【秘】 『弥勒組』若頭 弥勒八咫朗 → 新人捜査官 空閑[甘えてくる相手は無条件で甘やかしてしまう。 それは慣れでもあり、本質でもあった。 だから、甘やかすなり、甘えてくれればそれはそれで丸く収まる、のだが。] 可愛くねーガキだな! [確かにそんな風に盛る赤ん坊がいてたまるか、って話ではあるのだが! それと同じく、開発なんぞされてたまるか、とは言わずとも思う。] ……はぁーーーー、 [それでもヤらねばならぬことがある。 準備、の言葉に深い深いため息ひとつ。 伸ばされた指先が無遠慮にも突いてくる場所は、生まれてこの方そういう意図で何かを触れさせたことなどたい場所なのだから、反射的にぞわりと首筋の後ろあたりが総毛立つようで。 しばしの逡巡の後、背を向けるようにごろりと半分転がって横になった。] ん。 [短く、促すような声をひとつ。 何が辛うじてマシかを検討した結果のことだが。 けれど、直後後悔することになった。] (-80) 2020/02/06(Thu) 23:01:07 |
【秘】 『弥勒組』若頭 弥勒八咫朗 → 新人捜査官 空閑 ひっ…… [ぬるりとした指先が触れた瞬間、びくりと肩を跳ねさせる。 それから半ば振り返って、その指先の主である青年を睨みつけた。] バカヤロー、 いきなり触るやつが……… [あるか、と言いかけた口が、そのまま固まる。 ほんとうに、ゔぁーじんなんですね。 きれいなかたち、してる。 数瞬かけて、言われた言葉を反芻する。 反芻、する。 ぐわ、と頬が赤く染まる。 それは、羞恥に似た怒りだ。] 余計なこと考えんなっつったろーが! 貸せ、自分でやる。 [怒りの原因は自分でも定かでないまま、青年の手にしたローションのボトルを引ったくって、雑に自分の手指を濡らした。 青年に背を向けたように横になったまま、指先でその場所の位置を測る。 躊躇ったのは、一瞬のことで、一呼吸後にはローション濡れにした指先を、ずぬりと己の秘所に突き立てた。] (-81) 2020/02/06(Thu) 23:01:43 |
【秘】 『弥勒組』若頭 弥勒八咫朗 → 新人捜査官 空閑 っぅ…… [こんな行為、早く終わらせてしまえと、急く気持ちが指先の動きも性急なものにする。 ぐにぐにと、力任せに蠢かせ、奥へ奥へと暴く。 ] ん…ふ…… [その様子が、背を向けたことで青年に丸見えであることにまでは、思い至らない。 そんなことを考える余裕がなかった。 他人の穴なら丁寧に時間をかけて解してやるのだが、どうせ自分の尻だと思えばやり方も雑になる。 内臓を撫でられるような感触にぞわぞわするが、自身の指であるだけ、動きの予測がつくだけまだいい。 そう思いつつ、2本めを足そうとするが。] はっ…はっ… [一本でも存外キツいものがあり、ベッドに身を預け、暫し休息を取る。 まだまだ、先は長いのに。*] (-82) 2020/02/06(Thu) 23:02:25 |
【秘】 新人捜査官 空閑 → 『弥勒組』若頭 弥勒八咫朗 え あ……すみません。 [可愛げがないって言われて素直に?謝罪を一言。 でも、実のところ僕はかなり若頭に甘えてると思う。 だって、若頭ならいくらでも逆転の方法を知ってるはずなのに 本当は嫌だと思うのにわがままを許してくれるから。 だから 思いっきり気持ちよくなってもらおう、とか 若頭の意に反するだろうことをこっそり誓ったりする。 嫌々抱かれて、嫌な思いが残ったままなんて僕が嫌だなんて。] どうします? [なんて促したら、どこか観念した様子で背中を向けて短い声。 背中の不動尊と目が合って、罰が当たったりしないかな、なんて余計な心配。] (-93) 2020/02/07(Fri) 0:50:12 |
