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【人】 童心 クロノいつも通りの、朝食の時間。 いつも通り上回生に連れられて食堂にやって来たけれど 「…………? あれ……、テラくん……は?」 いつも早く来て配膳に勤しんでいる筈の 小等部仲間の姿が見え無いことに、目を瞬く。 他にも見えない顔は、二つあるけれど。 滲んだ汗が、頬を滑り落ちて行く。 「…………、う、ううん。 体調が悪くて、休んでるだけ……だよね……?」 小声で呟く頭の中、 『神隠し』という言葉が、ただ過ぎった。 (0) 2022/05/02(Mon) 21:08:39 |
【赤】 童心 クロノ/* ですわよね〜〜〜! ロール的にはテラくんは我々とは別に連れてかれたか監視者に連れてかれたのでしょうね……。 どちらにしよ予定に無かったテラくんまでいなくなったの、動揺せざるをえなくて……白ロールしちゃいました……。 今日のwhoはラピスちゃんかトットくんにお任せしますわ〜!! (*1) 2022/05/02(Mon) 21:18:51 |
【人】 童心 クロノ「…………」 ラピスに宥められても、不安は和らがない。 不安と恐怖と、色々な気持ちを交ぜた顔は少女の形を保って 声も出さずにバラニに続いて配膳を手伝い始めた。 動いた方が、悪いことも考えなくて済む。 (5) 2022/05/02(Mon) 21:37:49 |
【人】 童心 クロノ「……う、ううん……」 褒められれば、小さく笑って頭を横に振って 暫くそのままお手伝い。 その要望が少女から変わらないのは、 不安が拭い切れてない事の証左だった。 お手伝いを終えれば、 ちょっとだけでも食事をすることにした。 (10) 2022/05/02(Mon) 21:57:54 |
【赤】 童心 クロノ/* ピリソースも合点承知の助!噛みのエルナトくんだけ大人から指定された〜でロールはいいですわね〜。 あちらから要望あったら良い感じにいたしましょう! (*20) 2022/05/02(Mon) 23:05:52 |
【赤】 童心 クロノ合図の音。 食事を終えた後、その音に誘われて空き教室へ。 「……、わ、わたしは大丈夫……。 ラピスちゃんもトットくんも、おつかれさま。 ……テラくんは、なんで、居なかったんだろう……。 」まさか、ほんとに神隠し……とか、ないよね……? まさか自分から大人のもとへ赴くとは考えづらい。 誰か、自分達の他に動いている人が居るのだろうか それとも、……本当に神隠しがあるものなのか。 神隠しがあるなら。 大人を手伝うために同じ子供達をだましている自分たちは、 神隠しに遭ってもおかしくない、「悪い子」だ。 「………こわい……、」 (*21) 2022/05/02(Mon) 23:06:10 |
【人】 童心 クロノ「…………」 席に着いたはいいけれど、 大好きな角食パンも余り喉を通らない。 ミルクで飲み流して此方も食事は程々に、 小さな会釈だけして食堂を立ち去ったのだろう。 (14) 2022/05/02(Mon) 23:13:59 |
【赤】 童心 クロノ「うん…………」 宥められながら何度も頷いて、 長い長い息を吐いて、顔を上げて黒板を見る。 怖くたって、やらなきゃいけないんだ。 やらないと、怖い目に遭う事が分かってるから。 「大丈夫……わかってるから。 今日も、がんばらないと……。 わたしも、がんばらないと、ね……。 」こわい大人たちは、どこで見てるかも分からないのだから。 (*24) 2022/05/02(Mon) 23:21:57 |
【赤】 童心 クロノ「わたしたち以外の、だれか……」 ……けれども自分たちはその誰か≠ェ 誰なのかを聞かされていない。恐らく逆もそうだろう。 だからその誰か≠スちは、 自分達を連れて行こうとするかもしれない。 自分達ばかりが連れて行く側では無い事に、 一末の恐怖を覚えながらも 「…………」 「今日は……エルナトくん、だっけ。 わたしが、連れて行って……いいかな。 昨日、ちょっとお話して…… たぶん、話しやすい、から……」 弱気な声で、おずおずと手を挙げた。 (*27) 2022/05/02(Mon) 23:35:51 |
【赤】 童心 クロノ「うん、…………え?」 渡された紙袋を受け取る。 植物特有の何処か青臭いような、 けれども花らしい芳香も感じながら、 紙袋を覗き込めば、色とりどりの花弁。 お花が食べられるとか、お茶になるとか 聴いた事があるなと、ぼんやり思い出しながら、 「…………ありがとう」 「なにかあったら、……ううん。 何も無くても、ちょっと、飲んでみたいな……」 少し不安が緩んで、トットに笑い掛ける。 ぴき、と内から小さな音を聴いては、間もなく背けて (*31) 2022/05/03(Tue) 0:00:39 |
【赤】 童心 クロノ「……がんばって、きます。 今ならがんばれる、気がするから……」 あどけない言葉は、艶やかな女の声で。 多分、あと誰を連れてくのかとか そんな話もしなきゃ行けないのだろうけれど、 「何か……あったら、また合図して……ね。」 ちょっとだけ背中を押して貰えた今を逃したくなくて。 頭を下げて、教室を後にしようとする。 (*33) 2022/05/03(Tue) 0:04:31 |
