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【墓】 1117 闇谷 暁>>【食堂】 >>+0 言葉に詰まる。 貴方にかける言葉だけが、見当たらない。どこにも無い。 その境遇をなぞる事は出来ないのだから。 してはいけない事をしたから、と言うのは簡単だ。 オレの、ためにッ、……頑張った、だけ、なのに! けれどそれはきっと、恵まれた立場だからそう言えるだけ。 貴方達親子の間には、確かに根底には愛情がある。それにこれ以上何か言葉を差し込む事は出来なかった。 ……沈黙は、何より雄弁だ。 「お前が笑って生きられる世界に なれば良いのになあ…………。」 ぽそ、と、囁く。 貴方の腕を掴む事は、貴方を救う事は、今の自分には出来ないから。 「 俺も、好きに生きる。 」闇谷 暁は、迷彩リョウが生きる世界を奪われたくない。 → (+2) 2021/09/27(Mon) 23:28:28 |
闇谷 暁は、応援出来ない。 (c16) 2021/09/28(Tue) 0:10:47 |
【秘】 1117 闇谷 暁 → 4432 貴戸 高志前日。 食堂での会話の後。 別行動をして、夜。 貴方が布団を抱えて部屋に戻った頃。 扉を開けた貴方に飛び付こうとして、 手元を見て、ぐっと堪えるルームメイトが居た。 「……………さんきゅ。 俺が言い出したのに、任せて悪い。 迷彩は……まだ戻ってない。」 (-32) 2021/09/28(Tue) 1:54:54 |
【秘】 4432 貴戸 高志 → 1117 闇谷 暁見慣れた部屋に見慣れない布団を一式。何事もなくどさっと置いてから貴方へと爪先を揃えて向き合った。 「構わない。それに少し人と話す用事があったからな、そのついでだ。 迷彩は……そうか。まあ疲れて眠くなったらやって来るだろう」 そこまで言い終えると、一歩距離を置いて貴方の頭を撫でようと手を伸ばした。 少年の頭の中には未だ、貴方と迷彩少年のやりとりがぼんやりと残り続けている。 「……」 何か言おうと唇を薄く開くこと数回。結局、震えることはなかった。 拒まれないのなら、そのままそっと頭を撫で続けるだろう。 (-34) 2021/09/28(Tue) 2:05:59 |
【秘】 1117 闇谷 暁 → 4432 貴戸 高志貴方の両手が自由になったならば その手が頭上に降りてきたならば ぐ、と悲しげに表情を歪ませて、 貴方に強く抱きついた。 情事のそれよりも力を込めて貴方の肩へ顔を埋めれば 「暫く、こうしてて良いか」と小さく告げる。 「無力だな、って、思ってさ。 そりゃあ特に何もないし、凄い使える異能も無いから 当たり前なんだけどさ……。 ……ごめん、迷彩が戻るまで、撫でて欲しい……。」 (-37) 2021/09/28(Tue) 2:18:10 |
【墓】 1117 闇谷 暁>>8 普川 「いや? 元々本は好きだが、こんなには……最近から、かな。」 貴方の顔を見て、真っ先に肉豆腐のことを思い出したが 何故か撫でられたので、 何故……? みたいな顔をしてとりあえず、貴方が座るかと思い、隣の椅子を引いた。 この男は、年功序列を全く気にしない。 貴方にだって平気でタメ口を使う。 「……嗚呼、ここに来るってことは 何か本を探してるのか? ちょっとは手伝えると思うけど、何だ?」 読んでいた本を置き、立ち上がる。 置かれた表紙は和食のレシピ本だ。 本の山を見るならば、そこには真面目そうな医学書から週刊誌まで、一言で表すなら『色々と』有った。 (+10) 2021/09/28(Tue) 2:28:32 |
【秘】 4432 貴戸 高志 → 1117 闇谷 暁優しく抱きしめ返す。「ああ、勿論」と返答した。 フードごとそっと頭を撫でて、もう片方の手は背中へ。とん、とん、とゆったりした間隔で労るように貴方に触れる。 「……お前が納得するには、お前の傷を本当に癒すには、望んでいる結果しか無いとは思うが。それでも俺は言葉を紡ごう。例えそれが気休めにすらならないとしても」 頭を傾けて、貴方の頭に何度か擦り寄った。 「本当に無力なのか?迷彩の死ぬ決断を変えられなかったから、お前の行動は全て無駄だというのか? ……俺はそうは思わない。 俺はきっとお前よりも迷彩を理解していない。俺は彼の事情を聞いていない。 だがな。あいつは紛れてしまうことが、いないフリをされることが、無かったことにされる事が、たまらなく嫌なことだけは知っている」 子守唄のようにそれは穏やかに紡がれる。 「己を見てくれて、寄り添ってくれて、温かな気持ちをくれたお前の行動は決して無駄ではないと俺は信じている。 …………そうじゃなければ、取り繕うのが上手いわけではない迷彩が傷付いた後『ありがとね。うれしい』なんて照れるように笑えるようにならない筈だ」 ▽ (-40) 2021/09/28(Tue) 2:49:59 |
