃんパパ 敷島 虎牙 ー 夢の終わり ー [千由里と別れてしまえば 俺には家に帰る他道はなくて、 例え振り向いても追い縋っても 一時の夢には戻れない。 そうしてきっと俺はひとりとぼとぼ 家に帰るんだ。 絵美から出迎えの言葉もなく 梨花の泣き声で押しつぶされそうな家に。 重い足を引きずるようにマンションまで辿り着くと 玄関にちょこんと梨花が座っていた。 今しがたまで母ではない女と 一夜を過してきた父を、何にも知らない顔で にっこり笑って出迎えると 梨花は足りない舌で「ぱっぱ」と呼んだ。] ただいま、梨花。 …………ママは? [尋ねれば、「ママ、ねんねしてぅ。」と応え 梨花は俺に抱っこをねだる。 どっしりと、重い。 子ども特有の甘酸っぱい匂いを感じながら 奥へと足を進めると、絵美は和室で 洗濯物の山に囲まれたまま横になっていた。] (0) 2021/07/14(Wed) 15:07:50 |
【人】 リカちゃんパパ 敷島 虎牙絵美、ただいま。 [呼び掛けても返事はない。 網戸から吹き込む風が、絵美の前髪を吹き上げ その疲れに浮腫んだ顔を晒す。 久しぶりに俺と過ごす時間が嬉しいのか 梨花はひっきりなしに俺に話し掛けてきて 俺はその他愛ない話に耳を傾ける。 でも、まるで平らげた馳走に思いを馳せるように 頭の中には千由里の顔がチラついた。 キスのひとつひとつ、汗ばむ肌の味…… それは掛け替えのない、未来を生きるための糧。] 梨花、ママねんねしてるから パパと一緒にプリンセスソフィア観ようよ。 [パパの顔に戻った俺はそんな提案をしながら 梨花とのひとときを過ごすだろう。] (1) 2021/07/14(Wed) 15:08:19 |
【人】 リカちゃんパパ 敷島 虎牙[─────けれど、 夜まで起き上がらない絵美に 「いつまで寝てるの?」って声を掛けて、 絵美の身体が冷たくなっているのに気付くまで 俺は何も知らないでいた。 俺が夜を過ごすうちに、 神様は絵美の生命を天へと昇らせ 代わりに、梨花だけを置いていった。 そうして、逃げることも出来ない「パパ」の名前が 俺の上により一層重く伸し掛ることなんか バカな俺は全然、気付かなかったんだ。] (2) 2021/07/14(Wed) 15:10:42 |
【人】 リカちゃんパパ 敷島 虎牙[絵美が死んでいるのに気付いてからのこと、 実は全然覚えていない。 どうして?なんて問う暇なんかなく 無情にも日々の瑣末事は押し寄せてきたし、 瑣末じゃない諸々も抱えきれないほどあった。 料理も、洗い物も、洗濯も、掃除も 分からないけど、頑張るしかなくて、 でも、全然上手く出来なくて。 上手く作れななかった料理を出したら 「ママのがおいしい。ママのがいい」って そう言われる度、死にたくなった。 ほら、パパじゃダメだって、って 逃げ込めるところなんか、何処にもなくて、 仕事から帰って、家の事やって、泣かれて 寝なくて、梨花が熱出して、仕事も出来なくて そんな日々が続く。 たまにどうにもならない苛立ちが募って 梨花に当たると、ママ、って泣くから 気持ちを内へと殺すようになった。 絵美が生きていた時より ずっとずっと辛い毎日が連綿と続いていた。] (3) 2021/07/14(Wed) 15:11:17 |
【人】 リカちゃんパパ 敷島 虎牙[ふと、思うんだ。 絵美にも「ママ」になる覚悟が あった訳じゃなくって、 どうやっていいか分からない、 このどうしようも無い状況から 「助けて」って俺に手を伸ばしてた だけじゃないかって。 だとしたら、これはきっと罰だ。 一人抜け出し、夢を見ようとしたことへの。 でも、罰なら受け入れなくっちゃ、って そう思うのに、「おいしくない」って 食べてもらえなかった卵焼きをゴミ箱に捨てる時 もう、どうしようもなく涙が止まらなかった。] (4) 2021/07/14(Wed) 15:11:39 |