【秘】 童心 クロノ → 司書 エルナト/* こんにちは!!狼お嬢様ですわ! あなたは次の襲撃対象に選ばれました!!ので、 今日中のどこかで連行させてもらおうと思いましてよ! クロノがエルナトくんを探す →何だかんだと人気のない所(or森)へ向かう →大人たちに連れていってもらう という流れの予定ではありますが、 ロケーションや他展開のご希望があれば、申し付けくださいませ! (-26) 2022/05/03(Tue) 0:12:19 |
【秘】 司書 エルナト → 童心 クロノ/* 狼お嬢様!ご機嫌麗しゅう! 選ばれて光栄ですわ!夕方17時以降から深夜1時過ぎくらいまでが安定してレスの出来る期間ですと最初にお伝えしておきますわ! それと、実はお伝えしておくべきことがありまして…… 私……… 天然誑 なんですの………。確か狼の襲撃への耐性と、能力を向けてきた相手を、誑かす、のだったかしら? 初心者お嬢様なので曖昧なのですけれど…… その通りなら、こちらが貴方を絆してしまう流れになってしまうかも…しれませんわ! (-31) 2022/05/03(Tue) 0:32:00 |
【秘】 童心 クロノ → 司書 エルナト/* 天然誑……ですって?!?! 笑っちゃいましたわ……絆されちゃいますわね……。 私も三日月システム疎いから分からないですけど、 有識者曰く表記が村人って事だから……そうなのかも……。 じゃあ連行しようとするロールをふっかけるとこに、 任意の誑し込みをしていただくかたちになりそうだわ……! 活動時間、了解でしてよ! わたくしは少し不定期だからハッキリとは言えないけれど、 明日は20時頃から動けるとは思いますわ! 明後日は夜少し遅くなるから、明日中に回し切りたいところですわ……。 置きレス上等ではありますけれどもね! (-34) 2022/05/03(Tue) 0:45:59 |
【秘】 司書 エルナト → 童心 クロノ/* 私もまさか選ばれると思って無くてびっくりですわ… じゃあ………絆しちゃいますわ! それで、あの、クロノPL様に一つ謝罪がありまして…… 私、キャラの設定的にどうしても一部センシティブな……ロールが……入っちゃいますの…… 具体的には、貴方の耳や首筋や掌に、舌を這わせるなどの行為を……してしまいますの…… クロノPL様はエッチなロールが苦手寄り……でした、わよね? あの、具体的な描写はあんまり、という感じなら、ふわふわした表現で、特に行為中のやり取りを描写はすることなく、半暗転みたいな感じで……お済ませしますの! なるべく負担をかけないようにいたしますの……それでも大丈夫かしら? お時間も了解いたしましたわ!置きレスでもよろしくてよ! でもできるだけ明日で終わるように尽力いたしますわ! (-37) 2022/05/03(Tue) 1:06:15 |
【秘】 童心 クロノ → 司書 エルナト/* あら〜〜センシティブ! 回すのが不得意、と言うだけで見るのもされるのも問題はありませんわ〜! もっと具体的に言うと、挿入周りだけは上手く出来ないかもというだけでしてよ!エッチ寄りのロールは見る分には美味しいので遠慮なくやってくださいまし……! 今はそろそろ寝るので、ロールは明日の朝置きますわ! ゆっくりお付き合いいただけると嬉しくってよ! (-39) 2022/05/03(Tue) 1:15:23 |
【秘】 司書 エルナト → 童心 クロノ/* あら!よかったですわ………!! 本番行為に至る予定はございませんの! 沢山…………舐めちゃいますわ! では遠慮なくさせていただきますわね! かしこまりましたわ!楽しみに待ってましてよ! (-40) 2022/05/03(Tue) 1:18:45 |
【秘】 童心 クロノ → 司書 エルナト「……え、エルナトくん……」 いつも通り、図書室で本の整理やら 読書やらしているだろうあなたの元へ、 先日も来た少女が訪れる。 「あの……、 ……ちょっと、話、聞いて欲しい……というか……」 先日のあなたの、『思うことがあるなら誰かにお話するんだよ』と言う その言葉を覚えていたのか、はたまた。 (-54) 2022/05/03(Tue) 7:37:56 |
【秘】 高等部 ラピス → 童心 クロノ「………」 3日目の何時頃か。 クロノが寮の部屋に戻ったとき。 丁度同室のラピスが机に向かっているところを見かけるだろう。 入室の音に気づくと、首だけ向けて入室者を確認。 それから手を振っておかえりの挨拶をした。 「?」 少し考える素振りをして、二人で使っている共用テーブルを示して首を傾げる。 今話せるだろうか、と聞きたいらしい。 /* 急ぐロール内容ではありませんので、返信は襲撃秘話の方を優先して頂ければと思います。 ロール内時間は都合の良い時間軸で構いません〜。 (-57) 2022/05/03(Tue) 8:21:08 |
【秘】 童心 クロノ → 高等部 ラピス「ただいま、……」 帰って来て、あなたが居る事を確認すれば そのボディランゲージの意味を一瞬考え、 把握してか、頷いてから共用テーブルの いつも使っている方の椅子へと腰掛ける。 「もしかして、この前言ってた……病気のこと?」 /* ワーイ!秘話ありがとうございます! 襲撃ロールより前の時間軸にはなると思います。よろしくお願いします。 (-58) 2022/05/03(Tue) 8:33:15 |