【秘】 4432 貴戸 高志 → 1117 闇谷 暁「何か一芸が無い?便利な異能が無い? 暁、お前の目では見えない良さがあるようだから俺が代わりに伝えよう。 お前の武器はその心、その言葉、その行動力だ。 人に寄り添い、人の痛みを汲み取り、見えない心をまっすぐ言葉にして胸の奥まで届けてくれる。 誰でも持てるわけではない、たまらなく眩しい武器を持っていると俺は思う。 だから……俺の好きな奴のこと、あまり悪く言わないでくれ」 言葉はそこで途切れた。 その後、少しだけ抱きしめる力が強まるだろう。 (-41) 2021/09/28(Tue) 2:51:19 |
【秘】 1117 闇谷 暁 → 4432 貴戸 高志貴方と触れ合う箇所が、じわりと暖かい。 強く抱きしめて、擦り寄って、今はとにかく貴方を感じたい。 「………きっと俺は、 迷彩が生き続けたとしても その選択を押し付けた事を、後悔する。」 貴方に全ては語らない。なのに慰めて欲しい。 卑怯だ、と、自虐。 「無かった事になんて、させない。 迷彩は確かに………、 望まれて、産まれて、愛されて、…………ッ」 ……貴方の声が、紡がれる言葉が、 温度が、等間隔の優しい振動が心地良い。 じわりと貴方の肩口を濡らして、そっと瞳を伏せた。 → (-44) 2021/09/28(Tue) 3:47:18 |
【独】 1117 闇谷 暁「オレね、死刑になりたいんだ」 その望みを、否定した。 「オレが死ぬのが嫌なら、オレのことどうにかしてよ」 俺にはどうにも出来ないんだ。 「オレは、好きに生きるよ」 そうしろと言ってやれたら、どれほど、 「そうなったら、いいねぇ」 正しいだけじゃ、誰も彼らを守ってくれないのに! S氏は内臓だけで生まれたAを、死産により命を絶った赤子の中へ入れた。 もしもこの時S氏が何も処置していなければ、Aは間違いなく絶命していただろう。 お前は望まれて産まれて、 彼らに人道から外れるなと諭すことは簡単だ。 では、彼らの生存権はどうやって保障されるのだろうか。 愛されて生きたんだと、 もしこれが正しいとすれば、彼らは淘汰されるべきなのだろうか。 それとも我々は、机上の空論の実現を目指すべきなのだろうか。 『我々』でも『彼ら』でもない、 『闇谷暁』と『迷彩リョウ』の気持ちを、伝え合いたい。 (-43) 2021/09/28(Tue) 3:48:08 |
【秘】 1117 闇谷 暁 → 4432 貴戸 高志「…………、」 自分の良さ。 つらつらと言葉にされると、ちょっと気恥ずかしい。 「うん………、うん。」 それでも、貴方が伝えてくれるのならば、結局嬉しさの方が勝る。 「………好きだ、高志、 好きになって、良かった。」 どうにもままならない世界の中でも 貴方が側に居てくれるから、なんとか前を向けそうだった。 「ごめん、……ありがとう。 ありがと、……好き、っ好きだ、好きッ…………!」 ぽた、ぽた、と紫色を揺らして、 貴方の優しさに、ひたすら甘えた。 (-45) 2021/09/28(Tue) 3:48:40 |
【秘】 4432 貴戸 高志 → 1117 闇谷 暁貴方の全てを受け止める。 自分が自分じゃなかったのなら、もっと傷を癒せるような言葉をかけることが出来たのだろうか。納得できるような言葉を見つけることが出来たのだろうか。 人を真に思いやることなどせず、身勝手に己の為だけ生き続けてきたツケが返ってきている。 無力なのは、自分の方だ。 「……ああ。無かったことにしないでくれ。二人でちゃんと迷彩を見続けよう。 俺の知らない真実も、迷彩が望まれ生まれ愛されたことも、見続けて憶え、存在を証明してくれ。 真実はただそこに在るだけだ。それ自体は存在を主張してくれない。見ようとしなければこの世から亡くなってしまうし、そうでなくとも人の意思によって呆気なく嘘とデマで汚され姿を消してしまうから」 自ら嘘で真実を汚し、この場所に飛び込んできた人間はそう告げた。 ▽ (-46) 2021/09/28(Tue) 4:18:27 |
【秘】 4432 貴戸 高志 → 1117 闇谷 暁自分は迷彩と約束したことがある。 だから、貴方の胸に傷をつける事実や迷彩少年自体をどうにかする事など出来ない。 それでも許されるのならば。 自分は貴方にいくらでも寄り添おう。自分が与えられるものは全て貴方に贈ろう。 「俺もお前が好きだ、暁」 まるで肩口を通り抜けて心の底に無色透明な貴方の悲しみが落ちてきたかのよう。 支えるようにしっかり抱いて、力強く、けれど穏やかに言い切った。 小豆色の瞳は、何より大切な存在だけを映して微笑んだ。 「お前のお陰で救われた。 …………俺を好きになってくれてありがとう、暁」 (-47) 2021/09/28(Tue) 4:19:20 |
【秘】 1117 闇谷 暁 → 4432 貴戸 高志貴方が貴方だから。 貴方が受け止めてくれるから。 傷を癒すような言葉も、納得できる言葉も、 貴方が居るのならば、いらない。 「………うん、うん、 辛いなぁっ、つらいよ……、 人が死ぬなんて、 どうしても、慣れないなあ……。」 自分が覚えていることで、彼らは──W家族Wは報われただろうか。 探偵として関わってきた人々の意志は、この胸にあるだろうか。 迷彩が生きた証を、持ち続けられるだろうか。 真実をそのままに、掲げて生きられるだろうか。 そうあれたら良い、と絵空事を描いて、 貴方の輪郭だけを感じた。 「……救えた、のなら、 それは、嬉しいこと……だなあ、」 そうして、ひとしきり感情を吐露して、二人きりの時間を堪能してから 夜の帷が降り切る頃この部屋に、小さなルームメイトを加えたのだった。 (-48) 2021/09/28(Tue) 4:44:14 |