【人】 リカちゃんパパ 敷島 虎牙[でも、時々、ね。 梨花がご飯食べてくれて 新しい言葉覚えたり、歌を歌ってくれたり 下手くそな似顔絵で「ぱぱだいすき」って 描いてくれたりしてさ…… そんな一瞬のことが、すごく嬉しくて。] (5) 2021/07/14(Wed) 15:14:27 |
【人】 リカちゃんパパ 敷島 虎牙[─────そうして、あっという間に あの夜から半年が過ぎてしまった。 たまたまその夜は梨花がすんなり寝てくれたから 一人静かに夜風に当たりたくて そっと家から抜け出したんだ。 玄関横にある鏡に映った自分の顔は すっかり「おじさん」の顔をしてて、 それを見たせいか、夜の公園から臨む夜景は ぼんやりと滲んで見える。 家の灯りや街灯が色とりどりに点って まるであのアクアリウムを思い出す。 ……覚えているとも、あの日食べた レモンケーキの味とか、交したキスの甘さまで。 でも今の俺を見たら、きっと千由里は こんな窶れたおじさんに「好き」なんて 言ってくれないに違いない。 ベンチの上にぐったりと項垂れると 涙は足元の砂の中へと消えていった。]* (6) 2021/07/14(Wed) 15:14:53 |
【独】 リカちゃんパパ 敷島 虎牙/* ごめんなさ……! しかしこのまま都合のいい顔してのらりくらりと暮らしたままちゆちゃんのこと「愛してる」なんて言うのはPLが許せんくて。 (-109) 2021/07/14(Wed) 15:19:09 |
【秘】 ぶろーくんはーと 真白 千由里 → リカちゃんパパ 敷島 虎牙[愛してたよ、大好きだったよ。 ほんの一晩だったけど―― あぁ、やっぱり、だいすき。] (-118) 2021/07/14(Wed) 17:06:42 |
【独】 リカちゃんパパ 敷島 虎牙/* 公園のベンチで挟む会……? 皆様の優しみにうるうるしつつ、ありがとうちゆちゃん! おじさんはこの環境でもせっせをねっとり続行する気満々でございます。 (-124) 2021/07/14(Wed) 17:43:49 |
【鳴】 敷島 虎牙[キスしたら「幸せだなぁ」なんて 可愛いこと言うもんだからさ。 俺はついついくすくす笑って 何度も甘く口付けるんだ。 また熱く湿った肉の間に杭を埋め、 ぬちぬちと奥を突く。 スキンを纏わない素肌に、千由里の膣襞が ねっとりとまとわりついてきて、 俺は口付けの合間に 感極まったような息を漏らす。] ちゆり……もっと、 もっと、きみをあいしていたい。 だから、あいして。 [一部の隙間も許さないように ぴったり肌をつけて、それでも足りなくて また千由里の中に全部埋めようと腰を穿つ。] (=20) 2021/07/14(Wed) 21:08:20 |
【鳴】 敷島 虎牙[奥にカチッと嵌るような感覚を伴い 張り出した傘の手前までが奥へと埋まる。 此処に吐いた胤が万一芽吹いて 千由里か俺にそっくりな子どもが出来て…… そうしたらこんどこそ、俺は幸せになれるのか。 そんな莫迦な考えが頭の中をよぎって、消える。 もしそうなら、もうとっくに俺は幸せだよ。 だから、そうじゃないんだ、多分。] (=21) 2021/07/14(Wed) 21:08:53 |
【秘】 敷島 虎牙 → ぶろーくんはーと 真白 千由里ちゆ、ママになってよ。 [奥に吐き出す時に、そう笑った。 ただ一人の女の身体も、心も、将来も 全部欲しくて、そう言った。] (-140) 2021/07/14(Wed) 21:09:23 |
【鳴】 敷島 虎牙[その後も体位を変えて、 口付けを送りながら千由里の体を貪った。 夜が白むのを否定するように 獣みたいに千由里を喰らう。] あいしてる。 ……あいしてる。 [乾いた喉で何度も囁き、子種を吐いて ─────そうしてやがて 体力が尽きたら、まるで泥濘に沈むように ずぶずぶと眠りの底へと落ちていった。] (=22) 2021/07/14(Wed) 21:09:49 |