【秘】 新人捜査官 空閑 → 『弥勒組』若頭 弥勒八咫朗[そっと触れたら短い悲鳴とともに腰が逃げた。 言わなくても触るのはわかっていると思うのに、初めてなら仕方がない反応。 そのまま、素直に感じたことを伝えたら 睨んでいた顔が瞬時に赤くなって、それまでと違う険の籠った声が飛んだ。 逆鱗に触れたかと体を離す。こういう時は流石に「その筋の人」と実感。] 流石に、調子に乗りすぎまし え? [謝罪が済む前に手にしていたボトルを奪われて、自分でという言葉に素直に見守ることにした。 けど 不慣れなうえに勢いで始めようとした手つきは思った以上にぎこちなくて 丸見えのその場所に食い込んでいく様子が辛そうで 一本でも慣らすのが大変なのに、すぐに二本目を足そうとして息が上がるのに 何とも言えない気持ちになってしまう。] (-94) 2020/02/07(Fri) 0:52:17 |
【秘】 新人捜査官 空閑 → 『弥勒組』若頭 弥勒八咫朗 ダメですよ弥勒さん……そんなんじゃ傷がついちゃいます。 初めてなんですから、無理に入れたら苦しいだけです…… [解そうとしている手元じゃなく、肘のあたりにそっと触れる。 離せと言われたらすぐに離すけれど、でも] 僕はね、性悪だって自覚はありますけど 抱く相手には気持ちよくなってもらう主義なんで 嫌かもしれないけど、ここは僕にさせてください。 [肘に触れていた手で、そっと抜くように促す。 抜くのを嫌がるとしても、その方が「楽」だって説得して。 指が抜けたなら、今度は僕が若頭の髪を撫でよう。] (-95) 2020/02/07(Fri) 0:53:43 |
【秘】 新人捜査官 空閑 → 『弥勒組』若頭 弥勒八咫朗 自分の体だからって、粗末に扱ったらだめです。 ゆっくり、馴染ませないと。 [そうして、今度はちゃんと一言声をかけてから、ローションをたっぷり纏わせた指で触れる。 口を開けた方が楽です、なんて、たぶん普段向こうが言ってるだろうことを告げて ゆっくり、馴染ませるように潜り込ませていく。] 痛く、ないですか? [ゆっくり、押して引いて捻って動かして、狭い中を少しでも広げるように。 余裕が出来たらローションを足して二本目を、やっぱりゆっくりと差し込んで 動かして、探って、男ならだれでも知ってる一点を探す。 気持ちよく、なんてきっと本意じゃないだろうけど 気持ちよくなってぐずぐずになって、何も考えられなくなってしまえばいい。 でなければ、きっとこれは、若頭にとって傷にしかならないから。 どっちにしても黒歴史と言われたらそれまでだけど。**] (-96) 2020/02/07(Fri) 0:55:44 |
【独】 新人捜査官 空閑/* どうしようまだ突っ込んでない(おい まあ、明日頑張ってそこまで行けたらいいなー。くらいの。 多忙なだいちさんと遅筆な僕だからね、しょうがないね…… みんなどこまで頑張ってるんだろう…… (-97) 2020/02/07(Fri) 1:05:09 |
【秘】 『弥勒組』若頭 弥勒八咫朗 → 新人捜査官 空閑 …さわんな、 [触れてくる掌が、厭わしいと言うほどではないが、うまくいなす余裕もなくて。 つい、きつめの音になってこぼれ落ちた言葉は、代わりにその手を振り払う。 けれど、その方向性がズレているとは言え、この青年は恐らく俺を抱く一点については誠実だろうとも思うのだ。 傷をつけるなという一方的な約束も、本気で守るつもりでいる。 それに、はっきり言って悔しいことに。] 初モノの扱いはお前の方が上なんだろうな… [その初モノが、己であることは一旦脇に置いておくとして。 初モノ嫌いというわけではない。 ]…余計なこと、考えんなっつってんだろ… 気持ち良くなんて、必要ねぇ。 [悪態つきながら、それでも最終的には促す手に従って、指を抜く。 ぞわぞわとした感覚に、抑えた声がひとつ、ん、と転がり落ちた。 それを宥めるためか、頭を撫でてくる気配。 女扱いすんじゃねぇ、と言いかけた言葉は、しばらく前にされた、ゲイだとのカミングアウトを思い出されれば形なす前に霧散した。] (-143) 2020/02/07(Fri) 19:02:31 |