【墓】 1117 闇谷 暁朝。 まっとうに朝。昼ではない。 今日も誰かが以下略。 「……〜〜〜、」 おおきな欠伸ひとつ。 目は半分も開いていない。 何気に腰痛も悪化している。 どうにか無理やり起きました感を纏い、 ここまで寝ながらルームメイトW達Wと歩いてきた。 何とも平和な、朝の光景。 (+11) 2021/09/28(Tue) 5:21:55 |
【墓】 1117 闇谷 暁>>10 普川 「座ってて良いぞ、 ……まだ、痛むだろうし。」 先日、貴方が暴力を受けていたのを目撃している。 貴方からするとお節介かもしれないが。 「いる………えと、バックナンバーなら 普通の図書館なら数年分は置いていると思うが、 ここは……どうだろう? 検閲もあるから、週刊誌はあまり読んでも面白くないぞ。」 本の山の一番上、一冊を指さす。 レシピ本の前に読んでいたらしい、数ヶ月前の日付が記された『週刊新世界』と言う雑誌だ。 「……で、何を探してる? 大方、自分の関与した事件……そんなところ、か。」 有るだろうか。 机からそう遠くない棚を物色し始めた。 (+14) 2021/09/28(Tue) 15:04:05 |
闇谷 暁は、半分寝ている。 (c18) 2021/09/28(Tue) 16:34:51 |
【墓】 1117 闇谷 暁>>+14 普川 「……追加?」 闇谷暁は、端末を殆ど確認していない。恥ずかしいからだ。 故に、他人の性事情に疎かった。 首を傾げたまま、雑誌を探す作業に戻る。 「いや……本来の目的はそうじゃないんだが、 それは、……うん。ちょっと気紛れにな。」 貴方が手にした雑誌には、 切り取られまくった記事の片隅に 毒ガス散布未遂、犯人は非行少年やら何やら──と、悪意のこもった言葉が並べられていた。 「顔は隠されているが、特定は容易な程度だ。 見ていて少し面白かったよ。」 皮肉。自虐的に笑ってみせた。 「さ、普川は何年前の何月の出来事か。 大雑把でも良いから────、」 なんだか貴方の言葉が曖昧だ。 口を噤み、手を止める。 貴方の方へ近寄れば、心配そうに見つめる。 「……今日は休んだ方が良いんじゃないか? 無理は良くないぞ、部屋まで送ろうか。」 (+19) 2021/09/28(Tue) 17:25:04 |
【墓】 1117 闇谷 暁>>16 普川 ころころ変わる貴方の様子に、首を傾げた。 何だか難しいことのような、そうでもないような。 「今回の事……? 気になる言い方だな。このふざけた企画関係か? ま、知らずに過ごせる方が有難いか……。 普川は、なんだ、その、 …………………… 励んでいるのか? 」言いながら、どういう問い方だ、と内心自ら突っ込んだ。 まるでセクハラしているような気分。 「6年前。 うーん………探してみるけど、あまり期待はしないでくれ。」 貴重な資料は永久的に置いてあるだろうが、ゴシップはどうだろう。国立の図書館でも長くて5年程度だった気がする。 少し奥の棚へ向かい、手を伸ばして、 そこに目当ての雑誌はあった。 → (+24) 2021/09/28(Tue) 19:54:33 |
【墓】 1117 闇谷 暁>>23 普川 「 そっ、 そうか……………。」自分から聞いておいて、頬を赤らめ照れた。 企画の趣旨としては励んだ方が良いんだよなあ、と思いつつ、何か言及する事はない。恥ずかしいからだ。 手渡せば、後は貴方を見守るようにそれを眺めていた。 それらしいページを開いて、貴方の視線が揺れて、止まって、繰り返す。 元々座っていた椅子を引いて、腰を下ろす。 水面にほとりと一雫落ちたように、なんでもないような声が、聞こえた。 知り合いか、と問い掛けて、噤む。 こんな場所に居る人間の過去、見知った顔があったとして、 世間話のように易く返答をしてはいけないような気がする。 「………、」 代わりに、貴方が先程やったように ぽん、と頭部へ手をやって、数度撫でた。 (+32) 2021/09/29(Wed) 9:23:13 |
【墓】 1117 闇谷 暁>>+38 朝食堂 肩を叩かれぼんやり瞼を開ける。 まだ(61)1d100%ぐらい夢の中だが、朝は揃って食べるものだと認識しているのでどうにか上体を起こした。 「……………はよ」 これでも腹から何とか声を出しているのだ。 目を擦れば、美味しそうな卵と珈琲の匂いがする。 そっとカップを手に取って、眠気覚ましに一口。 「………」 二口。 「…………?」 「ゴフッゲホッ!何ッ!??」 夜中は蹴られ布団を剥がれ、 自分は何か悪い事でもしたのかと思った。 いつも珈琲を淹れてくれる貴戸の方を一瞥し、いやこんな淹れ方な筈は無いと迷彩へ視線を向ける。 「………………え?」 他に言葉が出ない。 目はすっかり覚めた。 (+40) 2021/09/29(Wed) 16:24:32 |