【秘】 高等部 ラピス → 童心 クロノ頷いて肯定を示してから一度部屋を離れて、ホットミルクを二人分淹れて戻ってくる。 蜂蜜たっぷりの、甘いやつ。 今日は■■■は入っていない。 ついでに小皿に分けたクッキーやらをテーブルに置いて、同じく定位置の椅子に腰掛けた。 『昨日アオツキ先生と面談して、病気のことを聞かれたので』 個人面談があったのだという。 どうやら他の生徒にもしているようだったけれど。 『そろそろクロノちゃんにも話さなければと思いました』 元々、約束をしていたこともあるし。 かつかつ、聞き慣れたチョークの音。 『私の病気は、 身体が部分的に石に変わる病気 手袋をしたまま、手の甲で机をノックするように叩く。 骨とは違う、何か硬いものがぶつかる音が響いた。 (-59) 2022/05/03(Tue) 9:27:24 |
【秘】 司書 エルナト → 童心 クロノ図書室。 人がいない時は紙が焼けないようにカーテンを閉ざしているその部屋は、今はろうそくの灯りとカーテンの隙間から漏れる僅かな光のみに照らされている。 図書室の主である少年は、机に置いた蝋燭の下、小説を読んでいるところだった。 「おや……クロノさん。」 「うん、僕で良ければ、喜んで。」 前の話か、それとも別か。 いずれにせよ柔らかく微笑んで、君に席に座るよう促した。 (-71) 2022/05/03(Tue) 11:56:11 |
【秘】 童心 クロノ → 高等部 ラピス椅子に座って、あなたがホットミルクを入れて来るまではじっと待っている。 蜂蜜たっぷりの、甘いホットミルク。 眠れない時とかにあなたが作ってくれる、甘くて美味しいやつ。 そういえば、朝食を余り量食べれなかったなと 意識的にクッキーに手を伸ばして、小動物よろしくちまちまと齧り始める。 そして。かつかつ、チョークの音。 書き終えた文字と、固いノックの音に 口に入れたクッキーを飲み込んで、あなたをまじまじと見つめた。 「石、に?」 声に出しながらしばらく見つめて、 首元を指さす。ここは、もうそうなっているのかと。 (-78) 2022/05/03(Tue) 13:40:32 |
【秘】 童心 クロノ → 司書 エルナト「その、…………。 …………あ、あんまり、聞かれたくない話……だから……」 図書室となると、どうしても誰かが来る可能性がある。 だから邪魔されたくないから移動したいと言う様に もごもご言いながら視線を扉へと向ける。 「……い、今は無理だったら…… 後ででも、いいから……」 (-79) 2022/05/03(Tue) 13:53:05 |
【秘】 高等部 ラピス → 童心 クロノちまちまクッキーを齧る様子が小動物らしくて微笑ましい。 自分もよくそう形容される内の一人なのだけれど。 質問に、また頷いて返す。 甘いホットミルクを一口飲む。 いつも心を落ち着けてくれる優しい味だ。 それから、ゆっくりと手袋を外した。 黒い布地の下から現れたのは、柔らかな白い肌の上を、深い青が所々覆い隠した手だった。 夜空を切り取ったその鉱石はラピスラズリによく似ている。 また手を机の上に置く。 先程よりもはっきり、硬い音が耳に届いた。 (-84) 2022/05/03(Tue) 14:45:13 |
【秘】 司書 エルナト → 童心 クロノ「おや………そうかい?」 「うん、わかった、じゃあ場所を移そうか。」 「ちょっと待っててね。」 少年はそういうと、立ち上がって窓の施錠を確認し。 全てを確認し終われば、長い横髪を軽く掻き上げて、ろうそくに口元を近づけ、ふぅ、と消す。 随分暗くなった部屋。 足音が君の方へ近づいてきて、そして横に並ぶ。 「どこにいく?」 がらり、と入り口の扉を開ければ、廊下の明かりが差し込む。 少年は小首をかしげて君に問いかけていた。 (-94) 2022/05/03(Tue) 16:40:24 |
【秘】 童心 クロノ → 高等部 ラピス「きれい、」 なんて、夜空を閉じ込めたような美しい石に、 思わず口にしてしまって。はっとして口を手で隠す。 あなたからしたら、身を蝕む忌々しいものだろうに 少し申し訳無さげにしながら、視線を逸らす。 「 ご、ごめん…………。 ……石に、なっちゃうなんて……、 たいへんそう、というか……えっと」 なんと言えば良いのか、惑って 机の上のその手に、再び視線を落としながら。 「……こわくない?」 (-105) 2022/05/03(Tue) 20:15:12 |
【秘】 童心 クロノ → 司書 エルナト唯一の光の消えた部屋は、暗くて少し怖い。 間も無くあなたが傍に来れば、 殆ど癖のようにその袖を摘んで、並び歩く。 「えっと…………、 ……いいとこ知ってるから、着いて……来て、」 いつもより自信の無いような声で言いながら、 先導して廊下を歩き始める。 (-108) 2022/05/03(Tue) 20:21:15 |
【秘】 司書 エルナト → 童心 クロノ暗闇の部屋から抜け出して。 袖を掴まれれば、どうせならと手を繋ごうとする。 君の小さな歩幅に合わせるように歩いていく。 「うん、お願いするね。」 随分弱弱しいな、なんて思いながら。 素直に歩く。 君は今手に汗を握っているのだろうか。 そうだとしたら、エルナトは時折お腹をさする。 (-112) 2022/05/03(Tue) 20:57:39 |
