情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新
[|<] [<<] [<] [1] [2] [>] [>>] [>|]
【秘】 宝石集め カリナ → 飄乎 シヴァ「 もしかして馬鹿? 」気遣いや謝罪よりも先に罵倒してしまったのはあなたなそう振る舞い続けるからつい釣られてあげたにすぎない。 無理していようがいなかろうが魂を摩耗させている事実はあるのだ、長く縁のある者としてお気楽な態度を取られて気が収まるわけもなかった。 「ちゃんと外そうとはしたのよね? 死にたがりでもあるまいし。 じゃあ今息苦しさは? 動悸目眩吐き気は?」 「このあと、今すぐにじゃなくていいけど、私に付き合えるかしら」 (-42) 2024/01/27(Sat) 21:15:35 |
【念】 宝石集め カリナ「全然、来てくれるって分かってたし。 ほら暖かくなる魔石もあるんだよ、名付けてカイロ石」 揺れる火のように光る宝石を取り出し微笑みかけ。 「こちらこそ改まらせちゃったしおあいこってことで。 あ、お腹空いてたら先に食べちゃう?」 本題を中々口に出せず勿体ぶるように先に紙袋を渡した。 この街に深い思い出があるわけでもない、なのにどうしてか郷愁を感じてしまうのは夢で聞いた幼い聖女の声のせい。 カリナにとってギルドの者たち以外に直近で仲良しなれた同性はあなたぐらいだ。 冒険者をするようになってから何度も会える人など減ってしまって。 だからと嬉しい再会を噛みしめていたいのに、いつもならかっこつけて自慢をするはずの口すら今ばかりは重くなっていた。 (!2) 2024/01/27(Sat) 21:51:09 |
【秘】 飄乎 シヴァ → 宝石集め カリナ「えっ俺ちゃん結構なお気楽バカですよ、 知らんかったカリナ嬢? …いやごめんてマジふざけてるわけじゃなくってェ 」「なんだろね、封印扱いでもされてンのか、 カリナ嬢の腕輪している内は全然ヘーキなんよ」 「ちな外すとぞわぞわします。素直にやべーを感じます」 笑顔のままだが空気がスンッ…となった。すぐに戻りはするのだが。これまでの交流で一回あったかなかったか、それくらいには彼としては珍しい様子だ。 「トーゼン俺ちゃんなりに色々やりましたァ〜。 結構東奔西走したンじゃね? あそこにいた魔女様ンとこにも行ったんだワ」 その他にも解呪に関して有名な教会なり学者先生のところなり、ザッと述べただけでも十は下らない場所を訪れ、調査・研究をしているらしい。 彼の一人旅は余暇が多く取られており、ひとつの町で少なくとも半月は観光なりをしていくのだが、挙げられた場所や調査内容を聞くに、ほとんどそうした時間は取られていないと思える。位置関係を考えれば、貴重な遠距離の転移魔法のスクロールだって使われていそうだ。 → (-46) 2024/01/27(Sat) 22:32:35 |
【秘】 飄乎 シヴァ → 宝石集め カリナ「まぁ何? 今のところの結論としては 古代技術のちからってすげー!って感じ」 「プリシラ嬢はー…なんだっけ、 条件付きで変質したんだから、解く方も同じで 何某かの条件付きなんじゃね?みたいに言ってたね」 調査結果をまとめると、ほとんど何もわかっていないに等しいということである。 「そんな感じで、俺ちゃん全力ではありますよ。 俺ちゃん素直に死にたくねェんだワ」 「っつってもこのお祭りの間は流石に気を抜くつもり〜。 お祝い事に死の気配持ち込むもんでもねェしね!!」 「ってコトでデートのお誘いはオッケーだけどォ、 そうだな〜、早くてたぶん夜? 食事の後くらい。 朝とかでも全然オッケ〜〜…えっなぁにカリナ嬢?」 (-47) 2024/01/27(Sat) 22:33:19 |