【人】 敷島 虎牙[目覚めた俺の鼻腔を紫煙がくすぐる。 視線を向ければ、とっくに目覚めていた 千由里と目が合った。] ……おはよ。 [気怠い体をベッドの上で転がすと 俺は柔く微笑んで、両の腕を彼女へ開く。] ぎゅーして。 [抱っこをねだるように甘えて。 こっちに飛び込んできてくれたら 思いっ切り抱き締めてキスをしよう。 寝起きだから、ちょっと口が粘つくかな。 でも今キスしたいんだから仕方ない。] (15) 2021/07/14(Wed) 21:10:39 |
【人】 敷島 虎牙[そうして、気が済むまで チェックアウトまでの時間をベタベタ過ごそう。 シャワーで性の残渣を洗い流すのも惜しいけど 家に帰るなら、と丁寧に汗を流した。 千由里のうなじや肩の痛々しさと比べて 俺の身体には傷一つない。 中に胤を残しているわけでもない。 何食わぬ顔で帰れば、きっと 絵美も俺には何も言わない。はず。 綺麗さっぱりな身体のまま 千由里と駅まで手を繋いで向かったら 最後にひとつ、キスだけしたい。] ちゆ、本当にありがとう。 ……俺の相手が、君で良かった。 [別れを惜しむように髪を一筋、指に搦めて 俺は眉を下げて微笑む。 本当だよ?嘘じゃない。 それでも家に帰らないといけないってだけで。] (16) 2021/07/14(Wed) 21:18:47 |
【秘】 リカちゃんパパ 敷島 虎牙 → ぶろーくんはーと 真白 千由里それじゃあ、ね。 [手を振って別れて、踵を返したら 俺はもう父親に戻る。 振り向くことは無い。 だって、君はもう俺の心の中にいる。] (-141) 2021/07/14(Wed) 21:22:37 |
【人】 リカちゃんパパ 敷島 虎牙[だから、予想もしてなかった。 電車の中で考えていた絵美への言い訳なんか ひとつも役に立たないこととか、 また暇を見つけてこの企画に参加したいなーなんて 甘っちょろい幻想が砕かれるのとか、 自分が思ってたより子を育てることが重い事すら。 会社の同僚や部下、上司は気遣ってくれるし、 近所に住むお節介なおばちゃんとかも よく声をかけてくれる。 更新しなくなったブログにも気遣うコメントが あったかもしれないけど、そこまで見れない。 正直、怖かった。 絵美を真綿で締めるように殺したのは俺で、 人はそれを知って、後ろ指を指してやしないか。 「あいつは人殺しだ」「ロクでもない男だ」って みんなが知っている気がして。] (18) 2021/07/14(Wed) 21:29:35 |
【人】 リカちゃんパパ 敷島 虎牙[誰でもいい。 ちゃんと俺を見てくれる人が欲しい…… そう願うことすら、自分には許されない。 公園で俯く俺は、どうにもならない自分の心を じっと殺していたんだと思う。 梨花と買い物に行く時も、怖くて 周りをよく見ることも出来なくて。 ただ、都合のいいことを願うことに慣れた俺は 抱きしめてくれる誰かの存在を渇望して。]* (19) 2021/07/14(Wed) 21:34:01 |
【秘】 ぶろーくんはーと 真白 千由里 → リカちゃんパパ 敷島 虎牙ママになったら、お嫁さんにしてくれる? [だからぜんぶ受け止めたあとで、口にしたのだって冗談。 そう思わせてよ。「良い子」のままでいたいもん。] (-157) 2021/07/15(Thu) 4:03:54 |
【秘】 リカちゃんパパ 敷島 虎牙 → ぶろーくんはーと 真白 千由里[万が一にも、千由里の中に生命が芽吹いても 俺はきっとその子が泣けば 耳を塞いでそっぽを向いていたと思う。 そういうのは面倒だし、嫌い。 汚いのも、うるさいのも嫌。 そういう性根は何も変わらないから。 だから、「良い子」が願った言葉には 微笑むだけで、何も返さなかった。 このままがいい。 ずっとこの夜が続けばいい。 そう願っても、夜は明けてしまうから。] (-166) 2021/07/15(Thu) 14:58:28 |