【秘】 童心 クロノ → 司書 エルナト「……わ、」 手を繋がれれば、大人しく繋がれる。 少しだけその反応が遅かったのは、 何か考えていたからなのだろう。 これからする事を考えて、 その手は緊張で汗に濡れている。 「…………あ、あのね、エルナトくん……。 神隠し、て、さ……この学校でも 言われてるのは、知ってる……よね?」 歩きながら、周りをきょろきょろ窺いながら、 まだ前置きであり本題ではないからか、喋り出す。 (-113) 2022/05/03(Tue) 21:14:48 |
【秘】 高等部 ラピス → 童心 クロノ昼間はあまり日の下で見ることのない青色の手。 机の上で置物のようになっていたそれを、 少し陽の光にかざしてまじまじと見た。 あなたの申し訳無さそうな謝罪も、気分を害した様子はない。 『不思議とこわくはありません』 『進行を抑制する薬を飲んでいるというのも理由だと思いますが』 『どこか他人事のように見えるもので』 恐怖より、日常生活に支障が出る困惑の方が勝るのは変な心地だ。 指先の動きに合わせて追随するそれは、確かに自分の身体の一部なのだけれど。 もう何年もずっと共に生きてきて、病という感覚が朧気になっているのかもしれない。 「………」 『変だと思いますか?』 (-114) 2022/05/03(Tue) 21:16:11 |
【秘】 司書 エルナト → 童心 クロノ「大丈夫?」 「ちゃんと前を見て歩かないと危ないよ。」 心ここにあらずな君に苦笑して。 よほど何か悩みがあるのか、果たして自分で それを解決できるのか、思案して。 繋ぐ手が僅かに濡れているのが、尚更に 君の緊張を伝えてくる。 お腹が空いて仕方ないな。 不意に切り出された話題。 ふむ、と一呼吸おいて。 「うん、もちろん知ってるよ。」 「ただの噂だったけれど……こうも人がいなくなると、 なんだかちょっぴり怖いね。」 明日は我が身かも、なんて。 少し冗談めかして笑う。眉の下がった笑い。 (-115) 2022/05/03(Tue) 21:28:25 |
【秘】 童心 クロノ → 司書 エルナト「う、うん…………」 手を引きながら、向かうのは一回の廊下の先。 使われていない空き教室が物置代わりに使われいる、 そんな教室のひとつ。 今の時間を気にするよう外を見て、 誰にも後を追われて無い事を確かめるよう、後ろを見て。 「4人、居なくなった……もんね、」 「…………。」 「…………あのね、ここ、なんだけど……」 教室の戸に、手を掛ける。 廊下の突き当たり、非常出入口の傍の教室は。 何故か鍵が掛かっていなかった。 埃の香りが鼻腔を突く。 (-116) 2022/05/03(Tue) 21:39:38 |
【秘】 司書 エルナト → 童心 クロノ殆ど来ることもない廊下の終端。 意義を失った教室が、ただ物を置かれるためだけに存在している。 もちろん、中には入ったこともない。 落ち着かない君の動作。 よほど誰にも聞かれたくないのか………… 君の様子をじっと見ながら、言葉には頷く。 「…?施錠されてないんだ。」 「随分人気のない所まで来たね。」 埃っぽさにけほ、と軽く咳をして。 中に入れば、軽く部屋の中を見渡してから。 「それで、話って?」 神隠しが何か関係あるのかな?と、君をまた見た。 (-118) 2022/05/03(Tue) 21:55:33 |
【秘】 童心 クロノ → 司書 エルナト「…………」 中に入って、扉を閉める。 扉にじっと視線を預けた後、ゆっくり息を吐いて、吸って。 埃の香り少しだけ顔を顰めて、空気を吐いて。 「……………、大人に、」 震える声が、紡ぎ始める。 「班の人たちを、 誰にも見つからないように、 “神隠し”をするように」 扉は、ぴちりと閉めて。 「わたしたちは、言われてて……」 奥まったこの教室の前を、通る者も居ない。 ▼ (-121) 2022/05/03(Tue) 22:15:15 |
【秘】 童心 クロノ → 司書 エルナト「………次は、あなたなんだ。」 強張った少女の面持ちには、汗が滲んでいる。 瞳が泣きそうに、潤んでいる。 あなたの心配を利用した事と、 あなたを大人に差し出さないといけない事と。 罪悪感を募らせて。 だからと言って、ここであなたを差し出さなかったら 自分達がどんな目に遭うかを想像して、恐怖して。 無垢な少女の想い考える事は、 それでもういっぱいいっぱいだ。 「………もう少ししたら、大人たちが来る、から……。 ……ここで、しばらく、 大人しく、してて……欲しい……。」 (-122) 2022/05/03(Tue) 22:16:45 |
【秘】 司書 エルナト → 童心 クロノ君の、告解を聞いて。 思うことはたくさんあった。 『なんで僕が』ももちろんだし。 『なんで君が』も、そう。 『神隠しは、大人達の仕業』だったんだと納得もしたし。 『わたしたちっていう事は、仲間がいるんだ』とも思った。 ただ静かなだけの時間が流れていく。 色んな事を思った。 色んな事を思ったけれど。 何よりまず最初に思ったことは。 ▼ (-125) 2022/05/03(Tue) 22:41:30 |
【秘】 司書 エルナト → 童心 クロノ『あぁ、美味しそうだな』だった。 少年は、君に近づく。 君は少年を部屋に閉じ込めておかなければいけない。 君はそのために、扉の前から離れられない。 少年が君に近づく。 鷹色の目が真っすぐと君の顔を見て。 小脇に抱えていた本を、机の上に置いて。 少年が君に近づく。 数歩しかない距離をゆっくり詰めて。 君より高い視点から、君を見降ろして。 少年が君に近づく。 その手を、君の頭に伸ばす。 手が、君の汗ばんだ額に触れた。 ▼ (-126) 2022/05/03(Tue) 22:42:18 |