【秘】 3839 南波 靖史 → 1117 闇谷 暁「リョウちゃんのこと気にしてるの? あれ大変だねえ、生きるの大変そうで」 あなたがなぜそのような顔をしたのか、食堂での様子などを見ている限り理解できなくはない。けれど、南波靖史は迷彩リョウという存在に興味がない。 だから、貴方が顔を曇らせようと何も気にしないし、酷く『どうでもいい他人事』のように呟いただろう。別に心を割くところが、南波には欠片もないのだから。 「宇宙人だともっと喜ばれた?不正解。 俺、『自我が生まれた異能そのもの』だよ。割と珍しいのかな?だからみんなのこと幸せにしないと何だよね。『そのための異能』なんだから」 「……?ああ、これ?……ううん。なんか気付いたら填めてた。着けないといけない気がしたから」 指輪への視線への回答は妙に、本人も理解が浅い雰囲気を感じる。違和感を覚えても不思議ではない位置のものなのに。 「えー。いいよ別に。苦しめたくない、ってことは、高志くんが嫌って言ったってことじゃないの?」 (-122) 2021/09/29(Wed) 16:59:30 |
【墓】 1117 闇谷 暁>>朝食堂 >>+46 「いや咽せたと言うか何と言うか…………、」 何が起こったのか。 やけに口内がジャリジャリする。 よく見ればカップの中は 殆ど粉。 通りすがりの榊から丁寧に置かれた珈琲。 これでも飲んで落ち着こうと手に取り飲めば 「嗚呼、ありが、 えふッゲフッ!?」 こいつもついでに 殆ど粉。 「…………………」 ふざけるなよと言いたい所だが、 片方は恐らく迷彩が淹れてくれたのだろう。 貴戸の淹れる珈琲は美味しい為、こんな事が起きる筈がない。 その頑張りを無駄にはしたくない。 席を立ち、ふらりと厨房へ向かい、 ビールジョッキにお湯を入れて来た。 → (+48) 2021/09/29(Wed) 19:11:30 |
【墓】 1117 闇谷 暁>>朝食堂 >>+46 「迷彩、牛乳貰う。」 ジョッキに粉コーヒーをぶち込んで、混ぜる。 牛乳もパックを拝借し、足す。混ぜる。どうにかなれ。 あんまり美味しさは保証されないが、一先ずは バカ多いジョッキカフェラテ の完成。精一杯の努力はした。飲むしかない。 「いや、何、今朝は苦くないのがいっぱい飲みたい気分になって…………。 迷彩次は貴戸の淹れ方を真似してくれ。 頼むから。」自分はあまり朝食を食べられる方ではない。 とりあえず、と糖分を摂取しがちなので、 今日もドーナツに手が伸びかけて、……止めた。 トーストやオムレツが入らなくなったら困る。 バカ多いカフェラテを飲みつつ 貴戸の用意した朝食を食み始めた。 (+49) 2021/09/29(Wed) 19:13:03 |
【墓】 1117 闇谷 暁>>27 普川 「嗚呼、力になれたなら何よりだ。 ……まあ、誰でも家族を失えば悲しいんじゃないか。 そこに当然のようにあったものが、消え失せるのだから、」 少なくとも自分は、そう。 感傷に浸るような表情。開閉される瞳。そんな貴方を観察するのも無粋だ、と、自分の読んでいた雑誌を手に取り、開きかけて 「─────え、?」 貴方から齎される声、温度。 『壮汰くんと同じこと』? 『企画ついでにめちゃくちゃに』? 流石にその言葉の意味が、分からない訳では無かった。 「……………えっと、」 この企画──性行為を推奨されていて、報酬も与えられるというもの。自分には誰かと揃いの、望む報酬がある。 かと言って、貴方の言う通り、突然積極的になれる性質でもなかった。 だから、その言葉はとても魅力的に聞こえる。 貴方が誘ったから、望んだから、 自分は仕方なく、報酬の為だから、……… 後は『はい』と2文字を答えるだけ。 首元に回る腕へそっと手を添えて、口を開く。 → (+50) 2021/09/29(Wed) 19:55:57 |
【秘】 1117 闇谷 暁 → 3839 南波 靖史「………まあ、かなり。 気にしてるよ。」 迷彩リョウについて。 そう答える口振りは、貴方と酷く対称的だっただろう。 不正解、との言葉に、残念、と息を吐く。 宇宙人ではなかったから──ではないが。 「ふうん。 気付いたら、異能に自我が………。」 自分達の身近に根付く異能。そんな事は想像もしなかった。 興味深い、とまた貴方に一歩近寄って、それはどういう仕組みでと口を開きかけ───少しだけ、考える間。 「………それが産まれる前に居た『お前』は、 どう幸せになったんだ?」 今度は軽く、貴方と同じような、それでいて興味関心たっぷり含んだ声色で問う。 純粋に、『みんな』の中に『貴方』が入っている事を疑わないような。 決して『どうでも良い他人事』のようには呟かなかった。 → (-152) 2021/09/30(Thu) 1:15:15 |