【人】 リカちゃんパパ 敷島 虎牙[そうして夢から帰って待ち受けていたのは 終わりの見えない悪夢のような現実で。 罪悪感と無力感とに押し潰されそうになって 日々を生きて……そうして漸く暇を見つけて 夜の公園まで逃げてきてしまった。 根元からぶつりと切り離されて 荒い波間を漂う海藻にでも なってしまったかのような心許無さに 小さく震えていると……] …………ちゆ、り、さん…… [顔を上げれば、あの時と同じまんまの 千由里が、夜の灯りを背に立っていたか。 ずっとそばにいたなんて、知らない。 きっとあのまま俺を忘れて もっと熱を埋めてくれる誰かを 見つけてしまったのかなって思ってた。 ……いや、そうじゃないなら、 あの日よりも痩せて疲れ果てた顔の俺に 幻滅して、きっと離れていくのだろう、と。] (32) 2021/07/15(Thu) 14:58:52 |
【人】 リカちゃんパパ 敷島 虎牙[「本当に、久しぶりだね」。 そう言おうと開いた唇からは 奇妙なうめき声だけが出た。 もう顔も見られたくなくて、 それでも耐えきれなかった俺は 此方へ歩を進める身体をきつく抱いて まるで子どもみたいに泣いてしまう。 逢いたかった。 会いたくなかった。 助けて欲しい。 助けを乞う資格がない。 どうしよう。 どうしようもない。 でも、 だいすき。 いろんな気持ちがとめどなく溢れて、 千由里の肩口を濡らしていく。] (33) 2021/07/15(Thu) 14:59:45 |
【人】 リカちゃんパパ 敷島 虎牙[冷静さを取り戻すまでしばし肩を借りたら やがて洟を啜って離れていこうとするだろう。] ごめ……俺、あの後からずっと もうどうしていいか分かんなくて…… [ベンチに腰を下ろすまでに 千由里がそばに居てくれるのなら あれから何が起きたかを話そうか。 帰ったら妻が亡くなっていて、 今は娘とふたりで暮らしていること。 医者からは死因は致死性不整脈と言われ 特に責められたわけじゃないけれど 気付くまで遅くなったのを自分で悔いてること。 娘の梨花の育児からずっと逃げていたせいで 家事も育児も手探りで、 それでも「ママがいい」と毎日のように泣くこと。 全部、千由里には正直に打ち明けようか。] (34) 2021/07/15(Thu) 15:00:10 |
【人】 リカちゃんパパ 敷島 虎牙[言ってどうなるわけじゃない。 あの日見た夢には、もう、戻れないだろうし。 でも、そばに居てくれるのならそれだけで 俺はひとりぼっちじゃないって事実が 何より俺を落ち着けてくれるだろう。 すんすんと鼻を鳴らしながら それでも大人の顔を作ってみせようと 目を擦り、微笑みを作ってみせる。] …………ダメだね、俺。 何もかもから逃げて、都合悪いところは 人に頼ってばっかりだ。 [そうやって千由里から子どもを奪って 逃げ仰せた男がいるのを、俺は知らない。 前の俺ならきっと、同じことをした。 でも今は、無理だ。そんな酷いこと。] (35) 2021/07/15(Thu) 15:01:27 |
【人】 リカちゃんパパ 敷島 虎牙[嫌われる勇気も、でも独りになる勇気もない俺は 頬にこびり付いた涙の跡を手の甲で拭いつつ この場に適当な話題をひり出そうとする。] あー……千由里は、あれからどうしていたの? ─────あと、もし知ってたら、 三つ編みのやり方、教えてくれないかな。 [聞いてまた、後悔する。 もうちょい余裕を取り戻せたらって思うのに 全然思ってたのと違うのが出ちゃって。 突っかけてきただけのスニーカーの爪先へ 視線を落としながら、それでもそばにいる存在を この場につなぎとめようと。]* (36) 2021/07/15(Thu) 15:07:47 |
【独】 リカちゃんパパ 敷島 虎牙/* とても、ゾクッとした。じわっとした、殺意よりも害意よりも小さい、家具のささくれみたいな棘というか。 よし、ちゃんと伝えよう。俺の気持ち。 (-184) 2021/07/15(Thu) 21:40:44 |