【秘】 司書 エルナト → 童心 クロノ「後悔しないかい?」 怒りも絶望もなく、ただ静かに紡ぐ。 優しく、柔らかないつも通りの声色。 「友達を身代わりにする事。」 「君が夜布団で寝る間に、僕が大人に何をされるのか、嫌でも過ってしまう事。」 「後悔しないかい。」 君の様子を見ればわかる。 追い詰められて、逃げ場がなくて。 そうするしかなくて、自分の心を傷つけながら選んでる。 だからこんなに 美味しそうに なってしまう。「君を守ってあげようか。」 「大人からは守れないけど、大人の命令から。」 「今日一日だけ、君を守ってあげられるかも。」 耳元に口を近づけて、囁く。 君が少年をここに追い詰めたというのに、いつしか少年が君を壁際まで追い詰めているような構図。 すん、と鼻を鳴らす。 仄かに汗の匂い。 お腹が空いて仕方ない。 「………君が、ぼくのお願いを聞いてくれるなら。」 「守ってあげるよ。今日だけは。」 あぁ、もう無理だな。我慢できないや。 少年は、君の手を取るように、指を絡ませて。 耳に舌を這わせた。 耳孔に粘性の音が響く。 (-127) 2022/05/03(Tue) 22:44:22 |
【秘】 童心 クロノ → 司書 エルナトそうだ、閉じ込めておかなきゃいけなくて。 大人が来て、大人の力で開けられるまで、 扉を押さえて居なきゃいけなくて。 あなたが出ようとするなら、 どうにか押さえとかないといけなくて。 丸くてくりくりとした菫色があなたを見上げて。 机とか先に引っ張ってきて押さえればよかったなとか そんなことも思い当たらなかったことに、今更気付いて。 少しずつ近付いてくるあなたが、 何を考えてるのか、分かんなくて。 触れられた手付きは、知らない意味ばかりを孕んでいた。 ▼ (-131) 2022/05/03(Tue) 23:11:20 |
【秘】 童心 クロノ → 司書 エルナト「……………、」 後悔なんてずっとしている、 後悔なんてずっとしていて。 それでもやらなきゃいけなくて 選ばなきゃいけなくて、 せめて役に立たないと、 他の二人にも迷惑が掛かっちゃうかも知れないから。 自分が連れていかれてしまうだろうから。 自分が怖い目を見るのと、誰かを怖い目に遭わせるの どっちのがマシなのか、想像がつかないけど こわいのはいやだった。 「ぇ………?」 だから、あなたが言う事は。 よく分からなくて、なんなのか分からなくて。 どうしてそんなことを言えるのか、分からなくて。 そんなこと許されていいのか、分からなくて。 そんなこと受け入れていいのか、分からなくて。 ────だから、 (-132) 2022/05/03(Tue) 23:14:16 |
【秘】 童心 クロノ → 司書 エルナト「ひゃっ……、?!」 絡んだ素手同士の指は、生温い温度を共有し 今までに無い位近い顔に、 耳を柔らかい何かが絡みつくようになぞる感覚に まず、まだ、理解が出来なくて。 何が起きてるか分からなくて、 困惑が込み上げて。 見開いた目で、ぱきりと歳を取る。 艶やかな女の肌に、厭な汗が滲んで、 あなたに捧げる雫が滲み出す。 (-133) 2022/05/03(Tue) 23:16:38 |
【秘】 司書 エルナト → 童心 クロノ今日だけなら。 守れる算段があった。 ようは、連れてこれなくても仕方ない状況になればよい。 君が言いつけを守れなくても、仕方のない状態に。 大人が対処に手間をかけるような、状態に。 その算段があった。 今日だけだ。きっと何回もはできない。 「怖いでしょ。」 「何を選ぶのが正解か、分からないって顔してる。」 「でも、誰にも迷惑をかけないなら?」 「君の仲間も、君も。」 「今日だけ、安心して眠れるなら?」 「……大丈夫だよ。」 「クロノさん、辛いよね。今まで多くの人に黙って、そんなことして。」 「辛かったよね。たくさん、頑張ったね。」 変わらない優しい声色で、囁き続ける。 幼子が抱えるには酷すぎるくらいの秘密。重責。 少しでもそれが軽くなればいいと思った。 その気持ちは、純粋な善意だった。 ▼ (-138) 2022/05/03(Tue) 23:47:54 |
【秘】 司書 エルナト → 童心 クロノ一方でその行動は、欲望だった。 舌が、小さな耳を這い回る。 ぬちゅ、とした音が脳に直接響く。 ぱきり、という音。 か細い悲鳴。 「……しー…………。」 濡れた音にまみれた、制止の言葉。 音を出すと、大人以外が来てしまうかもしれないよ、と。 君の口を、君の理性で塞がせる。 絡んだ手は、君に振り払う事を許さない。 元より、初等部の女の子に負けるほど非力でもない。 じわり、甘露のような雫を辿って、細い首筋に口を寄せる。 鎖骨から顎先まで。 汗を掬いあげるように、長いストロークで何度も舌を這わせる。 「……美味しい………。」 恍惚とした呟き。 上気した顔。 満たされていく感覚が、気持ち良い。 君の顔をちらりと見る。 涙が零れるなら、それも舐め取ってしまうし。 そうでなければその。 口に。 同じ部位で触れようとする。 (-140) 2022/05/03(Tue) 23:48:54 |