【秘】 1117 闇谷 暁 → 3839 南波 靖史貴方からの答えを待ちながら 近寄った分だけ下がっていく。 「……嫌とは言われてない。 苦しいって聞いたから、 苦しめたくないと思って、勝手に。 だから……これは俺たちの秘密にしておいてくれ。 この わがまま も、聞いてくれるよな?」それはお前が持っていてくれ、と 自分が持ってきたハンディカメラを指さした。 きっとそれを使う時が来るとすれば、貴方だと思ったから。 (-153) 2021/09/30(Thu) 1:15:50 |
【秘】 4432 貴戸 高志 → 1117 闇谷 暁これはゲーム内日付でいうと五日目の、どこかものすごーーーく平和な時間帯の一幕である。 『暁へ 暇な時間はあるだろうか。 少し食べてみてほしいものがある、自室に来てくれると嬉しい』 たったそれだけが綴られた連絡が貴方の端末に届くだろう。 (-157) 2021/09/30(Thu) 3:32:37 |
【秘】 1117 闇谷 暁 → 4432 貴戸 高志これはとても平和な時間帯。 貴方からの連絡を受けて、自室へと戻った。 「ただいま? どうした貴戸、 食べ切れない量の飯でも作ったのか……? 」なんだなんだと比較的早いタイミングで ドアを開けて帰ってくるだろう。 (-158) 2021/09/30(Thu) 7:29:57 |
【秘】 4432 貴戸 高志 → 1117 闇谷 暁「おかえり暁。 ご飯はちゃんと食べ切れる量用意するべきだ。勿体ないぞ。 ……いや、そんな事を言っている場合ではなく。食べてほしいのはお菓子だ。少し待っていてくれ」 帰ってきた貴方を捉えると、すぐに用意していたものを取り出した。ついでに緑茶も二人分用意する。 「食べてほしいのはこれだ」 差し出されたものはもちもちの白いまんまるフォルムをした物体。齧るとごろっと入ったみかんと白あんが姿を現すそれは、そう、みかん大福である。 数値にするなら美味しさは91くらいあるぞ。媚薬は特に入っていない。 (-159) 2021/09/30(Thu) 11:58:52 |
【秘】 1117 闇谷 暁 → 4432 貴戸 高志「いやそれはそうなんだが 食べて欲しいって聞いてそういう用事かと……。」 今朝は大変でしたね。 ほわりと漂う茶葉の青っぽい香り。 普段は珈琲を好む貴方にしては珍しいな、と 準備をする姿を視線で追った。 「こ、これは……!!!」 差し出されるまんまる。 ほんのりと内側から覗く淡いオレンジ色。 食堂でも探してはいたが、特に用意される事はなかったシロモノ。 「 みかん大福……!? どうしてここに……まさか手作り……?」 そわそわとお茶を頂いたり、大福をじーっと見つめたり、 貴方に熱い眼差しを向けたりと、好物を前にした子供らしく全身で喜んでいる。 「貴戸っ、 食べても……良いのか……!?」 (-160) 2021/09/30(Thu) 12:17:44 |
【墓】 1117 闇谷 暁>>朝食堂 >>+55 「いずれこの苦味を美味いと思える時が来る……………。」 な、と貴戸へ視線を送る。少しだけ大人ぶった。 果たしてそんな時が来るかは、分からないが。 「……二人が用意してくれたんだな。 有難う、いただいてます。どれも美味いな。」 やっと不鮮明な意識がハッキリしてきたところでそう述べる。 カフェラテはまだ(53)1d100%ぐらい残っているぞ。 「じゃあ夜は俺と作るか。 和食を作ってみたいんだ、手伝ってくれるか?」 既に食べ終えた迷彩を一瞥。 一方此方はまだ全然減っていない。 「………? 帰って来ないのか……?」 貴方が今晩も夜を共にすると思い込んでいた。 そんな口振りでトーストを齧る。 (+56) 2021/09/30(Thu) 12:28:08 |
【秘】 4432 貴戸 高志 → 1117 闇谷 暁「そうだ。レシピを見ながら作って、素崎先輩に味見をしてもらった。悪く無い評価をいただいたから、一応は食べられるはずだ。それでも職人の腕と比べたら劣るだろうが……」 子供らしい仕草が珍しかったのか、お茶を啜る手を止めて目を丸くさせた後すぐに微笑んだ。 「勿論だ。お前に食べてほしくて作ったのだから」 (-161) 2021/09/30(Thu) 12:34:09 |
【秘】 1117 闇谷 暁 → 4432 貴戸 高志「そっ、そうか………嬉しいな………。 好きな物覚えててくれて、作って貰えるなんて 夢にも思わなかった………。」 いただきます、と正座して 待ち切れないと言わんばかりに齧り付く。 ぎゅうひに歯を立てれば、白餡と果汁がいっぱいに溢れてきて、 「…………!」 破顔。 「………………!」 天才か、と貴方を見た。 それはもうとんでもなく嬉しそうにぱくぱく齧る。 久々の好物を前にしてテンションが上がらない訳がない。 「……… 美味い!! 大福屋さんになれるぞ、貴戸。 今すぐに出店すべきだ……!」 あっという間に平らげて、 ぺろりと唇まで舐めた。 (-162) 2021/09/30(Thu) 12:59:21 |