【人】 リカちゃんパパ 敷島 虎牙[「ちゆ」ってあの夜みたいに呼んで 柔らかい髪を梳いてあげたら もっと喜んでくれたのかな。 でも、ごめん。もう、そんな資格はない。 抱いた体はどくどくと脈打ってて、 確かな生命の匂いがした。 それがまた、胸がぎゅうっと 締め付けられるような心地になって また新しい涙が頬を伝っていく。 辛かった。 でもそれを泣くのが、自分で許せなくて。 家も、絵美も壊して、梨花からママを奪って、 それでどの面下げて泣くの?って。 千由里の肩を濡らしても 振り払われなかったのをいいことに 今しばらくだけ、自分の心を解き放った。] (59) 2021/07/16(Fri) 11:24:03 |
【人】 リカちゃんパパ 敷島 虎牙[そうして話を聞いてもらえれば 少しずつ落ち着きを取り戻していく。 「話聞くだけ」って千由里は言うけれど 聞いてくれるだけの魔法はすごい。 ずっと俺のこと考えてくれてた、って 今この状況になってそれほど嬉しい言葉はなくて つい、また嗚咽を漏らしてしまう。] 保育園行ってみたら、同い年くらいの 女の子達、結構凝った髪型しててね。 「パパだから出来ない」って、 思われたくないし、言いたくもないんだ。 [三つ編みを習いたい理由を打ち明ける時は やっぱりちょっと恥ずかしくて 照れ笑いで誤魔化した。 千由里が笑顔の奥に秘めた気持ちにまだ俺は届かない。 隣にいる体温が、嬉しくて、つい ベンチの上でそっと指を絡める。] もうすぐ3歳。 もう、ずっとずっとしゃべってるし、 それ以上にずっと歌う子なんだ。 [絵美が遺していった、俺の子ども。 今一番、守らねばならない存在。] (60) 2021/07/16(Fri) 11:25:06 |
【独】 リカちゃんパパ 敷島 虎牙 [可愛くないよ、 だってイヤイヤってすぐ泣くし どんなに頑張って作ったご飯も薙ぎ倒す。 大人が思いつかないようないたずらもするし 俺は頑張っても「ママ」にはなれないのに 「ママ」ってまた泣いて、寝ないし。 でも、たまらなく愛おしい。 あの夜、千由里に向けた「愛してる」とは また形の違う「愛」なんだと思う。 どっちが嘘、とかじゃなくってさ。 もし、千由里の気持ちを覗けたら 申し訳ないけど、噴き出しちゃうかも。 同じ「愛」でも、形が違うよ、って。 笑って、謝って、それから 「ちゆは可愛いね」って言う。 それも嘘偽りない、俺の本物の気持ち。] (-205) 2021/07/16(Fri) 11:28:34 |
【人】 リカちゃんパパ 敷島 虎牙会ってみる? やんなっちゃうくらい俺に似てるよ。 [くすくす笑って、それからふとあの夜を思い出す。 「ママになってよ」なんて 責任を取る気もないのに吐き出した自分に 今更、心底腹が立つ。 怖いけど、千由里の方を向いたら どんな顔してただろう。 瑣末事に溢れかえった脳みそで それでも千由里への気持ちを整理して……] ………………正直、ね。 いろんな事があって、考える余裕も無かったけど この夜景を見て、ちゆ、のこと、思い出してた。 あの時デートしたアクアリウムみたい、って。 [少しずつ、吐き出していく。] (61) 2021/07/16(Fri) 11:29:03 |
【人】 リカちゃんパパ 敷島 虎牙全部人に押し付けて、逃げて そのくせ「愛してる」なんてよく言えたなって 今となっては恥ずかしいけど…… でも、ちゆが幸せでいてくれたら、って その気持ちは嘘じゃない。 ずっと俺の事覚えてくれたのも、嬉しい。 …………だから、もし良かったら、さ。 またこうして、会って欲しいと思うんだ。 [あれだけキスして、獣みたいにセックスしたくせに 今は手を繋ぐのが関の山。 だけど、震える手で千由里の手を握って 心の奥の寂しい部分を、晒け出す。] (62) 2021/07/16(Fri) 11:29:26 |
【秘】 リカちゃんパパ 敷島 虎牙 → ぶろーくんはーと 真白 千由里……だから、ね。 「ママ」としてじゃなくって、 「ちゆ」として、俺のそばにいて欲しいんだ。 [もしかしたら千由里にとって不義理だろうか? だけど、俺は、君がそばにいてくれたら、って そう願ってしまうんだ。]* (-206) 2021/07/16(Fri) 11:38:12 |