【念】 宝石集め カリナ「これ試作品で2日しか保たないからあげるよ」 石と紙袋を交換すればくしゃりと軽い音を立てて抱え持つ。 聞き馴染んだその声を聞いて自分もゆっくりと深呼吸をしながらいつもの調子に戻していった。 「よかった、その審美眼私の探知スキル以上だね」 一呼吸置いてあなたが気遣ってくれるのを感じる。 話さなきゃ、うじうじしているのもらしくない、自分もあなたの力になりたいって言うんだ。 (!4) 2024/01/27(Sat) 22:55:42 |
【念】 宝石集め カリナ「聖女様の話、昼間にされたでしょ。 ……私、なんだか他の人より聞こえる言葉が多くてさ。 定期的にあの痣を持った人達がどんな人なのかわかる みたい」 この街に来て、鮮明にすべてを思い出したそのとき。 聖女の言葉が頭に入ってきてその意味を理解した後。 一番はじめに聴こえてきたのがあなたのことだった。 「アンジュ。 あなたにその痣を光らせる力があるって本当?」 それは、転生者にとってはまるで。 「私ね……できたら光らせたく、ないんだ。自分の痣」 (!5) 2024/01/27(Sat) 22:56:40 |
【秘】 宝石集め カリナ → 飄乎 シヴァ「…………訂正する。大馬鹿なの? って」 怒ってないというには不貞腐れたような、なんとも複雑そうな気持ちをわかりやすく顔に出す。 呆れるようなため息はよく見せるがこのように心配するのは滅多にないことだろう、いつも難なく神様のお導きで平気な顔をしていたのだから。 「魂の封印……? 気味悪いったらありゃしない。 専門家に聞いたのなら私から言えることはあまりないわね。 手首切り落としてもだめなのかしら」 どんな手を使ってもあなたの命が助かるのならと、手段は問わないつもりだ。 だがもうそのあたりは思いついているだろうと話しかける口調は独り言のようで、続く言葉はあなたからの問いかけの返事になった。 「じゃあ朝にしましょ、ちゃんと夜更かししないで私に会いに来て頂戴。 なぁにって……じゃあデートでいいわよ。ついでに腕輪のメンテナンスもしてあげる。 待ち合わせは教会の前でもいい?」 (-50) 2024/01/27(Sat) 23:58:10 |
【秘】 飄乎 シヴァ → 宝石集め カリナ「俺ちゃん痛いのはいやぁ〜ん♡っつって、 ホントにどうしようもなくなったら選択肢としては アリっちゃアリには思ってンけどォ〜… 見込みとしては、ん〜〜ムリめ?」 「確定はしてないけど、遺跡見た感じだと執念深い、 かつ用意周到タイプっぽかったからサ、これやった人」 腕を切り落としても腕がなくなるだけで、解呪の効果はない見込みの方が高いとのこと。実に厄介なところに首を突っ込んだものである。 普段の彼なら、触らぬ神に祟りナシじゃんねとでも言って、人柄が分かった段階で途中退避をしてもおかしくないのにとは思ったかもしれない。 そうして。彼は自分からデートと言っておきながら、肯定されたそれには触れずに流し、待ち合わせについて二つ返事で了承を返していた。 もう二言、三言確認すれば、その日は解散していただろう。 → (-53) 2024/01/28(Sun) 1:58:29 |
【秘】 飄乎 シヴァ → 宝石集め カリナ 翌日朝の教会前。どちらが先に来たにせよ、それほど相手を待たせることはなかったはずだ。あなたがいつもと違ったのならそうはならなかったかもしれない程度だ。 「おはよーカリナ嬢〜、いい夢見れた? 俺ちゃんはぐっすりで何も見んかったワ〜」 特段昨日と変わった様子のない彼が、普段調子でひらと手を振った。 (-54) 2024/01/28(Sun) 1:59:36 |
