【人】 狩人 レーヴタント「 お〜ラクも覚えててくれて嬉しいなぁ 」 にへへ、と嬉しそうに緩い笑みを浮かべた。 長寿な種族とはいえ、数十年会わないと 忘れられることもなくはない。 (42) 2021/10/20(Wed) 19:51:58 |
【人】 狩人 レーヴタント「 今までも、商人に肉を卸してたんだよ〜 他にもいろいろ〜? 今日は、自分で焼いてみたんだぁ 」 ステーキ屋と言われれば、そう説明して、 くふふ、と緊張感のない笑みを零す。 くるり、と舞った肉は、綺麗にひっくり返り 鉄板の上に戻って、皿に乗せて分厚く3つに切り分ける。 えらい安いと、>>22 見難そうに指の数を数えているのを見て そういえば、彼は目が見難くなるんだったなと思い出して 言葉で、銅貨3枚と付け加えた。 「 そーでもないんよ〜? 元手は、そうかかってないしなぁ 」 槍と身一つで、狩りに行って仕留めてきただけだ。 まぁ、この場で商いをするための費用は、 それなりにかかっているが、このまま 順調に客足が伸びれば、赤字ということにはならないだろう。 (43) 2021/10/20(Wed) 19:52:00 |
【人】 狩人 レーヴタント「 でもありがと〜 また、西の山で会った時は任せといてな〜? 」 だが、貰えるものは貰っておく。 1枚多い銅貨を受け取れば、にしし、と 悪戯っぽく声を震わせた。 「 それじゃあ、またね〜 」 受け渡しが済めば、 ひらひらと手を振って、その背を見送った。* (44) 2021/10/20(Wed) 19:52:02 |
【人】 狩人 レーヴタント「 おまちどーさん あとで、テオんとこの公演見に行くねぇ さっきは、近くで見れなくて残念だったからさ 」 ごくりと、焼けた肉を待ちわびている様子に、 ふふ、と嬉しそうな吐息を漏らして。 これは、おまけだよ。と おやつか、デザートで食べてと言うように、 手のひらで握って隠せる程の大きさの 赤い果実をぽん、と皿に乗せた。 「 これも、甘くて美味しいよぉ 」 満面の笑みを浮かべてくれたなら、 こちらも、嬉しそうににっこりと微笑み返した。** (46) 2021/10/20(Wed) 20:04:49 |
【赤】 狩人 レーヴタント暗闇の中にいた。 昼だけど、暗い闇の中。 当たり前だ。視力を失ったのだから。 悪夢との戦いで、失ったものの一つだ。 (*6) 2021/10/20(Wed) 20:42:09 |
【赤】 狩人 レーヴタントたくさんのものを失った。 父も、母も、悪夢の化け物になってしまって、 あの時は、創造主様が一緒に戦って、殺して、 最後は、綺麗な光に包まれて、消えていった。 それが3年程前のこと。 近所に住んでた爺様も婆様は、 悪夢になる前に、悪夢に殺された。 それが、2年前のこと。 (*7) 2021/10/20(Wed) 20:42:11 |
【赤】 狩人 レーヴタント視力を失ったのは、1年前のこと。 歌王の娘を助けた時に、不注意で失った。 毎日毎日、戦いに明け暮れて。 たぶんきっと、疲れていたんだ。 生きる為に、生きる糧を得る為に、 誰かを守るため、誰かを救うため、 振るってきた槍と炎は、もう何の意味も、 戦うことの意味も、見出せなくなって。 たぶんきっと、 もういい かなって。 (*8) 2021/10/20(Wed) 20:42:13 |
【赤】 狩人 レーヴタントあの日から、少しだけ身体が重くて。 10か月程前に、偶然、創造主様に逢った時 あの方は癒そうとしてくれたけど、 でも、勿体ないからって、断った。 俺は、浸食値なるものがあって、 それが(54)1d100だなんて知らない。 だってさ。 数十年前までは、一緒に戦った時も 力強い声と姿だったけど、1年ほど前は、 創造主様が、随分と弱弱しくなってたから。 (*9) 2021/10/20(Wed) 20:42:15 |
(a6) 2021/10/20(Wed) 23:42:24 |
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