【独】 リカちゃんパパ 敷島 虎牙/* タイガが梨花に「ちゆが次のママだよ」って言ったり、ちゆちゃんに梨花のママになってくれと言ったりするのはなんか絶対違うなって悩んで悩んでこうなりましたと土下座の姿勢を保っておきますね…… (-207) 2021/07/16(Fri) 11:48:00 |
【独】 リカちゃんパパ 敷島 虎牙/* このショップ!!!すごい!!!どうていを殺すセーター売ってる!!!!カラバリいっぱい!!!種類もいっぱい!!!!でもやっぱ童殺セーターはグレーかわいいなって思うの。 (-209) 2021/07/16(Fri) 14:11:06 |
【秘】 ぶろーくんはーと 真白 千由里 → リカちゃんパパ 敷島 虎牙だったらさ、 ちゆはタイガさんにとって――なぁに? [お嫁さんにして、なんてワガママは言わないけど あの子の「ママ」になんかなりたくないし、 そんな関係、ただの宙ぶらりんに思えてならないの。 あの子のことなんか忘れて、恋人ごっこすればいいの? ――ちゆのお母さんがしてたみたいに。 側にいたいよ、一緒に居たいよ、大好きだもん。 だけどそんな曖昧さじゃあ、満たされない胸が痛くて 問い尋ねた口元は、まだちゃんと笑えてたかな。*] (-215) 2021/07/16(Fri) 15:28:37 |
【人】 リカちゃんパパ 敷島 虎牙[話を聞いてくれるのが嬉しくて ついつい梨花のことばっかり話してしまって きっと俺が千由里の様子に気がつくのは ちらりと見た彼女の表情が 思っていたより静かなのに気付く頃。] 忘れたり、しないよ。 [なんだろ、女の子と会話してて 他の女の子の話しちゃった時みたいな ぞわっとした感覚。 でもちょっと、可愛いって思ってしまう。 張り合わなくていいんだよ。] (73) 2021/07/16(Fri) 21:01:48 |
【人】 リカちゃんパパ 敷島 虎牙[問いかけには、じっと黙って言葉を探す。] 俺にとってのちゆはね───── [もちろん「一夜限りの相手」ではない。 もちろん「ママ」でもない。 「お嫁さん」なんて、望んでいいの? いろんな言葉に当てはめようにも 上手く当てはまる言葉が浮かばなかった。] 今一番、幸せでいて欲しい人、かな。 [近しい言葉が、それだった。] (74) 2021/07/16(Fri) 21:04:03 |
【人】 リカちゃんパパ 敷島 虎牙もしあの日、ちゆと一緒に駆け落ちして 家から逃げ出しちゃったとしても、 俺はまた結局ちゆからも逃げたと思う。 子どもができても殺させて、 そんでごちゃごちゃ言わなさそうな子を探す。 それがどんなに酷いことかも知らないで。 [握った手は、まだそこに居てくれたかな。 顔を上げたら、幻滅の顔があったりしないか。 また視線をスニーカーに落として 自分の心を吐き出していく。] (75) 2021/07/16(Fri) 21:04:27 |
【秘】 リカちゃんパパ 敷島 虎牙 → ぶろーくんはーと 真白 千由里だから、自分が酷いことをしたって 知ってしまった以上、梨花が大人になるまでは 梨花をちゃんと守り育てるのが一番だけど…… でも、それだけじゃ、立てなくてさ。 辛い時にそばにいて欲しい。 梨花が大きくなって、俺のところから巣立っても それでも変わらず隣にいて欲しい。 今の俺がちゆにあげられるのは、 そういう「一番」。 (-219) 2021/07/16(Fri) 21:05:17 |
【秘】 リカちゃんパパ 敷島 虎牙 → ぶろーくんはーと 真白 千由里[まだきっと、千由里は長袖で 傷だらけの腕を隠しているんだろうか。 「良い子」であろうと頑張って、堪えて。 そんな千由里にまたずるい大人の顔するのは 本当に、卑怯で、酷だけど、 でも寂しくて 俺は千由里の顔をのぞき込む。 吐息が通うほどまで近く、距離を縮めて問う。] ─────「良い子」じゃなくてもいい。 教えて。 今の俺は、ちゆを幸せに出来るかな? [全部はあげられないけれど 梨花にあげられない「一番」は 君に全部あげたいと思うんだ。]* (-221) 2021/07/16(Fri) 21:05:48 |