【秘】 宝石集め カリナ → 飄乎 シヴァその朝、待ち合わせの時間通りに訪れればすぐにあなたの顔を見ることになった。 約束をやぶることは多分これまでもあまり無かっただろう、予定通りだと向き合えば白い息を吐いて。 「あなたのせいじゃないけれど、私も良い夢は見れていないわ」 悪い夢もねと続けながら一つの石を放り投げる、 仄かに赤く光って見えるその石は程よい熱を持っていてあなたの体を温めるだろう。 「二日ぐらいしかもたないけど持っていれば? カイロ石って名前」 自分で命名したそうだ。 (-58) 2024/01/28(Sun) 2:57:48 |
【秘】 飄乎 シヴァ → 宝石集め カリナ「悪い夢見てないンならよかったワ、っと。 えっ何、カイロ石? へー、あったかたかでいいじゃんね」 「名付けたってーと、んー…いや〜俺ちゃん海しか 出てこねぇワ。貝殻でも砕いて固めたァ? それよか分厚いヤツ削った方か」 軽く考察するも、「言ってみたけど違いそォ〜〜〜〜!!!」と最終的には大人しく鑑定スキルを使っていただろう。 「ってかマジで急になぁに? いやうれしいけどサ」 お返しを求めていないのはわかるが、何かプレゼントできるような物を持っていただろうかと脳内検索をかけつつ問いかける。彼としては、贈り物をされる心当たりが全くないもので。 (-61) 2024/01/28(Sun) 4:22:11 |
【念】 宝石集め カリナ「大袈裟、でも需要はあるかな」 ここも雪は積もるのだろうか、寒さはもっと厳しくなるのだろうか。 昔からちょっと風邪っぴきだったから、一人ぼっちにされても魔法や道具の扱いは嫌でも慣れることになったんだっけ。 一人でもこなせる様に、昔のあなたのような駆け出しを応援できるようになった自分をこれでも自慢に思ってる。愛想の悪さは治らなかったけどね。 いつからか辺りにデータのような英数字が見えはじめるようになった。 皆の視界と擦り合わせていくうちにそれが本来この世界では見えない数値として存在していることを知って。 それでもあなた達と出会った日々がゲームの世界だと、 今までの日常が非日常だと、気づいたのは本当に最近のこと。 (!8) 2024/01/28(Sun) 9:17:33 |
【念】 宝石集め カリナ「噂……は知らなかったわ。 でも消えてしまうのは、そうね」 本来この世界に生きるものにとっての視点がひしひしと伝わる。 消えてしまう、もう一度繰り返しても違和感のある言い方だった。 「その通りなんだと思う。 痣がこのままだったら私はこの世界からいなくなる。 ……他の人も私と同じかどうかはわからないけれど、きっと」 女神の言う理に触れないだろうか、声は震えたが痛みは訪れなかった。 あなたには正直に話したい。それでも禁を破るのは怖いしあなたに天罰が狙うのも嫌だったから、言葉選びは慎重になっていた。 「アンジュの気持ちを踏みにじりたいんじゃない。 私だって会えなくなるなんて嫌だよ!」 「だけど、……私はここに居たらだめなの」 「この世界から消えないといけないの」 それは死にたいという諦念でもなく。 世界の外へ行きたいという願望でもなく。 どこか切実な祈りのようにあなたへと伝えられた。 (!9) 2024/01/28(Sun) 9:23:00 |
【秘】 宝石集め カリナ → 飄乎 シヴァ「懐にいれる炉で、カイロよ」 全国で採れる火花石を加工したものだ。 懐、肌に触れても熱くないように火の代わりになるアイテムをいくつも試しているのだと女の口から解説された。 「勘違いしないで、試作品だから。 この時期なら売れるかと思って調整段階なの。 火傷はしないようにしたけど男性の懐事情は知らないから」 そう言い捨てて踵を返して歩き出す、朝の涼し気な風と店を準備し始める声が聞こえる広間を背に街の入口の方へ。 「早く行くわよ、朝霧が見えるうちに用を済ませたいの」 お目当てはこの地域に生息する植物からとれる朝露だそうだ。 (-64) 2024/01/28(Sun) 9:42:17 |