【秘】 『弥勒組』若頭 弥勒八咫朗 → 新人捜査官 空閑[撫でられるを甘受していれば、青年は何を思ったか。 労わろうという気配は伝わってくるのだ。 これが、己の欲れのままに暴こうとする態度なら、こんな大人しく抱かれてやったかは怪しい。 やりにくいと言えば、やりにくい。 甘やかすのには慣れているが、逆はからきしだ。 そんなものは、30年も前に置き忘れたような話、すっかり忘れてしまった。] …は……んん、 [他人の指先に、己の胎内を暴かれるような感覚は、恐怖とも嫌悪ともつかぬ何かとなって己を苛んでくる。 ぞわぞわとした感覚を逃すように、吐息をこぼしてはその音が耳障りで、目の前の枕に顔を埋めた。 気持ち悪い、違和感ばかりを感じていたうちは良かった。 ただ、耐えれば良いならそれは慣れた感覚だ。] 痛く…ねぇ、 [くぐもった声で、返した言葉は聞こえたか。 嗚呼。 殊更に丁寧に開かれている。 これなら確かに、傷はつかないだろう。 傷を残すななんて約束をしたのは、生娘みたいな思考ではない。 俺の体に傷ができただけで、腹を切りかねない連中がいるからだ。 ] (-144) 2020/02/07(Fri) 19:03:03 |
【秘】 『弥勒組』若頭 弥勒八咫朗 → 新人捜査官 空閑 ん、んぅ、…… [それでも、いっそ痛い方がマシだったんじゃないかと思い始めたのは。 胎内を蠢く指に慣れ始め、その質量を増やされて。 違和感以外の何か、が…、] 、ふ……ッぅ、 [ぞくりと駆け抜けた電流を抑え込むように、腹に力を込めれば挿しこまれた指もきゅうとしめつけてしまう。 顔を埋めた枕を噛む。 気づかれたくない、悟られたくない。 まだ、“それ”に、名をつけたくなかった。 まだ。 びくりと跳ねかけた身体を無理やり抑え込むように、背を丸める。 爪先が急と丸くなり、ほんの少しだけシーツを乱すようにもがいた。 酷く、触れられたくない一点があった。 指先がそこを掠めることを繰り返すたび、焦燥感は募る。 “それ”が何だか、俺は知っていた。 だから、言い訳を探すように、何かから逃げるように、片手を己の分身に伸ばす。**] (-146) 2020/02/07(Fri) 19:03:36 |
【秘】 新人捜査官 空閑 → 『弥勒組』若頭 弥勒八咫朗[触れようとすれば剣呑な気配を撒く、そんな若頭に無理を強いるつもりはなかった。 初物なんて若頭の方がきっと多く扱ったと思うのに 初物として扱われるのは一生に一度だけれど ]余計なことじゃないです。 言い方を変えましょう……少しでも「まし」なように。 [気持ちよく、っていうのは結局、痛みや羞恥を忘れさせるための物。 それを少しでもましなものにするためなら、多少は受け入れてくれると思いたい。 指が抜かれたのを見て髪を撫でる。 また怒られるかと思ったそれはそのまま受け入れられて、僕は少しだけ安心した。 こんな状況じゃなければ、相手が僕じゃなければ だからせめて、負担は軽くしたいと思った。 セックスは遊びと決めている。 こんな風にタチを攻め落とすときには遠慮なく無理に暴くこともある、けど 若頭にそんなことはしたくないって、どういうわけか思っちゃったから。 甘えてほしい。 甘え方を知らない僕の代わりに。 ] (-150) 2020/02/07(Fri) 21:14:29 |