【秘】 童心 クロノ → 司書 エルナト「ッ……………」 耳を撫ぜる声が、熱く聞こえた。 ぞわぞわとする感覚に、 けれども逃げ出す事なんて叶わない。 閉じ込めようとしてたのはこっちだったはずなのに。 優しい言葉が、 甘く 流れ込んでいく。ほんとうに、大丈夫なの? だれにも、迷惑がかからないの? わたしも、ふたりも、 今日だけでも、安心して眠れるの? 甘い言葉に、頭の中がくるくる掻き回されて行く。 蜂蜜たっぷりのホットミルクみたいな ほっとした温かさじゃなくて、どこか、危ない温もり。 それでも欲しかった言葉が じわじわと沁み込んで行って、 その結果が瞳から零れ落ちる。 そしてあなたの舌が掬い取る。 ▼ (-150) 2022/05/04(Wed) 0:14:04 |
【秘】 童心 クロノ → 司書 エルナトどうしてこんなことを、なんて 訊けるだけ頭が回らなくて。 ちょっと考えれば分かるはずなのに、 静止を示す音に、ばかみたいにただ従ってしまう。 こそばゆい、恥ずかしい、よくわからない。 それだけだった筈なのに、それがずっと続いてるうちに なんだか 熱 くて、頭の中がくらくらしてきて。あんまり続いただ、自分でもどうなっちゃうのか分からなくて。 怖くて、不安で、あるはずなのに どうしてか少女に戻らないまま、 艶やかな女の顔は、熱に火照るばかり。 「ぇ──、」 どうにか、静止に名前を呼ぼうとした口は、塞がれて。 耳を舐られてのとはまた違う趣で 粘液の音が、一層よく響く。 (-152) 2022/05/04(Wed) 0:19:28 |
【秘】 司書 エルナト → 童心 クロノ傷つけてやろう、だとか。 誑かしてやろう、だとか。 利用してやろう、だとか。 そんな気持ちがあるわけじゃなく。 言葉そのものは本心だから。 猶更に甘ったるく脳に刻み込まれていく。 ただ一日、ほんの一晩の安息のために。 明日からの生活がより苦しくなるかもしれなくとも。 手を差し伸べる。 それは天使の施しでもあるし それは悪魔の契約でもあった。 禁断の果実に手を出せば、もう楽園にはいられない。 もっとも、最初から楽園などどこにもないのだが。 あくま 君が捧げる全ての供物を、天使は掬っていく。 ▼ (-155) 2022/05/04(Wed) 1:06:19 |
【秘】 司書 エルナト → 童心 クロノどこまでも優しく、丁寧に。 柔らかく温い舌が、這い回っていく。 それは男女が蜜月の時を過ごすときにするような。 愛を確かめ合う行為にも似ていて。 もちろん、君がそんなことを知っているはずもないけれど。 足を、君の脚の間に割り入れれば。 それだけでもう、君はどこにも逃げられなくなる。 身長差分、君の体が持ち上がる。 爪先立ちで、少年の太腿の上に跨っているような構図。 言葉ごと塞がれた唇は、そのまま、君の体を撫であげた舌が今度は、君の口内をもと。 上顎を、歯の裏側を這い回って。 小さく暖かな舌に絡みつき、その舌の裏側を舌先でなぞって。 唾液を自分の口内に運んで、熱い吐息を合わさった口の端から漏らす。 くぐもった水音。愛を確かめ合う行為。 少年は優しく、丁寧で、柔らかくその行為を行いはするけれど。 その目は、愛に塗れているとは言い難く。 どちらかといえば、これは、そう。 ────食事であった。 …ぷは、と口を一度離せば、銀糸が二人を淫らに繋ぐ。 「……服の下も、汗をかいてる?」 随分上気した顔で、問いかけた。 (-156) 2022/05/04(Wed) 1:08:22 |
【秘】 童心 クロノ → 司書 エルナトもうとっくに、逃げられなんてしないのに。 乗り上げたその腿に、跨る己の下腹部に 熱を感じどもその理由を、熱を吐く手段を、 女の身体の少女は分からない。 「んんッ…………んぅ、」 口の中を自由に這い回る舌の動きに、 ぞくぞくと背筋が震え上がって、あなたにしがみつく。 されるがままの口内に、溜まった唾液はどちらのものか。 何も分からないまま、喰らわれて行く。 この行為が何なのか、何故こんな事をするのか、 こんな事をしてくれるのか、クロノには分からない。 けれどもそれを考えようとするのも、ばからしい。 熱くなった頭はもう、 自分に課された役目すらも、放棄した。 ▼ (-167) 2022/05/04(Wed) 2:06:07 |
【秘】 童心 クロノ → 司書 エルナト「…………、……なめ、たい、の?」 もう自分が何を言ってるのかも、よく分かっていない。 悪魔の手を取ってしまった事を知るのは、 きっと後で、自分が放棄したものの重さを知ってからだ。 酩酊したみたいな手付きで、上着をずり落としたら そこにあるのは無垢の白のタンクトップ。 ほんのり赤みを帯びた白い腕が、肩から脇から曝される。 当然、蜜は花の如く。 あなたの目前に晒される。 (-169) 2022/05/04(Wed) 2:10:59 |
【秘】 司書 エルナト → 童心 クロノ腿に感じる熱すぎるくらいの熱を。 しかし少年もまた、慰めてあげる事はせず。 ぐつぐつと煮え立った欲望の鍋を、ただかき混ぜて。 焦げ付かないように、かと言って冷めないように。 舌だけで君の熱を掻き立てる。 鼻にかかる声、口の端から漏れる唾液にすらも気にかけることもなく。 どうしようもなく混ざりあった唾液のカクテルを飲み下し、あるいは飲ませて。 味なんてするはずもないのに酷く甘ったるく感じるそれに、また恍惚の表情を浮かべて。 「良い子だね。」 言葉はどこまでも甘く、君に絡みついて。 目の前に現れる御馳走に、ごくりと生唾を飲む。 飢えた獣のような目をしていた。 ▼ (-178) 2022/05/04(Wed) 6:49:12 |