【人】 宝石集め カリナ誰かと似たように痣の話を努めて冷静を盗み聞きしていた。 女も露出が多い服の隙間からぱっと見で痣が見えていることはない。 しばらくじっとしていたが、エリーやアンジュ、プリシラが話しているレースの話には興味があるのかちらりと顔を向けて耳飾りを揺らし。 「…………」 無言で戻せば、盗み聞きを続行した。 (72) 2024/01/28(Sun) 9:52:20 |
【秘】 飄乎 シヴァ → 宝石集め カリナ「あーね、勘違いしましたァ〜。ん〜、いいンでね? 人間向けならこれ以上温度上げると 低温火傷する域に入るだろーし」 温度を下げるなら布でくるむなりで調整は利きそうだ。 「全然売れると思うワ。北よりもここらみたいに 四季のあるとこで売るンは実際オススメ」 曰く、北でも当然売れるのだが、その場合は観光地の方が良いとのこと。地元民や冒険者、元々防寒バッチリがち。 あなたも元々持っていた知識かもしれない。その場合は認識のすりあわせくらいで話されていた。この男は商人ではないが、各地で知人だけは多い故に知識は少なくない。 ヘーイと間延びした返事をし、特に文句もなくあなたについて行く。もし祭りを見て回るだとか言い出していたなら素っ頓狂な声を上げていただろう。 「この辺で朝露ってーと… 聖女様ゆかりの通称つけようとしたけど なんやかや定着しなかったヤツ?」 浄化・精製に使われる素材を涙以外の体液に例えるのは微妙だし、涙にするのも解釈不一致に思う信徒が多かったとかなんとか。地元民でもないのによく知っているものである。 (-65) 2024/01/28(Sun) 11:48:42 |
カリナは、エリーの視線に気づいたがぷいとそっぽを向いた。 (a10) 2024/01/28(Sun) 15:02:56 |
【秘】 宝石集め カリナ → 飄乎 シヴァ「……たまには為になること言うのね。 笑顔は得意じゃないからそっち方面でこれからもいくわ」 今まであなたの持っていた知識で改良した商品はいくつもある。 露店で売れなくとも卸売ならうまくいったりと、接客向いてないかもと愚痴ったのもいつの日やら。 「効果が確かでも付加価値がないとどれも地元の珍しい草の一言で終わりよね」 十分ほどで見つかるものをカリナはスキルを使って短縮することが可能だ。その上で鑑定まで使えばお目当てのものは比較的早くお目にかかれることになっただろう。 曰くその植物はたくさんの葉をつけ、花も咲かせる。 しかし、どれも同じように見える葉の中で数枚だけに妖精が加護を与えに来るという。 その葉から取れた朝露は浄化や治療薬の材料として重宝され取引されているそうだ。 「ついた。 ほら、外せないんでしょ。私の方の手首出して」 (-67) 2024/01/28(Sun) 15:28:30 |
【秘】 飄乎 シヴァ → 宝石集め カリナ「やっぴー褒めらりた〜! 俺ちゃん学者は名乗れンけど、 知識の総量だけなら歳の割には強めな自信あるんだワ」 たまにはと言われているが良いのだろうか? 良いらしい。本人の認識としてもたまにはなのである。 「ね、新しい文化て納得がないとマジ根付かん。 妖精の朝露で全然いいじゃんね、っとぉ、ハァ〜イ」 素直に袖をまくりつつ右手を差し出す。腕輪の状態は良い。いつに見ても手入れは欠かされていない。 こうしたことから窺えるように、根は几帳面で真面目なものだから。一見しての態度はふざけ倒していても、あなたとの縁が続いているのかもしれない。 ただ、留め具のあたりに少し傷がついていた。本当にわずかなものなのだが。想像するに、絶対に外れないように何かしらの対処をした際についてしまったのだろうと思える。 今は余計なものはなく、その傷ひとつ以外は元の状態だ。 (-68) 2024/01/28(Sun) 16:54:33 |