【独】 新人捜査官 空閑[僕は甘え方というものを知らない。 爺さんも父さんも厳しく育てたし、母さんはそれに逆らわない。 厳しさは愛情という人もいたけれど、思い通りにしたかっただけ。 甘えるな、と二言目には言われて、自分を抑えることだけを覚えた。 優秀であることを求められ続けて 弱みを見せることは許されなくて 抑圧された感情は、こんな風に他者を食い散らすことで発散された。 自分が貰えなかった、甘えるということを他に許して 甘えるにはどうすればいいのかを、教えてほしくて。] (-149) 2020/02/07(Fri) 21:15:32 |
【秘】 新人捜査官 空閑 → 『弥勒組』若頭 弥勒八咫朗 痛くないなら、いい、です…… [短く返ってきた言葉にそう返して先へと進める。 吐息が掠れ始めているのは悪くない証拠だと思うから 僕の物は多分標準サイズだから、無茶をしなければ傷つくことはない、はず。 指を増やして中を探る、何もかもを吹き飛ばす一点を] っ…… [短く零れた声はすぐに噛み殺される。 背を丸め、爪先を丸めて抑え込むような動きと、指先を締め付ける感覚 見つけた、と声には出さず、強くも触れず 数度掠めさせればもがくように若頭の体が震える。 手が中心に伸びていくのは止めたりはしない。] (-151) 2020/02/07(Fri) 21:16:38 |
【秘】 新人捜査官 空閑 → 『弥勒組』若頭 弥勒八咫朗 ……せっかくだから、面倒なことは忘れちゃってください。 大丈夫、僕しか見ていません。 [さあ、と小さく囁いて、掠めるだけだった一点を強く刺激する。 ゆっくり、抜き差しを繰り返しながら指を広げて、隙間に三本目の指を潜り込ませる ここまで飲み込ませれば、僕の物も入る、と思う。 自分の物に手を出す余裕は若頭にあるだろうか。 分身に絡ませているだろう手に僕の手を重ね、まとめて擦り上げて。 中と、前と、同時に追い込んでしまおうと。*] (-152) 2020/02/07(Fri) 21:17:59 |
【秘】 『弥勒組』若頭 弥勒八咫朗 → 新人捜査官 空閑 、ふ……ふ、ぅ [触れたそこは、熱を持って、濡れていた。 くちゅ、と粘度の高い音がして、慣れた快感に安堵する。 気持ち良いのは当たり前。 男なのだから。 ちゅく、ちゅこ。 控えめに、擦り上げる。 腰が時折揺れるのは、そのせいだと。 誰に言い訳しているのだろう。] ぁ、あ゛…ッ [強く抉られ、体の中心が、ビリビリと痺れるように錯覚する。 ただ、己の(多分平均よりはデカい)イチモツを握りしめるようにして、びくりと腰を跳ねさせる。 喘ぎを飲み込ませた枕の隙間から、ふーっと荒い息が漏れ出す。] (-180) 2020/02/07(Fri) 23:55:30 |
【秘】 『弥勒組』若頭 弥勒八咫朗 → 新人捜査官 空閑[中を広げられると同時、重ねられた手が、一度止まっていた自身への刺激を促す。] あ、あ゛、あ゛っ ま…待て、動かす、な…ァっ [びくびくと震えながら、切れ切れに零す訴えは、中々形をなさず。 程なくして、強制的に叩き上げられたような心持ちと共に、絶頂に押し上げられ、精を放つ。] ッ……っ、 声を上げるのが苦手で、飲み込みながら、ぐっと、背を丸めて跳ねる体から弾ける快感をいなす。 前を使ってイったから、若干思考はクリアーだ。 それでも。] は… ぁ……あ゛…───、 …くそっ…たれ… [ついた悪態は、予想以上に力なく。 けれど、馬鹿になるにはまだ、今ひとつ足りないのだ。*] (-183) 2020/02/07(Fri) 23:56:12 |
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