【秘】 4432 貴戸 高志 → 1117 闇谷 暁「ここ最近お前にお菓子を作ってもらってばかりいるだろう?だから俺もたまには暁に作ってやりたいと思って」 嬉しそうに笑顔を咲かせる貴方を見て、つられるように目を細めた。 「……。……可愛いとは、こういう事を言うのだろうな」 みるみるうちに貴方の胃に収まっていく様子を見ながらお茶をのんびり飲み進める。なんて贅沢で穏やかな時間なのだろう。最高の癒し時間だ。 「いや、大福屋は遠慮しておく。俺は暁に作ることができればそれでいいからな」 舌が唇を舐める仕草には未だどきりと胸が跳ねることがあるものの、それでも目を逸らさずに完食したのを見届けた。たいへん満足感のある時間だった。 (-163) 2021/09/30(Thu) 13:09:55 |
【秘】 1117 闇谷 暁 → 4432 貴戸 高志「ご馳走様でした。 いや、俺は………、」 貴方に褒められたのが嬉しくて作っていただけなのだが。 ちょっと気恥ずかしくて口を噤んだ。 「……ありがと、 その、良かったら…… また俺の為だけに作ってくれ。」 満足感に包まれていたが、 はっと気付く。 「………お前の分は?」 もう食べたのだろうか。 (-165) 2021/09/30(Thu) 13:34:23 |
【秘】 4432 貴戸 高志 → 1117 闇谷 暁「お粗末様でした。喜んでくれて何より。望んでくれるならまた作ろう」 お茶をさらに一口。こくりと喉を鳴らしたところで手が止まった。 「俺の分?……。 ………………用意し忘れていたな……」 考えていませんでした。貴方に食べてもらうことしか頭になかったらしい。 (-166) 2021/09/30(Thu) 13:45:49 |
【墓】 1117 闇谷 暁>>朝食堂 >>+57 >>+58 ルームメイトからの視線にこくりと頷いて 「……あ、別に行くとこあるなら 無理に帰って来いって訳じゃ……」 無いからな、と続ける前に 貴方が食器を戻しに行ってしまう。 そうして戻ったかと思えば律儀に返事をして、嵐のようにさっさと出て行ってしまった。 「………今、俺、何か変な事言ったか?」 年頃の子供との接し方に悩む人のような感想を述べて、朝食に取り掛かる。 トーストは良いとして、朝をあまり食べない人間としてはオムレツとソーセージが結構腹に来る。 加えてカフェラテもどきが多い。 昼ではなく夜の約束をしたのは、恐らく数時間では腹が減らないからだ……。 もさもさとゆっくり食べつつ、「迷彩、元気そうで、良かったな。」と呟いた。 (+59) 2021/09/30(Thu) 13:48:37 |
【秘】 1117 闇谷 暁 → 4432 貴戸 高志「毎日望む。」 毎日は望むな。 「こんなに美味いみかん大福を 食べずに過ごせると…………?」 想い人の手作り補正が掛かっているが それを加味せずともかなりの出来栄えだった。 作った本人が味を知らないと言うのも何か勿体ない話だ。 「きど」 そっと唇同士をくっ付けて ちらちらと舌を押し付ける。 食べたばかりなので、きっとみかん味のキスだ。 満足すれば、離す。 「ごちそうさま。」 (-167) 2021/09/30(Thu) 14:05:51 |
【秘】 4432 貴戸 高志 → 1117 闇谷 暁「では毎日作ろう」 毎日は作るな。 「そこまで褒められると面映い心持ちになってくるな。 でもやはり専門の店の方が……、……ん」 柔らかな感触が伝わってくる。健気な舌を薄く口を開いて招き、戯れるように唇で食んで応えようとする。 は、とかすかに乱れた呼吸と共に濡れた己の唇を舌でもう一度なぞった。 「……よく食べました」 もう一度貴方の分だけ用意したら、またこうしてくれるだろうか。 悪い事を覚えてしまったなと思いつつ、ほんの僅かに熱を帯びた笑みを貴方に向けるのだった。 (-168) 2021/09/30(Thu) 14:19:13 |
【秘】 1117 闇谷 暁 → 4432 貴戸 高志「貴戸が作ってくれた物だから 毎日食べたいと思うんだけど。」 しれっと惚気てそっぽを向く。 やりたくてやったのだが、恥ずかしいものは恥ずかしい。 貴方の考えに気付くこともなく そうして平和な時間が流れていった。 (-169) 2021/09/30(Thu) 16:47:22 |
【墓】 1117 闇谷 暁時刻はお昼過ぎぐらい。 厨房に居るのはフードの少年。 その手には和食のレシピ本。 今日は夕飯を作る予定があるのだが、特に料理スキルがある訳でも無い。 失敗しては弟分に格好がつかない為、こうして練習しようと思い至ったのだ。 ここにある食べ物の情報は前に聞いたことがあった。 炒め物はオイスターソースが美味しくて、パンは色々な種類がある……のだったか。 和食とあんまり関係なさそう。 冷蔵庫の中を拝見しつつ ぱらぱらと本を捲って、メニューは簡単に出来るらしい肉じゃがに決めた。 なんて平和な少年院の光景でしょうか。 片手間に(9)1d100%ぐらいの出来栄えのヌガーsweetを作りながら 完成した肉じゃがは(99)1d100%ぐらいの出来栄えだ。 → (+61) 2021/09/30(Thu) 19:11:25 |
【墓】 1117 闇谷 暁「肉じゃが美味ッ!ヌガーまずッ!」 一人で全てのツッコミを行った。 絶対ヌガーに醤油とか入れたでしょ。 しかしこれで、和食の基本が身に付いたような気がした。 夕飯は胸を張って何でも作れそうだ。 美味い肉じゃがと不味いヌガーを味わう、 なんとも微妙なお昼だった。 (+62) 2021/09/30(Thu) 19:15:37 |