【秘】 宝石集め カリナ → 飄乎 シヴァ「む」 ものはいつか朽ちるとはいえどんなふうに扱ってきたかなど見たらすぐに分かる。 傷は細かくとも職人魂が整えたいと唸りそうになる。取り外せはしないからその腕ごと。 「……めっちゃ大事にしてるじゃん」 安い買い物ではなかったから、呪いのせいで外せないから。 そんな理由なのはわかっていても、あなたに大切にされている自分の商品を見て気が良くなるのは仕方ないと思う。 ――魔石の修繕には金も銀もいらない。 祈りを捧げるのはこの石に込められた力の源に対して。 「ティア・ピュリフィケーション」 あなたの腕輪に落ちた雫は水滴になることなく馴染むようにその藍に染み渡った。 その瞬間澄んだような気分になったかもしれないし、ミントガムを噛んだときのようなスッキリとした感覚で収まったかもしれない。 「ねぇ」 「呪いのせいで死んだら笑ってあげる。 だけど、そうじゃなくていなくなるつもりってある?」 (-69) 2024/01/28(Sun) 19:15:12 |
【秘】 飄乎 シヴァ → 宝石集め カリナ「え? 見た目気に入って買ったンだから 大事にするに決まってるじゃんよ」 何を当然のことを。という思考がまざまざと窺えるきょとん顔で返された。そこのほんの小さな傷だって彼はつける気なんてなかったのだ。 こうして理性が働いている内は。 こういう作業ってずっと見てられるよね〜だとか、あ〜いかにも清い感じの気配した〜〜なんて呑気に実況していたと思えば。話の転換を予感させる呼びかけに顔を上げることとなった。 「 えっっ。 俺ちゃんバカやったので死んでその時に笑ってくれるンは嬉しいけどさ、 えっっ? 俺ちゃんそんなに世を儚んでいるようにでも見えた??」 「いやうん違ェね、ダンジョンで力及ばず力尽きるつもりも 暗殺されるつもりもねェンだワって返しで合ってるゥ? 藪から棒にどったよカリナ嬢?」 (-77) 2024/01/29(Mon) 5:08:25 |
【秘】 宝石集め カリナ → 飄乎 シヴァ安堵と不安が同時に訪れる、あなたの言葉を鵜呑みにしたわけでもないが少しでもそんな様子を見せずにいてくれるから、今あなたの瞳と目を合わせられる。 「この先もっと危ないことをするだとか言われたら、 これから告白する私が浮かばれないじゃない」 一呼吸をしてあなたの手を逃がすまいと両手で握って。 「 私と付き合ってほしいの 」「すぐに断るんだったらこの祭りの間だけでもいい。 恋人としてあなたの彼女にしてくれないかしら」 (-84) 2024/01/29(Mon) 12:00:21 |
【秘】 飄乎 シヴァ → 宝石集め カリナ「え? ハイ。まず断るけどどしたん? フリが必要なら冒険者に依頼出すンは全然選択肢よ」 すぐ断りやがりましたね。女の子に告白をさせておいて返答に一切の迷いなし。まったくひどいヤツである。 とは言え後に続いた言葉からしても、あなたに恋愛感情があって告白したのだとは思っていない。あなたが予想していたよりも彼の第一声は跳ねなかっただろう。 「俺ちゃん急〜〜に、 この祭りが終わったら故郷のアイツかっこ概念に プロポーズするンだ…とか言いたくなったじゃんね」 握られた両手も、合わせられた視線もそのままに。一応、そんな相手はいないということを言っている。 彼を頷かせたとして、彼以外に困る誰かはいないということだ。 (-87) 2024/01/29(Mon) 14:11:46 |