【独】 リカちゃんパパ 敷島 虎牙/* こう、信用初期値の野郎が言いくるめだけで乗り切ろうとしてるの図になってる気がする……(土下座しつつ) (-220) 2021/07/16(Fri) 21:06:47 |
【独】 リカちゃんパパ 敷島 虎牙/* (ありがとう……ありがとう……海斗くんはお兄ちゃんと末永くお幸せに……式場決まったら教えてね……) (-223) 2021/07/16(Fri) 21:22:44 |
【秘】 ぶろーくんはーと 真白 千由里 → リカちゃんパパ 敷島 虎牙……ごめんね、 [ぽつりと音を発して、繋がれた手から抜け出した。 覗き込む視線から顔を背けた。 ちゆの可愛くないところも綺麗じゃないところも 全部受け止めるって、いつか言ってくれたっけ。 それでもさらけ出せずにいるのは 自分でも嫌になるような本心だったんだけど。] ちゆ、リカちゃんのこと好きになれないと思う。 [思いがけずあっさりと、言葉が滑って] (-263) 2021/07/17(Sat) 18:15:37 |
【秘】 ぶろーくんはーと 真白 千由里 → リカちゃんパパ 敷島 虎牙可愛いなんて言ったけど、嘘。 タイガさんがリカちゃんの話するの 聞いててもあんまり楽しくない。 [そうやって続けたら彼はどんな顔をしたか。 目をみることが出来なかったから、わからないまま。] ちゆは、ちゆのことだけ見ててほしいの。 「パパ」じゃないタイガさんの方が好き。 ……だから質問の答え、 今はたぶん、あの夜みたいに幸せだって思えない。 [みっともなくてワガママで、 気付いてしまうのは自分の気持ち悪いところで。] (-264) 2021/07/17(Sat) 18:16:11 |
【秘】 ぶろーくんはーと 真白 千由里 → リカちゃんパパ 敷島 虎牙[顔を見られたくないからベンチを離れた。 寂しさを埋めるだけだったら、辛さに寄り添うだけなら 彼にはもっと素敵な相手がいるような気がしてしまった。 それなのに――背を向けたまま歩き出せなかったのは。] だけど……離れるのは嫌。 ちゆは、タイガさんが好きだから。 [かっこよく離れられるほど強くなかったせい。 ちゆを愛して、想って、受け入れてくれた、 あの夜に見せてくれた夢を忘れられそうにはなくて どろどろの感情を引きずったまま。] (-265) 2021/07/17(Sat) 18:16:40 |
【秘】 ぶろーくんはーと 真白 千由里 → リカちゃんパパ 敷島 虎牙[どうしたらいいんだろうね。 考えて、自分に問いかけてみる。 だけど今はどうしようもないって答えに行き着く。 そうして、せめてもの心当てに行き着いたのは] ……ずっと隣に居て。 ずっと、ずうっと。 ちゆがいつかおばさんになっても、 ちゆより若くて可愛い子に出会っても ちゆを一番に選んで。 それで、あたしのことだけ考えられる日が来たら タイガさんの心、全部ちょうだい。 [彼を振り向いて告げたのは、 寄り添うだけの存在にしては重たい約束。 「良い子」じゃないちゆの欲しがりだった。*] (-266) 2021/07/17(Sat) 18:16:53 |
【秘】 リカちゃんパパ 敷島 虎牙 → ぶろーくんはーと 真白 千由里[「良い子」じゃなくてもいい、とは言った。 でも、千由里の望みを叶えたいなら 俺は今一番大事なものを捨てねばならない。 結局、誰も幸せに出来そうもない…… そう思った途端、隣から体温が消える。] ……そうだよね。ごめん。 [あの日に似た景色の中、 あの日ほど会話も弾まないのは 何故か……なんて明白で。 視線だけで千由里の背中を追い縋るように 俺はぎゅっと唇を噛む。 でも梨花以外の話を探そうとしたけれど 引き止める言葉以上に、見つからなくて。 千由里は、可愛くて、素直だから 俺よりずっとふさわしいいい人は きっと世界中にいるはずなんだ。 その人はどんなワガママも受け止めてくれて 決して千由里を独りにしない。 でも、俺も君が好きで、そばに居て欲しい。 そう、願ってしまう。] (-280) 2021/07/17(Sat) 21:15:28 |