【秘】 司書 エルナト → 童心 クロノ顕になる肌、白色の肌着は、汗で張り付いて少し色を濃くしている。 君の手を口元に持って行って。 指の一つ一つを、丹念に口に含んでいく。 何もかもを舐めとるように、指の間を、爪の先を。 それから、手のひらに溜まった雫もこそぎ取って、 つー…………と手首へ、肘へ、二の腕へ。 だんだんと上へと辿っていく。 君の体を高ぶらせるようにじっくりと。 そうして、舌が脇のくぼみ、蜜の溜まり所へとたどり着く。 「……いい匂い……それに……」 「……とっても、美味しいよ…………」 ちゅう、と吸って、柔らかな肉に鼻先ごと埋まるように舌を這わせて。 喉を鳴らして、君を喰らって行く。 横目に君を見る顔は獣のようでもあり、給餌される雛のようでもあった。 ひとしきり堪能したら、手が。 君のタンクトップを、裾から捲りあげて。 そうして、顕になるであろう胸に。 もっとも汗をかきやすい胴体に。 ……一際目立つ、その胸の先端に。 口をつけた。 (-179) 2022/05/04(Wed) 6:57:01 |
【秘】 童心 クロノ → 司書 エルナト飲み混んだ唾液の味なんて分からない。 くつくつ煮える熱はいつまでも冷めなくて、 身体中がずっと火照って、汗ばんで、 だのに熱は優しく加えられ続けていく。 果てぬよう、冷めぬよう、焦らされ続けて あなたに捧ぐ供物ばかりが垂れて行く。 「ぅ、」 もうとっくに思考は放棄していて、 自分の言葉すら自分の支配の上に無い。 勝手に口から漏れて行くのは、 反射が生み出す意味の無い母音の小さな音列だ。 あなたの行為を拒まず受容するそれは、 空腹の獣の前に放り出された肉でしか無い。 ▼ (-180) 2022/05/04(Wed) 7:53:15 |
【秘】 童心 クロノ → 司書 エルナト先より敏感になった肌は、 獣のひとつひとつの動きで、びくびくと跳ねて 縋り付く様に、或いは求める様に、 空いた手はあなたにしがみつき、 けれども食まれる手指は大人しくあなたに捧いでいく。 ひとつひとつ丁寧に指を撫で回す舌の、 ひとつひとつの動きに逐一身体を揺らす。 「ふあ…………、」 今のクロノの身体は、成人した大人の女の身体。 けれども病気が歪に熟らせた身体は、 身体のあちこちに“弱いところ”を抱いている。 脇の下も当然そうで、そこまで辿り着いたあなたの顔 に 恐怖してるのか期待してるのか、分からないけれども、 ぞくぞくと首裏をなぞられる心地がしてしまう。 あなたの顔を覗く余裕なんて無いけれど、 入念に舐めしだく舌の動きが、雄弁に語っていて。 安堵するより、恐怖するより、 いっそう大きく揺れた身体から漏れる 声を押し殺すことが、大変だった。 ▼ (-181) 2022/05/04(Wed) 8:13:13 |
【秘】 童心 クロノ → 司書 エルナトそうしてひとしきり味わわれて。 捲り上げられるタンクトップに、 反応をすぐにする事は出来なかった。 長らく湯煎されたチョコレートのように惚けた頭が、 次はそっちなんだ、と、漠然と受け容れる。 身体が変容する病気とて、無いものを生み出す事は出来ない。 脂肪が多いわけでないクロノの身体が作り出す双丘は、 丘なんて呼ぶには粗末で、けれども包む事が出来なくも無い、 なだらかな膨らみがあった。 先端は、大人のものよりずっと鮮やかな色を呈している。 美味しそうな、果実のような色。 「 ひやッ、…… 」その果実がその舌に絡まれれば、 思わず上がった声に、何度目にかしがみついた手の力が抜ける。 口の中で弄ばれるだろうそれで、 何度も身体を揺らしながら、あなたに縋り付いて。 ───かつん、かつんと。 小さく。廊下を歩く大きな歩幅が聴こえてくる。 (-183) 2022/05/04(Wed) 8:31:47 |
【秘】 司書 エルナト → 童心 クロノ どうあれば、より多くの食事が出来るのか。 どれほど追い詰めれば、最も多くの蜜がでるのか。 どうすれば、冷めないのか。 どうしなければ、果てないのか。 知っている、全て。 体の熱が限界を迎えるその直前が、最も多くの供物を得られることも。 その状態以上にも以下にもしないやり方も。 本能的に、ではなく、 経験によって知っている。 熟知できるほどの回数、食事をしている。 だから、無垢な君を煮込むくらいは、造作もないことで。 ▼ (-196) 2022/05/04(Wed) 13:18:05 |
【秘】 司書 エルナト → 童心 クロノ君の反応を目の前で見て。 君の嬌声を耳元で聞いて。 どこまでも淫靡な香りを鼻腔に揺蕩わせて。 でも、少年はそれに"雄としての反応"は示さない。 少年の熱は、ただ久方ぶりに満足いくまで食事ができる事への、喜びによるものでしかない。 だって、そうでしょう。 家畜に欲情する人なんて普通いないでしょう? 弱い場所を見つければ。 そこをなぞりあげた時に示した、僅かな体の強張りに口角を上げて。 執拗に、そこを責め立てた。 弱点を責められる恐怖。 薄い皮膚越しになぞられる数多の神経。 それから得る、形容しがたい感覚。 それらが、雫を溢れさせるために適したものであることを知ってるから。 そう、だから。 胸の、その幼子特有の桜にも似た頂も。 責め立てれば同じようになることを知っていたから。 やはり、執拗に、飴玉を転がすように、弾くように、撫でるように、ぬるりとした感触で弄ぶ。 小さな胸に、顔を埋めて。 僅かな柔らかさを堪能して。 手が、今度はもっと"下"を味わおうと。 君の膝から、内側をどんどん登って。 ゆっくり、ゆっくり、その、登った先にある泉まで。 ゆっくり、なぞって、なぞって、ついに。 ついに、触れようと ▼ (-198) 2022/05/04(Wed) 13:31:23 |