闇谷 暁は、肉じゃがご自由にどうぞ。ヌガーは責任持って処理します。 (c23) 2021/09/30(Thu) 19:19:08 |
闇谷 暁は、お粗末様でした。 (c24) 2021/09/30(Thu) 21:18:46 |
【墓】 1117 闇谷 暁>>迷彩 夕刻。 厨房で貴方を待つ。 先日貴方が待ち構えていたように。 手元には『はじめてのお料理 〜和食編〜』と書かれた料理本。 それからある程度の食材が卓上に。 勿論避妊具は用意していない。 貴方が来るまでは本を適当に捲って 何を作ろうかと考えている………。 (+65) 2021/10/01(Fri) 4:06:13 |
【秘】 3839 南波 靖史 → 1117 闇谷 暁「え?」 何を言われているのかわからない。 そんな、想像だにしなかった、 考えもしなかった問いをふられ、……? 「……そりゃあ、……あれ?……どう、?」 本人にも疑問符が浮かんでいる。珍しく困惑と動揺が浮かんでいるのも、問いそのものより、それが浮かばない事と、何故か動揺する己に対しての、更なる動揺だ。 「……。覚えてないけど、しあわせだったはずだよ。だって『ひとをしあわせにする』為の異能の俺が、それを目指さなかったわけがないからね」 そう。『南波靖史』がもしいたのなら。 それはしあわせにしようとしただろう。だって人だから。でも、自分が含まれているなんて欠片も思ってはいないし、この問いではそれが思い浮かぶこともなかった。 「……苦しい?なのに嫌じゃない? でも、苦しいのに嫌じゃないとか、そういうのも聞いた。まあ行為中に痛いことするのとかさ。いたけど、よくわからなくなってきたよ、人のこと」 カメラについてはよくわからない。あなたの役目だから最後の査定に響くだけでは?と思ったが、言葉にしなくてもわかるだろうとそれはやめた。 「ただ、暁くんがそうしたくて、伝えたくないなら黙ってる。望みも聞く。それが幸せなら」 (-185) 2021/10/01(Fri) 4:23:54 |
【秘】 1117 闇谷 暁 → 3839 南波 靖史「……南波?」 すらすらと答えてくれた貴方が、返答に詰まった。 どうしたのかと首を傾げて、言葉を待つ。 「………覚えてないのか。 『自分』の事なのに、薄情だな。 お前は誰かを幸せにする事が自身の幸せなのか? それにしては……、」 ───貴方はどこか、苦しそうに見えたのだが。 とは言え、本来の南波 靖史とも、異能の貴方とも深く交流がある訳ではない。 ただそう思い込んで見えただけだろうか、と一度口を噤む。 「……お前は幸せか? 違う─── お前達は、幸せか? 」→ (-189) 2021/10/01(Fri) 6:19:43 |
【秘】 1117 闇谷 暁 → 3839 南波 靖史「いや、苦しいって、それは……何だ、 こういう企画だから仕方なくと言うか……。」 嫌ではない訳は無い、と思う。でなければ、苦しいとは伝えない筈。 けれど嫌と言わなかったのは──仕方がないと割り切らなくてはいけないから。 「………、」 貴方にカメラを託す行為は、見世物としての義務の先延ばし。 それで良いと納得していたWつもりWだったと気付かされた。 「幸せ…………、どうだろう。 こんな所で齎されるような幸せは、幸せと言えるだろうか。 まあ……W比較的幸せWを選ぶなら、出来るだけ内密に、」 W念のため抱かれておきたいWではなくて、義務を果たす為に。 「ハ、……メ、………じ、自撮り。 改めて、お前に相手を頼めるか? よく分からないだろうが………可能なら、痛めで。」 (-190) 2021/10/01(Fri) 6:20:50 |
【墓】 1117 闇谷 暁>>+66 迷彩 肩越しに貴方を感じれば、ちょうど開いていたページで手を止める。 朗らかな貴方につられて笑みを返して、やるか、と調理場に立った。 「迷彩、 親子丼とかどうだろう。簡単そうだし。」 材料を切って、少し煮て、ご飯の上に乗せるだけ。 時間も掛からないし、これなら先日のような大変な味にはならない筈。多分。 「白飯は昼の残りがあるし、包丁は俺が使うから 配膳とか盛り付けとか………あ、」 開いたままの本の文字列を指でなぞり、所々解説をしながら親子丼の作業工程をひとつ示す。 小さめのフライパンに水とだしを加えて煮立てて、 鶏肉と玉ねぎを加えて中火で三分ぐらい煮込んで 溶き卵を回し入れ、半熟状に煮る。 「この大事なところを頼めるか、リョウ。」 親子丼の全てが決まると言って過言でない工程。 きっと丁寧にやれば大丈夫。その間に味噌汁とか作りたいし。 (+67) 2021/10/01(Fri) 11:43:11 |