【秘】 リカちゃんパパ 敷島 虎牙 → ぶろーくんはーと 真白 千由里[背を向けた千由里に祈りが通じたのか その歩みは止まってくれた。 そして千由里が振り向いてくれた瞬間、 俺もまた、ベンチから立っていた。] ─────……ちゆ、 [初めて見る、千由里の「良い子じゃない」顔に くしゃりと顔が歪む。 また俺はこの子に無理を強いていないか。 それで君は本当に満たされるのか。 ……でも、すべてを「今」あげられないのは 紛れもない事実。] (-281) 2021/07/17(Sat) 21:16:02 |
【秘】 リカちゃんパパ 敷島 虎牙 → ぶろーくんはーと 真白 千由里それでも、俺を好きだと言ってくれるの……? [おじさんになって、話もつまらなくなって 千由里の一番欲しいものを今すぐに 満たしてあげられなくなっても、なお。 一度緩んでしまった涙腺から また涙が溢れて頬を伝う。] (-282) 2021/07/17(Sat) 21:16:51 |
【秘】 リカちゃんパパ 敷島 虎牙 → ぶろーくんはーと 真白 千由里約束する………… もう絶対、寂しい想いをさせたりしない。 だからずっと、そばにいてよ。 [腕を伸ばしたら、避けられるだろうか。 そのまま引き寄せキスをしたら?] (-283) 2021/07/17(Sat) 21:20:15 |
【秘】 リカちゃんパパ 敷島 虎牙 → ぶろーくんはーと 真白 千由里[梨花が大きくなったら 俺はなるたけ正直に打ち明けようと思う。 もしかしたら軽蔑されて、罵られて、 手塩にかけて育てた愛娘自ら、 俺から離れて行くかもしれない。 それでも、千由里がそばにいてくれるなら。]* (-284) 2021/07/17(Sat) 21:26:49 |
【独】 リカちゃんパパ 敷島 虎牙/* もしかしたらちゆちゃんに我慢を強いてるのに気付かないまま梨花に会わせて、梨花が万が一にもちゆちゃんをママと呼んでしまったらもうそこには嫌われる道しかないじゃんとかずっと妄想を重ねて一人しょんぼりしてたから、なんかもう涙腺があれ (-287) 2021/07/17(Sat) 21:40:38 |
【秘】 ぶろーくんはーと 真白 千由里 → リカちゃんパパ 敷島 虎牙[振り向いた先、ちゆより高い位置に目線がある。 一度乾いた目元がまた濡れて、くしゃりと歪むのを見れば 思わず困ったように笑ってしまう。] ……ふふ、子どもみたい。 [愛おしげに目を細める。 好きな人が相手じゃなきゃそんな反応はしなかった。 狡いよね、それでも好きになっちゃったんだから仕方ない。 今日のあたしはあんまり良い子じゃなくて、 今日のタイガさんもあんまり大人っぽくなくて 初めて目にする表情は、 彼をまた一つ知れることはやっぱり嬉しいの。 結局離れるには好きすぎる、それだけのこと。] (-305) 2021/07/17(Sat) 22:52:00 |
【秘】 ぶろーくんはーと 真白 千由里 → リカちゃんパパ 敷島 虎牙言ったね? 本当に約束だよ、ちゆそういうの忘れないから。 [冗談めかして口にしたけれど、本気。 伸ばされた腕から逃げるはずはなくて、 重ねた唇はいつになくしょっぱい味がした。 それからあなたの目を見つめたら、 頬に手を沿わせて流れる涙は拭った。] ……あたしがおばあちゃんになっても、 大好きでいさせてね。 [そう笑えば、同じ顔をしてくれたかな。] (-306) 2021/07/17(Sat) 22:52:13 |
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