【念】 宝石集め カリナ「……こんなこと言ってるのに、私を救ってくれるの?」 大事な友の目的は痣を光らすことではなく救うこと。 「ごめん、正直仲違いするのが怖かったから。 そんな風に言われると、やっぱ嬉しい。 言ってることぐちゃぐちゃだよね」 その意思を汲むには私は自分の意思を曲げられず、 否定し拒絶するにはあなたの心が酷く純粋に見えてしまっている。 「私は……」 私が救ってほしいのは。 本来此処に居るべきだった子。 一先ず大きく息を吸ってから片手をあなたに伸ばしてその手に触れようとする。 「皆が私と同じかはわからないけど。 似たようなことを考える人はいるかもしれない。 むしろ、救いの言葉を無視して攻撃してくる人がいるかもしれない」 「だからその……情報、共有とか。 出来る限りで、私もあなたの救いの手助けをさせてほしいの。 痣が光らせる覚悟は今の自分にはないけれど、一人で頑張らせるのも嫌。 ……虫がいいかな……?」 (!12) 2024/01/29(Mon) 18:54:43 |
【秘】 宝石集め カリナ → 飄乎 シヴァ「あなたの生まれは結婚式に指輪を揃える文化はあったかしら。一緒になるなんてまるで呪いみたいね」 あなたの返答にある程度の予想はついていた、それでもまるでテンプレートのように返されれば深い溜め息もつきたくなる。 「一応本気なのよ。あなた専用の依頼だもの。 でも結ばれるには急きすぎて、余裕もないのは確かね」 互いに真面目な麺を見せている同士、色恋に溺れるような性格は一切していないのは把握していただろう。 仮としてあったとしても表面に出すこともなければ、突拍子もなく冗談で言うような間柄でもない。 「……今がいい。 ……だって死んじゃうかもしれないし…… 」 (-100) 2024/01/29(Mon) 21:43:19 |
【秘】 飄乎 シヴァ → 宝石集め カリナ「バチくそかわいいお言葉もらっちゃったね、 カリナ嬢全然男落とせるよソレ」 「 ……えっっ、 パパが好きでもない人と無理やり結婚させようとしてくるのとか、 そういうの全然ない感じ??? マ????? 」「そういうのならダーレンの旦那に回すの 考えたンけどな… え?? マジにないの????? 」どうやら本気らしい。遅れてめちゃくちゃ驚いたしめちゃくちゃ確認をする。嘘でしょ。 リアクションがかなりオーバーなので、力強く握られていない限りは手は自然と離されていただろう。 一通り本気で驚き、落ち着きを取り戻せば彼はあなたに向き直る。 「本気でも何か他に目的があってもサ〜、 やめといた方がいいよこんなカス男。 死んじゃうかもって思ってンなら尚のコト」 「最後の思い出文法で好き放題やって、 別に死んでないのに一生カリナ嬢に見つからんように 動くのとかヘーキでやるもん俺ちゃん」 「でもそうね、」 (-104) 2024/01/29(Mon) 23:10:06 |
【秘】 飄乎 シヴァ → 宝石集め カリナ「…今からでもカリナ嬢が、パパの目を誤魔化す必要がある、 ってコトを思い出したりなんてしてェ。 ソレで結構縁のある冒険者の俺ちゃんに依頼したいとか 言ってくれるなら、俺ちゃん考えるかもしれんワ」 あなたが本気で彼のことを好いていて恋人になりたいと言うのなら、彼は最後の思い出作りに付き合って、以降姿を消すだろう。 他のことが理由の依頼とするのなら、姿を消すまではしない。そう言っているように聞こえる。 そう聞こえるというだけで、この自称カス男は恋人ごっこをするのならどちらにせよ姿を消す気だろう。 「つって、俺ちゃんは今まで通りくらいがいいンけども。 …ここまで聞いた上でサ、君はなんて言います?」 今まで通りにするなら、今まで通りに付き合いを続けるよ。この男はそう言っている。 あなたは自分の事情を捏造しても構わない。 (-105) 2024/01/29(Mon) 23:12:08 |