【墓】 1117 闇谷 暁>>+69 迷彩 その発言で一気に不安になったが、 たまには任せてみるのも良いだろう。 「小さめのやつかな………。 3人前だから大きくても良いか? いや………。」 とりあえず、と小さめのフライパンを選ばせた。 大きいと落としそうな気がしたから。 調味料に関しても詳しくはない。それっぽい顆粒出汁、みりん、醤油辺りを手前に並べて、計量カップやスプーンと、 それから見やすいようにレシピ本を折って机に置いた。 「 絶対に書いてない事はするなよ。 大さじはこの大きいスプーン、小さじは小さいスプーン。 目盛りは必ず守って使え。 少しでも疑問に思ったら聞くんだぞ、良いな?」 絶対だぞ、と念を押して(フリではない) 貴方の方へ視線を向けつつその他様々の調理に取り掛かった。 1d50ずつ振って親子丼の出来栄えを数値化しよう! (42)1d50+20 (上限50) 人の口に入るものだぞ補正入れさせてくれ (+70) 2021/10/01(Fri) 13:42:03 |
【墓】 1117 闇谷 暁>>+71 迷彩 丼に白米もよそい、味噌汁も完成し、 既にやる事は終えたが、貴方の調理を見守っている。 時々「決して強火にしたからって早く仕上がる訳じゃないぞ」などと指摘しつつ、 「………!」 なんだかすごく良い匂いが漂い始めた。 1d100で言うと80ぐらいの完成が予想される。 「よく出来たな、リョウ。 俺も食べるのが楽しみだし、貴戸も喜ぶと思う。」 盛り付けまでが貴方の仕事だ。 ぎこちなく卵を乗せていく姿にはらはらしつつも手を出す事はしなかった。 少しくらい歪でも、それが良いとさえ思えてくる。 後でルームメイトの前で盛大に褒めてやらないといけない。 テーブルへ食事を運んで、夜時間。 ルームメイトへ端末から連絡を入れて、そうして3人で穏やかな時間を過ごすだろう。 (+72) 2021/10/01(Fri) 15:53:11 |
【秘】 3839 南波 靖史 → 1117 闇谷 暁「薄情?どうして?異能は物みたいに使われるための物で、俺は実際使われるのが幸せだから、何もおかしな所なんてなくない?」 あなたの言う自分に、本来の南波がいる事は気付いていない。気づく思考が、誰かに抹消されているから。でもそれは外部からは見れないから、ただ薄情な異能がひとつ、そこに在るだけだ。 ……でも、幾度もの指摘に、ヒビが入っているの事すら、崩壊がもうそんな遠い日じゃない事には気づきかけてすらいない。 『「幸せ」』 『私は幸せでしたよ』 「俺は幸せだよ」 今貴方と話している南波ではない、誰かが。代わりにそう答えた。異能にはただ、なぜ今こう答えた時に黒塚の顔が浮かんだのか、ただただ不思議なだけだった。 ▼ (-229) 2021/10/01(Fri) 19:58:58 |
【秘】 3839 南波 靖史 → 1117 闇谷 暁「……ああ、いいよ。君が決断したならそのように。 それに幸せの場所なんて関係ないよ。 それって気にしてるの、周囲の事でしょ。 そんなもの考えなくていいよ。 ただ、今その時の行為が幸せか。それだけで判断すればいいんだ。」 カメラを手に持って、まだ普段のままのあなたを写す。許可は貰った。だからこの後、このカメラに映るあなたが今の姿とまるで違う、あられもない、蕩けたり呆けたり惚けたりしたものでも、頼まれごとなら仕方ないよね? 「痛め、か。でも可能なら、だよね。悪いんだけど俺の幸せを与える異能、痛くしてもそれまで快楽に変換させやすいみたいだからさ」 「──気持ちよくならない身体(素質)だといいね?」 少しでも被虐に興奮する気があるのなら、その言葉むしろ最悪の逆効果になったかもしれない。最もそれすら『報酬のため』と割り切れるか、考えられないくらいに脳を快楽で焼かれるのだから、些細なことか。 何にせよ、唇は避けてキスを落として始めた行為は、想像する快楽とは、ある意味かけ離れた──ある種の暴力にも近い、麻薬のような感覚であったことだろう。 (-230) 2021/10/01(Fri) 20:00:32 |
【秘】 1117 闇谷 暁 → 3839 南波 靖史「………そうか、」 貴方の答えに、そっと瞳を伏せて それからゆるりと腕を伸ばせば、 薄桃色の柔らかい髪ごと頭を撫でた。 何となく、今の貴方に必要なのは 言葉では無いような気がして。 拒絶されなければ、何度か髪を漉くように撫でて、離す。 指を通り抜けていく感覚が、やけに印象に残った。 → (-241) 2021/10/01(Fri) 20:47:47 |
【秘】 1117 闇谷 暁 → 3839 南波 靖史「────えっ?」 カメラの起動音。 レンズが見つめてくるのがよく分かる。 「あれっ、あれ…………?」 つらつらと耳に入る言葉に、 もしかして貴方を選んだ事が間違いだったのかと一瞬惑い、かぶりを振る。 ここまで来て逃げてはW男が廃るWと言うもの。 快楽は時として暴力だ。 貴方の異能が加われば、尚更。 「がっ、頑張り……ます………。」 頼りない声を出して貴方に身を委ねれば 部屋の鍵を掛けたかもう一度だけ首を捻って確認し、 何とも比べ物にならない快楽の海に、なすすべなく沈められるのだった。 (-242) 2021/10/01(Fri) 20:49:16 |
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