【秘】 司書 エルナト → 童心 クロノ……した、ところで。 「……もう時間が無いかな。」 名残惜しそうに呟きながら、しかしなんの後引かれもなく、 すっと体を離した。 触れていたところに外気が当たり、やけに冷たく感じる。 「服、整えられる?大丈夫かな?」 まるで今まで何もしていなかったかのように、 純真な少年の顔をうかべた悪魔は、君にそう問いかけて。 かつかつと聞こえる小さな足跡が、もうあまり猶予がないことを告げる。 上着を拾い上げて、君に渡して。 「僕が合図をしたら、一緒に飛び出して、大人達にこういうんだ。」 「火事だ!って」 そう言うと少年は、懐から小箱をひとつ、取り出す。 図書室のロウソクを付けるための、マッチ箱。 そこから火種をひとつ取り出せば。 がらり、扉と向かいにある窓を開けて……そこは、今は資材置き場のようになってる場所。 そこにぽい、と赤く灯ったマッチを落とす。 立ち上る煙。火は大きくはならないだろう。 でも、ボヤくらいにはなる。 そしてそれは、子供が慌てふためき、大人が原因究明のために時間を潰すには十分な出来事。 ───今日の夜は、安全だ。悪魔の灯火によって。 「……うん、いい感じに燃えてる。」 「行けそうかい?大人の前に行くのが怖いなら、手を繋いでいてあげよう。」 「頑張ろうか、今日のおやすみのために。」 優しい、柔らかな微笑みを君に向けて。 そうしたら。 がら!と扉を開けて、計画通りにことを進めるのだろう。 (-199) 2022/05/04(Wed) 13:41:57 |
【秘】 童心 クロノ → 司書 エルナト供物として、食物として、餌として 一方的に摂食されるだけの少女は どこまでもあなたの手のひらの上。 まるで子どもの喜ぶ玩具のように、 殺し切れない声が、あなたの舌の動きに合わせて鳴らされる。 その身は上から下から、どこまでも、あなたの思い通りに。 あなたの狙い通りに。雫は溢れて溢れて行き、 あなたの味覚を満たして、充たして行く。 焦らす様に迫り来る手の動きに、 知らないことを知る恐怖のような期待のような、 そんな想いに、熱い息を吐いて──── ▼ (-211) 2022/05/04(Wed) 19:18:33 |
【秘】 童心 クロノ → 司書 エルナト突如。 「…………ぅ、……え?」 あなたの動きが止まって離れて、 そのままずり落ちるように床に座り込む。 熱を帯びていた身体が、あなたとの 空いた分の空気と床とに、ゆっくりと冷やされる。 ぽかんとあなたを見上げながら言葉を聞く。 暫く呆けたまま居たけれど、近付いてくる足音に、 「──あ、」 はっと我に返って“そもそもの目的”をようやく思い出す。 思い出して、ぱきぱきという不快な音で 女の姿が少女へと戻る。 ▼ (-213) 2022/05/04(Wed) 19:20:14 |
【秘】 童心 クロノ → 司書 エルナト「…………ぅ、うん……大丈夫……」 熱の余韻に溜息をつく暇もなく。 上着を羽織って、立ち上がる。 まだ頭がフワフワして、話の半分も 状況の半分も分かっていない気がしてしまうけれど。 「…………」 柔らかい笑顔を見て。 先の変貌を思い出して。 顔が赤くなりそうなのを、首を振って。 その手を握って、ふらふら立ち上がる。 そして、 ───その後はあなたの思惑通り。 子どもを連れていこうとした大人は、 ふたりの子どもの声に慌てて現場を見に行った。 間もなく火は消し止められたものの、 原因を探るのに大人たちは手を割く事になり、 火事の噂で子ども達は、一部統率を失って。 予定していた子どもが大人の元に連れられなくても、 仕方の無いと片付けられた……のかも知れない。 少なくとも、今日この日は。 何に怯えることも無く、眠る事が出来る。 (-216) 2022/05/04(Wed) 19:38:53 |
【秘】 司書 エルナト → 童心 クロノ全てが上手くいって。 君を部屋まで送り届けた、その、去り際。 「───また食べさせてくれる?」 最後に、それだけ問いかけて。 それから、良い夜を、と手を振って。 今日を終えたことだろう。 (-224) 2022/05/04(Wed) 20:06:45 |
クロノは、照れる様に頬を赤らめて、頷いた。 (a34) 2022/05/04(Wed) 20:11:50 |
【秘】 童心 クロノ → 高等部 ラピス/*大変お待たせしました〜〜! 「そっ……か、」 綴られた文字を見て、あなたの表情を見て。 おそらくほんとうに、なんとも思ってないのだろう。 病院を恐れなくて済むのなら、 それに越したことはないのかも知れない。 「…………ううん、でも……」 「……こわいと思ってくれないことが、 ちょっとこわいかも……って、思うかも」 ……怖くないからそのままでもいいと、 もし石の範囲が広がったとしても、 後回しにしてしまいそうで。 (-227) 2022/05/04(Wed) 20:19:38 |
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