【秘】 宝石集め カリナ → 飄乎 シヴァ「他の男に渡そうとするなんて勿体ない事をするのね」 「嫌な男、そんな男だって納得できちゃうぐらいに。 でもそんな労力を割く必要なんて無いわよ」 目に見えるような落ち込んだ様子は見せず、手を退けられれば眉を下げて声色を震えさせた。 今欺かなければいけないのはパパの目ではないから。 「もう何も言わないから。 あなたみたいに誤魔化すのがお得意なわけじゃないし」 伝えることは伝えた、ならばもう無理にらしく振る舞って貰う理由なんてない。 あなたは気にしていないかもしれないけれど、もとより自分はこの瞬間から今まで通りで過ごせると思っていない。 だって時間が残されていないのは此方の方なのだから。 (-123) 2024/01/30(Tue) 12:16:12 |
【秘】 宝石集め カリナ → 飄乎 シヴァ「中々いい女のつもりだったんだけど。人生損してるわ」 耳飾りに触れないように髪をかけあげてわざとらしくため息をついてみせれば、視線を彷徨わせることなくそのサングラス越しの瞳を捉えようとした。 冬の朝特有の冷えた風が二人の間を通り過ぎたが女が気にしている様子はない。 「どうしてすぐ断ったの? アレルギーでも持ってたのかしら」 (-124) 2024/01/30(Tue) 12:17:50 |
【秘】 飄乎 シヴァ → 宝石集め カリナ「勿体ないけど勿体なくないよ。俺ちゃんと仲よっぴの いい女と俺ちゃんと仲よっぴのいい男がくっついて ハッピーになってくれたらすげーハッピーじゃんね」 自分の友達同士がゴールインするのは、彼的にはアリな話なのだ。 触れないようにと意識した動きをされた大きな耳飾り。この上ないほど似合っているが、お洒落だけで身につけるには少々邪魔くさいように思える。 震えた声、今でなくてもよかっただろう告白。あなたももしかしたら死の呪いに類するものでもあるのかもしれないとか、他にもいくらか想像をめぐらせて──そして知らないことにした。本当にずるい男だ。 さて問われれば、んー、と少し考え込んで。 「…俺ちゃん実は恋愛対象男なんよねって言うのと、 俺ちゃん実家が世間様にやべー怨み買ってるから 巻き込めんと思ってって言うのと、 その他のソレっぽい適当な嘘を言うのとならどれがいい? オッケーそんなクソ言うなら何も言わん方がマシね」 両手をあげてオーケーオーケー、大袈裟な動作で降参のポーズ。 → (-126) 2024/01/30(Tue) 14:24:29 |
【秘】 飄乎 シヴァ → 宝石集め カリナ「いや言うンけどサ、全部じゃないけど。 俺ちゃん行きたい所があるの。そこに行く為に 一生をかける気だから、恋人とか大事にできないンだワ」 全部じゃないと言ったくらいだ。行きたい所がどこかは、聞いてもはぐらかすだろう。雰囲気からして、相当行くことが難しい場所らしい。 「俺ちゃん基準で無責任なコトしたくないンよって話。 自分のコトしか考えてないのサ。 こんな自己中野郎になんてさっさと幻滅しといてね」 この男は自己中を辞書で引き直してくるべきではなかろうか。 真の自己中は、恋人は大事にしなくちゃいけないから他のことにかまける自分は誰かと付き合えないだなんて言わない。 「そんなとこカシラ。 …メンテありがと。あとはいい? 一緒に帰る? それともついでに何か素材とってく? なら手伝えるけど」 罪滅ぼしでもなく、普段もするような申し出がされた。あなたが今まで通りができなくても、彼はできるものだから。 人に対して、ずっとずっと線引きをして生きてきたもので。 (-128) 2024/01/30(Tue) 14:26:29 |
[|<] [<<] [<] [1] [2] [>] [>>] [>|]
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新